ラディッツ
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ラディッツは、鳥山明の漫画『ドラゴンボール』およびアニメ『ドラゴンボールZ』『ドラゴンボールGT』に登場したキャラクターである。アニメでの声優は千葉繁。
原作では其之百九十五「謎の異星人戦士」で、アニメでは『ドラゴンボールZ』第1話「ミニ悟空はおぼっちゃま! ボク悟飯です」で初登場した。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
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[編集] キャラクター概要
宇宙最強の戦闘民族サイヤ人の戦士であり、孫悟空の実兄。実の弟の子供を人質に取って地球人100人を殺すよう要求したり、自身が窮地に陥ると命乞いや騙し討ちを試みるなど、冷酷にして卑劣な性格の持ち主である[1]。ベジータと同じM字の剃りこみがあり、自分の足元まで伸びている長い髪が特徴。エイジ737年の惑星ベジータ消滅の際は、他の星を侵略していたため命拾いし、ベジータ、ナッパ、カカロット(孫悟空)とともに数少ないサイヤ人の生き残りとなった。
名前の由来は二十日大根のラディッシュから。
[編集] ストーリーへの絡み
エイジ761年、ベジータ、ナッパとともに惑星シャーツを3日で滅ぼした後、次の惑星を攻めることになったが、苦戦が予想されたため、地球に降り立った。そこで悟空の息子である孫悟飯を人質とし、悟空に仲間に加わるよう要求して立ち去る。
[編集] 強さ
その後、悟空・ピッコロという呉越同舟の状態で組まれた当時の地球最強コンビと戦うことになるが、ラディッツは、ピッコロと悟空の2人がかりでも全く相手にならないほどの圧倒的な強さを見せつけた。一方で、スカウターが示す2人の戦闘力数値を見て、戦闘力を変化させた悟空やピッコロには大きく驚いていた。これが、ラディッツの敗北の原因の1つとなった。
ピッコロが新たに習得した必殺技・魔貫光殺砲を紙一重で避けるが、その瞬間にサイヤ人の弱点である尻尾を悟空に掴まれて力を失う。しかし、言葉巧みに悟空を騙して尻尾から手を離させると、悟空を殴り飛ばして痛めつける。そのとき、父の危機に激しい怒りを見せた悟飯が、怒りに任せて強烈な頭突きをラディッツに喰らわせた。これにより、ラディッツは大ダメージを受け、戦闘力が大幅に低下した。悟飯を弾き飛ばして殺そうとしたところで悟空に羽交い絞めにされ、ピッコロが再び発動した魔貫光殺砲によって、悟空もろとも腹部を貫かれた。その後、2人にベジータとナッパ(自分よりも遥かに強い2人のサイヤ人と表現していた)が1年後にやってくることを告白し、嘲り笑いながらもピッコロに止めを刺され、死亡した。
残りのサイヤ人であるナッパとベジータは、ラディッツの戦闘力1500に対し、それぞれ4000、18000という遥かに高い戦闘力を持っていた。また、その2人はサイヤ人の弱点である尻尾を克服しており、作中尻尾を鍛えていなかったのはラディッツだけとなった[2]。また、ナッパはラディッツを「よわむしラディッツ」と呼んで馬鹿にしている。
土に種を植えることで生まれる栽培マンは、パワーだけならラディッツに匹敵するとナッパが話している[3]。
[編集] 死後
悟空&ピッコロ戦以後の登場はなかったが、あの世で大暴れするも閻魔大王に取り押さえられ、地獄に送られた事が語られた。その後はナメック星編で悟飯を見たフリーザが「ラディッツの子か」と名前を上げている。
アニメでのみ、ベジータの回想シーンの中に登場したり、人造人間編での悟飯とセルとの会話で悟飯の口から名前が出た。
[編集] ドラゴンボールGT
悟空が見ていたテレビに19号たちと飛んでいる姿、その後あえなく地獄に送り返される姿が確認できる。
[編集] ゲームでのラディッツ
SFCソフト『ドラゴンボールZ 超サイヤ伝説』ではピッコロが界王星で修行する時の相手として、ナッパと共にラディッツも登場している。戦闘力は変わらず、ナッパ4000でラディッツは1500である。また、PS2及びWiiの『ドラゴンボールZ Sparking!NEO』では悟空の界王星での修行における最終テストの相手として登場。未だに弟である悟空を見下していたが、結局倒される。
また、『Sparking!NEO』および『ドラゴンボールZ Sparking!METEOR』ではゲームオリジナルの大猿ラディッツが登場する。また、『Sparking!NEO』には「運命の兄弟編」と題した、ラディッツを主人公としたifストーリー(ピッコロとの戦いで記憶を失ったラディッツが悟空らと仲良くなる内容)も収録されており、成長した悟空の姿を見て、「お、親父!」「ば、バーダック…?」などと驚いていた。特に悟飯と親しくなり、記憶を取り戻し悟空達の敵に回った後も悟飯にだけは本音を曝け出していた。ベジータやナッパと闘わせると「いつまでも俺をナメていると後悔するぞ!」と言い放ち、馬鹿にされていることを相当悔しがっていたことが伺える。
[編集] ラディッツの主な技
- エネルギー波/サタデークラッシュ/プレゼントしてやる!
- 電撃のように迸る形状の気功波。電撃状のエネルギー弾はナッパやベジータも使っている。
- ダブルエネルギー波/ダブルサンデー
- 名前はゲームから。上空から悟空とピッコロを迎撃するために使用。それぞれ両手からエネルギー波を放ち、ピッコロの片腕を切り落とし、山々を破壊した。
- 強力エネルギー波/くたばれ!
- 名前はゲームから(原作にも台詞としてある)。片手で放つ渾身のエネルギー波。原作・アニメでは悟空の妨害を受けて不発に終わった。
- オレは一流の戦士だ!
- 名前はゲームから(原作にも台詞としてある)。相手の正面から突っ込んで一瞬で背後を取り重い一撃を決める。
[編集] その他
近年のゲームには、使用キャラクターの1人として登場。必殺技には、英訳した曜日の名前が入っている(サタデークラッシュ、ダブルサンデーなど)。
悟空に対し、「生き残ったサイヤ人は悟空も含めて4人しかいない」と言っているが、生き残った理由について「おまえ(悟空)のように星に送りこまれていて助かった」と説明されているサイヤ人がいるが、(原作に限れば)作中にそのような人物は登場していない(ベジータとナッパは他の星を攻めていたため、これには該当しない)。
惑星ベジータの消滅については、「巨大隕石の衝突によって爆発した」と信じており、フリーザによって消滅させられたという真相は知らなかったようである。ただし、アニメでは死後に『Z』104話におけるベジータの回想シーンのなかでわずかに登場し、惑星ベジータがフリーザに破壊されたという噂に驚いていた。しかし、自分の父・バーダックが、そのフリーザにただ1人勇敢に立ち向かって死んだことは知らなかった様子。
父親のバーダックが主人公のTVSP『ドラゴンボールZ たったひとりの最終決戦〜フリーザに挑んだZ戦士 孫悟空の父〜』においても、全く登場していないどころか名前すら呼ばれなかった。アニメオリジナルの話では過去の悪役が再登場しているが、彼は出ていない。
劇場版「ドラゴンボールZ 復活のフュージョン!!悟空とベジータ 」のビデオのパッケージには地獄からよみがえる悪役たちの中に紛れていた。
[編集] 脚注
- ^ サイヤ人の中でも、フェアな勝負を好む悟空やプライドの高いベジータとは対称的である。
- ^ 悟空はそのとき尻尾がなくなっていたが、弱点自体は少年期にすでに克服していた。
- ^ 栽培マンの戦闘力は1200である。

