トム・ソーヤーの冒険

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トム・ソーヤーの冒険
The Adventures of Tom Sawyer
インジャン・ジョーの洞窟のハック、ベッキー、トム
インジャン・ジョーの洞窟のハック、ベッキー、トム
著者 マーク・トウェイン
発行日 アメリカ合衆国の旗1878年
ジャンル 児童文学
アメリカ合衆国の旗
言語 英語
ISBN
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トム・ソーヤーの冒険』(トム・ソーヤーのぼうけん、The Adventures of Tom Sawyer )はアメリカの少年達に愛読されている、1876年に発表された非常に有名な物語である。マーク・トウェインの筆による少年期のすり傷や冒険の活発さに溢れる物語は、刊行当時から30~40年前のミズーリ州の架空の町セントピーターズバーグを舞台に繰り広げられる。主人公の少年トム・ソーヤーは、自然豊かな田舎町で仲間たちと共に、多くの少年が憧れ夢想する類の冒険を行う。

この本の中で最も有名なエピソードの一つは、トムが自分に課せられた退屈で面倒くさい塀のペンキ塗りの雑用を、いかにして自分の友人達に進んでやりたいと思わせるか手練手管を尽くすくだりである。(中学校英語の教科書で、教材として採用されている)

また、トム・ソーヤーはマーク・トウェインの他の三冊の物語『トム・ソーヤーの探検』と『トム・ソーヤーの探偵』、そして『ハックルベリー・フィンの冒険』にも登場する。この中の『ハックルベリー・フィンの冒険』は、『トム・ソーヤーの冒険』と共に、児童向けの冒険小説の域を越えた、極めて重要な文学的価値を持つ作品であると考えられている。(『トム・ソーヤーの探検』と『トム・ソーヤーの探偵』は、1955年に新潮文庫から邦訳が2作合わせて1冊として邦訳が出ている。)

目次

[編集] あらすじ


注意以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。


トム・ソーヤーはおよそ10歳のいたずら盛りの腕白少年である。優等生の弟シドと共に、亡くなった母の姉である伯母ポリーに引き取られ暮らしている。トムは勉強嫌いだが、いたずらに情熱を傾け、家の手伝いをサボることに知恵を働かせ、伯母に叱られる毎日を送っている。町外れでホームレス同然に暮らしている少年「宿無しハック」ことハックルベリー・フィンはトムの親友で、伯母は良い顔をしないが、いつも一緒に遊んだりいたずらしたりしている。

また、地方判事の娘で同級生の“ベッキー”レベッカ・サッチャーの関心を惹こうと躍起になったり、いけすかない気障な少年と取っ組みあいになったり、家出してミシシッピー川をいかだで下り海賊ごっこをやったりと、トムは大人の決めた枠から外れた無鉄砲な、しかし楽しい日々を過ごす。

ある日トムはハックと共に、真夜中の墓地で殺人を目撃してしまう。犯人のインジャン(インディアン蔑称)・ジョーは、前後不覚に酔っ払っていた男――マフ・ポッター老人に罪を着せるが、裁判の場でトムに真実を告げられ、逃走する。

夏休み、観光用洞窟の中でトムとベッキーは迷子になり、暗闇と飢えと戦いながら決死の脱出を図る。途中、行方不明のインジャン・ジョーと遭遇しつつもその手を逃れ、やっとの思いで町に戻る。トムの証言で洞窟は封鎖され、ジョーは餓死する。しかしジョーが洞窟で何をしていたのか気がかりなトムは、ハックと共に再び洞窟に入り、そこで財宝を探し当てる。


以上で物語・作品・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。


[編集] 日本語訳

  • 『トム・ソーヤーの冒険』訳:斎藤正二、角川文庫
  • 『トム・ソーヤーの冒険』訳:大久保康雄、新潮文庫

[編集] 映像化作品

トム・ソーヤーの物語は、1917年のジャック・ピックフォード主演作品を皮切りに、1995年ディズニーによる『トム・ソーヤーの大冒険』まで、幾度にも渡って映画化されている。2003年の映画『リーグ・オブ・レジェンド』では、成長したトムは諜報員として、大英帝国の面々の中に、アメリカ人の登場人物として参加している。

1978年2月2日から同年2月23日まで、ダックスインターナショナル制作のまんが世界昔ばなしにて『トム・ソーヤーの冒険』がTBS系に放映された。

1980年には日本アニメーション製作の世界名作劇場の一シリーズとして、『トム・ソーヤーの冒険』の題でアニメ化された。

[編集] 外部リンク