クオーレ

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クオーレCuore)はイタリア王国エドモンド・デ・アミーチスによって1886年に書かれた愛国小説で、彼の代表作である。クオレとも。クオーレとはイタリア語で心(心臓の意味もある)を指す言葉である。日本で「愛の学校クオレ物語」としてアニメ化もされている。

1861年に成立した統一イタリア(イタリア王国)で書かれた本で、子供向けに愛国心を説いた本として広く読まれた。小学3年10歳のエンリーコ(エンリコーとも)少年が新学期の10月から翌年7月までの学校での1学年(10か月)を過ごした日記が書かれている。舞台となるこの小学校は、2006年冬季オリンピックが開催されたトリノにある。「先生のお話」として、各月にパドヴァフィレンツェジェノヴァなどの少年の物語が挿入されている(これらは統一前の各国を代表している)。

その中の一つ、5月の「Dagli Appennini alle Ande」(アペニン山脈からアンデス山脈まで)は「母を尋ねて三千里」などの邦題で独立した物語としても鑑賞され、日本の世界名作劇場シリーズのアニメ「母をたずねて三千里」の原作になっている。

[編集] 日本語訳

  • クオレ 愛の学校- 前田晁訳、岩波少年文庫上下
  • クオーレ 愛の学校 - 柴田治三郎訳、旺文社文庫 絶版
  • クオレ 愛の学校- 矢崎源九郎訳、偕成社文庫上下
  • クオーレ - 和田忠彦訳、新潮文庫 のち平凡社ライブラリー 
  • クオーレ - 神田道子訳、文源庫

[編集] 参考文献

  • 藤澤房俊 『「クオーレ」の時代 近代イタリアの子供と国家』 <ちくまライブラリー>筑摩書房 1993年 ISBN 4480084452、ちくま学芸文庫 1998年

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