ポルフィの長い旅
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| 世界名作劇場 | ||
| 通番 | 題名 | 放映期間 |
| 第24作 | レ・ミゼラブル 少女コゼット | 2007年1月 - 2007年12月 |
| 第25作 | ポルフィの長い旅 | 2008年1月 - 2008年12月 |
| 中断(2009年1月 - 2009年3月) | ||
| 第26作 | こんにちは アン 〜Before Green Gables | 2009年4月 - 2009年12月 |
『ポルフィの長い旅』( - ながいたび)は、「世界名作劇場」(以下“名作劇場”)シリーズ通算第25作、復活後第2作として放映されたテレビアニメ。
2008年1月6日から同年12月28日まで、毎週日曜19:30 - 20:00にフジテレビ系BSデジタル放送BSフジで放映された。毎週土曜10:00 - 10:30には直前話を再放送する(16話はメジャーリーグ中継のため14:30 - 15:00)。インターネットによる動画配信サービス・BIGLOBEストリームでも2008年1月7日より配信中(毎週月曜更新)。2008年4月5日よりスカイパーフェクTV!のアニマックスでも放送している。
目次 |
[編集] 概要
原作はフランスの児童文学作家ポール・ジャック・ボンゾン (Paul-Jacques Bonzon) の『シミトラの孤児』(1955年発表)。世界名作劇場では初めてギリシャを舞台とし、兄と妹が地震に遭い引き裂かれ、再び出会うまでの物語を描く。
主人公・ポルフィやその妹・ミーナの人物設定などの基本的な設定は原作に沿っているが、その他の登場人物や物語の展開のほとんどはアニメ独自のものとなっている。
BSフジの放送では前作品『レ・ミゼラブル』と同じく作品冒頭に“ ハウス食品 世界名作劇場”と題されている。『レ・ミゼラブル』が実際には複数のスポンサーだったのに対し、今作はハウス食品1社の単独協賛となっている。この作品から再放送枠が組まれ、制作はフジテレビが外れ、日本アニメーションのみになった。また、再放送時には冠スポンサーが外れる。
世界名作劇場の25作目となることを記念し、過去の世界名作劇場に参加した声優陣が出演した[1][2][3]。
[編集] ストーリー
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。 →[記述をスキップ]
世界中の国々が第二次世界大戦からの復興をめざしていた20世紀なかば。ギリシャの一寒村・シミトラに住む少年ポルフィは、父親の経営する自動車修理工場の手伝いをしながら、両親と妹のミーナと平穏な毎日を送っていた。
ある日、シミトラが大地震に見舞われ、親は亡くなり、生き残った家族は妹のミーナひとりだけ。やがて、ミーナとも生き別れてひとりになってしまったポルフィは、彼女を探す旅に出ることになる。
[編集] 登場人物
[編集] シミトラ村
- ポルフィ(ポルフィラス・パタゴス)
- 声 - 甲斐田ゆき
- 主人公。明るく、年相応にやんちゃなところもある少年。初登場時は12歳。自動車の修理や彫刻をそつなくこなすほど手先が器用。将来の夢は、父の修理工場「パタゴス大ステーション」を大きくすること。
- 父の影響か、自動車に興味がある。ヤニーナの町を訪れてからはガソリンスタンドにも憧れるようになる。
- 家へのガソリンスタンド設置の夢が確実に実現しつつあったが、突如村を襲った大地震によりすべてを失ってしまった。亡くなった両親に代わってミーナを守ろうと懸命になるが、ミーナが行方不明になってしまう。ミーナと再会すべく、彼はひとりギリシャの地を離れ、旅に出た。イタリアからシチリアを経て、フランスを渡り歩いた長い旅は、大地震から半年が過ぎたクリスマス・イヴの夜、パリの映画館でミーナと再会したところで幕を下ろした。
- ミーナ(マリーナ・パタゴス)
- 声 - 藤村歩
- ポルフィの妹で、絵が得意。夢は歌手になることだが、歌唱力だけでなく演技力も高い。初登場のときは10歳。
- ヤニーナの町では映画、アメリカ軍基地では赤ちゃん、といった具合に外の世界や目新しいものに触れ、自分の世界を広げていく。
- 両親と一緒に家にいたところ大地震に巻き込まれ、瓦礫の下敷きになって気を失っているところをバーンズに救われた。しかし、地震で心に深い傷を負った彼女は心を閉ざし、無口になってしまう。救護所では常にポルフィと一緒にいたが、彼が目を離した隙にはぐれて、港町パトラに来てしまう。そこで母にそっくりな女性の後を追いかけて、イタリア行きのフェリーに乗ったところをイザベラに保護され、彼女のいる旅芸人一座と行動をともにするようになる。しかし、パリで刃傷沙汰に巻き込まれたことがきっかけで、パリ在住の人気女優ティファニー・オベールのもとに身を寄せた。
- 震災後、軽い記憶喪失の症状が見られた。地震の時一緒に家にいた両親のことは覚えていたものの、家にいなかった兄・ポルフィの存在を忘れてしまっていた。しかし、ポルフィが誕生日にくれたフクロウのペンダントの紐が切れたと同時に、ポルフィのことを思い出した。それ以降、何よりも兄との再会を一番に望むようになる。
- アネーク・パタゴス
- 声 - 島本須美
- ポルフィの母。優しく思慮深い。料理が得意で、十八番はヤギの乳で作ったチーズパイである。
- 街で生まれ街で育ったお嬢様だが、家族からクリストフォールとの結婚を反対されたため家を出た。以後、家族との縁は切れたままである。
- 肌身離さず持っている懐中時計は彼女が幼い時に亡くなった母の形見で、代々女性に受け継がれているもの。彼女が震災で亡くなった後、時計はミーナが持つことになる。
- ※原作では彼女の名前は設定されていない。また、富裕な家庭のお嬢様だったという設定もない。
- クリストフォール・パタゴス
- 声 - 井上和彦
- ポルフィの父。自動車修理の腕は抜群で、自動車修理工場を開く為の資金を稼ぐ為、アテネに出稼ぎへ行っていた。
- 小さいときに両親を亡くし、天涯孤独になった。それゆえ貧しく、アネークの家族から彼女との結婚を反対された(2話でのアネークの台詞より)。
- シミトラ村に帰り、修理工場「パタゴス大ステーション」を経営する。最初こそ経営は厳しかったが、アメリカ軍指定修理工場となったことで工場は軌道に乗る。息子のかねての願いだったガソリンスタンドの設置まであと少しだったが、大地震の犠牲となってしまう。形見となった彼の工具は、ポルフィが持って行く。
- ザイミス
- 声 - 豊永利行
- ポルフィの友人。頭のいい12歳の少年。
- 一人っ子だからか、兄妹のいるポルフィを羨ましく思っていた。母の妊娠が分かってからは弟妹の誕生を心から望み、良い兄になるためにポルフィにアドバイスを求めるようになる。妹・エルピーダが生まれてからは、甲斐甲斐しく妹の面倒を見ている。彼が旅に出たポルフィに宛てて書いた手紙は、バーンズによって届けられることになる。
- 後に作文コンクールで1位をとり、副賞としてパリ旅行をもらった彼は、パリへ旅行に来ている最中ポルフィと再会し、親友の成長を心から実感した。最終回では、ポルフィとミーナの再会に立ち会った。
- ※原作では、シミトラから15キロほど離れた町・ティミザの出身の13歳くらいの少年。ポルフィと最初に逢ったのは、テッサリア地方の町・リッシラの孤児収容施設だった。また、生き残った家族は、父と2歳になる妹。
- アポロ
- コキンメフクロウ。2話から登場。いつもポルフィと一緒にいる。
- ポルフィとミーナの寝室に居つくようになった。地震が起きる前にポルフィたちの前から姿を消したが、倒壊したポルフィの家に舞い戻った。
- ポルフィとともにミーナを探す旅に出たが、パリに向かう途中、森に迷ったポルフィを猟師から助けようとして代わりに撃たれ命を落とす。
- トマス
- 声 - 田中和実→田中亮一
- ザイミスの父。クリストフォールと同じく、幼い頃からシミトラ村に住んでいる。温厚な性格で、ザイミスたちを影から温かく見守っている。
- フクロウの生態についてよく知っており、ポルフィとミーナにコキンメフクロウのことを詳しく教えた。
- 新しい家族の顔を見ることなく、地震に巻き込まれてこの世を去った。
- ちなみに担当声優の田中和実は本放送前の2007年12月20日に亡くなっており、この作品が事実上遺作となった。後任は兄で同じ青二プロダクション所属の田中亮一が引き継いだ。
- ドリー
- 声 - くじら
- ザイミスの母。しっかり者で明るい女性。夫・トマスが影から家庭を支えるのに対し、彼女は表で家族を支えている。いわば「肝っ玉母ちゃん」。
- 大地震で大事なものを一気になくした次の日、娘のエルピーダを出産した。のちに生き残った子どもたちを連れて、隣村に住む姉妹の家に移り住むことに。
- コリーナ
- 声 - 今野宏美
- 村長の娘。高慢な性格で貧しい家の子供であるポルフィとミーナを嫌う。しかし、ザイミスには興味がある模様。
- おばがパリに住んでいる。いつも抱いている人形はおばが贈ってくれたもの。
- 両親と一緒に家にいたところ地震に見舞われ、両親とともにこの世を去った。
- 村長
- 声 - 木村雅史
- シミトラ村の村長。車を2台持っており、そのうえ娘のコリーナにピアノを習わせることが出来るほど裕福。少々人使いの荒いところがある。
- エヴァ
- 声 - 西宏子
- 村長の妻。コリーナの母。娘とは違って、ポルフィたちに親切に接する。
[編集] 教会
- ダモン
- 声 - 矢田耕司
- ポルフィがおつかいの最中に出逢った黒服の老人。ポルフィにイコンと意味深い教訓を残している。
- アテネに住んでいた家族や友人を戦争で亡くし、独りぼっちになった。それ以来、昔の知り合いが住んでいたところを10年も旅してまわっている。
- シスター・エレナ
- 声 - 国府田マリ子
- 教会に急遽設置された救護所で、地震の被災者の世話に当たっている若い修道女。心優しい女性で、親身になってポルフィやミーナたち孤児の面倒を見ている。
[編集] 旅芸人一座
- イザベラ
- 声 - 鶴ひろみ
- ロマの踊り子(フラメンコ・ダンサー)。ほかに歌手や占い師もやっている。ミーナが加わるまでは一座の紅一点だった。腕っ節も強い。
- 港町パトラで見かけたミーナを誰よりも気にかけていたが、それは彼女が病死した娘・リリーにそっくりだったためである。ミーナが一人ぼっちであることを知ると、彼女を誘って旅芸人の仲間に加えた。
- ミーナと一緒に各地を旅していくうちに、ふたりの間に本当の母と娘のような絆が生まれていくが、それは夫カルロスとの溝を深くする遠因ともなっていく。
- パリで起きたある出来事をきっかけに、これ以上ミーナを自分のそばに置いていてはミーナの身に危険が及ぶと察し、ミーナをティファニーのもとに預けた。
- カルロス
- 声 - 青山穣
- イザベラの夫。妻と義父を連れて世界各国を旅している。
- ミーナのことを良く思っておらず、アネークの形見の懐中時計を売りに出したり、賭けの代金として彼女を差し出したことがある。これは、「ミーナ=厄病神」という身勝手な思い込みだけでなく、彼にとっての「娘」は亡くなった一人娘のリリーだけだという想いが強いことから来ており、イザベラとの溝を深くする遠因となっている。
- イカサマのカードゲームで客から金をまきあげるのが仕事。
- ジャンゴ
- 声 - 丸山詠二
- イザベラの父。高齢だが、娘夫婦と一緒に世界中を旅してまわっている。ミーナを暖かく受け入れている。
- イカサマ勝負師で、カルロスと組んで金を稼いでいる。
[編集] アメリカ軍
- バーンズ
- 声 - 大友龍三郎
- アメリカ軍の兵士。階級は大尉。登場するときはジープに乗っている。
- ポルフィと出会ってからは、彼のことを「坊主」と呼んで手助けしている。クリストフォールにアメリカ軍指定修理工場の話を持ちかけ、家の瓦礫の下敷きになったミーナを助けたのも彼だが、両親を亡くしたポルフィとミーナのためを思って起こした行動が仇となってしまう。のちにローマでポルフィと再会する。
- 母国に妻とふたりの子供がいる。
- ジョン・スミス
- 声 - 日比愛子
- アメリカ軍の基地に住んでいる少年。父の仕事の関係でアメリカからギリシャにやってきた。
- 年の近いポルフィやミーナと、国や民族の違いを超えて仲良くなる。
- トム・スミス
- 声 - 壱智村小真
- ジョンの弟で、アメリカ軍の基地に住んでいる。家族でギリシャのアメリカ軍基地で暮らしている。
- 兄と同じくポルフィやミーナと仲良くなる。
- マーサ・スミス
- 声 - 中友子
- ジョンとトムの母。夫・スミスの仕事の関係で、家族でギリシャに滞在している。
- 息子たちと仲良くなったポルフィとミーナに幼い娘を見せたり、ケーキをご馳走したりするなど、穏やかで優しい一面を持つ女性。
- メアリー・スミス
- スミス家の末娘。1歳頃の赤ちゃん。
- スミス
- 声 - 中村浩太郎
- アメリカ軍の兵士。妻のマーサとふたりの息子、赤ん坊の娘と一緒にアメリカ軍基地に駐留している。
- 息子たちと一緒にパタゴス家を訪れ、ポルフィとミーナの写真を撮ったこともある。
[編集] イタリア(ローマ以南)
- アレッシア
- 声 - 伊瀬茉莉也
- イタリアから来た少女。オープニングに登場する。そのいでたちから、最初はポルフィに男の子と間違えられてしまう。コリーナにも言い返すほど気が強い。
- 一人っ子で、2年前から父と一緒にトラックで旅をしている。
- ジャンニ
- 声 - 上別府仁資
- アレッシアの父。アメリカ軍の軍人の引越し荷物を運んでいた最中、トラックが故障してしまったところをポルフィに助けられる。
- 2年前に妻を亡くしてからは、男手ひとつでアレッシアを育てている。
- レオン
- 声 - 桜塚やっくん
- ブリンディジの町の自動車修理工。フリッター売場でポルフィと出会う。両替のお金をだまし取られそうになったポルフィを助け、自分が勤める自動車修理工場に連れて行く。
- 生まれ故郷はモンテ・カッシーノ。第二次世界大戦の戦闘で家族をすべて亡くし、各地を放浪した後でマリオ親方の所で働くようになった。
- マリオ
- 声 - 川津泰彦
- レオンが勤める自動車修理工場の親方。ポルフィの境遇に同情し、当面の生活のため自分の修理工場で働くことを勧める。
- ドーラ
- 声 - 永澤菜教
- マテーラの洞窟に住む老婆。酒飲みで、迷い込んだポルフィを親身になって世話する。
- チロ
- 声 - 小松里歌
- マテーラの洞窟に住む少年。なくなったポルフィのリュックサックを一緒に探す。
- ガスパロ
- 声 - 塚田正昭
- チロの祖父。住む人が少なくなったマテーラの洞窟に、孫と暮らしている。
- デイジー
- 声 - 松尾佳子
- ポルフィが汽車に乗った時に出会った女の子。父ダリオ(声 - 大西健晴)は皮細工の職人。
- マクシミリアン
- 声 - 谷山紀章
- ポルフィが電車で出会った大学生。イラーリアやレベッカとは幼なじみ。
- イラーリア
- 声 - 山田栄子(少女時代:久村夏里奈)
- マルティーニ農園に住む、マクシミリアンの恋人。
- テュリオ
- 声 - 島田敏
- イラーリアの父。ポルフィに「うちの子にならないか?」と持ちかける。
- グレタ
- 声 - 真山亜子
- イラーリアの母。
- レベッカ
- 声 - 高山みなみ(少女時代:日高里菜)
- マクシミリアンやイラーリアと幼なじみで、特にイラーリアとは親友同士だったが、ある事件を境に疎遠になっていた。
[編集] シチリア
- マイケル・バルバッツァ
- 声 - 折笠愛
- ポルフィがシチリアで最初に仲良くなった少年。アメリカ人。兄のために何かと行動する。
- ジャック・バルバッツァ
- 声 - 古谷徹
- マイケルの兄。かつてはアメリカ空軍の軍人として朝鮮戦争に従軍したことがある。
- バルバッツァ・ファミリーの若旦那にあたる人物のはずだが、ファミリーには属していない。
- バルバッツァ
- 声 - 長克巳
- マイケルとジャックの父。マフィア「バルバッツァ・ファミリー」のドン。シチリア生まれだが、若い頃はアメリカにいた。
- アメリカで事業を成功させ、マンシーニ・ファミリーから引退してからは、マンシーニとは不仲である。
- アンドレ・マンシーニ
- 声 - 佐久田修
- マフィア「マンシーニ・ファミリー」の若旦那。ある事情が原因で、バルバッツァ家の人々をはじめとするアメリカ人を毛嫌いしている。
- モニカ・マンシーニ
- 声 - 堀江美都子
- アンドレの妹。ジャックとは相思相愛の仲。
- ロッコ
- 声 - 五王四郎
- アンドレの弟分。
- ボビー
- 声 - 高橋広司
- バルバッツァ・ファミリーに属するマフィア。バルバッツァの腹心。
- アンリ
- 声 - 西川真美
- 魚売りの少年。
- アルヴァリ神父
- 声 - 側見民雄
- 教会の神父。ジャックとモニカがミサで逢えるよう協力する。
- マンシーニ
- 声 - 上別府仁資
- シチリアン・マフィア「マンシーニ・ファミリー」のドンで、アンドレとモニカの父。かつてはバルバッツァとオリーブ・オイルの貿易事業を興していたが、周囲の人間の思惑も働いてか、不仲に陥っていた。
- チッチ
- 声 - 島香裕
- オリーブ・オイル貿易事業の仲介業者。バルバッツァ家とマンシーニ家の仲を引き裂こうといろいろ工作してきたが、和解した両家により『掃除』された模様。
- ヘイリー・ガッソ
- 声 - 宮崎寛務
- チッチやマンシーニと組んでバルバッツァを追放しようと誘った男。のちに『掃除』された。
[編集] ローマ以北〜フランス国境
- グイード
- 声 - 田中真弓
- 浮浪児たちのリーダー。菓子と身の上話でポルフィに取り入る人当たりの良さを持つが、役に立たない人間は捨てる冷淡さも持つ小悪党。
- 「亡くなった父親の車が見つかったから取り返す」とポルフィに話し、手伝いを頼む。が、実はまったくの嘘で、ポルフィに車泥棒の片荷を担がせようとしていた。
- ジョルジュ
- 声 - 進藤尚美
- グイードの浮浪児仲間の少年。友人に裏切られて警察に捕まったことがきっかけで他人を信用できなくなったといわれる。
- しかし、車泥棒の濡れ衣を着せられたポルフィを助けた。
- ソフィア
- 声 - 山本麻里安
- 「天使たちが住む」という不思議な井戸のある街に住む少女。祖母アンジェラがつくってくれた人形「ビアンカ」をいつも抱いている。
- 「使えなくなったものを井戸の中の天使にプレゼントすると、天国で新しい命がもらえる」という言い伝えを信じている。
- ※なお、担当声優の山本は、この話の脚本を書いている。
- アントニオ
- 声 - 西村知道
- ソフィアの父。グイードたちのいる街から逃げてきたポルフィと意気投合、彼をトラックに乗せて自宅へ案内する。
- マルタ
- 声 - 伊倉一恵
- ソフィアの母。娘同様、天使の住む井戸の言い伝えを信じている。
- マーリオ
- 声 - 寺本勲
- ソフィアに街を案内してもらっていたとき出逢った男性。連れていたロバについて、ポルフィに意味深な発言をする。
- ロレンツォ
- 声 - 金子達
- ソフィアに街を案内してもらっていたとき出逢った老人。
- 後からきたパオロ(声 - 岡林史泰)とナリッサ(声 - 庄司宇芽香)が、彼を天使にプレゼントしようと考えている。
- ジュリアーニ
- 声 - 池田秀一
- 巡回神父。サイドカーつきのバイクで各地を旅している。
- 神を信じられなくなったポルフィに信仰について語る。
- マリッサ
- 声 - 日高のり子
- 仮面で顔を隠している少女。自虐癖がある。
- 裕福な家の生まれで、両親はガソリンスタンドを経営していた。が、両親は5年前、火事で亡くなった。
- サンドラ
- 声 - 日高のり子
- マリッサを苦しめている少女。その正体は、5年前の悲劇で受けたショックから多重人格になったマリッサが生んだ別人格。
- エミリア
- 声 - 岡本麻弥
- 露天商の女性。蚤の市で偶然知り合ったポルフィに商売を手伝ってもらう。
- ジーナ
- 声 - 柳井久代
- トスカーナに住む女性。「ただ生きてるだけ」とそっけない態度でポルフィに接していたが、ひとりで妹を探す彼を心配し、感心するようになる。
- ミケーレ
- 声 - 置鮎龍太郎
- 画家を夢見る青年。アトリエにしている納屋で眠り込んだポルフィと意気投合する。いつかパリに行こうと思っている。
- 現代で言うところのニート。家は農家だが仕事を一切手伝わず、納屋に引きこもっている。
- サミュエル
- 声 - 真殿光昭
- 野菜を売るトラック運転手。フランス国境近くの山あいの小さな町で、3人の子どもと一緒に暮らしている。
- 無口だが、見かけからは想像できない優しい男性で、トラックの荷台に隠れていたポルフィを咎めることなく、我が家へ連れて行く。
- セシル
- 声 - 木村亜希子
- サミュエルの娘。3人兄弟の一番上で、亡くなった母の代わりに家事を切り盛りし、弟のモリス(声 - 真田アサミ)とルネ(声 - 立野香菜子)の面倒を見ている。
- 将来はティファニー(後述参照)のような女優になるのが夢。
- マチルド
- 声 - 樹元オリエ
- セシルたちと別れたあと、ポルフィが船着場で逢った女性。結婚詐欺から救ってくれた礼に、知り合いのいる修理工場を紹介する。
- マリアンヌ
- 声 - 冨永みーな
- 女囚。無実の罪で投獄されたが、娘クリステル(声 - 岡本麻見)がドイツ人夫妻に引き取られるのを阻止するため脱獄した。
- 事情を知ったポルフィは彼女を手伝うが、結局は自首した。
- クロード
- 声 - 石川英郎
- マチルドに紹介された修理工場に勤める青年。いびきがひどく、窃盗癖がある。
- ポルフィに脱獄した女囚(=マリアンヌ)を捕まえて報奨金をもらおうと持ちかけるが、彼女が逮捕される前にクリストフォールの形見の工具と工場の金を持ち逃げしてしまう。
- ロベール
- 声 - 中博史
- 修理工場の主人。
[編集] パリ
- ティファニー(ティファニー・オベール)
- 声 - 林原めぐみ
- パリ在住の人気女優。イザベラに代わってミーナを引き取った。
- 占いの客引きで歌っていたミーナの才能に惹かれ、次の主演映画「天使の歌」に幼少期の自分の役で出演させた。映画の撮影が終わった後も親身になってミーナの面倒を見ているうちに、彼女を兄・ポルフィと逢わせたいと考えるようになった。今まで疎遠になっていた親友・ローズがポルフィと一緒に暮らしていることを知ると、クリスマス・イヴの夜、借りた映画館でミーナを兄に逢わせた。
- ローズ
- 声 - 長沢美樹
- ポルフィをアパートの自室に居候させている若い女性。夜の仕事に出ている。
- ポルフィが働いていた料理店に忘れ物をしたのがきっかけでポルフィと出逢う。一緒にいるうちにポルフィに惹かれ、ついには彼を愛してしまう。最初は彼と別れたくないために嘘をついたこともあったが、最後は愛ゆえに、ミーナを引き取っているティファニーと会って、ふたりを再会させるための演出を施した。
- かつてはティファニーの親友で、ともに女優の道を目指していた。しかし、与えられた大役を突然ティファニーに奪われたため、女優の夢を諦め、彼女を嫌うようになった。しかし、劇場で「天使の歌」を観た彼女は、ティファニーと自分の実力に大きな差があったことを認め、彼女と和解した。
- ※原作のブリュノーおばさんにあたる役割を果たしている。
- クサロプーロス
- 声 - 屋良有作
- パリのギリシャ料理店「クサロプーロス亭」の主人。ギリシャ人。こぼした料理の代償というかたちでポルフィを店で働かせていたが、言いがかりをつけて退職に追い込んでしまう。
- 口がうるさく、ポルフィのチップすら奪うほど金に執着している。
- アルキス
- 声 - 杉崎亮
- 「クサロプーロス亭」で働く料理人。ギリシャ人。
- 他人に厳しい主人に対し、彼は優しい人物として描かれている。
- ※主人のクサロプーロスとともに、原作にも登場する。
- パスカル
- 声 - 緒方賢一
- ティファニーのマネージャーをつとめる老人。常に丁寧語で話す。
- ティファニーがミーナを引き取ることに最初は反対していた。
- ナタリー
- 声 - 川庄美雪
- ティファニーの家で働く若いメイド。偶然知り合ったザイミスと親しい間柄になる。
[編集] その他の人物
以上で物語・作品・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。
[編集] スタッフ
- 原作:ポール・ジャック・ボンゾン『シミトラの孤児』
- 製作:本橋浩一
- 制作管理:早船健一郎
- シリーズ構成:国井桂
- キャラクターデザイン・総作画監督:赤堀重雄
- 美術監督:坂本信人
- 色彩設計:大平敬志
- 撮影監督:森下誠一、武原健二
- 音楽:MOKA☆
- ナレーション:小西香葉
- プロデューサー:高橋功、田中敦
- 監督・音響監督:望月智充
- 制作:日本アニメーション
- ©NIPPON ANIMATION CO.,LTD
[編集] 主題歌
- オープニングテーマ「ポルフィの長い旅」
- 作詞 - 岩里祐穂、作・編曲 - 多田彰文、歌 - IKUKO
- エンディングテーマ「君へと続く道」(第1話-第51話に使用)
- 作詞 - 榊原広子、作曲 - 榊原政敏、編曲 - 京田誠一、歌 - ダ・カーポ(コロムビアミュージックエンタテインメント)
[編集] 各話リスト
| 話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 父さんからの手紙 | 国井桂 | 望月智充 | 赤堀重雄 | |
| 2 | 友達がやってきた | 小林治 | 城所聖明 | 菱沼祐樹 加藤真人 |
|
| 3 | 父さんを迎えに | 金澤勝眞 | 清水一伸 | 服部憲知 松岡秀明 栗原学 |
|
| 4 | ミーナの誕生日 | 牧野行洋 | 中川聡子 | 飯野利明 | |
| 5 | ぼくたちのステーション | 谷口純一郎 | 立場良 | 高鉾誠 | |
| 6 | イタリアから来た少女 | 国井桂 | 望月智充 | 岡崎幸男 | 水川弘理 |
| 7 | ポルフィの欲しいもの | 細谷秋夫 望月智充 |
細谷秋夫 | 武内啓 | |
| 8 | 真夜中の作戦 | 上原秀明 望月智充 |
上原秀明 | 菱沼祐樹 深町明良 |
|
| 9 | 新しい世界 | 寺東克己 | 奥野浩行 | ||
| 10 | 夏の一日 | 谷口純一郎 | 小林治 | 川西泰二 | KWON UNI |
| 11 | ポンプとアイスクリーム | 国井桂 | 山本寛 望月智充 |
鎌仲史陽 | 羽生貴之 |
| 12 | 運命の日 | 室谷靖 | 細川秀樹 | Kim Dae Hoon Kim Gi Du |
|
| 13 | 失ったもの残ったもの | 山本靖貴 | 加藤真人 | ||
| 14 | ぼくはミーナを守る | 寺東克巳 | 花井宏和 | 谷津美弥子 | |
| 15 | 想い出を抱きしめて | 藤森久 | 立場良 | 高鉾誠 | |
| 16 | 海の向こうへ | 小林治 | 高山蒔 | 深町明良 菱沼祐樹 |
|
| 17 | 真っ白な旅立ち | 望月智充 | 木村隆一 | 中村圭三 | 武内啓 |
| 18 | さよならギリシャ | 国井桂 | 高柳哲司 | 川西泰二 | KWOUN YUN HEE |
| 19 | イタリアの港で | 司馬元 | 藤森久 | 鎌仲史陽 | 飯飼一幸 |
| 20 | 洞窟の街 | 谷口純一郎 | 望月智充 | 川西泰二 | Kim Dae Hoon Woo Seung Wook |
| 21 | ドーラとの別れ | 山本靖貴 | 加藤真人 | ||
| 22 | 線路はつづくよ | 国井桂 | 小林治 | 山崎茂 | 富沢和雄 |
| 23 | ひび割れた人形 | 藤森久 | 立場良 | 高鉾誠 | |
| 24 | 笑顔の帰る場所 | 谷口純一郎 | 高柳哲司 | 内田信吾 | 深町明良 菱沼祐樹 |
| 25 | 小さな街の小さな友情 | 国井桂 | 寺東克巳 | 土屋康郎 | 武内啓 |
| 26 | 汽笛がきこえたら | 司馬元 | 小林治 | 川西泰二 | KWOUN YUN HEE |
| 27 | あなたに届けたい | 藤森久 | 鎌仲史陽 | 飯飼一幸 | |
| 28 | シシリアン・ラプソディ | 高柳哲司 | 関田修 | Kim Dae Hoon | |
| 29 | 手紙 | 国井桂 | 望月智充 | 菱沼祐樹 | |
| 30 | ローマの道しるべ | 山本靖貴 | 加藤真人 | ||
| 31 | この街のどこかに | 谷口純一郎 | 高柳哲司 | 立場良 | 高鉾誠 |
| 32 | ミーナとイザベラ | 司馬元 | 寺東克巳 | 土屋康郎 | 武内啓 |
| 33 | 傷だらけの少年たち | 谷口純一郎 | 高柳哲司 | 内田信吾 | 深町明良 菱沼祐樹 |
| 34 | 天使へのプレゼント | 山本麻里安 | 望月智充 | 川西泰二 | KWOUN YUN HEE |
| 35 | 信じるこころ | 司馬元 | 安濃高志 | 大関雅幸 | 張裕植 |
| 36 | 仮面の素顔 | 国井桂 | 寺東克巳 | Kim Dae Hoon | |
| 37 | ふたりで見る景色 | 司馬元 | 山本靖貴 | 加藤真人 | |
| 38 | 風に散る | 綿紀和 | 小林治 | 立場良 | 高鉾誠 |
| 39 | 君へと続く道 | 国井桂 | 芝山努 | 小澤慎一朗 | 市来剛 |
| 40 | 国境を目指して | 谷口純一郎 | 高柳哲司 | 土屋康郎 | 重松しんいち 都竹隆治 |
| 41 | 南フランスの家族 | 内田信吾 | 深町明良 菱沼祐樹 |
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| 42 | 奪われた愛 | 司馬元 | 芝山努 | 川西泰二 | KWOUN YUN HEE |
| 43 | 友よ | 国井桂 | 望月智充 | 矢野篤 | 市来剛 |
| 44 | 勇気をあげる | 司馬元 | 高柳哲司 | 江崎慎平 | 藤原宏樹 |
| 45 | 路地裏に咲く薔薇 | 国井桂 | 山本靖貴 | 今井一暁 | |
| 46 | パリのめぐり逢い | 谷口純一郎 | 高柳哲司 | 高橋成世 | Kim Dae Hoon |
| 47 | 新しい扉 | 国井桂 | 小林治 | 立場良 | 高鉾誠 |
| 48 | 夢のかけら | 司馬元 | 高柳哲司 | 鎌仲史陽 | 飯飼一幸 |
| 49 | ランデブー | 谷口純一郎 | 内田信吾 | 深町明良 菱沼祐樹 |
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| 50 | うそ | 国井桂 | 藤森久 | 筑紫大介 高橋順 |
武内啓 |
| 51 | 願い | 望月智充 | 川西泰二 | Kim Dae Hoon | |
| 52 | この瞬間のために | 望月智充 | 堀内博之 | ||
[編集] 放送時間
- BSフジ
- 毎週日曜 19:30 - 20:00[4]
- 毎週土曜 10:00 - 10:30(再放送)
- BIGLOBEストリーム(ネット配信)
- 毎週月曜 15時更新予定(※12月29日で更新終了)
- アニマックス
- 毎週土曜 19:00 - 19:30
- 毎週土曜 8:00 - 8:30(前週分再放送)
[編集] 脚注
- ^ マイコミジャーナル マルコ、アン、ポリアンナ、セディも応援に! 『ポルフィの長い旅』にゲスト声優続々
- ^ プレセペ 第25作品記念で過去の名作劇場のキャストが登場!『ポルフィの長い旅』スペシャルゲスト・インタビュー!
- ^ シネマトゥデイ アムロ・レイの声優、古谷徹が国際的犯罪者と疑われた過去をカミングアウト!
- ^ 第32話(2008年8月10日)のみ北京五輪番組のため19:00〜19:30に放送
[編集] 外部リンク
| BSフジ 日曜19:30枠(世界名作劇場) | ||
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| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
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ポルフィの長い旅
(世界名作劇場は本作終了後、3ヶ月間中断) |
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