永井一郎

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ながい いちろう
永井 一郎
プロフィール
出生地 日本の旗日本大阪府池田市
血液型 A型
生年月日 1931年5月10日
現年齢 78歳
所属 青二プロダクション
活動
活動時期 1959年 -
声優テンプレート|カテゴリ

永井 一郎(ながい いちろう、1931年5月10日 - )は、日本の男性俳優声優ナレーター大阪府池田市出身。所属事務所劇団三期会東京俳優生活協同組合同人舎プロダクション東京アーチストプロを経て、現在は青二プロダクション

代表作に『サザエさん』(磯野波平役)、『宇宙戦艦ヤマト』(徳川彦左衛門佐渡酒造役)、『機動戦士ガンダム』(ナレーター、デギン・ソド・ザビ役)、『うる星やつら』(錯乱坊役)、『じゃりン子チエ』(小鉄役)、『YAWARA!』(猪熊滋悟郎役)、『ど根性ガエル』(町田先生役)、『ゲゲゲの鬼太郎』(1作目、3作目)(子泣き爺役)など。

吹き替えでは『スター・ウォーズ』シリーズ(ヨーダ役)、『ハリー・ポッターシリーズ』(アルバス・ダンブルドア役)などがある。

目次

[編集] 来歴

大阪教育大学附属高等学校池田校舎京都大学文学部仏文科卒。大学時代に演劇を始め、卒業後は役者を志して上京。俳優の養成所に通いながら、広告代理店電通に2年間勤務。養成所を卒業し、愛川欽也俳優座の3期生が集まって結成した劇団三期会に参加。この三期会がアメリカのテレビ映画スーパーマン』にユニット出演していたため、永井も吹替の仕事を始めるようになったという。三期会では25歳と最年長だったため、当初から舞台でも中年や老人の役が多かった。特に海外ドラマローハイド』の老カウボーイのウィッシュボン役が老け役専門になる決定的な出来事だったと語る。以後、声優の仕事でスケジュールが埋まり、舞台や映画の仕事をやれなくなり、自然と声優専業となっていった[1]

2009年第3回声優アワード功労賞を受賞。

[編集] 特色

サザエさん』の磯野波平を始め、数々の作品に出演する日本声優界の重鎮の1人。アニメ・吹き替え・特撮作品など幅広い分野で活躍。独特の味のある声質を生かして、暖かみのある役柄や威厳ある役柄、『ポケットモンスター』のナンバ博士のような狡猾な悪役、身分の高い役柄まで多彩な役柄を演じ、芸風の広さを強調した。かつては青年役も演じていたが、加齢に伴い中年・老人の役を演じることが多くなる。

アニメでは、1962年の『アラビアンナイト・シンドバッドの冒険』が初めての出演だった。1963年のテレビアニメ『鉄腕アトム』にもゲスト出演していたが、1964年の『ビッグX』の博士役が初レギュラーとなり、アニメ黎明期から活躍している。その後も、『サザエさん』の波平をはじめ、多くのヒット作品に出演。『機動戦士ガンダム』や『うる星やつら』などのヒットアニメだけでなく、バラエティ番組でナレーションを勤めることも多い。

フジテレビ『プロキング』で声優121人が選ぶNo.1声優第4位に選ばれた。主な投票理由は「声を変えずにキャラクターを変える演技力」。

[編集] 人物像

[編集] 声優業の擁護

東野英治郎から「洋画の吹き替え、アニメのアフレコなど自分の尺で演技出来ない、芝居とは呼べない外道の所業」と声優がバッシングを受けた時、猛烈に反論して論駁し声優仲間たちの立場を守った。

1988年には「オール讀物」で「磯野波平ただいま年収164万円」と題した記事でアニメ出演料の安さを訴えている。その後、声優360人を代表して野沢雅子内海賢二らと共にアニメがビデオ・DVD化された際に音声制作会社に声の使用料の支払いを求める訴訟を起こし2004年に勝訴している。

[編集] 性格・趣味

若い頃から波平のように短気で頑固な性格で、なおかつ妥協を許さない性格であり、自分の役柄に納得いかなかった時は、かっとなって台本を叩き付けて帰る事もしばしばあったという(本人の弁[要出典])。

仕事場には常に背広を着て来ることについて、古谷徹ら多くの同僚声優が言及している。

フラメンコギターの演奏が趣味である[2]

[編集] 電通時代

電通勤務の当初はアルバイトで、京大卒ということが上司に知れると正社員にされるかもしれないと懸念した永井は、高卒であると嘘を言っていた。しかし京大卒ということが知られると、永井の懸念通り無理矢理正社員にされたという[3]

[編集] 出演作品との関わり

サザエさん
著書『バカモン!波平、ニッポンを叱る』(新潮社刊)の中で「『サザエさん』をやってた時でも年収は160万円ぐらいだった」と告白している。
『サザエさん』で2代目磯野カツオを担当した高橋和枝の葬儀の席では、弔辞を朗読。この中で、波平がカツオに怒鳴る様な口調で「こら、カツオ!親より先に逝ってしまう奴がどこにおるか!!」「カツオ、桜が咲いたよ。どうだ、散歩にでも行かんか」と呼び掛けた。永井は弔辞を冷静に語ろうとしたが、感極まって涙声になった。
機動戦士ガンダム
『機動戦士ガンダム』においては、ナレーターやデギン、ドレン等名有りのキャラクターの他、ホワイトベースに乗り込んだ避難民など、数十人に及ぶ端役の声(主に老人役)を担当している。第13話では、「難民キャンプの老婆」役を、性別を超えて担当している。またガンダムブームのさなか、ラジオ番組『アニメNOW!』内でガンプラのCMのナレーションと歌を担当した。歌詞は「ガンダムは走る、ガンダムは戦う、ガンダムは耐える」という内容であった。
アニマックスで放送された『機動戦士ガンダム30周年記念 みんなのガンダム 完全版』において永井のナレーションから「演じたキャラクターが最多」という事を語っていた。

[編集] 出演作品

[編集] テレビアニメ

[編集] OVA

[編集] 劇場版アニメ

[編集] ゲーム

[編集] 吹き替え

[編集] 特撮

[編集] ラジオ

[編集] CD

[編集] 著書

  • 朗読のヒント 蕗薹書房(1999年2月)
  • バカモン!波平ニッポンを叱る 新潮社(2002年3月)
  • 朗読のススメ 新潮文庫 (2009年6月)

[編集] その他

  • サミットストア(サミット博士)
  • シャルル・デュトワの若者に贈る音楽事典(指揮者シャルル・デュトワ)
  • 人気アニメ大行進(テレビ朝日)
    • 弁士とアニモグラ(番組マスコット)の声の2役。

[編集] ナレーション

[編集] CM

[編集] 舞台

[編集] 脚注

  1. ^ 『アテレコ人生半世紀』(ラジオの項を参照)にて、永井自身がコメント。
  2. ^月刊OUT』インタビュー
  3. ^ 2002年7月19日テレビ朝日系『徹子の部屋

[編集] 参考文献

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク