みかん絵日記
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『みかん絵日記』(みかんえにっき)は、安孫子三和による日本の漫画作品。白泉社の少女漫画雑誌『LaLa』の1988年6月号~1995年1月号に連載された。単行本全14巻。また、1992年にはテレビアニメ化された。
1987年に『LaLa』に掲載された同漫画家の作品『叶夢と不思議な猫』を連載・シリーズ化したもの。漫画のタイトルには「・」があって、正確には『みかん・絵日記』となる。
目次 |
[編集] あらすじ
言葉を話せる猫「みかん」とその周辺のお話。宮城県白石市が基本舞台となっている。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
[編集] 登場人物
[編集] 草凪家
- みかん(くさなぎ みかん)
- 声 - TARAKO
- 毛がみかん色、目が緑色の雄猫。昔はトムと呼ばれていた。猫ながら言葉を話すし、二本足で立って歩くし、文字は書くし、ファミコンをするし、酒は飲む。吐夢に「みかん」と名付けられるが、みかんはそれに対してダサイと感想を漏らす。酒の失態にて言葉を話せる猫だとばれる。絵日記をつける。年末の商店街の福引きではおつまみセットを狙うが、その上の等の旅行を当てる。一人称は「オレ」で好物は酒(マタタビ酒、ビール等)とマグロのブツ水煮。喧嘩はわりと強く、近所のボス猫に勝利するほどである。1歳半(2歳弱ともある。7巻参照)。
- 草凪吐夢(くさなぎ とむ)
- 声 - 平松晶子
- 草凪家の長男。夜桜小学校に通う。11歳。みかんを拾う。みかんの名付け親。杏子に恋心を抱いている。
- 草凪藤治郎(くさなぎ とうじろう)
- 声 - 小野健一
- 草凪吐夢の父。37歳。
- 草凪菊子(くさなぎ きくこ)
- 声 - 島本須美
- 草凪吐夢の母。旧姓松沢。34歳。高所恐怖症。2年後に長女を出産。
- りんご(くさなぎ→たなべ りんご)
- 声 - 小桜エツ子
- 幼名:こりんご。みかんとキリーの子供(雄)。みかんと同じく、話せ、二本足で立ち、字を書ける。性格は母親似で大人しく優しい。当初は「す」の発音が上手く出来なかった(「です」が「でし」になる)。
[編集] 夜桜小学校
- 楠木世良(くすき せら)
- 声 - 伊倉一寿(現:伊倉一恵)
- 転校生。幼なじみが吐夢とそっくり。草凪家の人とおトヨ以外で唯一みかんが言葉を話すことを知っている。
- 林田先生
- 声 - 鈴木勝美
- 吐夢のクラスの担任教師。
- 立花杏子(たちばな きょうこ)
- 声 - 麻見順子
- 団地住まい。藤治郎に憧れを抱く。後に一軒家に引越し、念願の猫を飼うことに。
- 奥田しづよ
- 声 - 横山智佐
- クロブチの飼い主。
- 奥野道晴
- 声 - 田野恵
- 田山太一
- 声 - 佐藤智恵
[編集] その他の人物
- 稲垣大造(いながき たいぞう)
- 声 - 石森達幸
- 坂の下に住む開業医。55歳。口では動物嫌いと言っているが実は動物好き。桃治郎を大橋から預かる。捨て猫だったキリーとモリーを拾う。
- お清
- 声 - 峰あつ子
- 稲垣医院の家政婦。後に稲垣と結婚。
- 大橋
- 声 - 峰恵研
- 稲垣の友人。モモジロウの本来の飼い主。仕事の都合でオーストラリアのメルボルンに行くことになり、桃治郎を稲垣に預ける。
- 大橋夫人
- 声 - 後藤真寿美
- 笹森弥生(ささもり やよい)
- 声 - 鷹森淑乃
- 稲垣医院の看護師。牡丹の飼い主。旧姓藤原。26歳。後に由起彦と結婚し、長男「由起弥」を出産。結婚前はアパートで1人暮らしをしていたが結婚後は由起彦の家に住んでいる。
- 笹森由起彦(ささもり ゆきひこ)
- 声 - 緑川光
- 弥生の恋人。24歳。過去のトラウマから猫恐怖症。本人曰く「猫運が悪い」。後に弥生と結婚。結婚後は毎日牡丹にいじめられている。
- 大澄かおる(おおすみ かおる)
- 稲垣医院の看護師。弥生が産休の間、代理として働いていたが後に正式に採用。金髪で一見コワモテに見えるが実は実直で明るい性格。学生時代に親友を亡くしており、それがきっかけで看護師になった。
- タツゾウ
- 声 - 矢田稔
- みかんが「トム」と呼ばれていた頃の飼い主。病気(病名不明)で死去。
- おトヨ
- 声 - 鈴木れい子
- タツゾウと同郷に住んでいる人。タツゾウとは小学校の同級生だった。その後草凪家が菊子の運転ミスで来た草原にてみかんとの再会を果たす。
- 松沢文江(まつざわ ふみえ)
- 菊子の母。59歳。夫は既に他界。語尾に「ざます」をつけて話す。最初は菊子と藤治郎の結婚に反対していたがその後これではいつまでたっても菊子は結婚しないだろうと思い、結婚を認めた。現在は草凪家の誰かが「松沢」の姓を受け継ぐように願っている。お茶や俳句など趣味が多い。
- 草凪信之介・伊香保(くさなぎ しんのすけ・いかほ)
- 藤治郎の両親。菊子を一回会っただけで気に入った。
- 草凪柊一郎(くさなぎ しゅういちろう)
- 藤治郎の兄。藤治郎より3歳年上。
- 瀬野翠葉(せの みどりは)
- 杏子のいとこであり、世良の幼なじみ。ボーイッシュなスタイルをしており、性別は違うが吐夢と似ている。幼稚園を卒園後両親が離婚し、母親と共に生活することになり、母親の再婚相手の住んでいるオーストラリアでの永住が決定した。
[編集] その他の犬や猫
- クロブチ
- 声 - 鈴木勝美
- 元半野良猫だったが、しづよの家でやっている喫茶店「ルノン」の看板猫として飼われることになる。通称「クロちゃん」。推定年齢3歳強と自称する。マスターと顔がそっくり。アニメでは最初から関西弁を話すが、原作では途中まで標準語を使っていた。その後牡丹の妹、華と結婚。
- 牡丹
- 声 - 安西正弘
- 弥生の飼い猫。弥生の実家で生まれ育つ。チンチラペルシャの雄。血統書付き。13kgで重い。牡丹曰く「キャットコンテスト巨大猫部門2年連続一位」。飼い主の弥生のことが好き。そのため弥生の夫の笹森由起彦が嫌いだが彼の両親は好き。去勢済み。モリーと仲が良い。クロブチと結婚した華とは母親が同じ。
- カルマ
- 声 - 露崎照久(現:優希比呂)
- 鈴木家に飼われているシャム猫の雄。名付け親は当時高校生の長男。毛が短いため、雪が嫌いな猫。去勢済み。
- 桃治郎
- 声 - 長島雄一(現:チョー)
- 稲垣医院に飼われることとなった猫好きの犬。通称「ももじ」、「ももちゃん」。本来の飼い主は大橋夫妻。みかんが鎖を外し、よく2匹で散歩に行く。本来は大橋家の犬だったが稲垣家に預けられ、大橋が梅治郎を飼い始めたため稲垣家の犬となり、「稲垣桃治郎」に改名された。
- チビタロウ
- 声 - 麻見順子
- 横田家に飼われている。ロシアンブルーの雄。本名は「ステファン・オージーヌ・ロドルグスキー」。チビタローはあだ名で飼い主にはステちゃんと呼ばれている。普段は脂のないひれステーキやトロやロブスターのサラダを食べさせてもらっている。完全な家猫で外に出してもらえない。
- 賢三
- 声 - 田野恵
- 魚屋の飼い猫。牡丹の親友。郊外の農家出身で母猫に仕込まれた為得意技はねずみ取り。雀でもコウモリでもバッチリ。牡丹との出会いは賢三が牡丹のねずみ取りの下手さに感心し、牡丹が賢三の上手さに感心したのが最初の出会いらしい。まじめな優等生タイプ。
- キリー
- 声 - 松井菜桜子
- こりんごの母親。モリーとは姉妹。稲垣に拾われる。稲垣が最初モリーと見分けるために赤い首輪をつける。
- モリー
- 声 - 川浪葉子
- キリーの姉妹。キリーより2回り程大きい。稲垣に拾われる。キリーと同様に黄色い首輪をつける。
[編集] 漫画のみ登場
- 伽羅
- 世良の飼い猫。アビシニアンの雌。こりんごと仲良し。血統書付き。気が強い。
- ステラ
- 杏子の飼い猫。ヒマラヤンの雌。こりんご、伽羅と仲良し。大人しい性格。
- 梅治郎
- 大橋がオーストラリアで桃治郎がいない寂しさで飼い始めた犬。
- ギー
- 古くからこの町にいる猫。元々は飼い猫で、2年ぐらい飼われていたが、オス猫のテリトリー拡張でしばらく家を離れていたら飼い主は引越していなくなっていた。15~16歳以上(人にすれば90歳ぐらい)。年齢に気づき、草凪家は『ギー』を飼い出す。冬前に死去(9巻参照)。
- キサブロー
- こりんごの家の近所に住む猫。こりんごと伽羅のことを「親分」「姐さん」と慕っている。
- 麦
- 野良猫。みかんの住む町で子猫を産む。子猫の1匹(雌)はクロブチそっくり。子猫を含め最終的には飼い主が見つかり、飼い猫になった。
[編集] テレビアニメ
1992年10月16日から1993年6月18日まで中部日本放送(CBC)制作・TBSテレビ系列で19:00~19:30に放映された。全31話(但し、本放映時は30話まで放映、31話はCBCや一部地方局での再放送で放映された他、ビデオ・DVDに収録された)。CBCにとっては開局以来初めてのテレビアニメ参入作品で、在名局がテレビアニメ制作に関わるのは名古屋テレビ放送(NBN・メ〜テレ)に次いでの参入であった(メ〜テレ、CBCが参入した後にテレビ愛知もアニメ制作に参入する)。途中からは、中央児童福祉審議会推薦作品となり警察の交通安全ビデオに採用されたりもした。CBCの初製作のTVアニメであり、地元の愛知県、岐阜県、三重県ではCBCのローカル番組内でみかんのぬいぐるみと番組紹介POPが常に置かれていたり、中日新聞のTV紹介欄でOPの一場面を紙面の1/3程のカラー写真付きで原作者のインタビューが掲載されたり、名古屋のTV塔でイラストコンテストが開催されたりした。しかしながら『ドラえもん』の裏番組だった事もあり、ゴールデン枠としては視聴率は思わしくなく、本放送未放映話があったり、32話としてドラマCDがあったり、打ち切りで終了した感が否めない。
[編集] スタッフ
- 製作:本橋浩一
- 製作管理:中島順三
- 企画:佐藤昭司
- 監督:石黒昇
- 脚本:小山眞弓
- キャラクターデザイン:杉光登
- 美術:千葉みどり
- 音楽:長谷川智樹
- プロデューサー:水谷昌孝(CBC)、余語昭夫
- 製作:中部日本放送、日本アニメーション
[編集] 主題歌
- オープニングテーマ「ないしょ!のバイリン・キャット」(歌:横山智佐)
- エンディングテーマ1「おじいさんへのおてがみ」(歌:TARAKO)
- エンディングテーマ2「でっかいキャンバス」(歌:TARAKO)
[編集] 各話サブタイトル
- みかんが家にやって来た
- みかんが話せるわけ
- いなくなったみかん
- もう一人の家族
- みかんの宿題
- 坂の下に住む先生
- おうちで勉強会
- みかんの初恋
- すてきなクリスマス
- お騒がせの福引き
- くうぞ!海の温泉旅行
- なめんなよ!あんな奴大キライ!
- 子ネコ、もらっていただきます
- 転校生はネコ型人間!?
- 家出だ!ワッショイ!
- ときめきのバレンタインデー!
- オレは、天才音楽ネコ!
- 決死の大追跡、モモジを捜せ!
- ぶっとばせ!恋のライバル
- 大騒ぎ!みかん学校へ行く
- うちのばあさんネコぎらい!
- 涙、涙のノラねこブルース
- 夫婦ゲンカはネコが食う?
- ヤセル思いのダイエット作戦!
- みかんジュニアこりんご登場![1]
- みかんピンチ!ひみつがバレた?
- みかんのパパのスパルタ教育
- 留守番はネコの手も借りたい
- ヒゲなしは不幸のはじまり?
- シャーワセは幸福のはじまり
- みかん、アメリカへ行く?!(CBC他での再放送のみ放映・ビデオ、DVDに収録)
- マシュマロ色の思い出(ドラマCDとして収録)
- 他 みかんの交通安全(交通安全指導用アニメ、DVDに収録)
[編集] 脚注
[編集] 前後番組の変遷
| TBS系 金曜夜7時台前半(中部日本放送製作枠) | ||
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| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
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みかん絵日記
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