魔人ブウ

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魔人ブウ
Majin Buu
ドラゴンボールのキャラクター
登場(最初) 原作・其之四百六十「魔人ブウ出現か!?」
ドラゴンボールZ・第232話「復活させない!!抵抗のかめはめ波」
作者 鳥山明
声優 塩屋浩三
プロフィール
種類 魔人
親戚 ビビディ
バビディ
ミスター・サタン
ウーブ

魔人ブウ(まじんブウ)とは、鳥山明漫画ドラゴンボール』およびそれを原作とするアニメに登場する架空のキャラクター。アニメでの声優は塩屋浩三。「魔ブウ」「魔人ブー」などという表記は誤りである。

キャラクター設定[編集]

邪悪な魔導師、ビビディが造り出した魔人。比較的人間に近い体格とサイズをしているが、桃色や薄黒い色の肌、また頭の触角など、その姿や中身は人間とはかけ離れており、強さも並の戦士たちとは比べ物にならないほど強力である。作中にて孫悟空がその強さに感服し、転生を願ってまで再戦を望んだ唯一の相手である。なお、閻魔大王の計らいによって、その願いは後に叶えられた。

造られた当初のブウは理性や感情に欠け、言葉は話さず、純粋な破壊と殺戮本能のみで動く存在だった。ビビディでさえも制御不能な失敗作ではあったが、界王神たちを吸収することによって知性と理性を身に付けるようになり、その代償としてパワーダウンする。また、その後も作中にて様々な形態に変化しているが、名前は一貫して「魔人ブウ」である。

作中ではビビディが造ったと言われているが、ブウという存在は太古の昔から存在している。大暴れと長い休眠を繰り返しているうちに人間の悪の要素を吸い取りどんどん凶暴化していったが、ビビディはその長い休眠からブウを呼び起こすことができる方法を知っていた[1]。また、ビビディやバビディはブウを封じ込める呪文も知っているが、これは人間では発音できない言葉になっている[1]

好物はお菓子で、エネルギーは特に必要としない[1]

名前の由来は呪文「ビビデバビデブー」から[2]

ストーリーへの絡み[編集]

遥か昔に魔導師ビビディによって偶然にも造り出され、造られてから数年間で数百の星を滅ぼし、また当時5人いた界王神のうち二人を殺害、更に南の界王神を吸収した後に大界王神を吸収したことで穏やかになるが、それでも手なずけるのに苦労していたビビディによって玉に封印され、その状態で次なる侵攻のためにまだ人類が二本足でやっと立ち始めた頃の地球に運び込む。しかし、直後にビビディが生き残った東の界王神に殺されたため、玉の中で放置されたまま長い時を過ごすことになる。約500万年後のエイジ774年5月7日にビビディの息子であるバビディが玉の封印を解いたことで復活、バビディが配下に置いていたダーブラをクッキーに変えると同時に食べて殺害し、東の界王神と孫悟飯に瀕死の重傷を負わせ、ベジータの自爆からも復活する。その後、バビディの命令で破壊行為を行っていたところでトランクスにドラゴンレーダーを取りに行かせるための足止めとして超サイヤ人3に変身した悟空と対決し、勝負はトランクスが目的を果たしたために悟空が撤退したことで幕を下ろすが、その際に近日中にブウ自身を超える戦士が現れることを告げられると同時に大人しくバビディに従っていることに疑問を抱きながらも、少しずつ知恵を付けるようになってからは、もはやバビディの脅しには屈服せず「オレを封じ込めたらあいつ(悟空)に殺されるぞ」と微笑みながら逆に脅すようになる。その後は悟空を瞬間移動で捕り逃がしたことで不満を感じていたバビディから罵られ、ついに反逆を決意しバビディを油断させ、再び呪文で封印されないよう首を掴み殺害し[3]、自由の身となって遊び感覚で破壊行為を繰り返すが、地球の人々や街の8割ほどを消滅させた頃にブウ自身を倒すために現れたミスター・サタンと出会い、サタンの存在と目的を知らずに彼を気に入り、自分の家来にする。その後、サタンとの生活によって友情が芽生え、殺戮及び破壊行為をしないと約束するが、遊びのために罪なき者たちを殺していた二人の悪人によってベエとサタンが撃たれたことに激怒し、この怒りがきっかけとなって(善)と(純粋悪)に分離、対決したところで力の大半を(純粋悪)が持っていったため、(善)は歯が立たずにチョコレートにされて吸収される。その後は戦闘向きの体に変化して気を探る能力を身に付け、ピッコロ達の気を探って天界に現れ、かつて悟空に言われた「ブウを超える戦士」を要求したが、ピッコロの時間稼ぎに嫌気が差して天界から無数の光線を放ち、天津飯餃子、サタン、ベエを除く地上にいた地球人全てを一瞬で皆殺しにする。その後、精神と時の部屋でゴテンクスと対決し、地上に出た自分達の元へ駆け付けた悟飯と続けて対決、自分が不利になるとゴテンクスとピッコロを吸収してパワーアップし、更に悟飯をも吸収するが、現世に復活した悟空とベジータがポタラによって合体した戦士ベジットには惨敗し、その後はわざと取りこまれて体内に潜入した悟空とベジータによって吸収した悟飯らや吸収されていた(善)を引き剥がされたことで大界王神らを吸収する前の自制心の全くない悪そのものの存在である(純粋)へと変化する。その後は地球そのものをも消滅させ、界王神界に逃れた悟空達を瞬間移動で追うと共に超サイヤ人3に変身した悟空を追い詰めるが、最期は全人類の気を集めた悟空の超元気玉を投げ付けられ、それでも受け止めかける。しかし、デンデとドラゴンボールの助けにより体力を回復させて力を一気に爆発させた悟空の超元気玉によって遂に消滅した。その後、残った(善)はドラゴンボールの力によって人々から記憶を消された上でミスター・ブウと名乗り、サタンの弟子として同居し、一人の人気格闘家として活動している。

能力[編集]

身体系[編集]

体はブウの意思により自在に変化し、身体を柔らかく変化させたり、元の体積を超えて身体を伸張させることもできる。身体から離れた肉体を操作することも可能で、自分の身体を千切って武器にすることも可能。
また、生物として体力の概念があるか疑わしいほどの耐久性を持つ。たとえ粉々にされようと、細胞レベルで消滅させられない限り肉片同士が集合して難なく復活できる生命力を持ち、肉片が燃やされたとしてもその燃えた跡から出た煙から復活する。再生時にダメージも回復する[4]が、ブウ同士の戦闘ではダメージを受けるため完璧ではない。
服を着ているが、その服もブウの身体の一部であるようで、再生時には基本的に同時に復元される。

特殊系[編集]

独特の「気」を備えており、普通の生命体の気に比べて正確な強さが判断しにくい。作中では悟空のみがブウ(無邪気)の気について、「どこか普通とは違う気だ」と違和感を覚えていた[5]が、ブウ(純粋)については直接手合わせしなければ判断がつかなかった。

他者の技を1度見ただけですぐに自分のものにできるほどの高い学習能力を持つ。また、気功波や舞空術といった力も自在に使いこなす。

魔人ブウ(無邪気⇒善)[編集]

作中において最初に登場したブウ。大界王神吸収形態とも[6]。非常に太った体型をしている。目は普段は線一本で描かれていてにこやかだが、怒るか相手の猛攻を受けると鋭い目付きになる時がある。ブウの中でも最も穏やかであり、子供のような無邪気さも持った制御しやすい性格となっている。だが、ブウ(純粋悪)と分離するまでは、善悪の判断力は乏しく、純粋に「遊び」として殺戮および破壊行為を楽しむ。また「フランダースのイヌ」のような悲しい話を聞くと喜ぶ感覚も持っていた[7]。菓子類が大好きで、爆破以外の方法で人を殺す際にはチョコレートや飴玉クッキーなどのお菓子に変えて食べることが多い[8][9]。アニメではチョコを食べて満腹になった際は、チョコに気弾を放つといった手段も取っている。なお、睡眠時間はわずか5秒ほどでよく寝たことになる[10]。原作における台詞は、その大半がひらがなとカタカナの表記で占められている。一人称は「オレ」[11]で、二人称は「お前」。

ビビディにとってブウ(純粋)は全く制御ができない失敗作であったが、南の界王神を吸収した後に温和で優しい性格だった大界王神を吸収し、パワーを減らしてまで手に入れた心[12]を持ったこの形態に変化したことで、ようやく制御可能となった。ビビディに「人殺しは楽しいこと」と教えられ、それに沿って自分が楽しむために破壊と殺戮を繰り返していたが、それでもビビディは移動するときや休む際にはブウを一旦封印しなければならないほど、手を焼く性格である。

作中にて悟空たちと戦ったブウの中で戦闘力は最も低いが、それでもバビディに洗脳され、自身の潜めているパワーを限界を超えて引き出されたベジータでさえ全く歯が立たないほどの強さであり、超サイヤ人3に変身した悟空とも互角の戦いを繰り広げた。ただし、当の悟空は界王神界での魔人ブウ(純粋)との最終決戦に臨む際に、「本当は超サイヤ人3で倒せていたが、これからの地球のためにも若い世代になんとかしてほしかった」と発言している。また、他者の肉体の治療や物体浮遊など、魔術めいた力も持つ。

前述のように「遊び」として破壊や人を殺す行為を行ったものの、作中にてミスター・サタンや子犬のベエ、盲目の少年のように自身が気に入った者、もしくは自身に好意を見せた者に危害を加えることはなかったほか、他者に好かれたり、「かっこいい」と言われると嬉しがる様子も見せている[13]。サタンに説得されたことでビビディに教えられた破壊や殺戮を楽しむことをやめることを約束するが、その直後、魔人ブウの混乱に乗じて人々を殺害していた2人組によってベエやサタンを傷つけられ激怒したことがきっかけとなり、ブウの持っていた善悪の心の内の悪の心が分離し、善と純粋悪のブウ同士の戦いが始まる。ブウ(善)は分離した際に力の大半をブウ(純粋悪)に奪われており苦戦を強いられ[14]、相手をチョコレートにしようと光線を放つが跳ね返され、逆に自分がチョコレートにされてブウ(純粋悪)に食べられる。しかし、通常のお菓子として食べられた者と違って特別扱いされ、死亡せずに吸収されてブウ(悪)の体内で眠りにつくことになる。

その後、ブウ(悪)の体内に侵入することに成功した悟空とベジータに発見され、ベジータによってブウ(悪)から引き剥がされるが、外に連れ出されずに体内に置いていかれた。界王神界でブウ(純粋)がサタンに危害を加えようとした際にブウ(純粋)の体内でリミッターとなり、体外に吐き出され再度分離。その後サタンを守るためにブウ(純粋)と戦い、悟空たちの時間稼ぎに貢献[15]。結果的には地球を救うのに一役買う形となり、ブウ(純粋)戦後、瀕死になって倒れていたところをサタンや悟空の頼みでデンデに回復してもらい、一緒に地球に戻る。

その後はサタン宅に身を隠し、ドラゴンボールで人々の記憶から「魔人ブウ」の記憶を消してもらったため、以後は「ミスター・ブウ」としてサタンと生活するようになる。アニメでは、拳法の達人との試合に圧勝して賞金を手にしたほか、宝石店強盗を行った前述の拳法の達人と手下を降伏させており、これによってグレートサイヤマン1号と2号(悟飯とビーデル)の活躍は減った。また、カプセルコーポレーションでのパーティーにも参加し、ベジータに食べ物を分けてもらっている。天下一武道会では、サタンと戦う挑戦者を決めるトーナメントで勝ち残り、八百長でサタンに負ける役目をずっと担っている。

劇場版など[編集]

ドラゴンボール オッス!帰ってきた孫悟空と仲間たち!!』では、台詞はないがサタンの家で生活している様子が描かれている。

ドラゴンボールZ 神と神』で劇場版に初登場。ブルマの誕生パーティーにて大量のプリンを独り占めして食べようとしていたところ、破壊神ビルスからそれを自分に一つでいいから分けるよう頼まれるが、それを拒否して全部平らげたため、結果的にビルスを怒らせて吹っ飛ばされ、一撃で戦闘不能にされる。特別版では吹っ飛ばされた後もビルスに挑むが敗れる。また、再びビルスに対抗すべく6人目のサイヤ人の話しをしている際に、悟空の仲間の中でかつて敵だったベジータに「ベジータもか?」と問いかけ「お前が言うな!」と返されている。

『ドリーム9 トリコ&ワンピース&ドラゴンボールZ 超コラボスペシャル!』にも台詞はないが出演しており、食事のシーンでは、フランキーが「コーラの方が良い」と言ったため、変化ビームで肉をコーラに変えた。

ドラゴンボールGT[編集]

『ドラゴンボールZ』末期に引き続きミスター・ブウとして生活している。従来の吸収能力に加え、分離および同化能力のほか、触角で気を感じる能力を使用しているが、戦闘シーンは全くなく、ベビーには「デブ」や「ザコ」と称された。

悟空たちが宇宙に旅立った9か月後、ベビーの手により周囲の人間や地球に異変が起こったことに気がついたサタンを身体の中に隠し、ブウ自身もベビーに入り込まれ卵を産み付けられたが孵化させずに押さえつけた。悟空がベビーに敗れた後は、新たにパンも体の中に隠しツフル星に潜入。その後、サタンやパンと分離し人々の体からベビーに産み付けられた卵を出すためにパンから下剤を渡されるが、そこに自分の分身であるウーブが駆けつける。ベビーと闘うウーブを助けるためサタンと最後の別れをし、自らベビーの「リベンジデスボール」を吸収して犠牲になりウーブと同化する。

ブウ自身の人格は完全に消滅したわけではなく、天下一武道会においては、サタンのことをよく知らず全力で闘うウーブに「サタンに勝ってはいけない、サタンが負けたらみんな悲しむ」と彼を制止した。

他作品[編集]

漫画『ネコマジンZ』に「魔人ブウ」名義でゲストとして登場。非常に良く似た外見のため、ネコマジンZ本人と間違えられていた。

ゲームでの魔人ブウ(無邪気⇒善)[編集]

ゲームでの初登場は『ドラゴンボールZ 超武闘伝3』。発売当時は連載途中だった為にこの形態のみの登場となった。

ドラゴンボールZ 舞空闘劇』では、「時間が経過する毎に体力が自然回復」する特性がある。

PSPソフト『ドラゴンボールZ 真武道会2』では未来世界に登場。本編の世界を上回る強さを持つ。また、未来世界でのミスター・サタンと遭遇したほか、本編同様に善と悪に分離している。

アーケードゲーム『ドラゴンボール ZENKAIバトルロイヤル』ではミスター・サタンと共に新規参戦。格闘攻撃を受けると若干だが体力を回復できる特性に加え、一定量のダメージを受けると大規模な反撃を行える。敵の必殺技を確認する事でそれに適用した必殺技を使用可能となるが、逆に言えば開戦当初の立ち回りには少し制限のあるキャラクターとも言える。

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おかし光線[16] / 変化ビーム[17] / おやつ光線[18] / キャンディアタック[19] / お菓子になっちゃえ![20] / ハッピースウィーツ[21] / チョコレートビーム[22] / ミルキーチェンジ
頭部触角から放たれる、相手を自分の好きな物に変える光線。作中ではお菓子にすることが多いが、家を作る際には街の人々を粘土に変えている。この光線を浴びて変化させられた生物は意思や自我が消失し、その状態で破壊されると死亡する。しかし、跳ね返されたりして自分が喰らうと自分が変身する欠点を持つ。
お菓子の場合、通俗上知られている普通のお菓子に変わる場合と、光線を浴びたキャラクターを模ったお菓子になる場合がある。
かなり広範囲の射出が可能で、大勢の人々を一度にお菓子に変えたり、アニメでのブウ(悪)は宮殿全体を包む光線でヤムチャたちをチョコレートに変えた。
ドラゴンボールGT』ではミスター・ブウと融合したウーブがベビーの体内に侵入するためにこの技を使用した。また、自身が変化させられた場合はその状態で破壊されても無傷で元に戻ることが可能。
かめはめ波
両掌に気を集中させ、一気に放出させる気功波。元々は亀仙人が開発した技。悟空と初めて交戦した際、見切って習得した。かめはめ波のモーションながらも名称が「イノセンスキャノン」となっているゲームもある。
分身の術
自分の体の破片から自分と同じ外見の分身を作り出す。その後一つになって元に戻ることもできる。
体を伸ばした攻撃
腕や足や触角などを伸ばして離れた位置にいる相手に攻撃する技で、両腕で同時に攻撃することも可能。相手を掴んだり首を絞めたりロープのように縛ることもできる。
全身からの衝撃波[17] / エネルギーブリット[23] / ブウボム[18] / アングリーエクスプロージョン[24] / おまえなんか…キライだぁー![20] / デトネーション[25]
相手への怒りを込め広範囲に渡って大爆発を起こす技。原作では「おまえなんかきらいだーっ!」と叫んでいたが、ゲームによっては「きらいだ」が「消えちゃえ」になっているものもある。街を破壊した際も同様の技を使っている。
気合い眼[17] / 衝撃波[23]
鋭い眼光で相手に衝撃を与えて吹き飛ばす。界王神が使用したのを見切って習得した。
光球型の気功波[17] / マイティネスボマー[23] / スプレッドボール[25] / 消えちゃえ![26]
巨大なエネルギー弾。悟飯を瀕死状態にした技で、着弾しても爆発することはなく、標的もろとも遥か彼方に吹き飛ばす。
ブレス[17] / イノセンスキャノン[24] / フレイムシャワーブレス[27] / 都市破壊攻撃[20] / ヘルブレス[21] / ハザードブレス[25]
口から猛烈なエネルギーを吹き出す技。街を吹き飛ばす際の「お掃除」のために使った技。
イノセンスエクスプレス[28] / よーい、ドン![26] / ハリケーンダッシュ[25]
「よーい、ドン!」の掛け声とともに走り出し、突進する。作中では街を破壊するための動作で、厳密には技ではない。
連続気功波[17] / 拡散エネルギー弾[23]
エネルギー弾を連射する技。悟空と初めて交戦した際に使用し、悟空は「ベジータの技だ」と語った[29]。アニメでは、上空から突進してきたブウ(純粋)に対しても使ったが通用しなかった。
回復の術[17]
掌や頭の触角から光を発して対象の傷を治療する魔術。削り取られた肉体も完全に再生できる。作中では盲目の少年の眼を治療したりと、病気にも有効。死亡していない限り治癒可能。
サイコキネシス[17]
人や動物を空中に浮かせて留まらせる技。この技で都市の生物たちを全て捕らえ、まとめてお菓子に変えた。
ハラの肉攻撃[17] / 肉体分離攻撃[30] / ファットガム[25]
腹部を意図して引きちぎり、伸ばしてロープのようにして投げつけて相手を捕らえて動きを封じる技。捕らえた後は、ブウの意思で締め付けることもできる。ベジータに使用。アニメでは、ブウ(純粋悪)に対しても使用したが、引きちぎられた後食べられた。
変装の術
人気モデルのスター「バリー・カーン」などの人物の顔をそっくりに変えることができる。『GT』でも使用。
腹部圧迫攻撃
相手の攻撃を腹部で意図して受け止め、そのまま自分の腹部に押し込んで圧迫死させようとする技。アニメのみで使用。

補足[編集]

ブウを演じた塩屋はこの形態を「わがままな3歳児」をイメージして演じたと語る[31]

連載終了後に発売された完全版公式ガイド『ドラゴンボール フォーエバー』の人気投票では8位を獲得。なお、「魔人ブウ」名義ではあるが、紹介されていたのはこの形態のみであった。

魔人ブウ(純粋悪)[編集]

ブウ(無邪気)から分離した、ブウの悪の心。服装はブウ(善)とほぼ同じだが、非常に痩せ細った体型をしており肌の色も薄黒く、ベジータからは「ガリガリのヤツ」と呼ばれていた。分離した際にパワーの大部分がこの形態の方に移ったため、分離する前の人格を持っているブウ(善)より強い。サタンを撃った男を殺した後、ブウ(善)を吸収してブウ(悪)に変化した。原作では一言も話していないが、アニメではブウ(善)と自分がブウであることを主張し合っていた。アニメでの一人称は「オレ」。

その後、吸収したブウ(善)はベジータに引き剥がされるが、この形態に戻ることはなくブウ(純粋)へと変化していった。

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ブレスによる変化ビーム返し[17]
魔人ブウ(善)の変化ビームを勢いよく吹きかけた息ではね返した技。この技でブウ(善)はチョコレートにされて食べられた。
かめはめ波
アニメにて使用。ブウ(善)が使用した際に自身も使用した。

ゲームでの魔人ブウ(純粋悪)[編集]

原作で登場した期間が余りに短かったためか、ゲームには長らく登場しなかった。 PS2ソフト『ドラゴンボールZ Sparking!』シリーズから初めて参戦する事となる。

魔人ブウ(悪)[編集]

ブウ(無邪気)から分離したブウ(純粋悪)が、ブウ(善)を吸収して変化した形態。長身かつ筋肉質な体型で、ブウ(無邪気)より戦闘向きな体格になったほか、性格も一時間と待つことができない短気な性格になっており、残忍でプライドが高く、自分より強い者の存在を許さない。孫悟天とトランクスのフュージョンが完了するまでちゃんと待っていたり、子供のゴテンクスの他愛もない罠に引っかかるなど、単純な一面もある。遊びとして人類を好き放題に蹂躙したブウ(無邪気)とは異なり弱者には興味がなく、人類絶滅を餌に時間稼ぎを図ろうとしたピッコロの思惑に乗りながらも、遊び心を出すこともなく絶滅させた。この状態では気を感じる能力も身につけているが、止まっている相手を感じ取ることだけにとどまり、気を感じながら相手の動きを読むことはできていない。ブウ(無邪気⇒善)と同様に原作においての台詞は、その大半がひらがなとカタカナの表記で占められているほか、鼻は存在せず、触覚が嗅覚の代わりとなっている。アニメでは首を鳴らす癖がある。一人称は「オレ」。

その強さは超サイヤ人のゴテンクスを上回るが、超サイヤ人3になったゴテンクスには圧倒された。悟空はベジータと共にブウの体内で吸収された仲間を引き剥がした際に「オラたちにはとてもかなわない強さ」と発言し、ブウ自身も同様の趣旨の発言をしている。アニメでは、悟空とべジータが合体から分離した後、自身の体内での戦いで圧倒的優勢に立ち、そのためべジータがブウ(善)を引き剥がして形勢を逆転しようとする展開となった。ゴテンクスとの戦闘で窮地に追い詰められるも、エネルギー切れでゴテンクスの変身が解けたために敗北を逃れるが、老界王神によって潜在能力を限界以上に引き出されてパワーアップした悟飯に惨敗する。

吸収したブウ(善)の記憶を引き継ぎ、ブウ(無邪気)が戦った悟空や悟飯、ゴテンクスのことを覚えており、過去の自分に起こったこととして話した[32]。その他に、ブウ(無邪気)と仲良くなったミスター・サタンのことも忘れてはおらず、悪人を殺害後にサタンの目の前に現れた際には何も危害を加えずその場を去った。地球人を皆殺しにしたとはいってもサタンとベエのみ攻撃の対象から外しており、天界に現れたときにはピッコロにビーデルがサタンの娘であることを教えられたことで決闘の待ち時間を延ばした。また、この形態もブウ(善)と同じく菓子類が大好きで、ピッコロが精神と時の部屋の出入り口を破壊し、もう二度と部屋から出られないことを説明した際にはお菓子を食べられないことにショックを受け、次元に穴を開けて部屋から脱出を果たした後にはその場にいたデンデを除く全員をチョコレートにして食べた。

その後、ベジータにブウ(善)を引き剥がされた影響で、ブウ(純粋)へと変化していった。

ゲームでの魔人ブウ(悪)[編集]

初登場はPS用ソフト『ドラゴンボールZ Ultimate Battle 22』から。 『ドラゴンボールZ Ultimate Battle 22』および『ドラゴンボールZ 真武闘伝』では「超(スーパー)ブウ」という名称である。また『ドラゴンボールZ Sparking! NEO』のキャラクター図鑑では、この形態が南の界王神吸収形態との記述がある。

ドラゴンボールZ 舞空闘劇』では魔人ブウのLV3を選択した時のキャラクターとして登場。

ドラゴンボールヒーローズ』では魔人ブウ(悪)の体内に登場した巨大化した魔人ブウ(悪)がカード化されている。また、スペシャルムービーにも登場しており、JM5弾では宇宙船の隠し場所にて自分を無理やり従わせようとするバビディに断固盾突く描写が伺える[33]

原作のラストボスとなる魔人ブウ(純粋)の登場以降は出番が省略される傾向が多少見受けられる。

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変化ビーム[17] / 超おやつ光線[18] / お菓子になっちゃえ![20] / チョコレートビーム[22]
吸収したブウ(善)から引き継いだ技。原作では生物にしか使用していないが、アニメでは無生物である岩にも使用している。お菓子のほかにも卵、アニメではトイレにも変えており、また元の姿に戻すことも可能。しかし悟飯吸収後に、ベジットに対して使用した際は姿が変わっても意思や自我が消失しないうえ強さも全く変わらず、攻撃する的が小さくなって不利になり逆効果に終わった。
なお、精神と時の部屋におけるゴテンクスとの戦いでは雑誌を読みながら、クリームソーダを飲んでいる場面もあるが、どこから出現させたのかは不明。
液状化[17] / デンジャラスリキッドボム[18] / メタモルブウアタック[19][34]
体を液状化し、敵の口から体内に侵入して体を膨張させ破壊する。ミスター・サタンとベエを傷つけた悪人の手下をこの技で殺している。アニメで悟飯吸収後に、ベジットに対して使用した際は彼の気で動きを封じられ逆に自分が一方的に攻撃されることになった。
人類絶滅攻撃[16] / 超拡散連続エネルギー弾[18] / 人類絶滅ホーミング弾[35] / 人類皆殺し攻撃[20] / アサルトレイン[21]
地球上の全人類を対象に無数のエネルギー弾を放つ。正確に人体を貫き、地球自体にはほとんど損傷を残さなかった。天津飯と餃子のみ回避に成功し、ミスター・サタンとベエは攻撃対象から外されたため助かった。
今度こそ俺の番だ![26] / ブウラッシュ[36]
相手に頭突き食らわせ、両手で挟み打ち、蹴り上げ、月面宙返り蹴り、両手パンチして吹き飛ばす。
次元に穴を開ける[17] / そんなの…いやだぁー!![20] / バイスシャウト[35]
大声を発し、次元を歪ませて穴を開ける。精神と時の部屋から脱出する際に使用。
イルボールアタック[28] / ハイドラスマッシャー[21] / ミスティックボールアタック[26]
体を丸めて球体になり、相手に突進する技。
自爆 / リベンジデスボンバー[35]
身震いさせた体を爆ぜて辺り一面を吹き飛ばす技。姿を一時眩ませるために使用された。あえて規模を抑えていたが道連れを覚悟で行えば地球全土を巻き込める。ゲームでは使用すると体力が残りわずかにまで減る。
吸収
分離した肉片や切断された体の一部を使って相手を包み込み、自身に取り込む。吸収した相手の戦闘能力や技、知能を得ることができ、体形や戦闘力、知力に性格が変わるほか、服装や風貌も吸収した相手の着用物や外見に影響される。しかし、吸収した対象や状況によっては逆に弱体化する欠点もある。
作中ではゴテンクス、ピッコロ、悟飯、ベジットを取り込んだ。ただし、ベジットは肉片に包まれる寸前にバリヤーで防ぎ、取り込まれるも吸収されることは免れている。アニメではブウの体内からべジータを取り込もうとする場面もある。
アルティメットキャノン
原作でベジットに最初に放った技。前方に大爆発を起こす気弾を放つが、ベジットには片手で弾かれてしまった。

吸収後[編集]

魔人ブウ(悪)が触角など体の一部を使って相手を取り込み、自らに吸収することでパワーアップした形態。吸収後は主に吸収した相手の特徴、あるいは上着を身につけている。

吸収して人格が変化していくうちにサタンを気にも留めなくなくなり、吸収前の自分のことを「前の魔人ブウ」「あのとき(無邪気)の魔人ブウとは根本的に次元が違う」と語っていた。

ゴテンクス吸収形態[編集]

老界王神によって潜在能力を限界以上に引き出されてパワーアップした悟飯に惨敗し、悟飯を殺す目的で超サイヤ人3のゴテンクスとピッコロを吸収した形態。ゴテンクスの物と同じベスト状の上着を着ているのが特徴で、顔つきや触角の形も変化した。鼻もできて、手の指も5本指となった[37]。パワーとスピードが大幅に上昇し、冷静な判断力を持つ頭脳を手に入れ、知能も上がり台詞にも多くの漢字が加わり、口調も大人びた理知的なものとなった。悟飯を圧倒したほか、アニメでは超サイヤ人3になった悟空とも戦い、かめはめ波など必殺技は使ってないとはいえ、攻撃をまともに食らってもダメージを受けず、スピードでも悟空が付いていけないほどであり、圧倒した。ただし、30分経過して体内のゴテンクスのフュージョンが解けると、下記のピッコロ吸収形態になる。一人称は「わたし」のほか、アニメでは「オレ」とも称している。前述の通り、ピッコロも吸収したため、アニメでは声質も大人びたものとなるが、一部のゲーム作品ではトーンが異なる。30分経過したことでゴテンクスの変身が解けて窮地に陥る。しかし、悟空の不意打ちによって千切られた頭の触角の部分を「もしものときの保険」として利用し、悟飯の不意を突いて吸収する。

週刊少年ジャンプ連載当時、ページ端の煽りのコメントにて「ブウ+ピッコロ+超ゴテンクス=超(スーパー)ブピンクス!?」と名称が表示されたことがある[38]

ピッコロ吸収形態[編集]

悟空と悟飯との戦闘の中でゴテンクスの変身が解けて弱体化した、ピッコロ、トランクス、悟天を吸収した形態。ピッコロのマントをつけているのが特徴。強さは悟空いわく、「悟飯だけでも勝てる」とのこと。ゴテンクス吸収形態より力は落ちているが、冷静な頭脳や口調は変わっていない。

孫悟飯吸収形態[編集]

悟飯、ピッコロ、トランクス、悟天を吸収した形態。上半身に悟飯が着ていた山吹色の道着を着ているのが特徴。ゴテンクス吸収形態以上の実力を持つうえ、時間制限もなくなった。一人称は「わたし」、「オレ」、「オレさま」。ブウ(悪)吸収体の最強形態で、「最強の魔人」[39]、「悟飯を吸収し、最強のブウへ変化」[40]、さらに作中にて超サイヤ人3状態の悟空との対戦はないものの、「悟空の超サイヤ人3でもダメージを食らわなかったブウ」[41]、「その強さは悟空1人では超サイヤ人3に変化しても敵わないほど」[42]と評されている。しかし、悟空とベジータが合体して変身した超ベジットには手も足も出ず、一方的に打ちのめされる[43]。ベジットを吸収しようとするが逆に体内への侵入を許し、先に吸収していた悟飯たちを引き剥がされてブウ(悪)に戻る。体内に意識を集中させて悟空たちの前に現れ、彼らがもう合体できないことを知ると再び優位に立つが[44]、ブウ(善)を引き剥がそうとするベジータに驚愕して「オレがオレじゃなくなる」と焦りだし、ブウ(善)を引き剥がされ、苦しみながらブウ(純粋)へと変化した。 悟空からは吸収しまくったことを汚いと言われたが、ブウは「勝利こそ全てなのは貴様とて同じだろう」と返すも、ベジットに圧倒された際は、今度は自分が2人が合体したことを汚いと怒り、ベジットから「自分のほうが散々合体しまくった癖に」と言い返され、不意を突いて彼をコーヒーキャンディに変えた時は子供のようにはしゃいでいた。このように普段は余裕たっぷりに尊大に振舞うが、感情が昂ぶると子供じみた部分が露出する。

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スーパーゴーストカミカゼアタック
ゴテンクスの技。ベジットに使うが、余裕でエネルギー波で迎撃され「子供の考えた技」と一蹴された[45]。『Z』266話では悟飯にも使い、「スーパーブウカミカゼアタック」と称した。アニメではオバケ(声 - 塩屋浩三)自体もかめはめ波や魔閃光が使用可能で、そのコントロールもできる。
連続スーパードーナツ
ゴテンクスの技。悟飯に使い、動きを封じ込めかめはめ波を撃つが、当たる直前に破られ避けられる。
煙幕
ベジット戦で使用。身体に開いている穴から煙を吹き出し、敵の視界を遮る。しかし、気を読んで攻撃するベジットには通用せず、一方的に打ちのめされた。
魔貫光殺砲
ピッコロの技。『Z』266話にて使用。悟飯を驚かせ、防御されるも跪かせた。

ゲームオリジナル[編集]

ドラゴンボールZ2』ではベジータ、セルフリーザヤムチャ&天津飯を吸収した形態が登場し、吸収対象によって能力や技に補正がかかる。

ゲーム『ドラゴンボールZ 真武道会2』ではブロリーとクウラを吸収し、大柄な体型となった形態が登場。

魔人ブウ(純粋)[編集]

魔導師ビビディが作り出した当初の純粋体といえる真の姿。見た目は子供のような小柄な体型をしているが、心を持たず[46]、力を抑える理性や自制心が全くないため、純粋に破壊のみを追い求める凶暴な性格をしており、今までのブウと違って言葉を話すこともできず、わめき声や笑い声を出すだけである。また、本能に忠実に動き、行動基準は獣や子供に近いが、ある程度の知性は持ち合わせており、敵を前にして平気で居眠りしていたり、奇声を上げながらゴリラのように胸を叩いたり、またサタンを軽く殴って痛がらせたり、ブウ(善)を攻撃して嘲笑を浮かべるなど、相手をからかう一面を持っている他、戦いにおいては地面や背後から奇襲攻撃を仕掛けるといった戦略的な部分も持ち、アニメでは元気玉完成時に動けないベジータを盾にして悟空を攻撃した。地球を破壊した後に界王神の瞬間移動を見切って界王神界に瞬間移動し、周囲の星や大界王星にも瞬間移動してパイクーハンやオリブーに圧勝、更には大界王星をも破壊しようとするが、クリリンやヤムチャらが殺される前に気を高めた悟空とべジータにより界王神界に誘き寄せられ、その後に超サイヤ人3の悟空をノックアウトさせた。その後、割って入ったベジータも圧倒し、再び悟空と対決、地球人やナメック星人、あの世の人々の元気を限界ギリギリまで集めた悟空の超特大の元気玉を見た時だけは焦りの表情を見せたが、それをも一時は押し返した。しかし、ドラゴンボールの願いで全快し、更に力を上乗せした悟空の超元気玉によって完全に消滅した。

キビト界王神が「最初の一番厄介な魔人ブウに戻ってしまった」と発言し、アニメでは「パワー、スピード、回復力、全てにおいて今までのブウとは段違い」、「オラが今まで戦ってきた中の誰よりも強い」と悟空が発言している。各種書籍では「宇宙最強の敵[47]」、「最も初期の純粋魔人ブウに変化。が、その力はより強力に![48]」、「驚くべき最強パワーを持つ[49]」、「パワーアップしたブウ[50]」、「魔人最強の姿[51]」などと紹介されている。当初、悟空とベジータからは「あれなら何とかなるかも」と思っていたが、超サイヤ人3の悟空との戦いを見て、ベジータは「(悟空ともども)想像以上」と評価を改めた。それでも、悟空の発言からベジットには及ばず[52]超サイヤ人3の悟空が一分間気を溜め続ければ消滅させることができる模様[53]

ゲームでの魔人ブウ(純粋)[編集]

初登場はSFCソフト『ドラゴンボールZ HYPER DIMENSION』から。

ドラゴンボールZ 偉大なるドラゴンボール伝説』では「最強魔人」と呼称されており、他の各種ゲームでも原作最後の敵ということもあり最終ボスを務めることが多い。

GBC用ソフト『ドラゴンボールZ 伝説の超戦士たち』では攻撃力は魔人ブウ(悪)に譲るものの、素早さは抜きん出て高く設定されており、魔人ブウ(悪)に劣らず勝らずの強さ。

ドラゴンボール ZENKAIバトルロイヤル』では「超サイヤ人ゴテンクス」と共に追加参戦。相手に吹っ飛ばされても「超受身」で即座に体勢を立て直せる他、独特のモーションと眠って体力を回復する特性があるなど非常に個性的なキャラクターとなっている。

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地球崩壊の一撃[16] / パワーボール[19] / バニシングボール[28] / プラネットバースト[35]
掲げた手の上で作り出して放つエネルギー弾。この技で地球を破壊し、アニメでは大界王星も破壊しようとした。
アースシュート[19]
足を地中に伸ばして、相手の真下から出現させて蹴る技。悟空戦で使用。アニメではブウ(善)戦でも使用した。
瞬間移動
地球破壊の直前でキビト界王神が悟空たちを連れて脱出した際、見切って習得した。元はキビトが使っていた技で、下界の星から宇宙の外にある界王神界へと直接移動が可能。原作ではすぐに界王神界に移動したが、アニメでは周囲の星や大界王星を襲撃したあと、気を上げた悟空たちを察知して界王神界に移動した。
超受身
超サイヤ人3の悟空と交戦した際に使用。体を薄い膜状に広げ、パラシュートのように吹っ飛ばされた勢いを殺して減速させる。
変化ビーム[17] / チョコレートビーム[26] / お菓子光線[54]
超サイヤ人3の悟空と交戦した際に使用。
腕分離攻撃[17] / 肉体分離攻撃[30] / エキスパンドパンチ[19] / アームボール[55]
自らの腕を引きちぎり、丸めてボールのようにして相手にぶつけて攻撃する技。ブウの意思で自由に動かせる。ブウ(善)戦で使用。
噛み付き攻撃
相手に力いっぱい噛み付く攻撃。アニメでは、ブウ(善)のパンチを口で受け止め噛み付いた。
かめはめ波
超サイヤ人3の悟空と交戦した際に使用。
体を伸ばした攻撃
腕や足や触角などを伸ばして離れた位置にいる相手に攻撃する技。アニメでは、腕を巨大化して攻撃したり、捕らえた相手に対して電流を流して苦しめた。
ローリングタックル[19] / ミスティックコンビネーション[22]
魔人ブウ(悪)も使用していた技。体を丸めて球体になり、相手に突進する。アニメで使用。
吸収
分離した肉片や切断された体の一部を使って相手を包み込み、自身に取り込む。かつて南の界王神を吸収して南の界王神吸収形態へと変化し、さらに大界王神を吸収してブウ(無邪気)へと変化した。
分身攻撃
破壊された後、肉片を無数の小さなブウとして再生させ、一斉に気功波で攻撃する。アニメでのみ使用。これを喰らった悟空は超サイヤ人3から元に戻ってしまいダウンするが、ベジータによって蹴散らされた。
魔人ブウ(無邪気)も同様のことをしているが、こちらは攻撃せず一つに集って再生するだけだった。

吸収後[編集]

南の界王神吸収形態[編集]

ブウ(純粋)が南の界王神を吸収した形態。当時の界王神の中でも最強を誇り、たくましい体格だった南の界王神を吸収した影響で、筋骨隆々の大柄な体格になった。ブウ(悪)の体内に取り込まれていたブウ(善)をベジータが引き剥がし、ブウ(悪)がブウ(純粋)に戻っていく過程で一瞬だけこの姿になり、それを見ていた悟空は「気がふえてるんじゃねえか?」と発言した。原作では数コマのみの登場だったが、アニメではキビト界王神の回想シーンで登場し、巨体を活かしての突進などで東の界王神を圧倒し、大界王神と戦い吸収してブウ(無邪気)になった経緯が描かれた。

ゲームオリジナル[編集]

『ドラゴンボールZ 真武道会2』ではブロリーとクウラを吸収した形態がさらにバビディ[56]を吸収したことで本来の姿に戻り、脅威的な強さを持ったこの形態が登場。

『ドラゴンボールヒーローズ』ではキビト神(東の界王神&キビト)を吸収した形態が登場し、カード化されている[57]

補足[編集]

原作では「元気玉」によって倒された唯一の悪役でもある。

本編ではこの名前を言葉遊び扱いされており、ミスター・サタンは「オナラブウ」とシャレを言い[58]、アニメでも悟空から「オナラみたいな名前」と言われた。

作者の鳥山は「もし、もうひとつの『ドラゴンボール』を描くとしたら、サタンとブウのギャグマンガにしたい」と語っている[59]。また、鳥山はお気に入りのバトル2位と、好きなベストバトル5の4位に「魔人ブウ(悪)VSゴテンクス」を挙げている[59][60]。「この頃わりとのって描いてた」[59]、「変な必殺技考えたりして、描いてて楽しかった[61]、「こういうバカバカしい闘いが好き」、「こういう『しょーもなさ』が描いていて楽しい」と鳥山は語っている[60]。鳥山は連載中に「ブウというキャラが勝手に動き出し始めた。ひょっとしたら凄いキャラに成長するかも」とコメントしていた[62]

アニメでブウを演じた塩屋浩三は、ブウを演じるまでもグルドなど多くのキャラクターを作中内で演じていた。そのため、「普段の仕事の延長で役を振られたようだった」と語っている[63]。またサタンとの絡みが印象に残っていることもあげており、『ドラゴンボール改』にて再演する際、「この作品は、ミスターサタンと魔人ブウの「友情物語」だと思っているんです」とのコメントを残した[64]

鳥山明は「完全体セルのようなカッコいい系のキャラクターは好きではなく描きたくなかった」という理由で、最後を締めくくる敵キャラクターとして自分の描きたかった見た目の太った魔人ブウをデザインした[65]

ドラゴンボールZ ヒット曲集」シリーズでは『魔人ブウに捧げるバラッド』『魔人ブウの悲劇』の2曲が収録されている。

脚注[編集]

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  1. ^ a b c 「鳥山明先生 魔人ブウ編(秘)一問一答!」『最強ジャンプ』2014年6月号、集英社、9頁。
  2. ^ ジャンプ・コミック出版編集部編「capsule column 5 キャラ名の由来を知りたい!」『ドラゴンボール完全版公式ガイド Dragonball FOREVER 人造人間編〜魔人ブウ編 ALL BOUTS & CHARACTERS』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2004年5月5日、ISBN 4-08-873702-4、159頁。
  3. ^ アニメでは封印から解かれた後もバビディに「また封じ込められたいのか?!」と脅迫されていたが、建物や列車へ突っ込んでバビディを負傷させようとしたり、遊園地でジェットコースターを追いかけ回している際に意図的にバビディを振り落とそうとすると言った方法で反逆を企てていた。
  4. ^ ただし、ダメージが大きすぎる場合は回復がやや遅れる。
  5. ^ アニメでは悟空がベジータに「お前だって気付いているはずだ」と発言している。
  6. ^ ジャンプ・コミック出版編集部編「第1章 キャラクターコレクション Heroes collection 4 ベジータ」『DRAGON BALL 超エキサイティングガイド キャラクター編』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2009年3月4日、ISBN 978-4-08-874804-7、40頁。
  7. ^ 鳥山明「其之四百八十二 いよいよ完成!超(スーパー)フュージョン!!」『DRAGON BALL 第40巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1995年3月8日、ISBN 4-08-851499-8、144頁。読んだサタンは涙を流していた。
  8. ^ お菓子の形も操ることが可能であり、ブウ(無邪気)とダーブラは本来の姿の形のお菓子にされて食べられた。
  9. ^ サタンがベエのために買ってきたドッグフードを食べた際は「まずい」といって吐き出している。
  10. ^ 鳥山明「其之四百七十七 孫悟空 帰る」『DRAGON BALL 第40巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1995年3月8日、ISBN 4-08-851499-8、70頁。
  11. ^ 登場当初は「ボク」も使っていた。
  12. ^ 鳥山明「純粋の魔人ブウ」『DRAGON BALL 第42巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1995年8月4日、ISBN 4-08-851090-9、80頁。
  13. ^ アニメではゴテンクスと戦う寸前に自分が襲った船を沈没させた際、海に落ちて溺れていた乗客の男を助けたように見えたが、結局は驚かれたため「嫌いだ」と罵倒して男を殺害する。
  14. ^ アニメでは互いに自分が魔人ブウだと主張し合ったり、技が通用しなかっただけでなく、パンチ数発をかわされただけで息切れする描写が追加された。また、それまでと違い攻撃を受けた時に顔を歪める描写が描かれるなど、急激な弱体化を示唆する演出で描かれた。
  15. ^ アニメでは、悟空の元気玉のアシストおよびサタンに身動きの取れないベジータを救出させるため自らブウ(純粋)に向かっていった。なおその際、駆け寄って来たサタンをはね退けた。
  16. ^ a b c 渡辺彰則編「SPECIAL ATTACKS エスカレートする必殺技 その12 魔人ブウ編」『ドラゴンボール大全集 2巻』集英社、1995年8月9日、ISBN 4-08-782752-6、217頁。
  17. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 渡辺彰則編 「第4章 技事典」『ドラゴンボール大全集 7巻』集英社、1996年2月25日、ISBN 4-08-782757-7、123 - 162頁。
  18. ^ a b c d e PlayStation専用ソフト『ドラゴンボールZ Ultimate Battle 22
  19. ^ a b c d e f スーパーファミコン専用ソフト『ドラゴンボールZ HYPER DIMENSION』。
  20. ^ a b c d e f ゲームボーイアドバンス専用ソフト『ドラゴンボールZ 舞空闘劇
  21. ^ a b c d ニンテンドーDS専用ソフト『ドラゴンボールZ 舞空烈戦
  22. ^ a b c PlayStation 2専用ソフト『ドラゴンボールZ Sparking! NEO
  23. ^ a b c d スーパーファミコン専用ソフト『ドラゴンボールZ 超武闘伝3
  24. ^ a b PS2ソフト『ドラゴンボールZ2
  25. ^ a b c d e PlayStation 2ソフト『超ドラゴンボールZ
  26. ^ a b c d e PlayStation 3Xbox 360ソフト『ドラゴンボール レイジングブラスト
  27. ^ PlayStation 2専用ソフト『ドラゴンボールZ Sparking!
  28. ^ a b c PlayStation 2専用ソフト『ドラゴンボールZ3
  29. ^ 鳥山明「其之四百七十四 限界!!超サイヤ人3」『DRAGON BALL 第40巻』32-33頁。
  30. ^ a b 『DRAGON BALL 超エキサイティングガイド キャラクター編』41頁。
  31. ^ ジャンプ・コミック出版編集部編「天下一声優陣 其之二 魔人ブウ役 塩屋浩三」『テレビアニメ完全カイド「DRAGONBALL」〜天下一伝説〜』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2004年7月2日、ISBN 4-08-873705-9、174-175頁。
  32. ^ アニメではベジータのことも覚えていた。
  33. ^ 原作・アニメ本編では既にブウ(善)がバビディを殺害しているため、この形態では一度も会っていない。
  34. ^ 魔人ブウ(悪)はプレイヤーキャラクターとしては登場しないが、魔人ブウ(純粋)が使用する。
  35. ^ a b c d PlayStation 2ソフト『ドラゴンボールZ Sparking!』シリーズ
  36. ^ アーケードゲーム『ドラゴンボール ZENKAIバトルロイヤル
  37. ^ アニメでは吸収前ブウも原作とは異なり5本指である。鼻に関しては、ベジットとの戦いで鼻血を出してしまった際、ベジットから「前みたいに鼻のないほうが良かったんじゃないか?」と皮肉を言われ、アニメ版では「みっともないから拭けよ」に台詞が変更された。
  38. ^ 堀江信彦編「DRAGON BALL 其之五百一 救世主登場!?」『週刊少年ジャンプ 1995年5・6号』集英社、1995年1月23日、雑誌29934-1/23、18頁。
  39. ^ ジャンプ・コミック出版編集部編「べジットvs魔人ブウ The Best Bouts No.4」『ドラゴンボール完全版公式ガイド Dragonball FOREVER 人造人間編〜魔人ブウ編 ALL BOUTS & CHARACTERS』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2004年5月5日、ISBN 4-08-873702-4、34頁。
  40. ^ 渡辺彰則編 「『ドラゴンボールZ』超絶激闘集 無敵!究極戦士ベジット」『ドラゴンボール大全集 第5巻』集英社、1995年11月7日、ISBN 4-08-782755-2、187頁。
  41. ^ ジャンプ・コミック出版編集部編「超絶激闘集2」『テレビアニメ完全カイド「DRAGONBALL Z」孫悟空伝説』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2003年10月8日、ISBN 4-08-873546-3、165頁。
  42. ^ ジャンプ・コミック出版編集部編「強敵列伝」『テレビアニメ完全カイド「DRAGONBALL Z」孫悟空伝説』186頁。
  43. ^ アニメでは超サイヤ人3には変身していないが合体前の悟空とベジータを圧倒するシーンが描かれ、そのために悟空は再度合体の必要性を感じた。
  44. ^ アニメでは体内で悟空とベジータと戦うシーンが描かれたが、その際にブウ(善)への被害を避けていたことをベジータに気付かれる。
  45. ^ 鳥山明「其之五百五 挑発するベジット」『DRAGON BALL 第42巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1995年8月9日、ISBN 4-08-851090-9、39頁。
  46. ^ 鳥山明「純粋の魔人ブウ」『DRAGON BALL 第42巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1995年8月4日、ISBN 4-08-851090-9、80頁。
  47. ^ 渡辺彰則編「ALL BATTLES 完全戦闘リスト」『ドラゴンボール大全集 2巻』集英社、1995年8月9日、ISBN 4-08-782752-6、242頁。
  48. ^ 『ドラゴンボール大全集 別巻1』集英社、1996年2月18日、ISBN 4-08-102016-7、120頁。
  49. ^ 『ドラゴンボール大全集 別巻1』集英社、1996年2月18日、ISBN 4-08-102016-7、124頁。
  50. ^ 『DRAGON BALL FOREVER』集英社、2004年4月30日、ISBN 4-08-873702-4、140頁。
  51. ^ 『データカードダス ドラゴンボールZ プレミアムガイド』集英社、2005年12月、ISBN 4-08-102058-2、58頁。
  52. ^ 、「ポタラだったら一発でやれたのにな」と発言している。
  53. ^ ベジータも発言しているが、彼は気を溜める必要はなくすぐにそれだけのエネルギーを出せると思っていた。また、実際は生身での超サイヤ人3のエネルギー消費が想像以上で、そこまで気を溜める前に変身が解除されてしまった。
  54. ^ ニンテンドーDSソフト『ジャンプアルティメットスターズ
  55. ^ PlayStationソフト『ドラゴンボール FINAL BOUT
  56. ^ 後に『ドラゴンボールヒーローズ』にて、JM5弾よりカード化されている。
  57. ^ 原作では老界王神がポタラで合体したキビト神に「吸収されるのがオチじゃ」と窘められるシーンがある。
  58. ^ 鳥山明「其之四百八十一 地球軍、最後の秘密兵器!!」『DRAGON BALL 第40巻』121頁。
  59. ^ a b c 渡辺彰則編 「鳥山明が選ぶ究極のベスト」『ドラゴンボール大全集 4巻』集英社、1995年10月9日、ISBN 4-08-782754-2、38・109頁。
  60. ^ a b ジャンプ・コミック出版編集部編「マンガ「DRAGON BALL」の真実 トリヤマはこう考えていたよスペシャル」『DRAGON BALL 超エキサイティングガイド ストーリー編』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2009年3月9日、ISBN 978-4-08-874803-0、91頁。
  61. ^ 渡辺彰則編 「鳥山明的超会見」『ドラゴンボール大全集 4巻』167頁。
  62. ^ 渡辺彰則編「ベストオブ巻末コメント」『ドラゴンボール大全集 7巻』集英社、1996年2月25日、ISBN 4-08-782757-7、311頁。『週刊少年ジャンプ』1994年32号の巻末コメントより。
  63. ^ ジャンプ・コミック出版編集部編「天下一声優陣 其之二 魔人ブウ役 塩屋浩三」『テレビアニメ完全カイド「DRAGONBALL」〜天下一伝説〜』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2004年7月2日、ISBN 4-08-873705-9、174-175頁。
  64. ^ 瓶子吉久編「DRAGON BALLのおしらせ」『週刊少年ジャンプ 2014年18号』集英社、2014年4月14日、雑誌29934-4/14、38頁。
  65. ^ 鳥山明○作劇場『改』 其之壱』188頁、およびフジテレビワンツーネクストの番組『漫道コバヤシ』より。