サウンド・オブ・ミュージック

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サウンド・オブ・ミュージック』(英語The Sound of Music )は、マリア・フォン・トラップによる自叙伝『トラップ・ファミリー合唱団物語』の日本語訳である。

目次

[編集] 自叙伝

谷口由美子による日本語訳。『トラップ・ファミリー合唱団物語』の前編を「オーストリア編」、後編を「アメリカ編」として2分冊で刊行している。その他の訳書についてはマリア・フォン・トラップ#著作参照。

[編集] ミュージカル

『トラップ・ファミリー合唱団物語』の前編に基づくミュージカル。

1959年ブロードウェイでの上演が最初であるが、日本でも何度か上演されている。ただし基本的なストーリー以外の部分(例えばトラップ大佐の人物像)が大きく変更され、(実在の)トラップ一家は大きなショックを受けていたという。

初演当時は「古臭いオペレッタ」などと酷評する批評家も多かったが、観客には歓迎されてヒット作となり、さらには後の映画化の世界的なヒットで評価は決定的なものとなった。

実話ではあるものの、ナチスに抵抗するオーストリア人という主題は、ヒトラー自身がオーストリア人であることをはじめ、大部分のオーストリア人が積極的に加担していた史実への国民感情を微妙に刺激することもあり、ドイツ・オーストリアでの人気が高い上演『マイフェアレディ』とは違って同地での上演は稀である。

公演中の1960年、作詞家のオスカー・ハマースタイン2世が病で逝去。ブロードウェイに一時代を築いた作曲家コンビロジャース&ハマースタイン2世の最後の作品となった。

[編集] ミュージカル 日本版

[編集] 主要曲

ザ・サウンド・オブ・ミュージック(The Sound of Music)
マリアが自然のすばらしさを歌に託して歌う。映画では、アルプスの山々の遠景から、丘の上でこの曲を歌うマリアへズームしていく、名オープニング・シーンとなっている。
マリア(Maria)
マリアの性格を修道女達がからかう。結婚式の場面でも。
もうすぐ17歳(Sixteen Going on Seventeen)
恋を語る二重唱。はじめはリーズルとロルフ、2回目はリーズルとマリア。サントリーのコーヒー飲料「ラテラテ」のコマーシャルで使用。
私のお気に入り(My Favorite Things)
映画では雷を怖がる子供たちを「楽しいことを考えて」とマリアが励ます場面で使われる。サックス奏者ジョン・コルトレーンジャズ風のアレンジを施して演奏したことで、ジャズのスタンダード・ナンバーとしても知られるようになった。また、JR東海そうだ 京都、行こう。」のコマーシャルに使われた。
ドレミの歌(Do-Re-Mi)
映画ではマリアが子供たちに歌を教えるときの歌。ミュージカルではマリアが子供達に紹介されたときに歌われる。日本ではペギー葉山による日本語詞が有名であり、劇団スイセイ・ミュージカルの公演ではペギーの詩が使用された。
ひとりぼっちの羊飼い(Lonely Goatherd)
映画では子供たちが人形劇をするときの歌。ミュージカルでは雷を怖がる子供達を励ます場面で歌われる。この作品の大ファンであるグウェン・ステファニーが自身の楽曲でマッシュアップで使用した。
さようなら、ごきげんよう(So Long, Farewell)
パーティーで子供たちが大人に就寝の挨拶をする。コンクールの場面でも歌われる。
すべての山に登れ(Climb Ev'ry Mountain)
マリアを修道院長が励ます。マイケル・ジャクソンが幼稚園時代にこの歌を披露したという。
エーデルワイス(Edelweiss)
劇中ではオーストリアの愛国歌または国民歌のように扱われているが、ロジャースとハマースタイン2世の創作曲であり、病床のハマースタイン2世が最後に書き加えた遺作であるとも言われる。エーデルワイスの小さな白い花が持つ永遠の命を讃え、祖国を見守るようにと願う歌。コンクールで歌われるが、映画では「ひとりぼっちの羊飼い」のあとでも歌われる。

[編集] 映画

アカデミー賞を受賞した1965年の映画に関しては「サウンド・オブ・ミュージック (映画)」を参照。

[編集] 関連項目

  • 菩提樹 - 『トラップ・ファミリー合唱団物語』の前編に基づく映画
  • 続・菩提樹 - 『トラップ・ファミリー合唱団物語』の後編に基づく映画
  • トラップ一家物語 - 『トラップ・ファミリー合唱団物語』の前編とハンス・ウィルヘルムの『トラップ一家物語』に基づき、1991年にフジテレビのアニメ番組『世界名作劇場』でアニメ化された。
  • プロパガンダ