ファンタシースターユニバース

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ファンタシースターユニバース
Phantasy Star Universe
ジャンル ロールプレイングゲーム
対応機種 プレイステーション2(PS2)
Windows(Win)
Xbox 360(360)
開発元 セガソニックチーム
発売元 セガ
人数 1人
メディア PS2:片面1層DVD-ROM
Win:片面2層DVD-ROM
発売日 PS2/Win:2006年8月31日
360:2006年12月14日
PS2/Win廉価版:2007年7月26日
価格 7,140円(税込)
PS2/Win廉価版:2,100円(税込)
対象年齢 CERO:B(12歳以上対象)
コンテンツ
アイコン
恋愛/暴力
デバイス PS2:"PlayStation BB Unit"(専用ハードディスクドライブは使用しない) または "PlayStation 2"専用ネットワークアダプター、USBキーボード対応
Win:キーボード、ゲームコントローラ対応
360:Xbox 360 ヘッドセット、USBキーボード対応
売上本数 PS2:18万8961本(エンターブレイン調べ)
その他 PS2:オンライン対応
Win:オンライン専用
360:オンライン、ボイスチャット対応
  

 『ファンタシースターユニバース』(Phantasy Star Universe、略称 PSU) は、2006年8月31日セガより発売されたプレイステーション2およびWindows用(Xbox 360版は2006年12月14日発売)オンライン対応ロールプレイングゲーム

アメリカのブリザード・エンターテインメント社製人気RPGディアブロ2と同じく、オンラインとオフラインのキャラクターデータは隔離され、オフラインにはストーリー重視の「ストーリーモード」とローグタイプの「エクストラモード」が用意されている(Windows版はインターネットへの接続が必要)。オンラインモードのプレイには月額(正確には30日分の)課金のガーディアンズライセンスを購入することが必要。オンラインモードの正式サービスの開始はパッケージ発売日である2006年8月31日からであったが、サービス開始後に不具合(オンラインサービス開始直後に発生した接続不良問題参照)が発生し、2006年9月15日まで延期された。 2008年9月25日から、Windows版に限りクライアントソフトの無料配布が行われるようになった。[1]


目次

[編集] 概要

本作はPSO(ファンタシースターオンライン)のバージョンアップ版ではなく「完全な続編」である。ただし世界観に繋がりは無いので、前作をプレイしていなくても十分楽しめるように配慮されている。シリーズとしてはPSOよりも本家ファンタシースターに近いタイトルと言える。戦闘はリアルタイムで展開し、攻撃のタイミングや敵キャラクターとの位置取りなどアクション要素も取り入れている。一方でそれほど難しい操作を要求されることも無いのでアクションが苦手なプレイヤーにも受け入れやすく作られている。

ネットワークモードのサーバは「ユニバース」と呼ばれ、並列に構成されている。ユニバースは複数存在し、それぞれが平行世界のように同時に時間が進行する。別のユニバースにいるキャラクターに出会うことはできないが、キャラクターは(そのユニバースに空きがあれば)他のユニバースに自由に行き来することができる。このシステムは、例として「知人が異なるサーバなどをセレクトしてしまった場合に、共同プレイできない」などの問題点を払拭したものとして公開されたが、9月15日の正式サービスの開始に伴い「ワールド2」が新設された事で、結局ワールド1を選んだプレイヤーとワールド2を選んだプレイヤーは同時に遊べない仕様となってしまっている。その後、2007年11月15日に行われたアップデートにより、この問題は解決されている。

ゲームモードは「ストーリー」「エクストラ」「ネットワーク」の3種類が存在し、それぞれのモードごとにゲームバランスが著しく異なる。詳しくは後述する。

キャッチコピーは「すべてのRPGを過去にする」、「君の守るべきものは、何だ?」

[編集] 各機種版の相違点

PSUは2006年8月31日プレイステーション2版とWindows版のプラットフォームで発売され、2006年12月14日にはXbox 360版が発売された。Windows版とプレイステーション2版ではサーバを共有しているが、Xbox 360版はそれとは別に専用サーバが設置され、こちらは米国および欧州のプレイヤーも混在した形で運営されている。

ゲーム内容、サービスに基本的な違いはないが、Windows版はマシンスペックと設定によりプレイステーション2版よりも高画質、高フレームレートでゲームを楽しむことも可能。 ただしWindows版は動作に必要なマシンスペックが2006年当時としては比較的高い上に、ネットワーク、ストーリー、エクストラモードに関わらず必ずネットワーク接続環境が必要となっている。これはディスクのコピー等による不正なプレイを監視するための措置であり、オフラインモードをプレイするためにガーディアンズライセンス(月額使用料金)購入の必要はない。 しかし認証用のサーバがメンテナンスやダウンしているなどで認証が不可能な場合、各オフラインモードすらプレイできないという弊害もある。

またオフラインモードのセーブデータは、プレイステーション2、XBOX版の場合は専用の記録媒体に、Windows版の場合はローカルディスク(パソコン内)に保存する方法の他に ソニックチームが提供している専用サーバに保存する方法も用意されており、後者の場合であってもガーディアンズライセンスの購入は必要なく、PSUがプレイできる環境さえあればログインIDとパスワードを入力して どこでも自分のキャラクターデータを参照しロードすることができる。しかしこの方法でセーブされたデータはローカルに保存することはできず、逆にローカルからサーバへとデータをアップロードすることもできない。

ちなみにプレイステーション2本体だけではガーディアンズライセンスを購入することができないため、ネットワークモードをプレイする際は別途携帯電話端末、もしくはパソコンで公式サイトに接続し、登録・購入する。

プレイステーション2版はメモリ容量の問題や専用ハードディスクに対応していないことから、スクリーンショット(ゲーム画像)を撮影する機能は無い。また、ハード能力の問題でロビーやパーティーでの戦闘中など、キャラクターの多い場所ではグラフィック処理が追いつかず動作が重くなってしまう。

[編集] ネットワークモード概要

ネットワークモードでは他のプレイヤーとインターネットを介して同時に冒険することができる。ソフトの代金以外にガーディアンズライセンス(月額プレイ料金)の購入が必要。セーブデータは運営下のサーバに管理されている。ちなみにログインIDやゲームキー(シリアルナンバー)はWindows版、プレイステーション2版で互換性があるので、ハードが変わっても続きからプレイできる。XBOX版は違うサーバで運用されるためPS2/Win版との互換性は無い。また、いずれの機種でもオフラインモードで育てたキャラクタのデータをオンラインで使ったり、オンラインで育てたキャラクタのデータをオフラインモードで使うことはできない。

以下から記述されている項目は 主にネットワークモードを主体として記述されているため、オフライン用のモードとは仕様が異なる場合がある。

[編集] 主な目的

ネットワークRPGは一般的な(ドラゴンクエストファイナルファンタジーに代表される)RPGとは目標へのベクトルが大きく異なる場合が多い。

一般RPGはストーリーを進めラストボスを倒すことに特化しているが、ネットワークRPGには基本的にエンディング(クリア)の希薄で、そのプレイの目的は「キャラクターの育成」「アイテム集め」「他のプレイヤーとの交流」に主眼を置いたものとなる。PSO(PSU)はMMORPG(Massively Multiplayer Online Role-Playing Game)ではなくMORPG(Multi-player Online Role-Playing Game)であるためラストボスは存在するが、やはり例外なくラストボスは一つの通過点でしかない。

[編集] MOとMMOの融合

PSOでは「ロビー」から「パーティー」を探し出して参加するか、自分で「パーティー」を作成して冒険フィールドに参加することができた。このロビー部分は大きな意味で言えばMMORPGであるが、一度に存在できるプレイヤーの数が非常に少ない人数に限られていた上にロビーの規模が非常に小さくMORPGにも等しい状態だった。

一方でPSUでは「ロビー」(ユニバース)の同時接続人数を500人前後と広大にし、アイテムショップの機能を持たせることでMMORPGに近い様相を呈している。また、冒険部分は完全に独立したMORPGとなっており、プレイヤーは「ロビー」で「パーティー」を組むか、すでに冒険している他のプレイヤーの「パーティー」を探し出して乱入することができる。一つのパーティーに参加できる人数は最大で6人なので、つまるところ一緒に冒険フィールドに入れる人数も最大6人となる。 ただし、町には店などを設けてあるものの、プレイヤーが冒険を開始、ないし終えて帰還し、パーティを募ったり再編成できるような拠点として機能するようには作られていないため、町でメンバーを探すのは現実的でなくなっている。 また、ロビーの移動にはミッションを通過するか、町のみに設置されているワープ受付嬢に話しかけて、任意のロビーに飛ぶという手間のかかる仕様になっている。 任意にワープ先を指定できるのはシティのみで、一旦ロビーへ飛べば、ミッションを選択して戦闘を経験し次の目的地に移動するか、町に戻るかの選択しかなく、ロビーだけを選んでの自由な移動は出来ない。 またロビーの中にはルートが一方通行であったり、事実上行き止まりの場所も多く、そうなったらシティへもどるしかない。 この構造はPSOのようにメンバーを探すためにロビーを移動するという事が、事実上不可能なことを意味している。 さらにPSOには実装されていたプレイヤーサーチに該当する機能がPSUには存在しないため、所謂突発的な野良PTや、すでに作成されている部屋に途中参加する、いわゆる乱入プレイがやりにくく、結果として偶然出会った他人同士でパーティを組むという、オンラインRPGで通常行われる過程が起きにくい=パーティが組みづらいとう事態がおきてしまう。 プレイヤーはどこにどの程度人がいるのかという最低限の情報も与えられず、偶然に身をまかせて放浪するしかないため、特に低レベルプレイヤーや新規プレイヤーにはPSUというゲームは遊びにくいという印象を与えしまい、PSU離れをおこす一因となっている。 この問題は、イルミナスにおいても改善されていない。

[編集] キャラクタークリエイト

PSUのキャラクタークリエイトはPSOの流れを汲む物になっている。このキャラクタークリエイトは同社セガが発売したセガサターン用RPG「AZEL -PANZER DRAGOON RPG-」でドラゴンの攻撃形態を変更するモーフィングの機能を応用し、進化させたものである。これによって、より自然に無理が無くキャラクターの体型や顔の形などのバランスを無段階に等しいほどに変更/カスタマイズできるようになった。PSOでは「肉体のバランス」「顔のデザイン」「皮膚の色」「髪の色」「服装」を変更できた。このうち「皮膚の色」「服装」「顔のデザイン」は用意されたものからしか変更できなかった。

一方でPSUのキャラクタークリエイトは「性別」「肉体のバランス」「顔のデザイン」「顔のバランス」「くちびるの色」「まゆげ」「まつげ」「皮膚の色」「髪の色」「耳」「服装」「人工皮膚」(キャスト)「メインカラー」(キャスト)「サブカラー」(キャスト)「初期服とカラー」「パーツ」(キャスト)を変更できる。さらにPSUからキャストは人間タイプの顔も選ぶことができるようになり、その場合のフェイスカスタマイズも人間と同等に髪型や髪の色も変更可能である。ここまで多岐に渡るデザインの変更可能部位の多いゲームは珍しい。また、他のゲームでは解像度などによっては映像が潰れるなどしてあまり効果が認められない場合も多いが、PSUではカットインによりキャラクターの顔をアップで表示させることができる。

服装(キャストの場合は外観パーツ)はゲーム中のショップで服(パーツ)を購入することによりいつでも着替えられるようになった。この服によるステータスの差は発生しない、見た目だけの効果である。これは「結果的に強力な装備が出回るようになるとみんな同じような姿かたちになるから」という意図の元にされたものであり、ゲーム内では最初から選べる外装の他にもゲーム内で購入できる様々な装飾品があり、「エステショップ」を利用するとサングラスや帽子なども着用できる。

プレイヤーは4種の種族「ヒューマン」「ニューマン」「ビースト」「キャスト」の中から1種類を選び、これに3種の職業「ハンター」(戦士)「レンジャー」(ガンマン)「フォース」(魔法使い)と性別を組み合わせたものがプレイヤーキャラクターとなる。それぞれ特殊な必殺技を持ち合わせていたり基本的なステータスに違いがある。

同時に本作からキャラクターボイスも追加された。用意された数種類のボイスの中から一つを選び「ボイスピッチ」を変更することで、ベースの物からさらに声質を変更することができる。以上の点から奇抜な物を含めれば ほぼ無限大のキャラクターデザインを作り出すことができる。キャラクタ(セーブデータ)はそれぞれのモードで最高4人分まで作成できる。

[編集] 種族と職業と成長

一般的にRPGのキャラクター概念といえば魔法使い剣士などがあるが、PSUでは「種族」と「職業」と「性別」の3つの要素からキャラクターの成長の方向性が異なるようになっている。転職はゲーム内通貨の「メセタ」を支払えばいつでも変更できる(ただしレベルなどにより転職代金は変わる)。
たとえば「ハンター」となれば強力な接近武器を使い、高い攻撃力と体力をもつが命中率と法撃力に劣る。法撃力の低い「キャスト」が「フォース」(魔法使い)になることもできるが、法撃力が低いということは総じてテクニック(魔法)の効果が落ちるということになる。が、他のステータスは劇的にあがる為「強固な魔法使い」を目指すのならそれもまたアリということになるだろう。成長の方向性もまた考え方次第というわけである。性別によるステータス差も多少ある。
また職業にはレベルが存在し「ハンター+レンジャー」(戦士+銃)といった複合系の職業になることもできる。この場合、特化職業のキャラクターとは異なるステータスの成長となり、武器の使用できる幅も増える。ただし武器は性能でランク分けされており、特化職業のキャラクターと違い 複合種は一部上位の装備を使えない場合がある。
なおPSOではキャスト系は世界観の制約からテクニックを使えなかったが、PSUでは使えるようになった。またトラップもキャスト専用ではなくレンジャーならすべての種族が使えるようになっている。

[編集] 星霊運

ネットワークモードではキャラクター名の横に「星」が光り輝くことがある。これは「星霊運」と呼ばれ、その日一日だけ あらゆる出来事にプラス補正がかけられる。
レアアイテムが多少手に入りやすくなったり、後述する武器の強化の成功率が上がるなど恩恵は多い。星霊運の強さはその輝きから数段階に分けられる。この星霊運はIDやランダムで選ばれるのではなくキャラクタごとの種族と性別で決定される。

[編集] フォトンの属性と製品ブランド

PSUでは架空のエネルギー「フォトン」を利用した技術によって作られた兵器が存在し、「セイバー」や「ハンドガン」(ガンダムスターウォーズに出てくるような―)など白兵戦/銃撃戦の両方に対応した多種多様な武器が生産されている。これらは基本的に緑色の光り輝く刃や弾丸であるが、「属性」を纏うことによって数種類の色に変化する。武器のランクによってフォトン部分の色の変化は発生しない。

たとえばPSOでは「セイバー」は緑色で、セイバーの上位武器「ブランド」は青色であったが、PSUではセイバーでも氷属性のフォトンを利用して作られた品物は青い刃を持った製品になる。

武具には生産している会社ブランドが存在する、たとえば現実で言う、拳銃のコルト社のようなものである。会社によりおなじ部類の製品(セイバー系等)でも性能が異なる。ブランドは全部で3種類、「GRM」「ヨウメイ」「テノラ」等といったブランド品と、どこのブランドにも属さないノーブランドの「クバラ」に分かれる。

[編集] シールドライン

PSUの世界の防具は「シールドライン」と呼ばれる着衣の上から装着するフォトンの帯が用いられている。これは装備者の肉体をフォトンの力で守り、あらゆる攻撃から身を守る万能防具である。シールドラインはそれが保持する属性により色が変わり、一部のラインには拡張スロットを装着することでプレイヤーの性能を上昇させる効果もある。

[編集] シールドラインの拡張スロット

シールドラインの拡張スロットはPSOとは違い「頭部」「腕部」「体」「エクストラ」の4つに分類され、それぞれ製品により空いている部位が異なる。 たとえば「頭部」と「腕部」のスロットが空いているシールドラインには「体」と「エクストラ」に分類される拡張スロットを装着することができない。
特にエクストラスロットはアンドロイドキャラクタ(キャスト)のSUVウェポン攻撃を行うスロットを装着するのに必要なため、人気に大きな差が出てしまっている。
また、現在のところ 追加してスロットの穴を開けるシステムは存在しない。

[編集] グラインダーによる強化

武器には基本的な初期性能のほか「属性可変値」(高いほど相対する属性を持つエネミーに対するダメージが上がる)と「グラインダー研磨」による強化によって威力が可変する。
グラインダー研磨加工を施すには、改造したい武器の製造会社の本店にある改造ショップに「グラインダー改造をしたい品物」と「その品物のランクに見合ったグラインダー」を用意しなくてはならない。グラインダーは主に後述する合成で手に入れる。このグラインダー研磨による強化によって得られる恩恵は後述する「フォトンポイント」にも影響があるため、魔法使い系のキャラクタも武器を強化すれば有利にゲームを進められる。
強化は原則として複数回可能だが、一度でも失敗すると強化値が0に戻り、初期10の強化限界値が-1となる。(「武器が消滅する仕様」は無くなった)。故に強力な属性可変値を持ち、より多く研磨された武器は非常に高値で取引されるであろう。なお、ノーブランド扱いのクバラ品はガーディアンズコロニーの改造ショップで強化を行う。

[編集] ブランド:GRM

装備品ブランドの一つGRM(ガルム)社は惑星パルムに本拠を置く総合大企業であり、またキャストを製造する権利を持つ唯一の企業である。その規模ゆえ、ストーリー中でもしばしばその名前が挙がることがある。その製品は攻撃力、フォトンポイント、命中率などすべてのステータスが平均的で扱いやすいものが取り揃えられている。オーソドックスな性能はどっち付かずというわけでもなく、高い水準で安定した使い心地を持つ。販売しているシールドラインにはバランスの取れたものを採用。製品のネーミングは「セイバー」や「ハンドガン」等、英語からとって来たベーシックなものが多い。同盟軍の装備品や宇宙戦艦などもGRM社のものが制式採用されている。

[編集] ブランド:ヨウメイ

惑星ニューデイズに本拠を構える武器メーカーであるヨウメイ社の製品は武器としての性能(=攻撃力)を落としてフォトンポイントに割り裂いたような形の武器を多く扱っている。テクニックやフォトンアーツを連続して使うのに最も適したブランドであり、重い一撃よりも多くの連続攻撃を行うことができる。販売しているシールドラインには防御力を重視したものを採用。製品のネーミングは「ピスタトル」等、日本や中国、韓国的な趣向がある。また、グラール教団で利用されている装備品もヨウメイの製品が多いようである。

[編集] ブランド:テノラ・ワークス

テノラ社の本店は惑星モトゥブにあり、GRMなどと比べると中小企業程度の規模のアンダーグラウンド系ショップである。しかし製品には定評があり、ローグスの幹部などはここの製品を好んで利用するようである。小手先よりも一撃の破壊力を求め、フォトンポイントを犠牲にして高い攻撃力と命中率を持ち合わせる。命中率の低いビーストなどの種族に最適である。販売しているシールドラインには回避力を重視したものを採用。製品のネーミングは「シッガ・ダムド」等、中東を意識してつけられている。

[編集] ブランド:クバラ

どこの会社にも属していない製品、通称「クバラ品」は 基本的にショップで完成品は売られておらず 合成して自力で作り出す必要がある。大半は既成のブランド製品の色違いだが、中にはオリジナルデザインの品も存在する。正式にサポートをしている会社は無いため、強化はガーディアンズコロニーのアンダーグラウンドな強化ショップで行う事になる。基本的に製作コストも低く、ステータス的にブランド製品よりも 劣る傾向にあるが、中には絶大な威力を持つ物も存在する。製品のネーミングには「セイバック」「ハンドガック」等、名前の最後に「~ック」が付くものが多い。

語源はモトゥブのジャンク街が集まる街「クバラ・シティ」から来ている。

[編集] 武器の種類

現在公開されている武器の種別は全部で23種類。武器によっては攻撃時に「毒」や「麻痺」などの効果を発生させるものもある。

  • セイバー系(セイバー/サベラ/セバラ等)
右手に持つ細身の片手剣。PSOではあまり使い勝手が良くなかったがPSUではオールラウンドに通用する武器になった。原則としてすべての職業が装備できる。外観はまさにスターウォーズの「ライトセイバー」そのままである。
  • ダガー系(ダガー/ダガンザシ/ダガ・ダガ等)
右手にもつ小刀、逆手に持つ。セイバーよりも威力が低いが素早いモーションを持つ。様々な職業が装備できる。
  • クロー系(ミサキ等)
右手に装着する爪の形状をした武器でPSシリーズの伝統的な武器。リーチは非常に短いが片手武器の中では最強の部類に入る。現在はヨウメイとテノラ、クバラ製品が存在する。PSOではあまりの使い辛さにネタ武器扱いだったが、PSUでは非常に使いやすい優秀な攻撃モーションになった。限られた職業しか装備できない。
  • ウィップ系(ヴィシ等)
右手に装着する鞭。威力は低いが同時攻撃数と範囲を誇る。
  • スライサー系(ヒケン等)
右手に装着するフォトンの刃を投げる武器でPSシリーズの伝統的な武器。リーチは短~中距離程度で湾曲した軌跡を描く。武器自体の性能は高くないが、スキルの攻撃力がかなり高い。
  • ソード系(ソード/ソウルド/ソダッド等)
両腕に持つ巨大な剣。高い威力を誇る反面、モーションが遅い弱点もあるハンター系の武器。PSOではハンター系のメイン武器であったが、本作では隙があまりにも大きく同時に攻撃できる数も通常3体までという制限がかかった。それでも驚異的な攻撃範囲はそれをカバーするに到る。

(現在は修正により4体へ同時攻撃できるようになった)

  • スピア系(スピア/スピナアタ/ムクピア等)
両腕にもつ槍型の武器。前作でいうパルチザンであるが、本作では なぎ払い攻撃から突き攻撃に変更されている。ハンター系の武器であるが、幅広い職業が装備できる。モーションや性能が優秀である。
  • ナックル系(ナックル/ネクアル/グッタ・ナクル等)
両腕に装着するグローブ型の武器。リーチは短いが素早い連続攻撃と扱いやすいモーションを持つ。ちなみにPSUでは素手攻撃はできないため、素手攻撃モーションは存在しない。
  • ダブルセイバー系(ダブルセイバー等)
柄の両方に刃を持つ両手用の剣。モーションに癖がありやや扱いづらい。ネットワークモードとストーリーモードでの性能が完全に異なっており、ストーリーモードでは強力無比のスキルがある。
  • アックス系(アンク・トマホ等)
PSUから初登場の武器で巨大な両手用の斧。高い破壊力を持つが命中率が低く、攻撃速度も遅い。現在はネットワークモードにのみ登場する。
  • ツインセイバー系(ツインセイバー/リョウサベラ/アル・セバラ等)
PSOで言うムサシ系武器に該当する。両腕に一本ずつセイバーを持つ。素早い連続攻撃で使いやすく、オールラウンドで活躍できる。フォトンアーツも強力で扱いやすい。
  • ツインダガー系(ツインダガー/リョウダガン/アル・ダガ等)
PSOのダガー系武器に該当する。両腕に一本ずつダガーを持つ。威力は低いがツインセイバーよりも素早い連続攻撃を持つ。
  • ツインクロー系(リョウミサキ等)
両腕にクローを装備するPSシリーズの伝統武器。高い攻撃力や連続攻撃は非常にバランスが良く高い性能を持つ。
  • ハンドガン系(ハンドガン/ピスタトル/ブドゥキ・ハド等)
左手に持つ短銃。セイバーなどの片手武器と同時に装備できる。あまり連射は利かないが平均的な攻撃力と命中力を持ち、主観視点による狙い撃ちもできる。
  • クロスボウ系(クッポ・ウピンデ等)
左手に持つクロスボウ。同時に複数方向に対して弾丸を発射する。PSOで言う「ショット」に近い武器だが、サイズは一般的なクロスボウである。限られた職種しか装備できない。
  • マシンガン系(マシンガン/マッガン等)
機関銃。PSOでは二丁拳銃だったが左手に一本だけ持つ。ボタンを押しっぱなしにしている間だけ弾丸を発射し、その攻撃速度はすべての武器の中で最速を誇る。ただしPPの消耗が激しく、威力は非常に低く射程も短い。
  • カード系(キカミ等)
扇状に広がったフォトンから弾丸を複数飛ばす武器。弾丸はロックオンした対象を追尾する。PSOで言うスライサー系に近い存在。現在はネットワークモードにのみ登場。
  • ライフル系(ライフル/ライホウ等)
サイドステップしながら発砲する事はできないが、非常に長い射程と比較的高い攻撃力を持つ。レベルを上げることで高レベルの症状効果を持つフォトンアーツも特徴である。両手でしっかりと構えて使うため、セイバーなどと併用はできない。現在はテノラ製品のライフルは存在しない。
  • ショットガン系(シッガ・ダムド等)
同時に複数の弾丸を発射する。弾丸は同時に一つの対象に命中させる事ができ、多段ヒットさせる事ができる。サイドステップや主観モードでの発砲はできない。発射後にポンプアクションのような動作を行うため、一時的に無防備になる。
  • ロングボウ系(アルテイリ等)
非常に長い射程を持つ弓道武器。連射はあまりきかずサイドステップで発射はできないが、高い威力を持つ。また、敵の防御力に影響されずダメージを与えることができる。限られた職業しか装備できない。
  • グレネード系(グッレ・ネイダ等)
放物線を描く弾丸を発射する重火器。連射はできないが非常に高い威力を持ち、複数の敵を巻き込んで攻撃できる。現在はネットワークモードにのみ登場する。
  • レーザーカノン系(レーザーカノン等)
肩に抱えて発射する光線銃。ビームは貫通し、複数の敵を巻き込んで攻撃できる。
  • ツインハンドガン系(ツインハンドガン/リョウピスタトル/アルブ・ハド等)
両腕に一丁ずつハンドガンを装備する。サイドステップ、主観モードでの発砲が可能。一発あたりの威力は同ランクのハンドガンに劣るが、一度に二発発射するためダメージは高い。
  • ウォンド系(ウォンド/ワンドラ/ワガンガ等)
フォース専用武器。片手用で右手に装備する。通常攻撃はできないが、一本につき二つのテクニックを装備できる。
  • ロッド系(ロドウ等)
フォース専用武器。両腕に装備する。通常攻撃はできないが、1本につき四つのテクニックを装備できる。ウォンド系に比べてテクニックの発動速度が遅い。

[編集] 旧作との戦闘システムの相違点

PSOではターゲットに対するロックオンが強烈で、ロックオンした方向に対して攻撃行動を起こした場合、強制的にも等しい方向転換を強いられたがPSUではロックオンをして攻撃をしている最中でも方向キーを入力すると任意の方向へ方向転換できるようになった。この事から一度攻撃を開始したら攻撃の手を休めることなく付近にいる別のターゲットに攻撃対象をチェンジできるようになり、これを応用すれば わざと敵を吹き飛ばさずに寸止めしたりもできる。 ただしフォース系にはロックオンがなく、テクニックを使う際、手動で使いたい方向にキャラクターを向けなくてはならない。

また、遠距離武器は特定のキーと組み合わせて攻撃すると向いている方向を固定して歩きながら発砲できることが可能になった。その他銃器の新要素として、一度に複数の弾丸を発射する(いわゆるショットガン系の)タイプの銃器の場合、一つのターゲットに同時に複数の弾丸を命中させれば多段ダメージを与えられるようにもなった。さらに主観視点に変更すれば(移動はできないが―)弱点を集中して攻撃できるようになる。

武器は「アクションパレット」にセットされた物からチェンジすることができる。また、セイバーやハンドガンなどの片手武器同士は同時に装備し特定のキーを押しっぱなしにすることで装備を変更することなく二つの武器を使い分けることができ、これを使うとテクニカルな戦闘も可能になる。 ただし、コンボ中に剣→剣→銃というような攻撃は不可能。

ただし「セイバー+セイバー」や「セイバー+ナイフ」のような自由が利く組み合わせではなく「ハンドガンは左手専用」「セイバーは右手専用」などとなっている。

そのため別途「ツインセイバー」「ツインダガー」「ツインハンドガン」などが装備カテゴリーとして存在する。当然ながら「スピア」などの両手武器は片手武器のセイバー等と同パレットに装備することはできない。

[編集] 攻撃とフォトンアーツ

戦闘はリアルタイムで進行し、「通常攻撃」と「フォトンアーツ」、そして「アイテム」や「トラップ」を駆使して冒険を進めることになる。フォトンアーツは装備している武器に装着(リンクすると言う)し、武器の持つ「フォトンポイント」を消費して発動する。ただしセイバー用のフォトンアーツをスピア系の武器に装着するなどの異種間流用はできない。
近接武器には「スキル」、射撃武器には「バレット」、法撃武器には「テクニック」のフォトンアーツがリンクできる。また、フォトンアーツの発動には前述のように、武器ごとに割り当てられたフォトンポイントを使うのでプレイヤーキャラクターそのものには所謂マジックポイントの類の数値は存在しない。
フォトンアーツは基本的に「ディスク」を購入し使用することで習得できる。フォトンアーツはPSOでいうエクストラアタックに近い存在であるが、キャラクターのレベルとは別に各フォトンアーツ毎のレベルが設けられている。このレベルはフォトンアーツを使い込むほどに上がり、威力や効果、範囲などの性能があがる代わりに消費するフォトンポイントが多くなる。
また、フォトンアーツのレベル上限は各職業毎に異なっており、ハンターはスキル、レンジャーはバレット、フォースはテクニックのレベル上限がそれぞれ高い。明確な職業の差別化が図られたことによりPSOのようにハンターが銃を持ったときレンジャーより強かったり、レンジャーが近接武器を振り回すという光景はあまり見られなくなった。
現在のネットワークモードと、拡張パッケージである「イルミナスの野望」のストーリーモードでは、これらの要素に加え、「ジャストアタック」と「ジャストカウンター」の仕様が導入されている。
ジャストアタックは、通常攻撃、もしくはフォトンアーツのコンボ発動の際、タイミングよくボタンを押すと威力にボーナスが、ジャストカウンターは、攻撃をガードした際にタイミングよくボタンを押すと強烈なカウンター攻撃が発動する。

[編集] フォトンポイント

近接武器の場合、通常攻撃でフォトンポイントが消費されることは無い。通常攻撃では、基本的に最高3回のコンボを繰り出すことができる。コンボの最中に発生する命中判定の回数や攻撃ディレイ(延滞)の時間は武器の種類により異なる。また、通常攻撃の他にリンクしたスキルを発動させることもできる。スキルにはフォトンアーツのレベルが一定まで上がると連続コンボを出すことができるようになるものが多い。スキルは通常攻撃のあとに発動させることもでき、最大で通常攻撃3+スキル3=6回のコンボが繰り出せる。
射撃武器の場合、通常攻撃であってもフォトンポイントを消費する。また、バレットをリンクさせることにより威力が増加し、属性と特殊効果が添付され、通常攻撃は使えなくなる。
法撃武器は通常攻撃ができない代わりに片手杖には二つ、両手杖には四つのテクニックをそれぞれのボタンに振り分けることができる。
フォトンポイントは装備していれば(これはつまり即時攻撃できる状態にしておけば)徐々に回復していくが、回復速度はあまり早くないのでフォトンアーツを乱発するとすぐにフォトンポイント切れになるため注意が必要である。この自動回復速度は武器の種類とプレイヤーの職業、そしてゲームモード(オフライン/オンライン)によって異なる。他にも要所にあるフォトンチャージャーで「メセタ」を支払って回復するか、「フォトンチャージ」というアイテムを使うことでも回復できる。
また、拡張パッケージである「イルミナスの野望」発売以降、オンラインモードでは接近武器に限り、通常攻撃を一撃浴びせるとフォトンポイントが少量回復するように仕様変更された。その仕様が入る前まで、ハンタークラスの職業はフォトンアーツをひたすら連打し、ポイントが無くなったら武器を取り替えて後は使わない、いわゆる「武器の使い捨て」的な戦い方を基本とし、通常攻撃の存在は無視されていたが、多少なりとも意味のある存在となった。

[編集] アクションパレットの改定

ドリームキャストPSOではコントローラーの3つのボタンに対応する部分に「アクション」を振り分け、L or Rトリガーで裏パレットのON/OFFを切り替え、最大6つのアクションを行えるようになっていた。
これには「通常攻撃」の他に「回復アイテムの使用」「テクニック(魔法)の使用」などが含まれており、職業によってはボタンが足りなくなるという問題があった。また、武器のクイックチェンジには直接対応していなかった。
ボタン数の制限からAボタンは「アイテムを拾う」に設定されており(平常時はなんの機能も持たないが、アイテムなどに近寄ると自動的に変化する)このボタンに攻撃を割り当てると付近にアイテムがある場合、拾うのに手間取って一時的に攻撃ができなくなるなどの問題もあった。この仕様によりストーリー中の登場人物が配置したメッセージカプセルを開いてしまい、行動ができなくなってエネミーに殺害されてしまう「リコトラップ」(リコ=登場人物)現象などが存在した。
PSUでは通常時は現在の装備している武器によって攻撃やフォトンアーツ、テクニック発動などのアクションが固定で設定されるようになり、アクションパレットは純粋に装備を変更するだけの機能に置き換わった。基本的に武器は様々な種類のものを複数持ち歩くことになるが、同じ種類の武器を同時に大量にセットしても構わない。またアイテムの使用は装備品とは別枠のスロットにアイテム用のスロットが用意されており、そこからアイテムを選択してアクションパレットを閉じるとアイテムを使う方式に変更された。アイテムを拾ったり調べたりするボタンも攻撃などと干渉しないキーに配置された。

[編集] ガード行動

PSOでは向いている方向に関係なく回避率が高いと敵の攻撃を弾くようにガードしていたが、PSUでは敵の方向を向いている時にのみガードをする確率が発生するようになった。この変更により、下手に後退しようと敵に背中を見せると、かえって大ダメージを受ける場合がある。これは一部を除いた敵も同様であるため、敵の背後を取れば確実にダメージを与えることができる。

[編集] ステータス異常

PSUでは前作のPSOでゲームバランス的に問題があったステータス異常の調節がされている。たとえば麻痺(攻撃不可能)は一度発生するとアイテムを使うまで永久に攻撃もテクニックもできなかったが、PSUではほとんどのステータス異常に時間による回復が導入されている。さらに新ステータス異常として「燃焼」などが追加され、アンドロイド系のキャラクタも「毒」のステータス異常になるようになった。これらのステータス異常は主に銃器の弾薬やテクニックなどに付加される。
効果の内容も見直され、例えば「感電」と「麻痺」は同じように攻撃などができなくなるといった極めて似通った効果であったが、「麻痺」は一定時間完全に動けなくなり、「感電」は動けるがテクニック以外の攻撃できなくなるなど、効果に適切な性格付けがされた。

[編集] テクニック(魔法)と属性の改編

PSOでは炎、氷、雷の3属性の攻撃テクニックに光、闇の2種の特殊攻撃テクニックとステータス上昇/下降系、それに回復、蘇生テクニックという構成だったが、PSUでは6属性に改変された。ステータス系テクニックもそれぞれの属性カテゴリに収まり、攻撃力や防御力があがる物のほかにも、法撃力や命中率が上がるものなど効果の種類が増えた。変更は一部名前にも及んでおり、例えばPSOでいう攻撃力増強テクニック「シフタ」は炎属性のカテゴリに入れられ「アグタール」と改名された。
属性は「フォイエ(炎)」「バータ(氷)」「ゾンデ(雷)」「ディーガ(土)」「レグランツ(旧グランツ/光)」「メギド(闇)」の6種類。ちなみに前作で「メギド」は確率により対象を即死させるテクニックだったが、PSUからはこれに微量ながらダメージが入るようになった。自分中心に発動する「ギ系」、前方範囲内に発動する「ラ系」(ギゾンデ、ラゾンデ等)の他、新たに詠唱ボタンを押し続けることで攻撃が持続する「ダム系」、敵を追尾する「ノス系」など、様々なテクニックが追加された。
また、PSOにおいて敵の属性は「ネイティブ」「アルタードビースト」「マシン」「ダーク」の種族形式であったが、本作では廃止され、上記エレメント形式になっている。

[編集] ミッションへの参加と同時参加人数

PSOでは、単純に冒険エリアへ侵入してモンスターを倒し、最下層で待ち受けるボスを倒す、通称「素潜り」が可能であった。
これはPSOのストーリーが冒険の舞台「ラグオルの調査任務を請け負ったハンターズ(プレイヤー)が主人公」であり、「仕事をすでに請け負っている」状態であるとも言えるため可能であったが、一方のPSUでは「ミッション」を請け負ってから冒険マップへ進入し、指示された目的をこなすことでミッションクリアとなる。そのため、最下層に居るボスを倒すことだけが必ずしもミッションクリアの条件とはならない。
ネットワークモードのミッションは難易度制になっており、同一ミッションでも「C~S2」の5段階難易度が提供されている。これは前作の「ノーマル、ハード、ベリーハード、アルティメット」モードに相当するが、S2難易度に相当するものは存在しなかったさらに上位のゲームモードである。当然ながら、難易度によって敵の強さや手に入るアイテムが異なる。
ミッションをクリアすると中継地点へと移動し、この部分は通常の街のようにMMORPG形式になっている(ただし街よりも規模は小さく、利用できる施設は限られている)。この中継点から外に出るとさらに別のミッションを請け負うことができ、次の中継点を目指すことになる。ミッションの種類によっては「ボス」を倒すことが攻略の条件になっている場合もある。これは基本的にイベントシーンが含まれているか否かの違いだけで、オンラインとオフラインモードでその基本形式そのものに違いはない。ちなみにオンラインモードで他のプレイヤーがすでに請け負っているミッションに乱入すると自動的に「パーティー」が組まれる仕組みになっている。
一度のミッションに同時に参加できるプレイヤーの人数はPSOの4人から6人に増員された。これはPSOが初めてリリースされたドリームキャストのハードウェア性能では不可能な数であるという。より多くのプレイヤーが同時にミッションに参加することでエネミーの攻撃対象を分散させ、また集中攻撃などによる殲滅能率が上がるため、推奨レベル以下でも攻略することができるようになる。ただし人数が多いと必然的に敵から得るアイテムを多人数で分けるため、稼ぎが少なくなる欠点もあり、またプレイヤーが多すぎることでかえって猥雑感があったり、プレイステーション2版、低スペックコンピュータで遊んでいる人には処理が重すぎてゲームにならない場合もあるなど、逆に少人数でミッションに挑戦するプレイヤーも少なくない。
一般でいうMMORPGでは「パーティー」はレベル差によるキャラクターの性能差が大きすぎるなどして引っ込みがちになり他のプレイヤーに話しかけづらいなど、非常に「組みにくい」が、PSUでは進入できるマップにレベル制限があり、他のプレイヤーのLvなどもパーティー参加前に簡単に確認もできるため 近いレベルのプレイヤーを探すのには苦労しない。また若干レベルに差があってもレベルの高いプレイヤーが低いプレイヤーをサポートすればよいだけの話であり、その差もプレイヤーの腕前次第である程度埋められる。

[編集] ミッションクリア

ミッションをクリアーするとミッション中のプレイヤーの行動によって「S」「A」「B」「C」の4段評価がされる。
上位のランクを得るほどミッションポイントやメセタ、アイテム等を獲得でき、採点基準はミッションごとに異なるが、「敵の殲滅率」「パーティー全体の戦闘不能回数」「クリアタイム」「パーティーの参加時間(最初から参加していたか)」「指定された条件の達成率」などによって決められる。ランクによってはミッションポイントやメセタすら支払われないことがある。

[編集] ボス戦の強化

PSOではプレイヤーのレベルが上がりすぎると「ボスがサンドバッグ状態になる」という現象が発生し(ラストステージのひとつ手前のステージのボス、「ボルオプト」が特に顕著な例とされる)ある意味ゲームバランスが崩壊していたが、PSUでは適正難易度の大ボスをソロ(一人)プレイで倒すのは困難になった。もちろん不可能ではないが、相当のレベルと腕前を要求される。
ボスには弱点があり、主観視点モードにして銃で攻撃するなどすると通常よりも大きなダメージを与えることができる。しかしボスには複数の命中判定ポイントがあるため、範囲攻撃が可能な近接武器を用いれば、それよりも大きなダメージを与えられる、ただし接近戦は大きなリスクを伴う。

[編集] エネミー(敵)行動パターンの変化

PSUの雑魚敵はPSOの物とは違い、多種多様な行動パターンを持つようになった。
前作ではエネミーの多くの敵がプレイヤーに対して直線的に接近し攻撃を仕掛けるパターンが多かったが、本作では敵エネミーの中でもサイドステップ、バックステップ、ガード、プレス攻撃、必殺技などを仕掛けてきたり、テクニック(魔法)攻撃を仕掛けてくるエネミーの数もより多く増えた。
また、これらの攻撃や行動はプレイヤーから攻撃を仕掛けることで中断させることもできる。行動のキャンセルを狙い、安全地帯へと避難して再び攻撃を仕掛けるヒットアンドアウェイで戦えば回復アイテムやフォトンポイントの節約になり、同時に死亡率を軽減できる。また、PSOではエネミーの座標位置はクライアント(ユーザー側)依存の部分が大きかったが、PSUではほぼ完全にサーバ依存になった。このためオンラインモードでは敵の座標や攻撃判定に回線の接続延滞が原因による誤差が生じてダメージを受けることもある。

[編集] NPCとの冒険

PSUのネットワークモードでは条件を満たすとNPCのパートナーカード(※後述)が得られ、呼び出すことでストーリーモードの重要人物とネットワークモードでもパーティーを組むことができるようになる。呼び出されたキャラクタはコンピューター制御であり、行動を指定することはできず、パーティー人数のスロットを一キャラクタにつき一つ使うことになる。NPCキャラクタは同一人物でなければ同時に二人まで呼び出すことができ、基本的に呼び出したプレイヤーのレベルよりも常に少し高いレベルを持つ。オフラインモードでは自分を除いて3人の仲間を呼び出せる。

[編集] ナノブラスト

「ビースト」の種族はある一定のレベルに達し、条件を満たすと「ナノブラスト」をして獣人化することができる。変身中はステータスが向上したり特殊能力を得ることができる。効果時間は30秒もしくは50秒(ナノブラストの種類により異なる)。ストーリー設定上、街中でのナノブラストは禁止されている。

[編集] SUVウェポン・システム

「キャスト」の種族はある一定のレベルに達し、条件を満たすと惑星の軌道上にある衛星から巨大な兵器「SUVウェポン」(サブウェポン)を召喚し、一時的に装備して戦うことができる。これらはプレイヤーの攻撃力に依存し、劇的な壊滅能力と特殊効果を持つものもある。まるで戦隊ヒーローの合体ロボを彷彿とさせる機能である。効能はPSOでいう「フォトンブラスト」のようなもので、SUVウェポンの種類により攻撃範囲などは可変する。

[編集] マイルームの追加

PSUでは自分専用の部屋「マイルーム」が追加された。

自宅を持つというコンセプトはウルティマオンラインから存在するが、それが導入されているソフトはまだ少ない。理由としては管理が大変なのと、プログラムが難しくなること。PSUもサービス開始当初にマイルームにまつわる接続不良が異常なほど頻発した。特に問題と思われるのは「家」を建築する方法とプレイヤーに「家」を建築する場所を提供する方法だろう。本作の場合は はじめからキャラクタごとにアパートやマンションの一室のような形で付与されている。

マイルームはチケットを購入すると「模様替え」して部屋のイメージを変更することができる。また、ルームアイテムと呼ばれるコレクション用のアイテム手に入れると部屋にある飾り付け用のポイントに設置することが可能である。イルミナスの野望専用ルームでは設置の自由度があがっている。

部屋の奥には「ベッド」、「ビジフォン(ゲーム内情報等を閲覧できる立体表示端末)」、同一アカウント内のキャラクター同士でアイテム交換できる「共有倉庫」、「パートナーマシナリー」(※後述)が設置されている。パートナーマシナリーは「キャラクター個人用の倉庫」と「アイテム合成」、「プレイヤーと同時に冒険する仲間」といった要素を持ち合わせている。

他のプレイヤーを自分の部屋に招き入れるには あらかじめパートナーカードを交換してビジフォンから行きたいプレイヤーのルームを選択する方法が一般的である。他にショップを開いているルームを検索して見知らぬプレイヤーの部屋にお邪魔することも可能である。逆に出入り口の脇にあるタッチパネルを操作することによって他のプレイヤーの出入りを禁止することもできる。

[編集] パートナーマシナリーによる生産と販売

PSOはエネミー(モンスター)を倒すことで現品がアイテムとしてドロップしたが、PSUではアイテムを作るのに必要な基板素材がドロップすることが多い。この基板や素材は店で買うことができるものがほとんどだが、ドロップでしか手に入らないレアな物も存在する。

アイテムの合成はベースになる「基板」と「素材」を自分専用の部屋「マイルーム」にいる「パートナーマシナリー」(通称パシリと呼ばれている)に渡すことで行える。合成の成功確率は完成品の持つ基本的な成功確率とパートナーマシナリーの能力によって左右される。基本的に武器や防具は店で買うか、モンスターからのドロップを期待するが、モンスターが武器を完成品の状態で落とす確率は低く、また店売りの製品は可変値(属性性能)が無かったりなど、良い装備を得るには必然的に合成を頼らざるをえない。なお、武器などの装備品は完成するまでに要する時間はアイテムによって異なり、全く時間のかからないものから4時間以上要するものまである。レアリティの高いアイテムほど時間がかかる傾向がある。なお、ログアウトしていても合成作業は行われている。 こうして生産して作られた装備品はマイルームをカスタマイズして「ショップ化」すれば他のプレイヤーにむけて販売することができる。パートナーマシナリーはエサ(回復アイテムや武器、防具など)を与えると進化し、進化によって生産成功率が上昇する。また、人間型(プレイヤーキャラより明らかに小さい人形)にまで進化させればプレイヤーと共に冒険をすることも可能になる。

[編集] 他のプレイヤーとのコミュニケーション

前作PSOは柄やアイコンを組み合わせて表情や絵を作りそれを表示させる「シンボルチャット」やゲーム中に演出として使われているモーションなどを流用した「ロビーアクション」、ギルドカード(名刺)交換をして互いにゲーム内メールをやりとりする「シンプルメール」、そして最も画期的だったのが他国のプレイヤーにも意思を伝えることのできる「ワードセレクト」といった多彩なコミュニケーション方法が導入されていた。

特に「ワードセレクト」はネットワークゲーム史上類を見ない機能である。一方のPSUではワードセレクト、シンボルチャットは機能から削除され新たに「カットイン」と「フキダシ形状変化」「ブラックリスト」が導入された。

[編集] フキダシ

フキダシ形状変化は自分の発した文字列と他人が発したおなじ文字列のフキダシとが合体しフキダシと文字が巨大に変化する。
イベント時など非常に他のプレイヤーとの連帯感を持ちやすい。また、特定のキーと組み合わせて発言するとフキダシが針状になって「バーン」と効果音が鳴ったり、雲状になって「ふわふわ」と音が鳴ったりする。これで感情表現(!・?)だけでは表現しきれなかった「ハイテンション」であったりだとか、「困惑している」などの感情表現方法がより豊かになった。遠くにいるプレイヤーのフキダシは小さく表示される。
また、文字とフキダシの形が同じになった場合に、フキダシ同士が重なって発言した文字が大きく表示される。

[編集] カットインシステム

「カットイン」はメッセージと同時にプレイヤーキャラクターの顔と表情を画面上に表示させる機能である。これとフキダシの形状とを組み合わせることで一般的なチャットスペースや他のネットワークゲームでは表現しづらい「人間の感情」を出すことができることとなった。これは「単なるチャットツール」として見ただけでも極めて画期的なことと言えるだろう。

[編集] チャットコマンド

上記フキダシやロビーアクション、カットインなどはチャット入力ボックスからコマンドを入力して呼び出すこともできる。
また、チャットコマンドを使うことでキャラクターボイスを出したり効果音を出したり文字列の色を変更するなども可能になった。さらに擬似的にダイスを転がしたりトランプを引いたりできるなど、他のゲームソフトではあまり見られない様々な機能が追加されている。

[編集] パートナーカード

PSOでは「ギルドカード」と呼ばれていた機能。通称「パトカ」と呼ばれている。
前作ではカードの持ち主がログインしているかどうか確認するために一枚ごとに検索しなくてはならなかったが、本作では自動でイン/アウトの状態が更新されるようになった。持ち主へのシンプルメールの送信や、現在居るユニバース、参加しているパーティー名などを参照し、直接パーティーに誘うこともできる。私的な問題で通信をしたくない場合はここからブラックリストに登録することも可能。

 また、条件を満たすとストーリーモードに出てきたNPCやパートナーマシナリーのパートナーカードを得られ、そこからNPCをパーティーとして登録して一緒に冒険することもできる。

[編集] シンプルメールの機能拡張

PSOで人気だったシンプルメールの機能が拡張され、同時に同じ内容の文章を複数のプレイヤーに送信できるようになった。
また、オフラインのプレイヤーにもメールを送信できるようになりモバイル版PSU公式サイトに接続すればPSUがプレイできる環境に無くともiモードなどの携帯端末からメール内容を確認できるようになった。ただしこの機能を使うには月額315円の使用料が別途加算される。

[編集] ブラックリスト

PSUではドリームキャスト版PSOの頃から待望されていたブラックリスト機能が追加された。
この機能は他のゲームソフトでもよくある登録されると登録者へ対するパーティーの結成、パートナーカードの送信、チャット発言、シンプルメールなどのあらゆる通信が遮断されるという物である。相手のPSU以外で使っている通信手段(メッセンジャーや電話、メール、直接会う等)を用いない限り、登録したプレイヤーと登録されたプレイヤーは直接コミュニケーションをとることができなくなった。ブラックリストの登録に関して基本的に運営チームは関与しない事としている。なお、第3者を介せばコミュニケーションをとることは一応可能である。
ただし、ブラックリストに登録された相手が自分のパートナーカードを持っている場合には自分のオンライン/オフライン状態のみ確認することができてしまうので注意が必要である。

[編集] 地面・椅子に座る

PSUでは「ロビーアクション」に「座る」が追加され、ロビーアクションを行うことのできる状態なら地面に、椅子やベッドがある状態ならそれに座ることができるようになった。この座るポーズには男女差があり、さらに特定のキーを入力するとポーズが変わるようになっている。逆にPSOにあったフォトン・チェア(どこでも座れるビニール風船のような腰掛)は廃止された。

[編集] アイテム分配

冒険中に手に入れたアイテムは「取得者に分配」「完全ランダムに分配」「順番ランダムに分配」の3種類によって分配できるようになった。
「取得者分配」を選択すればアイテムを拾った人物に、「完全ランダム分配」はそのつどランダムに、「順番ランダム分配」ではランダムに最初の一人が選ばれ、以後順番にアイテムが分配される。
すべてのアイテムには一定のレアリティが定められており、あるランク以上のアイテムを習得した場合はシステムメッセージでだれがどのレアアイテムを拾ったのかが告知されるようになっている。
この仕様はPSOにおいてレアアイテムの持ち逃げなどが問題視されており、それに対する答えとして実装された。
なお、メセタについてはレア以外の分配規則を「完全ランダムに分配」「順番ランダムに分配」にした場合、パーティメンバーで均等に分配される。

[編集] ストーリーモード概要

ストーリーモードはオフライン専用モードのひとつで、プレイヤーはグラール太陽系を守る保安集団「ガーディアンズ」をある過去の出来事から毛嫌いする主人公「イーサン・ウェーバー」となってゲームを進める。イーサンはある事件をきっかけに心変わりし「ガーディアンズ」に入団、同期入団したヒューガ・ライトや教官のカレン・エラ 等、ガーディアンズの仲間と共に任務をこなしつつ、太陽系外から突然襲来して周囲の生物を凶暴な性質に変化させる謎の生命体「SEED」(シード)の“浄化”と古代に滅んだ技術をめぐり 敵対するキャスト部隊(同盟軍)や宇宙海賊らと衝突や共闘を繰り広げながら物語の核心を目指すことになる、スペースオペラのアクションRPGである。

ストーリーモードではオンラインモードとは異なりイーサンは職業に左右されずさまざまな武器やテクニックを扱うことができる。また敵の攻撃に対する耐性も高めに設定されており、いわゆる「ヒーロー特権」が与えられている。

オンラインモードに比べ レベルアップや通貨の取得量、エネミーの強さなどは、敷居が低く設定されており、それほど苦労することなく進められる。オンラインモードのチュートリアルとしての機能も持ち合わせているが純粋にアクションRPGとしても遊べる作りになっている。尚、ロビーアクション・チャットなどの機能は不要のため一部制限されている。

ストーリーモードは章仕立てになっており、アニメ番組のごとく「オープニングムービー」→「オープニング」→「ゲーム」→「エンドロール」→「次章予告」→「セーブ画面」となっており、同社の人気作の一つサクラ大戦も同様な作りになっている。プレイ時間はセガ告知で約30~40時間とされているが、急ぎ足で攻略した場合は15時間を切ると言われている。

前作のPSOから、全く違う世界になったため、世界観とシステムの説明的な色合いが濃く、主人公のイーサンがこの世界の普遍的常識であるガーディアンズについて無知であるのは、「毛嫌いしているために知ろうとしなかったため」として、事ある毎に説明を割り込ませても違和感が出ないように構成されており、導入口としては非常にわかりやすくできている。しかし、その分深みに欠ける展開になりやすく、また簡素でありながらプレーヤーを深く引き込む余地のあったPSOに慣れてしまったユーザーからは敬遠される傾向がある。そのため、このモードには賛否両論の意見があるが、要するにプレイヤーの好みの問題である。

[編集] 世界情勢と惑星

PSUは4つの種族と「グラール太陽系」の同軌道を回る「パルム」「ニューデイズ」「モトゥブ」の3惑星、そしてプレイヤーの基地となる「ガーディアンズコロニー」から構成される独特な世界情勢を持っている。
ヒューマンが自ら遺伝子操作をして作り出したニューマン、そして奴隷として作られたビーストとアンドロイドであるキャストとの間で 四つ巴の500年にわたる種族間戦争が起こり、その末に惑星パルムはキャストが、モトゥブをビーストが、ニューデイズをニューマンが統治することになった。
その後、保安集団「ガーディアンズ」が拠点にするために購入したコロニー、通称「Gコロニー」がその組織の肥大化に伴い大きく発展し、現在ではあらゆるところからの移住者で100万人規模の生活民を抱える巨大コロニーに成長した。

[編集] ガーディアンズ・コロニー

ガーディアンズの拠点基地として購入されたコロニー。元々は小さな物だったが、組織の肥大化により拡張され 現在では100万人を超える人々が住むようになった。ゲーム中では極一部の地域にしか侵入できないためその全容不明だが、移動手段としてリニアライン(リニアモーターカーのようなもの)などが発達、整備されている事から そうとうに大きな建造物だと思われる。政治についても他の惑星の関与を一切受けず 自治権を持っている。完全に人工的に作られているため 特に危険生物などは無く、グラール太陽系で最も安全な場所だったが、"SEED"の襲撃にあってからはリニアラインや生産工場などに凶暴なエネミーが散発して発生するようになってしまった。 プレイヤーが拠点にする街は「クライズ・シティ」と呼ばれる大型都市で、同タイプの居住空間が他にも存在するらしいが 作品中では触れられていない。

[編集] 惑星パルム

惑星パルムは地球に近い自然環境を持ち、緑と水が豊富な青い惑星である。過去500年前にあった戦争のため、現在の緑地の多くは植林により整備されたものである。地表を占める知的生命体はヒューマンとキャストで、人口はヒューマンの方が多いが、公権力のほとんどをキャストが掌握している。表面的な治安は安定している一方で「キャスト至上主義」を掲げるキャストが多く、ヒューマンを含めた他種族に対する"種族差別"は3惑星の中で最も激しい。「キャスト至上主義」を掲げるキャスト達は、しばしば他の種族(特にヒューマン)を指して「劣等種」と発言する。
元より大型の危険な原生生物が存在するものの SEED襲来までは比較的平和な惑星だった。かつての首都は「メルヴォア・シティ」だったが、約20年ほど前に謎の大爆発を起こし 首都は「タルカス・シティ」となっている。ゲーム上での拠点は「ホルテス・シティ」。 PSUの世界ではロボット工学三原則は存在しないらしく、要避難民がいるにもかかわらず緊急措置と称して草原を焼き払おうとしたり、機密上の重要人物を殺害するなど、極端な合理主義である。しかし「」を無駄なものだと否定している割に 過去500年前にあった戦争の事を未だに根に持っており、むしろ感情的であると言える。

[編集] 惑星ニューデイズ

緑色に輝く惑星で、ニューマンが率いる「グラール教団」が統治している。巨大な植物や原生の密林が多く、飛行能力を持つ凶暴な原生生物が多数存在するため 一部地域の上空を攻撃能力を持たない飛行船で航行する事は非常に危険である。首都は「オウトク・シティ」。ヴェネツィアのように街は水上に浮いており、床の一部がガラスのような物質で出来ている。一方で施設や街の景観は、アジアンテイストが漂うものになっている。遠方には全体が水で出来たグラール教の総本山「オウトク山」を臨むことができる。 ニューマンは元々、ヒューマンたちが自分たちの高位種として作った種族であったが、後に弾圧される。一見して人当たりが良い性格に見えるものの、意外と排他的で他種族に対して冷たいところがある。

[編集] 惑星モトゥブ

自然環境が非常に劣悪で、全体が砂漠化しているために赤色に輝いている惑星。あらゆるところで岩肌が丸見えで、治安が非常に悪く 街の外にいる原生生物もその大半が凶暴、凶悪である。一方で鋼鉄資源が豊富で労働者を求めている者も多い。これといった国家は成立しておらず、表立っては通商連合の取り決めと、裏ではローグスと呼ばれる(いわゆるヤクザ)者たちが国政を取り仕切っているのが現状である。主人公やプレイヤーが拠点として降り立つ街は「ダグオラ・シティ」。ビーストは肉体労働用に遺伝子組み換えされただけあり、筋肉質で大柄であるが 中には"小ビースト"と呼ばれる、成体になっても小学生の3~4年生程度にまでしか成長しない固体もある。 ガラこそ悪いが仁義を果たす 良い人が多い。

[編集] エクストラモード

エクストラモードとは、ストーリーモードをある一定まで進めるとプレイが可能になる、オフライン専用のゲームモードである。
このモードでは、ネットワークモード同様、プレイヤーがキャラクターをクリエイトしゲームを進めていくことになる。基本はストーリーモードから物語展開を省いたものであり、エンディングは無い。エネミーの強さや獲得できるメセタの量などゲームのバランスにかかわる部分もストーリーモードと変わらない。
エクストラモードで受諾できるミッションやパーティー編成可能なキャラクターは、ストーリーモードの進行具合によって増えていく。最終的にはストーリーモードには存在しないミッションも追加される。
ストーリーモード同様、ロビーアクション・チャットなどの機能は不要のため一部制限されている。

[編集] オフラインとネットワークモードの違い

ストーリーモードは登場するアイテムやミッションなど、現在のネットワークモードに比べると制限されている。マイルームの大きさや武具の性能や種類、エネミーの強さ、合成確率、属性付加率、武器強化成功率などにも違いがあり、ストーリーモードの方が敷居が低く設定されているためやり込み要素は少ない。これらの点からストーリーモードはあくまでネットワークモードへの導入程度と考えられる。

[編集] オフラインモードとネットワークモードの繋がり

ネットワークモードには通常のミッションの他に一人プレイ用の「ストーリーミッション」がある。
この「ストーリーミッション」は「ストーリーモード」の「エピソード2」にあたり、ストーリーモード世界の後日談として物語が展開する。ストーリーモードと共通した登場人物はもちろん、ストーリーミッション専用のキャラクターやアイテムなども登場する。ストーリーモードをクリアしていなくてもプレイすることができる。
ただしフルボイスのイベントシーンは無く、基本はテキストベースで既存のロビーアクションを併用したイベントシーンとなり、プレイヤーキャラクターに台詞は無い。
続編の「イルミナスの野望」ではストーリーミッションの全NPCの台詞にボイスが追加された。
プレイヤーが「参加者」ではなく、「傍観者」であるのがよく問題として挙げられる。

[編集] 登場人物

ファンタシースターユニバースの登場人物一覧を参照。

[編集] オンラインサービス開始直後に発生した接続不良問題

Windows/PS2版が発売された8月31日から9月6日の七日間に渡って発生した長期の接続不良/サーババグによって引き起こされた問題で、一部ゲーム専門のマスメディアにも取り上げられた。当初オンラインモードの正式サービス開始日はパッケージ発売日と同日であったが、9月15日まで延期になってしまったのは これが原因である。

ちなみに、この問題が発生中の間でも、一部期間を除いてインターネット認証が必要だったWindows版の「ストーリーモード/エクストラモード」のプレイと、外部サーバーへのゲームデータのセーブは可能だった。また、パッケージを発売するスタイルのネットワークRPGで、ソフトウェア発売後に「テスト運営」を行うのは当時としては極めて珍しい前代未聞の出来事であった。

[編集] 原因

発売前のゲーム専門メディアに対してプロデューサーである見吉隆夫氏のインタビューでは、旧PSOの運営経験と、2006年5月にWindows向けに行われたネットワークモードのクローズドβトライアル、そして同8月に配布された、プレイステーション2版のネットワークモードを含む各種モードの一部をプレイできる体験版での接続状況などから、同時接続者数は出荷数10,000本に対して2,000人程度であると考えていたようだが、実際には想像以上のユーザーが同時にサーバに接続してしまい、結果としてサーバの不安定化と数々のバグを招いてしまう事となった。接続が集中した理由については様々あるが、Windows版ではオフラインモードのプレイにもインターネットによる認証が必要であったり、当時の新作オンラインゲームの中で最も注目されていたタイトルであった事が挙げられる。
サーバのパンクやバグは新規参入のオンラインゲーム(特にRPGにおいて)では特に珍しいことではないのだが、すべての面において準備不足であった感は否めない。

[編集] 経過

この問題に対し運営側もサーバ増強を繰り返し対応していたが、十分な容量を確保できず、運良くサーバに接続できた僅かなプレイヤーのみ本作をプレイできる状況におかれた。また、ユーザーによっては他人のキャラクターデータと入れ替わってしまったり(同様の問題がWindows版『ファンタシースターオンライン ブルーバースト』の初期でも発生している)、ゲーム内通貨「メセタ」やアイテムが複製できる等の運営上致命的な不具合が発見された。事態を重く見た運営側は9月3日にサーバを停止し、サービスを中断した。9月5日、今までのデータ全てを削除した上で9月6日の夕方に試験運営として再開し、この時点で作られたキャラクターは正式運用後も継続して利用できるようにするとアナウンスされた。
時間は遅れたものの予定通り6日に「試験サービス」は開始されたが、同時接続者数を大幅に制限した状態であったため、満足にプレイするには至らなかった。その後も度重なるメンテナンスが実施され、徐々にサーバに繋がるようにはなるものの、アナウンスした時間に作業が終了できずに延長を繰り返すなど、不親切な対応に耐え切れなくなった一部の願客が返品を要求したり消費者協会に訴える者も現れはじめた。
数日後の9月15日、トラブルの抜本的な解決を目指し、新規のサーバ群「ワールド2」が新設され 同時に「正式サービス」に移行。その際、既にユーザー登録されたアカウントに対しては10月末日まで無料期間が延長されることとなったが、しばらくはまともに遊べる状態ではなかった。その後も度々サーバが不安定になったものの、発売から数ヶ月が過ぎた頃には落ち着き始め、事態は収束に向かった。

[編集] 主な開発スタッフ

  • チーフプロデューサー:中裕司
  • プロデューサー:見吉隆夫
  • ディレクター:酒井智史
  • アートディレクター:北村耕生
  • メインプログラム:高橋保裕

[編集] 主題歌

[編集] オープニングテーマ

『Save This World』

  • 作詞:橋本寛
  • 作曲:小林秀聡
  • 編曲:Philippe Saisse
  • 歌:Kelli Sae

[編集] エンディングテーマ

『With You』

『For Brighter Day』

  • 作詞:熊谷文恵
  • 対訳:橋本寛
  • 作曲/編曲:熊谷文恵、床井健一
  • 歌:Philippe Saisse Acoustique Trio featuring Kelli Sae

[編集] 外部リンク

[編集] 脚注

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