ノーブランド

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ノーブランドは、ブランド商標)をつけず、法的に定められた事項と一般名称のみを記した商品ジェネリック・ブランドともいわれる。また、その商品のことをノーブランド商品無印品という。

無駄をなるべく排除することにより低価格化を図り、また商品の本来の機能を特化させようというのが共通的な考えになる。ただ、通常のブランド商品に比べ、価値の低いものとして見られたり、仕入れをする業者が少ないという欠点もある。

ノーブランドの名称は主に衣服装身具リサイクルトナーPCパーツ分野で用いられるが、その分野によって定義が異なる。

PCパーツ分野においてはバルク品に近いものも存在し、リテール品と同じ製品から取扱説明書や化粧箱などのパッケージを省き、何の表記も無い箱に納め、保証期間を付けないかまたは短期にした製品をノーブランドとして製造・販売する場合がある。これとは別に、製品の検査工程を一部省いたものや、通常の製品から機能や構成部品を一部削減したものなどもあり、定義は多岐にわたる。

メモリなどで、製品自体にはブランドが刻印されているが、店舗がそれをノーブランドで売ることもある。これは、同等品の中でそのときどきに応じ安く大量に入手できるブランド(余剰在庫など)を売っているのでブランドを特定できないからである。そのため、同じ店で同じ品目として売られている製品を後日に買っても同じブランドとは限らない。BTO品に組み込んで売ることもある。製品自体はブランド品(有名メーカーのことも三流メーカーのこともある)なので品質は必ずしも劣らないが、バルクで売られ、メーカーサポートは受けられない。

また、分野に関わらず不良在庫となったブランド品を「ノーブランド」と銘打って格安で販売する場合があるが、この場合ノーブランドには当てはまらず、アウトレット品とすることが適切である。ノーブランドはあくまでも製造段階からブランドを持たないことを意図した製品を指す名称である。

「NB」と略す場合がある。稀に「ノーブラ」と呼ばれる場合があるが、この語を使わないように指導している店舗もある[1]

関連項目[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ ノーブラ【のーぶら】古田雄介&ITmedia アキバ取材班