クモ

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クモ目
Jorougumo-1.jpg
ジョロウグモ
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
亜門 : 鋏角亜門 Chelicerata
上綱 : クモ上綱 Cryptopneustida
: クモ綱(蛛形綱) Arachnida
亜綱 : クモ亜綱(書肺類) Pulmonata
: クモ目 Araneae
Clerck, 1757
亜目

クモ蜘蛛)、クモ類は、節足動物門鋏角亜門クモ綱クモ目に属する動物の総称である。を張り、を捕食することで、一般によく知られている。

目次

[編集] 体の構造

クモ類の外部形態

日常的に「」と言われる生物種の一つであるが、節足動物門六脚亜門に属する昆虫とは全く別のグループに属する。昆虫との主な区別点は、の数が8本であること、頭部胸部の境界が明確でないこと、触角を欠くことなどがある。

体は6節の頭胸部(前体)と節が癒合した袋状の腹部(後体)からなり、両者は細い腹柄によってつながる[1]

[編集] 頭胸部

前体部は頭部と胸部の合わさった頭胸部となっている。ここには4対の歩脚と1対の触肢、口には鎌状になった鋏角(きょうかく)がある。

頭胸部は背甲では完全に一体化しているが、歩脚の基部のあたりでそれより前が頭部、それより後ろが胸部であり、この間には高さや形に差があることが多い。特にその間に裂け目のような溝がある場合、頸溝という。頭部にはが並んでいる。8つの目が2列に並んでいるが、その配列や位置は分類上重要な特徴になっている。網を張らずに生活するクモでは、そのうちのいくつかが大きくなっているものがある。紫外線を見ることができる。

胸部は多くの場合に頭部より幅広く、背面の中央には小さなくぼみがあることが多く、これを中窪という。また歩脚の隙間に向かって溝が走ることも多く、これを放射溝という。

[編集] 附属肢

鋏角は鎌状で、先端が鋭く、獲物にこれを突き刺して、を注入する。触肢の基部は鋏角の下面で下唇を形成する。触肢は歩脚状で、普通のクモでは歩脚よりずっと小さく、鋏角の補助のように見えるが、原始的なクモでは見掛けでは歩脚と区別できない。

歩脚の先端にはがある。造網性のクモでは大きい爪2本と小さい爪1本があるが、徘徊性のクモでは、小さい爪のかわりに吸盤状の毛束がある。歩脚は第一脚が長いものが多いが、それぞれの長さの特徴はそれぞれの群である程度決まっている。

なお、脚の向きにも特徴がある。よく見かけられるコガネグモ科などでは前二脚が前に向き、後ろ二脚が後ろ向きになっている。この型を前行性という。それに対してカニグモ科やアシダカグモなどでは前三本が前を向くか、四本とも先端が前向きになっており、この型を横行性という(といっても横向きに動くわけではない)。

[編集] 腹部

腹部にはふつうは外見上の体節がない。外骨格は柔らかく、全体に袋状になっている。腹部の裏面前方には、1対の書肺という呼吸器官があり、その間に生殖腺が開いている。腹部後端には数対の出糸突起(糸疣)がある。その後ろに肛門がある。

これは普通のクモの場合である。キムラグモ類など下等なクモ類では若干の違いがある。キムラグモ類では腹部に体節が見られ、糸疣は腹部下面中央に位置し、書肺は2対で4つある。触肢は歩脚とほぼ同じで、全体では脚が5対あるように見える。トタテグモ類は、腹部に節がなく、糸疣は腹端にあるが、他はキムラグモ類と同じである。

[編集] 出糸突起

出糸突起は、別名を糸疣ともいう。普通のクモ類では腹部後端にあるが、キムラグモ類では腹部の中央にあり、大きい。関節があり、これが付属肢に由来することを示すものである。

キムラグモなどハラフシグモ類では出糸突起は腹部の第10節と11節の腹面中央にあり、それぞれの節に2対ずつ、外側に大きい外出糸突起、内側に小さい内出糸突起がある。それ以外のクモ類ではこれらが腹部後端に移動し、その一部が退化したものと考えられる。出糸突起の数や形は群によってやや異なる。

出糸突起の先端近くには、多数の小さな突起があり、それぞれの先端から糸が出る。この突起を出糸管という。これにはクモによって色々な種類があり、それぞれからでる糸にも差があり、クモは用途に応じて使い分けている。

一部に、通常の糸疣の前に、篩板(しばん)という、楕円形の、糸を出す構造を持つものがある。これを持つクモは、第4脚の末端近くに、毛櫛(もうしつ)という、きっちりと櫛状に並んだ毛を持つ。糸を出すときはこの脚を細かく前後に動かし、篩板から顕微鏡でも見えないほどの細かい糸を引き出し、これがもやもやした綿状に太い糸に絡んだものを作る。

[編集] 雌雄

性的二形がはっきりしているものが多く、雌雄の区別は比較的たやすい。模様にはっきりとした差のあるものが多い。雄が雌より小型である種が広く知られており、中でも雌雄による大きさの違いが著しいコガネグモ科のクモが有名であるが、徘徊性のクモ(ユウレイグモハエトリグモ)などには雄が雌よりやや華奢な程度で差が小さい種もよく見られる。

確実な区別は外性器でおこなう。雌では、腹部の腹面前方、書肺の間の中央に生殖孔があり、開口部はキチン化して、複雑な構造を持つ。雄では、生殖孔は特に目立たないが、触肢の先端にふくらみがあり、複雑な構造になっている。精液をここに蓄え、触肢から雌の生殖孔へ精子を送り込むという、特殊な交接を行うためである。この雌の生殖孔と雄の触肢の構造は、種の区別の際にも重視される。

[編集] 内部形態

[編集]

クモのは基本的に頭胸部にあり、こと小型のクモや幼虫では身体に占める脳の容積は非常に大きい。中枢神経が容積の8割を占めて脚の中にまではみ出しているものや、幼虫の期間は身体の割に巨大な脳で体が膨れ上がっているものもいる。糸で網を張るクモも網を作らないクモもおおむね巨大な脳を持っていて、網を張る・張らないで目だった差はない[2]

[編集] 消化系

消化管は大きくは前腸(fore-gut)、中腸(mid-gut)、後腸(hind-gut)からなる。前腸と後腸は外胚葉性で、中腸は内胚葉性である。

[編集] 前腸部

頭胸部に収まる部分である。口に続いて咽頭(lharynx)、食道(oesophagus)、吸胃(sacking stomach)からなる。この部分では消化は行われない。

クモ類はあらかじめ体外消化するため、口からは液体だけが取り込まれる。咽頭や食道は二枚の、吸胃は三枚のキチン板を備え、特殊な筋肉とつながっているそれらを動かして食物を吸い込む働きを持つ。なお、これらのキチン板は脱皮の際には完全に外れる。

[編集] 中腸部

これは頭胸部と腹部にまたがる部分である。吸胃から後方に続く部分は、頭胸部の後半部から左右に突出し、それぞれ前に向かって胸部前方に至り、群によってはその先端部で融合する。この部分を前出分腸(thoracentron)と言い、ここからは付属肢の基部に向かって嚢状に突き出ている。この部分を分腸枝(lateral ceaca)という。この部分では消化が行われていると考えられている。

腹柄を通り抜けるとそれに続く中腸は大きく膨らんで腹部背面近くを通る。この部分では数対の分枝が出ており、これを腺様中腸(glandular mid-gut)と言い、さらに細かく分枝して腹部の心臓の両側に大きな固まりとなる。ここでは消化と吸収が行われると考えられている。クモが餌を取るとすぐにこの部分に送られ、腹部が膨大する。

[編集] 後腸部

中腸末端に左右一対のマルピーギ管がつながっており、さらに膨らんで糞嚢(stercoral pocket)となっている。最後の部分は直腸(rectum)で、そのまま肛門に続く。

[編集] 呼吸器系

クモ類の呼吸器としては、気管書肺がある。

[編集] 気管

書肺を二対持つ群と、ユウレイグモ科などでは気管(trachea)を欠くが、それ以外のものでは腹部の腹面に気管気門が開き、そこから体内に細長い気管が伸び、分枝して緒器官の間を通る。その先は頭胸部にまで伸びるものもある。気管気門は書肺と糸疣の間にある。

[編集] 書肺

書肺(book-lung)、または肺書(lung-book)は、クモ綱独特の呼吸器官であり、肺葉片が偏平で、それが並んでいる様子が書物の頁のようであることから、その名がある。

[編集] 循環系

他の節足動物と同様に解放血管系であり、動脈の先端から血液体腔へ直接流れ出て、再び心門から循環系へ取り入れられる。心臓(heart)は腹部背面にあり、腹部と頭胸部へは動脈が走る。

[編集] 心臓

心臓は細長く、腹部背面にあって、前の端からは前行動脈(aorta)、両側には側腹動脈(lateral abdominal artery)、後ろへは尾行動脈(caudal artery)が出る。心臓は囲心嚢(pericardium)に包まれており、心臓との間の空間を囲心腔(pericardial cavity)という。側面には心門(cardiac ostia)があり、ここから体腔を流れる血液が取り入れられる。心門の数はハラフシグモ類では五対あり、高等なものでは少なくなる傾向があり、普通のクモの多くは三対である。心臓の周囲には対をなす心靭帯(cardiac ligament)があり、これが心臓の動きに関係していると考えられている。

[編集] 血管

前行動脈は腸管の背面にあり、腹柄を通って頭胸部に入り、吸胃の上で左右の小動脈に分かれ、さらに細かく分かれて付属肢などに入り込む。側腹動脈、尾行動脈はそれぞれ枝分かれして腹部の諸器官の間に広がる。

なお、腹部に流れ出た血液のうち、書肺を通ったものはそこから心臓へ向かう血洞を通って囲心腔へ入る。この血洞を肺静脈(pulmonary vein, dorsal lacunae)と言い、クモ類の体内では唯一の静脈である。これは酸素を多く含んだ血液を優先的に心臓へ送り、全身へ送り出す仕組みである。

[編集] 排出器官

排出器官としては、マルピーギ管と脚基腺がある。

[編集] マルピーギ管

マルピーギ管(Malpighian vessel)は、腹部後半の中腸の背面部に分枝しながら伸び、中腸の後部に口を開く。体腔液中から不純物をくみ出す働きがあるとされるが、詳細は不明である。なお、昆虫に見られる本来のマルピーギ氏管が外胚葉起源であるのに対して、クモ類のそれは内胚葉である中腸より分化したものであるから、生物学的に相似ではあるが相同ではない。

[編集] 脚基腺

脚基腺(coxal gland)は、胸部の歩脚の基節の間にあり、腎管の一種と考えられる。原始的な類では、この器官はよく発達しており、排出小嚢となって第一脚、第三脚の後方に口を開き、ここから排出物を出す。しかし多くの普通のクモ類では退化傾向が激しい。

[編集] 習性

基本的に陸上性の動物で、多くの種類が砂漠高山森林草原湿地海岸などあらゆる陸上環境に分布している。これほど多彩な環境分布があるというのは、現在多くのニッチを昆虫類に取って代わられた鋏角亜門の中でも特異である。淡水にせよ海水にせよ、水際までは結構種類がいるが、水中生活と言えるものは、ミズグモだけと言ってよい。

[編集] 社会性

ほとんどのクモ類は単独生活である。肉食性であるため当然のことと考えられる。しかしながら、幼虫がしばらく成虫と生活を共にする例は少なくなく、これらは亜社会性といわれる。さらに、大きな集団をつくって生活するクモは、国外からはいくつか知られている。

[編集] 食性

大部分が肉食性で、どの種も自分とほぼ同じ大きさの動物まで捕食する。オオヒメグモなど網を張るクモの一部は、自分の数倍もある大きさの獲物を網に捕らえて食べることもある。捕食対象は昆虫類から同じクモ類、軟体動物、小型の脊椎動物まで多岐にわたる。沖縄県石垣島では日本最大のクモであるオオジョロウグモツバメを、同じく沖縄県糸満市ではシジュウカラ[3]捕食していたのが観察されている。また、オオツチグモ類はかつて、鳥を捕食するというのでトリトリグモあるいはトリクイグモ(バードイーター)と呼ばれていた。この話そのものは伝説めいているが、実際にカエルネズミはよく捕食するようである。

オニグモ類の円網・中心部

捕食行動としては、細い糸でや網をつくって捕らえる・徘徊して捕らえるの2つに大別できる。網を張るものを造網性、張らないものを徘徊性という。

原始的な種は、地中にトンネル状の巣を作り、入り口に捕虫のための仕掛けを糸で作る。網はこれを起源として発達したと考えられる。クモの網はさまざまな形があり、簡単なものは数本の糸を引いただけのものから、極めて複雑なものまでさまざまである。約半数のクモが、網を張らずに待ち伏せたり、飛びかかったりして餌を捕らえる。いずれの場合にも、餌に食いつくには直接に噛み付く場合と糸を絡めてから噛み付く場合がある。

「生き血を吸う」という風にもいわれるが、実際には消化液を獲物の体内に注入して、液体にして飲み込む(体外消化)ので、食べ終わると獲物は干からびるのではなく、空っぽになっている。小さいものはかみつぶして粉々にしてしまうこともある。

他にアシブトヒメグモが花粉を食べる例やアリグモアリマキの甘露を食べるなど、非肉食性の習性もいくつか知られている。ハエトリグモ類の仲間であるバギーラ・キプリンギは、アカシアの芽を小動物より多く食べることが知られている。[4][5]

[編集] 糸の利用

クモと言えばを想像するくらい、クモと糸とのつながりは深い。全てのクモは糸を出すことができ、生活の上でそれを役立てている。

造網性でも徘徊性でも、全てのクモは歩くときに必ず「しおり糸」という糸を引いて歩く。敵から逃れるために網から飛び落ちるクモは、必ず糸を引いており、再び糸をたぐって元に戻ることができる。ハエトリグモが獲物に飛びついたとき、間違って落下しても、落ちてしまわず、糸でぶら下がることができる。

代表的なクモの網である円網では、横糸に粘液の着いた糸があって、獲物に粘り着くようになっている。網を歩く時にはこの糸を使わず、粘りのない縦糸を伝って歩くので、自らは網に引っかからない。粘液をつけた糸を全く使わない網もある。

造網性のクモは、網に餌がかかるのを振動で感じ取る。網の隅にクモが位置している場合でも、網の枠糸か、網の中心から引いた1本の糸を脚に触れており、網からの振動を受け取ることができる。餌がかかると、糸を巻き付けて獲物を回転させながら幅広くした糸を巻き付けてゆき、身動きできなくして捕らえる。場合によってはクモが獲物の周りを回りながら糸をかけてゆく。徘徊性のクモでも、餌を糸で巻いて捕らえるものもある。

地中に巣穴を作るものや、テント状の巣を作り、特に網を作らないものでも、巣のまわりの表面にまばらに放射状の糸を張り、虫が触れると飛び出して捕らえるものがある。このような糸を「受信糸」という。これが網の起源ではないかともといわれている。

多くの種では、子グモが糸を出し風にふかせて、タンポポ種子のように空を飛ぶ習性(バルーニング)を持つ。小型の種では、成虫でもそれを行うものがある。この飛行能力により、クモは他の生物よりもいち早く生息地を拡大することができる。一例として、インドネシアクラカタウ火山活動により新たなが誕生したときに、生物の移住について調査したところ、最初にやってきた生物はクモだったと報告されている。

産卵や脱皮のために巣を作るものもあり、その場合も糸を使う。地中生のクモでは巣穴の裏打ちを糸で行い、トタテグモのように扉を作るものは、糸でそれを作る。多くのものは卵塊を糸でくるんで卵のうにする。

糸の組成タンパク質分子連鎖で、体内では液状で存在し、体外へ排出される際に空気と応力によって繊維状の糸となる。これは不可逆反応で、空気上で液状に戻ることはないが、使用した糸を蛋白源として食べ、消化して再び糸などに利用する種もみられる。

糸の強度は同じ太さの鋼鉄の5倍、伸縮率はナイロンの2倍もある。鉛筆程度の太さの糸で作られた巣を用いれば、理論上は飛行機を受け止めることができるほどである。そのため、近年では人工的にクモの糸を生成する研究も行われている。

[編集] 生活史

[編集] 生殖行動

雄が触肢に入れた精子を雌の生殖孔に受け渡すという、動物界で他にあまり例のないやり方を行う。雄の触肢の先端には、雄が成熟すると複雑な構造が出来上がる。スポイトのようになっていて、精子を蓄える袋と、注入する先端がある。雄は雌の所へゆく前に、小さな網を作り、ここへ生殖孔から精子を放出し触肢に取り入れる。ほとんどのクモは肉食性であるので、雌が巨大である種の場合、雄の接近は危険が伴う。そのため安全に接近するための配偶行動がいろいろと知られている。コガネグモ科など造網性のものでは雄が網の外から糸をはじいて雌の機嫌を伺う種が多い。変わった例として、雄が前足を振ってダンスをする徘徊性のハエトリグモのような例もある。

[編集]

は多くの場合、多数をひとかたまりで産み、糸を巻いて卵のうを作る。卵のうは種によってさまざまな形をしている。卵は全体で丸い塊となり、柔らかな糸でくるまれる。それだけの卵のうを作るものもあるが、さらにその外側に厚く糸で作った膜で袋や円盤状の卵のうに仕上げるものもある。

卵のうをそのまま樹皮に貼り付けたり、の裏にくっつけたりと放置するものもあるが、自分の網の片隅につるす、あるいは自分の巣の中に卵を産む、しばらくを一緒に過ごすなど、一定の親による保護を行う種も存在する。ユウレイグモハシリグモアシダカグモなどは卵のうを口にくわえて保護し、コモリグモは糸疣につけて運ぶ。

[編集] 幼虫

孵化した幼虫は、通常1回の脱皮をするまでは卵のう内にとどまる。初齢幼生は柔らかく不活発で、卵のう内でもう1回の脱皮をおこなった後、やや活発になった子グモが卵のうから出てくるのが普通である。卵のうから出てきた子グモが、しばらくは卵のうの周辺で固まって過ごす習性が見られるものが多く、クモの「まどい」という。この時期にちょっかいをかけると大量の子グモが四方八方へ散っていくため、大勢があちこちへ逃げ惑う様を例えて「蜘蛛の子を散らす」という比喩表現をする。

卵を保護する習性のあるものでは、子グモとしばらく一緒に過ごすものも多い。コモリグモ類では、生まれた子をしばらく背中で運ぶ。ヒメグモ科には雌親が幼虫に口移しで栄養を与える例があり、この時与えるものを Spider Milk という。カバキコマチグモは雌親が子グモに自分自身を食わせてしまう。

その後子グモはそれぞれ単独生活にはいるが、その際バルーニングを行う種が多い。

一般には幼虫は成虫を小さくした姿であるが、中には大きく色や模様が変わる例もある。また、習性についても親とほぼ同じなのが普通であるが、成虫は徘徊性なのに幼虫は網を張る例(ハシリグモなど)、逆に成虫になって網を張るようになる例(トリノフンダマシなど)がある。前者は祖先が造網性であったことを示すとの説明があるが、後者についてはよくわからない。

[編集] 天敵

小型の肉食動物にはクモ類を捕食するものは多いと考えられる。クモは昆虫よりも体が柔らかいので、飼育下の餌としても重宝する。

クモをくわえたベッコウバチ

特にクモ類の天敵としては、狩り蜂類のベッコウバチ類がクモを狩るハチとして有名である。これらのハチは、クモの正面から突っ込んで、大顎の間にを刺して麻酔を行い、足をくわえて巣穴に運ぶ。他に、寄生性のものとして成虫に外部寄生するクモヒメバチや卵のうに寄生するハエ類やカマキリモドキなども知られる。また、センショウグモオナガグモなどはクモを専門に食べるクモとして知られる。

直接にクモを攻撃するものではないが、メジロなどの小鳥はクモの網を巣の材料とする。そのためにクモの網に鳥は突っ込み、その体にまとわりついた糸を集め、巣材のなどをかためるのに用いる。クモの網に引っかかった虫を横取りする昆虫(シリアゲムシなど)も知られる。

[編集] 人間との関わり

[編集] 益虫・害虫

耕作地圏においては、農業害虫天敵であるため益虫として重視される。人家の内外にも多くの種類が生息し、これらは衛生害虫ハエダニゴキブリなど)を捕食するため、クモは家庭生活圏においても益虫の役割を果たしている。これを理解している人は、居宅や身の回りにクモが見られても気にしない事が多い。

しかし近年では、主に都市生活者の間で、その容姿から不気味な印象を持ち忌み嫌う人や、いわゆる「虫嫌い」の増加などの理由で、不快害虫のカテゴリーに入れられる場合もある。網や巣を張る種については家や壁を汚すとして嫌われる要因となる。実際2000年代後半に入り日本でも、従来のゴキブリやハエ等と同様に、ムカデ、クモを駆除対象とすることをうたった殺虫剤が一般に市販されテレビCM等で宣伝までされるようになった。

[編集] 毒性

ほとんどのクモは虫を殺す程度の毒を持っているが、人間に影響を持つほどのものは世界でも数種に限られる。人間を殺すほどの毒を持つクモは、人間に影響を持つ種の中でもさらに限られる。また在来種のほとんどのクモは、人の皮膚を貫くほど大きな毒牙自体を持っていない。

毒グモとして有名なのは、日本に侵入してニュースとなったセアカゴケグモをはじめとするゴケグモ類である。それ以外にも世界でいくつかが危険視される。在来種でそれほど危険視されるクモは存在しないが、フクログモ科の大型種(カバキコマチグモなど)は毒性が強く、噛まれるとかなり痛み、人によってはしばらく腫れ上がる。逆に毒グモとしてのイメージが強いオオツチグモ科の別称であるタランチュラは、強い毒を持つものは稀である。しかしながら全ての毒グモの毒にはアナフィラキシーショックを起こす可能性があり、注意が必要である。

毒性の有無・程度にかかわらず、人間など自身より遥かに大きなサイズの動物に対しては、ほとんどのクモは攻撃的でなく、近寄れば必死に逃げようとする。能動的に咬害を与えることも基本的にないが、不用意に素手で掴むなどすると、防衛のために噛みつかれる恐れがある。

捕食時に獲物へ注入する消化液には強い殺菌能力があり、また自身の体もこの消化液で手入れを行っている。このためクモ自体や、獲物の食べ殻が病原体を媒介する可能性は低い。

クモの糸が目にはいると炎症を起こすことがある。汚染によるものではなく、毒成分が関与しているともといわれる。

[編集] 網と糸

網がはられている状態は、人間の生活する環境としては、全く手入れが行き届いていない証拠とみなされる。映画やテレビドラマ等では、空き家であること、通る人がいないことを示すために使われる。またホラーゲームを筆頭として各ジャンルのゲームにもよく登場する。「クモの巣が張る」というのは、誰も使う人がいない、誰もやって来ないことを暗示する表現である。

[編集] 利用

クモを害虫駆除のために積極的に利用する試みが行なわれたことがある。元来日本には生息していなかったアシダカグモは、江戸時代にゴキブリ退治用として人為的に輸入されたとの説もある。農業の方面では、害虫駆除の効果がさまざまに研究され、一定の評価を得ている。水田では、アシナガグモドヨウオニグモセスジアカムネグモなどの造網性のもの、コモリグモなどの徘徊性のものなどが農業害虫駆除に大いに役立っていることが知られている。

糸を工業的に利用する試みもあるが、大きく認められているものは少ない。クモを大量養殖することの困難さ(新鮮な生餌が必要で、クモの数が適当でないと共食いを起こしやすい)と、糸を取り出すことの困難さが障壁になる。これまでにもっとも用いられたのは、レンズにスケールを入れるための用途である。

現存する糸の大型の布製品の一つはアメリカ自然史博物館に存在するコガネグモ科のクモの糸による絨毯(約3.4メートル×1.2メートル)であるが、作成には野生のコガネグモ科のクモの捕獲に70人、糸の織布に12人の人員と4年間の年月を要した[6]

日本では伝統的にコガネグモなどを戦わせる遊びが子供たちの間にあり、「蜘蛛合戦」とよんだ。多くの地域で廃れてはいるが、現在でも町を挙げて取り組んでいるところがある。

最近ではオオツチグモ科のクモ(通称タランチュラ)が飼育用として販売されるなど、ペットとしての地位を獲得している。その他のクモもペットとして輸入されており、変わった種類もみられる。

[編集] 食用としてのクモ

日本では一般的でないが、クモを食用にする国はある。インドシナ半島ミャンマーから中国南部では食用にしているといわれる。カンボジアでは、かつては油で炒めて串に刺したものを販売していたとのこと。クモの種はいわゆるタランチュラであった。味についてはエビに近いとか卵黄のようだとか馬鈴薯の味だとかといわれ、今ひとつ判然としない。他にオオジョロウグモもこの地域では食されるという。森三中の大島がテレビ番組「世界の果てまでイッテQ!」で食した時はカニみそのような味といい、非常においしいらしい。

日本においては1980年代のサバイバル/探検ブームの時期に、クモを生で食するとチョコレートの味がして手軽な非常食になるという情報が広まったが、「昆虫料理を楽しむ」によればそのような味はしないとのことである。

[編集] 文化的側面

クモは、身近な生物であり形態や習性が特徴的であるため、古来世界各国において、人間に対し吉凶善悪両面にわたり様々な印象を与えており、擬人化されることも数多い。

[編集] 呼称表現

  • 中国発祥の漢字においては、「蜘」がオスのクモを指し、「蛛」がメスのクモを指すので、雌雄あわせて「蜘蛛」と表記する。雌雄別々の漢字が割り当てられているのは、クモが日常的になじみのある生物である上、上記の通り雌雄の区別が比較的たやすいことによる。日本においてもこの熟語が伝来して古来日常的に定着して使用されているが、現代においては音読みで「チジュ」と読むことはほとんどなく、大和言葉に置き換えて「くも」と訓読みすることがほとんどである。虫偏が付いているが、これは古代中国人が節足動物であるクモと昆虫を混同したわけではなく、本来生物全般を指す「蟲」という漢字の偏として用いられているためであり、この虫偏はクモが生物の一種であることを示すものである(詳細は「虫」項の「虫と蟲」節を参照)。
  • 英語に見られるスパイダーという呼称は、闘士の意味を語源とするが、これはクモが害虫を捕食するイメージによるものである[要出典]
  • 和名にはクモを擬人化させた種名が見られる。たとえば、絡新婦(女郎蜘蛛、ジョロウグモ)は、その外観から、細身で華やかな花魁を連想して命名されたものである。このイメージ擬人化が逆転写され、古来美形の女性妖怪と言い伝えられたり、映画やドラマなどにおいて妖艶で神秘的な女性が背に刺青を入れている場面では、ジョロウグモの刺青を入れているシーンが散見される。

[編集] 神話・伝承

クモは糸を紡ぐ事から、機織を連想させるエピソードが見られる。 また、前節の通りジョロウグモは妖艶な女性のイメージである。

[編集] 民俗

  • 日本には、古来クモを見ることによって縁起をかつぐ風習が存在する。代表的なのは、いわゆる「朝蜘蛛」・「夜蜘蛛」という概念であり、「朝にクモを見ると縁起が良く、夜にクモを見ると縁起が悪い」とするものである。ただ地方によってさまざまな違いがあり、例えば九州地方の一部ではクモを「コブ」と呼称するため、夜のクモは「夜コブ(「よろこぶ」を連想させる)」であり、縁起が良いものとされる。

[編集] 現代におけるサブカルチャー

  • 戦前日本における紙芝居には、益虫として保護されたクモが正義の剣士に変化し人間に恩返しをする加太こうじの作による『天誅蜘蛛』という作品が著名であった。
  • 芥川龍之介による短編小説蜘蛛の糸』においてはクモが天上の釈迦の下僕としてキャラクター付けられており、そのは天上と地獄をつなぐリンクとして描かれている。
  • 1943年の日本の白黒アニメーション映画くもとちゅうりっぷ』においては、主人公のオスのクモがメスのテントウムシに恋をする恋愛アドベンチャーとして描かれている。
  • 特撮テレビドラマ「仮面ライダーシリーズ」では、第1作『仮面ライダー』の怪奇蜘蛛男をはじめとして、クモが敵の怪人のモチーフにあてられることが多い。
  • スパイダーマン』(オリジナル版・日本版とも)はクモをモチーフにしたヒーロー。
    • ただし平常はほとんど動かないが捕食時には激しく格闘するというクモのイメージを投影し、普段は気の弱い日陰者的存在だがいざとなると能力を発揮するという硬軟おりまぜたヒーロー像として描かれている。
  • 2003年アメリカ映画『アラクニア』(ブレッド・パイパー監督)では巨大な敵として登場する。
    • この映画に限らず、大型種であるタランチュラのイメージを誇張して「人喰い」ないし「人間の力を凌駕した」巨大な存在として描かれる映画やドラマが数多く見られる。
  • スティーブン・キングが苦手な生き物であり、彼の小説に登場するクリーチャーのモチーフとなっていることが多い。

[編集] 系統と分類

ウミグモ類は、名前にクモの字が付くが、クモ綱とは別のウミグモ綱に属する。クモ綱に含まれるクモ目以外のグループは、ダニ目、サソリ目、カニムシ目、ザトウムシ目など。ザトウムシは、別名をアシナガグモ、メクラグモといい、クモと比較的外見が似ている。ウデムシ目もクモ目に近いとされることがある。クモ綱の中での系統関係は、必ずしも統一した見解がない。

クモ目の中では、キムラグモ類が最も原始的で、ハラフシグモ亜目として他のすべてのクモ類から分離されている。クモ類では唯一、腹部に体節が残り、出糸突起は大きくて腹面中央にある。書肺は2対。糸を出す能力が低く、巣穴の裏打ちをしない。触肢は歩脚状。

クモ亜目ではトタテグモ下目のものが原始的特徴を有する。いずれも4対の書肺をもつ。トタテグモ類は触肢が歩脚状であるが、ジグモ類やジョウゴグモ類では普通のクモ類のように小さくなっている。

クモ下目にクモ類の大多数が所属し、多くの科に分かれている。出糸突起の前に篩疣を持つものを篩疣類として大きくまとめるのが従来の分類法である。現在出版されている図鑑等はこれに基づいているものが多い。

以下に古典的な分類体系として八木沼(1986)の体系を示す。

  • 古蛛亜目 Liphistiomorpha
    • キムラグモ上科(キムラグモ科)
  • 原蛛亜目 Mygalomorpha
    • トタテグモ上科(トタテグモ科・カネコトタテグモ科)
    • ジョウゴグモ上科(ジグモ科・ジョウゴグモ科)
  • 新蛛亜目 Araneomorpha
    • 篩板類 Cribellata
      • ウズグモ上科(ウズグモ科・ガケジグモ科・ハグモ科・チリグモ科)
      • スオウグモ上科(スオウグモ科)
      • カヤシマグモ上科(カヤシマグモ科)
    • 無篩板類 Ecribellata
      • 単性域類 Haplogynae
        • イノシシグモ上科(エンマグモ科・イノシシグモ科・タマゴグモ科)
        • ヤマシログモ上科(マシラグモ科・イトグモ科・ユウレイグモ科他)
      • 完性域類 Entelegynae
        • 三爪類 Trionycha
          • コガネグモ上科(ヒメグモ科・サラグモ科・コガネグモ科・アシナガグモ科他)
          • ナガイボグモ上科(ヒラタグモ科・ナガイボグモ科・ホウシグモ科)
        • 二爪類 Dinonycha
          • フクログモ上科(フクログモ科・シボグモ科・アシダカグモ科他)
          • ワシグモ上科(ワシグモ科・イヨグモ科・ヒトエグモ科)
          • カニグモ上科(カニグモ科・エビグモ科)
        • ハエトリグモ上科(ハエトリグモ科)


近年これを否定する考えもあり、それによると、クモ類の主な部分を占める系統は篩疣を持っていたのだが、そのうちのいくつかの系統でそれが消失し、しかもそれらが大発展を遂げたため、篩疣を持つものが比較的まとまって見えるだけであるという。それに基づく分類体系では、科の配置等、大きく変わり、中にはそれまで篩板類と無篩板類に分かれていたものが同一の科に含まれるようになるものすらある。今後の検討を待ちたい。


[編集] 分類体系

小野(2008)による例を示す。

Araneae クモ目

  • Mesothelae ハラフシグモ亜目
  • Opisthothelae クモ亜目
    • Mygalomorphae トタテグモ下目
      • Fornicephalae トタテグモ科群
      • Tuberculotae ジョウゴグモ科群
        • Mecicobothriidae イボナガジョウゴグモ科
        • Microstigmatidae ビキモンジョウゴグモ科
        • Hexathelidae ジョウゴグモ科
        • Dipluridae ホンジョウゴグモ科
        • Nemesiidae イボブトグモ科
        • Barychelidae ヒラアゴツチグモ科
        • Paratropididae ヘリカタジグモ科
        • Theraphosidae オオツチグモ科:現在のいわゆるタランチュラ
    • Araneomorphae クモ下目
      • Haplogynae 単性域類
      • Paleocribellatae 古篩板類(有篩板単性域類)
        • Hypochilidae エボシグモ科
        • Austrochilidae ムカシボロアミグモ科
        • Gradungulidae ハガクレグモ科
        • Filistatidae カヤシマグモ科
      • Entelegynae 完性域類
        • Neocribellatae 有篩板類
          • Eresoidea イワガネグモ上科
            • Eresidae イワガネグモ科
          • Oecobioidea チリグモ上科
            • Oecobiidae チリグモ科
          • Dictynoidea ハグモ上科
            • Phyxelidae トゲガケジグモ科
            • Amaurobiidae ガケジグモ科:クロガケジグモ
            • Titanonecidae ヤマトガケジグモ科
            • Dictynidae ハグモ科
            • Psechridae ボロアミグモ科
            • Stiphiidae ナキタナアミグモ科
            • Amphinectidae(=Neolanidae) ヨミチグモ科(ネオガケジグモ科)
            • Nicodamidae アカクログモ科
            • Tengeriidae ヘリツメグモ科
            • Zorocratidae アメリカヘリツメグモ科
            • Zoropsidae スオウグモ科
          • Uloboroidea ウズグモ上科
          • Deinopoidae メダマグモ上科
        • Ecribellatae 無篩板類
          • Urocteoidea ヒラタグモ上科
          • Hersilioidea ナガイボグモ上科
            • Hersiliidae ナガイボグモ科
          • Palpimanoidea エグチグモ上科
            • Palpimanidae エグチグモ科
            • Huttoniidae ハットングモ科
            • Stenochilidae カレイトグモ科
          • Archaeoidea アゴダチグモ上科
            • Micropholcommatidae ホシグモ科
            • Holarchaeidae シャモグモ科
            • Parachaeidae ヤシャグモ科
            • Mecysmaucheniidae パタゴニアヤシャグモ科
            • Archaeidae アゴダチグモ科
          • Argelenoidea タナグモ上科
            • Desidae ウシオグモ科
            • Cybaeidae ナミハグモ科
            • Argyronetidae ミズグモ科:ミズグモ
            • Hahniidae ハタケグモ科
            • Coelotidae ヤチグモ科
            • Agelenidae タナグモ科クサグモ
          • Zodarioidea ホウシグモ上科
            • Zodariidae(=Cryptothelidae) ホウシグモ科(=イボカクシグモ科)
            • Chummidae イトガレホウシグモ科
          • Lycosoidea コモリグモ上科
          • Araneioidea コガネグモ上科
          • Dionycha 二爪類(狭義)
            • Homalonychidae トモツメグモ科
            • Miturgidae ツチフクログモ科
            • Chiracanthiidae コマチグモ科
            • Ctenidae シボグモ科
            • Zoridae ミヤマシボグモ科
            • Selenopidae アワセグモ科
            • Sparassidae アシダガグモ科:アシダカグモ
            • Philodromidae エビグモ科
            • Galieniellidae アイアイグモ科
            • Ammoxienidae ハシエグモ科
            • Cithaeronidae イダテングモ科
            • Trochanteridae ヒトエグモ科
            • Lamponidae オジロワシグモ科
            • Gnaphosidae ワシグモ科
            • Prodidomidae イヨグモ科
            • Stiphropidae ヨロイカニグモ科
            • Thomisidae カニグモ科:カニグモ・ハナグモ・ワカバグモ
            • Clubionidae フクログモ科
            • Anyphaenidae イヅツグモ科
            • Liocranidae ウラシマグモ科
            • Corinnidae ネコグモ科
            • Salticidae ハエトリグモ

[編集] 関連項目

[編集] 参考文献

  1. ^ 小野展嗣 「2.鋏角亜門」 『節足動物の多様性と系統』 石川良輔編、岩槻邦男・馬渡峻輔監修、裳華房、2008年、122-167頁
  2. ^ 小さなクモに大きすぎる脳 ナショナルジオグラフィックニュース
  3. ^ 「クモが鳥を食った 糸満」沖縄タイムス, 2011年8月30日10時10分
  4. ^ “草食のクモを初めて確認”. ナショナルジオグラフィック協会. (2009年10月13日). http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=50990647 2009年10月14日閲覧。 
  5. ^ ただし、このアカシアはアリ植物であり、芽というのもアリの餌として供給する特殊なものである。
  6. ^ クモの糸の驚異と、100万匹が作った「黄金の織物」 « WIRED.jp Archives” (日本語). WIRED.jp. 2011年10月29日閲覧。

[編集] 外部リンク

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