永沢君
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永沢君(ながさわくん)は、さくらももこ原作で小学館発行のビッグコミックスピリッツ及びビッグコミックスピリッツ21に連載されていた漫画。連載期間は1993年1月から1995年5月まで。全18話から成り、単行本は全1巻が発売されている。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
目次 |
[編集] 内容
『ちびまる子ちゃん』の登場キャラクターのひとり永沢君を主人公におき、彼とその周りの人達の中学生活を描いている。舞台は清水市立桜中学校。中学生男子の行動を視点にした、ある意味さくらももこの観察眼が発揮された作品である。青年誌ならではのブラックユーモアや下ネタともとれるギャグが多く『ちびまる子ちゃん』とは違うテイストで楽しめる内容になっている。 『りぼん』1996年6月号で、永沢君が「主人公向きなのはこの僕さ。『永沢君』なんてぴったりじゃないかな」と言っている(「ちびまる子ちゃん」単行本では第14巻に収録)。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
[編集] 主な登場人物
『ちびまる子ちゃん』では下の名前があるものもいるが、『永沢君』では設定されていないため名字のみの場合が多い。
[編集] 『ちびまる子ちゃん』からのキャラ
- 永沢君
- この漫画の主人公。タマネギ頭サイズの小さな学生帽を着用。たろうという弟がいる(もちろん弟もタマネギ頭)。ものすごい毒舌であり、結構嫌な性格をしている。ハガキのペンネームは「キンタマネギ男」である。過去に自分の家が火事になり、火がトラウマになっていたが、よその家が火事になろうが冷静でいられることに気付くため、克服している。城ヶ崎姫子に好かれていることにはもちろん気付いておらず、姫子のことは好きじゃないらしい。むしろ、「もう少し美人がいいんだ」と本人の口から言っている。しかし修学旅行以来、野口のことが気になっている。体重は43キロ。最終話(第18話)で志望校に落ち、第二志望の高校に行くことになり、藤木と小杉とは違う高校に行くことになる。おまけに永沢君が行く高校には倉田、川口、ゲヘ、カツヤンと今まで自分があざ笑っていた連中ばかりである。なお、永沢君が受験したのは商業高校である。
- 藤木しげる
- 永沢君とは小3の頃から仲良し。基本的にいい奴だが、実はその裏には卑怯な性格が隠れている。もっとも顔つきから卑怯そうだと他人に言われることもあるらしい。だが、かなりのハガキ職人でもある(ペンネームは「キジフ・ゲルーシ」)。本人は笹山かずこのことが好きだったが、修学旅行以来いっしょの班だった堀こずえのことが気になっている。最終話で永沢君が第一志望校に落ちてしまったため、彼とはいっしょの高校に行けなくなるが、小杉とは同じ高校である。
- 花輪君
- お金持ちの家の息子。勉強は出来るらしい。相変わらずヒデじいが送り迎えをしている。堀こずえに好意を持っている。
- ヒデじい
- 第12話に登場。放課後に花輪君のゲタ箱の中のチョコレートの山を持って帰ってくれと頼まれる。ラストで永沢君のゲタ箱にチョコレートを入れたのはヒデじいと永沢君に勘違いされる(本当は城ヶ崎姫子)。
- 冬田さん
- 「永沢君」ではたった1コマ(第10話)しか登場していない。
- たろう
- 第1話に登場。永沢君の弟。家が火事のときはまだ赤ん坊だった。兄と同じくタマネギ頭が特徴的だが、兄よりは純真な性格らしい。
- 永沢の母
- 第1話から登場。口うるさい所があるが、息子の成長を感じて「さびしいもんだねぇ」と涙を流す感傷的な一面も見せる。
- 永沢の父
- 第1話しか登場していない。タマネギ頭である。
[編集] 回想シーン(第8話:火事の記憶)のみ
- まる子
- 『ちびまる子ちゃん』の主人公だが、この漫画では回想シーン(2コマ)しか登場していない。家が火事になった永沢君を励ました。
- たまちゃん
- まる子とは仲良し。彼女も回想シーン(2コマ)しか登場していない。家が火事になった永沢君を励ました。
- はまじ
- 回想シーン(2コマ)しか登場していない。家が火事になった永沢君を励ました。
[編集] 『永沢君』から後に『ちびまる子ちゃん』にレギュラー出演するキャラ
- 小杉
- 体重が86キロあり、愚鈍な性格をしている。永沢君とは小3のときから同じクラスにいたことになっているが、仲良くなったのは中学の頃からである。本人は永沢君の性格が気に入らないらしい。一度もてたいためにやせようとしたことがあるが結局はやせていない。
- 城ヶ崎姫子
- 第10話から登場。ハンサムな父とすてきな母から生まれたお嬢様風な女子。成績優秀で何でもこなす美少女だが、学校のマドンナ的存在ながら下衆で不細工な永沢に肉体を汚されることを心では望んでいるという、少しアブないマゾヒストな面を持っている。その上永沢からは嫌われ見下されており、結局結ばれることはなかった。高レベルの高校に行けたのに永沢の志望校に落として受験するという行為にまで及ぶが、永沢本人はその高校を落ちる。その時の口ぶりからして他の学校は受験していなかった様子である。
- 野口
- 第15話から登場。根っから底から暗い性格だが、実はかなりのお笑い好き。だが、成績はかなり良く大抵の事はそつなくこなす。英語が堪能。まる子との仲が続いていることになっている。修学旅行以来、平井君のことが気になっている。
- 初登場(1994年8月)の時はクラスの暗い女子でお笑い好きということは語られてなかった。『ちびまる子ちゃん』初登場(1994年11月)の時、まる子が野口はお笑い好きなのではということに気づくが、同時期のこの作品でも永沢が気づく。
- ラジオが好きという「ちびまる子ちゃん」での設定は失われておらず、修学旅行にもラジオを持ってきて、関西のローカルのラジオを聴いていた。
[編集] 『永沢君』のみのキャラ
- 堀こずえ
- 永沢君も認めるほどの清楚な美人。野口と仲が良い(「のぐちん」とあだ名で呼ぶほど)。花輪のことが好きだが修学旅行以来、藤木のことが気になっている。
- 平井
- 第3話から登場。不良。シンナーや煙草も平気でしている。永沢君も憧れるほどの本物の不良である。実は堀こずえのことが好き。別作品の『コジコジ』では一話だけ登場している(本名は平井やすあきと判明している)。卒業後、就職した。
- 倉田
- 一人前に眼鏡をかけているが頭は悪く暗記が苦手(先生に眼鏡はゴミ箱に捨てろと言われるほど)。また、小杉よりも何十倍も愚鈍である。
- 川口
- 倉田とは仲良し。
- ゲヘ
- いつも「ゲヘゲヘ」と笑うスケベな男。カツヤンとは仲良し。案外照れ屋である。
- カツヤン
- ゲヘと仲が良い。意外と勘が鋭い。単行本には書き下ろしの「ゲヘとカツヤン」なる作品が掲載されていた。
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