フィフス・エレメント

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内, 検索
フィフス・エレメント
The Fifth Element
監督 リュック・ベッソン
脚本 リュック・ベッソン
製作総指揮 リュック・ベッソン
ロバート・マーク・ケイメン
出演者 ブルース・ウィリス
ミラ・ジョヴォヴィッチ
音楽 エリック・セラ
撮影 ティエリー・アルボガスト
配給 ゴーモン フランスの旗アメリカ合衆国の旗
日本ヘラルド映画日本の旗
公開 1997年5月7日フランスの旗
1997年5月9日 アメリカ合衆国の旗
1997年9月13日日本の旗
上映時間 126分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
フランスの旗 フランス
言語 英語
製作費 9000万ドル
allcinema
キネマ旬報
AllRovi
IMDb
テンプレートを表示

フィフス・エレメント』(英題The Fifth Element仏題Le Cinquième élément)は1997年フランス映画Gaumont製作のSF映画アクション映画

主演はブルース・ウィリス。女優ミラ・ジョヴォヴィッチの出世作でもある。1997年5月9日プレミア公開。監督はフランス人のリュック・ベッソン。近未来の地球と他の惑星を舞台にしたスペースオペラで、脚本は監督のリュック・ベッソンが16歳の時に考えた物語を基にしているという。衣装をジャン=ポール・ゴルチエが担当した。

目次

[編集] スタッフ

歌:インヴァ・ムラ(ソプラノ。なお、フィルムではInva Mulla Tchakoとクレジットされているが、Inva Mula)
指揮:フレデリック・シャズラン

[編集] 製作の道のり

リュック・ベッソンは子供の頃から暖めていた『フィフス・エレメント』を映画化すべく行動するが、資金の関係で実現不可能と解り(実際に映画化寸前まで話は進行していた)解決案として低コストで別の映画を製作し、それを本作品の資金の足しにする計画を立てた。その為に、リュック・ベッソンは2日で『レオン』の脚本を完成させる。最初は資金の足しにするつもりであったが『レオン』は大ヒットし、最高のスタッフ・条件で本作を制作する事が可能になった。

ベッソン作品には常連であったジャン・レノは出演予定では無かったが、ベッソンの計らいにより声のみで登場すると言う形になった。

[編集] 登場人物


注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。


コーベン・ダラス(ブルース・ウィリス
本作の主人公、タクシー運転手で元軍人。あらゆる武器を使いこなせる武器のエキスパート。退役時は少佐(大統領の発言より)。勤務中に空から降ってきた謎の女性リー・ルーを助けた事により、彼女を巡る争いから地球の存亡をかけた戦いに巻き込まれてゆく。
リー・ルー(ミラ・ジョヴォヴィッチ
本作のヒロイン。フルネームは「リルミナイ・ダラビナベナチャイ・エバデセバド」。突如空から落ちてきた、オレンジの髪を持つ謎の女性。リンドバーグ大統領らにより肉体を再生させられたが、パニックを起こし研究施設を脱出、コーベンと出会う。その正体は、悪を滅ぼす武器のキーである5番目の要素(フィフス・エレメント)“愛”。残りは四大元素(水・火・土・風)。最初は大昔に宇宙で使われていた言語しか話すことが出来なかった。DNA配列が人間よりも複雑で、学習能力が人間よりも遥かに高い。
ゾーグ(ゲイリー・オールドマン
フルネームは「ジャンバティスト・エマニエル・ゾーグ」。本作の悪役。といっても後述の通り主人公たちとの接点は非常に薄い、変わったタイプの敵である。頭の半分を坊主にしプラスティックの様なもので覆うという妙な髪型をしている。足が悪く器具をつけてるため、歩き方も不自然である。哲学的な面もあるが、コーネリアス神父に生と死についての独自の持論を展開したあと、果物を喉に詰まらせて死にかけるなどドジな面もある。 雇われ主のミスター・シャドーに頭が上がらず、恐れている。
コーネリアス神父イアン・ホルム
遥か昔からフィフス・エレメントの誕生を待ち続けてきた者たちの子孫。リー・ルーに宇宙の歴史を学ばせ宇宙を救う者としての教養を身につけさせるという反面、目的の為ならば手段を選ばず、敵ではないコーベンを騙しもする。
ルービー・ロッド(クリス・タッカー
フロストン・パラダイス行きの宇宙船の中で遭遇する、ラジオ番組の司会者。ラジオなので映像は無いのだが、派手で無意味な衣装を着ている。懸賞の当選者であるコーベンに(半ば強引に)付き纏う。ハイテンションの高音・高速トークが特徴。オカマ言葉を使い、口癖は「Oh My God」「グリーン!」。
パッコリー教授(ジョン・ブルータル
ピラミッドの壁画の秘密を解読している教授。
ビリー(ルーク・ペリー
パッコリーの助手。
ライトアーム(トリッキー)
ゾーグの片腕ともいえる存在。
司祭(ジョン・ベネット
先祖代々モンドシャワン人に仕えてきた男。壁画の秘密を知りすぎたパッコリーを水に毒を入れて毒殺しようとした。
マンロー将軍(ブライオン・ジェームズ
リンドバーグ大統領(タイニー・リスター・Jr
統一宇宙連邦の大統領。
オペラ歌手ディーヴァ(マイウェン・ル・ベスコ
フロストン・パラダイスで行われるオペラの歌手。数本の触手を頭と背中から生やした、光沢のある青色の肌をしている。本来の目的はあるものを渡すため、連邦政府の人間に会うこと。

オペラ歌手ディーヴァの声(インヴァ・ムラ

ディーヴァの歌唱中にアクションシーンが入る。そのスタートと攻撃のタイミングは、それまでの「愛のささやき」から一変したリズミカルな「ディーヴァ・ダンス」と一致している。
強盗(マチュー・カソヴィッツ)
コーベンの家に押しかけて銃を突きつけるが、不意を突かれて反撃される。
ジャン・レノ(声のみの登場)

[編集] 日本語吹き替え版キャスト

役名 DVD Blu-ray Disc テレビ朝日 日本テレビ
コーベン・ダラス 大塚芳忠 野沢那智 安原義人
リー・ルー 松本梨香 愛河里花子
ゾーグ 山寺宏一 磯部勉 佐古正人
コーネリアス神父 大木民夫 佐々木梅治 永井一郎 小林恭治
ルービー・ロッド 山寺宏一 三ツ矢雄二 山寺宏一
パッコリー教授 辻親八
ビリー 伊藤栄次 庄司将之 小野健一 小杉十郎太
司祭 稲葉実
マンロー将軍 坂口芳貞 廣田行生 藤本譲 阪脩
リンドバーグ大統領 玄田哲章 斎藤志郎 内海賢二 有本欽隆
フォッグ 根本史紀 室園丈裕
  • テレビ朝日版
その他の声の出演:加瀬康之平野稔岩崎ひろし廣田行生内田直哉小室正幸竹口安芸子石井隆夫松本大楠大典林佳代子海老原英人朴璐美土田大小池亜希子山門久美よのひかり小野塚貴志高森奈緒
日本語版制作スタッフ:演出:小山悟、翻訳:武満真樹、調整:金谷和美、効果:サウンドボックス、制作:ケイエスエス
初回放送:2002年4月14日日曜洋画劇場
  • 日本テレビ版
その他の声の出演:子安武人佐々木優子水野龍司石波義人荒川太郎徳丸完糸博長島雄一浅野まゆみ島香裕小山裕香掛川裕彦斎藤志郎清川元夢沢田敏子大友龍三郎渡辺美佐藤巻絵里子樋浦茜子幸田夏穂児玉孝子山野井仁遠藤純一
日本語版制作スタッフ:翻訳:石原千麻、演出:中野洋志 、調整:蝦名恭範 、効果:南部満治 、録音:浜松町スタジオ、 、制作:乃村守蔵(ACクリエイト) 、プロデューサー補:野地玲子、村井多恵子 、プロデューサー:宮崎啓子、北島有子(日テレ)

[編集] その他

  • 時代設定:1914年・2214年
  • SFアクション映画だが、コメディがふんだんに盛り込まれているため「SFアクションコメディ」というジャンルの位置づけに当たるというファンもいる。
  • ダラスは1日に吸うタバコを4本と決めているが、白(葉)の部分が極端に短いため結局4本合わせてキングサイズ1本分、またはそれ以下である。
  • リー・ルーが再生された際、白のバンドが巻かれたが何故かパンツも追加されている。
  • ゾーグが今作の悪役だが、主人公とあまり接点がない。主人公のタクシー会社の親会社の社長であったり、フロストンパラダイス行きの船のエレベーターですれ違っただけである。
  • ジャン・レノの声はルービー・ロッド(クリス・タッカー)の登場シーンで効果音として「ジェミナイ(Gemini)」と発言している。
  • 今作でヒロイン役を射止めたミラ・ジョヴォヴィッチは、一度今作のオーディションに落ちている。その後、リュック・ベッソンがロサンゼルスに滞在しているとき、単独で再び乗り込み役を得た。しかし、どのようにして役を得たかは様々な憶測が飛び交っている。余談ながら、ミラは映画公開後ベッソン監督と結婚。
  • テリー・ビッスンによるノベライズが発売されている。こちらはロッドの名前が「ロック」になっていたり、ダラスとゾーグが対面するシーンがあるなど元の映画とは微妙に内容が異なっている。
  • ハドソンより、プレイステーションにてゲーム化されている。

[編集] Blu-ray Disc/DVD

パラマウント ジャパンよりBlu-ray Disc/DVDの2フォーマットをリリース。

  • Blu-ray Disc
    • フィフス・エレメント スペシャル・エディション
  • DVD
    • フィフス・エレメント ※通常版
    • フィフス・エレメント アドバンスト・コレクターズ・エディション ※DTS音声版

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク


個人用ツール
名前空間
変種
操作
案内
ヘルプ
ツールボックス
他の言語