フランダースの犬 (アニメ)

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世界名作劇場
通番 題名 放映期間
第1作 フランダースの犬 1975年1月
〜1975年12月
第2作 母をたずねて三千里 1976年1月
〜1976年12月
フランダースの犬
ジャンル 児童文学
アニメ
原作 ウィーダ(ルイス・ド・ラ・ラメー)
監督 黒田昌郎
シリーズ構成 六鹿英雄、松木功、中西隆三
キャラクターデザイン 森康二
音楽 渡辺岳夫
アニメーション制作 ズイヨー映像日本アニメーション
放送局 フジテレビ系列
放送期間 1975年1月5日 - 同年12月28日
話数 全52話
ネロ
ジェハン
アロア
コゼツ
ハンス
ナレーター
喜多道枝
及川広夫
桂玲子
大木民夫
村松康雄
武藤礼子
テンプレート - ノート

フランダースの犬』(フランダースのいぬ)は、1975年1月5日から同年12月28日までフジテレビ系列の「世界名作劇場」(放送当時は「カルピスまんが劇場」)枠で放映されたテレビアニメーションシリーズ。原作はイギリス人作家ウィーダの同名小説『フランダースの犬』。オープニングでの原作のクレジットはウィーダの本名ルイス・ド・ラ・ラメー(但し、ルイスの前の「マリー」が欠落している誤記)。制作は日本アニメーション

概要[編集]

その救われない物語から、本放送から30年以上を経た現在でも広く知られている。特にラストシーンは悲劇の代表格として語られ、「なつかしのアニメ名場面特集」などのテレビ特番では定番シーンとなっている。本放送時も、テレビ放送に合わせて出版されていた絵本や児童書で先に結末を知ってしまった視聴者が多かったこともあり、ストーリーが終盤に近づくにつれ、主人公ネロが助かるよう嘆願する手紙がテレビ局に殺到した。その話題性もあって最終回の視聴率ビデオリサーチ・関東地区調べで30.1%を記録。これは「世界名作劇場」枠内アニメの視聴率の最高記録である。

現在は「世界名作劇場」の第1作目として認知されているが、実際は「カルピスこども劇場」である。初回放送では第26話までは「カルピスまんが劇場」として放送されていた。(※第21話-第23話は、すでにカルピスこども劇場になっているが第24話-第26話は、カルピスまんが劇場に戻っている)これはズイヨー映像から日本アニメーション制作に切り替わった際にタイトルも変更されたが、DVD等では日本アニメーション表記のオープニング映像を使用している関係で全話、「カルピスこども劇場」に統一されている。 「カルピスまんが劇場」版のオープニング映像はお蔵入りで未ソフト化である。

作中の舞台であるベルギーでは、イギリス文学である原作の知名度がそれほど高くないうえ、内容も評価されていなかった(フランダースの犬#各国での評価を参照)事もあり、本作が放送されることもなかった。しかし、本作の影響で日本から多くの観光客が訪れることもあり、アントワープに記念碑や銅像が建てられた。なお、テレビ朝日系バラエティー番組『大胆MAP』2008年6月29日分の放送では、ベルギー人に本作最終回のラストシーンを見せ、その人達が感動していたシーンが番組内で流れた。

前作『アルプスの少女ハイジ』と次作『母をたずねて三千里』の主要スタッフであり本作にもわずかながら参加していた宮崎駿は、「視聴率的には成功したんですが、僕はゴミみたいな作品だと思うんですけどね」と本作を評している[1]

2010年3月、世界名作劇場放送35周年を迎えた日本アニメーションは、本作に登場するパトラッシュの名前を冠した「パトラッシュ基金」を発足[1]盲導犬育成普及事業の支援を開始した。

原作との相違点[編集]

原作小説と本作の設定にはかなりの相違点がある。原作は短編(新潮文庫版では60ページほど)のため、本作序盤から中盤までのほとんどがアニメオリジナルストーリーで占められている。終盤についても、展開や時系列が原作とは異なっている[2]。主な相違点は以下の通り。

  • アニメオリジナルのキャラクターが多数登場している。ミシェルやヌレットのように原作では名前しか登場しないキャラクターも設定された。オリジナルストーリーが多数を占め、オリジナルキャラクターが多数登場する展開は、次作品の世界名作劇場「母をたずねて三千里」でも行われている。
  • 原作ではネロ15歳、アロア12歳という設定だった。コゼツがネロを嫌っているのも、ネロが15歳という青年に近い年齢なうえに美少年だった[3]ためアロアと間違いを起こされては困るから[4]というのが理由の1つだった。
  • 原作の初版には副題があり「クリスマスの話」と付いていた[要出典]
  • テレビ版でのパトラッシュは人語を解するように描写されているが、原作ではパトラッシュの心情が具体的かつ明確に描写されている。
  • 印象的に登場する風車小屋はコゼツの家に併設されているもので村の共有財産ではないなど設定も多くが異なる。終盤の風車小屋の火災の話も原作では中盤に起こり、納屋と小麦が燃えただけで風車自体は無事、小麦にも保険がかけられていて金銭的損害は皆無だったため、村人の損害にコゼツが頭を痛めるといった話はない。
  • テレビ版でネロがコンクールに応募した絵はジェハンとパトラッシュを描いたものだったが、原作では木こりのミシェルの絵だった。
  • クリスマスイブの夜、テレビ版ではコゼツ家や村の人々がネロの行方不明に気付いて必死にネロを探している。いっぽう原作では、コゼツは大金が戻ったことに、アロアはまたネロと付き合えることに大喜びし、村人総出のクリスマスパーティで浮かれており翌日まで誰もネロの失踪に気付かなかった[5]
  • 原作のラストは、(アニメ最終回の翌日にあたる)クリスマスの日の昼近く、大伽藍でルーベンスの絵を見て微笑むように死んでいるネロを町の人々が見つけ、駆けつけたコゼツたちが悲嘆に暮れるというものでテレビ版のラストシーンとは全く異なる。[6]テレビ版の最終回でネロとパトラッシュが天使にかかえられて召天するシーンをイメージし実現させたのは、スポンサーのカルピスの当時の社長の土倉冨士雄である。土倉は熱心なクリスチャンであり、死は終わりではなく、天国への凱旋だという考えを持っていたためである。[7]
  • ジェハンは原作では戦傷が元で足が不自由でありリューマチの持病もあってネロが6歳の頃には荷車を引けなくなっている。その後、長い間寝たきり状態の果てに亡くなった。パトラッシュを拾ってきた経緯はほとんど変わらないものの、原作ではジェハンが80歳、ネロが2歳のころの出来事である。
  • パトラッシュの元の飼い主である金物屋は、原作では酔っ払った勢いで起こした喧嘩によって殺されている(新潮文庫版では21ページ)ため、パトラッシュの代金としてジェハンに大金を支払わせるといった話は無い。

パトラッシュの犬種[編集]

パトラッシュの犬種については、アニメでは語られず原作でも「フランダース産の大きな労働犬」としか書いていないため不明だが、原作本文では『フランダースの犬は、一体に頭も四本の脚も大きく、耳は狼のようにぴんと立っていて、何代も何代も親ゆずりの荒い労働で鍛え上げたがっしりしたその足は、何(いず)れも外側にひらいてふんばっていて、見るからに異常な筋肉の発達を示しています。[8]と書かれていて、一般的に言われているブーヴィエ・デ・フランドルとは外見上の特徴が全く異なり[9]、どちらかと言えばテレビ版のデザインに近い。

フランドル犬とは大きくイメージの異なる外見に変更したのは子供になじみやすくするためであり、デザインはセントバーナード和犬を参考にしたこの作品のオリジナルである。この変更は黒田昌郎監督の独断だったと「トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜」に出演した際に語っている。

登場人物[編集]

ネロ・ダース
声 - 喜多道枝
主人公。両親を幼くして亡くし祖父のジェハンと2人で生活している10歳の少年。ジェハンに似て心が優しく素直で正直な働き者である。死にかけのパトラッシュを助け、以後一緒に生活する。絵を描く事が好きで才能もある(技術は未熟)がコゼツからは「働きもせずに絵ばかり描いている怠け者」と思われている。実際にはノエルの仕事に興味を持って手伝ったりミシェルの木こりの仕事の手伝いをしたりと、それなりに働いている[10]。調子が悪かった風車の修理のための木材を一人で切り出したため、風車にはかなりの愛情を持っている。
隣家に引っ越してきた野菜売りのために牛乳運びの仕事が激減したり、風車小屋の火事で放火の疑いをかけられ村八分にされたりと、不運に不運がかさなり、最終回にてアントワープの大聖堂で飾られているルーベンスの絵を見た後、パトラッシュと共に天に召される[11]
コンクールの審査員であるヘンドリックによると、絵の才能はルーベンスを継ぐ事ができるレベルとのこと。
文字の読み書きが出来たかどうかは、設定が一貫しておらずシーンごとに異なるが、最終話ではアロア達に向けて手紙を書いている。
ジェハン・ダース
声 - 及川広夫
ネロの祖父。ネロの両親が亡くなった後、ネロを引き取って共に生活している。アントワープまでの牛乳運びと庭で育てている薬草の販売のわずかな収入で生活を営んでいる。ネロの良き理解者。「ネロ、良い絵を描くんだぞ」という言葉を残し第44話で死去した。ネロがコンクールに応募したのはジェハンとの思い出を題材にしたジェハンとパトラッシュの絵だった。
原作の設定では足に戦傷を受けた帰還兵の傷痍軍人で、足を引きずるようにしか歩けず、さらにリューマチを患っている。また亡くなったのはアニメではアロアの誕生日の前日だが、原作ではそれよりもずっと後で風車小屋の火事やコンクールへの出品よりも後でクリスマスの1週間前となっている。
パトラッシュ
金物屋で酷使されていた大型犬。非常に頭がよく、ネロたちの言うことを理解し、自分で考えてネロたちのためになる行動を取る。死にかけていたところをネロに助けられ、以後ネロやジェハンと一緒に毎朝荷車を引いて牛乳缶をアントワープまで運んでいた。助けられてからその最期の時まで、主人であるネロに寄り添っていた。原作によると老犬で、ジェハンが『自分といっしょに墓場で休むことになるだろう』とネロの将来を心配する描写がある(新潮文庫では49ページ)。

コゼツ家[編集]

アロア・コゼツ
声 - 桂玲子(#1#2話麻上洋子、#12のみ松尾佳子
ヒロイン。常に白い三角巾を被った姿が愛らしい8歳の少女。勝ち気で天真爛漫な性格をしている。とてもネロを信頼しており、仲が良くいつも一緒に遊んでいる。好奇心旺盛で、ネロが何かをしていると自分もやりたがり、ネロの心配をよそに「へいきよ~」と少々危なっかしい行動をすることも多い。ネロが一時期行儀見習としてイギリスに留学させられるが、ほどなくして心を病んで戻ってきた。ネロに冷たく当たる父と衝突することがしばしばあり、その強い姿勢が最終的に父を改心させる事になる。
トレードマークである三角巾にエプロン姿は、フランダース地方の習俗に馴染みが薄い日本人の為に、オランダの民族衣装を元にデザインされた。
コゼツ
声 - 大木民夫
アロアの父親。フルネームは不明。村一番の金持ち。原作では粉屋だがアニメ版では村の土地の殆どを所有する大地主で事業家[12]になっている。アロアを溺愛しているが躾には厳しい。貧しい家に生まれながらも苦学して一代で財をなした努力家。悪い人ではないのだが、娘がネロと付き合うのを好ましく思っておらず、その事もあってネロに対しては“馬鹿げた夢を見ている怠け者”として辛く当たる[13]。アロア絡みや悪いことが起きると、ハンスが何の確証もなく思い込みで発言した「きっとネロの仕業に違いない」などの言葉を鵜呑みにしてしまうことがある。風車小屋の火事でネロに対する怒りを爆発させ、その事が原因でネロは村八分にされる事になる。
エリーナ・コゼツ
声 - 中西妙子
アロアの母親。非常に思いやりがあり、両親のいないネロに対しても親切を惜しまない。が、その親切をいつも夫のコゼツにとがめられるため、こっそりとネロを支援する。

ネロに関わる大人たち[編集]

ハンス
声 - 村松康雄
コゼツ家の商業使用人[14]。コゼツの事業の手伝い、風車小屋の管理、ネロの家など貸家の管理などをしている。村で2番目に金持ちだがほとんどコゼツの腰巾着となっている。相手が自分より下の立場だと強気な発言をするが、相手から毅然とした態度や正論で返されると途端に逃げ腰になる。コゼツの頼みを忘れたりするなどかなりルーズな性格。息子のアンドレを将来アロアと一緒しようと思っていることも合わせ、コゼツから嫌われているネロにキツく当たり、何か問題が起きると全てネロに責任を押し付ける。また、ジェハンが亡くなった直後に家賃の回収を行い、払いが遅れれば追い出すと言い放つなど、かなり印象が悪い。風車小屋の火事の真の原因は彼の過失[15]
原作には登場しないが、原作にはネロの家の大家としてコゼツの家に週一で通う『欲の深い冷酷な金好き(新潮文庫55ページより引用)』の靴屋が登場している。この靴屋はジェハンの葬儀の翌日に家賃を滞納したネロから家財道具など一切を取り上げて追い出すような情のない人物である。
ノエル
声 - 永井一郎
風車職人の老人。頑固でたいそう変わり者だがネロには理解を示す。縦笛で陽気な曲を吹きながらロバと共に風車のある各地を周っている。酒好きで、袋に入れた酒を仕事終わりなどに飲んでいる。
ミシェル
声 - 雨森雅司
森の中で一人で生活している木こり。ジェハンの古き友人でネロの数少ない理解者の一人。怪我で働けなくなった際に幼いネロが一人で注文の木材を切り出した事でネロを木こりにしようと思うようなる。ジェハンの死を知った後、一人ぼっちになったネロを引き取ろうとするが、コンクールの結果が出るまではジェハンと生活した家にいたいというネロの願いを優先した。
字幕や台詞ではミシェルになっていたり、ミッシェルになっていたりと統一されていない。原作では名前のみの登場だが、コンクールに提出された絵の題材はミシェルである。
ヌレット
声 - 遠藤晴
ネロの家の隣に一人で住んでいる老婆。非常に人がよく、ネロの母親代わりのように接するが、体を壊し娘夫婦に引きとられて遠くに引っ越す事になる。その際、ネロにクリスマスには戻ってくると約束、52話で再登場し、ネロが姿を消したことに最初に気付く事になる。
原作では名前のみ登場。寝たきりになったジェハンの様子見をしてくれていたらしい。
アンソール
声 - 飯塚昭三
パトラッシュの元の飼い主。水も飲ませず酷使していたパトラッシュが瀕死の状態になると、死んだと思って捨ててしまった。しかし、回復したパトラッシュとアントワープで再会するや所有権を主張し奪い去ろうとする。ジェハンと話し合いの末、分割払いで3フランで売ることに同意する。ジェハンからの支払いがタイミング悪く受けられなかった途端、村までパトラッシュを奪いに現れるが、無理やり連れ去ったパトラッシュに逃げられる(第19話、第20話)。第19話でジェハンが、金物屋が常連として通っている飲み屋の主人に「金物屋さんが来たら渡してください」と3フランを預かってもらった。第21話以降登場しないため、その後どうなったのかは不明。
原作では、酔った勢いで起こした喧嘩が原因で死亡している。

ネロの友達[編集]

ジョルジュ
声 - 駒村クリ子
アニメオリジナルキャラクター。12歳。アントワープで知り合ったネロの親友。牛乳運びが終わったあとのネロと遊んだり、交際を禁じられたアロアとネロの間を取り持った。一見わんぱくな少年のようだがとても面倒見がよく、ネロの良きアドバイザー。また、牛乳運びの仕事が減ったネロに仕事を探してくれたり、ネロの事を大切に思っている。後に鍛冶屋の見習いとして働きに出る事になり、ネロとは別れることになる。
ポール
声 - 菅谷政子
ジョルジュの弟で、同じくアニメオリジナルキャラクター。6歳。いつもジョルジュにぴったりくっついていて、ジョルジュがなにか言うたびに仕草や言葉(例:ジョルジュ「ネロ、元気だせよな!」、ポール「だせよな!」等)をマネするのが特徴。元気で明るく頑張りやだが、張り切りすぎて失敗することもある。ジョルジュが働きに出た後、ジョルジュの代わりにネロを気にかけてくれる。ジョルジュのいない寂しさからクロを弟としてネロから借り、後に引き取ることになる。
アンドレ
声 - 白川澄子
ハンスの1人息子。太い眉とたれ目が特徴。内気でおどおどしており、窮地に追い込まれると泣き出したり、他人に責任をかぶせてしまうところがある。父のハンスにネロと付き合うことを禁じられているが、アンドレ自身はネロのことを友達と思っている。風車小屋の火事の後、ハンスからネロと話すことすら禁止されるが、見つからないところでこっそりネロを慰めたりパトラッシュに肉をあげたりと心根は優しい。

ネロが住む村の人たち[編集]

グレタ
ハンスの妻。24話のアロアの誕生日のみ登場している。ごく普通の性格。息子であるアンドレに対するあたりは厳しく、人前でも「愚図」と怒鳴りつけていた。
ジェスタス
声 - 水鳥鉄夫
ネロの村に住む農夫。牛乳を無料で運ぶというセルジオの話を断った唯一の村人。風車小屋の火事でネロが地主であるコゼツの怒りを買ってしまったため仕方なくネロの牛乳運びを断ることになる。字幕では最初に登場した時にはジェフタフと表示されていたが、次に登場したときはジェスタスに修正されている。
イザベル
声 - 鈴木れい子
ジェスタスの妻。ジェスタスと同様にとても親切な人。
ヘルモンド
声 - 中村武己
農夫の一人。かつてはネロに牛乳運びをまかせた理解者の一人だったがセルジオと取引をした事で断り、放火の疑いをかかったネロを無視するなど冷たく接するようになった。また最終回においてもネロ探しに参加する事はなかった。
セルジオ
声 - 矢田耕司
ヌレットおばさんが引っ越した後、隣の家に引っ越して来る。アントワープの市に出店する野菜の商人で、村人に野菜を安く売ってもらう代わりに牛乳運びを無料で行い、結果的にネロの仕事を奪ってしまう。
原作ではアントワープの牛乳商が直接買い付けに来るようになるため登場しない。

パトラッシュ以外の動物[編集]

クロ
ヌレットの家で飼われているイタズラ好きなアヒル。勝手に柵から飛び出しては、いつもヌレットに迷惑ばかりかけている。初期の頃はパトラッシュのしっぽを引っ張ってちょっかいを出していたが、ある時川近くの岩の隙間に落ちて出られなくなった時にパトラッシュに助けてもらってからは、仲良くなった。ヌレットが引っ越す際にネロが引き取る事になったが、後にジョルジュがネロに頼んでポールに弟として引き取られることになる。ただし、第3話でヌレットが「クロが産んだ卵だよ」とネロに卵を譲ったことがあるため、メスである。
ダックス
アンドレの飼っている犬。ハンスがアンドレにプレゼントしたらしい。人懐っこいが落ち着きがなく、エリーナが大事に育てた花畑に誤って踏み入ってしまうなど時々騒動を巻き起こす。
ロバ公
ノエルの飼っているロバ。

その他[編集]

ミレーヌ
声 - 藤田淑子
ヌレットの娘。クロードと結婚し、今は馬車で3日もかかる遠方に住んでいる。母親思い。
クロード
声 - 富山敬
ミレーヌの主人。優しそうな人だが何となく頼りなさそうに見える。
ソフィア
コゼツの妹でイギリスに住んでいる。立ち振る舞いの優雅な美人。名門学園出身。
アニー
声 - 岡本茉利
ソフィアの娘でアロアの従姉妹。知的な雰囲気の美少女。名門女子学園に通っており、礼儀正しい。傲慢ともとれる勝ち気な性格で、ネロの絵を見て「遠近法がなっていない」と否定する。
ダントン
アントワープに住む商人。コゼツと取引をしている模様で、アロアの誕生日に大きな人形を送り届けている。第24話のみ登場。
牛乳集配人
声 - 西尾徳
アントワープの牛乳集配人で、ジェハンたちが運んだ牛乳の量により賃金を渡している。
バートランド
声 - 田村錦人
アロアが病気になった時の主治医。アロアの病気が薬や医者の力ではなく、ネロが力づける事で治ると見抜いていた。
ステファン
声 - 山岡葉子
アントワープに住む富豪の息子。日頃から画家に指南を受けており、絵画コンクールではネロの作品を抑えて1等を受賞した。ファミリーネーム(Kiesslinger)の日本語読みは原作(キイスリング)、テレビ版(キースリー)、劇場版(キースリンゲル)で各々異なっている。
ヘンドリック・レイ
声 - 家弓家正
ネロが応募した絵画コンクールの審査員の1人。ネロの将来性を見抜き一等に薦めたが、他審査員たちの反対に会い落選させざるを得なくなった。 第3話ではネロに絵を描く時の心構え(「心の目で見る」「自分が感じたことを描けばいい」)などをアドバイスしている。第52話で再登場、ルーベンスを継げる才能があると見込んだネロを引き取って学校に通わせたいと村を訪れるが時既に遅く、落選に絶望したネロは姿を消した後だった。原作では名前不出だが、「世界的に有名な画家」と設定されている。劇場版では「アイク」の名で登場。
ナレーター
声 - 武藤礼子

スタッフ[編集]

  • 原作 - ルイス・ド・ラ・ラメー(マリ・ルイーズ・ド・ラ・ラメーの誤記、アニメ版では筆名のウィーダの名を出していないが理由は不明)
  • 演出(監督) - 黒田昌郎
  • シリーズ構成 - 六鹿英雄、松木功、中西隆三
  • キャラクターデザイン - 森康二
  • 場面設定 - 坂井俊一
  • 美術監督 - 伊藤主計
  • 編集 - 瀬山武司
  • 仕上検査 - 保田道世
  • 音響監督 - 佐藤敏夫
  • 音楽 - 渡辺岳夫
  • プロデューサー - 中島順三、松土隆二
  • 製作 - ズイヨー映像、日本アニメーション

主題歌[編集]

オープニングテーマ、エンディングテーマ、挿入歌などが合計6曲作られ、前作の『アルプスの少女ハイジ』同様、岸田衿子が作詞、渡辺岳夫が作曲、松山祐士が編曲を、それぞれ担当した。

なお、1975年3月発売のシングル盤(SCS-248)のB面には、正規エンディングテーマの「どこまでもあるこうね」ではなく、歌詞が似ている「パトラッシュぼくの友達」が収録された。そのため、後年CDで発売された「テレビまんが懐かしのB面コレクション」シリーズに収録されているのも後者である。

また、これらとは別に、賛美歌調のコーラス曲も製作された。

1975年6月発売のLPレコード(CW-7020)には、全6曲の歌とともに「(おはなし)フランダースの犬」も収録された[16]。その他、カセット絵本も発売された。

オープニングテーマ - 「よあけのみち」
歌 - 大杉久美子、アントワープ・チルドレン・コーラス
歌い出しの"Zingen Zingen Kleine Vlinders"はフラマン語で「歌え 歌え 小さな蝶々」の意味。
第1話から第8話まではエンディングテーマとしても使用された。
エンディングテーマ - 「どこまでもあるこうね」
歌 - 大杉久美子
第9話から最終回まで使用。
挿入歌
「まどをあけて」
歌 - 大杉久美子
「あおいひとみで」
歌 - 大杉久美子
「パトラッシュぼくの友達」
歌 - 大杉久美子、アントワープ・チルドレン・コーラス
イメージソング - 「手をつないで」
歌 - 大杉久美子、コロムビアゆりかご会
「(おはなし)フランダースの犬」劇中音楽[17]
作曲 - 渡辺岳夫 / 編曲 - 増田順平 / 歌(コーラス) - サニー・シンガーズ / 伴奏 - コロムビア・オーケストラ

各話リスト[編集]

話数 放送日 サブタイトル 脚本 絵コンテ 作画監督
1 1975年
1月5日
少年ネロ 吉田義昭 黒田昌郎 坂井俊一
2 1月12日 アロアと森へ 柴田一
3 1月19日 アントワープの町で 山崎修二
4 1月26日 新しい友達
5 2月2日 パトラッシュ 奥田誠治 羽根章悦
6 2月9日 がんばれパトラッシュ 斧谷稔
7 2月16日 スープをおのみ 加瀬高之 奥田誠治
8 2月23日 ほえたよおじいさん 斧谷稔
9 3月2日 おもいでの鈴 奥田誠治
10 3月9日 アロアのブローチ 伊東恒久
11 3月16日 エリーナの花畑 斧谷稔
12 3月23日 おじいさんの小さな壺 加瀬高之 奥田誠治 岡田敏靖
13 3月30日 ナポレオン時代の風車 羽根章悦
14 4月6日 夜空に描いた絵 吉田義昭
15 4月13日 古い帳簿 高畑勲
16 4月20日 10サンチームの写生帳 奥田誠治
17 4月27日 丘の上の木の下で 加瀬高之
18 5月4日 いたずらっ子のクロ 横田和善
佐々木正広
岡田敏靖
19 5月11日 金物屋が村に 奥田誠治 羽根章悦
20 5月18日 どこまでも 岡田敏靖
21 5月25日 船で来たお客さま 吉田義昭 羽根章悦
22 6月1日 イギリスからの贈物 松島昭 岡田敏靖
23 6月8日 アロアの誕生日 加瀬高之 羽根章悦
24 6月15日 アロアの絵 中西隆三 岡田敏靖
25 6月22日 アロアがいない 雪室俊一 羽根章悦
26 6月29日 さようならアロア 岡田敏靖
27 7月6日 アロアのいないクリスマス 佐藤道雄 羽根章悦
28 7月13日 親切な貴婦人 岡田敏靖
29 7月20日 ルーベンスの2枚の絵 高山由紀子 羽根章悦
30 7月27日 雪の中の約束 岡田敏靖
31 8月3日 ネロの決意 安藤豊弘 羽根章悦
32 8月10日 大きなカシの木 西牧秀雄 岡田敏靖
33 8月17日 こころの手紙 佐藤道雄 奥田誠治 羽根章悦
34 8月24日 ヌレットおばさん 岡田敏靖
35 8月31日 お帰りアロア 雪室俊一
36 9月7日 アロアのくすり 水沢わたる 羽根章悦
37 9月14日 うれしい知らせ 安藤豊弘 横田和善
38 9月21日 ネロの大きな夢 雪室俊一 奥田誠治
39 9月28日 心をつなぐ二つの旗
40 10月5日 おじいさんの口笛 岡田敏靖
41 10月12日 なつかしい長い道 安藤豊弘 羽根章悦
42 10月19日 となりに来た人 佐藤道雄 柴田一 岡田敏靖
43 10月26日 アロアのおてつだい 奥田誠治 羽根章悦
44 11月2日 おじいさんへのおみやげ 岡田敏靖
45 11月9日 ひとりぼっちのネロ 安藤豊弘 羽根章悦
46 11月16日 おじいさんの顔 岡田敏靖
47 11月23日 風車小屋の火事 佐藤道雄 羽根章悦
48 11月30日 なくなった仕事 岡田敏靖
49 12月7日 描けたよおじいさん 雪室俊一 羽根章悦
50 12月14日 発表の日 岡田敏靖
51 12月21日 二千フランの金貨 中西隆三 羽根章悦
52 12月28日 天使たちの絵 岡田敏靖

日本以外での放送[編集]

  • 韓国では、TBCでは1976年8月13日から同年11月5日に、KBS 1TVでは1981年9月13日から翌年1月24日、放送曜日が日曜から月曜が変更され1982年1月25日から同年4月26日に、EBSでは2007年8月27日から同年11月22日にそれぞれ放送された。SBSでは放送期間が不明だが、1990年頃だと推定される。なお、本作とは関係ないがポン・ジュノ監督の映画『ほえる犬は噛まない』(2001年)の原題は『フランダースの犬』で、主人公がカラオケで主題歌を歌うシーンが有る。

再放送[編集]

アンコール名作劇場 フランダースの犬[編集]

放送終了して半年後の1976年7月1978年6月に、フジテレビで再放送された。この際のタイトルは、アンコール名作劇場とオープニング前に表示されていた。

放送時間は、1976年7月から同年12月24日までは金曜19:00 - 19:30、12月31日は、子供向け年末特別番組『'76わんぱくチビッコ大集合!』(19:00 - 20:54)のために金曜16:30 - 17:00に繰上げ、1978年1月1日から同年6月までは土曜18:00 - 18:30だった。なおいずれの放送枠ともローカルセールス枠だったので、本放送時とは違って、一部では遅れネットや未放送の地域が有った。

HDリマスター[編集]

CS放送のキッズステーションで2009年11月からHDリマスター版が放送されている。これはハイビジョン放送に対応し作品を高画質化されている。ただし画面の上下を切ってビスタサイズになっている。

劇場映画版[編集]

THE DOG OF FLANDERS
劇場版 フランダースの犬
監督 黒田昌郎
脚本 丸尾みほ
原作 ウィーダ
(ルイス・ド・ラ・ラメー)
出演者 津村まこと
丹下桜
山本圭
岡江久美子
八木光生
露木茂
鈴木保奈美
音楽 岩代太郎
主題歌 ダイアン・リーヴス
『When I Cry』
製作会社 松竹
日本アニメーション
三井物産
フジテレビジョン
配給 松竹
公開 日本の旗 1997年3月
上映時間 104分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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概要(劇場映画版)[編集]

1997年3月に『THE DOG OF FLANDERS(劇場版 フランダースの犬)』として、テレビ版と同じ黒田昌郎監督、日本アニメーション制作により松竹系で全国公開された。松竹主導のテレビアニメの映画化リメイク企画の一環でもあり、『BLACK JACK』に次ぐ公開作であった。また1999年には『MARCO 母を訪ねて三千里』が同じ製作陣で公開されている。

設定はテレビ版を概ね踏襲しているが、ストーリーは「修道女に成長したアロアがアントワープの大聖堂を訪れ、ネロとの20年前の記憶(アロアがネロやパトラッシュと仲良くなった時点から、ネロたちの死まで)を回想する…」という回顧録の構成になっており、各エピソードも劇場版独自の翻案・演出が加えられて進行していく。ネロとパトラッシュの死の場面もテレビ版とは異なり、天使に抱えられ召天するシーンはなく、また『キリスト降架』の絵を見た後に死を決意するような表現もあり、テレビ版を原作に近付けた内容になっている。テレビ版の各所で挿入されていた(主に子供向けの)ナレーションも存在しない。成人のアロアが幻想の中でネロの声を聴き、明日への決意を新たにするというラストシーンで終了しており、エンディングテーマ(主題歌)の歌詞はアロアによるエピローグになっている。

音楽・映像も刷新され、情景は当時のフランダース地方のものに近づけて描かれている。また、一部にCGが使用されている。

キャスト[編集]

スタッフ(劇場映画版)[編集]

  • 製作 - 松竹、日本アニメーション、三井物産フジテレビジョン
  • 企画 - 佐藤昭司、本田慶充 
  • 監督 - 黒田昌郎
  • 脚本 - 丸尾みほ
  • キャラクターデザイン、作画監督 - 佐藤好春
  • オリジナルキャラクター - 森康二
  • 作画監督補佐 - 諸橋伸司
  • レイアウトチェック - 田辺修
  • 原画 - 山口明子、石川哲也、尾崎和孝、山川浩臣、入好さとる鈴木博文、中村裕之、林浩一、坪内克幸、西村貴世、大久保富彦、立石良子、入江篤、真庭秀明、宮本英子、大森幸夫、遠藤靖裕、榎本綾子、坂井俊一、香月邦夫、鷲田敏弥、吉野高夫、新山歌子、山崎登志樹、平松禎史加瀬政広、水畑健二、田野光男、黒沢守、金田伊功
  • 美術設定 - 伊藤主計
  • 美術監督 - 石橋建一
  • 撮影監督 - 森下成一
  • 音響監督 - 藤野貞義
  • 色彩設計 - 古里久代
  • 編集 - 名取信一
  • ネガ編集 - 上遠野英俊
  • 音楽 - 岩代太郎
  • キーアートデザイン - ウォーレン・ナン、ジョニー・クワァン
  • 製作者 - 奥山和由、本橋寿一、小浜廉太郎、重村一
  • 制作担当 - 田中伸明
  • プロデューサー - 中島順三

関連商品[編集]

映像ソフト [編集]

  • テレビアニメ版のDVDは1999年8月25日 - 同年11月25日発売。全13巻。

音楽メディア[編集]

  • 世界名作劇場メモリアル音楽館 フランダースの犬 SoundTrack
  • フランダースの犬 イメージ音楽集
  • フランダースの犬 オリジナル・サウンドトラック

書籍[編集]

  • TVアニメコミックス フランダースの犬(主婦の友社
  • フランダースの犬 その愛と涙(JTB):フランダースの犬を題材にした現地ガイドブック。
  • フランダースの犬大百科(勁文社
  • 私たちの好きなフランダースの犬(宝島社):ストーリーガイド本。

パロディ[編集]

  • 同じフジテレビ系で放映された「ヤッターマン」では、本作のパロディ「フラダースの猫だコロン」(第23話、1977年6月4日放送)が作られた。奇しくも初代アロア役だった麻上洋子が同役のパロディ、ラロアを演じている。麻上の後を継いだ桂玲子は同作のレギュラーメンバーでもある。尚、このエピソードは本家と異なり、ハッピーエンドな結末となっている。
  • ケロロ軍曹では、隊長の座を失脚した主人公が雪原の中で倒れる際、パトラッシュの名前を呟いていたが、劇中では規制音で塞がれていた。
  • テレビ朝日系で放映されている「クレヨンしんちゃん」では、本作のパロディ「世界迷作?フラダンスの犬だゾ」(1996年5月17日放送、第187話Aパート)が作られた(原作では単行本第16巻に、「スペシャルしんのすけ!オラのむかし話大全集」枠内で「フランダースの子犬」というタイトルで収録されている)。ネロのパロディ、オキロは風間トオル役の真柴摩利が演じている。パトラッシュのパロディは、しんのすけが犬に変装した形で出演しており、当然名前は「しんのすけ」となっている(おじいさんは最初、「パトラッシュ」と名づけられていたが、犬の希望によって「しんのすけ」となった)。また、ハンスの該当する人物、イジワールは亀井三郎が演じている。なお、最終的にはフランダースの名犬コンテストで優勝して賞金をもらったが、ハッピーエンドかどうかは謎の結末となっている。
  • 漫画「のだめカンタービレ」の中で千秋が「俺だって貧乏は知ってるぞ」と連想したのが「フランダースの犬」の最終話だった。
  • 映画「まほろ駅前多田便利軒」にて主人公達が最終回を見て涙ぐんでいる。
  • 漫画「史上最強の弟子ケンイチ」にて、主人公に打ち負かされた不良が、弱いものいじめへの反省を迫られるも一笑に付したため、激怒した主人公は不良の鼻ピアスを掴み、「よあけのみち」のメロディを口ずさみながら校舎内を引き回した結果、不良は他の生徒達からパトラッシュ呼ばわりされる屈辱を味わう羽目になった。
  • 三国志の人物を少女化したアニメ『真・恋姫†無双』の第7話「陳宮、呂布に拾われるのこと」では、登場人物の少女・陳宮が飼い犬に荷車を引かせて道を歩く牛乳運びや風車小屋の火事、お堂で空腹のあまり死にかけ空から舞い降りた天女に迎えられるなどフランダースの犬のパロディ(他にも母を訪ねて三千里のペッピーノ一座風の人形劇の手伝いやロミオの青い空風の煙突掃除の仕事など世界名作劇場のパロディシーンが登場)があった。また、OVA版でも学園でフランダースの犬風の劇をした。
  • アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」第8話では、主人公(じんたん)が感極まって涙を流したのを「フランダースの犬のことを思い出した」と言ってごまかした。作品中のヒロイン(めんま)が思いを遂げたシーンでもある。
  • 2013年より放送されている日本アニメーション制作アニメ『超ゼンマイロボ パトラッシュ』はネロが犬型ロボット「パトラッシュ」を作り、悪の帝国と戦うというセルフパロディ作となっている。

関連作品[編集]

2008年3月よりパチンコ『CRフランダースの犬と世界名作劇場』(銀座)が導入された。絵柄に世界名作劇場のアニメキャラクターが用いられたほか、「昇天予告」などアニメのシークエンスを再現したムービーが挿入された(なお、厳密には「昇天」は誤用)。

コラボレーション[編集]

2008年9月に、Lil'Bが「キミに歌ったラブソング」のPVでコラボレーションを果たした。

2011年10月、森永乳業とクラフトフーヅジャパンで、本作とのコラボレーションキャンペーン「クラフト おうちで幸せ カルボナーラキャンペーン」を実施し、ネロたちが登場する新作アニメ「幸せのカルボナーラ」(脚本: 真保裕一)をホームページ上で公開した[18]

2015年春、『秘密結社鷹の爪』、『古墳ギャルのコフィー』、『菅井君と家族石』等を手掛けた蛙男商会DLEが『天才バカボン』とのコラボ映画『天才バカヴォン 蘇るフランダースの犬』が公開予定。

脚注[編集]

  1. ^ 徳間書店「映画 風の谷のナウシカ GUIDEBOOK」宮崎駿インタビュー
  2. ^ 原作では、コンクールへの出品→風車小屋の火事→牛乳運びが減る→ジェハンの死→発表(落選)→家を追い出される→二千フランを拾う、という展開になっている。また、ネロが聖堂に向かったのは自殺のため(新潮文庫では63ページ)で、死因は餓死だった。
  3. ^ 新潮文庫版21ページ
  4. ^ 新潮文庫版35~36ページ
  5. ^ 新潮文庫では61ページから64ページ辺り。
  6. ^ 本放送では召天するシーンの後にCMを挟みどうやっても離れなかったネロとパトラッシュがそのままジェハンの墓の隣に埋葬されたというナレーションと埋葬シーンの一枚絵が映された。が再放送ではそれがカットされた為に多くの人が召天するシーンをラストだと思っている。
  7. ^ 世界名作劇場大全
  8. ^ 青空文庫から引用。原文では『A dog of Flanders--yellow of hide, large of head and limb, with wolf- like ears that stood erect, and legs bowed and feet widened in the muscular development wrought in his breed by many generations of hard service.』classicreader.comから引用。
  9. ^ 参考:http://www.dogfan.jp/zukan/herding/Bouvier_des_Flandres/index.html
  10. ^ ミシェルはネロの働きぶりを見てネロを木こりにしようとジェハンに相談したこともある。
  11. ^ 原作ではよく分からない理由で絵を隠すカーテンが突然開く(新潮文庫では67ページ)が、アニメではミサの後にカーテンを戻し忘れたために誰にでも見られる状態になっていた。また、ネロたちはアニメでは凍死のように描かれているが、原作ではネロは飢えと衰弱、パトラッシュは老衰により死亡している(新潮文庫では68ページくらい)。
  12. ^ 第51話でコゼツが紛失する二千フランの金貨は事業資金として銀行から借り入れたものとの事。
  13. ^ 原作によるとフランダース地方ではルーベンスの偉業が広く知れ渡っていて、絵を描いて身を立てる事はルーベンスと肩を並べることと同義であり、ネロのように貧乏で学がない者には不可能と思われていた。加えて原作ではネロは既に15歳であり、コゼツがネロを“夢ばかり見ている怠け者”と断じるのはそのため。
  14. ^ 第51話でコゼツが落とした二千フランを探す際にコゼツの「君の給料の払えなくなる」といったセリフがある。
  15. ^ 油も注さずろくに掃除もしなかったため、軸の摩擦熱でたまったホコリに引火、それが小麦袋に燃え移った(52話のノエルの説明)。
  16. ^ LPレコードは1995年に「フランダース うたとおはなし」というタイトルでCDとして復刻された。なお、「おはなし」(約26分)は、第1話から最終話までのダイジェスト版ストーリーになっている。
  17. ^ クレジットはCD「フランダースの犬 うたとおはなし」付属パンフレットによる。アニメ本編の最終回で使用されたコーラス曲と同音源かどうかは不明。
  18. ^ http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000001874.htmlあの名作“フランダースの犬”の新作アニメが限定公開!!  クラフトパルメザンチーズ×フランダースの犬 「幸せのカルボナーラ」公開開始!世界名作劇場とクラフトパルメザンチーズのコラボ第二弾

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

フジテレビ カルピスまんが劇場→カルピスこども劇場
前番組 番組名 次番組
フランダースの犬
フジテレビ 金曜19時台前半枠
【当番組までアニメ】
アンコール名作劇場
フランダースの犬
(1976年7月~12月)
フジテレビ 土曜18時台前半枠
【当番組のみアニメ
名馬フリッカ(再)
※一旦中断
アンコール名作劇場
フランダースの犬
(1977年1月~6月)
名馬フリッカ(再)
※再開