無敵鋼人ダイターン3
| 無敵鋼人ダイターン3 | |
|---|---|
| ジャンル | ロボットアニメ |
| アニメ | |
| 原作 | 矢立肇 富野喜幸 |
| 総監督 | 富野喜幸 |
| 脚本 | 荒木芳久、星山博之 吉川惣司、松崎健一、他 |
| キャラクターデザイン | 塩山紀生 小国一和 |
| メカニックデザイン | 大河原邦男 |
| 音楽 | 渡辺岳夫(作曲) 松山祐士(編曲) |
| アニメーション制作 | 日本サンライズ |
| 製作 | 名古屋テレビ 創通エージェンシー 日本サンライズ |
| 放送局 | 名古屋テレビ |
| 放送期間 | 1978年6月3日 - 1979年3月31日 |
| 話数 | 全40話 |
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『無敵鋼人ダイターン3』(むてきこうじんダイターンスリー)は、日本サンライズ(現・サンライズ)制作の日本のロボットアニメ。テレビシリーズアニメとして1978年から名古屋テレビほかで放映された。
後年、監督の富野によるスピンオフ小説『破嵐万丈シリーズ』も発表されている。
目次 |
[編集] 作品解説
前番組の『無敵超人ザンボット3』とは異なり、後の『戦闘メカ ザブングル』に通じるギャグやパロディの比重が多く、一部を除き基本的にはコミカルかつエンターティメント性を盛り込んだ内容の作品になっている。
当初の企画であった「ボンバーX」は、サンライズの山浦栄二の発案による三段変形のロボットが活躍するアニメだった。これはスポンサーを予定していたブルマァクが倒産したため、一旦企画が頓挫。玩具メーカーのタケミをスポンサーにする計画もあったが実現はしなかった。その後、『無敵超人ザンボット3』の後番組をクローバーから打診されたときに「ボンバーX」が再浮上し、『ダイターン3』として生まれ変わった[1]。
「トイジャーナル」1978年2月号のクローバーによると、この段階では本作のタイトルは「未定」であるが、主人公の名前は「波嵐万丈」と決まっており、内容は「ロボットアニメに仮面ライダー的なアクション要素が加わったTVアニメーション」「女の子の二人組もビューティ・ペア的な活躍をする」としている。本作は当時、主流になりつつあった「はじめに商品が出来て、それから番組が作られた」[2]作品であり、『無敵超人ザンボット3』に比べ関連玩具のラインナップの充実が図られた。また販促活動も強化され、各地の百貨店では「仮面ライダーショー」のような着ぐるみショーが行われ、仮面ライダーシリーズのアクション指導もしていたプロも出演[3]した。こうしたクローバーの取り組みとスーパーカーブームから回帰した子供層[4]のおかげで、本作は年末商戦で大活躍をし、前番組『無敵超人ザンボット3』との比較での昨年対比で150%の売上を達成した[4]。この『ザンボット3』と本作の2連続の成功は、次回作『機動戦士ガンダム』においてクリエイター側に高い自由度をもたらした[5]。またサンライズの飯塚正夫によるとプレハブだったクローバーの本社が、この成功によってビルになったそうである[6]。
コミカルな作風の裏側では監督である富野は制作に苦心しており、ギャグやユーモラスの創作やトッポやビューティなどのキャラクター作りに対する悔い、また制作が追いつかない時は放送済みのフィルムを巧妙に切り貼りして、新作部分を限りなく少なく抑えた回もあった[7]。過去の作品をほとんど評価することがない富野は本作に対しての評価を「個人的に80点近い点数は、今でも与えられると思っている」と語っている。
本作は映画『スター・ウォーズ』の影響が見られ、氷川竜介によると本作は「SW(スター・ウォーズ)影響の最先端」としている。実際に、オープニングでライトセーバーを使用し、『スター・ウォーズ』の日本公開上映を境にドン・ザウサーの指令が「あー、うー」という唸り声から「しゅー、ぱほー」という呼吸音になり、当時のアニメファンは「ト、トミノさん、(スター・ウォーズを)見ましたね」とささやきあったという[8]。また、第12話「遙かなる黄金の星」では、宇宙戦闘機の戦闘シーンが『スター・ウォーズ』の影響を受けた金田伊功によって鋭く描写されており、動画マンは「金田さんに悪いもの(スター・ウォーズ)を観せた、線がメチャクチャ増えてる」と嘆いたといわれる[9]。
なお本作は、タツノコプロ、デザインオフィス・メカマンを退社しフリーになったメカニックデザイナー大河原邦男がサンライズで本格的に手掛け、戸田恵子や池田秀一が声優デビューを果たした作品でもある。
[編集] あらすじ
火星開拓作業のためにサイボーグとなった者たちが、自らを「メガノイド」と称して人類に対し反乱を起こした。メガノイドを生み出してしまった破嵐創造博士の息子である破嵐万丈は、巨大ロボット「ダイターン3」と大量の金塊を奪取して地球に脱出した。
万丈は金塊を元手にシン・ザ・シティに居を構え、執事ギャリソンとパートナーのビューティーと共に、メガノイドの人類支配阻止のために立ち上がる。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。
[編集] 主要登場人物
- 破嵐万丈(はらん ばんじょう)
- 声 - 鈴置洋孝
- 本作品の主人公。ダイターン3を駆りメガノイドと戦う。一人称は「僕」で、ごくまれに「俺」の場合もある。メガノイドを開発した、破嵐創造の次男であり、母と長男である兄は、メガノイド開発の実験台となり、初期型メガノイドの致命的な欠陥の為他界したと思われる描写がある。キザで女性には優しく、全てにおいて天才的な能力を持つ伊達男。また、ひょうきんでユーモアのセンスもあるため、時折三枚目を演じることもある。その一方、心中には父・破嵐創造とメガノイドに対する憎悪が渦巻いており、時として仲間を切り捨てる冷酷な行動を取ることもある。
- しかし、それも仲間との固い絆があってのもので、本当は心優しく情に厚い熱血漢であり、仲間たちからの信頼も厚い。時折見せる人間離れした怪力(第一話での、鉄格子を素手で曲げる描写など)から、彼自身メガノイドではないかという疑惑も存在し、ドン・ザウサーもそれを疑った。ただし、劇中ではそのことについては言及されていない。万丈の怪力・火事場の馬鹿力はあくまでもキャラ付けである。
- お調子者の側面もあり、うぬぼれが強く、美女に弱い。そのため、女絡みでメガノイドの事件に巻き込まれてしまうことも多いが、メガノイドの罠を見抜いたり、仲間のサポートによってそれを切り抜けていく。最終回でドン・ザウサーを倒した後はいずこかへと姿を消し、消息不明となる。
- ラストシーンで、仲間が全て去り、扉にも鍵が掛けられ無人になったはずの屋敷の、万丈の部屋の灯りだけがともるという演出があり物語は終わる。あの灯りが万丈の帰還を意味するのか否かは、原作者である富野がはっきりした答えを提示していない事もあり、色々な見方がされている[10]。
- 名前を思いついた富野は「全面的に行ける」として周囲に名前を言いふらし回ったと述べている[11]。
- 三条レイカ(さんじょう レイカ)
- 声 - 井上瑤
- 知的な魅力に溢れた美女。元インターポール予備校の学生。第1話での事件をきっかけに万丈のアシスタントになった。ビューティとは万丈を巡ってのよきライバル同士である。富野に嫌われている[11]。
- 射撃の腕前は中々だが、しっかり者に見えて、抜けているところもある。夢見がちな部分もあるが、友人がメガノイドに入ったことで心を痛めたこともある。戦闘用小型VTOLミスターグリーンに乗って、万丈をサポートする。
- ビューティフル・タチバナ
- 声 - 水野カコ
- 通称「ビューティ」。金髪で大人の魅力に溢れた美女。大金持ちのお嬢様ながら、レイカが加わる前から万丈のアシスタントとして活躍。精神年齢が幼く、些細なことでよくトッポと喧嘩をしていた。戦闘では小型武装ヘリピンキーに乗る。
- 実家のタチバナ財閥が過去に破嵐創造博士のスポンサーとして多額の出資をしており、その結果メガノイドが誕生してしまったと思い、責任を感じて万丈のアシスタントになった。
- ギャリソン時田(ギャリソン ときた)
- 声 - 北村弘一
- 万丈の執事。家事全般の万丈たちの世話からメカの整備、メガノイドとの戦闘までこなす。どの様な経緯で万丈の執事になったのかは不明だが、万丈は全幅の信頼を置いていた。長身・白髪・口髭で常に正装。どんな時にも沈着冷静なマイペースで丁寧な言葉づかいを忘れない人物。メカの整備には『メカマル』と呼ばれる小型ロボットを使い、万丈たちのピンチにも涼しい顔で特に念入りに済ましてしまう。リリー・マルレーンのような美女が好み。映画スターが狙われた回には大勢の客から「マレーネ・デ・トリッヒ」という女優をいつの間にかお姫様ダッコで救っていた。
- 戦闘にも長けており、万丈に代わってダイターン3に搭乗した際にはメガノイドに対しても「お若うございますな」とダイターンをその場から一歩も動かさずに攻撃をかわし続け、「日輪の力を拝借して」サンアタックを放ったこともある。また、「昔取った杵柄」と称して、ライフルで狙撃の腕を披露した事もある。白兵戦ではバントラインスペシャルを思わせるロングバレルの対メガノイド用リボルバー銃を使用した。富野によるとキャラ作りに唯一成功したキャラクターで、本作は彼に集約されるそうである[11]。
- 戸田突太(とだ とった)
- 声 - 白石冬美
- あだ名は「トッポ」。本名で呼ばれることは殆ど無い。万丈の一の助手を称する「熱血火の玉」な少年。レディピンキーやバッファロー・ミル、果てはダイターンといったメカの操縦もこなす行動派。
- 第2話のエリントン市で、万丈、レイカと出会い、そこから仲間になる。
- まだまだ子供なので悪戯好きであり、平時ダイターンを格納しているマサァロケットのマザーコンピューターが持つ母性本能をくすぐるという器用な方法で、無断でダイターンに乗り込んでピンチに陥ったこともあるが、機転が利いて、万丈たちのピンチを救うときもある。ギャリソンは万丈の後継者と見なしており、色々な教育をさせようとしている。
[編集] メガノイド
元々は火星開拓のために機械化した人間たちであり、完全なロボットではなく、厳密にはサイボーグである。ただしその思考は総じてほぼ機械的なものであり、ほとんどの場合コロスらによって思考制御されており、万丈たちの言葉を借りれば「人間のエゴが増大」した存在とされる。
- ドン・ザウサー
- 声 - 山内雅人
- メガノイドの首領。機械的な顔と、透明パーツから見える脳みそが特徴。劇中、メガノイドになる前の人物像や、何故彼がメガノイドの指導者なのか、破嵐創造とどの様な関係にあったのか、全く語られない。コマンダー・ウェナーや万丈の母と兄に見られる「初期型メガノイドの欠陥」の為、物語の冒頭から眠りに付いた状態にあり、呻き声や吐息しか発しなかった。最終決戦にてコロスの断末魔の声に目覚め、万丈の前に現れ、その後マクロマシンで巨大化して、ダイターン3と戦う。
- 彼を称える言葉は「オーラ、ドン・ザウサー」で、命令の復唱の祭にも使われる。
- コロス
- 声 - 信沢三恵子 / (スーパーロボット大戦シリーズでの代役は松井菜桜子)
- 謎の美女。ドン・ザウサーを「ドン」、周囲に他者が居ない時は「あなた」と呼んで愛し、その意志を実行する。メガノイド陣営の事実上の指揮官。昏睡状態にあるドン・ザウサーの意思を感じ取れる唯一の人物だが、それが本当なのかどうかは誰にも判らない。ただし、最終回で全てがコロスの独断であるかの様なセリフがある。前述のように富野が「ゾッコン」で「メロメロ」とのこと。
- 白兵戦では簾型の武器を使い、ビーム剣の様に直立、赤熱化させて切りかかったり、南京玉簾の様に伸ばして相手を絡め取ったりして、自ら万丈と戦う。
- コマンダーにドン・ザウサーからの命令を伝えるが、命令代行の位置づけのためか、配下のコマンダーにはコロスへの反感を持つ者が多く、あまり人望はないようである。実際ゼノイアは「コロスが居なければ自分がドンの側近だった。」と吹聴し、マゾニーはコロスに無理矢理改造された恨みで他人を改造していたし、メガノイドの栄光を信じるカトロフはコロスの命令を無視し、コロスが「メガノイドの理想」と言ったマゼランと相討ちして果てた。
[編集] コマンダー
- メガノイドの実行部隊戦闘指揮官。人類全てをメガノイドにするための作戦を実行しようとメガノイド兵士であるソルジャーたちを引き連れ、万丈たちと対決。
- 作戦の重要性や、実績などで与えられるソルジャーの数が決められ、ソルジャーも成果を上げればコマンダーに昇格出来る。なお、基本的に男性コマンダーには男ソルジャー、女性コマンダーには女ソルジャーが与えられる。
- 最後にはマクロマシンによって巨大化し、メガボーグとなってダイターン3と戦うのがパターン。マクロマシンはデスバトルに搭載されている物と、腕時計型の物がある。ただし格上のコマンダー「側近」はメガボーグにはならず、専用巨大メカを操縦する。
- コマンダーは多彩な性格に分かれ、千差万別で、野心家や忠義者まで色々存在する。特に女性コマンダーには、命令を下すコロスを快く思っていないという性格が見られた。
- なお、メガノイドではない者、コマンダーに該当しないゲストもここに記してある。
- コマンダー・サンドレイク
- 声 - 木原正二郎
- 第1話に登場。美女コンテストを開き、参加した美女たちを拉致してメガノイドにしようと目論んだ。
- コマンダー・ネロス
- 声 - 田中崇(現・銀河万丈)
- 第2話に登場。反重力装置の実験の指揮を執る。
- コマンダー・ベンメル
- 声 - 加藤精三
- 第3話に登場。最新の航空機や船舶などをミニチュア化していた。部下に対しては横暴で、ガスマンの造反を招いた。
- ガスマン
- 声 - 加藤正之
- ベンメルの部下。無能な上官に対する不満から謀反を起こすが、叩き潰される。
- コマンダー・デスサンダー
- 声 - 大宮悌二
- 第4話に登場。太陽エネルギーを創り出し、人間牧場を創ろうと企む。
- コマンダー・ブランドル
- 声 - 飯塚昭三
- 第5話に登場。デスバトル・グレンベレンを使い、バリアーで村を閉じこめ、村人たちを改造しようとした。
- ドクター・アニマッド
- 声 - 八奈見乗児
- 第6話に登場。メガノイドに協力する動物学者で、合成獣アンヘルムで万丈を倒そうとした。
- 自身はメガノイドでないらしく、戦闘時はアンヘルムに搭乗して戦った。
- コマンダー・ダストン
- 声 - 伊武雅之
- 第7話に登場。テレポートマシンで、都市を火星に移動させようとした。
- コマンダー・ジーラ
- 声 - 小原乃梨子
- 第8話に登場した初の女性コマンダー。かつてはレイカの旧友のマリーネだったが、失恋の痛手からメガノイドになり戦車部隊を駆使し万丈に挑戦状を叩きつける。
- フランケン
- 声 - 田中康郎
- 第9話に登場したメガノイドの風紀委員。恋人マリアを追って、万丈と戦うが、マリアの愛でメガノイドを離脱する。
- マリア
- 声 - 麻上洋子
- 人間の生活に戻りたくて、メガノイドを離脱。フランケンも改心させる。
- コマンダー・ウォン・ロー
- 声 - 曽我部和行
- 第10話に登場。表向きは映画会社社長兼アクションスター。しかし、メガノイドの力でスターになったことに嫌気が差し、究極のカン・フーアクション映画を撮るために万丈と対決する。
- コマンダー・ヘスラー
- 声 - 宮内幸平
- 第11話に登場。ちょっとイタイ軍事マニア。超巨大戦車ニーベルンゲンで挑戦し、万丈を罠に嵌める。
- コマンダー・ウェナー
- 声 - 塩見竜介
- 第12話に登場。初期のメガノイドで、根幹に関わる器官に不具合がある。火星にあった資金源の金塊を万丈に奪われたことからメガノイドを追放されていた。自らの延命治療のために、万丈の持ち出した火星の黄金を求める。
- 側近ドナウン
- 声 - 寺島幹夫
- 第13話に登場。幻影でダイターンを罠に嵌め、ミラグロア作戦に誘い込んで、ダイターンを倒そうとしたが万丈ではなくレイカとビューティが乗っていたため失敗、最後はネロス型巨大ロボットに乗り勝負を挑む。虚栄心が強く、やたらと「側近」である事を強調しコマンダーと差別化を図ろうとしていた。
- コマンダー・ギルドン
- 声 - 木原正二郎
- 第14話に登場。原始怪鳥ジュラバードを蘇らせ、地球を凍りづけにしようとしたが、コロスによって処刑される。メガボーグにはならなかった。
- コマンダー・ゼノイア
- 声 - 弥永和子
- 第15話に登場。四次元世界を創り出して人々をさらう。コロスへの嫉妬心が非常に強い。
- ラッド
- 声 - 安原義人
- 第16話に登場。メガノイドの少年部隊ブルー・ベレーの隊長で、部下の3人(声:三ツ矢雄二、水島裕ほか)と一緒に合体してメガボーグ(一部書籍ではメガボーグ・ヤンガーと呼称)になったが、幼い妹ケリーの呼びかけと、メガノイドに見捨てられたことがきっかけで改心する。
- コマンダー・ダムデス
- 声 - 徳丸完
- 第17話に登場。古代ルーミス帝国の将軍。密かにメガノイドと通じ、メガノイド以上の科学力を持つルーミス帝国のメガノイド化を目論むが、裏切りが発覚し、ルーミス帝国の力で処刑される。
- アキラス
- 声 - 加藤精三
- 第17話に登場。現代に蘇った古代ルーミス帝国の皇帝。平和を愛する人物で現代人の入国を歓迎した。しかし、メガノイドの野望と武力を持って衝突する万丈らに怒り、古代の神秘の力で全人類の闘争心を消してしまおうとする。
- コマンダー・スペシャルI号
- 声 - 渡部猛
- 第18話に登場。火星を脱走した自らの製作者であるミナモト博士(声:永井一郎)を追ってきた。個人名も無く、感情や考えがほとんどロボットで、理想的メガノイドと言われる。
- コマンダー・バンチャー
- 声 - 加藤正之
- 第19話に登場。落ちこぼれコマンダーで、たった二人の部下、デガラシー(声:はせさん治)とドビン(声:たてかべ和也)と共に超巨大鋸ブッターギルンを使って、地球を切断しようとする。なお、名前の由来は「番茶」であり、バンチャー直属の二人の部下の名前の由来はそれぞれ「出涸らし」と「土瓶」から。
- 側近
- 声 - 田中崇 / 滝雅也
- 第20話に登場。デススパイダーを操って、ダイターンを罠に嵌める。
- コマンダー・ラディック
- 声 - 池田秀一
- 第21話に登場。音楽で人を誘惑し、一見すると二枚目だが、その素顔は醜悪。
- コマンダー・ジミー
- 声 - 井上真樹夫
- 第22話に登場。ジミー・ディーンの名前で活躍した元映画スター。映画監督カルロス(声:大宮悌二)の招きで集まったスターをメガノイドにしようと企んだ。専属のチアリーダータイプの女性ソルジャー部隊がいる。頭はカツラ。
- コマンダー・ジェノバ
- 声 - 上田みゆき
- 第23話に登場。四機のデスバトル・ジェノンバーで火山を爆発させて地上を攻撃する。火の崇拝者で、メガボーグ形態は炎の中でも活動出来るが、水を掛けられると熱膨張でひび割れる。
- コマンダー(ドクター)・ガル
- 声 - 永井一郎
- 第24話に登場。子供たちを人質にとり、巨大キノコを使ってダイターンを罠に嵌めようとしたが最後はそのキノコに喰われる。
- コマンダー・カトロフ
- 声 - 桑原たけし
- 第25話に登場。コンピューター戦艦マゼランを手に入れようとするが、コロスの「マゼランこそメガノイドの理想の姿」という言葉に反発、万丈と共闘する。
- マゼラン
- 声 - 雨森雅司
- 第25話に登場。メガノイドでは無く、人間によって作られた。かつては地球軍の提督で、オンボロ駆逐艦を指揮しデスバトルを13隻も沈めたが、病没。その後、その頭脳を戦艦のメインコンピューターに据えられたが、勝手に改造された事を恨み、又、巨大な力を手に入れた事で己を過信し、人類とメガノイド両方を支配しようと企む。
- コマンダー・ミレーヌ
- 声 - 浅井淑子
- 第26話に登場。無改造で一気に人間を奴隷化する、脳波コントロールで人間を支配下に置こうとする。そのコントロール波はダイターンのコンピューターにも作用し、一時的に万丈の操縦を離れてしまう。
- コマンダー・エドウィン
- 声 - 嶋俊介
- 第27話に登場。万丈の幼少時の憧れの奇術師だったが、生きていくためにメガノイドとなった。
- なお、『機動戦士ガンダム』第14話「時間よ、とまれ」に登場する戦場慰問の手品師は彼と同じ容姿であり、また観賞する兵士の中に万丈と同じ容姿の者がいる。
- コマンダー・ベルトリー
- 声 - 大木民夫
- 第28話に登場。メカハネアリを使って、ダイターンを変形不可能にしようとした。万丈の前口上など、ロボットアニメ的な「お約束」にこだわる。
- コマンダー・アイサー
- 声 - 小山まみ(現・小山茉美)
- 第29話に登場。万丈抹殺の命令を受けるが、その万丈を愛してしまう。元フィギュアスケーターで、靴の(足の?)裏からブレードが飛び出す機能があった。世の男性を恨む双子の姉、リーサに強制的にメガボーグに変身させられる。
- コマンダー・リーサ
- 声 - 吉田理保子 / (スーパーロボット大戦シリーズでの代役は渡辺久美子)
- アイサーの双子の姉だが、アイサーと違い、メガノイドへの忠誠心が強く、又、恋愛がらみで男性に酷い目に遭わされた過去を匂わせるセリフを吐き、万丈に惹かれる妹をよしとは思っておらず、双子のシンクロシステムで強制的にメガボーグとなる。メガボーグ時は色以外は妹と同型。更に合体して巨大メガボーグになるが、合体後シンクロシステムを逆にアイサーに利用され、自爆してしまう。
- コマンダー・マゾニー
- 声 - 此島愛子
- 第30話に登場。女性たちを拉致して、メガノイドに改造しようとする。万丈との一騎討ちを望むが、騎兵に改造された悲劇の女性ルシアンの反逆によって敗退する。
- ルシアン
- 声 - 川島千代子
- 第30話に登場。マゾニーの無差別拉致改造によって騎兵型ソルジャーに改造されるが、脳改造の途中で万丈の攻撃により手術が中断し、自我を取り戻す。改造された自らに絶望し、「そのまま動いたら死ぬ」というドクタータイプのソルジャーを振り切って、木馬メカでメガボーグマゾニーに復讐しようと迫る。
- コマンダー・Z
- 声 - つかせのりこ
- 第31話に登場。世界一の美女と自称し、美人女優のアクター蘭(声:江川菜子)抹殺をはかる。
- コマンダー・トーレス
- 声 - 藤本譲
- 第32話に登場。巨大要塞デススターを使い万丈の家と思しきところを砲撃しようとたくらむ。老け顔だが実は玩具マニアで、様々な巨大玩具で攻撃をかける。
- コマンダー・ドイル
- 声 - 戸田恵子
- 第33話に登場。学者メガノイドで、エンドラドの遺跡の力に触れて操られてしまうが、最後は我を取り戻し、コロスに離反して自爆する。
- コマンダー・アントン
- 声 - 富山敬
- 第34話に登場。オネエ言葉でいろいろなメカや、メガボーグと同型のロボットを出して攻撃する(過去のバンクシーンである)。メカ至上主義者で、メガボーグにならなかった数少ないコマンダー。
- コマンダー・ジライヤ
- 声 - 永井一郎
- 第35話に登場。フランケンの後任に当たるメガノイド風紀委員であまり地位が高くなく、メガボーグになる為のマクロ細胞が壊れたまま新しい物が支給されていない。忍者ソルジャー部隊設立のために、脱走したマリアとフランケンを連れ戻そうとする。蛇が苦手。
- コマンダー・スミカ
- 声 - 加川三起
- ジライヤの監視員だったが、ジライヤを愛しており、自らでは万丈を倒せないと無理矢理マクロ細胞を引き抜いてジライヤに託した。最後にはジライヤと共にメガノイドを抜ける。
- プロイド、タイマー、ヤルキー
- 声 - プロイド…丸山詠二 / タイマー…西川幾雄 / ヤルキー…水鳥鉄夫
- 第36話に登場。ソルジャーのいない三流コマンダーで、万丈に家族の幻影を見せて追い詰めようとした。3人が合体してメガボーグになる。
- コマンダー・キドガー
- 声 - 森功至
- 第37話に登場。万丈の学生時代の友人の木戸川が正体。一流好みが玉に瑕だが善人。万丈をライバル視するあまり志願してメガノイドとなり、万丈に挑む。だが、万丈は彼が決して悪人でないと分かっており、戦闘の際になんとかマクロマシンを破壊した。そのため、完全に人間には戻れなかったが、元の生活に戻ることは叶った。
- 松、竹、梅
- 声 - 松…青野武 / 竹…依田英助 / 梅…島田彰
- 第38話に登場。コマンダー候補生で、3人が合体してメガボーグとなる。宇宙からの膨大なエネルギーが結集した神秘の生命体『青い鳥』を奪取しようとする。
- コマンダー・ネンドル
- 声 - 渡部猛
- 第39話に登場。変幻自在の体を持ち、ビューティの父親にも化けた。マクロマシンを使用せずにメカボーグ化した唯一のコマンダー。
- コマンダー・ダルシア
- 声 - 桑原たけし
- 第40話に登場。万丈たちを火星上空で迎え撃つドアン部隊の指揮を執ったが、ギャリソンのマサアロケットによる一撃に敗れ去る。
[編集] 登場メカ
[編集] ダイターン3
- ダイターン3
- 破嵐万丈が操る対メガボーグの戦闘ロボット。元来はメガボーグの試作品だった物を万丈が奪取した。身長120.0m、重量800.0tの巨大さを誇る。動力源は太陽光エネルギー。戦闘機形態のダイファイター、戦車形態のダイタンクに変形可能。ダイターン3の「3」は三形態に変形できることを指す。通常はダイファイターの形態で登場し、マッハアタッカーを格納したあとでダイターン3に変形する。普段万丈が首から提げているペンダントをかざし大声で「ダイターンカムヒアー」と叫ぶ事で海中にあるマサアロケットの格納庫から発進する。
- 本編では表情がコロコロと変わりコマンダーミレーヌに酒を飲まされた時には酔っ払ったかのようにしゃっくりをしたこともある。
- 出力は6000万馬力で、装甲材質はDα鋼製。
- 武器
-
- ダイターン・ザンバー
- 通常は柄のみの状態で、「ダイターン・ザンバー」との掛け声と共に刀身が現れる、一種のビームサーベル。形状はグラディウスに近い。ちなみにクローバーが商品化している。
- ダイターン・ジャベリン
- 伸縮自在の柄を持つ槍。名前の通り投槍として使用する他、通常の槍のように突いたり敵の武器を柄で受け止めたりする。縮んだ状態で収納されているため、この武器を出現させる時、万丈は「ダイターン・ジャベリン伸びろ!」と叫ぶ。
- ダイターン・ファン
- 一種の鉄扇。殴りつけたり投擲武器として使用する他、広げた状態で盾として敵の攻撃を受け止めたり、扇いで毒ガスを払ったりもできる。
- ダイターン・ミサイル
- 下腹部から発射されるミサイル。
- ダイターン・ハンマー
- 鎖で繋がれたトゲ付き鉄球。相手に投げつけてダメージを与える。
- ダイターン・キャノン
- 足の裏から発射されるキャノン砲。ダイタンク時には主砲として使用される。レッグキャノンと呼ばれる時もある
- ダイターン・ウェッブ
- 腕部に付いている十文字の飾り。取り外して手裏剣のように投げつけて攻撃する。また展開して盾としても使われる。
- ビッグ・ウェッブ
- 胸部に付いている十文字の飾り。ダイターン・ウェッブと同様に投擲武器として使用。
- ダイターン・スナッパー
- 先端に分銅が付いた鞭。先端の分銅は手錠のような形状に変形させることができ、捕縄としての機能もある。
- クロス・ダート
- 指先から発射される投網状のビーム。
- サンレーザー
- サンアタックの発射板(額の日輪)から照射される光線。ダイファイター形態で機首からも発射可能。
- サンアタック
- ダイターン3の必殺技。「日輪の力を借りて、今、必殺の、サンアタック!」の台詞と共に額の日輪から光弾を発射して相手に浴びせる。なお、決め台詞は話によっては多少のアレンジあり。光弾を受けた部分は極度に劣化し、その内部構造を変化させたのち破壊する。通常はその後、「ダイターン・クラッシュ!」の掛け声と共にサンアタックを浴びせた部分にドロップキックを放ち、相手の体を円筒状に打ち貫いて爆散させる。瞬間的に放出して相手の武器を破壊したり、敏捷性の高い敵に対しては乱れ撃ちで放つことも出来る。なおメカハネアリで変型機能を破壊され、レイカが右腕、ビューティが左腕、トッポが両足に同乗したベルトリー戦(28話)では、メチャクチャなポーズで発射した。
- ダイファイター
- ダイターン3の飛行形態。全長100.0m、全幅50.0m。武装はミサイル、空中爆弾、破壊光線砲など。重力下での最大飛行速度はマッハ20。また、宇宙空間では光の速さに近い速度で飛翔する。訓練用ダイファイターや最終話に登場した量産型も存在する。
- マサァロケット格納時もこの姿である。
- ダイタンク
- ダイターン3の巨大戦車形態。全長80.0m。両脚の部分が砲塔となり、ジェットエンジンを作動させることにより浮遊させることも可能。武器が限られるため、出番は少ない。訓練用ダイタンクや最終話に登場した量産型も存在する。
- マッハ・アタッカー(マッハパトロール)
- 破嵐万丈が搭乗する自動車形態に変形可能な小型戦闘機。全長7.9m、重量3.0t。武装はバルカン砲など。ダイターン3と同じく太陽光エネルギーで動く。自動車形態時はマッハパトロールという。自動車の形態時は屋根に赤青のバーライト、白と青のツートーンでドアには黄色の六芒星マークというハイウェイパトロールカーに近い外見をしている。戦闘機形態での最高飛行速度はマッハ10。ダイファイター(ダイタンク)の後方のハッチから格納され、操縦席ブロックが分離しダイターン3のコックピットになる。
[編集] 万丈側メカ
- マサァロケット
- 万丈が火星から逃れてくる際に乗ってきた全長2600m、重量1億トンという超巨大ロケット。単機で大気圏離脱及び突入が可能でダイターン3を宇宙で運用する時の母船として使われた。
- 最終決戦で新たに4機建造され、ビューティ、レイカ、トッポ、ギャリソンが搭乗してメガノイドの戦闘機群と宇宙空間で戦った。
- ミスターグリーン
- レイカの乗る単座の小型戦闘機。その名の通り緑色の機体。垂直離着陸が可能。バルカン砲とミサイルを装備。
- ミニコプター・レディ・ピンキー
- ビューティが操縦する小型ヘリコプター。その名の通りピンク色をしている。ミサイルを装備し、プロペラ左右一対がお互い干渉しない様、軌道が重なる形で斜めに付いている。
- ギャリソン・スペシャル
- ギャリソンが運転する大型トレーラー。戦闘司令所も兼ねる。コンテナルーフを展開し、ミサイル(蝶ネクタイ型の翼と口髭型のエムブレムが付いている)を撃つ。
- ギャリソン・クルーザー
- 第13話に登場した大型輸送機で、フロントにダイターンのエンブレムがある。
- バッファロー・ミル
- 万丈使用のバイク。水平対向1ℓエンジン搭載。トッポが多く使用している。
- キャリーケース
- 万丈側の使用する銃火器を収めたアタッシュケースで、腕時計のリモコンで飛行形態に変形し飛んでくる。キャリーガンのパーツが納められている。
- キャリーガン
- 対メガノイド用銃。通常は万丈が携行する.44オートマグに似た拳銃だが、キャリーケースに納められた、ロングバレル、アンダーバレルグレネード、ストック、スネイルマガジン、スコープ等のパーツを装着して、銃機関銃の様なタイプになる。
- 不明(剣)
- 腕時計のリモコンで呼び寄せる事が出来る、対メガノイド用の剣。刀身に刃はなく、円筒形でメカニカルな継ぎ目が入っており、手元スイッチで赤熱化する。OPでも使用されているが、本編での使用は少ない。
- メカマル
- ダイターンメカを整備する小型作業用ロボット類。
- マリン・アントワネット
- ビューティとレイカが乗る小型潜水艇。ミサイルを装備している。
- ホノボノ号
- レイカとビューティが第20話で乗った小型宇宙船。デススパイダーに逢えなく捕まってしまう。
- トッカン号
- トッポが第20話で乗った小型宇宙船。バリア破壊光線を出し、ある程度空中戦もできるが、デススパイダーには相手にならない。
- オロチロボ
- 第35話でジライヤを倒すために造られたヤマタノオロチロボ。蛇嫌いのジライヤに絶大な効果を発揮する筈だったが、ギャリソンが頭の部分を間違えて蛇の頭ではなく竜の頭である。最後はジライヤのメカマルによって破壊された。
- 強制記憶再生機
- 第9話のみ登場。記憶再生機のヘルメットを被った後、この機械を起動させれば、1年前の記憶がモニターに表示される。
[編集] メガノイド側メカ
- デスバトル
- コマンダー専用機である巨大マシン。コマンダーの作戦行動時における母艦として使用され、サイズはダイターン3やメガボーグより巨大。各コマンダーごとに、その性格や特徴を活かしたデザインとなっている。
- マクロマシン
- コマンダーがメガボーグに変身するときに使うメカ。
- 十字型で、四方からエネルギーを中央のコマンダーに照射し、体内のマクロ細胞を活性化させてメガボーグを生み出す。
- リテーカー・バンク
- ソルジャーが使用する6輪装甲車。全長7.2m、重量18.3t、時速100kmのスペックを有し、105mmカノン砲を装備。
- バレルマシン
- ソルジャーが乗るバイクで、サイドカー部分の連装機銃と6連ミサイルが武器。
- アイキャッチャー
- 3人乗り戦闘機。上部が30mm銃座になって、下部にミサイルランチャーを持つ。
- フラッシュファイター
- 旧式戦闘機。タートルシップから発進する。
- タートルシップ
- 星間航行用大型船。火星から地球に向かう際に使用例がある。名前通り、後部がカメの甲羅のような形状となっている。
- 合成獣アンヘルム(一部媒体ではアニヘルム)
- ドクター・アニマッドが生み出した4脚歩行の合成生物。戦闘に伴いアニマッドが乗る操縦席が増設され、更にマクロマシンの力でメガボーグ形態に変化しダイターンと戦った。主な武器は口から吐く火炎。
- メッタンガー
- フランケンに変わるマリア追撃部隊が使用したロボット。足の部分に装備されたドリルを武器とする。
- 究極戦車ニーベルゲン
- コマンダー・へスラーが製作した超巨大戦車。砲塔の上にダイタンクが乗ってしまうほどの巨体。3連装主砲を武器とする。オリジナルはヘスラーの死後、万丈によってラジコンに改造される。後にアントンが複製機を使用。
- ブッターギルン
- コマンダー・バンチャーが使用したエイのような形状の大型戦闘兵器。尻尾の部分に地球を1週する長さのノコギリが装備してありそれで文字通り地球をぶった切ろうとした。後にアントンが複製機を使用する。
- デススパイダー
- コロスの護衛として現れた三つ首の蜘蛛型ロボット。
- 偽ダイターン3
- コマンダー・トーレスが使用したダイターン3の偽者。偽者でありサイズは本物より小さい。
- メガロボット
- ドナウンとアントンの2人がダイターンに勝負を挑む際に使用したコマンダー型ロボット。オリジナルと同等かそれ以上の性能を持つ。劇中に登場したのはネロスタイプ、ウェナータイプ、バンチャータイプ、ウォン・ロータイプの4種類。
- ゲーム『スーパーロボット大戦IMPACT』ではベンメルタイプとダストンタイプも登場している。
- ドアン
- 最終話に登場した赤いカラーリングが特徴の大型爆撃機。アイアイを搭載。
- アイアイ
- ドアンと同じく、最終話のみに登場した小型戦闘機。コロスも搭乗した。
[編集] その他
- 戦艦マゼラン
- 老朽艦でデスバトルを13隻も撃沈した名提督・故マゼランの脳を移植し、メインコンピューターに直結した戦艦。水上戦闘のみならず空中飛行も可能であり、重力波粒砲など強力な武装を備える。コロスは戦艦マゼランを「メガノイドの理想の姿」としてコマンダー・カトロフに奪取を命じる。だが戦艦マゼランは暴走し、人間にもメガノイドにも牙をむき、万丈とカタロフは共闘してマゼランと戦う。
- 宇宙空母フリーダム・フォートレス(未登場)
- 全体が三分割され、その分割されているドリルブロック、コマンダーブロック、空母ブロックの各ブロックが各々メカチェンジする機能が装備している。デザインされたのにかからわず、劇中に登場しないまま番組が終了。後番組である『機動戦士ガンダム』でホワイトベースとして登場している。
- ダイターン3整備小型ロボット(未登場)
- ダイターン3の整備ドッグでダイターン3を修理、点検を行う小型ロボットとしてデザインされた。監督の富野の「いいデザインだからこの程度の登場ではもったいない」という判断で登場は見送られ、上記のフリーダム・フォートレスと同様『機動戦士ガンダム』のマスコット・ロボットハロとして登場する。
[編集] スタッフ
- 企画 - 日本サンライズ
- 原作 - 矢立肇、富野喜幸
- チーフシナリオライター - 荒木芳久
- 音楽 - 渡辺岳夫、松山祐士
- キャラクターデザイン - 塩山紀生、小国一和
- メカニカルデザイン - 大河原邦男
- 総監督 - 富野喜幸
- プロデューサー - 渋江晴夫、大熊伸行
- オープニング原画 - 金田伊功
- 作画 - スタジオZ(金田伊功、亀垣一、平山智、鍋島修、飯島正勝)、友永和秀ほか
- 美術 - メカマン
- 編集 - 鶴渕友彰、小谷地文雄
- 音響監督 - 松浦典良
- 設定制作 - 鶴見和一
- アシスタントプロデーサー - 神田豊
- 制作 - 名古屋テレビ、創通エージェンシー、日本サンライズ
[編集] 主題歌
いずれもレーベルはコロムビアレコード。
- オープニングテーマ 『カムヒア! ダイターン3』
- エンディングテーマ 『トッポでタンゴ』
- 作詞 - 日本サンライズ企画室、作曲 - 渡辺岳夫、編曲 - 松山祐士、歌 - こおろぎ'73
[編集] 放送リスト
| 話数(初回放映日) | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1(1978/06/03) | 出ました! 破嵐万丈 | 荒木芳久 | 斧谷稔 | 富野喜幸 | 中村一夫 |
| 2(1978/06/10) | コマンダー・ネロスの挑戦 | 星山博之 | 貞光紳也 | 富沢和雄 | |
| 3(1978/06/17) | 裏切りのコレクター | 荒木芳久 | 広川和之 | 加藤茂 | |
| 4(1978/06/24) | 太陽は我にあり | 斧谷稔 | 貞光紳也 | 中村一夫 | |
| 5(1978/07/01) | 赤ちゃん危機一髪 | 星山博之 | 山崎和男 | ||
| 6(1978/07/08) | アニマッドの華麗な招待 | 吉川惣司 | 貞光紳也 | 富沢和雄 | |
| 7(1978/07/15) | トッポの出撃大作戦 | 荒木芳久 | 広川和之 | 林良男 | |
| 8(1978/07/29) | 炎の戦車に散るジーラ | 星山博之 | 斧谷稔 | 広川和之 | 西城明 |
| 9(1978/08/05) | おかしな追跡者 | 吉川惣司 | 藤原良二 | 加藤茂 | |
| 10(1978/08/12) | 最後のスポットライト | 星山博之 | 斧谷稔 | 貞光紳也 | 山崎和男 |
| 11(1978/08/19) | 伝説のニーベルゲン | 吉川惣司 | 藤原良二 | 富沢雄三 | |
| 12(1978/08/26) | 遙かなる黄金の星 | 星山博之 | 貞光紳也 | 富沢和雄 | |
| 13(1978/09/02) | 前も後もメガ・ボーグ | 楯屋昇 | 斧谷稔 | 井草明夫 | |
| 14(1978/09/09) | 万丈、オーロラへ飛べ | 星山博之 | 斧谷稔 | 小鹿英吉 | 加藤茂 |
| 15(1978/09/16) | コロスとゼノイア | 荒木芳久 | 広川和之 | 田島実 | |
| 16(1978/09/23) | ブルー・ベレー哀歌 | 星山博之 | 貞光紳也 | 富沢和雄 | |
| 17(1978/09/30) | レイカ、その愛 | 松崎健一 | 斧谷稔 | 小鹿英吉 | 山崎和男 |
| 18(1978/10/14) | 銀河に消えた男 | 星山博之 | 藤原良二 | 田島実 | |
| 19(1978/10/21) | 地球ぶった切り作戦 | 石倉山羊 | 貞光紳也 | 加藤茂 | |
| 20(1978/10/28) | コロスは殺せない | 荒木芳久 | 斧谷稔 | 小鹿英吉 | 重塚我子 |
| 21(1978/11/04) | 音楽は万丈を征す | 星山博之 | 山崎和男 | 藤原良二 | やしろかずお |
| 22(1978/11/11) | スターの中のスター | 吉川惣司 | 貞光紳也 | 富沢和雄 | |
| 23(1978/11/18) | 熱き炎が身をこがす | 星山博之 | 斧谷稔 | 小鹿英吉 | 田島実 |
| 24(1978/11/25) | キノコは大きらい | 田口章一 | 新田義方 | 藤原良二 | 富沢雄三 |
| 25(1978/12/09) | 提督の生と死と | 松崎健一 | 斧谷稔 | 小鹿英吉 | 加藤茂 |
| 26(1978/12/16) | 僕は僕、君はミレーヌ | 星山博之 | 貞光紳也 | 富沢和雄 | |
| 27(1978/12/23) | 遠き日のエース | 斧谷稔 | 小鹿英吉 | やしろかずお | |
| 28(1978/12/30) | 完成! 超変型ロボ! | 松崎健一 | 藤原良二 | 田島実 | |
| 29(1979/01/06) | 舞えよ白鳥!わが胸に | 桜井正明 | 貞光紳也 | 砂河尚志 | |
| 30(1979/01/20) | ルシアンの木馬 | 荒木芳久 | 斧谷稔 | 小鹿英吉 | 高木敏夫 |
| 31(1979/01/27) | 美しきものの伝説 | 桜井正明 | 貞光紳也 | 加藤茂 | |
| 32(1979/02/03) | あの旗を撃て! | 星山博之 | 山崎和男 | 小鹿英吉 | 田島実 |
| 33(1979/02/10) | 秘境世界の万丈 | 松崎健一 | 只野泰彦 | 藤原良二 | 只野泰彦 |
| 34(1979/02/10) | 次から次のメカ | 斧谷稔 | 井草明夫 | 江塚我子 | |
| 35(1979/02/17) | この愛の果てに | 松崎健一 | 貞光紳也 | 佐々門信芳 | |
| 36(1979/03/03) | 闇の中の過去の夢 | 星山博之 | 斧谷稔 | 小鹿英吉 | やしろかずお |
| 37(1979/03/10) | 華麗なるかな二流 | 荒木芳久 | 藤原良二 | 山崎和男 | |
| 38(1979/03/17) | 幸福を呼ぶ青い鳥 | 桜井正明 | 藤原良二 | 小鹿英吉 | 高木敏夫 |
| 39(1979/03/24) | ビューティー 愛しの詩 | 荒木芳久 | 貞光紳也 | 田島実 | |
| 40(1979/03/31) | 万丈、暁に消ゆ | 斧谷稔 | 藤原良二 | 塩山紀生 | |
[編集] 放送局
| 放送局 | 放送対象地域 | 放送区分 | 放送日時 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 名古屋テレビ | 中京広域圏 | テレビ朝日系列 | 毎週土曜 17:30 - 18:00 | 制作局 |
| テレビ朝日 | 関東広域圏 | 毎週金曜 18:00 - 18:30 | ||
| 朝日放送 | 近畿広域圏 | 毎週金曜 17:00 - 17:30 | ||
| 北海道テレビ | 北海道 | 毎週土曜 17:30 - 18:00 | ||
| 東日本放送 | 宮城県 | 毎週金曜 17:30 - 18:00 | ||
| 瀬戸内海放送 | 香川県 (当時) |
毎週月曜 17:00 - 17:30 | ||
| 広島ホームテレビ | 広島県 | 毎週土曜 18:00 - 18:30 | ||
| 九州朝日放送 | 福岡県 | 毎週金曜 17:30 - 18:00 | ||
| 福島中央テレビ | 福島県 | ANN・NNN クロスネット(当時) |
毎週木曜 17:00 - 17:30 | |
| 静岡けんみんテレビ | 静岡県 | ANN・NNN クロスネット(当時) |
毎週金曜 18:00 - 18:30 | 1978年7月1日に第1話を放送し、同年7月8日に 第6話を放送してテレビ朝日と同時放送になった。 |
[編集] 関連商品
[編集] サウンドトラック
BGM集は放送終了後、後番組『機動戦士ガンダム』の売れ行きから商機を見込んだキングレコードと、日本コロムビアから発売された。
キング版は、本編から抜粋された第1話、第20話、第22話、第40話の4本のエピソードの音源を再編集したサウンドドラマとBGM、主題歌(OP/ED)で構成。主題歌はオリジナル曲の原盤をコロムビアが所有していたため、OPテーマは堀光一路、EDテーマはザ・ブレッスン・フォーの歌唱による新録となった。ジャケットや特典ポスターの絵は湖川友謙が描き下ろしたが、初回プレス分は「オリジナル主題歌の音源のみならず、キャラクターの絵柄も使用してはならない」という日本コロムビアからの通達により、白ジャケットでの発売となった(俗に、白ジャケット事件と呼ばれる)。後年、前番組『無敵超人ザンボット3』のBGM集とのカップリングでCD化され、こちらは廉価版もリリースされた。
コロムビア版BGM集はキング版よりもやや遅れて発売。こちらは帯で「オリジナルBGM完全収録」「ファンが本当に待ち望んでいたのはこの1枚だ!!」「音楽も主題歌も作画も全てオリジナルの決定盤!!」と謳っており、明らかに先行キング版を意識したものになっていた。主題歌は藤原誠/こおろぎ'73歌唱によるオリジナル・ヴァージョンを収録。ジャケットのイラストは、本編の作画監督だった中村一夫が担当した。
なお、2009年にキングレコードから発売されたコンピレーションCD「サンライズ ロボットアニメ大鑑」(KICA-3101)には、本作の分のみ日本コロムビア音源(藤原誠/こおろぎ'73歌唱版)が収録され、堀光一路/ザ・ブレッスン・フォー歌唱版は収録されなかった。
[編集] ソノシート
ソノラマエース・パピイシリーズにオリジナルドラマが収録された。
- 撃て!ホームラン 闘えダイターン3
[編集] 玩具
ダイターン3は様々なメーカーからダイターン、ダイファイター、ダイタンクの3形態への変形が可能な玩具が発売され、主にパーツの差し替えと組み替えによる3形態変形を再現し、マッハアタッカーも発売された。
しかし、デザインや構造自体に無理があるため、組み替えや補助パーツ無しでの完全変形するダイターン玩具は未だに出ていない。
- クローバー
- DXダイターン3(初期名では「チェンジ ダイターン3」、組み替え完全変形)
- ダイターン3電動巨大セット(電動で組み替え完全変形)
- ブッシュダイターン3(少し小さい組み替え完全変形)
- ダイターン3(無変形)
- DXマッハアタッカー(完全変形)
- マッハアタッカー(不完全変形)
- パワーモーター付きダイファイター、ダイタンク(無変形、パワーモーターでハイダッシュするプラスチック玩具)
- オリオン(無変形)
- ダイターン3
- ダイファイター
- ダイタンク
- マッハアタッカー
- 青島文化教材社
- 合体ロボット ダイターン3(組み替え完全変形)
- 戦闘合体 ダイターン3(組み替え不完全変形)
- 重機合体 ダイターン3(組み替え不完全変形)
- ポケットパワーシリーズ
- ダイターン3
- ダイタンク
- ダイファイター
- スペシャルデラックス
- アニメスケール ダイターン3(無変形)
- ミニ合体シリーズ、スーパーミニ合体 ダイターン3(不完全変形)
- マッハアタッカー
- ダイタンク
- ダイウェッブ
- ダイファイター
- NEOミニ合体 サイキックス(上記の「ミニ合体 ダイターン3」のリデコ商品)
- ブルーフォックス
- エレメタリー
- ダーデブル
- ボンバー
- バンプレスト
- プライズ 無敵変形 ダイターン3(組み替え完全変形。万丈かギャリソンのデフォルメフィギュアが付属)
- バンダイ
- 超合金魂ダイターン3(組み替え完全変形。完全変形のマッハアタッカーが付属)
[編集] 関連作品
- 破嵐万丈シリーズ
- 『無敵鋼人ダイターン3』の監督である富野由悠季による小説作品。ソノラマ文庫より全4作が刊行された。
- 破嵐万丈やギャリソン時田が登場しているが、アニメ版とは繋がらないパラレル的な物語である。2人の美女パートナーはアニメとは別キャラクターであり、うち1人はメガノイドを髣髴とさせるサイボーグで、万丈はサイボーグに否定的ではない。
- 漫画版
- 岡崎優による漫画作品。『冒険王』にて連載された。
- 2011年4月23日発売(マンガショップ) ISBN 978-4-7759-1424-3
[編集] 提供
[編集] エピソード
- 物語の舞台となる「シン・ザ・シティ」の名前の元ネタは埼玉県新座市。これは富野が制作当時に住んでいた所が由来となっている。
- 主人公、破嵐万丈のキャラクター設定や、サブキャラクターの立ち位置などがアメリカン・コミックの『バットマン』に酷似しているが、「バットマンを参考にしたのか?」と聞かれた富野は「当時バットマンは知らなかったため、全く関係が無い」と影響を否定している[12]。
- ヒロインの唇に彩色を施し、大人っぽい雰囲気を演出している。このような作画は当時としては珍しかったが、『科学忍者隊ガッチャマン』の白鳥のジュンや『ゼロテスター』のリサなどの先例があり、初ではない。
- シナリオの手法として、途中の展開で最終エピソードに対する伏線が幾度か張られている。この手法は当時のアニメとしては珍しい試みだった。
- 第22話では、前番組『無敵超人ザンボット3』に登場した神江きいろが登場する。
- 第1話はパイロットフィルムからの流用のため、ダイターン3を呼ぶアイテムが第2話以降と異なる。
- キャラクターデザインは人間側が塩山紀生、メガノイド側が小国一和(湖川友謙)と分かれている。のちに監督の富野とコンビを組むことが多くなった小国は、「この作品でも(塩山に遠慮して)自分のカラーを抑えるべきではなかった」と今作を振り返って語っている。
- 富野は第10話「最後のスポットライト」が、自分が映画屋になれなかった悲哀がこもった話であるため涙が出る程好きである。これは「本来アニメではやっちゃいけない」としている[13]。また、富野はコロスに「ゾッコン」で「メロメロ」だったので、「演出家にあるまじき私情」が入ってしまい、最終回は「(コロスを)もち上げて終れればいいのよ」としている。
- 『スーパーロボット大戦シリーズ』『バトルロボット烈伝』などのゲーム作品にも登場し、特に前者では破嵐万丈が財団を経営している等のオリジナル設定が付加されている。また、同ゲームにダイターン3をモチーフにしたグルンガストが登場する。
- 『無敵ロボ トライダーG7』の本編中に後番組の『機動戦士ガンダム』と共に映るお遊びシーンがある。
- この作品の声をあてた声優の多くが次回作の『機動戦士ガンダム』でも出演している。またハロやホワイトベースやマゼランなど本作のための設定が一部『ガンダム』に転用された[14]。
[編集] 脚注
- ^ ブレインナビ 『ザンボット3・ダイターン3大全』 双葉社、2003年、110-111頁。
- ^ トイジャーナル1978年7月号
- ^ 「トイジャーナル」1978年9月号。
- ^ a b 「トイジャーナル」1979年2月号。
- ^ バンダイキャラクタープラモ年代記
- ^ 「ガンダム・エイジ」。
- ^ 第34話「次から次のメカ」。メガノイドの組織内で、メガボーグの能力を模した巨大ロボットを量産し一般兵に操縦させる事で人的コストを下げると言うプランが持ち上がる。一方、主人公側はビューティ達が変形機能を省いた練習用ダイファイターやダイタンクを使った操縦訓練を行っており、そこに量産型メガボーグが現われると言う筋書きで、過去に使用したフィルムを多数再利用した。
- ^ 氷川竜介 (2006年12月30日). “「スター・ウォーズ」と日本の特撮・アニメ” (日本語). 2010年12月10日閲覧。
- ^ 「ニュータイプ マークII」角川書店 1997年
- ^ 岡崎優の漫画版では、屋敷の窓に万丈の影が映り、それを見たギャリソンが涙するという、TV版とは異なり明確に万丈の帰還を示唆した演出となっている。
- ^ a b c 無敵鋼人ダイダーン3 オリジナルサントラ
- ^ 『スーパーロボットマガジン』Vol.8
- ^ ブレインナビ 『ザンボット3・ダイターン3大全』 双葉社、2003年、109頁。
- ^ 「ガンダム者」。
[編集] 外部リンク
- サンライズ公式Web
- (イタリア語) Daitarn III (Anime Mundi), detalied production information
| 名古屋テレビ 土曜17時台後半 | ||
|---|---|---|
| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
|
無敵超人ザンボット3
(1977.10.8 ‐ 1978.3.25) |
無敵鋼人ダイターン3
(1978.6.3 ‐ 1979.3.31) |
機動戦士ガンダム
(1979.4.7 ‐ 1980.1.26) |
| テレビ朝日 金曜18時台前半 | ||
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無敵鋼人ダイターン3
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