クロノ・トリガー

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クロノ・トリガー
Chrono Trigger
ジャンル ロールプレイングゲーム
対応機種 スーパーファミコン(SFC)
プレイステーション(PS)
開発元 SFC:スクウェア
PS:トーセ
発売元 SFC,PS,PS(Books):スクウェア
PS(UH):スクウェア・エニックス
人数 1人
メディア SFC:32Mbitロムカセット
PS:CD-ROM1枚
発売日 SFC:1995年3月11日
PS:1999年11月2日
PS(Books):2002年1月17日
PS(UH):2006年7月20日
価格 SFC:11,400円(税抜)
PS:4,800円(税抜)
PS(Books):2,500円(税抜)
PS(UH):1,500円(税抜)
対象年齢 PS(UH):CERO:A(全年齢対象)
売上本数 SFC:約203万本
その他 ※記号注釈
PS(Books):PS one Books
PS(UH):アルティメットヒッツ
  

クロノ・トリガー』 (Chrono Trigger) は、1995年3月11日に、スクウェア(現スクウェア・エニックス)から発売された日本スーパーファミコンゲームソフトジャンルロールプレイングゲーム。北米版の発売日は1995年8月11日

タイトルである「クロノ・トリガー」の内、「クロノ」はギリシア語で「時」、「トリガー」は英語で「引き金」を意味し、日本語にすると「時の引き金」になる。後にプレイステーション版が発売され、続編にあたる『クロノ・クロス』も製作された。

目次

[編集] スタッフ

[編集] ドリームプロジェクト

  • 坂口博信 - スーパーバイザー、エグゼクティブプロデューサー
    • システムやイベント等のアイデア考案はしているが、実質的な現場指揮は部長(当時)でもあるディレクターの北瀬佳範。
  • 鳥山明 - キャラクターデザイン
    • メインキャラやシーンイラストは鳥山によるものだが、サブキャラのイラストはVジャンプ側によるものが多い。
  • 堀井雄二 - スーパーバイザー、ストーリー原案

ファンの間ではビッグ3とも呼ばれる。ファイナルファンタジーシリーズ(以下、FFシリーズ)の坂口博信、ドラゴンクエストシリーズ(以下、ドラクエシリーズ)の鳥山明、堀井雄二が並ぶということで少年ジャンプやゲーム雑誌では大々的に取り上げられた。当時「ドラクエ」派と「FF」派に分かれていたゲームユーザーの耳目を一身に集めていた注目作。

シナリオ全体を統括しているのは加藤正人だが、光田康典の公式ホームページのインタビュー[1]にて「一番偉い人(注:プロジェクトの肩書き・会社の役職から坂口博信であろう)から、すべて堀井雄二によるシナリオ名義にするように指示されたが、北瀬・時田が止めに入ったおかげでストーリープランとして名が残った」と語った。実際に堀井雄二が担当した箇所はプロットの初期版に留まっており、キャラの台詞や舞台となる場所の情景・仕掛け・構造などについてはタッチしておらず、加藤正人が全体的に加筆・修正した後、多くのスタッフの手が加わっている。 尚、古代関連のシナリオ及びイベント、演出の制作は100%加藤正人によって行われており、鳥山明による古代のシーンイラストがないことからも初期プロットに存在しなかったことが窺える。

[編集] メインスタッフ

[編集] プレイステーション移植版

続編『クロノ・クロス』発売の2週間前である1999年11月2日に、プレイステーション移植版が発売された。2002年1月17日にはPS one Booksとして、2006年7月20日にはアルティメットヒッツとして廉価版が再発売となった。

基本的にはスーパーファミコン版と同じ内容だが、新しい要素が付加されている。

新作アニメーションムービー
タイトル画面および、重要な場面のいくつかでセルアニメが流れる。制作は東映アニメーションで、鳥山キャラを再現した本格的なもの。ただしSFC版のイベントに割り込む形でムービーが挿入されるため、ムービーと実際のゲーム中で、同じイベントを表現したものを二重に見ることになる。また、SFC版のオープニングデモはアニメーションによるオープニングムービーに差し替えられている。
エンディングのムービーでは続編『クロノ・クロス』につながる場面と、メインキャラクターのその後が描かれている。また、あるエンディングを見ると追加されるエンディングムービーは、『クロノ・クロス』の時間軸に分岐する伏線である。ただしムービーでは史実の様に淡々と出来事が表示されるのみで、『クロノ・クロス』の歴史が、本作による歴史変革で変わった未来が過去に影響を及ぼして生まれたという、無数の未来の可能性のひとつでしかない事がフォローされていない。
おまけ
音楽、ムービー、一部の公式イラストやセル画、モンスターや技の詳細データ、アイテムの効果や入手場所のマップデータなどが見られる資料室。見たエンディングの種類に応じて少しずつ解禁されていく。

この他、一部の台詞や演出が変更されていたり、一部のバグが修正されていたりなど細かい変更点もある。

PS版ではCD-ROM読み込みのため、SFC版よりも処理がかなり遅くなっている。また音源がSFC版と違うため、音楽や効果音などの音質がSFC版と比べ若干変質している(PS移植版『ファイナルファンタジーV』なども同様)。

SFC版よりも欠点が目立つが、PS版には上記アニメーションムービーなどの追加要素のほか、ゲームデータのセーブをメモリーカードによって行うため(1ブロック使用)、3箇所しかセーブする場所の無かったSFC版とは違いセーブデータ保存数に実質限界がない、といった利点もある。

また、非公認ではあるが、PS版のCD-ROM内にはSFC版のロムカセットのデータがそのまま納められているので(ルートディレクトリにあるRom.bin)、再生用の機器(書き換え可能なSFC用ロムカートリッジと書き込み機器)もしくはソフトウェア(SFC・SNESのロムデータに対応したエミュレータ)があればSFC版としてプレイ可能になっている。

[編集] 非公式リメイク版

ファンによる非公式のリメイクとして "Chrono Trigger: Resurrection" の製作が進められていたが、2004年9月6日に製作停止が発表された。これは、『クロノ・トリガー』の著作権を持つスクウェア・エニックスに製作の中止を求められたためと発表されている[1]

[編集] システム

基本的なシステムはファイナルファンタジーシリーズ(以下、FFシリーズ)のそれに近いが、以下のような相違点もある。

  • 装備は武器・兜・鎧・アクセサリーの4つで、基本的にどのスロットも装備を外すことはできない。新しい装備品に変更する際には、必ず既存の装備と入れ替えて装備する事になる。ただし特定のイベント中だけ装備一切が盗まれている時があり、この時は強制的に外される。また、裏技を使用する事で意図的に外すことも出来る。
  • 移動はそれまでのFFシリーズのようなキャラクタ単位ではなく8方向へのフリー移動となっている。また、一部を除き一般の会話中でもメッセージが表示されている途中でキャラクターを移動させる事ができる。
    • この「会話中にも自由に動ける」システムは開発段階では「エーテルシステム」と呼ばれ、どう動いたかによってゲーム展開が変わるという仕様も発表されたが、製品版ではただ動けるだけの無意味なものとなってしまった。序盤のマールの行動などにその片鱗がわずかに残されている。
  • エンカウントはシンボルエンカウント(敵にある程度接近すると戦闘に突入)とゾーンエンカウント(一定のエリアを通過しようとすると茂みなどから敵が出てくる)。フィールドの移動と戦闘の場面は分けられているが、両者の間で画面の切り替わりがないシームレスバトル。
  • 戦闘メンバーが覚えている技の組み合わせによっては、連携技を使用することができる。連携技には2人技と3人技があり、3人技は基本的にはクロノ+他のメンバー2名だが、クロノのいない組み合わせでも、特定のアクセサリーを装備する事で発動可能なものがある。
  • 主な属性は「火」「水」「天」「冥」の4つ。ただしこの他にも無属性攻撃や、「?属性」という物が存在する。
    • 火 - FFシリーズにおける火属性と同じ。
    • 水 - FFシリーズにおける水・冷気属性。
    • 天 - FFシリーズにおいて風・雷・聖に属するもの。
    • 冥 - FFシリーズにおける属性で言えば闇。異なる属性を組み合わせた連携技の属性もこの属性になる(同属及び無属性との組み合わせについては属性の変化はない)。

[編集] ATB Ver.2

本作のバトルシステムは、FFシリーズのATB (Active Time Battle) を拡張したATB Ver.2となっている。Ver.2での追加要素には以下のような物がある。

  • 敵キャラクターはバトル中常に移動しており、行動後に元の位置に戻ろうとする者もいる。戻らない場合もあるが、その場合も接近しているキャラクターにそのまま攻撃し続けるわけではない。
  • 技の効果範囲には以下のような設定がされており、使用するタイミングによってヒットする敵の数が異なる事もある。
    • 単体 - 通常の単体攻撃。ターゲットを1体選び、それに対して効果を発揮する。多くの技がこの効果範囲に該当する。
    • 全体 - 通常の全体攻撃。こちらも多くの技で見られる。
    • 直線 - 使用者とターゲットを結ぶ直線上の敵にダメージ。ターゲットより後ろにも貫通する。クロノの「かまいたち」などに設定されている効果範囲。
    • 線分 - 使用者とターゲットの間にいる敵を巻き込むことができるが、ターゲットより後ろの敵にはヒットしない。ルッカの「かえんほうしゃ」などが該当。
    • 横直線 - ターゲットとY座標が近い敵全員にヒットする。連携技「ハヤブサぎり」などが該当。
    • 円範囲 - ターゲットを中心に一定距離内の敵キャラにもヒットする。ルッカの「ナパームボム」などが該当。
    • 自分中心円範囲 - 使用者を中心に一定距離内の敵キャラにヒットする。ロボの「サークルボム」などが該当。

[編集] つよくてニューゲーム

つよくてニューゲーム」とは、SFC版では「黒の夢」を攻略後にセーブし(クエストタイトルは『星の夢の終わりに』)、ゲームクリアをする事で現れるモード。PS版ではクリアを記録したシステムデータがスロット中のメモリーカードに存在すると、セーブデータをロードする際に選択できるようになる。

このモードでは任意にセーブデータを選んで、そのセーブデータのレベル・技能・アイテムを引き継いだままゲームの最初から新しく始めることが出来る。ただし一部の重要イベントアイテム(グランドリオンなど)は引き継ぐ事ができない。

また、このモードでは特定のイベント中以外は基本的にいつでもラストボスに挑むことが出来る。よって、開始直後にクロノ1人でラスボスに挑むことも可能である。エンディングはマルチイベント発生前(クロノ離脱前)までに10種類あり、イベントの進行度や特定条件によって見られるエンディングが変わる(また、マルチイベント発生後のエンディングも、プレイヤーの行動によって内容が細かく変化する)。なお、PS版ではシステムファイルに見たエンディングの履歴を蓄積することで、「おまけ」の内容が充実していく。


注意以降の記述で物語に関する核心部分が明かされています。 [記述をスキップ]


[編集] 世界設定

主人公達は過去・現在・未来にわたり、時間を越えて冒険をする。冒険の舞台となる時代は5つあり、その数だけワールドマップが用意されている。また、過去での行動によりワールドマップなどに変化が発生するケースもある。

次に、各時代の特色を紹介する。なお、A.D.1年はガルディア王国の成立年に一致している。

原始 (B.C.65,000,000)
原始の世界では、猿から進化した人間と、恐竜から進化した恐竜人が互いに、次の時代への生き残りを賭けて争っている。人間たちは竪穴式住居を築き小集落を形成している一方、恐竜人たちはコロニーに大集落を作り上げている。また人間たちは、恐竜人と戦う「イオカ族」と、恐竜人を恐れて森に隠れ住む「ラルバ族」の2つに分かれている。各地で火山が噴出し、その合間に平野とジャングルがある。
古代 (B.C.12,000)
古代は、雪と氷に覆われた極寒の世界であり、現代では失われた魔法が使われていた時代である。陸地はわずかに残るばかりで、地表のほとんどは海に占められている。魔法の能力を持つか否かで人は2つの階層に分かたれている。魔法を使うことが出来ない人間は、厳しい環境の中ひっそりした生活を強いられている。一方魔法を使うことが出来る人間は、浮遊大陸に魔法によって支配される王国を築き、常に魔術を磨いていた。
中世 (A.D.600)
中世は、剣と魔法の世界。魔王がモンスターの軍を率いて、世界の征服に乗り出す。人間側の唯一の希望である勇者サイラスは少年グレンと共に魔王討伐を志すが、サイラスは敗れ、人々は絶望の淵に立たされていた。
現代 (A.D.1,000)
ガルディア王国の千年祭を祝う平和に酔いしれる現代。王国に住む少年クロノは、祭りの会場で一人の少女と出会う。その後、少女ルッカが発明したテレポッドという転送装置がきっかけとなり、遥かなる時間を巡る冒険に旅立つことになる。
世界崩壊 (A.D.1,999)
A.D.1999年、ラヴォスの日1時24分、ラヴォスが地上に姿を現すことにより、地球は死の星となる。
未来 (A.D.2,300)
人々は地上に残るシェルターでわずかに生き長らえていた。廃墟の街には暴走した機械やミュータントであふれ、人々に牙を向く。自分達の世界の結末を変えるために、クロノ達は決意する。
時の最果て(∞)
全ての時代に通じていてどの時代にも属さない時空を越えた謎の場所。物語を進める上でクロノたちの拠点となる。

[編集] ストーリー

クロノたちは偶然の事故から時間を移動する手段を発見し、時を越えて様々な時代を行き来する中で、自分達に降りかかる問題を解決していく。やがて荒廃した時代に行き着いた主人公達は、そこが謎の生命体「ラヴォス」によって滅亡した自分たちの未来であることを知る。主人公達は失意に陥るものの諦めず、ラヴォスの出現した原因を突き止めて未来を救おうと決意する。

時代を巡るうちに、ラヴォスとは、中世時代の魔王が人類殲滅のために創造した存在であることが判明する。魔王に対抗できる勇者の力を目覚めさせ、魔王を倒すことは出来たものの、実際は魔王はラヴォスを創造したのではなく時空の彼方から召喚したに過ぎず、またもやラヴォスの正体は霧の向こうに消える。次に行き着いた原始時代では、恐竜人と原始人の生存を掛けた戦いが行われていた。クロノたちの活躍により、戦いは原始人の勝利で終わる。

しかしその時、天に輝く赤い星が近づいてくる。そこで原始人であるエイラのつぶやいた言葉「ラヴォス」にクロノたちは驚愕する。「ラヴォス」とは原始人の言葉で「巨大な火」の意味。別の惑星から地球へやってきた異星知性体、それがラヴォスだったのだ。クロノたちは、人々が魔法を利用していた時代におもむき、ラヴォスの力を手に入れんとする者の野望を止めようとする。しかしラヴォスの力は強大無比で、戦いの中でクロノが消滅してしまう。悲しみに暮れる仲間たちであったが、時の賢者ハッシュが持っていた「時の卵」クロノトリガーの力を借り、クロノは仲間達の元に戻ることに成功する。

そしてクロノたちは、ラヴォスとの最終決戦に挑む。

[編集] マルチイベント

ゲームクリアに際して、以下のイベントをこなすかどうかはプレイヤーの任意で決められる。マルチイベントをクリアするとエンディングに若干の変化が現れる。

  • B.C.12,000年で、女王の言いつけにより苗木を燃やすべきか悩むジールの住民に、苗木を残すように言うと、その苗木が代々受け継がれていく。A.D.600年にこの苗木を植え砂漠を緑あふれる森に変えようとする者がいるが、地底砂漠に巣くうモンスター・メルフィックのため木を植えてもすぐに枯れてしまう。モンスター退治後、木は植えられるが、砂漠を緑に変えるには数百年の時間と多くの人手が必要になる。そこで数百年間停止せずに働けるロボが志願、A.D.1,000年における砂漠が大森林となり「フィオナ神殿」が建つ。フィオナ神殿で停止した状態で祀られていたロボを回収し森でこれまでのことを回想する。ロボは数百年の間に推測した話として、タイムゲートはラヴォスの力によってのみ生まれるものではなく、死に逝く者の走馬灯や夢のようなものなのではないかと語る。皆が寝静まった後、眠れずにふと一人歩き回っていたルッカの目の前に、かつてルッカの母ララが遭遇した事故の現場にタイムスリップするゲートが現れる。
  • B.C.12,000年の浮遊大陸と共に海に沈んだ太陽神殿が、A.D.1,999年のラヴォスの地上出現で起こった地殻変動により、A.D.2,300年の地表に現れている。太陽石は1万年以上の歳月の中で魔物と化しており、戦いに勝つと太陽石に戻るが、蓄えていた太陽エネルギーを失い暗黒石となっていた。そのため、再び長い年月をかけて日光を照射し、太陽石としての力を取り戻させようとする。途中、安置場所から何者かに持ち去られるが、ある町で強欲な男が隠し持っているのを発見し、回収後再び安置する。
  • A.D.600年、廃墟となった魔王城の近くに、ビネガー達は新たな居城「ビネガーの館」を構え、魔族の新たなリーダーとして居座っていた。ビネガー、マヨネー、ソイソーとの最終決戦に挑む。
  • A.D.600年の世界で、冒険家トマは虹色の貝殻のありかを発見していた。そこはB.C.65,000,000年のラヴォス墜落で地中に埋もれたティラン城の遺跡「巨人のツメ」であった。遺跡の奥で発見された虹色の貝殻はそのまま中世の王城の宝物庫に納められる。A.D.1,000年、大臣の策略によりガルディア33世が王家の家宝である「虹色の貝殻」を売り払ったとして裁判にかけられる。マールは父を救うために現在も宝物庫に貝殻があることを証明し大臣の陰謀を暴き、父との和解を果たす。
  • かつて魔王に敗れ亡くなった勇者サイラスは、その無念から成仏できないでいた。カエルは彼の墓前に赴き、そこで自らの迷いを払拭しグランドリオンの真の力を引き出す心の強さを得る。
  • A.D.2,300年、ロボ達Rシリーズの製造工場の中枢マザーブレーンが「ジェノサイドーム」で地球上の人間を一掃する計画を実行しようとしていた。ロボは自らの創造主であるマザーブレーンに戦いを挑み、Rシリーズの姉妹機であるアトロポスとの辛い戦いを経て、マザーブレーンを打ち倒す。
  • 時を超え全ての時代の宙に浮かぶ海底神殿"黒の夢"、その奥には壊れた魔神器、そしてラヴォスの力を取り込んだジールがいた。ジールの力で蘇り襲いかかる魔神器、ラヴォスの力で変身したジールと戦い、これを倒す。ジールはその身と黒の夢をラヴォスに捧げてAD1,999年のラヴォスの日へと時空を繋げる。

[編集] キャラクター

括弧内は英語版での名前。

[編集] プレイヤーキャラクター

クロノ (Crono)
物語の主人公。17歳。日本刀を武器に使う少年(モップなど一部例外アリ)。ドラゴンクエストシリーズなどの主人公と同様、セリフは一切喋らないが、特定のエンディングで唯一のセリフが用意されている。逆立った赤茶色の髪とハチマキがトレードマーク。公式イラストではほとんどの場合左手で刀を持っている。最初はパーティから外すことができない。
属性は
マール (Marle)
クロノが千年祭会場で出会った少女。16歳。武器はボウガンもしくは。A.D.1,000年のガルディア王国の王女であり、本名はマールディア。天真爛漫でおてんばな性格。
属性は、その中でも系の魔法を主に使う(名前はアイスとなっているが、FFシリーズの魔法で言えばブリザド)。とはいえ威力はさほど高くなく、回復魔法・蘇生魔法・補助魔法に優れているため、どちらかといえば回復系や補助系の魔法を中心に担うキャラクターである。
ルッカ (Lucca)
クロノの幼馴染の少女。19歳。大の発明好きで、自分の才能に強い自信を持っている。機械ロボットを作ったり直すのが趣味で、彼女の開発したテレポッド(転移装置)から事件は始まる。ガン()を武器として使う。その髪型や紫色の髪と眼鏡から、Vジャンプの表紙で『Dr.スランプ』の則巻アラレがコスプレしていたこともある。『クロノ・クロス』では「ルッカ・アシュティア」というフルネームが設定されている。10年前の母・ララの悲劇を止められなかった自分を責め、それ以後、機械に興味を持つようになる(イベント次第で、この悲しい過去を変えることが可能)
属性は
ロボ (Robo)
未来の「プロメテドーム」で壊れかけたまま放置されていたが、ルッカが修理し仲間となったロボット。レーザー等の内蔵武器を除けば、素手での打撃や体当たりを主体とするが、アーム()の部分が換装可能である。未来での本名(コードネーム)は「プロメテス」だが、クロノの助言を受けたマールが勝手に「ロボ」と名付けてしまった。製造番号はR-66Y。
ロボットのため属性はないが、スペッキオによるとレーザーなどの武器が冥攻撃によく似ているらしい。天属性の魔法攻撃も可。
カエル (Frog)
中世ガルディア王国の騎士。武器は西洋の。ガルディア王国前騎士団長であった親友サイラスの遺志を継ぎ、伝説の剣グランドリオンを手に戦う。元はグレンという名の人間だったが、魔王の呪いによりカエルの姿となってしまい、それ以来正体を隠してリーネ王妃を影から守っていた。古代で魔王が死んだ場合にはエンディングで人間の姿に戻る。また、PS版のエンディングムービーでは魔王が倒されたか否かに関係なく人間の姿で登場する。
属性はマールと同じく水だが、攻撃魔法は水の力を使うウォーター系。
エイラ (Ayla)
原始時代の集落"イオカ村"の長。24歳。パワフルでセクシーな女性。強い者を好む。公式イラストでは棍棒らしき物を持っているものの、実際のゲーム中では武器を装備せずに、パンチキック・噛み付きなどの肉弾戦を得意とする。ストーリー中、マールの先祖であるらしいことが示唆される。
ゲームシステム的には、武器は装備変更できず「こぶし」で固定されているが、レベルアップをする事でこの「こぶし」は、段階的に同名だがクリティカル率が高い「こぶし」にレベル24とレベル48に変化し、更にレベル73まで上がるとクリティカル率も更に上昇して混乱の追加効果がある「てっけん」、そしてレベル96になるとクリティカル率は初期の「こぶし」よりも低くなってしまうもののクリティカル時には9999ダメージが出る「ごうけん」へと変化する。ただし変化タイミングはレベルアップした瞬間ではない。なお、裏技を使用する事でアイテムとして入手する事もできる。なお、攻略本には「てっけん」はLV72、「ごうけん」はLV97と記載されているが、間違いである。
魔法が栄える以前の生まれのため、属性は無属性。
名前は『大地の子エイラ』に由来している。
魔王 (Magus)
中世ガルディア王国の平和を脅かす魔族を統べる存在。後世では「ラヴォスを生み出して世界を滅ぼそうとした」と伝えられているが、実は古代ジール王国の王子ジャキであり、自らの手で倒すためにラヴォスを目覚めさせようとしていた。を武器とする。
属性は冥だが、天・火・水・冥の4種すべての魔法を使うことが可能。
唯一デフォルトの名前が漢字のキャラクターであり、"魔"がゲーム中で小さい文字として表示される時、广+マの字になる。

プレイヤーキャラクターに関して言えば、これらはデフォルトの名前であり、5文字までなら自由に名前を変えることができる。また、タイムマシンである「シルバード」の名前も同様に変更可能。ただし漢字を使うことはできないため、魔王だけは一度名前を変えると通常の方法では元に戻せなくなる。「つよくてニューゲーム」を行った場合、全ての名前はデフォルトに戻される。名前を変えた場合、エイラがクロノを呼ぶ名前は先頭の2文字、マールの本名は前3文字+ディア、魔王軍の名前は名前+軍に変わる。

[編集] 現代のキャラクター

ガルディア33世
現代のガルディア国王。マールの父。真面目で融通が利かないところがあるが、マールのことは自分なりに心配している。
アリーチェ
ガルディア王妃でマールの母。故人。
ボッシュ (Melchior)
千年祭で武器を売っていた鍛冶屋。実は古代ジール王国3賢者の1人で、ジール王国では"命の賢者"と呼ばれていた。
タバン
ルッカの父で、同じく発明家。強力な武器や防具を造ってルッカを助ける。
ララ
ルッカの母。発明には無関心。10年前にある事故に巻き込まれ、両足の自由を失ってしまう。それがルッカの進む道に影響を及ぼす。なお、英語版では名前の綴りが「Lara」だが日本語版では「Lala」で、彼女の名前の綴りがあるイベントに影響をもたらす。
ジナ
クロノの母。クロノ達の旅の行方より飼い猫の世話に関心がある。動じない性格でカエルやロボ、魔王等の仲間を見ても常にマイペースで接する。
ノルシュティン・ベッケラー
顔と手しかない謎の人物。千年祭にてテントを張り、「ノルシュティン・ベッケラーの実験小屋」と称して3種類のミニゲームを行っている。『ファイナルファンタジーVI』からゲストとしてビッグス&ウェッジが新たな仲間ピエットと共に登場するほか、景品としてもらえるドッペル君(人形)は後に重要な役割を果たす。
ビネガー8世
中世のビネガー(後述)の子孫。魔物の村メディーナで村長をしているが、クロノ達が中世の歴史を変えることにより立場が変化する。

[編集] 中世のキャラクター

ガルディア21世
A.D.600年の時点でのガルディア国王。
リーネ (Leene)
A.D.600年のガルディア王妃。年齢よりも若く見え、マールとそっくり。
サイラス (Cyrus)
中世ガルディア王国の前騎士団長。必殺技はニルヴァーナ・スラッシュ。グランとリオンに挑んでグランドリオンを入手、化け蛙ゴールデンフロッグを退治して勇者バッジを取り戻した。10年前、伝説の剣グランドリオンを携え親友のグレンと共にデナドロ山で魔王に闘いを挑んだが、力及ばず敗死。魔族が『北の廃墟』に彼を冒涜する墓を造って葬った。
ビネガー (Ozzie)
魔王軍の将軍の1人。狡猾な罠を駆使する軍事参謀。だが、逃げてばかり。身を守る事に非常に長けている。名前の由来はの英語「ビネガー」。
マヨネー (Flea)
魔王軍の将軍の1人。外見は美しく巨乳だが実はオカマ。肩書きは"空魔士"で、その名の通り空間全体に効果をもたらす魔法を得意とする。「トキメキ熱視線」という、投げキスで相手を自分にメロメロに洗脳する技も持つが、マヨネー自身は魔王を慕う。名前の由来はマヨネーズ
ソイソー (Slash)
魔王軍の将軍の1人。青色の皮膚を持つ。正々堂々の勝負を重んじる剣士。"外法剣士"の肩書きで呼ばれており、魔法に頼らず己の剣術の腕のみで戦う。名前の由来は醤油の英語「ソイソース」。
タータ
ひょんな事から勇者バッジを拾ってしまった少年。それが原因で勇者として崇められることに。
トマ
虹色の貝殻を求めて旅をする冒険家。酒が大好き。A.D.1000年のチョラスの街の酒場には彼の子孫のトマ13世がいる。
フィオナ
戦争で砂漠化した森を蘇らそうとする壮大な計画を抱く女性。魔王との戦いに出た夫のマルコの帰りを一人待っている。
魔王のしもべ
マノリア修道院や魔王城に巣くう、魔王城の戦闘員。
バンタ
タバンとルッカの祖先。才色兼備の娘を欲しがっていた(後に、時代は違うが子孫のルッカとして叶う事になる)。
グランとリオン (Masa and Mune)
グランドリオンに古代より宿りし精霊の兄弟。赤い石で作られたナイフに込められたボッシュの希望が生命を得たもの。

ビネガー達三人を指す名称として「魔王3大将軍」がある(ビネガー本人が自称)。この他に「三魔騎士」という呼び名もあるが、ゲーム本編のテキストには登場せず、攻略本『クロノ・トリガー ザ・パーフェクト』や続編の『クロノ・クロス』で確認できる名称になっている。

[編集] 未来のキャラクター

ガッシュ (Belthasar)
廃墟のドームでヌゥ(名前は「謎の物体」と表記される)と共に暮らし、死の山について研究している。タイムマシン「シルバード」の開発者。実は古代ジール王国3賢者の1人、"理の賢者"。物語が進むと死亡し、ヌゥに自らの頭脳を移植する。
ドン
アリスドームの長。ラヴォスが覚醒したA.D.1,999年の情報センター長の末裔であり、ガルディア王家の血を引く。クロノ達と出会い、生への希望を得る。
ジョニー
32号廃墟にいる暴走ロボ軍団を率いているバイク型ロボット。スピードに全てをかけている。クロノ達とバイクレースで勝負をすることになる。
アトロポス
ロボ(プロメテス)と同じRシリーズのロボット。色はピンク系で、女性的な外見・性格を持つ。人間に例えるとロボの兄弟姉妹のような存在。
マザーブレーン
ロボや同型ロボットを生み出した工場の中枢コンピュータ。人間が居ては世界の復興は無理と考え、残酷な計画を実行しようとする。

[編集] 原始時代のキャラクター

キーノ
エイラに好意を抱く青年。幼い頃に不思議山で拾われ、後にエイラの後を継ぎイオカ村の酋長となる。当初は嫉妬心からクロノ達をよく思わず、ゲートホルダーを盗み出したりもした。後のガルディア王家の祖先に当たる。
ラルバ村の人々
エイラ達のイオカ村と異なり、恐竜人との戦いを避けて逃げた人達が隠れ住んでいる村。空を飛ぶ巨大な生き物"プテラン"の世話をしている。
アザーラ
原始の人間と敵対する恐竜人のリーダー。高い知能を持ち、超能力が使える。配下としてニズベール、ブラックティラノなどを従えている。人間を「サル共」と呼ぶ。
ニズベール
怪力を誇る恐竜人。他の恐竜人と違い雷系の攻撃を受けるとそれを蓄電し放出できる。
ブラックティラノ
かなり大型の恐竜。強力な火炎をはいて攻撃する。クロノたちに倒されてから数千万年後のAD.600には同種と思われる錆色の恐竜「ルストティラノ」が登場する。

[編集] 古代のキャラクター

ジール (Queen Zeal)
ジール王国の女王(女王の名前が国名になっている)。かつては優しい性格だったがラヴォスの力に魅入られて精神を病んでしまい、ラヴォスを絶対的な神と崇めて永遠の命の野望を抱く。
サラ (Schala)
ジール王国の王女。母であるジールをも凌ぐ強大な魔力を持ち、ジールに利用される。三賢者が失踪した後のジール王国で、魔神器を操作できるほどの魔力の持ち主はサラしかいなかった。心優しく、魔力を持たない地上の民の元へも何度か足を運んでいる。
ジャキ (Janus)
ジール王国の王子。ラヴォスの力に魅せられ変貌していく母に激しい憎しみを抱き、その行為に対し不吉な予感を訴える。姉と愛猫のアルファド以外には心を閉ざしている。王家の血筋ながら全く魔力を持たないと言われていたが、実際にはサラすらも凌ぐ絶大な魔力を秘めている。心と一緒に自ら封印していただけであった。
後にゲートによって中世へ飛ばされ、魔王と呼ばれるようになる。
ダルトン (Dalton)
ジール女王の側近の1人だが、クロノ達の前では利己的な本性を表す。予言者の登場により左遷されている。絶望的にネーミングセンスが悪い。ジール王国崩壊後にダルトン王国を建設しようとするが、パーティとの戦いで異次元に飛ばされる。人遣いが荒く、部下達にも慕われていなかった。
予言者
ジール王国に現れた謎の男。未来の出来事を確実に予言し、女王に取り入って三賢者を排斥し海底神殿の建設を進める。正体は中世から戻ってきたジャキ(=魔王)。
ボッシュ (Melchior)
三賢者のひとり、命の賢者。強力な魔力を持つ。ドリストーンを加工する技術を唯一持っており、三賢者による魔神器建造計画のリーダーだった。魔神器ができる前に用いられていた太陽石や虹の貝殻の加工技術も、今ではボッシュ以外に伝えるものは居なくなっている。魔王が体験した歴史ではボッシュが赤きナイフで魔神器を破壊してラヴォスが現れるに至らなかったため、予言者の進言で嘆きの山に幽閉されている。後に現代へと飛ばされる。
ハッシュ (Gaspar)
三賢者のひとり、時の賢者。強力な魔力を持つ。予言者の登場により身を隠し、地上の離れ小島で『時の卵』について研究している。後に時の最果てに飛ばされる。
ガッシュ (Belthasar)
三賢者のひとり、理の賢者。強力な魔力を持つ。ジール王国の街、黒鳥号、海底神殿、シルバードの設計者。予言者の登場により身を隠している。後に未来に飛ばされる。
ドリーン
赤い石に宿る精霊。グランとリオンの姉。

[編集] その他のキャラクター

ハッシュ (Gaspar)
時の最果てに1人たたずむ老人。その正体は古代ジール王国3賢者の1人、"時の賢者"。
スペッキオ
時の最果てに住む戦の神。クロノ達の資質を見抜き、魔法を使えるようにする。スペッキオは鏡の意味で、強い者には恐ろしい姿、弱い者には弱そうな姿に見える。先頭キャラクターのレベルに応じて、原始ガエル型・マモ型・オウガン型・ギア型・グランとリオン型・ヌゥ型の6段階に姿と強さが変わっていく。
ヌゥ (Nu)
原始から未来まであらゆる時代に存在している、謎の生物。
ラヴォス (Lavos)
原始時代に宇宙より飛来した謎の巨大生物。

以上で物語に関する核心部分の記述は終わりです。


[編集] サテラビュー

BSアナログ放送サテラビューで、以下の4つのソフトが配信されていた。

クロノ・トリガー ジェットバイクスペシャル
本編中のミニゲーム、ジェットバイクだけを独立させたソフト。
クロノ・トリガー キャラクターライブラリー
味方、敵のキャラクターの詳細が載っているデータ集。
クロノ・トリガー ミュージックライブラリー
ゲーム中の音楽が聴けるデータ集、中身はオリジナルサントラとほぼ同一で、ゲーム未使用曲の2曲もサントラ同様に収録されている。ただし曲名は「風の憧憬」がライブラリ内の表示では「風の憧れ」になっている。
ラジカル・ドリーマーズ -盗めない宝石-
サウンドノベル形式のゲーム。複数あるストーリーの中の1つがクロノ・トリガーの続編で、「クロノ・クロス」の元になった。

[編集] 関連作品

ゲーム攻略本
  • 『クロノ・トリガー ザ・パーフェクト』 集英社(Vジャンプブックス ゲームシリーズ)、1995年6月、雑誌コード 67301-25
    • スーパーファミコン版の攻略本。
  • 『クロノ・トリガー ザ・コンプリート』 集英社
    • プレイステーション版の攻略本。
コミック
楽譜
  • 『楽しいバイエル併用 クロノトリガー OROGINAL SOUND VERSION』 ドレミ楽譜出版社
    • 易しめのピアノ用アレンジされた楽譜。
  • 『エレクトーンで弾く クロノトリガー』 ヤマハミュージックメディア
音楽CD
  • 『クロノ・トリガー オリジナル・サウンド・バージョン』(1995年、NTT出版/プライエイド・レコーズ)
    • クロノトリガーの全曲と未使用曲2曲を収録した3枚組。
  • 『クロノ・トリガー ザ・ブリンク・オブ・タイム』 (1995年、NTT出版/プライエイド・レコーズ)
    • アレンジバージョン。アレンジは光田康典GUIDO(畑浩史、大槻”KALTA”英宣)による。
  • 『クロノ・トリガー オリジナル・サウンドトラック』(1999年、デジキューブ→スクウェア・エニックス/SMD)
    • ゲーム中よりピックアップ22曲(PS音源のもの)とPS版バージョンのムービー8曲を収録。
  • 『オーケストラによるゲーム音楽コンサート5-ライヴ・ベスト・コレクション-』
    • 様々なゲームの曲をオーケストラアレンジして実際に演奏したものを収録。「クロノ・トリガーのテーマ」の編曲は小野崎孝輔

[編集] 時空冒険 ぬうまもんじゃ〜

1996年7月31日に、Vジャンプフェスティバル'96にてアニメ化されて上映された。月刊Vジャンプで連載されていた漫画『時空冒険ヌウマモンジャー』をベースとしたギャグアニメ作品。

なお、劇中冒頭のタイトル表示は漫画と同じくカタカナで『時空冒険ヌウマモンジャー』だが、Production I.Gによる作品名表記はひらがなで『時空冒険 ぬうまもんじゃ〜』となっている。

[編集] キャスト

[編集] 脚注

[編集] 関連項目