ムーミン

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ムーミン: Mumin: Muumi)は、フィンランド作家トーベ・ヤンソンの『ムーミン・シリーズ』と呼ばれる一連の小説および末弟ラルス・ヤンソンと共に描いた『ムーミン漫画コミックス)』作品の総称。もしくは、同作品に登場する架空の生物の種族名。または、主人公(主要な登場生物)「ムーミントロール」の略称。(次弟のペル・ウーロフ・ヤンソンもトーベと写真絵本を製作している。)

概要[編集]

設定[編集]

ムーミントロールは妖精の生物とされており、風貌はコビトカバに似ている。はっきりと描かれていないが体表面には毛が生えており、直立歩行する。ムーミンは種族名であるが、作中で単に「ムーミン」という場合は主人公の男の子の「ムーミントロール」のことを指す場合が多い。また、その他の生物もほぼ妖精である。

フィンランドナーンタリにあるテーマパーク、ムーミンワールドに再現されたムーミン一家の家。先祖が暮らしていたストーブをモデルに、ムーミンパパがひとりで建てたとされる。
埼玉県飯能市にあるあけぼの子どもの森公園。ムーミン谷をモチーフにしており、ムーミン屋敷やムーミンに関する資料館「森の家」などがある。

舞台[編集]

ムーミントロールたちは、フィンランドのどこかにあるとされる妖精たちの住む谷・ムーミン谷(スウェーデン語:Mumindalen)に住んでいるとされる。

ムーミン谷には、東に「おさびし山」がそびえ、その麓から川が流れている。その川にはムーミンパパの作った橋がかかっていて、その橋の先にムーミン屋敷がある。ムーミン屋敷の北側には、ライラックの茂みがある。

ムーミン・シリーズ[編集]

作者のトーベ・ヤンソン画家でもあり、ムーミンの原型となるキャラクターは小説執筆以前にもたびたび描かれていた。小説として初めて登場するのは1945年にスウェーデン語で著された『小さなトロールと大きな洪水』で、その後ムーミン・シリーズとして知られる計9作品に登場するようになる。

初めて書いたのは、トーベが10代の頃、次弟ペル・ウーロフ・ヤンソンとの口喧嘩に負けた時に、トイレの壁に悔し紛れに描いた『SNORK(スノーク、とても醜い生き物)』として描いたものが、ムーミントロールの造形的ルーツであり、ネーミングは叔父の家へ下宿をし学校へ通っている時代に、夜勉強の合間に冷蔵庫から食べ物を失敬していたのだが、ある時に叔父から注意を受け「この裏にはムゥーミントロールというお化けがいるからつまみ食いはやめなさい。首筋に冷たい息を吹きかけてくるぞ。」と言われたことがきっかけである。

小説は子供向けの作品であるが、小説での雰囲気は決して明るいわけではなく、不条理な内容も頻繁に登場する。また登場人物には哲学的・詩的な発言をするものも多く、子供として描かれているムーミントロールには理解できないという描写がしばしば見られる。1969年版のアニメーションで、トーベ・ヤンソンは「(原作には)暴力は無い」とクレームを付けてきたが、原作の飛行鬼のシルクハットで、ムーミンが化け物になって「僕はカリフォルニアの王様だ」と言った時に、スノーク、スニフ、スナフキンにぼこぼこにぶん殴られて泣いているシーンがある。

漫画コミックス)はトーベ・ヤンソン自身の作画に、スウェーデン語でトーベが書いたセリフを、語学が堪能な末弟のラルス・ヤンソンが英語に翻訳し、1953年からロンドンイブニング・ニュースに連載が開始された。途中ラルスが作品のアイディア自体をトーベに提供する時期を経て、1960年に入ってからは直接絵も描くようになり、完全にコミックの仕事はラルスの担当となった。1975年までに合計73作品が連載された。

絵本の中には1冊ではあるが、次弟ペル・ウーロフ・ヤンソンとの共作もある。同氏の写真にトーベが文章を書いたものである。

小説作品[編集]

小説作品は長編・短編集あわせて9作品が刊行されている。ムーミンの原作はスウェーデン語で書かれた。以下、日本語題名は講談社の全集による。

  • 『小さなトロールと大きな洪水』 : Småtrollen och den stora översvämningen - 1945
  • 『ムーミン谷の彗星』 : Kometjakten / : Kometen kommer - 1946(1956年改訂・1968年三訂)
  • 『たのしいムーミン一家』 : Trollkarlens hatt - 1948
  • 『ムーミンパパの思い出』 : Muminpappans bravader /: Muminpappans memoarer - 1950
  • 『ムーミン谷の夏まつり』 : Farlig midsommar - 1954
  • 『ムーミン谷の冬』 : Trollvinter - 1957
    国際アンデルセン賞作家賞受賞作品。
    (あらすじ)ムーミン一家では11月から4月までの長い冬、冬眠をすることが先祖からの慣わしであった。しかしある年、なぜかムーミントロールだけが眠りから覚めてしまう。ムーミントロールにとって初めての冬は、たくさんの不思議で溢れていた
  • 『ムーミン谷の仲間たち』 : Det osynliga barnet - 1963
  • 『ムーミンパパ海へ行く』 : Pappan och havet - 1965
  • 『ムーミン谷の十一月』: Sent i november - 1970

漫画作品(コミックス)[編集]

日本語版は全73作品から数編を選んで、まず1969年から1970年に講談社から『ムーミンまんがシリーズ』として、1991年から1993年に福武書店(現ベネッセ)から絵本コミックス『ムーミンの冒険日記』として、2000年から2001年に筑摩書房から『ムーミンコミックス』として刊行された。

講談社版コミックス『ムーミンまんがシリーズ』(訳者不明、草森紳一解説)[編集]

トーベとラルスの作品29作を収録している。

 

  • ムーミンまんがシリーズ1『とってもムーミン』1969
  • ムーミンまんがシリーズ2『びっくりムーミン』1970
  • ムーミンまんがシリーズ3『それいけムーミン』19670
  • ムーミンまんがシリーズ4『ぐっときてムーミン』1970
  • ムーミンまんがシリーズ5『ハレハレムーミン』1970
  • ムーミンまんがシリーズ6『ムーミンワルツ』1970
  • ムーミンまんがシリーズ7『あのひのムーミン』1970
  • ムーミンまんがシリーズ8『いうなればムーミン』1970
  • ムーミンまんがシリーズ9『やったぜムーミン』1970
  • ムーミンまんがシリーズ10『そこぬけムーミン』1970

※このコミックスでの小説におけるスノークのお嬢さんは、アニメーション『ムーミン』での音響監督、田代敦巳の名づけたノンノンと訳されている。

※共同執筆者であり、明らかに弟ラルス・ヤンソンの絵である作品も掲載されているのであるが、ラルス・ヤンソンの名前は、記載されていない。

※作品の枠の一部にそれぞれ2人が書いていたサインは消されている。日本の読者向けに左右反転して編集されており、右開きとなっている。またセリフは縦書きに変更されている。

福武書店版コミックス『ムーミンの冒険日記』(現ベネッセ版、野中しぎ訳)[編集]

トーベの作品10作を収録している。

  • 絵本コミックス;ムーミンの冒険日記1.『ムーミン英雄になる』1991
  • 絵本コミックス;ムーミンの冒険日記2.『ムーミンパパの幸せな日々』1991
  • 絵本コミックス;ムーミンの冒険日記3.『ご先祖さまは難破船あらし!?』1991
  • 絵本コミックス;ムーミンの冒険日記4.『ムーミン家をたてる』1991
  • 絵本コミックス;ムーミンの冒険日記5.『ジャングルになったムーミン谷』1991
  • 絵本コミックス;ムーミンの冒険日記6.『ムーミン谷に彗星がふる日』1992
  • 絵本コミックス;ムーミンの冒険日記7.『ムーミン南の海へゆく』1992
  • 絵本コミックス;ムーミンの冒険日記8.『ムーミン谷のスポーツ大会騒動』1992
  • 絵本コミックス;ムーミンの冒険日記9.『ムーミン一家とメイドのミザベル』1992
  • 絵本コミックス;ムーミンの冒険日記10.『ムーミン谷に火星ジン!?』1993

※このコミックスでは、小説におけるスノークのお嬢さんは、訳者の野中しぎがこの時にテレスクリーンでプロデューサーとして係わったアニメーション『楽しいムーミン一家』と同じくフローレンと訳された。

※このコミックスではラルスの作品は扱われなかったにもかかわらず、執筆者紹介は、姉弟仲良く写真付きで掲載されている。また、アニメーション『楽しいムーミン一家』でのラルスの名前は、愛称である‘ラッセ’としてクレジットが出たが、コミックスでは本名であるラルスとなっている。

筑摩書房版コミックス『ムーミンコミックス』(冨原眞弓訳)[編集]

トーベとラルスの作品42作とコミックの元となったトーベの作品1作を収録している。他の2社と違いスウェーデン語版をテキストとして使用している。他社は英語版からである。

  • ムーミンコミックス1.『黄金のしっぽ』2000
  • ムーミンコミックス2.『あこがれの遠い土地』2000
  • ムーミンコミックス3.『ムーミン、海へいく』2000
  • ムーミンコミックス4.『恋するムーミン』2000
  • ムーミンコミックス5.『ムーミン谷のクリスマス』2000
  • ムーミンコミックス6.『おかしなお客さん』2000
  • ムーミンコミックス7.『まいごの火星人』2001
  • ムーミンコミックス8.『ムーミンパパとひみつ団』2001
  • ムーミンコミックス9.『彗星がふってくる日』2001
  • ムーミンコミックス10.『春の気分』2001
  • ムーミンコミックス11.『魔法のカエルとおとぎの国』2001
  • ムーミンコミックス12.『ふしぎなごっこ遊び』2001
  • ムーミンコミックス13.『しあわせな日々』2001
  • ムーミンコミックス14.『ひとりぼっちのムーミン』2001

※このコミックスでは、小説におけるスノークのお嬢さんは、スノークの女の子と訳されている。

絵本[編集]

  • 『それから どうなるの?』 (『HUR GICK DET SEN ?』) 1952
  • 『さびしがりやのクニット』(『VEM SKA TRÖSTA KNYTTET ?』)1960
  • 『ムーミン谷への ふしぎな旅』(『DEN FARLIGA RESAN』)1977
  • 『SKURKEN I MUMINHUSET』(未邦訳) 1980(*次弟ペル・ウーロフ・ヤンソンの写真に、トーベが文章を書いたもので『ムーミン屋敷のならず者』又は『ムーミン谷の変わったお客さん』と云う題名で日本語で言われているものである。)

登場人物[編集]

アニメーション[編集]

原国でのアニメ化はトーベヤンソンのムーミンズ。ポーランドでは1979年パペットアニメーションが作られ、日本においては1969年から数回のアニメーション化が行われている。詳しくは、ムーミン (アニメ)および楽しいムーミン一家を参照。

ムーミン(1969年版)[編集]

1969年(昭和44年)10月5日 - 1970年(昭和45年)12月27日、フジテレビ系列にて放送。企画製作は瑞鷹エンタープライズ。アニメーション制作は第1話 - 第26話まで東京ムービーAプロダクション)。キャラクターデザインは大塚康生であったために、大塚ムーミンとして親しまれて来た。第27話以降最終回迄は、東京ムービーがトーベ・ヤンソンのクレームと特に赤字を理由に降板したために、間を措かずに虫プロダクションへと交代した。放送時間帯は日曜日19時30分 - 20時00分の30分番組であった。「カルピスまんが劇場」の第2作である。

ムーミン(1972年版)[編集]

1972年(昭和47年)1月9日 - 同年12月31日、フジテレビ系列にて毎週日曜日の19:30〜20:00に放送。企画製作は瑞鷹エンタープライズ。アニメーション制作は虫プロダクション。番組表によっては「新ムーミン」と表記されることもあった。1989年までは1969年版と続きで再放送が繰り返されたり、VHSビデオソフトやレーザーヴィジョンビデオディスク(LD)ソフトの発売、ズイヨー(瑞鷹)の監修によるキャラクターグッズの発売も行われていたが、1990年から、テレビ東京系列で‘楽しいムーミン一家’がヤンソン姉弟とデニス・リブソンのフィンランドスタッフと共に、名倉靖博がトーベの絵本のキャラクターデザインを基にアニメーション用にキャラクターデザインをし、放送が開始されるとムーミンの権利を保有する‘ムーミン キャラクターズ社’(代表は、ラルスの娘ソフィア=ヤンソンである。)から、「今後はアニメーションとしては、‘楽しいムーミン一家’を世界的公式に認め、アニメーション‘ムーミン’はこれを認めない。」との見解が示された。ズイヨー(瑞鷹)は、この意見を受け入れ、これ以降に開発された新ソフト(DVDやBlu-ray Disk)での発売を中止(丁度バンダイと組んでLDの東京ムービー版のソフトを発売中であった)すると共に、再放送も自粛している。講談社では、このアニメーションを絵本にして発売していた物も発売中止にした。

楽しいムーミン一家(1990年版)[編集]

1990年(平成2年)4月12日 - 1991年(平成3年)10月3日テレビ東京系列にて放送。製作はテレスクリーン。制作協力はテレイメージ(現:ワコープロ)/ビジュアル80。こちらはアニメーションの原作を小説から採っている。しかし原作には登場しないキャラクター(アリサ、クラリッサ)が出ている。キャラクターデザインや設定が大きく違っているのはスノークで、キャラクターデザインについては前作(余所行き用を含め、昔のヨーロッパの裁判官や作曲家のバッハヘンデルが被って居た様な鬘を所持しており何時も被っている)や原作と大きく違い頭髪(短髪)が有り、メガネをかけている。設定についても、原作小説ではフレドリクソンが作った空飛ぶ船をスノークが作ることになっている様になっている(但し「パパの思い出」ではフレドリクソンやヨクサル、ロッドユール等も登場していて、フレドリクソンは空飛ぶ船を設計製作している)。 フィリフヨンカも、題名は違うが原作における『ムーミン谷の夏祭り』の部分にあたるエピソードに、故人であるフィリフヨンク叔父さんとその未亡人であるエンマ叔母さんに招待状を出し、何時もすっぽかされて悲しんでいるフィリフヨンカが原作の挿絵に近いキャラクターデザインで、その名も‘フィリフヨンカ’という名で登場しており、また何時もムーミン家の隣(隣と言ってもかなり遠い)に3人の子供(絵的に見て上2人は男児で末っ子は女児の様である)と共に暮らしているフィリフヨンカが登場しており、こちらは‘フィヨンカ夫人’と呼ばれている。 また警察署長も『ムーミン』第1作、第2作共々では、人の様な顔つきでちょび髭を立てている姿であるが、原作、コミックス等の様にヘムルの姿をしている。 『ムーミン』でのムーミントロールやちびのミイ、スノークの瞳は黒かったが、『楽しいムーミン一家』でのムーミントロールの瞳やミイの瞳またスノークの瞳は、ミムラ姉さん共々青い(青の色調は、それぞれのキャラクターで色調が異なる)。またノンノンの瞳も黒かったが、フローレン(スノークのお嬢さん)の瞳では茶色である。その他にもムーミンパパやムーミンママも瞳の色が違っている。

楽しいムーミン一家 冒険日記(1991年版)[編集]

1991年(平成3年)10月10日 - 1992年(平成4年)3月26日、テレビ東京系列にて放送。『楽しいムーミン一家』の第2シリーズとして、休止期間を挟まずに放送された。こちらには、オープニングには登場するスノークが全く出なくなり、また白鳥英美子のナレーションもなくなった。原作は主にコミックスから採られている。 キャラクターデザインも、名倉靖博が担当しているので、「ムーミン」とはキャラクターデザインが違っていて、『楽しいムーミン一家』と同じようにキャラクターデザインが作られている。また、こちらにも、ヤンソン姉弟とデニス・リブソンが係わっている。

楽しいムーミン一家 ムーミン谷の彗星(映画、1992年版)[編集]

1992年(平成4年)8月8日に松竹系で初公開。上映時間:62分、製作国:日本

劇場版ムーミン パペット・アニメーション〜ムーミン谷の夏まつり〜(2009年版)[編集]

2009年夏に公開。下記の作品小編集であり、声優もキャラクター別に付けた。

ムーミン・パペット・アニメーション(1979年版)[編集]

1979年にポーランドで作られ、全話を1969年版と1972年版でムーミンの声を演じた女優岸田今日子が、1人で全てのキャラクターの吹き替えを演じた全78話の作品であり、CS放送で放映された。後に‘ムーミン谷の夏祭り’の部分だけが映画にできる作風になっていたので、再編集をして出来上がったのが上記作である。

このパペットアニメーション作品は、トーベが最も気に入ったアニメーションだったそうである。この作品のスノークのキャラクターデザインは、日本で1969年から放映された物『ムーミン』のキャラクターデザインの様な裸に鬘の姿や、後に1990年にヤンソン姉弟が係わって作った物『楽しいムーミン一家』のキャラクターデザインの様な、裸でメガネに短髪の姿と違い、洒落たスーツ姿で登場していた。

ムーミン・パペット・アニメーション(2012年版)[編集]

キャラクター展開[編集]

フィンランド航空の日本便機体(MD-11)に描かれたムーミンのキャラクター
  • 小売業
  • 食品
  • 旅行・運輸業
    • いすみ鉄道 - 2009年(平成21年)10月1日より日本初の「ムーミン列車」の本格運行を開始した。全6車両のヘッドマークや車体にムーミン一家、フローレン、スナフキン、ミイなどが使用されている。また、10月10日には国吉駅構内に国内唯一の駅中ムーミンショップ「VALLEY WINDS」を開業した。
    • 日本国有鉄道(〜JR東日本)EF55形電気機関車 - 流線型の設計で前面の形がトーベ&ラルス・ヤンソンのムーミンの顔の形に似ていることから、ムーミンという愛称があり、この機関車を使用した団体列車の乗客にムーミンのぬいぐるみが配布されたことがある。デビュー当時は、イギリスの喜劇俳優チャールズ・スペンサー・チャップリン・ジュニアのはいていたドタ靴にも似ていたため、ドタ靴と呼ばれていた。
    • フィンランド航空 - 正規割引航空券の「ムーミンセーバー」や日本路線投入の航空機に特別塗装をしていた機材もあった。
    • 楽天トラベル - 旅・旅人のイメージからスナフキンが起用されている。
  • 自動車
  • 金融業
  • ゲーム・ソフトウェア
  • その他
    • アラビア - 原作の絵をベースにキャラクターごとのマグカップやボウルを生産、日本へも雑貨店などを通じ広く販売されている。ムーミントロールからヘムレン、フィリフヨンカ、果てはモランまで十数種を揃える。キャラクターや絵柄は時々入替えがある。
    • 資生堂 - 化粧品「アクアレーベル」のコマーシャルにミイが出演し、渡辺満里奈と共演。
    • 財団法人厚生年金事業振興団
    • 帝人 - 1998年から1999年にかけて、同社が開発する製品についてのテレビCMシリーズ「人間を幸せにする人間 帝人」ではムーミンの全登場人物をフィーチュアしたCMを放映していたことがある。
    • 東洋大学 - 哲学教育を基調としているため、「哲学的なイメージのあるキャラクター」としてムーミンが1997年から採用されている。また、同大学の入試ガイドには、ムーミンやスナフキンが毎年登場している。

なお、初期のアニメ作品(1969年(昭和44年)版・1972年(昭和47年)版)のキャラも、かつて(1970年代、および1980年代)は同様に広く使われた。子供向け交通安全教材・ポスター・CMで特に知られた。しかし、『楽しいムーミン一家』放映以後は影を潜めた。

ムーミンワールド[編集]

ムーミンワールド(フィンランド語: Muumimaailma)はフィンランド西スオミ州トゥルク近くのナーンタリにあるムーミンに関するテーマパークである。

ブルーベリー色のムーミンの家がメインアトラクションとなっており、5つのストーリーが楽しめる。隣にはヘムレンの黄色い家がある。他にムーミンママの台所、消防署、スナフキンのキャンプ、ムーミンパパのボートなどがある。またムーミンのキャラクターや魔女に出会うこともできる。他には魔女の迷宮、ニョロニョロの洞窟、モランの家、ムーミン劇場などがある。

6月半ばから8月半ばまでのみ開園している。

参考文献[編集]

  • 高橋静男ほか編『ムーミン童話の百科事典』(講談社、1996年(平成8年)) ISBN 4-06-207999-2
  • 冨原眞弓『ムーミンを読む』(講談社、2004年(平成16年)) ISBN 4-06-212340-1
  • ミルヤ・キヴィ文『ようこそ!ムーミン谷へ -ムーミン谷博物館コレクション-』(講談社、2005年(平成17年)) ISBN 4-06-212784-9
  • バンダイLDムーミン』の解説書。vol1〜vol7、1989〜1990
  • vapビデオVHSムーミン』愛の巻,夢の巻。及びムーミン』vol0〜vol25解説書。
  • ビクタービデオDVDBox『Moomin』(楽しいムーミン一家)上下巻解説書。
  • トーベ・ヤンソン(※ラルス・ヤンソン※名前の記載無し。しかし明らかに、ラルスの作品と判るものも掲載されている。漫画の作品の枠に2人が書いていたサインは消されている。)『ムーミンまんがシリーズ』1(とってもムーミン他)※英語版からの訳。 訳者不明、草森紳一解説、講談社、1968年11月、(分)8-3-71(製)216436(出)2253(0)
  • トーベ・ヤンソン、ラルス・ヤンソン『ムーミンの冒険日記』野中しぎ訳、※英語版からの訳。福武書店、1991年、ISBN 4-8288-4968-8C8798
  • トーベ・ヤンソン,ラルス・ヤンソン『ムーミンコミックス』冨原眞弓訳、※スウェーデン語からの訳。筑摩書房、2001年8月、ISBN 4-480-77054-2
  • 東芝EMI CDムーミン』(懐かしのミュージッククリップ20)解説書。
  • 芸術新潮 2009年5月号; 特集、ムーミンを生んだ芸術家トーヴェ・ヤンソンのすべて(Tove Jansson)新潮社。
  • MOE 巻頭大特集 ムーミンと北欧の物語。1998年2月1日発行。第19巻。第11号通巻220号.発行所・白泉社。
  • MOE おめでとう60周年!ムーミン 月刊モエ2006年1月号;巻頭大特集、誕生60周年おめでとう!オーロラの国からムーミンがやってきた!第28巻第1号;通巻315号、発行所:白泉社。
  • ku:nel[クウネル]2007年1月1日。ムーミンのひみつ 第5巻第1号。発行所・マガジンハウス
  • キングレコード CD楽しいムーミン一家』(スナフキンの旅立ち)(KIKA36)解説書。
  • キングレコード CD『楽しいムーミン一家』(VOL1)(KIKA18)解説書。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]