荘真由美

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しょう まゆみ
荘 真由美
プロフィール
本名 難波 真由美
(なんば まゆみ)(旧姓:荘)
性別 女性
出生地 日本の旗 日本東京都
誕生日 2月5日
血液型 B型
所属 ケッケコーポレーション取締役
配偶者 難波圭一声優
活動
活動時期 1984年 -
デビュー作 ミミー(『コアラボーイコッキィ』)
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荘 真由美(しょう まゆみ、本名:難波 真由美(なんば まゆみ) 2月5日[1] - )は日本女優声優東京都出身[1]ケッケコーポレーション取締役、かつては青二プロダクションに所属していた。身長156cm。体重43kg。B78・W60・H非公開。星座みずがめ座

人物紹介[編集]

特色[編集]

若手時代は元気な少女から物静かな少女まで、幅広く演じていた。また、栗田ゆう子のような芯の強い大人の女性も担当し、『ドラゴンボールZ』、『吸血姫美夕』等では母親役を担当していた。この他、少ないながら少年役の担当経験も持つ。

復帰後は多少声質が変化したこともあって、年齢の高い役柄が主となっている。『金色のガッシュベル!!』のシェリーの母、『ふたりはプリキュア』の美墨理恵、『しあわせソウのオコジョさん』のゆうたの母等、母親役がより増加した他、濡れ場を演じることもある[2]

経歴[編集]

高校在学時代に業界に興味を持ち、青二塾東京校に2期生として入学。1984年、『コアラボーイコッキィ』(ミミー役)で声優デビュー。

機動戦士Ζガンダム』(クムハロ役)、『ドラゴンボール』、『めぞん一刻』(音無郁子役)、『ハイスクール!奇面組』、『美味しんぼ』、『キテレツ大百科』などヒット作品に多く出演。1980年代後半における主要声優の1人となった。

難波圭一との結婚後も活動を続けていたが、1990年末から1991年初頭にかけて、出産のため栗田ゆう子を除く当時の持ち役を全て降板。『美味しんぼ』終了後、1992年には一度引退することとなった。この際、夫や業界関係者には「様子を見て時期が来たら復帰したい」と意志表示をしていたという。しかし不定期には活動を続行し、『美味しんぼ』のTVスペシャル、ゲーム『QUOVADIS 2〜惑星強襲オヴァン・レイ〜』、難波主演のOVA作品、難波主催の劇団による舞台演劇などに出演。特に演劇は、年に1度は参加していたという。

その後「子どもの成長」、「当時の関係者からの復帰依頼」、「ファンの要望」などを理由に、1990年代後半頃より本格的に復帰。復帰後の初レギュラーは、1997年の『夢のクレヨン王国』における武烈女王役となった。

現在はケッケ・コーポレーションの取締役であると同時に、2010年からは、松濤アクターズギムナジウムの声優部門・主任講師となった。声優業の第一線でも活動する傍らで、新人声優の育成にも携わっている。

エピソード[編集]

声質[編集]

声質が類似しているとされる人物の中でも、特に本多知恵子はキャリア全盛期がほぼ同じということもあり、話題にあがることが多い。

『キテレツ大百科』のみよ子役には、荘の後任として本多が選ばれているが、この引継ぎは「違和感の無いスムーズな交代」の例としてよく挙がるものの1つである。アニメ版『キテレツ大百科』の大ファンを自負していた原作者・藤子・F・不二雄も、「全く気付かなかった」と発言している。

また日清チキンラーメンのCMにおいては、姉妹として登場する外国人少女の吹き替えを、荘が姉役・本多が妹役という形で担当したこともある(実年齢は本多の方が2歳年上)。

両者が出席したイベントにて、声質について質問がなされたことがある。この際、本人同士は「あまり似ているとは思っていなかった」と語っている。

交友関係[編集]

  • デビュー当時にインタビューの中で、目標とする声優として戸田恵子藤田淑子を挙げていた。二人とは『キャッツ・アイ』第2期15話で共演した後、戸田とはOVA戦え!!イクサー1』、藤田とは『キテレツ大百科』等で共演が実現している。
  • 宮内幸平に『ドラゴンボール』収録時に手取り足取り演技指導して貰った事を、忘れられないエピソードとして後年語っている。生前の宮内とは同シリーズの他、『愛の若草物語』、『ルパン三世 風魔一族の陰謀』と共演が多かった。
  • 久川綾は自著の中で、尊敬する声優として荘の名前を挙げている。また同時に、「青二塾に在学していた際、講師が『荘は在学時、様々な工夫をして勉強していた』と言っていた」と努力家の例に挙げていたエピソードも示している。

チチ役[編集]

荘自身、トップクラスに「好きなキャラクター」「自然体で演じられた役」等にチチを挙げている。またチチが夫の悟空に対し使用する「悟空さ」という呼称を気に入り、「その台詞の際は心を込めて呼んでいた」とも発言している。

初登場から5年間担当していたが、母親となった後に人当たりの強い面が強調されていった際には、「あまりトゲトゲしいイメージを持たれたくない」と演技に気を遣っていたという。「降板した時もその後も一番心残りだった」と後に語ったこともある。

2003年に発売されたプレイステーション2用ソフト『ドラゴンボールZ』では、ゲーム内での台詞は一言ながら、約13年ぶりにチチの声を担当(荘自身も、チチ役に再度チャレンジする機会をずっと待っていたと発言)。その後、2006年まで渡辺菜生子とほぼ交互にチチを担当していた。

また業界復帰後、公式ムックにチチ役としてインタビューが掲載されたこともある。この中で荘は「(息子である)悟飯を育てている時のチチも気に入っている」と発言している。

2009年4月より放送される『ドラゴンボール改』で荘がかつて演じたパートも渡辺で録り直される事が決まった。渡辺自身は荘から引き継いだ持ち役として、大切に演じる旨のコメントをしている。

その他[編集]

  • かつてマミーパットのCMに、ナレーションだけでなく顔を出して出演した経験を持つ。また声優デビュー以前には、実写ドラマに何本か脇役として出演したこともある。
  • これまで担当したキャラクターのうち、最も自然体で演じることが出来たものとして、またお気に入りの役として、一堂霧、ベス、栗田ゆう子、チチを挙げている(どの役も甲乙点け難いが、強いて選ぶならということで)。
  • 愛の若草物語』では2代目オープニングテーマの『いつかきっと!』を、四姉妹を演じた他の声優と共にキャラクターとして歌っている。また、『Bugってハニー』においては、レギュラー出演こそしなかった(劇場版および第11話、第19話、第44話にゲスト出演)ものの、2代目エンディングテーマの『わたしと踊ってくれませんか』を単独で歌っている。この他、いくつかのアニメやゲームでキャラクターソングを歌ったことがある。

後任[編集]

荘の休業に伴い、役が引き継がれた人物は以下の通り。

出演作品[編集]

テレビアニメ[編集]

1984年

1985年

1986年

1987年

1988年

1989年

1992年

1994年

1996年

1997年

1998年

1999年

2000年

2001年

2002年

  • おジャ魔女どれみドッカ〜ン!(マジョミラー、ミカ)

2003年

2004年

2005年

2006年

2007年

OVA[編集]

1985年

1986年

1987年

1988年

1989年

1990年

1994年

1996年

2000年

2004年

劇場アニメ[編集]

1985年

1986年

1987年

1988年

1989年

1990年

1999年

ゲーム[編集]

1988年

1989年

1990年

1992年

1996年

1997年

1998年

2000年

2002年

2003年

吹き替え[編集]

CD[編集]

テレビドラマ[編集]

ラジオドラマ[編集]

舞台[編集]

  • 恋の天秤
  • 夜叉

音楽[編集]

  • 紅いランタン通り(メガゾーン23PART II 秘密く・だ・さ・い)※冨永みーな川村万梨阿と共同で歌う
  • いつか王子さまが(メガゾーン23PART II 秘密く・だ・さ・い)※冨永みーな、川村万梨阿と共同で歌う
  • 今が一番いい時(メガゾーン23PART II 秘密く・だ・さ・い)※川村万梨阿と共同で歌う
  • いつかきっと!(愛の若草物語 OP)※潘恵子山田栄子佐久間レイと共同で歌う
  • 今・恋・してる(スーパーリアル麻雀▽かすみ▽ミキ▽ショー子のはじめまして)
  • 卒業〜GRADUATION〜(スーパーリアル麻雀▽かすみ▽ミキ▽ショー子のはじめまして ED)山本百合子柴田由美子と共同で歌う
  • 心から濡れた二人(ドラゴンボールZ)※野沢雅子とのデュエット
  • ママは倖せ祈ってる(ドラゴンボールZ)※セリフで参加
  • 多角形物語(優&魅衣)※塩屋翼川浪葉子江森浩子と合同で歌う
  • RAINY LOVE(戦え!!イクサー1 ACT-II イクサーΣの挑戦)
  • わたしと踊ってくれませんか(Bugってハニー/Bugってハニー メガロム少* 女舞4622 ED)

その他[編集]

注釈[編集]

  1. ^ a b 荘真由美ケッケコーポレーション公式サイト
  2. ^ NHKにようこそ!』などでも、母親役ながら若手時代の声で喘ぐシーンを演じるなど、声質が変化したと言われても、清涼で妖艶な声は健在である。それを含むお色気シーンのある幾つかの作品に出演した時は、作品中で登場人物から、加納渚、ミア・アリス、栗田ゆう子、チチなどの声に似ていると言われるシーンがお遊びとして描かれることも多い
  3. ^ 唯一降板後に復帰した役柄である。
  4. ^ ただし、深雪の担当は1回。

外部リンク[編集]