魔人ブウ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
魔人ブウ(まじん-)は鳥山明の漫画『ドラゴンボール』およびそれを原作とするアニメに登場する架空のキャラクター。アニメの声優は塩屋浩三。
初登場は原作では其之四百六十「魔人ブウ出現か!?」、アニメでは『ドラゴンボールZ』第231話「解けた封印!出る凶悪魔人ブウ!!」。
魔神ブウという表記は誤り。(ジャンプランドなどの公式サイトでも一時期、誤記が見られた)
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
目次 |
[編集] 概要
かつて地球の人類が二足歩行を始めた頃に存在した邪悪な魔道士・ビビディがある時偶然作り出した魔人。比較的人間に近い体格とサイズをしているが、ピンクの肌や頭の触覚など、その姿や中身は到底人間とはかけ離れており、その力も一般的な人間とは比べ物にならないほど強力である。原作と「ドラゴンボールZ」史上最強の敵である。
悟空がその強さに感服し、シリーズ中、唯一人、転生を願ってまで、再戦を望んだ相手でもある。 (閻魔大王の計らいで、その願いは後に叶えられる事となる)
作られた当初のブウは理性や感情に欠け、純粋な破壊と殺戮本能のみで動く存在であり、ビビディでさえも制御不能な「失敗作」であったが、界王神達を吸収(後述)する事によって知性と理性を身に付けるようになった。しかし、原作のセリフではほとんど、漢字を出さず、平仮名と片仮名のみで表記することが多い。
[編集] 能力
[編集] 身体系
体はブウの意思により自在に変化し、身体を柔らかく変化させたり、元の体積を超えて身体を伸張させることもできる。身体から離れた肉体を操作することも可能で、自分の身体を千切って武器にする事も可能。
また、生物として体力の概念があるか疑わしい程の耐久性を持つ。たとえ粉々にされようと肉片同士が集合して難なく復活できる生命力を持ち、肉片が燃やされたとしてもその燃えカスから出た煙が再びブウと化して復活しまう。また、再生時にダメージも回復してしまうため(ダメージが大きすぎる場合は回復がやや遅れる)、倒すには細胞レベルで完全に消滅させてしまうしかない。ただし、ブウ同士の戦闘ではダメージを受けるため完璧ではない。
ちなみに服を着ているが、その服もブウの身体の一部であるようで、再生時には基本的に同時に復元されている。
[編集] 特殊系
独特の「気」を備えており、普通の生命体の気に比べ正確な強さが判断しにくい(気に熟達した悟空のみが僅かな違和感を覚えていたが、最終形態のブウに至っては直接手合わせしなければ判断がつかなかった)。
頭部の触角からの光線で生物を様々な物に変えることができる(後述)他、技などに関しては1度見ただけですぐに自分のものにできるほどの高い学習能力を持っており、孫悟空のかめはめ波やキビト界王神の瞬間移動などの技を自分のものにしている。
また、学習したのか元から本能として使えたのかは不明だが、気功波や舞空術といった力も自在に使いこなす。
特筆すべき能力として“吸収”があり、別の人間(あるいは別の性格の自分自身)を、自分の身体の一部などでまるごと包んで取り込み、相手の戦闘能力、技、知能を得ることが出来る。その際には体形、戦闘力、知力、性格まで変わる。しかし、吸収した対象や状況によっては影響を受け、理性が芽生えてしまい、リミッターとなり弱体化する欠点もある。
[編集] 年表・ストーリーへの絡み
- 生み出されてから数年間で、数百の星を滅ぼし、また5人の界王神のうち2人を殺害、大界王神と南の界王神を吸収した。
- その後、手なづけるのに苦労していたビビディがブウを玉に封印。その状態で、次なる侵攻の為、まだ人類が二本足でやっと立ち始めた頃の地球に運び込む。しかし直後にビビディが東の界王神に殺され、玉の中で長い時を過ごすことになる。
- エイジ774年-ビビディの息子バビディが封印を解き、復活。孫悟飯に瀕死の重傷を負わせ、ベジータの自爆からも復活する。
- バビディの命令で破壊行為を行っていたところで、トランクスにドラゴンレーダーを取りに行かせるための足止めとして超サイヤ人3に変身した悟空がブウと対決する。トランクスが目的を果たしたため悟空は撤退。
- その後バビディを殺害し、遊び感覚で破壊行為を繰り返す。ミスター・サタンと仲良くなり、一度は破壊行為をしないと約束するも、その後地球人の悪人によって、ブウの拾って来た犬とサタンが銃で撃たれ、重症を負った事に激怒。この怒りがきっかけとなって悪のブウと分離する。新しく生まれた悪のブウと対決するも、力の大半を悪のブウに持っていかれていたため歯が立たず、チョコレートにしようとして発した変化光線を跳ね返され自身がチョコレートになってしまい 敗北・吸収された。
- 気を探る能力を身につけ、天界から光線を放ち、天津飯・餃子・サタンを除く地球人を皆殺しにし、ゴテンクス、孫悟飯(アルティメット悟飯)と続けて対決、不利になるや、悟飯、ゴテンクス、ピッコロを次々に吸収してパワーアップを続けたが、体内に潜入した悟空とベジータによって悟飯たちを引き剥がされてパワーダウン。だが善の魔人ブウまで引き剥がしてしまったことで、大界王神らを吸収する前の、理性も自制心もない、邪悪そのもの存在(東の界王神曰く、最初の一番厄介な奴)のブウ(純粋)へと変化してしまう。
- 地球そのものをも消滅させてしまい、界王神界に瞬間移動をして超サイヤ人3の悟空を追い詰める。サタンに攻撃を加える葛藤からサタンと仲良しだったブウ(善)を吐き出し、ブウ同士の戦いを経て、最後は全人類の気を集めた悟空の超元気玉によって消滅した。
- その後、残ったブウ(善)はミスター・ブウという名前で、サタンの弟子として同居する。アニメ版では、銀行強盗を倒すなどヒーロー的な活躍をしている。これによりグレートサイヤマン1号・2号(悟飯とビーデル)の活躍は減った。
[編集] 種類
[編集] 魔人ブウ(無邪気⇒善)
作中において最初に登場したブウ。温和で優しい性格だった大界王神を吸収したことで、ブウの中でも最も大人しい方であり、子どものような無邪気さも持った制御しやすい性格となっている。だが、純粋悪の魔人ブウと分離するまでは、善悪の判断力は乏しく、純粋に「遊び」として破壊や人を殺す行為を楽しむ。また「フランダースのイヌ」のような悲しい話を聞くと喜ぶという感覚も持っていた(読んだサタンは泣いていた)。菓子類が大好きで、人を殺す際にはチョコレートや飴玉、クッキーなどに変えて食べることが多い。
超サイヤ人2のベジータでも手がつけられない強さだが、超サイヤ人3の力には及ばない(悟空の発言より)。また、物体浮遊などいくつかの魔術めいた力も使う。
ビビディにとって純粋な魔人ブウは全く制御が出来ない「失敗作」であったが、このブウに変化したことで、ようやく制御可能となり、ビビディにとっての「成功作」となった。ビビディに「人殺しは楽しいこと」と教えられ、それに沿って自分が楽しむために破壊と殺戮を繰り返していたが、それでもビビディは、移動するときや、休む際にはブウを一旦封印しなければならない程、手を焼く性格である。
サタンや子犬のベエ、盲目の少年らとの出会い・触れ合いによって生き物に対する考えを改め始め、ミスターサタンの言葉でビビディに教えられた破壊や殺戮を楽しむことを止めるとミスターサタンに約束した。しかしその直後、魔人ブウの混乱に乗じて人々を殺害していた2人組(声:ライフル銃の男(風間信彦))によってベエやサタンを傷つけられ激怒したことがきっかけとなり、ブウの持っていた善悪の心の内の悪の心がブウの力の大半を奪い分離、善と悪のブウ同士の戦いでチョコにされ、食べられ特別扱いとして吸収された。
その後、最終決戦にてブウ(純粋)がサタンに危害を加えようとした際にブウ(純粋)の体内でリミッターとなり、サタンに攻撃するためにブウ(純粋)が体外に吐き出し再度分離。その後サタンを守るためにブウ(純粋)と戦い、悟空たちの時間稼ぎに貢献[1]。結果的には地球を救うのに一役買う形となった。
決戦後はサタン宅に身を隠し、その後ドラゴンボールで人々の記憶から「魔人ブウ」の記憶を消してもらう。以後は、ミスター・ブウとしてサタンと生活するようになる。天下一武道会では、サタンと戦う挑戦者を決めるトーナメントで勝ち残り、八百長でサタンに負ける役目をずっと担っている様子。
この形態と後述のパワー重視のブウのセリフはひらがなとカタカナの表記で占められている。
ブウを演じた塩屋はこの形態のブウを「わがままな3歳児」をイメージして演じたと語る。
[編集] 魔人ブウ(純粋悪)
前述の無邪気なブウから分離した、ブウの悪の心。善の魔人ブウとは対象的に、痩せ細ったガリガリの体系をしている。分離した際にパワーの大部分がこの悪の方に移ってしまったため、分離する前の人格を持っている無邪気なブウより強い。無邪気なブウを吸収し、戦闘タイプのブウに変身した。 原作では一言も話していないが(その影響かゲームでは叫ぶのみである)、アニメ版では無邪気なブウと自分がブウである事を主張し合っていた。
[編集] 魔人ブウ(悪)
無邪気なブウから分離した悪のブウが、無邪気なブウを吸収して変化した姿。性格はさらに残忍になり、体格も戦闘向きになっている。この状態では気を感じる能力も身につけている(ただし止まっている相手を感じ取ることだけに留まり、気を感じながら相手の動きを読むことは出来ていない)。 液状と化して生物の体内に侵入・破裂させたり、黒焦げにされた肉片に代わり気体から再生する等、形態変化のバリエーションを多く見せた。 戦闘力は、超サイヤ人になったゴテンクスより勝り、超サイヤ人3になったゴテンクスよりわずかに劣る程度。
ゴテンクスとの戦闘で窮地に追い詰められるも、エネルギー切れでゴテンクスの変身が解けたため、敗北を逃れる。その後、老界王神の力でパワーアップした孫悟飯に惨敗する。
南の界王神のパワーと体格を吸収した姿でもあると誤解されがちだが、こちらは数コマだけ登場したごつい魔人ブウ(悟空が『えらくごついのになっちまったな…』と言っているときの姿)の事を指しており、アニメで大界王神吸収前に大界王神との戦闘の際にその様子が描かれている。(ゲームのキャラクター図鑑ではこの姿が南の界王神のパワーと体格を吸収した姿でもあると称されていたが、こちらは間違いである)
無邪気なブウ同様鼻は存在せず、触覚が嗅覚の代わりとなっている。ただしゴテンクス達を吸収してからは鼻が出き、ベジットに殴られた際には鼻血を出している。
またこの状態でもミスター・サタンのことは覚えており、地球人を皆殺しにしたといってもサタンと犬(ベエ)を生かしたり、天界に現れたときにはピッコロにビーデルがサタンの娘であることを教えられ、決闘の待ち時間を延ばしたりしている。
アニメでは首を鳴らす癖が追加されている。
[編集] 吸収後のブウ
触覚など体の一部を使い吸収することでパワーアップした姿。吸収後は主に吸収した相手の特徴、あるいは上着を身につけている。 1回目は老界王神の力でパワーアップした悟飯に惨敗し、ゴテンクスとピッコロを吸収。ゴテンクスの上着を着て、顔つきや触角の形も変化。鼻もできて、手の指も5本指となった(ただしアニメではピッコロやセル同様、放送コードの関係から吸収前ブウも5本指だった)。口調も大人びた感じになりパワーだけでなく、知能も上がった。 悟空、悟飯と戦っている中でゴテンクスの変身が解け、ピッコロのマントをつけた姿になり弱体化するが、悟飯を吸収し、パワーダウン知らずになったが、悟空とベジータが合体したベジットに惨敗。 その後、ベジットを吸収しようとするが失敗し、体内に吸収した悟飯達を引き剥がされて元の姿(=悪のブウ)に戻り、さらに理性や感情、自制心を司る無邪気なブウを引き剥がされたことで、純粋のブウへと変化する。
[編集] 南の界王神吸収
ブウ(純粋)が、南の界王神を吸収し、上半身に筋肉が集まり、大柄な体格になったブウ。 魔人ブウ(悪)が一瞬この姿になるとき、悟空は「気が大きくなっている」と発言した。
[編集] ピッコロ吸収
魔人ブウがピッコロを吸収した姿。知能が上がり(台詞に漢字が加わる)、鼻もできた。ピッコロのマントをつけている。この姿が登場したのは、下記のゴテンクス吸収形態より後である。また、悟空の発言によると、アルティメット悟飯だけと戦っても、負けてしまうほどパワーダウンしてしまった。
[編集] ゴテンクス吸収
ゴテンクス(超サイヤ人3状態)を吸収した姿。ゴテンクスのものと同じベスト状の上着を着ているのが特徴。パワー、スピードが大幅に上昇し、アルティメット悟飯を圧倒した。ただし、体内のゴテンクスのフュージョンが解けると、上記のピッコロベースの姿になる。
[編集] 孫悟飯吸収
魔人ブウ(ゴテンクス吸収)が、アルティメット悟飯を吸収した姿。上半身に悟空や悟飯と同じデザインの胴着を着ているのが特徴。ゴテンクス吸収形態以上の実力を持つ上、時間制限も無くなった。しかし超ベジットには手も足も出ず、一方的に打ちのめされていた。吸収形態の中では最強のブウである。
[編集] 魔人ブウ(純粋)
ビビディが作り出した魔人ブウ本来の、真の姿。ベジータが「ずいぶん縮んじまった」と言ったように、小柄な体型をしている。力を抑える理性や自制心が全くなくなり、純粋に破壊のみを追い求める凶暴な性格であり、今までの魔人ブウと違って言葉を話す事はできない。本能に忠実に動き、相手を無視して居眠りをしたり、ゴリラのようにドラミングをしたり、元気玉に気付きながらも乱入した目先のベジータを痛めつけ楽しむ等、行動基準は獣や子供に近い(アニメでは動けないベジータを盾にするなど、ある程度の知性は持ち合わせている)。
5人の界王神が手をつけられない強さを誇り、全力の超サイヤ人3の孫悟空とパワーやスピードはほぼ互角であるように見えるが、当の悟空がブウはふざけて全然本気を出していないと発言していたため、本気を出した場合、どれ程まで戦闘力が上がるのか分からない。しかし無尽蔵とも思える程の再生能力をもつ為、少なくともスタミナ面では悟空を上回っている。また、悟空は時間をかけて気を溜め続ければ、ブウを倒せるだけの気を集められるとも言っていた(実際はブウからのダメージが想像以上で、そこまで気を溜める事は出来なかった)。だが、アルティメット悟飯や悟天、トランクス、ピッコロ他、地球の人々、ナメック星の人々、キビト界王神他あの世の人々の元気を、それぞれから限界ギリギリまで集めた超特大の元気玉を、たったひとりの力技で押し返そうとするなど、恐るべき力を秘めている事は間違いない。故に、悟空も、宇宙に破滅をもたらす邪悪な存在とはいえ、たったひとりで、そこまでの強さを見せつけたブウに感服し、転生を願ってまで再戦を望んだ、シリーズ中、唯一の相手でもある。
アニメ版では「パワー、スピード、回復力、全てにおいて今までのブウとは段違い」と悟空が発言している。
戦闘スタイルはそれまでのブウとは一線を画している。地面に足を突き刺し、敵の足元から突き出させ蹴りを見舞ったり、身体をボールのように丸めて強烈な突進を浴びせたり、分離させた腕を丸め繰気弾の要領で相手にぶつける等した。アニメではバラバラになった身体のそれぞれを無数の小さなブウへと再生させ、集団での連続エネルギー弾を放ってベジータを苦しめるなど、伸縮自在な身体を最大限に活かしたものになっている。
地球を破壊し、キビト界王神の瞬間移動を見切り界王神界に瞬間移動する。アニメでは大界王星にも瞬間移動し、パイクーハンなどに圧倒的な力で勝利している(死人が殺される前に悟空らが界王神界に誘き寄せた)。界王神界にて悟空やベジータを追い詰めるが、その最中に無邪気な善のブウが分離、サタンと共に協力してくれる。最後は悟空の、地球の人々、ナメック星人、あの世の人々の元気を、限界ギリギリまで集めた、超特大の元気玉によって倒された。
その後、再び闘いたいという悟空の願いを聞いていた閻魔大王により、貧しい村の少年・ウーブとして転生。賃金を稼ぐために参加した第28回天下一武道会で悟空と出会い、悟空の新たな弟子に迎え入れられることとなった。
[編集] 魔人ブウの必殺技
- 変化光線
- 相手を自分の好きな物に変える光線。原作では生物にしか使用していないが、アニメでは岩等無生物にも使用している。お菓子だけでなく、粘土や卵、トイレに変える事も可能。
- お菓子に限ればゲームでは「(超(スーパー))おやつ光線」や「ハッピースウィーツ」「チョコレートビーム」「ミルキーチェンジ」と呼称される時もある。
- お菓子の場合、通俗上知られている普通のお菓子に変わる場合と、光線を浴びたキャラクターを象ったお菓子(作中ではダーブラなど)になる場合がある。
- GTではブウと融合したウーブがベビーの体内に侵入するためにこの技を使用した。また、自身が変化させられた場合はその状態で破壊されても無傷で元に戻ることが可能。
- アングリーエクスプロージョン/ブウボム
- 名前はゲームより。相手への怒りを込め広範囲に渡って大爆発を起こす技。原作では「おまえなんかきらいだーっ!」と叫んでいたが、ゲームによっては「きらいだ」が「消えちゃえ」になっているのものもある。
- 衝撃波
- 念力で衝撃を与える。界王神が使用したのを見切って習得した。
- マイティネスボマー
- 巨大なエネルギー弾。悟飯を瀕死にした技。着弾しても爆発する事はなく、標的諸共遥か彼方に吹き飛ばした。
- イノセンスキャノン/フレイムシャワーブレス/ヘルブレス
- 名前はゲームより。口から猛烈なエネルギーを吹き出す技。街を吹き飛ばす際の「お掃除」のために使った技。
- イノセンスエクスプレス
- 「よーい、ドン!」の掛け声とともに走り出し、相手に突進する技。則巻アラレの「キーン走り」に似ている。
- デンジャラスリキッドボム
- 名前はゲームより。体を液状化し敵の口の中から体内に侵入し体を破壊する。ベエを傷つけた悪人をこの技で殺している。アニメではベジットに使用した際は彼の気で動きを封じられ逆に自分が一方的に攻撃される事になった。
- 超拡散連続エネルギー弾/人類絶滅攻撃/人類絶滅ホーミング弾/アサルトレイン
- 地球上の全人類を対象に無数のエネルギー弾を放つ。正確に人体を貫き地球自体には殆ど損傷を残さなかった。天津飯と餃子だけは回避に成功している(ミスターサタンは攻撃対象から外された)。
- イルボールアタック/ハイドラスマッシャー/ミスティックコンビネーション
- 名前はゲームより。体を丸めて球体になり、相手に突進する技。
- 自爆/リベンジデスボンバー
- 名前はゲームより。身震いさせた体を爆ぜて辺り一面を吹き飛ばす技。姿を一時眩ませる為に使用された。ゲームでは使用すると体力が残り僅かにまで減る。
- 吸収
- 分離した肉片(切断された体の一部)を使って相手を包み込み、自身に取り込む。ゴテンクスや悟飯などの戦士を取り込んだが、ベジットはバリヤーで防ぎ、吸収を免れている。
- ゲームオリジナルの形態として、ベジータ・セル・フリーザ・ヤムチャ&天津飯などが登場した。吸収対象によって能力に補正がかかるが、唯一ヤムチャ&天津飯のみパワーダウンする。
- パワーボール/プラネットバースト/バニシングボール
- 掲げた手の上で作り出して放つエネルギー弾。この技で地球を破壊し、アニメでは大界王星も破壊しようとした。
- かめはめ波
- 両掌に気を集中させ、一気に放出させる気功波。元々は亀仙人が開発した技。悟空と初めて交戦した際、見切って習得した。かめはめ波のモーションながらも名称が「イノセンスキャノン」となっているゲームもある。
- 瞬間移動
- 地球破壊の直前でキビト界王神が悟空達を連れて脱出した際、見切って習得した。界王神ベースの技術であるため、あの世を経由せずとも宇宙の外にある界王神界へと直接移動が可能。原作ではすぐに界王神界に移動してきたが、アニメでは周囲の星や大界王星を襲撃した後、気を上げた悟空達を察知して界王神界に移動してきた。
- スーパーゴーストカミカゼアタック
- 吸収したゴテンクスの技。ベジットに使うが、余裕でエネルギー波で迎撃される。Z266話では悟飯にも使い、「スーパーブウカミカゼアタック」と称した。またオバケ自体もかめはめ波や魔閃光が使用可能になっている。
- 連続スーパードーナッツ
- 吸収したゴテンクスの技。悟飯に使い、動きを封じ込めかめはめ波を撃つが、当たる直前に破られ避けられる。
- 魔貫光殺砲
- ピッコロの技。Z266話にて使用。悟飯を驚かせるが防御される。
- アイビーム
- Z267話で使用。目から光線を発射する。
- 回復の術
- 掌や頭の触覚から光を発して対象の傷を治療する魔術。削り取られた肉体も完全に再生でき、盲目の少年の眼を治療したりと病気にも有効。死亡していない限り治癒可能と非常に強力。
[編集] 補足
原作『ドラゴンボール』や、原作に準じた最後の作品『ドラゴンボールZ』に登場した悪役としては最強にして、最後の敵キャラクター。作品を通しての「ラスボス」と呼べる存在である。名前は、映画『シンデレラ』に登場する呪文ビビディ・バビディ・ブウ (Bibbidi-Bobbidi-Boo) に由来する[2]。ちなみに、本編ではこの名前を何度かからかわれており、悟空からは「オナラみたいな名前」(アニメより)と言われ、ミスター・サタンからも原作・アニメ共に前述のようにシャレていた。
「元気玉」によって倒された、最初で最後の悪役(元気玉はアニメ主題歌の歌詞にも使われるなど、作中において知名度の高い技であったにもかかわらず、劇場用作品を除き、作品最末期まで敵を倒したことがなかった)。ただし、アニメ完全オリジナルの『ドラゴンボールGT』では、一星龍(超一星龍)も元気玉で倒されている。
また、「地球」を破壊した唯一の悪役でもある(間接的ではあるが、GTではベビーも該当する)。
アニメ版の担当声優である塩屋浩三は、ブウを演じるまでも多くのゲストキャラ(グルド等)を作中内で演じていた。その為、「普段の仕事の延長で役を振られたようだった」と語っている。
ピッコロ大魔王、フリーザ、セル同様に長期にわたり戦い続ける前提だった。セルのデザインで大変な苦労をした為、先述のボス級キャラに比べると非常にシンプルなデザインとなっている。
漫画『ネコマジンZ』にもゲスト出演している。非常に良く似た外見の為、ネコマジンZ本人と間違えられるシーンが存在した。
ゲーム「ドラゴンボールZ2」では上記の他にもベジータやフリーザ、セルまたヤムチャ&天津飯を吸収した形態も登場。
「ドラゴンボールZ ヒット曲集」シリーズでは『魔人ブウに捧げるバラッド』『魔人ブウの悲劇』の二曲が作られている。前者は「善(登場時)」、後者は「悪(分離後~純粋悪)」の歌と解釈できる。
[編集] GTへの登場
『ドラゴンボールGT』では、Z末期に引き続きミスターブウとして生活している。
従来の吸収能力に加え、分離・同化能力が備わっている。
しかし、戦闘シーンは全くなく、Z時代と比べレベルアップした孫悟空・ベジータより(超サイヤ人時も含む)は戦闘力は下である。ベビー曰く「雑魚」らしい。ベビーに洗脳された孫悟飯に止めを刺されそうになるが、ベビーに静止された。
悟空達が宇宙に旅立った9ヶ月後、ベビーの手により周囲の人間や地球に異変が起こった事に気がついたサタンを、身体の中に隠し、ブウ自身もベビーに入り込まれ卵を産み付けられたが孵化させずに押さえつけた。悟空がベビーに敗れた後は、新たにパンも体の中に隠しツフル星に潜入。その後、サタンやパンと分離し、ベビーと闘う自分の分身であるウーブを助ける為サタンと最後の別れをしウーブと同化する。
ブウ自身の人格は完全に消滅した訳ではなく、天下一武道会においては、サタンの事をよく知らず全力で闘うウーブに「サタンに勝ってはいけない、サタンが負けたらみんな悲しむ」と彼を制止する一幕もあった。

