戦国魔神ゴーショーグン

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戦国魔神ゴーショーグン』(せんごくまじんゴーショーグン)は、葦プロダクション(現:プロダクション リード)が製作し、1981年(昭和56年)7月3日から同年12月28日までテレビ東京系で全26話が放送されたロボットアニメ

放送時間は1~3話・6~13話が金曜日17:00~17:30、4・5話が土曜日9:30~10:00、14話以降が月曜日18:00~18:30。


注意以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。


目次

[編集] ストーリー

2001年、国際社会に巧妙に根を下ろし、全世界を掌握せんとする悪の秘密結社ドクーガに、謎の男サバラスに率いられたグッドサンダー部隊が挑む。その面々が乗り込む移動要塞「グッドサンダー」は謎のエネルギー「ビムラー」が動力源であり、最大1万kmの距離を瞬間移動できる。だがドクーガも「ビムラー」を狙っていた。

[編集] 概要

ロボットアニメとしても好評だった本作だが、メカアクション以上に軽妙洒脱なキャラクターたちに人気が集まった。特に、何事も自分自身の美学を行動原理とし、「美しい」「美しくない」が口癖のレオナルド・メディチ・ブンドル、乱暴者で八つ当たり用のロボットをやたらと蹴る・殴るが愛妻家のヤッター・ラ・ケルナグール、情緒不安定ですぐにカッとなるため精神安定剤が手放せないスグーニ・カットナルの、ドクーガ三幹部のインパクトは絶大だった。最終決戦後は主役よりも彼ら三幹部の方が出世するなど、完全に主役達を食った感がある。

また、本作はケン太少年の成長物語でもあり、基本的に彼の視線で話が進んでいく流れとなっている。これはいずれは親元を離れ、ひとり立ちしていくという「子どもの自立」がテーマとなっているためだと思われる。メインキャラクターの一人がケン太を庇って犠牲になるという初期設定も、ケン太が人間として大きく成長するきっかけとしてみれば筋が通っているといえるだろう。

[編集] キャラクター

[編集] グッドサンダー

北条真吾(鈴置洋孝
戦闘機キングアローとゴーショーグンのメインパイロットを務めるチームリーダー。真面目だが、すぐに熱くなる熱血漢でもある。かつてドクーガ配下の組織ニューネロスが起こした爆弾テロで婚約者リリー・レーンを失っており、ドクーガに復讐を誓っている。
風呂場で浪花節を歌うのが趣味だが、かなりの音痴。戦いが終わった直後は周囲の期待がプレッシャーとなってアルコール依存症になり、定職に就く事もままならない状態だった。その後、風呂場で転んで足を複雑骨折するなど、本作のキャラクターの後日談では最も悲惨な目に遭っている。身長180センチ、体重70キロ、天秤座のA型で21歳、古い時代の日本男児の典型像を引きずっている面がある。
キリー・ギャグレー(声:田中秀幸
戦闘機ジャックナイトのパイロットで、真吾とはいい意味でのライバル。どこまで本気かはともかく、時折レミーに言い寄る描写が見られる。他の二人がそれぞれのロボットのメインパイロットを担当しているのに自分は何もなし、とつぶやいていた事もある。以前は「ブロンクスの狼」と呼ばれた札付きの悪漢で、仲間の罪をかぶって懲役200年の刑を科せられていたが、刑務所から脱走してグッドサンダーに転がり込んだ。
自叙伝を書いていたが、作中ではほとんど筆が進まなかったようだ。戦いが終わった頃にこの自叙伝を完成させるがさっぱり売れず、ブロンクスの街でホットドッグスタンドを経営して糊口を凌ぐ羽目になる。ちなみに、昔観た化け猫映画がトラウマで猫が苦手。名前設定の由来は『霧隠才蔵』から。身長180センチ、体重82キロ、獅子座のAB型、年齢は不詳。なお自叙伝は後の「時の異邦人」でも執筆しており、そのときには「ブロンクスの狼第1巻・改訂10版」となっていた。
レミー島田(声:小山茉美
戦闘機クイーンローズのパイロットで、チームの紅一点。戦闘機がトライスリーに合体した時はメインパイロットを務めた。名前の由来は脚本担当の首藤剛志が好きなお酒の「レミー・マルタン」、および放送当時国際的に話題だった女優・島田陽子から。グッドサンダーに来る前は腕利きの諜報員だったが、とある任務で失敗してしまい自殺を図ろうとした所をサバラスにスカウトされた。
明るく気さくな性格だが男運は最悪で、ドクーガ三幹部のブンドルを筆頭に変な男にばかり言い寄られた。料理は不得意で、作るものはいつも黒焦げになる。戦いが終わった後は野生動物保護官の仕事に就いた。身長168センチ、体重51キロ、スリーサイズはB85-W56-H86、水瓶座のB型だが年齢不詳、20歳前後らしいのは確実である。同じB型のブンドルとは奇異な縁にあるがまだ明確な関係は確立されていない。企画当初は終盤で犠牲となり、それによってケン太が成長するという展開が予定されていた。
真田ケン太(声:松岡洋子
この物語の主人公でありキーキャラクター。戦闘中に故障し、そのまま放置されたトライスリーを危険を承知で修理に向ったり、ドクーガの秘密工場に捕らえられたことを利用して兵器データを改ざんするなど、正義感と行動力をもつ少年でもある。しかし初期の頃は子ども嫌いのキリーに対して暴言を放ったり、自分が扱いやすくするために無断でキングアローのコックピットを改造するなど、多少気のきかない印象があった。
機械を心を通わせる能力を持ち、この世のメカに悪いものはいないと信じている。しかしそれが災いして、ドクーガのメカを攻撃できないというトラウマに一時期陥ってしまったことがあった(しかしそれが悪用されているメカを救うきっかけとなった)。
物語の終盤、ビムラーが第3段階に移行したとき、ケン太の能力が全宇宙の意思=ソウルによって送られたビムラーの影響で起きたことが判明する。その直後からケン太はコンピューターファザー内でありとあらゆる知識を学び、地球上の様々な意思との会話もできるようになった。最終回、ビムラーが第4段階に入ったとき、ビムラーを体内に取り込み、地球のソウル(ビムラーに選ばれた生命体)となった。そして地球の代表としてゴーショーグンに搭乗し、自然と話せる人たちをつれて旅立っていった。身長135センチ、体重33キロ、乙女座のO型で10歳(第1話時点)。
OVA(オバ)(声:間嶋里美
ケン太の教育用ロボであり、母親代わりでもある。よくオバさんと“さん”付けでケン太にからかわれている。教育ロボであるため、自分の存在理由について悩むことがあった。あらゆる学問を身に着けているが、特に歴史に興味を示している様子(その理由は、自分が生まれてそれほど時間が経っていないため)。非戦闘用ロボットでありながらドクーガ兵を持ち上げるほどのパワーを持ち、飛行する事もできる。戦いが終わった後はロボット初の保育園園長になった。身長150センチ、体重125キロ、年齢は作られてから3年目。
サバラス(声:小林修
グッドサンダーチームのリーダーで、真田博士の友人。真吾たち3人をスカウトした張本人でもある。真田博士の片腕としてビムラーの研究に参加していたが、そのすべてを知っているわけではなかった。寡黙で印象の薄い人物だが、最終回で明かされたその出生の秘密はファンを驚愕させた。常に冷静で使命を優先する為冷徹な人物と思われがちだが存外情に厚いところもあり、また真吾達の軽いノリに適度に合わせたりOVAが作り過ぎたコロッケからいち早く逃げ出すなど人間臭い一面も持ちあわせている。最終決戦後はグッドサンダーとともに姿を消した。身長185センチ、体重125キロ、それ以外はすべて不明。モデルはテリー・サバラスと推測される。
真田博士(声:寺島幹夫
ケン太の父親。ツングスカに落下したビムラーを発見し、来るべきに備えグッドサンダーとゴーショーグンを密かに建造した。ビムラー論発表後、日本に帰国する途中にドクーガへの参加を強制されそうになり、自ら死を選ぶ。しかし彼はそれを見越しており、自分にもしもの事が起きたときに備えてサバラスにすべてを託していた。
コンピューターファザー(声:藤本譲
グッドサンダーのメインコンピューター。かなりの高性能で自らビムラーの研究を行うことが可能。非常時にはゴーショーグンを遠隔操縦し、サポートする。
実はビムラーが成長するエネルギーということを知っており、ビムラーが次の段階に入る時期が近づくとそれを実行するようにプログラムされていた。

[編集] ドクーガ

レオナルド・メディチ・ブンドル情報局長(声:塩沢兼人
ドクーガ三幹部の1人で主に情報収集を担当している。初登場時は戦艦からヨハン・シュトラウス2世の『美しく青きドナウ』を大音量で流すなど、クラシック音楽を伴って現れる姿が強烈な印象を与えた。
独特の美意識を持っており、物事は常に美しくなければならないと考えている。ドクーガが崩壊した後に自身の美意識に基づいた研究結果を著した本を出版し、一大センセーションを巻き起こす。その後は行方不明、曰く「悪は闇に沈んでこそ美しいから」らしい。最近のマイブームは東洋美学らしいが、自室に焼き鳥屋の堤燈や祭りの屋台を飾ったりと、そのセンスはかなり微妙と言える。「おぞましき2大怪物」ケルナグールとカットナル、彼らの妻や母親が「美しい」ことに驚愕する。彼が掌握している企業体の中には映画会社もあり、そこを使って罠を張ることも。身長185センチ、体重72キロ、蠍座のB型。年齢は不詳で、本人曰く「失礼な!」とのこと。
ヤッター・ラ・ケルナグール司令官(声:郷里大輔
ドクーガ三幹部の1人で戦闘司令を勤めている。元プロボクシングの世界チャンピオンだが怒りっぽい性格で、八つ当たり用のロボット「ケルーナ」を傍に置いている。圧倒的な戦力を背景にした力押しの作戦を得意とするが、ゴーショーグンの偽者「ゴーナグール」をジッターに製作させるなど、彼なりにゴーショーグンの能力を研究していた。
実は三幹部唯一の既婚者であり、妻は絶世の美女。また単なる「悪の組織の幹部」ではなく、世界規模のチェーン店であるケルナグール・フライドチキン・チェーン、ケルドナルド・ハンバーガー・チェーンのオーナーを勤めており、こちらで莫大な収入を得ているなど意外な一面を見せた。自社CMでは自ら出演するのみならず、妻とも共演している。ドクーガ崩壊後は牛丼チェーンの展開も始めるなど、商売に専念したようだ。身長201センチ、体重148キロ、乙女座のO型で32歳。
スグーニ・カットナル将軍(声:木原正二郎
ドクーガ三幹部の1人で現場での前線指揮を担当している。父親はアメリア国の大統領だったが、カットナルが子供の時に彼の目の前で暗殺される。しかもカットナルはこのテロの巻き添えで片目を失う。この事件がトラウマとなって情緒不安定な性格となり、精神安定剤が手放せなくなった。性格が似ているのと担当する部署が同じ為か、ケルナグールとは度々対立していたが、いざという時は息の合ったコンビネーションを見せる。
ドクーガが崩壊した後にアメリア国の大統領に就任したり、常用していた精神安定剤を「カットナライザー」という商品名で売り出して大ブレイクするなど、さえない後日談ばかりの主役男性陣とは雲泥の差の大出世を遂げている。本人が『母は美しい人でした…』と言う通り母親はかなりの美人で、常に写真を持ち歩くほどに母親に畏敬と愛情の念を抱いている。それが未婚の原因となっている可能性もある。身長183センチ、体重78キロ、魚座のAB型で41歳。
ネオネロス皇帝(声:藤本譲
太古より地球を裏から支配してきたドクーガの黒幕。序盤は黒い影としての登場のみだったが、終盤その姿を現す。正体は宇宙から飛来した悪の意識体だった。最期はメカたちのソウルによって消滅した。
ゼニガスキー・ジッター博士(声:寺島幹夫
ドクーガに所属する科学者。ゴーショーグン打倒のためにさまざまな装備を開発する。そのためには金額に糸目をつけず、三幹部から開発費用として多額の資金を請求する事もある。三幹部の個性が強すぎるため、いまいち印象が薄い。本人もそれには不満を持っており、「顔を映してくれ」というセリフをもらすほどである。
ドクーガ崩壊後は中性子爆弾以上の兵器開発に没頭する。ちなみに最終回で月基地で製作していた『35身合体ゴッドネロス』は、劇場版でドクーガのCMに登場している。
コンピューター・マザー(声:間嶋里美

[編集] ゲストその他

アルーシャ(声:川浪葉子
キンバリー鉱脈の近くの森で真吾が出合った女性。廃坑になった鉱山をドクーガがダイヤモンド鉱山として引き取り、そこで強制的に働かされていた。真吾たちの呼びかけにより村の住民とともに反乱を起こす。実は真吾のことが好きだったが、真吾は任務を優先したため別れた。しかし最終決戦後、二人は見事に結ばれている。
フランシス・ルグラン(声:池田秀一
画家であり、レミーのかつての恋人。任務に失敗したレミーをかばって生死不明となっていたが、実は生き延びてドクーガの援助の下に著名な画家となった。パリのモンマルトルでレミーと再会するも、その心は純粋な芸術家から汚れた守銭奴へと変貌しており、レミーからグッドサンダーの情報を手に入れてブンドルに売りつけようとする。
ブラン警部(声:広瀬正司
刑務所から脱走したキリーを追っていたニューヨークの警部。仲間に別れを告げるために戻ってきたキリーを見つけ、しつこく追いかける。しかし真実を知ったブランはキリーを追うのを諦め、その場を立ち去るのだった。
シュミット・ヘンケン(声:伊武雅刀
通称「ブルーシャーク」と呼ばれるプロの壊し屋。真吾の元同僚で、リリー・レーンをめぐってはライバル関係にあった。ドクーガに雇われ真吾の命を狙うが、それはドクーガの目を欺く演技であった。
リリー・レーン
真吾の婚約者だったが、結婚式の当日、ニューネロスの無差別テロによって命を落とす。実は一人娘がおり、その娘はシュミットが引き取っている。
サントス(声:堀勝之祐
反ドクーガ勢力の国家・フェルコーナの大統領。だが実際は地球を牛耳る野望を抱いており、ドクーガが倒せぬグッドサンダーの破壊を画策、ビムラー第2段階の状態にあったグッドサンダーとドクーガが共闘するというシチュエーションを作り出す大元となった人物。ソーラシステムを利用したグレートサントス砲で衛星軌道から攻撃を仕掛けるが、グッドサンダーの捨て身の作戦により砲もろとも死亡。なお彼の屋敷にいたキリー評するところの90点以上の美女たちは、全員が武器を内蔵した女性型アンドロイドだった。
ジミー(声:山田栄子
ロンドンでケン太が出会った少年で、メカ好きでもある。最初は警戒していたが、同じメカ好きなことが分かったとたん仲良くなる。小型メカ『ポポロ』を駆使して偵察や攻撃などを行う。
イザベル・クロンカイト(声:松尾佳子
ジャーナリストだった父の遺志を継ぎ、ドクーガの存在を追ううちにグッドサンダーチームの存在に気づき、無理やりグッドサンダーチームを取材しようとした。終盤は対ドクーガ組織のリーダーになる。戦いの終わったあとは、キリーとよい仲に。

[編集] 登場メカ

[編集] ゴーショーグン

真田博士が製作した全高52.5メートル、重量720トンの巨大ロボット。超シリコンカーバイド合金で作られており、意思を持つエネルギー「ビムラー」が動力源。ビムラーの成長とともにパワーアップする。
キングアロージャックナイトクイーンローズの3機のマシンが機体の各部に収納され、ゴーショーグンのコクピットになる。キングアロー以外の2機が欠けても操縦は可能だが、パワーはダウンしてしまう。メインパイロットは北条真吾が務める。
武装はコスモビームを始めレッドインパルサー、ホルスタービームの各種ビームの他、ゴースティック、スペースバズーカ、ゴーサーベル等の武器をグッドサンダーから転送される事で使用する。ビムラーが第2段階に進化した時にゴーフラッシャーが、第3段階に進化した時に相手メカに戦闘を拒否させるという破天荒な攻撃、ゴーフラッシャー・スペシャルが使えるようになる。そして第4段階ではゴーフラッシャーを全方位に発射する事で多くのメカに意思を持たせることが可能になった。
飛行しながら戦闘をする印象があるゴーショーグンだが、地上戦を行ったときもある。ただし、それを行った回数は多くない。終盤、ゴーショーグンはビッグソウルの意思によって製作されたことが判明した。また、ケン太が発見した壁画にもゴーショーグンらしき絵が描かれていた(おそらく、古代人が神と思って描いたものと思われる。ケン太はこの壁画を見たときに瞬時にゴーショーグンそのものという事を理解した)。

[編集] トライスリー

キングアロー、ジャックナイト、クイーンローズの3機が合体して完成する中型ロボット。メインパイロットはレミー島田。武器はミサイルやビームなど。主に牽制などに使われる。
トライスリーには強力な武装を施されていないため、戦闘能力はお世辞にも良いとはいえない(ドクーガがトライスリーを分析した結果、偵察ロボ程度でも破壊が可能という結論が出た)。そのため、ドクーガの戦闘ロボットに太刀打ちできず、苦戦を強いられた。終盤ではドクーガの戦力が強力になったため、使用されなくなった。全高23m、重量135t。

[編集] グッドサンダー

真田博士が建造した巨大移動要塞。実質的に主人公側の組織ともいえる。コンピューター・ファザーによる制御で完全管理されており、僅かな乗員でも運行出来るようになっている。動力源はビムラーで、空間跳躍を行う他、各種武器をゴーショーグンに転送する機能を持つ。
ただし空間跳躍は一度に5人の人間しか移動させる事が出来ず、また、一度跳躍を行うとエネルギーチャージに10日間もの時間がかかるなど、連続使用が出来ないのが欠点である(その欠点はビムラー第3段階に進化したことで解消している)。物語中盤にビムラーが第2段階に進化した以降は、グッドサンダーの破壊が太陽系そのものの消滅に繋がりかねないとの判断から、ドクーガの攻撃目標から外された。ただしビムラー第3段階においては破壊力が徐々に弱まり、その破壊力がゼロ=第4段階になったときがグッドサンダーとドクーガの決戦日となったのである。
なお、その名称は戦国時代の名将真田幸村の根拠地「九度山」のもじりである。

[編集] ドクーガ

本編に於ける悪の組織たる秘密結社。国際社会に巧妙に根を下ろし、グッドサンダー、ゴーショーグンと戦いを繰り広げる。その最大の目的は経済・軍事に於ける全世界の掌握にある。
上述の様に極めて個性の強い幹部たちによって運営されている組織ではある。幹部が収入を得るための本業を別に持っていたり、作戦失敗時の損失はその作戦を遂行した幹部が自身の資産で補填しなければならないなど、ドクーガそのものにも他の悪の組織とは一線を画した個性的な特徴がある。
作戦失敗による損失補填の支払い方法として分割払いか一括払いかを問われた際に、己の美学に基づいて一括払いとし、小切手を切った時のブンドルの台詞は、この組織の特徴を端的に表したものとして、またドクーガ幹部たちの魅力を語る代表的な台詞として知られている。
因みに名前の由来は「毒牙」ではなく、グッドサンダー(真田の九度山)の敵だった「徳川」である。

[編集] ビムラー

宇宙の意識体である『ビッグソウル』によって生み出された超エネルギー。地球上の生命誕生や進化を促したのもビムラーによるものといわれている。
物語初期は物質移動を促すエネルギーとして扱われていたが、第2段階では宇宙より飛来したビムラーと融合することによって破壊力のあるエネルギーに変わった。そして第3段階で地球の中心核から発生したビムラーと融合したときにメカに自我を目覚めさせる能力を持つようになり、第4段階ですべてのメカを争いから引き離すという能力を持つに至った。その現象はケン太の誕生日に合わせて起きている(このことからして、ビムラーはケン太の想いに呼応しているとも考えられる)。
ビムラーは云わば「地球に与えられた試練」であり、「地球を善き方向に導く水先案内人」でもある。そしてビムラーに選ばれた生命体(ケン太)の体内に融合し、ソウルそのものになったとき、ビムラーは地球を飛び立ち、宇宙の彼方へ旅立っていった。

[編集] スタッフ

  • 企画:佐藤充彦
  • プロデューサー:相原義彰、加藤博
  • 原作・構成:首藤剛志
  • 音楽:あかのたちお
  • 音響監督:松浦典良
  • 美術設定:勝又激
  • 設定助手:市原勝義
  • キャラクターデザイン:スタジオZ5
  • メカニックデザイン:亀垣一
  • 色彩設定:永江由利
  • 録音:高橋弘幸
  • 効果:伊藤道広
  • タイトルデザイン:安倉光弘
  • 制作担当:庄司清
  • 音楽協力:吉澤浩美、行貝竜一
  • 脚本:首藤剛志、渡辺自由、山崎昌二湯山邦彦、木下薫、富田祐弘
  • コンテ:日高麗、西村純二、湯山邦彦、落合正宗、網野哲郎、葛岡博、大庭寿太郎
  • 演出:湯山邦彦、西村純二、大庭寿太郎、乾国義、長尾粛
  • 作画監督:田中保、上條修、神宮彗、松岡秀明、落合宗正
  • 作画:笠原慎介、影山楙倫いのまたむつみ、増井泉、大島利恵、橋本利彦、丹澤学、富田悦子、工藤利喜、村上暢康、鶴山修、飯牟礼詳子、松岡秀明、新谷憲、堀隆、南全子、小原髪子、小野浩一郎、大渡力、片瀬恵美子、安東信悦、増尾昭一、秋津博、桜井邦彦、柳田勤、落合正宗
  • 仕上:マキプロダクション、ぱすかる
  • 背景:スタジオコスモス、にしこプロ、みにあ~と
  • 制作管理:佐藤訓史、古林明子
  • 制作進行:石川加寿美、木村健吾、松田喜明、本橋文雄、須貝尚、杉浦尚、馬場秀雄
  • 撮影:森口洋輔、白井敏雄、前島健一、木元雅信、上杉隆一、佐藤均、福田岳志
  • 編集:辺見俊夫、山崎昌三
  • 現像:東映化学
  • 製作:読売広告社葦プロダクション

[編集] 主題歌

  • OP「ゴーショーグン発進せよ」
    歌:藤井健、作詞:荒木とよひさ、作曲:あかのたちお
  • ED「21Century~銀河を越えて~」
    歌:藤井健、作詞:荒木とよひさ、作曲:あかのたちお


[編集] 放送リスト

  1. 1981.07.03 ゴーショーグン発進せよ
  2. 1981.07.10 激闘トライスリー
  3. 1981.07.17 リトルファイターGO
  4. 1981.07.25 危険ないたずら
  5. 1981.08.01 地獄のファンタジーランド
  6. 1981.08.07 光る眼の悪魔
  7. 1981.08.14 隠し砦の仲間達
  8. 1981.08.21 ゴーショーグン帰還せず
  9. 1981.08.28 ダイヤモンドは燃えつきて
  10. 1981.09.04 恐るべしビムラーの謎
  11. 1981.09.11 花束を君に
  12. 1981.09.18 別れのモンマルトル
  13. 1981.09.25 暗黒街の激闘
  14. 1981.10.05 ひとりぼっちのOVA
  15. 1981.10.12 熱砂の女王
  16. 1981.10.19 さらば青春の日々
  17. 1981.10.26 グッドサンダー危機一発
  18. 1981.11.02 ケン太ゴーショーグンに乗る
  19. 1981.11.09 叩け! ロンドン秘密基地
  20. 1981.11.16 宇宙中継これがドクーガだ
  21. 1981.11.23 皇帝の陰謀
  22. 1981.11.30 浮上、地底からの謎
  23. 1981.12.07 暴走グッドサンダー
  24. 1981.12.14 海の敵を叩け
  25. 1981.12.21 決戦秒読み開始
  26. 1981.12.28 果てしなき旅立ち

[編集] 次回予告

次回予告には登場人物がそのまま出演し、時には複数人で絶妙の掛け合いを見せた。

[編集] 劇場版

  • 『戦国魔神ゴーショーグン (劇場版)』(1982年4月24日公開:第17話と第20話を中心に作製された番外編)
    同時上映は『浮浪雲』。
  • 『戦国魔神ゴーショーグン 時の異邦人(エトランゼ)』(1985年4月27日公開)
テレビシリーズの後日談で、レミー中心に物語が展開する。

[編集] オリジナルドラマ編レコード

  • 『闇よ美しくあれ』

A面はブンドル局長を主役にした、テレビ版第1話を中心とするリメイクストーリーだが、脚本の首藤による名セリフと声優の塩沢の怪演(?)によって、出演者は引きつり、ファンは爆笑かつ大絶賛という、恐るべきサウンドドラマになってしまった。B面はミニドラマが6本収録されており、それぞれがいかにも「ゴーショーグンらしい」出来栄えである。

  • 闇よ美しくあれ(A面)
  • 1.ケン太さまのお通りだい(以下B面)
  • 2.愛のゆくえ
  • 3.別れのもんまるとおる
  • 4.キリーわが友
  • 5.ぼくのOVA
  • 6.ゴーショーグンGO!!

[編集] 小説版

首藤剛志によるノベライズ版が、徳間書店よりアニメージュ文庫として出版された。

『戦国魔神ゴーショーグン』は、テレビシリーズのノベライズ。『戦国魔神ゴーショーグン 時の異邦人』は同名作品のノベライズ。それ以外は、後日談としてのオリジナルとなっている。

  • 戦国魔神ゴーショーグン
  • その後の戦国魔神ゴーショーグン
  • またまた戦国魔神ゴーショーグン 狂気の檻
  • 4度戦国魔神ゴーショーグン 覚醒する密林
  • 戦国魔神ゴーショーグン 時の異邦人(エトランゼ)
  • はるか海原の源へ
  • 番外編 幕末豪将軍
  • 番外編2 美しき黄昏のパバーヌ

なお小説版の次回作かつ完結編として「鏡の国のゴーショーグン」が予告されているが刊行未定。

[編集] ゲーム

スーパーロボット大戦シリーズに出演している。

[編集] 関連項目

ロボットアニメファンのプロレスラー。「ゴーフラッシャー」と称する必殺技を使う。
格闘ゲームで、ヤッター・ラ・ケルナグールからヒントを得てタイトルを作成した。