チチ (ドラゴンボール)
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チチは、鳥山明の漫画『ドラゴンボール』及びそれを原作とするアニメシリーズに登場する、主要キャラクターの1人。アニメ版のオリジナルキャストは荘真由美(初代)、渡辺菜生子(2代目)。声優変更については後述を参照。
初登場は原作では其十一、アニメでは『ドラゴンボール』第7話。タイトルは共に「フライパン山の牛魔王」。 牛魔王の娘で、父同様東北弁に似た訛った口調で喋り、父親からは想像が付かないほど可愛い容姿をしている。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
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[編集] 少女期から悟空との結婚まで
小さい頃、フライパン山の火を消すべく亀仙人から芭蕉扇を借りるため、カメハウスに向かう途中で孫悟空に出会う(悟空たちより先にヤムチャとも出会っている)。髪型は少女期は下ろしており、青年期はポニーテールにしており、成年時はシニヨンにしている。幼少時は緑色のマントが付いたブルーのビキニ風戦闘服(ビキニアーマー)とピンクの手袋とブーツを着用し、ウルトラセブンのアイスラッガーのようなブーメランが付いたピンクのヘルメットを被っており、その額部分からエメリウム光線同様にビームを放ったりとセブン同様の攻撃ができる(ワイドショットは使えるかどうかは不明)。自分を追っていた肉食恐竜を泣きじゃくりながらも先述の攻撃方法で倒した姿を見て、ヤムチャとプーアルを唖然とさせた[1]。初対面の亀仙人に対しては本当にそうなのかを確認しようと不意を付いてヘルメットのブーメランを投げつけ、それを持っている木の杖でとっさに防御しようとした亀仙人の顔に深々と刺してしまった挙句、さらにはそれを引き抜く際に土足で顔を踏みつけている。そのため、自分の弟子の娘とはいえ亀仙人もいい印象は持っていなかったらしく、このときに「アイツ嫌い」と発言している[2]。この時の印象からか、亀仙人は悟空が彼女との間にできた息子・悟飯を連れてきたときに悟空との会話で彼女のことを「はねっかえり娘」と評している。
本人曰く「おらの心は水洗便所みたいにきれい」というだけあり、筋斗雲にも乗れる。筋斗雲で悟空と共に飛行中、性別を調べるために股間を蹴られた(「パンパン」された)ことがきっかけで悟空に恋心を寄せるようになり、「嫁に貰う」約束を取り付け、それを信じて悟空のことを待ち続けていたという一途な面を持つ。また、アニメの「ピッコロ大魔王編」では、第118話で世界の国王を名乗るピッコロ大魔王のTV中継を戦々恐々とした気持ちで父の牛魔王と見ていたときには、牛魔王にピッコロ大魔王を倒して欲しいと言い、無理だと言われるも悟空ならきっと倒してくれると信じ、第123話で謎の人物がピッコロ大魔王が倒したと世界中に報じられた際には、彼が倒したのだと信じていた(原作ではこの描写はなく、後に悟空達の会話でそれを知って驚いている)。しかし、当の本人である悟空はそんな彼女の想いには全然気づいていなかった上、「ヨメ」を食べ物だと思っていた事と彼自身その約束を忘れてしまっていたために[3]、結婚したのは約束してから6年後のことであった。幼少期から一貫して悟空のことを「悟空さ」(アニメでの幼少期は「悟空」)と呼ぶ[4]。また、父である牛魔王のことを「おっ父」と呼んでいた。
少女時代から成長するまでの数年間に、女性武道家として亀仙流を基本とした厳しい修行を自らに課す。その結果、天賦の才もあって女性とは思えない驚異的な強さを体得するに至る(以下詳細は後述)。
[編集] 悟飯誕生後
長男の悟飯誕生後より「教育ママ」へと豹変し、悟空も頭が上がらない存在になる。当初は恐れられていたピッコロも、仲間となってからは口論で押される事が何度かあり、彼女の事を「侮れん」と評した(アニメ版)。クリリンら他の仲間も、母親となってからの変貌ぶりに呆気に取られていた。 サイヤ人編ではベジータ戦で重傷を負った悟空よりも悟飯を心配し、さらに「悟空のせいで悟飯がひどい目にあった」と、まるで「悟空よりも悟飯」ともとられがちな発言をしていた。しかし、実際は悟空が復活するまで入院期間中もずっと付き添っており、アニメ版でも母親として幼い息子の身を案じていたために表面上冷たい素振りを見せただけで、本当は悟空の身を案じていた描写も入っている。その後フリーザ編を経て人造人間編にてトランクスに悟空の命を救ってくれた事で礼を言う・悟空が回復した際は心から安堵し、戦いに向かおうとする(実際には修行)悟空を心配する[5]・セルゲームに向かう悟空に「絶対死なないで」と言う・悟空の死を知って泣き崩れるなど決して夫婦仲が冷めているというわけではなく[6]、実際悟空がセルゲームで死亡した時、既にチチは次男の孫悟天を身籠っていた。アニメではベジータ戦にて、占いババの水晶玉で重症を負った悟空を見た際、父の仇をとるよう泣き叫びながら悟飯に指示したり、悟空の死後は悟空との結婚に至る過程や新婚生活をうっとりしながら思い出し、ビーデルに「変な人」と呆れられていた。悟空があの世に帰る時や、2度目に生き返った時は泣きながら悟空に抱きついている。劇場版では急に悟飯に宿題を終わらせるよう言い出した悟空を病気になったんじゃないかと心配していた(実際には悟空はキャンプに行くために宿題を終わらせて欲しかっただけ)。また、同じく劇場版で悟飯が悟空を助けに行こうとするのを止めようとした時に「お父さんが死んでもいいの?」と言われて何も言い返せなかった事もあった。ゲーム「ドラゴンボールZ Sparking!METEOR」では、働かない悟空に憤慨しながらも惚気ているようなコメントがある。
自分もかつては凄腕の武道家であったにも関わらず、悟飯を教育する際には勉強や嗜み第一であり、武術を徹底的に嫌っていた。しかし、人造人間編で悟空が悟飯を鍛える事をチチに言った際には、「止めても無駄」と諦め気味に「どうせ鍛えるならうんと強くしてくれ」と言っている。以降思うところがあったのか、悟天に自ら亀仙流の組み手を教えるなど武術も身につけさせ、悟飯に対しても「天下一武道会のための休学」を許可している。もっともこれは父親の牛魔王の財産がなくなりかけていたからという理由もあった。また劇場版「銀河ギリギリ!!ぶっちぎりの凄い奴」においても勉強に勤しんでいる悟飯に「たまには身体を動かして欲しい」と武道大会に出場させている。ゲーム『ドラゴンボールZ 真武道会』内によると、セルゲームでの悟空の戦死後は泣いている時期もあったが息子の悟飯・悟天の存在に救われたとのこと。
だが、悟天には自由奔放にさせているのに対し、悟飯には青年になってもやや過保護な部分があるようで、ビーデルが初めて来た時はデートの誘いに来たのではないかと疑い「(悟飯に)エッチなことするんじゃねぇぞ」と言ってビーデルを怒らせていた。が、ビーデルが金持ちの娘と分かるとあっさり交際を許し、早く結婚するように促している。
アニメでは自分達のように天下一武道会に一緒に出てその場で結婚するんじゃないかと疑い(もちろんビーデルは否定したが、悟天に「お父さんとお母さんはが天下一武道会で結婚した」と聞かされ「変な人…」と困惑していた)、2人の交際に大反対(この時点では悟飯とビーデルは友人関係だが)していたが、原作同様に交際を許した後は、ビーデルの事はブルマやヤムチャに「悟飯の嫁」と言ったり、武道会の試合を応援したり、オリジナルエピソードや劇場版では実の娘のように可愛がっていた。が、悟飯が自分よりもビーデルを優先させると悔しがる場面もある。
悟飯誕生後の人物像としての印象は、原作とアニメでは途中からかなり異なる。アニメはオリジナルの部分でセルゲーム終了まで一貫して頑なな教育ママとして描かれ、トランクスは除いた悟空の仲間たちまで「悟飯の勉強を邪魔する不良仲間」として毛嫌いしていた部分があったが、原作ではそのような描写はなく、教育ママぶりを強調されていたのはサイヤ人編とフリーザ編の悟空が地球へ帰還するまでで、人造人間編以降は幼い悟飯がエスカレートしていく戦闘に加わる事を案じながらも、悟空を信頼する良き妻として描かれていた。
[編集] プロフィール
以下は週刊少年ジャンプのジャンプキャラ大集合・名鑑より(1988年当時なので、第23回天下一武道会出場時点でのデータである)。
- 身長167cm
- 体重49kg
- バスト88cm
- ウエスト57cm
- ヒップ85cm
[編集] 軌跡
- エイジ737 - 誕生。
- エイジ739 - 2歳。牛魔王にピクニックに連れて行かれた際、城がある涼景山が燃え出し、帰れなくなる。この際、山の名称がフライパン山に変更される。
- エイジ749 - 12歳。亀仙人に芭蕉扇を借りに行く途中で悟空と出会う。性別を確かめようとした悟空に、股間を触られたことで嫁に行くことを決意し、約束を取り付ける。
- エイジ749~756 - 12歳~19歳。この数年間は、女性武道家として亀仙流の厳しい修行に明け暮れる日々を過ごす。
- エイジ756 - 19歳。一向に迎えに来なかった悟空に痺れを切らし、名前を隠して第23回天下一武道会に参加。予選を余裕で勝ち抜き本選に進出するも、悟空には完敗。試合終了後、約束を思い出した悟空と結婚し、[7]大会終了後には2人で旅に出る。
- エイジ757 - 20歳。孫悟飯を出産。
- エイジ767 - 30歳。孫悟天を出産。
- エイジ774 - 37歳。魔人ブウ(善の状態)に悟飯を殺された(実際は生きていたが)悲しみのあまり、トランクスたちとの対決待ちをしていたブウ(悪)をひっぱたき、怒りをぶつけるという向こう見ずな行動に出てしまい、その結果卵にされ、その後潰されて死んでしまう。だがドラゴンボールにより生き返った。
[編集] 武道家としてのチチ
結婚後の典型的な教育ママのイメージが強くなってしまい、本格的な巨悪とも直接的には戦った経験がないが、実は作中で戦闘シーンが登場する数少ない女性キャラクターの1人である。第23回天下一武道会に出場した際は、観戦していた亀仙人に「かなりの達人」と言わしめている。チチの戦闘力は公式数値では第23回天下一武道会出場時点で137。アニメ版の設定では後述の父親の牛魔王の元を離れてた2年間での独自の厳しい修行で父親(97)を超え、餃子(84)より強く、亀仙人(139)に匹敵するまで腕を上げた事になっている[8]。
アニメ版で、初代ピッコロ大魔王を悟空が倒した1年後に牛魔王の城を出て、2年間修行の旅に出ていたという設定もあるが、本編で直接の描写は無い。またアニメオリジナルや劇場版の中では、原作やアニメの大筋では無かった巨悪との対戦経験がある。
悟空と再会すべく天下一武道会に参戦したことから、過去二度に渡り悟空が出場していたことは何らかの形で知っていた事が判るものの、準決勝での悟空の対戦相手・天津飯についてそばで観戦していたヤムチャに質問していることから、他の実力者について事前に研究をしていた様子はないようだ。また、試合中の天津飯と悟空のハイスピードな動きを目で追っているヤムチャとクリリンの動体視力に驚いていた[9]。
番外編などではかめはめ波を撃てるという一面も見ることが出来た[10]。
上記のように牛魔王の遺伝の影響にチチ個人の才能も加わり、本来女性ながら地球人の常識で考えられるレベルを超える潜在能力と武術の資質を持っていたが、悟空と結婚して第一線から退いたため、サイヤ人戦以降はいわゆる戦士としての直接的な戦闘描写は無かった。アニメでは主婦業の傍らでも密かに鍛錬を怠ってなかったような台詞をチチ自身が語っており、組み手においては悟天を圧倒するなど、叩き込まれた武術の健在ぶりを見せた[11]。また天下一武道会にて子供の部を観戦していた時、自分の息子が悟天やトランクスに負けたことを激昂して、ブルマに襲い掛かった母親を軽く一撃で気絶させ、周囲の観客を驚かせた。
[編集] ゲーム
- 「ドラゴンボールZ 強襲!サイヤ人」では、天下一武道会モードで隠れキャラとして登場。本編では見せなかった舞空術で、自在に空を飛びながら戦っている。
- 「超ドラゴンボールZ」では、天津飯やヤムチャ、ギニュー特戦隊らを押しのけてプレイヤーキャラ化を果たす。
- 「ドラゴンボールZ Sparking!METEOR」には少女期の姿で操作可能。大人の姿では使用できない。孫悟空(GT)との対話シーンでのみ、チチも少女時代の姿に若返ったことになっている設定が分かる。なお、大人になった悟空と対決させると、悟空は「この頃は可愛かったのに」(勝利後は)「何でああなっちまったんだろ」と発言する。青年悟飯は勝利後は「今も昔も変わらない」と発言する。またフリーザ一味の雑兵を見て「こいつらてえした強さじゃねえだ。おらでも充分勝てるだよ」と言い切るシーンが存在する。
[編集] 悟空との接点
原作ではチチと悟空は最初に会ったきり第23回天下一武道会まで全く会っていないが(ただし「占いババ」編~「第22回天下一武道会」編の空白の3年間は不明)、アニメではその後も何度か会っており、第31話では、最初に会ってから1年後に再会したことになっている。 武道会終了後は『ドラゴンボールZ』に移行するまで、数話に渡って夫婦だけの冒険(通称:ウェディング編)が描かれており、兜を脱いだ牛魔王もサイヤ人編ではなく、ここで初登場した。原作アニメを通して、夫婦のみの単編はこれが唯一。
この他、「デートのことを知らない悟空に『恋人同士が好きな事をやるもの』と教えたが、勘違いした悟空が急に組み手を始め『正拳突き』が心に刻み込まれた」という、悟空との初デート時の様子を悟飯に語ったこともあり、幼少時から戦闘に長けていた面を匂わせた。
[編集] テーマソング
アニメ版において、幾つかテーマソング・イメージソングが作られている。
- 「初恋は雲にのって」
- 曲名通りチチの悟空に対する恋心を筋斗雲に絡めて歌ったもの。幼少期に、アニメオリジナルにおけるレッドリボン軍編のなかで、軍と戦う前の悟空とチチが再会した際、チチを気に入っていたスタッフの要請で作詞・作曲された。歌手は山野さと子。
- 「ママは幸せ祈ってる」
- 悟空やピッコロの元で修行ばかりしている悟飯を心配し、勉強を促す内容。歌はWaffleだが、チチの初代担当声優である荘真由美が台詞で参加している。
- 「心から濡れた二人」
- 前述した悟空への不満の一環を歌ったもの。荘と悟飯の担当声優野沢雅子が、キャラクター同士のデュエットという形で歌いあげている。
- 「イ・ケ・ナ・イ うららマジック」
- 「心から濡れた二人」同様、悟空への不満を歌ったもの。野沢とのデュエットという形態も同じだが、この曲でチチとして参加したのは、2代目担当声優の渡辺菜生子。
- 「永遠の地球」
- チチの悟空に対する想いを地球に託した正統派のイメージソング。Waffleが歌を担当。
[編集] 担当声優の変化
当初チチ役を担当していた荘は、妊娠による出産と育児休業の為、1990年末をもって降板。後任には、それ以前からプーアル役で番組に参加していた渡辺菜生子が起用され、1991年3月公開の劇場版「超サイヤ人だ孫悟空」から荘と交代。TV版では4月放送分だった『ドラゴンボールZ』第86話から、同シリーズの終了までチチ役を務めた。
初代声優の荘も現在は声優業に復帰しており、2003年発売のプレイステーション2用ソフト「ドラゴンボールZ」では、約13年ぶりにチチ役に復帰。ゲームでは荘と渡辺が交代でチチ役を担当しているが、2006年以降は、荘が所属事務所の経営業務で活動が減少したこともあって、再び渡辺がメインで担当している[12]。
[編集] ドラゴンボールGTでのチチ
究極のドラゴンボールで小さくなった悟空に、自分と見た目の年齢が更に開いてしまった事(ただでさえサイヤ人である悟空は老化がチチより遅い。この事で若い娘との浮気を疑う発言もあった)を嘆くものの、結局「小さくなっても悟空は悟空」と了承する。ただし、上記のZ編での鍛錬をこの時期にいたってもなお継続していた影響で、体力面の衰えは殆ど無く、若い時代の戦闘レベルを維持できている[13]。そのため同世代の地球人女性と比べると、孫がいる事を感じさせない若々しい容姿を保っている。更に皆を恐れさせる強い態度までも健在で、「口が悪い」という理由で悟天に寄生したベビーを黙らせているなど。(このことから礼儀などはしっかりと教えていたと推測される)。息子の嫁であるビーデルとの仲は良好で、ビーデルも悟空を「お義父さん」、チチを「お義母さん」と呼んで慕っている。
孫家で食事会をした際にはその料理の腕を存分に発揮し、ブルマやブラにもうまいといわせるほどである。料理はパオズザウルス、七色イボガエルのから揚げ、ムカデうなぎのスープなど見た目はゲテモノであるが、悟飯の話によるとパオズ山でしか取れない食材ばかりとのこと。孫家で暮らすビーデルやパンもこれらの料理を気にせずに食べている。
最終回で神龍と共に旅立つ悟空に、夕飯までには帰って来る様にと呼びかける。しかしこれが作中で見る限り、夫に向けた最後の言葉となったようである。
[編集] DRAGONBALL EVOLUTIONでのチチ
[編集] その他・補足事項
名前の由来は、「ちょっとユーモアがある」「女の子らしい名前」「かわいらしい」という意見を総合させて作者の鳥山が考案したもの。鳥山いわく「チチって描くのが苦手でした」「チチは生真面目過ぎる性格なので、連載当時は描き難かったですね」と語る。
天下一武道会での再登場時、担当編集の鳥嶋和彦がすぐ悟空とのラブコメを提案しそうで、凄く嫌だったのであっさり結婚させたとの事。鳥嶋はその後のサイヤ人編でもチチを活躍させる構想を持っていたが、集英社の内部人事異動で思いがけず担当を降りる事となった。そのため鳥山はチチに対する苦手意識をひきずり、どう描いて良いか見当がつかないまま自虐的に描いたら「キツイキャラになってしまった」ともコメントしている。
武道以外の特技に料理上手な面があり、ビーデル曰く家で雇っているコックよりも美味しいとのこと。アニメでは悟空や悟飯も「家に帰ってお母さん(チチ)の手料理が食べたい」と発言している。
原作・アニメ共に劇中で牛魔王が娶った妻については、チチの誕生後間もなくして他界したため、詳しくは描写されていない。アニメでは再建された牛魔王の城に「悪魔の帝王」と呼ばれていた頃の牛魔王の肖像画があり、赤ん坊のチチを抱えた妻の姿も描かれていたが、彼女の顔は画面には映されなかった。しかし、チチ同様に長く髪を伸ばした道着姿であることが確認できる。更にアニメ版では、占いババ・亀仙人・孫悟飯 (孫悟空の育ての親)らとも面識があった描写がある。
アニメではわずかだが、亀仙人からセクハラされるのお色気的シーンも描かれた。
『アニメージュ』の女性キャラ人気投票で、ドラゴンボール(無印)ではチチが唯一ランクインした。当時の読者投稿コーナー等で、チチは男性ファンが多い事を編集部がコメントしている。(1989年)
[編集] 註
- ^ アニメ第32話では、ドラゴンボールを探し出そうと村を襲撃したレッドリボン軍のシルバー隊兵士も同様にこの攻撃方法で泣きながら倒している。
- ^ なお亀仙人は、このケガの手当てを巨大な絆創膏ひとつで済ませた。
- ^ ただし、牛魔王が悟空の育ての親・孫悟飯の弟弟子で、悟空自身も亀仙人の弟子となり、現在に至るきっかけとなる出会いでもあったので、幼少時のチチの事は悟空もよく覚えていた。
- ^ 初代声優の荘は後に「この台詞を言う際には心を込めていた」と語っている
- ^ アニメでは修行に向かう前に悟空とキス。
- ^ 悟空も生きてチチの元へ帰れない事を詫びる遺言を悟飯に託すなどチチを気遣う場面が見られる。アニメでは悟空はあの世から一日だけ帰ってきた時に、チチに会えた事を心から喜んでいる
- ^ 原作ではあっさり結婚したが、アニメでは悟空の勘違いをチチが知るシーンがあり、一瞬涙ぐむが悟空がそれでも結婚を承諾した事で喜びも大きかった
- ^ 1989年の週刊少年ジャンプの特集では約130。1990年のVジャンプの特集では137と明記され、「今や悟空の奥さんで、実力は亀仙人とほぼ互角」と解説あり。1997年の『ドラゴンボール大全集』では、紙面の都合でか省略されていたが、他のキャラが特集での数値を公式と表記されていたので、これがチチの公式戦闘力数値であることは間違いない。
- ^ ヤムチャとクリリンにしてもこの3年前は、この時のチチ同様に悟空と天津飯の動きには追いつけないレベルだった
- ^ チチがかめはめ波を使ったのは、当時デパートなどで開催されていたキャラクターショーでだが、これらのドラゴンボールシリーズの脚本はシリーズ構成の小山高生が、原作者の鳥山明からアニメ化に際してもらった各キャラの細かい設定メモを基に執筆していると、当時のドラゴンボールムック等でインタビュー証言している。
- ^ アニメのブウ編終了後カプセルコーポレーションで行われたパーティで空手の型に似たパフォーマンスを見せるが、現役を退いてから長期間経って準備無しにいきなり披露した事が災いしてぎっくり腰になり、チチは「やっぱ年には勝てねえだ」とコメントしていた。しかし、デンデやトランクスなどは、そのチチの一連の動きを見て「凄い!」と評価した。
- ^ 『ドラゴンボールZ』のデジタルリマスター・再編集版である『ドラゴンボールKAI 改』では、荘が担当していたパートを渡辺で録り直されている。
- ^ 超17号との対戦の悟空を加勢に行こうとした際に常人離れしたジャンプ力を見せ、その後の超一星龍と悟空との対戦を見届けに駆けつけた際にも、一星龍から悟飯たちと同様に巻き添えの強烈な攻撃を喰らうも死ぬには至らないタフネスぶりを見せた。

