カップル
人間関係 |
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カップル(couple)とは、一対の存在のこと。特に、夫婦(結婚)、婚約中、恋人同士、恋愛などの関係にある一組の男女、あるいは、男女に限らずそうした関係にある2人のこと。
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[編集] 概説
ラテン語で「結びつき」を意味するcopula(コプラ)に由来する。この語はフランス語でcouple(クプル)となり、英語に伝わりcouple(カップル)となった。本来は、一組になった2つのもの(一対)全般を意味する。もともと、特に一組の男女という意味はない。例えば物理学・化学等の分野では現在でも無生物に関して「カップル○○」「カップルした○○」という表現はごく当たり前に用いられている[1]
人に関して言えば、近年では、同性愛者であることを公にしている人々も多いため、同性同士のペアであってもcoupleと呼ばれることが多い。だが、数的に見れば、男性と女性の組み合わせが多いため、結果として、この語は、好意を寄せ合っている二人一組(特に夫婦や恋人関係にある人たち)について用いられていることが多い。
ある2人をカップルにすることをカップリングという。
日本では「カップル」という表現が使われる以前には、「アベック」という語が長期間使われていた。ところが、フランス語のavecは前置詞であり、「~とともに」という意味しかない(英語のwithに相当)ので名詞にはなり得ない。フランス人に「アベック」と言っても通じないし、フランス語の辞書にも掲載されていないので、注意が必要である。一部の日本人だけが使っている誤った外国語である。
昭和の中頃までは、まだ海外渡航経験のある日本人が少なく、外国語を話せる者も限られていた時代には、誤った和製外国語や和製カタカナ語が多数存在したが、"アベック"もそのうちのひとつであり、1960年代にトニー谷司会の「アベック歌合戦」というテレビ番組が人気を博すころには、"アベック"という語が日本人の間にすっかり定着した。その後、日本人の海外渡航経験も増え、外国語を学ぶ人も増えたのをきっかけに「カップル」が主に用いられるようになり、日本語名詞としてのアベックは死語と化した。
[編集] 各国のカップル
カップルの関係は国ごと時代ごとに様々である。カップルがやがて関わるであろう法制度も国ごとに異なっている。
男女の場合、概して言えば結婚制度、内縁などといった慣習があるわけである。
(世界の他の国と比較して)珍しい法体系になってきている国を挙げると、現代フランスではカップルは親密な関係の期間が長くなっても、PACS(Pacte civil de solidarité 民事連帯契約)、コンキュビナージュ(一種の内縁だが日本のそれとは異なるもの)、 mariage(結婚)などから自分たちの関係を選ぶことができるようになってきており、最近では結婚という制度は選ばないフランス人が半数以上になった。
[編集] 日本のカップル
[要出典]日本では、カップルを対象にしたイベントも多く、特にクリスマスやバレンタインデーなどが近づくと、それらをターゲットとした商品や優遇されるプランなどを掲げた商戦が多く繰り広げられる。
[要出典]しかし、良い面ばかりを挙げられることがある反面、人目をはばからない言動を繰り返し、周囲に不快感や失笑を与えるカップルも多い。このようなカップルをバカップルと揶揄することがある。
[編集] さまざまなカップル
[編集] 注、出典
- ^ 注: 例えば以下のような論文のタイトルでも用いられている。
- 大瀧 昌子 , 本庄 春雄 , 坂口 英継(2001)「 29pZC-10 カップルした格子における樹枝状形態」
- 前田 真吾 , 原 雄介 , 秋元 琢磨 , 橋本 周司 (2010)「21pPSB-46 化学反応波とカップルした高分子ゲルの運動について(21pPSB 領域11ポスターセッション,領域11(統計力学,物性基礎論,応用数学,力学,流体物理))」
[編集] 関連項目
[編集] 関連文献
- 竹下修子(2001) 「国際結婚カップルの異文化適応と結婚満足度 : 台湾に居住する夫台湾人・妻日本人の場合」
- 渡邉泰彦(2006)「第二報告 ヨーロッパにおける同性カップルの法的保護」
- 津田 智史 , 小林 茂雄(2006)「線状に滞在するカップルに求められる他者との距離」
- 大島 梨沙(2007)「フランスにおける非婚カップルの法的保護(2・完):パックスとコンキュビナージュの研究」
- 中村恵(2007)「アメリカにおける同性カップルと生殖補助医療によって生まれた子との親子関係」
- 丸山 マサ美「不妊症カップルの生殖補助医療に対する態度研究 : 子供の有無とジェンダーの視点から」