超音戦士ボーグマン
『超音戦士ボーグマン』(ちょうおんせんしボーグマン、Sonic Soldier Borgman)とは、1988年4月13日から12月21日にかけて日本テレビ系毎週水曜日 夕方5:00~5:30で放送されたテレビアニメ。
目次 |
[編集] 概要
放映前・放映中のアニメ雑誌等における特集記事では、1986年放送開始の『聖闘士星矢』の大ヒットを受けて製作された、いわゆる“バトルスーツもの”“装着もの”(当時は“鎧もの”“プロテクトヒーローもの”などの呼称もあった)の一作品に位置づけられることが多く、マーチャンダイジングにおいても“バトルスーツもの”作品と同様の主人公達のフィギュア素体に装甲パーツや武器を装備させる玩具商品がメインであった。
他方で、設定やストーリーに従来の変身ヒーローアニメの要素を多く盛り込んだ他、時代設定が21世紀前半という近未来で、主人公側が超自然的なバックボーンをほとんど持たず、サイボーグとしての強化された肉体や科学力(火器や乗用メカ)を駆使して戦闘を行う、また主人公たちが(表向きではあるが)戦士以外の職業を持つ社会人である・・・など、様々な面で競合他作品との差別化が試みられた。キャラクターデザインには当時若手実力派アニメーターとして注目されていたきくちみちたか(菊池通隆)を起用し、アニメ誌の読者層や高年齢層のアニメファンを中心に絶大な人気を誇った。しかし、視聴率やマーチャンダイジングの面で苦戦し、物語自体は大団円であるものの番組は当初予定されていた物語を全て消化しきれないまま短縮され完結を迎えた。
きくちのコメントによると、企画段階でのタイトルは「黄金戦隊ボーグマン」で、主人公たちの年齢設定も低かったとのこと。
ボーグマンチームは一般社会には正体を隠して活動しているが、各メンバーの個別名称(変身後のコードネーム)が存在せず、バルテクター装着後もお互い本名のファーストネームで呼び合う。企画当初はボーグマンの前に貴金属の名称が付く固有名称がそれぞれに用意されており、リョウ(初期設定では夏目想太郎。詳細は後述)の変身した姿はゴールド・ボーグマンとされていた。
放映直後にいちはやくVAPからTVシリーズ全話がバラ売りLD化され、後にLDBOX化もされた。現時点でDVD化はされていないが、OVAなどは一部DVD化されている。
2011年12月7日にTVシリーズ、OVA、ボーグマン2を収録した超音戦士ボーグマン BD SONIC POWER COLLECTIONとしてBD化され発売が決定した。
なお、本作の演出スタッフ陣やキャラクターデザインのきくちは、翌1989年にもバトルスーツもの作品である『天空戦記シュラト』(タツノコプロ制作)に関与しており、葦プロも外注として録音製作を行っている。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。
[編集] ストーリー
1999年──東京に4つの隕石が落下し、首都は壊滅した。その後の2030年、東京湾上に建設された新都市「メガロシティ」に突如、妖魔と名乗る異次元からの侵略者が来襲した。彼らの目的は妖魔石による魔法陣を完成、妖魔王を復活させ世界を征服することにあった。人類は滅びるしかないと誰もが思ったそのとき、バトルスーツ"バルテクター"を身に着けた若者たちが立ち上がり、妖魔の軍団=犯罪結社GILに戦いを挑む。彼らこそ、「ボーグマン」と呼ばれるサイボーグ戦士であった…。
[編集] 登場人物
- ソニックチーム
- 響リョウ【ひびき リョウ】
- 声優:松本保典
- 本編の主人公。2013年9月22日生の16歳。身長177cm 体重65kg。千葉県千葉市出身。家族構成は両親と妹。正義感あふれる熱血漢で、バイク好き。宇宙飛行士を夢見て「ボーグマン計画」に参加し、ボーグマンとなるものの妖魔の襲撃にあって計画は頓挫。今はサイソニック学園の見習い国語教師として働いている。スピード重視・接近戦用の青いバルテクターを装着する。武器はバトルマシンガン。人工知能で自我を持つバイク・ロード/スーパーサンダーが専用マシン兼相棒であり、最後の必殺武器である。企画初期の名前は夏目想太郎で、かの文豪・夏目漱石の子孫を自称し教師を目指しているという設定だった。
- 後にOVAとして発売された事実上の完結編『THE BORGMAN LAST BATTLE』では夢を叶えるべく渡米、NASAのスタッフとなっていた。
- チャック・スェーガー
- 声優:井上和彦、病欠時の代役はナレーターの大滝進矢
- 2012年10月20日生の17歳。身長185cm 体重80kg。アメリカ出身。家族構成は両親と妹。サイソニック学園の体育教師。周囲からはキザで女垂らしと思われがちだが、リョウ同様に正義感が強く誠実な好青年の面もあり、前述の印象は照れ隠しのカモフラージュとも思われる。リョウとは訓練生時代からの親友で、コンビとしての能力は高い。ファントムスワットの美姫と恋仲になる。細身に似合わぬ怪力の持ち主で、広域攻撃用の緑のバルテクターを装着する。武器はバトルランチャー。初期は改造を施したバギーを乗用していたが、後に戦闘車ビーグルヘッドに乗り換える。弱点は納豆。
- 『THE BORGMAN LAST BATTLE』では美姫とともにメガロシティ警察に勤務、頻発する怪事件の捜査に当たっていた。また続編OVA『超音戦士ボーグマン2(セカンド)』では桂研究所の所長となって、復活した妖魔と戦う第2世代ボーグマンの指揮を執っていた。
- アニス・ファーム
- 声優:鷹森淑乃
- 2014年2月5日生の16歳。身長164cm 体重47kg。アメリカ出身。家族構成は両親と弟アントン(ロスに在住)。ボーグマンの紅一点、子供好きな「隣のお姉さん」的女性。大手外食チェーンの令嬢。他の二人とは異なり歌手志望で来日、スペースブロック見学中に妖魔の襲撃に遭遇し瀕死の重傷を負ったところをメモリーに救われ、ボーグマンシステムを組み込んで一命を取り留めた過去を持つ。その為に、パワーはリョウやチャックに劣る(本来このサイバネティックは彼女専用ではなく、奇跡的に一致した物)。電子戦用の赤いバルテクターを装着する。普段はサイソニック学園の音楽と算数教師を兼任。武器はバトルソーサー。戦闘用ロボットのガン・ウォーリアを操縦してパワー不足を補うことが多く、移動には他の二人のメカに同乗するかチャックのバギーを借用。また、バルテクター装着シーンでの「胸の揺れ」は、原画を描いた菊池が「実現するわけがない」というお遊び半分で提案したものであり、出来上がってきた映像で忠実に再現されていたのを本人も驚いたとされている。なお、ファームという姓は両親が巨大農園を運営しているという初期設定から取られている。
- 『THE BORGMAN LAST BATTLE』ではリョウと共に渡米して、リョウが勤務する宇宙センターの近くでカフェスタンドを営んでいたが些細なケンカが原因でメガロシティへ「家出」。それが物語の始まりとなる。
- メモリー・ジーン
- 声優:勝生真沙子
- 2007年11月19日生の22歳。「ボーグマン計画」の中心的人物で天才科学者。弟レミニスを実験中の事故で亡くしている過去がある。妖魔との戦いに備えてサイソニック学園の地下に最新鋭の基地を建造、ボーグマンの指揮とサポートを行う。常に冷静沈着な性格だが、本当は明るく優しい心の持ち主の女性であり、普段はサイソニック学園校長として教師・生徒の尊敬を集める。
- 桂 美姫【かつら みき】
- 声優:松井菜桜子
- 桂コンツェルンの令嬢であり、世界警察・対妖魔特殊部隊ファントムSWATのリーダー。性格は負けず嫌いで勝気。ボーグマンのチャックと恋仲になる。戦闘時においては専用のプロテクターを着用するものの、生身の人間であるため戦闘能力はボーグマンに劣っている。
- チャーリー・バーガー署長
- 声優:藤本譲
- メガロシティ警察の署長(メガロシティは移民の街であるため、公職の国籍規定は存在しないようだ)。妖魔の関わる事件に振り回される。終盤はボーグマンの正体を知り、良き理解者になっていった。
- 織田シンジ【おだ シンジ】
- 声優:小粥よう子
- 年齢10歳。サイソニック学園の生徒で好奇心旺盛なトラブルメーカーである。ボーグマンの正体を最初に知った生徒。モーリーのことが好きらしいが、つい苛めてしまう。勉強はあまり得意ではないらしく、廃墟となった旧東京やメガロシティ建設の経緯についても知らなかった。将来は宇宙飛行士になるのが夢。
- モーリー・ラングォルド
- 声優:神代智恵
- 年齢は9歳。サイソニック学園の生徒でみんなのアイドルである。花を愛したり、落ち込むアニスを慰めたりする優しい女の子。リョウのことが好きである。
- 郷田乱童【ごうだ らんどう】
- 声優:桜井敏治
- サイソニック学園の生徒で乱暴者。なにかあるとすぐに亨を殴るが、モーリーに怒られるとおとなしくなる。
- 桃木 亨【ももき じゅん】
- 声優:渡辺久美子
- サイソニック学園の生徒で、大変臆病な性格。
- フリッツ・K・リデル
- 声優:堀内賢雄
- メモリー、メッシュらとともに研究をしていた科学者。メモリーのことを愛するゆえ、危険に晒したくないという思いからボーグマン計画に反対していた。しかし最後にはメモリーの決意に心打たれ、彼女をかばって息を引き取る際にソニックシステムのデータを託す。
- 犯罪組織GIL
- 妖魔王を崇拝し、三次元世界を妖魔の力で支配しようとする悪の組織。妖魔に魅入られた人間の幹部達と、その指揮下に置かれた妖魔の戦士達で構成される。戦闘員のような下級兵士の軍団は特に持たず、毎回の作戦は幹部の誰かと配下の妖魔によって実行される。なお、ボーグマン側からは単に「妖魔」とだけ呼ばれ、組織名自体が把握されていたのかも不明。
- ギルバート・メッシュ
- 声優:銀河万丈
- GILの首領。年齢は30歳。昔は「ボーグマン計画」に携わっていた科学者の一人。妖魔の力に魅せられてGILを結成した。最後は自分自身が妖魔王復活のための生贄となる。
- ダストジード
- 声優:山寺宏一
- 年齢不明。妖魔最強の戦士で、性格はプライドが高く完璧主義者。黒いバルテクターを装着し、配下の妖魔を操ってボーグマンに戦いを挑む。正体は事故死したメモリーの弟、レミニス・ジーンの脳を埋め込まれた戦闘用のボーグマン(ボディの元の持ち主については不明)。記憶はメッシュによって消去されていた。ちなみに、放送前に雑誌で同作品が大々的に発表された際、初期の企画では初めからバレているという設定だったのか「正体は弟のレミニス・ジーン」とはっきり書かれており、終盤の見せ場が放送前からネタバレされているという事態になっていた[要出典]。
- フェルミナ
- 声優:松岡洋子
- 年齢不明。結社GILの3神官の一角にして唯一の女性。妖魔人を指揮する。紅い髪が印象的な美女。昔は天才医師で人体総改造説を唱えた為に学会を追放された過去があった。仲間の粛清により死亡する。
- ウォンゴット
- 声優:藤本譲
- 年齢不明。3神官の一人で、妖魔機械を指揮する。頭の一部が機械化されている。昔は天才発明家であった。ジードを疎ましく思い、リョウ諸共抹殺しようと目論むが、逆に粛清されてしまう。
- ケルベルス
- 声優:島香裕
- 年齢不明。3神官の一人で、妖魔獣を指揮する。頭にもう一つの顏を持つ。昔は超一流の科学者であった(3神官は全員元・人間)。最後は自ら妖魔獣人となるが戦死。
- ヴェーダ
- 声優:塩屋浩三
- 年齢不明。妖魔の長老で、性格はユーモラス。いつも独特の笑い方をする。作戦失敗に苦言を言うばかりであまり役に立たない…と言われていたが、実は妖魔王のエージェントであった。
- 妖魔
- ヒューマノイドタイプの妖魔人、動物型の妖魔獣、兵器や乗り物の形をした妖魔機械の3軍団に別れ、GILの尖兵として暗躍する。妖魔工場=ギルトライアングルで2種合体の妖魔機械人・妖魔機械獣・妖魔獣人、3種全てが合体した妖魔機獣人(トリプルモンスター)に融合パワーアップする。
- ナレーション
- 声優:大滝進矢
[編集] 登場メカ
- ロードサンダー
- 声優:山寺宏一
- 一般の市販オートバイをフルチューン、武装化した響リョウ専用ソニックウェポンのカスタムオートバイ。会話も出来る人工知能『サンダー』を搭載しており、リョウ達からもその愛称で呼ばれている。
- 全長:2.62m 重量:144kg 最大速度:310km/h エンジン:ハイドロイオンエンジン。
- 武装:2連装収束ビーム砲
-
- ロードサンダー2
- 破壊されたロードサンダーが、フリッツ・リデルの残したデータにより新型転送システムを搭載して復活した。スーパーサンダーに変形する事ができる。呼称は通常、ロードサンダーのままで呼ばれる。
- 『ラストバトル』では1シーンのみ登場。
- 最大速度:350km/h
- スーパーサンダー
- ロードサンダー2にソニックレシーバーのチップを前面パネルに差し込む事により変形する、ボーグマン・リョウ専用ソニックウェポン。両サイドにウイングが装備されており、仲間のボーグマン2名を乗せ敵へと特攻するフォーメーションが対妖魔戦での主要必殺技である。放送直前まではパワーアップ形態はソニックサンダーという名称だった。
- 後に『ボーグマン2』の最終話でも登場し、第2世代ボーグマンの3人が妖魔使いマスターへのとどめを刺すための最終兵器として活躍する。
- エンジン:対消滅駆動エンジン 全長:4.5m 重量:560kg 最大速度:1020km/h
- 武装:2連装収束ビーム砲、大型2連装収束ビーム砲(2連装バーストガン)
- ビーグルヘッド
- 主にチャックが使用する装甲車に似た武装バギー。大型キャノンを搭載している。劇中では活躍の場があまりなかった。
- チャック用バギー
- チャック・スェーガーが通常時に使用する2人乗りのオフロードバギー。武装は施されてはいない。
- ガンウォーリア
- 主にアニスが使用するパワードスーツ。アニスのパワー不足を補うために活躍。マシンガンや射出式のチェーンアームを搭載。
- 移動基地
- 破壊されたサイソニック学園の基地の代わりに使用するボーグマン達のトレーラー型移動基地。バルテクター転送用のソニックシステムを搭載している。
- ソニックウェポン
- 3人のボーグマンの標準装備ソニックガンやチャック専用兵器・ソニックバズーカ、ダストジードとの戦闘で右腕を切り落とされたリョウの新しい腕に内蔵されたスコープブラスター、そしてそれぞれに用意された銃座型の大型火器(バトルショット、バトルランチャー、バトルソーサー)を総称し、ソニックウェポンと呼ぶ。
- ソニックガンのデザインはタイアップの関係から、『赤い光弾ジリオン』のメイン商品であったセガのストロボ式光線銃玩具「超高速光線銃ジリオン」の改良形、いわゆるニュージリオンそのものである。商品名は「ソニックガン・ジリオン」だったが、本編中でジリオンと呼ばれる事はなかった。ソニックバズーカも『赤い光弾ジリオン』で登場したジリオンバズーカと全く同じデザインのアイテム。
[編集] 用語
- ボーグマン
- 宇宙空間に適応させたサイボーグの総称。
- ボーグマン計画
- ボーグマンによる宇宙進出計画。メッシュの陰謀により中止になる。
- 妖魔【ようま】
- 異空間に生息する魔物。
- ファントムSWAT
- 世界警察が結成した対妖魔特殊警察、桂美姫を隊長にすべて女性隊員で構成されている。
- 各所に隠し武器が装備された専用のプロテクターとスマートガン等の重火器で装備するものの、彼女らはボーグマンのようにサイボーグ強化していない生身の人間に過ぎず、いかんせん妖魔との戦闘においては苦戦を強いられることが多い。ボーグマン達を素人扱いして何かにつけ妖魔がらみの事件から手を引かせよう(警察が対妖魔に乗り出したので、もう民間人であるボーグマンチームは不必要という意図)とするが結果的には彼らに助けられる事が多く、結局はこの種の物語で主人公たちを引き立てる典型である『常人で編成されたやられ役の戦闘専門職』の役回りを担う。
- その中でも隊長の桂美姫はチャックと急速に仲を深めていく事になる。ファントムSWAT登場直前までは「妖魔SWAT」という名称で設定されており、メンバー全員のキャラクター設定もしっかり用意されており、アニメ雑誌などへの資料提供が行われていた。中でも中華娘キャラクターの「李大龍(リ・タイロン)」は大きな前人気を得ていたもきの、打ち切りの影響もあってかこれらの設定は放送では結局全て未使用に終わった。なお、当初の設定ではチャックは李と恋仲になり、美姫はリョウをめぐってアニスと恋のさや当てを演じる予定であったと言われているが、明確なソースは不明である。
[編集] スタッフ
- 企画:嶋村一夫(読売広告社)
- シリーズ構成:園田英樹
- プロデューサー:堀越徹(日本テレビ)、大野実(読売広告社)、頼経康史(東宝)、加藤博(葦プロダクション)
- キャラクターデザイン:きくちみちたか
- メカニックデザイン:大畑晃一、山田高裕、福地仁
- 美術監督:新井寅雄
- 録音監督:清水勝則
- 音楽:飛沢宏元
- 効果:野口透(アニメサウンドプロダクション)
- 監督:根岸弘
- 企画制作:日本テレビ
- 製作:読売広告社、東宝株式会社、葦プロダクション
- 制作著作:日本テレビ、東宝株式会社
- 提供:セガ・エンタープライゼスほか
[編集] 主題歌
- 前期OP「DON'T LOOK BACK」
- 作詞:西田昌史 作曲:石原慎一郎 編曲・歌:EARTHSHAKER
- 後期OP「夜をぶっとばせ!」
- 作詞:柴山俊之 作曲・編曲:Marcy 歌:HIPS
- 前期ED「FOREVER」
- 作詞:西田昌史 作曲:永川敏郎 編曲・歌:EARTHSHAKER
- 後期ED「TENDER」
- 作詞:寺田恵子 作曲:Marcy 編曲:西村麻聡 歌:HIPS
OP/EDの「DON'T LOOK BACK」「FOREVER」は従来のアニメ主題歌にはなかったヘヴィメタルサウンドが人気となった。また、そのヒットを受けて同ユニットのメンバーであるMARCYと、当時人気を誇った女性ロックバンド「SHOW-YA」の寺田恵子により番組のためだけのユニット「HIPS」[1]が限定結成され、後期のOP/EDを担当した。
[編集] 放映リスト
| 話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 妖魔が来る。ボーグマン登場! | 園田英樹 | 根岸弘 | 工藤柾輝 | |
| 2 | 誰だ!第3のボーグマン | 筋越次男 | 加戸誉夫 | 本橋秀之 | |
| 3 | 悪夢を破れ!ソニックパワー | 岸間信明 | 牧野滋人 | 野中みゆき | |
| 4 | 最強の敵・ダストジード | 会川昇 | 吉田浩 | 日下直義 | 勝亦祥視 |
| 5 | スーパーサンダー発進せよ! | 園田英樹 | 上妻晋作 | 村山靖 | 工藤柾輝 |
| 6 | スーパーサンダーVSゴーストライダー | 岸間信明 | 牧野滋人 | 本橋秀之 | |
| 7 | 妖魔人ドロルの不思議な世界 | 園田英樹 | 吉田浩 | 日下直義 | 池田好美 |
| 8 | 花が襲う!!少女が見た花の妖精 | 加戸誉夫 | 野中みゆき | ||
| 9 | 妖魔が吠える水上レース | 岸間信明 | 高橋信治 | 大町繁 | 中尾正樹 |
| 10 | 妖魔兵器!過去から来た少年 | 会川昇 | 川筋豊 | 村山靖 | 川筋豊 |
| 11 | パワー最強!ガンウォーリア登場 | 園田英樹 | 上妻晋作 | 寺東克己 | 本橋秀之 |
| 12 | 妖魔石からの脱出 | 岸間信明 | 吉田浩 | 株本毅 | 池田好美 |
| 13 | 血戦!リョウ最期の日 | 会川昇 | 加戸誉夫 | 松尾慎 | |
| 14 | 立ち上がれリョウ!ボーグマン暗殺指令 | 園田英樹 | 大町繁 | 白旗伸朗 | 中尾正樹 |
| 15 | 見たぞ!先生がボーグマン | 岸間信明 | 根岸弘 | 寺東克己 | 野中みゆき |
| 16 | 美女の罠!映画スターチャック大ピンチ | 会川昇 | 安東信悦 | 株本毅 | 池田好美 |
| 17 | ピエロが笑う!妖魔ランドの怪事件 | 岸間信明 | 加戸誉夫 | 川筋豊 | |
| 18 | メッシュの謎!赤き星の落ちるとき | 園田英樹 | 根岸弘 | 本橋秀之 | |
| 19 | 妖魔都市!不思議の国のアニス | 会川昇 | 村山靖 | 寺東克己 | 野中みゆき |
| 20 | ドクター・メモリー瞳の中の戦士たち | 園田英樹 | 工藤柾輝 | 暴愚浸 | 池田和洋 |
| 21 | 真夏の夜の悪夢!妖魔からの贈り物 | 岸間信明 | 安東信悦 | 株本毅 | 池田好美 |
| 22 | 海からの恐怖!ぼくたちの冒険旅行 | 上妻晋作 | 松本佳久 | 工藤柾輝 | |
| 23 | シンジを救え!襲われたボーグマン基地 | 会川昇 | 加戸誉夫 | 川筋豊 | |
| 24 | 激突!ファントムスワットVSボーグマン | 園田英樹 | 寺東克己 | 本橋秀之 | |
| 25 | 恐怖の罠・死闘!妖魔界 | 岸間信明 | 剣地尚 | 安東信悦 | 池田好美 |
| 26 | 決死の脱出!最強の敵、妖魔将あらわる | 村山靖 | 工藤柾輝 | ||
| 27 | 崩壊の序曲!ギルトライアングルを攻略せよ | 会川昇 | 松本佳久 | 只野和子 | |
| 28 | アニスの決意!この子たちは、私が守る | 園田英樹 | 安東信悦 | 池田好美 | |
| 29 | 崩壊の日!メガロシティクライシス | 会川昇 | 加戸誉夫 | 川筋豊 | |
| 30 | 緊急指令!移動基地発進 | 岸間信明 | 上妻晋作 | 村山靖 | 本橋秀之 |
| 31 | 絶体絶命!閉じこめられたメモリー | 根岸弘 | - | ||
| 32 | 粉砕せよ!ギルトライアングル攻防戦 | 剣地尚 | 安東信悦 | 池田好美 | |
| 33 | 妖魔城出現!終末へのカウントダウン | 寺東克己 | 川筋豊 | ||
| 34 | 叫びは空に!ダストジード死す | 園田英樹 | 村山靖 | 工藤柾輝 | |
| 35 | 妖魔王復活!さらばボーグマン | 根岸弘 | 岸田弘晃 | 根岸弘 | 本橋秀之 |
[編集] 放送局
[編集] OVA
[編集] 超音戦士ボーグマン Madnight☆gigs!
1989年2月8日発売。作中使用曲によるミュージッククリップ。その後のエピローグとなるTV未放映新作映像も収録されている。
[編集] ザ・ボーグマン ラストバトル
1989年OVA発売。バオー来訪者とともにビデオ上映もされている。TVシリーズの後を受けて発売されたOVA第1弾。TV以降のエピローグとも言える内容。菊池通隆はゼオライマーに関わっていたため製作に参加できずキャラクターデザインの変更を余儀なくされた。2002年にはMOVIE COLLECTIONとしてLOVERSRAINとのカップリングでDVDセットが発売されている。
[編集] ストーリー
妖魔との戦いから3年後、ボーグマン技術によって作られた新たなる敵オメガとの出現、ボーグマン達の最後の戦いの行方は?
[編集] OVA登場キャスト
- カーチス・火鷹:山寺宏一
- ジュダ・ハッサン:玄田哲章
- シャオ・シェン:柏倉つとむ
- ガープ:古田信幸
- ハンターボーグマンA:大滝進矢
- ハンターボーグマンB:小野健一
[編集] スタッフ
- 企画:藤原正道、加藤博
- 脚本:岸間信明
- キャラクターデザイン:本橋秀之
- メカニックデザイン:寺東克己
- 音楽:飛澤宏元
- 美術監督:新井寅雄
- 音響監督:清水勝則
- 撮影監督:高橋明彦
- プロデユーサー:頼経康史、芝原靖史、下地志直
- 監督:根岸弘
- 製作:東宝、葦プロダクション
[編集] 主題歌
- オープニングテーマ「TRAPS IN THE NIGHT」
- 作詞:水谷啓二 作曲:大堀薫 編曲:大堀薫 歌:山寺宏一
- エンディングテーマ「青春のモニュメント」
- 作詞:水谷啓二 作・編曲:飛澤宏元 歌:松本保典、鷹森淑乃、山寺宏一、松井菜桜子
[編集] 超音戦士ボーグマン LOVERS RAIN
1990年12月27日発売。OVA第2弾。魔物ハンター妖子とともにビデオ上映もされている。TVシリーズとラストバトルの間に当たるエピソードになっており、TVでは不消化だったアニスとのラブストーリーが中心となっている。
[編集] ストーリー
妖魔との最終決戦以降、リョウはメモリーの死の悪夢に悩まされ同時にサイボーグの身体の不調に悩まされる事になる。恋人となったアニスはリョウの心配をするが、それは生き残りの妖魔の罠であった。
[編集] OVA登場キャスト
- 妖魔:小野健一
[編集] スタッフ
- 企画:藤原正道、加藤博
- 脚本:園田英樹
- キャラクターデザイン/作画監督:菊池通隆
- 絵コンテ:村山靖、菊池通隆
- 美術監督:藤田勉
- 撮影監督:森下成一
- 音響監督:清水勝則
- 音楽:飛澤宏元
- プロデューサー:頼経康史
- 監督:村山靖
- 協力:フィルム・マジック、馬場健
- 製作 : 東宝株式会社、葦プロダクション
[編集] 主題歌
- オープニングテーマ「明日への誓い~Midnight Run」
- 作詞:水谷啓二 作曲:都志見隆 編曲:飛澤宏元 歌:山寺宏一
- エンディングテーマ「二人だけの入り江~Yes, i love you」
- 作詞:水谷啓二 作曲:都志見隆 編曲:飛澤宏元 歌:山寺宏一
[編集] 超音戦士ボーグマン2 -新世紀2058-
『超音戦士ボーグマン2(セカンド) -新世紀2058-』。OVA全3巻。VHSとLDで発売された。メインキャストを一新した新シリーズ。ただし菊池通隆自身乗り気ではなかったと語っていたようにセールス的に成功したとはいえなかった。製作及びソフト販売は東宝からタキ・コーポレーションに変わり、2002年には同社から全3話をDVD1巻にまとめたコンプリートエディションもリリースされている。
[編集] ストーリー
かつての妖魔とボーグマンとの戦いから28年後、メガロシティに再び妖魔が出現し始めた。そしてノーマルポリスでは手に負えない妖魔の跋扈に呼応するように、新たなるボーグマンも活動を開始する。
そのボーグマンの一人が妹イライザの親友サラだと知るノーマルポリスの刑事ケンは、妖魔を追跡する中で妖魔を統べる謎の男・妖魔使いマスターと遭遇し、瀕死の重傷を負わされてしまう。サラによって救出されたケンは、桂研究所所長として第2世代ボーグマンの指揮を執るチャックによりボーグマンの手術を施され死の渕から蘇った。
しかしケンは自分が成り行き上仕方無かったとはいえ、ボーグマンとなった事に戸惑いを隠せない。チームのまとめ役コーツとは些細な言い争いから対立し、その上イライザが妖魔に捉われてしまうという事件が起こる。たった一人の肉親であるイライザを奪われて自分を見失いかけるケンだったが、サラの励ましやコーツとの和解で妖魔殲滅こそがイライザを取り戻し、そして世界を破滅から救う唯一の手段であると悟りボーグマンとして戦う事を決意する。
ここに固い友情で結ばれる第2世代ボーグマン達。しかし彼らの前にはマスターに操られ、妖魔の尖兵と化したイライザが立ちはだかるのであった。
[編集] キャスト
[編集] スタッフ
- 企画 - 藤原正道、滝口雍昭、佐藤俊彦
- 制作 - 大場龍男、加藤博
- プロデューサー - 服部街宇、城川章文、下地志直
- キャラクターデザイン - きくちみちたか
- メカニックデザイン - やまだたかひろ
- 美術監督 - 地蔵本拓嗣
- 撮影監督 - 橋本和典
- 音響監督 - 清水勝則
- 音楽 - 飛澤宏元
- アシスタントプロデューサー - 沖貴子、赤堀義宏
- 監督・脚本 - 村山靖
[編集] 主題歌
- オープニングテーマ「SOLDIER IN 2058」
- 作詞:水谷啓二 作曲:工藤崇 編曲:飛澤宏元 歌:藤原正典
- エンディングテーマ「Good Night My Dear」
- 作詞:水谷啓二 作曲:藤原正典 編曲:飛澤宏元 歌:藤原正典
[編集] サブタイトル
- Vol.1 ENDLESSS CITY (1993年10月1日)
- Vol.2 DOWN TOWN BLUSE (1993年11月1日)
- Vol.3 LONELY PROLOGUE (1993年12月1日)
[編集] ボイスドラマ
- ドラマCD「超音戦士ボーグマン A MIDSUMMER NIGHT’S DREAM」(1989年9月6日、LD32-5112)
- コメディ調ドラマ「リターン・オブ・ダストジード」を収録。
- アニメイトカセットコレクション「ジ・エンドレス・ボーグマン・ショウ」(1992年1月1日)
- ドラマCDのさらに続編ドラマとなっているカセット文庫。
[編集] ゲーム
[編集] 関連商品
- DVD
- 超音戦士ボーグマン THE MOVIE COLLECTION(2002年11月22日)
- 超音戦士ボーグマン2 -新世紀2058- コンプリートエディション(2002年12月20日)
- CD
- 超音戦士ボーグマン/SONIC SOLDIER BORGMAN (1988年6月5日、LD32-5074)
- 超音戦士ボーグマンII/SONIC SOLDIER BORGMANII (1988年9月4日、LD32-5082)
- 超音戦士ボーグマン/THE LAST GIG OF THE WARLD (1989年1月11日、LD32-5093)
- 超音戦士ボーグマン/LOVERS RAIN (1990年12月12日、TYCY-5150)
- 超音戦士ボーグマン・ヴォーカル・コレクションII/REALLY THE LAST GIG OF THE WORLD (1991年3月27日、TYCY-5158)
- 超音戦士ボーグマン2-新世紀2058- (1993年8月25日、TYCY-5317)
- BD
- 超音戦士ボーグマン BD SONIC POWER COLLECTION(2011年12月7日)
[編集] 玩具展開
メインスポンサーのセガ・エンタープライゼスにとっては、前年の『赤い光弾ジリオン』に続く2作目の玩具タイアップのアニメである。
メイン商品であるバルテクター着脱式のアクションフィギュア「バトルフィギュアシリーズ」はアーマー装着を一通りこなせる上にフィギュアの可動範囲がかなり広く、競合する『聖闘士星矢』のクロス系玩具にも比肩する良好な設計であったが、反面デザイン等は劇中のものとかけ離れている。また、ダストジードは初期設定のデータがそのまま玩具生産ラインに乗せられたため、劇中と異なり銀メッキとなっている。
また、前年の『赤い光弾ジリオン』のメイン玩具であった「超高速光線銃ジリオン」は、本作では「ソニックガン・ジリオン」として販売されている。これはモデルチェンジ後のいわゆる「ニュージリオン」の本体カラーやパッケージなどを本作仕様に変更し、装飾用シール(ボーグマンを意味する「BM」のエンブレム)を追加したものであった。機能的にはニュージリオンと同仕様の電源内蔵型ストロボ式光線銃で、光線を受ける側のセンサーユニットについても初期形ジリオン・ニュージリオンなどとの互換性が保たれている。
玩具のスーパーサンダーとガンウォリアーに関しては劇中の変身シーン及びサンダー変形シーンの明滅サイクルに反応してアクションを起こす「ソニックシステム」[2]を採用する等、意欲的な試みも行われた。ただし、ガンウォリアーで同ギミックを楽しむには「スーパーサンダーセット」に付属の「データチップ」が必要であった。
また、セガがテレビゲームのハードウェアのメーカーであったこともあり、セガ・マークIIIでゲームソフトが制作されたものの、12月1日の発売時点で番組は打ち切り終了が決定していた上、当時の次世代機メガドライブがすでに発売されている状況下でのマークIII用ゲームソフトであり、話題性に乏しいものになってしまった。
[編集] 脚注
| 日本テレビ 水曜17:00枠 | ||
|---|---|---|
| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
|
赤い光弾ジリオン(再放送)
|
超音戦士ボーグマン
|
魔法のスターマジカルエミ(再放送)
|