コジコジ

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コジコジ』(COJI-COJI)は、さくらももこによる日本の漫画作品。また、それを原作としたテレビアニメゲームソフト。『きみとぼく』(ソニーマガジンズ)より1994年から1997年まで連載された。アニメは1997年から1999年までTBS系列で放送。

目次

概要 [編集]

メルヘンであると同時にナンセンスなギャグ漫画、という新しいジャンルの開拓に挑戦した作品。さくらももこ独特のシュールさが濃厚に出た作風である。登場人物はメルヘンの国の住人とはなっているが、内容は必ずしも子ども向けではなく、老若男女に人気のある「ちびまる子ちゃん」と比べると、内容的にも多少ブラックなネタもあり、少女漫画色はほとんどない作品となっている。

「ちびまる子ちゃん」の世界とリンクしているところがあり、同作中にまる子が出演していたりする描写もあるが、アニメ版では放送局が異なる関係上そのエピソードは削除されている。また、キャラクターの多くは「神のちから」に登場したキャラのデザインを流用されている。

テレビアニメ、およびゲームでのタイトルは『さくらももこ劇場 コジコジ』になっている。

ストーリー [編集]

主にメルヘンの国を舞台にコジコジとそこの住人たちが繰り広げる日常生活を描いている。対象年齢層が絞られていないため、成人向けな描写は避けられている一方、極めてシュールで不条理な内容も含んでおり、子供には理解し難い話も混ざる。大人が読んでも子供が読んでも楽しめる話ではあるが、どちらかといえば大人向けのメルヘンと言える。ストーリーにはテーマと言えるほどのものはなく、そもそもコジコジとはなんなのか?どこからやってきたのか?といった設定はあえて明かされていない。

メルヘンの国 [編集]

メルヘンの国という名前とは裏腹に実際は思わず笑いが出てしまう独特なキャラばかり住んでいる一癖も二癖もある世界。メルヘン世界に位置し、クンチャン漫画界(「ちびまる子ちゃん」などタイトルに「君」や「ちゃん」がついている漫画の世界)や魔界などと隣接している。人間界とは離れた場所にあるらしい。漫画の中では登場キャラが宇宙を飛んで別の惑星である地球に遊びに行く描写がある(少なくともメルヘンの国は銀河系の外にある)。クンチャン界の住人まる子などがゲストで出てきたり、コジコジが人間界に遊びに行ったりするエピソードが見られる。メルヘンの住民は人間を楽しませる役目があり、ミッキーマウススヌーピードラえもんもメルヘンの住民である。しかしいずれも権利者の問題などで作中には登場しない。

登場人物 [編集]

コジコジ
- 青木静香
謎の生命体。一応宇宙生命体であるという設定以外は一切謎。本人でもわからないと断言しているなど、年齢や性別さえも不明(ただし、本人曰く長生きばあさんより年長者であるため、少なくとも13億歳以上)。[1]飛行能力を持つ。性格はお気楽・天然・のんびり屋、そして超が付くマイペース。とにかく周りのことお構いなしで気のむくまま行動する。しかし時々超神秘哲学的な発言をしたり、周囲が予想もつかないことをやってのけたりして周りを驚かせる。作品中に平行宇宙(パラレルワールド)が出てくるが、その平行宇宙においてすらコジコジは唯一無二の存在らしい。好物はやかん君の沸かしたお茶。
ある時メルヘン学校で将来や進路について問われた際「コジコジだよ。コジコジは生まれた時からずっと将来も、コジコジはコジコジだよ」と即答している。少なくとも人間のように「将来何になる」という概念は、コジコジのなかには全くないらしい[2]
両親と再会したことがあるが、翌日には「宇宙」(うちゅう)という言葉すら忘れてしまい、次郎のミスリードもあって、野千代荒井の間に生まれたという誤解をしていた。モノマネが得意でちびまる子ちゃんに登場する(原作のみ)やペロちゃんやカメ吉のモノマネをした事がある。作中で唯一美女スージー=元スージーが分かるキャラである。
次郎
声 - 高乃麗
コジコジのつっこみ役。コジコジ以外に対しても頻繁につっこむ。しっかりしているように見えるが、自室を散らかすなど、だらしないところがある。
メルヘン学校の学生でコジコジとは隣席。コジコジを突き放した態度を取ることも多いがコジコジの方からは気に入られており、他の友人に比べハイレベルな冗談をかまされている。
半魚鳥(鳥と魚の混血)で生物学的にはあいのこ。ただし鳥と魚両方の不利な面が遺伝した種族であるため、「飛べない鳥、泳げない魚」という特徴を持ってしまった。白飯を食べる。常に着衣だが素足。自宅通いで、口うるさい母親(声優:青山佳代)がいる。女は年上が好き。
前述のコジコジを真似て、母親に「自分は生まれてからずっとジローだ」と言ってみたところ、「いつまでもジローじゃ困る」とビンタを食らった。
アニメの最終回では父親の名前が「太郎」であることが発覚した。
コロ助
声 - 石塚堅
雪だるま。次郎と仲が良い。暖かいところが好き。情に厚いが、少々軽はずみなところがある。常に頭にバケツを被っているが時折色を変えている。非常に好色で、エロ本や下ネタ好きの一面も持つ。賃料1万円の家に一人暮らしで、親から仕送りを受けている。飛行能力をもつ。馬には乗れない。人間の作った雪だるまと合体できる。日本の少年(やすひこ君)との間に少し切ない思い出がある。
皿洗いのバイトをしている。
なお同名キャラであるキテレツ大百科コロ助とは全く無関係。
頭花君
声 - 石川大介
頭花族の少年。頭に花が生えていて、肥料や殺虫剤を頭に撒くこともある。病気になったときは、頭花族に伝わる万能薬のキノコを食べないと、花が枯れて死んでしまう。頭花というのは種族名であり苗字でもあるらしい。名は咲男(母はサキコ、父はサキタロウ、との旨の台詞がテレビアニメにある)。「咲男」の由来は花が咲いていることから、というそのまんまの命名。本人はこのことを知ったときひどくショックを受けたらしく、自分自身や頭花族の存在について疑問をめぐらすようになる。キノコが大好物で、笑いタケを食べて死にかけたことがある。いとこにヒヤシンス・マーガレットという美男美女の兄妹がいるが、頭花君と全く似ていない。
家族と同居。家には大きなローマ字で「ATAMABANA」と横書きしてある。
ゲラン
声 - 西原K太
太陽の城の王様。しかし王族っぽくなく紳士でもなく、だだっ子のような性格。メルヘンの国でも数少ないファッションへの興味を抱く人物。しかし王様であるがゆえ、学校の教室に着ていくには場違い甚だしい、ルイ14世などの服を着て行って、みんなに「首のところが少し変だね」などと馬鹿にされる。そこでファッションショーをやりだすことを提案するが、迷惑がられる。
本人は紳士であり名士であると思い込んでいるが、コジコジ他クラスメイトからは只のトラブルメーカーと思われている。しかし、太陽である為、実際にはゲランの存在自体がメルヘンの世界に大きな恩恵を与えている。ゲランを本気で怒らせるとメルヘンの世界から光がなくなる。
趣味はサイン集め。高橋留美子の大ファン。資産家で、ブヒブヒとスージーにカモにされている。アニメではバーバラという妻が登場する。年齢は5千万歳。
ドーデス
声 - 泉尚摯
の城の王様。ゲランとは好対照の、極めて紳士的で王族の名にふさわしい良識ある大人。家来の指導に精を出している。物語初期ではやや意地悪なキャラクターだった。
滅多に笑わないクールな性格。コジコジに一目置いている数少ない人物。
正月君
声 - 田中伸幸
正月の精。外観は普通の人間と大差ないが、飛行能力を持つ。人々に幸せな正月をもたらす役目を果たす。後にひなまつりの精ひな子と結婚する。普段は真面目な好青年だが、ひな子にベタ惚れしていて、家に帰った途端甘えん坊になる。おかめちゃんと同い年。
吾作
声 - 木内力也
天使。といっても彫刻に刻まれたような天使像とは程遠い顔つきである。それがコンプレックスになっており、いつも自信喪失気味。天使の身でありながらナゾ怪人のスージーに恋してしまい、そのことでも悩んでいる。常に着衣だが素足。
ルル
声 - 宮城満希子[3]
吾作の妹で同じく天使。兄には似ても似つかないチャーミングで明るい少女。神様(ゲタ屋の息子)の写真を一目見てファンになり、それ以来神様に恋して悩む。常に着衣だが素足。
スージー
声 - TARAKO
ナゾ怪人。謎であることを示すため、頭の上に「?」、服に「ナゾ怪」と書いている。ちなみに自分のキャラクターグッズを考える宿題が出された際は、「ナゾ怪人スージーが書いたナゾナゾの本」「ナゾ怪Tシャツ」を考案した。いたずらや、人を騙したりするのが大好きな悪女。ブヒブヒと組んでいつも「メルヘンの国」の者を困らせて楽しんでいる。同じく性格の悪い妹のデージーと暮らしており、いつも喧嘩が絶えないが、姉妹とも三日月の晩だけ絶世の美女に変身し心も清らかになる。どちらももう一方の人格を嫌っている。変身後も声優はデージーと同様に変わらない。
ブヒブヒ
声 - 千葉進歩
悪魔。全身濃紺の、典型的な悪魔の風貌をしている。単純な性格で、あまり頭は良くない。スージーと一緒に悪巧みをしては周りを困らせて楽しむ。だがコジコジのマイペースさにはいつも調子を狂わされるため、苦手としている。体に「悪(ワル)」と書かれている。飛行能力を持つ。
スージーに比べると割と社交的な一面もあり、同級生と普通に談笑している場面もある。
やかん君
声 - 秋山じゅん
やかん科。頭がやかんで体が人間という、物知りじいさん曰く「やかん人間」の少年。内気で引っ込み思案でシャイな性格。興奮するとやかんのお茶が沸騰する(落ち込むと冷茶が出る)。オレンジ・ジュースを少しだけ出したこともある。純情ゆえに、想いを寄せるペロちゃんの姿を見ただけで沸騰してしまう。しかし、彼の沸かすお茶がことのほかカメ吉に受けたのをきっかけに二人は親友となる。彼のルーツやお茶に関しては謎が多い。父親はやかん組合に属しているらしい。がけから転落したときにふたがなくなり取っ手が壊れ、修理のため、一度だけざるになってしまったことがある。ペロちゃんの水着姿を見て一度だけ注ぎ口から鼻血を出して倒れたことがある。注ぎ口でようかんを食べたり、お茶を飲んだりもする。
カメ吉
声 - 上別府仁資
カメの精。筋肉質な体格であるが、人の良い、穏やかな性格。初期はさらりと手厳しいことを言う毒舌家であった。親友であるやかん君の沸かすお茶をこよなく愛し、それを飲むことを生きがいとしている。普段はおっとりしているが、怒りが爆発すると必殺技「カメの思い出」(何万年もの思い出をエネルギー化、体外へ射出)を出せる。同じ種族のカメ大明神にこき使われて友達に同情されている。アニメでは甲羅を取るなど、珍芸を披露。一人暮らし。素足。
ペロちゃん
声 - 大塚智子
のつぶ。光の国出身で、父親は後に単身赴任することに。魔法が得意。優秀で心の優しい少女で、クラスの人気者。やかん君が恋焦がれている。海で夕陽を見ている最中、やかん君に告白される寸前に頬が赤くなっていたので、本人もやかん君に対して意識をしている様子が伺える。年齢はうめばち姫より3700歳くらい若い。頭や胴は肌色で、腕や脚は黒。
ごうた
声 - 小谷伸子
北風こぞう。勇敢な性格。皆の迷惑になるので思いっきり北風を吹かすことができず、ストレスを溜めている。テル子の提案で、そのストレスを解消すべく、真夜中に北風を吹かせた。スパイダー仮面からメルヘンの国を救ったこともある。ぞうり履き。
うめばち姫
声 - 雪絵れな
神社の神様。梅鉢族の藩主令嬢[4]。通称うめちゃん。おきゃんでおしゃべりな性格。いつも着物を着ている。下駄履き。年齢は46,781歳。飛行能力あり。不思議屋が気に入っている。ペロちゃんやうさ子と仲良し。アニメには両親も登場し、父方の先祖が頭花族の血をひいていることが判明した。そのため、うめばち姫の頭にも梅の花が咲き、梅の実がなった。
ジョニー
声 - 池田桂子
メルヘン世界で唯一の人間。風貌は金髪で欧米風の少年。3年前、ハレハレ君の友達が欲しいという願いのため、不思議の国のローズに記憶を消されてからメルヘンの国に連れてこられたため、メルヘンの国になぜ人間がいるのかは誰も知らない。拉致された時ヨーグルトを食べていたという理由だけでブルガリア人ということになっているが、実際の出身地は謎。自分のルーツがわからないことでいつも悶々と悩んでおり、暗い影を背負っている。たまにトランス状態に陥って過去の記憶がよみがえるのだが、思い出す記憶は手がかりの無いものばかり。無二の親友ハレハレ君には友情以上の気持ちを抱いている。吾作やルルから羽を借りて、飛んだことがある。宿無し。
ハレハレ君
声 - 天神有海
天気の神様。下駄を飛ばして天気を占う。博識で思慮深いが少々神経質な少年。ジョニーの親友だが友情とは言い切れない複雑な想いを抱く。ジョニーが記憶を取り戻して人間界に帰ってしまうのを恐れており、一人悩んでいる。照れると口をモゴモゴさせる癖がある。アニメでは両親や祖父が登場。
トミー
声 - 徳永悦子
の精。まん丸で愛らしいルックス。梅雨の季節には人間界に行き、仲間と共に田んぼで遊ぶ。情報通。
テル子
声 - 菅原文
てるてる坊主の少女。友達思いで優しく面倒見が良い、クラスの取り纏め役。誰かのために、時には自分を犠牲にしかねないことでも、献身的な態度で行う。昔の友達のふう太くんのことを大切に思っている。飛行能力をもつ。
ゾラ
声 - nobuko
曲芸師ではないが、そのファッションから周りに勝手に曲芸師だと勘違いされている。アニメでは、突発的に披露した自分の芸を皆にバカにされてグレたことがある。
ムーア
声 - 大栗伸慶
けむりの精。特技は催眠術。ぼーっとした性格で、あまり目立つことを望んでいない。教室では寝ていることが多い。
ピロロ
声 - 古山きみこ
かぜの子供。フーの姉。飛行能力をもつ。
フー
声 - 松本美和
かぜの子供。ピロロの弟。飛行能力をもつ。
うさ子
声 - 石田よう子
うさぎの精。ペロちゃんと仲が良い。歌が上手くなりたいと思っている。かなでひらいて「うさこ」と表記されることもある。たいてい帽子をかぶっているが、正月君の結婚式では帽子の代わりにリボンをつけた。
タヌキ君
声 - サエキトモ
タヌキ。タヌキ一族のユニット、グレートタヌキーズの一員。コジコジの天然ぶりに戸惑う一人。悪人ではないが金銭面ではがめつく、時折、ブヒブヒやスージーの悪巧みに加担することもある。
おかめちゃん
声 - 永吉由佳
おかめ族。見た目とは異なり、頭が良くクールで実利的である。その上結構手厳しく非常に毒舌で両親や先生にもタメ口で話すほどぶっきらぼうな性格。その一方で正月君の結婚式でのブーケを取れなかったことを悔しがる一面もある。問答鉛筆の飼育など、マニアックな趣味を持っている。正月君と同い年。最初は家族と同居していたが、母親から花嫁修業を勧められて反発して家出し、後に一人暮らしを始めた。
カツブー
声 - 荘真由美
おにぎり星人で、自分の一部を食べさせて人を喜ばせるのが使命。中身はおかからしい。
サラサラ君
声‐石川大介
アニメオリジナルキャラクター。コジコジのクラスに転入してきた、「サラサラの国」からやってきた転校生。
自称、自分が「サラサラの国」からやってきたことから性格もサラサラしているらしいが、実際は大のナルシストで周囲からは多少警戒されており、次郎曰く「声からしてサラサラしていない」。またペロちゃんに好意を持っているらしく、ペロちゃんに猛烈にアタックしているが煙たがられているが、やかん君にはペロちゃんへの積極性を羨ましがられている。
転校初日にスージーとブヒブヒに喧嘩を売られ500円を払うよう要求されるが、得意の長広舌で煙に巻き追い払う。しかしその直後、コジコジに「ザラザラ君」「ギザギザ君」などと名前を間違われて落ち込み、コロ助に「やっぱりサラサラ君よりコジコジの方がうわてだったね」と評される。
虎田進
声‐内藤玲
アニメオリジナルキャラクター。正体はノストラダムス。常に聖書を持ち歩いており、聖書の中には未来の出来事などが書かれているため、他人には決して見せようとしない。
自分に与えられた人生に失望し、その人生をもう一度やり直すため、自分の名を入れ替え“虎田進”と名乗りコジコジのクラスに転校してくるが、おかめちゃんにより正体がばれてしまう。正体がばれた直後、自身の予言により恐怖の大王が「メルヘンの国」に襲来しそうになるが、コジコジの一言により恐怖の大王の襲来が阻止される。
その後、様々な予言をしてクラスからは人気が出るが、やがてこのまま自分が「メルヘンの国」にいると、この国に迷惑がかかってしまうのではないかと思うようになり、“「メルヘンの国」の平和は永遠に続く”という予言を残し「メルヘンの国」から去ろうとするが、聖書をうっかり学校に忘れてしまい、取りに行こうとする。しかしその聖書はジョニーに見られてしまう。聖書を取り返した後「メルヘンの国」から再び去ったが、聖書を見てしまったジョニーが、これからの未来の出来事を話そうとする。しかしその時トランス状態に陥ってしまい、ジョニーはこれから起こるであろう未来の出来事をすべて忘れてしまった上に、さらにおかめちゃんからは「役立たず!!」と一蹴されてしまった。
物知りじいさん
声 - 杉野博臣
物知りの精。湖に棲む、首の長いじいさん。「ワシは何でも知っている」と吹聴しているが、実際は本当に博識であった亡妻チエコからの受け売りであるため、無知がバレそうになるたびにヒヤヒヤしている。いざ自分の知らないことを質問されると、口からでまかせを言って信じ込ませてしまう。普段水から出すのは顔と首だけで、そこから下はどういった外見をしているかは謎である。 ちなみに首の長さは無限の様である。[5]
原作では無知と言うわけではないのだが、コジコジたちの厄介な質問に翻弄される役どころ。
カメ大明神
声 - うすいたかやす宮澤正
カメ吉の師匠。自尊心が強く、いつも威張っている性格の悪い老人であるが、大明神は自称。カメ吉をこき使うことが多いが、彼を愚弄したかつての友人に激昂するなど、それなりの愛情は持っている様子。
意地悪ではあるが、カメ吉には安月給ながらもバイト料を払っており、物知りじいさんよりは博識。
ひな子
声 - 荘真由美
ひなまつりの精。200年以上も付き合っていたバレンタイン君と別れ、正月君と見合いの末結婚する。正月君にはもったいないほどの美女。アニメの最終回では女の子が産まれ、「まゆ」と名づけた。
バレンタイン君
声 - 高橋広樹
バレンタインの精。ひな子の元彼氏。キザな性格。浮気性なことが原因で、ひな子と破局。しかし未練が残っていたらしく、正月君とひな子の見合いの席に乱入しひな子を連れ去ろうとしたが正月君の叔母により一時撃退されるも、その後に乗って再び現れひな子を連れ去ってしまうが、その後のひな子との会話により最終的にはひな子と正月君を認めた。
ハウキャウくん
声 - 小堺一機
1話限りのゲストキャラ。アニメのみ登場。見た目はパンダであるが本人はパンダであることを強く否定する。常に携帯している風船とペロペロキャンディがトレードマーク、「ハウキャウ」としか喋らない。元は小堺が少年期に妹と考えたキャラクター「ハウキャウパンダ」であったが、TBSラジオコサキンDEワァオ!』にてさくらももこがゲスト出演の際、コジコジのファンであった小堺が交渉し、アニメへの登場が実現。小堺の下絵に、さくらももこが手直しをして完成した。この回では、小堺の盟友関根勤もUFOの効果音として1シーンだけ登場している。
先生
声 - 西松和彦
コジコジらが在籍する「3年インコ組(セキセイ)」の厳格な担任教師。ブリキロボットのような容姿をしている。怒ったり困惑したりすると頭についたうずまき状のアンテナがクルクル回る。アニメではロリコンや女装趣味があると生徒達に誤解されたことがある。日本の1980年代テクノ音楽のファン。年齢は原作では48歳。年齢が明かされる原作のストーリーに、ちびまる子ちゃんの劇を3年インコ組(セキセイ)の生徒たちが演じるという話があるが、アニメはTBSで放送されるため、この話はアニメ化されていない。
田中松之助
メルヘンの国と陸続きの「江戸っ子の国」の住人。ゲタ屋の主人。
おかみさん
松之介の奥さん。
太郎
松之介の息子。物知りじいさんが太郎の写真を見せて神様だとウソをついたため、コジコジのクラスメート達から神様と信じ込まれている。
小雪
松之助の娘。コジコジたちからは神様の妹と思われている。美人でスタイル抜群でありコジコジのクラスの男子は全員が大ファンになっている。物知りじいさんはなぜか小雪の写真(明らかに盗撮されたもの)を大量に持っており、とびきりの写真(全裸)が次郎たちによって大量に焼き増しされてしまった。結果、メルヘンの国に小雪の全裸写真が大量に出回ってしまっているが、小雪本人は知る由もない。
クロック
声 - 橋本潮
ウォッチの双子の兄。弟のウォッチと、メルヘンの国の時間を管理している。アニメ第70話に登場。ちゃんと時間通り起きられるか不安で不眠症になり、時間を進めて朝が早く来るようにしたため、メルヘンの国の住民は寝不足になった。
ウォッチ
声 - 甲斐田ゆき
クロックの双子の弟。
まる子
クンチャン漫画界の住人。そのため人間ではあっても人間界の住人ではないことになっている。コジコジたちはまる子と友蔵を目標にメルヘン世界のスタアを目指し、人間に好かれるキャラになろうとしているらしく、メルヘン学生はまる子を師匠と呼び慕う。
注:クンチャン漫画とは「○○くん」「○○ちゃん」という題名の漫画の総称(かりあげクンあさりちゃん怪物くんなど)で、さくらが独自に使っている用語(普及していないらしい)。
友蔵
まる子の祖父。まる子とともにメルヘン住人のスタア的存在。
稲森さん
タレントの稲森いずみがモデル。次郎が熱狂的になる女優。作中には登場したがアニメには登場せず。セクシーで清楚で大人っぽいので人気沸騰中。
おたんこなす
不思議生物おたんこなす。小さいなす状の生物。コミック4巻第33話「不思議屋がやってきた」に登場。コジコジが「おたんこなすよ、出ろっ」と声をかけると、持参のバケツの中から出てくる。少し踊りをおどる。
不思議屋
声 - 上別府仁資
怪しい風貌の中年男性で、お客を不思議な気分にさせることを生業にする。物腰や言動はクールで物静かだが非常にロマンチスト。見た目は完全に変質者だが不思議な魅力があるため皆に好かれている。笑い方は「イーヒッヒッヒッヒッ」で、息子を叱る時もこの笑い方である。
不思議屋の息子
声 - 松本梨香
不思議屋の息子で、衣装は父と同じ。父とは逆に熱血風で夢想的に見られるが、実際はクールな性格。
デージー
スージーの妹で、姉同様に悪さと金儲けの事しか考えていない悪女。姉のスージーを「バカ女」呼ばわりし、家ではいつも取っ組み合いの喧嘩をしている。スージーと同じく三日月の晩だけ心優しい美女になり、姉との仲も良好になる。

漫画 [編集]

ソニー・マガジンズの月刊少女マンガ誌「きみとぼく」にて、1994年12月号(創刊号)から1997年5月号にかけて連載された。ソニー・マガジンズコミックスから単行本3巻が発売。連載終了後も、新潮社刊行のさくらももこ編集長による雑誌「富士山」(2000年)などに新作が掲載された。

2001年にソニー・マガジンズが漫画事業から撤退しコミックスが絶版となった後、2002年幻冬舎から未収録作などを加えた新装版コミックス(全4巻)が発売された。2009年には集英社から2度目の新装版コミックスが発売されることに加え、りぼん2009年5月号で『ちびまる子ちゃん』とのコラボ漫画が描かれ、2009年8月号に不定期連載する旨が掲載されたが、実際には2010年11月号のみにしか掲載されていない状態である。

絵本 [編集]

ももこのファンタジック・ワールド コジコジ』は漫画コジコジが連載される以前、小学館の幼児向け月刊誌「幼稚園_(雑誌)」にて、1992年4月号から1993年3月号にかけて連載された作品。

物語は、地球にやってきたコジコジが「ちびまる子ちゃん」のまる子と出会い、ともに四季折々の情景を楽しむ内容となっている。こどもむけの穏やかな作風であり、一種スターシステム的な作品である。

連載された作品は絵本として編纂され、1994年から1995年にかけてソニー・マガジンズより出版された。この絵本は現在絶版となっており、作品の一部は2011年より、スマートフォン向けアプリこえほんで配信されている。

作品リスト
  • コジコジ〈1〉コジコジがやってきたの巻・ハーモニカをふこうの巻  ISBN 4789708586
  • コジコジ〈2〉カエルのうたがきこえるよの巻・おにぎり星人と星まつりの巻  ISBN 4789708594
  • コジコジ〈3〉海のおじいさんのおんがくの巻・夏のようせいのおくりものの巻  ISBN 4789712435
  • コジコジ〈4〉はっぱの大冒険の巻・きんもくせいの花がさいたよの巻き  ISBN 4789712443
  • コジコジ〈5〉さむいあさのおはなしの巻・お正月がやってくるの巻  ISBN 4789712451
  • コジコジ〈6〉きたかぜこぞうはやさしい子の巻・すずめさんたちとひな祭りの巻  ISBN 478971246X

テレビアニメ [編集]

タイトルは『さくらももこ劇場 コジコジ』としてTBS系列で1997年10月4日から1999年9月25日の毎週土曜日17時30分から18時00分にかけて放送されていた。全100話に加えて正月スペシャル(1999年1月2日、60分)があった。ローカルセールス枠だったため、系列局でも放送日・時間が異なったり、放送しなかった局も多かった。制作は「ちびまる子ちゃん」同様日本アニメーションTBS系アニメとしては「まんが日本昔ばなし」(全952話、MBS制作)「まんがはじめて物語」(全305話、TBS製作)に次いで放送期間が長い[6]

一時期はTBSのイメージキャラクターとして、ウィークエンドウェザーに出たことがある。またテレビアニメ化以前に、コンビニエンスストアのココストアのイメージキャラクターに起用され、一部地区ではコジコジのキャラクターを使用したCMも放送された(実はこのCMのほうがコジコジの初アニメ化である)。このため、ココストアの店舗展開があった一部地区(TBS・CBC・MBS・RCCなど)ではココストアが番組スポンサーとなっていた。また、番組開始から一貫して同社の一社提供で放送したCBC(本社所在地がココストアと同じく名古屋市中区内である)とMBSでは、番組中期からこの2局限定で、出演声優による提供読みが行われた。

当初の担当声優はコジコジ=川田妙子、ゲラン=増岡弘、ハレハレ君=渡辺久美子、ジョニー=中友子、ルル=村井毎早などと決定していた。しかし、日俳連(日本俳優連合)と日本アニメーションとの間で二次使用料問題が表面化し、アフレコ直前に日俳連側が今後作られる日本アニメーションの作品に組合員(声優)を出演させない方針を固めた(ただし、近年は当時に比べ緩やかになっている)。そのため急遽担当声優の変更を迫られ、ネルケプランニングの協力のもと、何とか声優を集めギリギリ放送日にこぎつけた。[要出典]

第99話「コジコジが消えた!?」は、行方不明になったコジコジを3年インコ組の生徒達が探すというエピソードであるが、実は主人公のコジコジがシーンの要所要所に隠れていたり、一瞬だけ出てきたりするという、視聴者を楽しませる内容になっている。しかし、この事実が明かされたのは、エピソード終盤のコジコジによる一言である。

全100話と正月スペシャルを収録したDVD-BOX(17枚組)が2003年12月17日アニプレックスより発売された。

スタッフ [編集]

初期の頃にはさくら自身が脚本を担当し、原作に忠実な回のほか、書き下ろしのオリジナルストーリーもあった。途中から片岡Kや平岡秀章など別の脚本家が担当するようになった。

  • 原作・脚本 - さくらももこ
  • 監督 - 高木淳
  • 監修 - 芝山努、宮永正隆
  • キャラクターデザイン - 船越英之
  • キャラクター補 - 五月女浩一朗
  • 絵コンテ・演出 - 高木淳、上原秀明、ほか
  • 作画監督 - 五月女浩一朗、ほか
  • 美術設定 - 高野正道
  • 美術監督 - 鈴木聡
  • 撮影監督 - 平田隆文、ほか
  • 音響監督 - 早瀬博雪
  • 音楽 - 島津秀雄
  • プロデューサー - 早船健一郎
  • 企画・アニメーション制作 - 日本アニメーション
  • 制作協力 - さくらプロダクション、アートランド
  • 製作 - 日本アニメーション・TBS

主題歌 [編集]

オープニングテーマの『コジコジ銀座』と後期のエンディングの『死ぬほど恋して〜Johnny,Johnny〜』は、さくらももこが作詞を担当している。なお、エンディングの『ポケット・カウボーイ』の正式曲名は『ポケット カウボーイ』、『死ぬほど恋して 〜Johnny,Johnny〜』は『死ぬほど恋して』であるが、スタッフロール、公式サイトでは前者で表記されている。また『ポケット カウボーイ』のエンディングに表示される歌詞中で「陽はまたのぼる」の「また」の文字が抜けていた。

オープニングテーマ「コジコジ銀座」(第1話 - 100話)
作詞 - さくらももこ / 歌 - ホフディラン
前期エンディングテーマ「ポケット・カウボーイ」(第1話 - 66話)
歌 - 電気グルーヴ
後期エンディングテーマ「死ぬほど恋して 〜Johnny,Johnny〜」(第67話 - 100話)
作詞 - さくらももこ / 歌 - カジヒデキ

ゲーム [編集]

ドリームキャスト用ゲームソフトとして、2000年4月20日マーベラスエンターテイメントから『さくらももこ劇場 コジコジ』が発売された。ジャンルはおしゃべりパーティーゲーム。プレイ人数は1人~4人まで。

ゲーム内容
  • メルヘンでGOGO!(ボードゲーム)
    • チーム(コジコジのクラスメイトたち)(全5チーム)
      • いつものコンビ(次郎&コロ助)
      • 仲良しペア(ハレハレ&ジョニー)
      • 女の子ふたりぐみ(ペロちゃん&うさ子)
      • お茶友の会(やかん君&カメ吉)
      • 王様チーム(ゲラン&ドーデス)
    • マップ(全3種類)
      • メルヘンのまち
      • メルヘンランド
      • いろいろなくに
    • ミニゲーム(全12種類)
      • 伸ばせ! ものしりじいさん
      • ゲットだじいさん
      • おねがいうめばち姫
      • わるいおねがい消しましょー!
      • たこあげだよ! 全員集合
      • おれたち! たこあげ族
      • ムーアの催眠術
      • ふっとうだぜ! やかん君
      • あの子でビンゴ
      • 私は誰でSHOW1
      • 私は誰でSHOW2
      • あみだNo.1
  • コジコジ劇場(ドリームキャスト音声入力機器「マイクデバイス」を介してコジコジに特定の単語を話しかけると返事をしてくれる)
  • 物知りハンドブック(メルヘンでGOGO! で入手したカードが見られたり、ミニゲームを遊ぶことができる)
    • コジコジウォッチ(コジコジのスケジュールを設定できる)
声の出演

パチンコ [編集]

CRAさくらももこ劇場コジコジ
ニューギンより2010年より導入のパチンコ機。コジコジや次郎などよく演出で登場するキャラはアニメと同じキャストだがやかん君やジョニーなど登場の場面の少ないキャラは声が変わっている。
  • 使用楽曲
    • 『コジコジ銀座』
    • 『死ぬほど恋して 〜Johnny,Johnny〜』

脚注 [編集]

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  1. ^ テレビアニメ第30話のエピソードより。
  2. ^ テレビアニメ第1話のエピソードより。
  3. ^ 「宮城満喜子」とクレジットされている回もある。
  4. ^ アニメでは「神社の神様族」「神社族」の台詞もある。
  5. ^ テレビアニメ第96話のエピソードより。
  6. ^ 改題作品やリメイク作品等を除く。後に放送された「星のカービィ」(CBC制作)も2年間放送・全100話である。

外部リンク [編集]

TBS 土曜17時30分枠
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さくらももこ劇場 コジコジ