ビーデル
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ビーデルは、漫画『ドラゴンボール』およびそれを原作としたアニメ『ドラゴンボールZ』、そしてアニメオリジナルの『ドラゴンボールGT』に登場する架空のキャラクターであり、作品後期における主要人物の1人。アニメ版の声優は皆口裕子。
初登場は原作では其之四百二十一「サタンシティのハイスクール」、アニメでは『ドラゴンボールZ』第200話「あれから7年! 今日から僕は高校生」。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
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[編集] 人物像
ミスター・サタンの娘。活発な性格で孫悟飯と同じオレンジスターハイスクールに通っている。父親を遥かに上回る格闘センスの持ち主であり、真面目で正義感も非常に強く、そのため、度々警察にも協力している。イレーザ曰く「趣味は正義の味方」。実力でも既にサタンを追い抜いているが、本人はそのことに気づいていない。第24回天下一武道会では、少年の部で優勝した経験も持つ。
気功波を撃てない等、他の戦士と比較すれば一般人に近い存在だが、悟飯に教わってから舞空術は使用できるようになった。またこのときの指導の中で悟飯に薦められ、髪型を登場当初の2つに括ったロングからショートへと変化させている。髪型を勧められた時は悟飯の好きな女の子のタイプの事だと思い、照れながらも喜んでいたが実際は武道家としてのアドバイスだったため激怒した。
非常に勘が冴えており、街に出没していた謎のヒーロー「グレートサイヤマン」や「金髪の戦士」の正体を悟飯と見抜いた他、孫という苗字から悟空と悟飯が親子だと言う予想も立てている(ただし、作中では苗字と名前が分かれていることは珍しいとの事)。悟飯の事はセルゲームの映像で見ているが、直接会ったのは悟飯が学校に入ってきたときが最初である。
好戦的な面もあり、強そうな相手には武道家として燃えるようである。悟飯を天下一武道会に強制参加させたのも「張り合いのある相手が欲しい」「チャンピオンの子供同士の対戦になったら面白い」という理由だった。アニメでもグレートサイヤマンの正体と同じくらい強さが気になると発言していた。
悟飯の母チチとは、初対面時は悟飯との関係を疑われ、気が強い者同士のためか悟飯も呆れるほどの口論を繰り広げたりと、お互い印象は悪かった。が、突然押しかけたにもかかわらず食事を用意してもらった時には礼を言ったり、チチの料理を美味しいと誉めたりと素直な面も出ている。チチが2人の交際を認めてからは初期のような険悪な関係は無くなり、アニメでは実の母娘のように仲が良い場面もある。父の悟空とは天下一武道会会場で初対面だったが、悟飯がスポポビッチに襲われた時に助けようと飛び出したビーデルを悟空が止め、不安がるビーデルを諭していた。悟飯が界王神界に居る間、地球上で気を感じられないために悟空をはじめ仲間の全員が悟飯の死亡を思う中、ビーデルは1人だけ生存を信じており、実際その通りだった事に悟空は感心しているようだった。この様な事があったからか、悟空は界王神界で悟飯と再会した時には、ビーデルの事を「おめぇ(悟飯)の彼女」と認識している。また、アニメや劇場版ではブルマを姉のように慕っている場面もある。
天下一武道会でスポポビッチに重症を負わされた件をきっかけに悟飯との関係が進展する。悟飯に介抱してもらった時に、サタンがいるにも関わらず悟飯にスポポビッチを倒してもらうよう願い、悟飯もそれに応えている。悟飯が仙豆を食べさせようとした時は、サタンと医者が妙な物を食べさせるなと猛反対したが、悟飯への信頼から迷わず口にした。
スポポビッチに徹底的に痛めつけられ、見かねた悟飯やアナウンサーが棄権を薦めても拒否する点を見ると物凄く負けず嫌いのようである。アニメではその部分が強調され、正体を知る前のグレートサイヤマンや、先に舞空術をマスターした悟天に激しい対抗意識を燃やしたり、舞空術が出来ない時やスポポビッチとの戦いでは悔し涙を流す場面もある。悟飯に対しても最初はライバル心剥き出しでつっかかっていたが、セルゲームの真実を知ってからは素直に実力差を認め(アニメでは「悔しいな」とつぶやいている)、サポート面に回っている。
父親のことは尊敬しており、アニメやゲームでは『ミスター・サタンの娘』である事を誇りに思っている台詞や場面もある。その為、アニメでは当初、サタンを軽く見ていた悟空やベジータやクリリンに対しては、文句を言っている。魔人ブウとサタンの関係をピッコロから聞いた時は素直に喜んでいた。が、調子に乗りやすい性格は不満に思っている様子(「親には苦労する」といった旨の発言をしたこともある)。また、悟飯と出会ってからは実力をやや疑問視するようになり、後にセルを本当に倒したのが誰であるかに気づくこととなった。また、それと前後して悟飯への恋愛感情を自覚する。上記にある通り、1人だけ悟飯の生存を信じていた他、アニメでは死亡後もあの世で悟飯を探すなど健気な面を見せ(ブルマ同様一般人であるため体は上半身のみの幽霊のような姿)、悟飯が戻ってきた時はチチ以上に泣いていた。
ブウ編から数年後に悟飯と結婚し、娘のパンを産む。この頃から活発な面がなりをひそめ、以前と比べると物静かな性格へと変わる。当初グレートサイヤマンの格好をしている悟飯の事をかっこ悪いなどと言っていたが、アニメではブウ編後に彼女自身もグレートサイヤマンとなり、悟飯同様ノリノリのポーズをとって「グレートサイヤマン2号」を名乗っていた。
美少女(劇中でクリリンも「結構かわいい」と言っており、アニメでは悟飯もその発言を受けて頷いている)の上に有名なチャンピオンの娘で、上記にある通り正義の味方をしているということもあってか、作中において男性ファンの多い描写がなされていた。だが父親と異なり、メディアへの露出はあまり好きではない様子。また、父親に「パパより強い男じゃなきゃダメ」ときつく言われていたため、悟飯以前には付き合った男はいない。悟飯の強さを知る前は「そんな(父親よりも強い)男の子なんているわけないのに」と諦め口調だったが、悟飯には上記の髪型の指摘にあるように意識していたり、「悟飯くんはいい線いってる」と話したりと、好意的な態度が出ている。が、(アニメでは)自分よりも弱いシャプナーから熱烈なアプローチを受けても全く眼中に無い様子だった。父の言いつけのためか、少なくとも自分と同じくらい強い異性でないと恋愛対象として見られなかったようである。劇場版『龍拳爆発~』では、悟飯の天然ボケに心底呆れ、気の強さで振り回したりしているものの、悟飯とは以心伝心のような場面もあり基本的に仲は良いようである。
ビーデルも悟飯も正義感が非常に強く、父親を尊敬しているので本質的には似た者同士ではあるが、性格は正反対のためか、劇場版で自殺騒動を起こした老人に対して悟飯が親身になって説得するのに対し、ビーデルは「さっさと飛び降りたら」と、わざと挑発する事で止めようとする等、行動が正反対になる時も多い。
- 身長157cm
- 体重47kg
- バスト87cm(Cカップ)
- ウエスト58cm
- ヒップ88cm
[編集] 年表
- エイジ757年 - 誕生。
- エイジ767年 - 第24回天下一武道会に出場し、少年の部で優勝。
- エイジ773年 - オレンジスターハイスクールに入学。
- エイジ774年4月7日 - 編入してきた悟飯と出会う。天下一武道会の事を教え、悟飯から気を教わり、舞空術を体得。
- エイジ774年 - 第25回天下一武道会に出場、一般の部で予選を通過。だが一回戦でバビディに操られたスポポビッチに敗れる。重傷を負い医務室に運ばれるも、仙豆によって回復。そして悟飯が「金色の戦士」である事、セルとの戦いの真実を知る。
- エイジ774年 - 天界で魔人ブウに菓子にされ、食べられて死亡。だがその後ドラゴンボールで生き返る。
- エイジ776年 - 父親のホテル完成記念のパーティに悟空たちを来させるように悟飯に頼む。戦闘には参加しない。
- エイジ778年 - 大学卒業後に悟飯と結婚。
- エイジ779年 - パンを出産。
[編集] 補足
名前の由来は鳥山曰く「デビル(悪魔)を女の子らしくもじった名前」とのこと。
『ドラゴンボール』では数少ない、戦闘シーンが存在する女性キャラクター。かなりタフな面も見られ、第25回天下一武道会ではスポポビッチの執拗な攻撃に長時間耐えている。また蹴りの威力は相手の首が(本来なら)折れるほど。
悟飯と同じく、左利きのキャラクターである。この事は、高校の野球の試合のシーンで分かる。
本編では強盗や天下一武道会の選手など、通常の人間との戦闘のみだが、劇場版では巨悪との戦いに巻き込まれたこともある。『危険なふたり!超戦士はねむれない』ではブロリーの攻撃を(「伝説のスーパーサイヤ人」としての本気をまだ出していない状態とはいえ)1度はかわし、その後攻撃を受けても死亡しないというシーンも登場している。『龍拳爆発!!悟空がやらねば誰がやる』ではヒルデガーンの攻撃を受けて、ビルの壁がへこむほどの衝撃を受けたにも関わらず他の戦士と同じくらいの怪我と気絶のみで済んでいる。
悟飯のレクチャーを受けてわずか数日で舞空術をマスターし、気を感じることもできるようになったことから武術家として非常に高度な素質を持っている。悟飯も「ただ者ではない」と実力を認め、悟空やクリリンも武道会の試合を見て感心するほどである。
鳥山自身は恋愛ものが苦手と発言しており、作中では突発的に成立しているカップルが多い中、ビーデルは最初はつっかかっていた悟飯に徐々に惹かれていく様子が描かれている。悟飯の方は、原作では『友達以上、恋人未満』の様子だが、アニメでは恋愛対象として意識している描写がある。
アニメや劇場版では亀仙人からセクハラの対象にされているが、触られる前に自分で亀仙人を殴ったり、悟飯がかばったりしたため、主要女性キャラクターではチチ同様全くと言っていいほど被害にあっていない。
アニメで声を担当した皆口によると「ビーデルはサタンが一番好きで、同い年で自分よりも強い人はいないと信じていたけれど、悟飯と出会ってからだんだんと考えが変わっていったと思う」とのこと。また、悟飯を「くん」付けで呼ぶのが、いかにも同級生という感じで面白かったという。ちなみに作中の男性キャラクターで結婚するとしたら「トランクスに傾くけれど、やっぱり悟飯くん。」と答えている。
[編集] ドラゴンボールGT
GTでは再び髪を伸ばしているようである。また、出会った当初は良くなかったチチとの関係も良好。
悟飯の事を「あなた」と呼び、声を担当した皆口の演技も加わり落ち着いた大人の女性の雰囲気を出していた。母となってからは、お転婆だった少女の頃の面影は鳴りを潜め、基本的にチチの抑え役にまわる事が多かった。ちなみにサタンの事は「パパ」、悟空の事は「お義父さん」と呼び分けしている。
現世と地獄が繋がって、復活した死んだ悪人たちが街で暴れている事を知り第46話で、自分も戦うつもりで久しぶりにグレートサイヤマン2号の衣装を着用し、体形が崩れていない事を自慢する場面がある。チチと一緒に戦いに行こうとした事から似た者同士であった事がわかる。
一星龍と最終決戦の際は、義父である悟空の最後の戦いを見届けるため一同と戦場に駆けつけた。最終話でサタンを夕食に誘い、家に帰ったのを最後に出番は終了。

