宇宙の騎士テッカマンブレード
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| 宇宙の騎士テッカマンブレード | |
|---|---|
| ジャンル | SFアクション |
| アニメ: 宇宙の騎士テッカマンブレード | |
| 企画 | 青木勇人、湯浅昭博、稲垣光繁 |
| 監督 | ねぎしひろし |
| シリーズ構成 | 関島眞頼、あかほりさとる |
| 脚本 | 岸間信明、川崎ヒロユキほか |
| キャラクターデザイン | TOlllO、佐野浩敏 |
| メカニックデザイン | 佐山善則、中原れい |
| 製作 | テレビ東京、創通エージェンシー、タツノコプロ |
| 放送局 | テレビ東京系 |
| 放送期間 | 1992年2月18日 - 1993年2月2日 |
| 話数 | 49話 |
| コピーライト表記 | ©創通、タツノコプロ |
| ■テンプレート使用方法 ■ノート | |
『宇宙の騎士テッカマンブレード』(うちゅうのきしテッカマンブレード)は、1992年2月18日から1993年2月2日までテレビ東京系で全49話が放送された、タツノコプロ製作のSFアニメである。
1994年に続編として、OVA『宇宙の騎士テッカマンブレードII』が制作されている。
目次 |
[編集] ストーリー
連合地球暦192年。謎の宇宙生命体「ラダム」が突如として地球に来襲、人類の宇宙進出の夢を懸けて作られた軌道エレベータ基地・オービタルリングを瞬く間に占拠し、地球侵略を開始した。地球製兵器では傷つけることすらできない強靭無比のラダム獣に対し、唯一対抗できる兵器、オービタルリングのレーザー砲を奪われた人類には対抗する術がなく、その侵攻をただ黙って見ているしかできなかった。
そんなある日、地球に降り注ぐラダム獣および地上に根付くラダム樹の調査・分析をしている外宇宙開発機構の前に、正体不明の青年が現れる。彼は寡黙で記憶喪失のようであるため「Dボウイ[1]」と名づけられ、ラダムの尖兵と酷似した超人「テッカマン」に変身し、人類が倒せなかったラダム獣を事もなく打ち砕いてみせた。
外宇宙開発機構は、この青年に不審を抱きながらも「スペースナイツ」として、地球連合軍とは別にラダムとの戦いを始めることとなる。
[編集] 解説
本作は、1975年にタツノコプロで製作された『宇宙の騎士テッカマン』の名を冠しており、設定(スペースナイツ、ブルーアース号、ペガスなど)や構想の一部も流用されているが、全く別の世界観に基づいて作られた作品であり、リメイクやストーリー上の続編ではない。スタッフは『機動戦士ガンダム』の洗礼を受けた世代やOVA畑からの人材で構成されている。作品における緻密なSF設定(後述)や、それらを作中で説得力ある描写に仕上げた点は、彼らによるところが大きい。
“テッカマン”と呼ばれる同種の戦士が複数存在し、互いに戦いを繰り広げる(テッカマン対テッカマン)という構図が物語の主軸となっている(この設定は前作でも存在するが、打ち切りにより実現する事はなかった)。
ストーリー面については、地球を守るために肉親や友人・恩師と戦わねばならない主人公という、ハードな展開が特徴である。シリーズ構成とメイン脚本を担当したあかほりさとるは、後年のインタビューにおいて
- 敵の走狗となった肉親や知人と戦う宿命を背負った孤独な男が地球に飛来
- 肉親や知人と戦う代わりに、今度は共に戦う新しい仲間ができ、次第に心を開く
- ついには、人の心を持ったまま脱出した妹と再会する
- その喜びもつかの間、妹が自分を守るために肉親達と戦い、散ってしまう
- 自らもテックシステムによって傷つくが、仲間達の助力でシステムを進化させてパワーアップ
- ついには、人の心を持ったまま脱出した妹と再会する
- 肉体の崩壊は抑えられたものの、副作用で脳細胞に影響が波及し記憶を失い始める
- 肉親や知人と戦う代わりに、今度は共に戦う新しい仲間ができ、次第に心を開く
- 人としての自分を捨てて、最後の敵である弟と兄を倒し、記憶を失って地球に帰還する
という、アーチ構造になるようなストーリー構成を関島眞頼と共に練り上げ、それを基に脚本を書き上げていったと明かしていた。このように全体の設計を予め完成させていたことが、作品の完成度の高さに繋がっていると言われる。主題歌も、前・後期共に世界観を反映した詞が与えられており、小坂由美子の熱唱と相まって視聴者に強い印象を残した。
あかほりさとるはデビュー当初から現在に至るまでギャグ作品を手がけることが多く、そのためシリアス一辺倒の本作は、過去に関わった作品の中でも一際異彩を放っている。しかし、先に挙げたしっかりとしたストーリー設計とドラマチックなシナリオから、あかほりに肯定的な層からは「ギャグ作品同様に大げさなセリフを要所要所で使ってくる、いかにもあかほりらしい傑作」、否定的な層からも「冗長な面もあるが、あかほりの最高傑作」と、ほぼ一致して高い評価が下されている。
反面、作画の質は全く安定していなかった。大張正己の手がけたオープニングアニメーションや、それを基にしたアクションシーンの評価は高いが、作画監督間でキャラデザインに関する意思疎通ができていなかったのか、それぞれのキャラクターの顔が毎回明らかに変わってしまっており、「同一人物とは思えない」と揶揄されるほどであった。
本作は放映当時から一部ファンより熱狂的な支持を集めていたが、決して子供向けとは言えないハードなストーリー展開であったことや、また地域によっては同時期に放映され国民的人気を博していた『美少女戦士セーラームーン』の裏番組に当たってしまったことなどがあり、幅広い層から人気・知名度を得るには至らず、長らく「知る人ぞ知る傑作」という扱いをされてきた。しかし、2005年にゲームボーイアドバンス用ゲーム『スーパーロボット大戦J』、更に2007年には続編『宇宙の騎士テッカマンブレードII』と共にニンテンドーDS用ゲーム『スーパーロボット大戦W』に取り上げられたことで、リアルタイムで視聴していない世代にも名前が知られることとなり、再評価されることとなった(ただし、本作はあくまでSFヒーローアニメであり、いわゆるロボットアニメではない)。
[編集] 制作
- 製作総指揮:九里一平
- 原案:タツノコプロ企画室
- 企画:稲垣光繁(創通エージェンシー)、成嶋弘毅(タツノコプロ)
- 制作管理:柴田勝
- シリーズ構成:関島眞頼、あかほりさとる
- 文芸:あみやまさはる
- キャラクターデザイン:TOlllO、佐野浩敏
- メカニックデザイン:佐山善則、中原れい
- オープニングアニメーション:大張正己
- 作画コーディネーター:湖川友謙
- 色彩設計:藤岡真子
- 音楽:和田薫
- 美術監督:海野よしみ
- 撮影監督:横山幸太郎
- 音響監督:田中英行
- 制作プロデューサー:佐久間敏郎
- 制作担当:吉田昇一
- 監督:ねぎしひろし
- 演出チーフ:殿勝秀樹
- プロデューサー:清水睦夫(テレビ東京)、板橋秀徳(創通エージェンシー)、植田もとき(タツノコプロ)
- 脚本:関島眞頼、あかほりさとる、岸間信明、川崎ヒロユキ、千葉克彦、渡辺誓子、山下久仁明、あみやまさはる
- 構成:あみやまさはる
- コンテ:東伏美、ねぎしひろし、殿勝秀樹、澤井幸次、坂田純一、まつぞのひろし、中村隆太郎、西山明樹彦、鈴木吉男、板野一郎、橋本伊央汰、羽生頼仙、友田政晴、吉田英俊、山本康彦
- 演出:殿勝秀樹、高瀬節夫、佐乃鷹二巳、西山明樹彦、千葉大輔、鈴木吉男、提純子、まつぞのひろし、宮崎一哉、羽生頼仙、友田政晴、板野一郎、津田義三、吉田英俊
- 演出助手:うらのひろあき
- 作画監督:世良武、室生聖人、藍葉古卯、敷島博英、加藤茂、猫野乃々美、井口忠一、加野晃、須田正己、工原しげき、伊藤尚住、佐野浩敏、ところともかず、アート・歩夢
- メカ作監:オグロアキラ、猫野輪太、山根理宏、中村豊、加野晃、アート・拓夢
- 動画チェック:長野まりえ、谷沢豊、森植、安楽園廣和、後藤典子、谷平久美子、鈴木豊、渡辺律子
- 色指定:藤岡真子、大津多美子、八木千恵子、佐久間クミ子、鈴木一法
- 検査:飯島孝枝、三ヶ尻康彦、呉英蘭、犬飼初美
- 美術助手:中島美佳
- 背景:プロダクション・アイ
- 特殊効果:太田憲之
- 撮影:相沢健四郎、武川昌志、横山正彦、蛯貝美穂、荒井麻衣子
- 編集:三木幸子、小宮山茂、白井三奈
- 録音:小原吉男
- 録音助手:渋江博之
- 選曲:オーディオタナカ
- 効果:神保大介
- 録音スタジオ:タバック
- キャスティング:高橋正彦
- メカ設定:小川浩
- 設定協力:出渕裕、結城二十六、スタジオOX
- 設定進行:田沢孔二
- メインタイトル:神宮寺訓之
- テロップ:マキ・プロ
- 現像:東京現像所
- 制作デスク:内山秀二
- 制作進行:横渕康人、木原実、佐野隆史、中村圭、新部勝斉、吉田昇一、西野大
- 制作協力:OFFICENEXT-ONE、ZERO G-ROOM
- 制作:テレビ東京、創通エージェンシー、タツノコプロ
- コピーライト:創通、タツノコプロ
[編集] 主題歌
- 前期OP(1~27話)『REASON』(作曲:小坂由美子 作詞:安藤芳彦 歌:小坂由美子)
- 後期OP(28~49話)『永遠の孤独』(作曲:小坂由美子 作詞:さとうみかこ 歌:小坂由美子)
- 前期ED(1~27話)『ENERGY OF LOVE』(作曲・作詞・歌:小坂由美子)
- 後期ED(28~49話)『LONELY HEART』(作曲:小坂由美子 作詞:さとうみかこ 歌:小坂由美子)
- 挿入歌(40話)『午前0時』(作曲:山本智恵子 作詞・歌:小坂由美子)
- 挿入歌(40話)『Meditation』(作曲・作詞・歌:小坂由美子)
- 挿入歌(46話)『Once More Again』(作曲:山浦克巳 作詞:島エリナ 歌:三松亜美・山浦克己)
- 挿入歌(48話)『マスカレード』(作曲・作詞・歌:小坂由美子)
[編集] 登場人物
[編集] スペースナイツ
- Dボウイ/相羽タカヤ(あいば - )/テッカマンブレード
- 声:森川智之
- 本作の主人公。テッカマンブレードに変身し、スペースナイツと共にラダムに戦いを挑む。
- スペースナイツとの遭遇当初、記憶喪失を装い本名を名乗らなかったため、「無茶な行動ばかり取る」ことからD(デンジャラス)ボウイという渾名をノアルにつけられた。
- 本名は相羽タカヤ。後に妹ミユキとの再会を機に自らの素性やテッカマンとしての秘密を周囲に明かした(フリーマンには既に素性を知られていた)が、その後も仲間からはDボウイと呼ばれている。
- 元々正義感が強く、またラダム・テッカマンと化した家族を倒すという並々ならぬ使命感を持っていることから、当初は独断専行が多く孤立しがちだった。
- 後に「同じテッカマン同士で戦う」「何度もテックセットを繰り返した」事により、肉体の細胞が崩壊し始める。肉体崩壊を止める為にブラスターテッカマンへの進化を行うが、余命が半年になるとフリーマンは予測していた。しかし予測は外れ、体に異常は見られず、仲間と共に安堵したのも束の間、細胞崩壊が脳細胞に集中するようになった事が明らかとなり、以後徐々に過去の記憶を失っていく。なお、全ての記憶を失う前に、一度実家に戻って家族との思い出を辿り、改めてラダムへの怒りと憎しみを心に刻む。
- その後、弟シンヤと一騎打ちに勝利し、彼のコアクリスタルを持ってオメガの待つ月へ向かうが、クリスタルを使った反動で遂に全ての記憶を失う。
- しかし、全ての記憶を失っても心に刻まれたラダムへの怒りと憎しみは消えず、自我すら失っているにも関わらず、オメガに戦いを挑む。最期はオメガにボルテッカを放ち互いに消滅…と思えたが、地球に落下し、後に車椅子に座っているのを確認されている。
- そのたび重なる不幸の連続から、「アニメ史上トップクラスの不幸を背負う主人公」と証するファンも多い。
- 如月アキ(きさらぎ - )
- 声:林原めぐみ
- スペースナイツのメンバー。ブルーアース号のパイロット。Dボウイに好意を寄せているが、女らしさに欠ける面があり、自らもそれを気にしている。Dボウイを意識して香水を付けただけで周囲から驚愕されたこともあった。
- 物語が進むにつれ、過酷な運命に翻弄されるDボウイに何もできず、自分が無力だと苦悩することが多かった。
- 如月という苗字は本作の時点では明らかにされず、続編で初めて公開された。また、設定では伊賀忍者の末裔と云う事になっていたが、本編では一切その事について触れられていない。
- ノアル・ベルース
- 声:松本保典
- スペースナイツのメンバー。ブルーアース号のパイロット。後にソルテッカマン2号機のパイロットも務める。
- 軍人の家系で名家の出身だが、それに反発し外宇宙開発機構に参加、それにより父親によって実家から勘当されていた。
- 「Dボウイ」の名付け親である(ただし、ブレードの余りの暴れっぷりを見て「デストロイド・ボウイだな」とも発言している。)。初めは正体不明で自分勝手な行動をするDボウイを厄介者扱いしていたが、徐々に厚い友情を築くようになる。口調は軽く斜に構えているが、実際は情に厚く義理堅い。
- ミリィ
- 声:横山智佐
- スペースナイツのオペレータ。フリーマンと行動を共にすることが多いが、アキの代わりにブルーアース号に乗り込むこともある。Dボウイから妹ミユキの姿を重ねられていた。
- ミレッタ・ルルージュという本名が設定されているが、アキの苗字同様こちらも劇中では明らかにされなかった。
- 本田
- 声:飯塚昭三
- スペースナイツのメカニック。髭面で貫禄のある体格の通称「おやっさん」。メンバー最年長であり、フリーマンのよき理解者でもある。
- レビン
- 声:中原茂
- スペースナイツのメカニックで本田の片腕。オカマ。特に男性が好きというわけではないが、Dボウイのことは気に入っている模様。しかしそれ以上にメカフェチであり、テッカマンブレードのフォルムを気に入り、自作したと思しきブレードのフィギュアを手にして悦に浸ったり、「ずっとテッカマンのままでいれば良いのに…」などと発言している。
- ミリィ相手に大人気ない掛け合いをしたり、トラブルに巻き込まれたりとコメディリリーフの面が強い。料理が得意。
- ハインリッヒ・フォン・フリーマン
- 声:鈴置洋孝
- スペースナイツのチーフ。沈着冷静に指示を出し、しばしば冷酷とも言える言動で周囲の疑念を招くものの、内心は情に厚い。鋭い戦略眼と、極めて高い政治能力を持ち、その緻密な計算で常に仲間にとって最善の方法を考えている。
- 自ら対ラダム兵器を開発したり、テックシステムを解析する等技術者としても優れた面を持つなど、まさに万能であり、頼れるリーダーである。
- 独特の形をしたサングラスをかけていることが多い。
- ペガス
- 声:飛田展男
- 身長:2.7m 体重:6.5t 飛行速度:M2.34/49000ft(クラッシュイントルードモード時)
- 元々はスペースナイツの作業用人型ロボットだったが、Dボウイのクリスタルの破損を機に、ブレード用のサポートロボとして改修された。
- Dボウイのテックセットを手助けするだけでなく、バルカン砲などの兵器も搭載しており、飛行形態にも変形できる。バーナード軍曹から教わった「ダニー・ボーイ」を唄える。最後は、オメガの攻撃からブレードを庇い大破するが、直後にそれに呼応するかのようにブレードはブラスター化する。また大破時に流れ落ちるオイルが、アキの願いと悲しみに呼応した涙のように見える。
- 名前の由来は、ギリシア神話などに登場する幻獣、ペーガソスから。
- 続編におけるアキのサポートメカであるペガスIIには、大破したペガスのメモリーが搭載されている。
- 相羽ミユキ(あいば - )/テッカマンレイピア
- 声:水谷優子
- Dボウイの妹。相羽家の末妹。テックシステムから体質不適合で排除され、兄タカヤにラダムの秘密を伝えるべく、残り少ない命を振り絞って単身ラダム基地を脱走。その後エビルらラダムテッカマンに単身戦いを挑み、自爆して果てた。
- 兄タカヤに対して、普通の兄妹以上に強い愛情を抱いているが、その一方で彼とアキの仲を応援していた(ただし、監督のねぎしひろしの解釈ではミユキはアキに嫉妬しているとの事)。
- 相羽孝三(あいば こうぞう)
- 声:麦人
- 相羽兄弟の父。宇宙物理学の教授。宇宙船アルゴス号の船長としてタイタン調査団を率い、自分の家族や助手たちと共に土星に向かう旅の途中、ラダムと遭遇してしまい、捕らわれてしまう。早い段階でテックシステムから排除され、その命を賭して息子タカヤを救出、地球へと送り込んだ。その際、「お前の使命とは、奴等(ラダム)に肉体をのっとられたシンヤやミユキを、お前の手で殺すことだ」と言い残している。
- なお、LD-BOXの特典映像ではシンヤも救出しようとしたが、シンヤは既にラダムに寄生されていたため、失敗している。
[編集] 連合防衛軍
- バルザック・アシモフ
- 声:堀内賢雄
- 連合防衛軍少佐。従軍記者を装い、スパイとしてスペースナイツ基地に潜入。ブレードに関する機密データを持ち帰り、それを基に軍が開発したパワードスーツ・ソルテッカマン1号機のパイロットに任命される。
- スラム街出身で上昇志向が強く、親友のマルローと共にソルテッカマンでラダムを倒し、栄達しようと考えていた。しかし、オービタルリング奪回作戦において、テッカマンエビルに全く歯が立たずに完敗、行方不明となる。
- その後リルルに助けられ、戦いを捨てて農夫として生活していたところを、スペースナイツのメンバーと偶然再会し、行動を共にするようになる。(彼のソルテッカマン1号機は畑のカカシ代わりに野ざらしで放置されていたが合流後に改修を受ける)
- ノアルと共にブルーアース号でラダム基地を目指す途中、襲い掛かってきたテッカマンソードと対決、相打ちで大気圏に落下し、燃え尽きる。地上ではリルルとの間に設けたまだ生まれていない子供が残された。
- 続編ではその功績を称え、地球連合軍にその名を冠した「バルザック勲章」が設けられている。
- コルベット
- 声:大滝進矢
- 連合防衛軍准将。非常に功名心の強い利己的な性格で、自らの手柄のためには手段を選ばず、スペースナイツとオリジナルのテッカマンであるDボウイを目の敵にしていた。その対抗策として、ソルテッカマンの開発を推進した。
- 性格はともかく、現状認識のあまい上層部の言動に頭を抱える等、軍人らしく状況を把握する能力はそれなりにあったようで、実際彼の指示で開発されたフェルミオン兵器やソルテッカマンは、後の対ラダム兵器の主流になる。
- しかしフリーマンに何度も出し抜かれ、乾坤一擲のオービタルリング奪回作戦も失敗し、徐々に情緒の均衡が崩れていったようである。
- 最後は無謀なフェルミオンミサイル発射作戦(ラダムの本拠地であるオービタルリングを破壊するという作戦。前述の通りラダムの本拠地は月面裏であり、これも情緒の欠落を示す短絡的な行動と言える。またこの作戦が実行された場合、オービタルリングの地表落下によって、落下地点にあたる赤道周辺地域が甚大な被害を受けるものだった。)を強行し、人類の英雄になろうと妄想するが、ブレードに食い止められ、討ち落とされたミサイルの爆発に巻き込まれ死亡。
- Dr.マルロー
- 声:辻谷耕史
- 連合防衛軍科学班所属の科学者で、ソルテッカマンの開発者。バルザックとは幼馴染で、共にスラム街で育ち連合防衛軍に拾われた。バルザック同様に上昇志向の強い人間で、科学省長官となって権力と名誉を手に入れることを夢見ていた。
- ソルテッカマン用に精製したフェルミオンを輸送中、ラダム獣に襲われて致命傷を負い、バルザックの目の前で息を引き取った。
- バーナード・オトゥール
- 声:池田勝
- 連合防衛軍軍曹。隻眼。スペースナイツとの共同作戦で、Dボウイとの友情を芽生えさせる。軍が指揮系統を失った後は、部下を率いて独自にラダムへのゲリラ戦を行う抵抗を続けていた。
- 後にDボウイと再会し、ブレードがブラスター化するまでの時間を稼ぐためランスの前に立ちはだかり、その命を落とした。
[編集] ラダム
- フリッツ・フォン・ブラウン/テッカマンダガー
- 声:飛田展男
- ラダム獣を率いて地球に侵略してきた最初のテッカマン。元アルゴス号の乗組員。
- 干渉スペクトル装置を用いてDボウイの変身を封じ、クリスタルを破壊したが、ペガスにより再び変身が可能となったブレードのボルテッカの前に敗れ去った。テッカマンの中で唯一ボルテッカを使用せず、コスモボウガンという専用武器を用いる(インタビューによると当初ボルテッカをテッカマンの標準装備にする予定はなく、結果としてダガーだけが未装備になってしまったらしい)。
- 相羽シンヤ(あいば - )/テッカマンエビル
- 声: 子安武人
- Dボウイこと相羽タカヤの双子の弟。ラダムテッカマンのサブリーダー的存在。アルゴス号の操舵手だった。結果に拘る完璧主義者であり、努力型のため子供の頃から天才肌の兄タカヤに対して強いコンプレックスを抱いており、それがラダムの寄生によって増幅された為か、執拗にブレードに戦いを挑んだ。終盤にはブレードの後を追って、ブラスター化も果たしているが、その代償として身体に急速な負荷を掛けてしまう事になる。
- ブレードとの壮絶な死闘の末致命傷を負い、ラダムの支配から抜け出す。その後自らのクリスタルをブレードに託し、息を引き取った。
- LD-BOXの特典映像によると、幼少時代のシンヤの不注意で起こった火災で母親を失っており、そのために父孝三に疎まれていると思っていたのもタカヤに対するコンプレックスになっていたようである(実際には前述のように孝三はシンヤも救出しようとしたため、シンヤの勘違いだった事になる)。たとえ、ラダムに精神を支配されなくてもタカヤと戦うのは宿命であると思っており、タカヤは最後まで兄弟が争うのは全てラダムの所為と考えており、最後まで2人はわかり合えることはなかった。その一方で、10歳の時にタカヤと共に埋めたタイムカプセルに入ったマイクロレコーダーでは「自分はタカヤ兄さんがずっと大好きである」と言い残していた。と同時に将来いつか兄タカヤと争う事になるのではないかと感じていた。
- なお、設定上顔はタカヤと瓜二つとされ、初登場の際にアキがタカヤと間違える描写が存在するが、解説の項にある通り本作の作画の乱れの結果、タカヤと全く顔が似ていない為、一部のファンからネタにされている。
- ゴダード/テッカマンアックス
- 声:島香裕
- 相羽孝三の親友で助手。電子工学の専門家。武道・武術にも精通しており(Dボウイ曰く、その道に進む方が似合いの男)、タカヤ・シンヤ兄弟の格闘技の師匠でもある。
- Dボウイのことを「タカヤ坊」と呼び、ラダムの支配下にあっても彼の成長を喜んでいる節があった。同様にシンヤの事も「シンヤ坊」と呼んで可愛がり、シンヤのタカヤに対するコンプレックスも見抜いて危ぶみ、エビルがブレードと戦わずに済むよう彼に挑んだ。
- 最後は、ブレードとの対決に敗れた後、クリスタルを渡すまいとして自爆した。
- モロトフ/テッカマンランス
- 声:小杉十郎太
- 元アルゴス号の乗組員。自身の実力に高い自信を持ち、エビルをライバル視している様子も窺えた。エビルより先にブレードを倒すため、独断専行でスペースナイツのアラスカ基地に潜入し暴れ回ったが、ブラスター化したブレードの前になす術なく一蹴された。
- そのあまりにあっけない退場劇から、一部ファンからはかませ犬とも呼ばれている。
- フォン・リー/テッカマンソード
- 声:横尾まり
- 元アルゴス号の乗組員で、ケンゴの婚約者でもあった女性。ラダムテッカマンでは、ケンゴの側近、または参謀格に当たる。
- ラダムに支配された影響で、ケンゴに対して抱いていた愛情が狂気じみたものになっており、ブレードを排除する為に、命を縮めさせることを承知でシンヤにブラスター化を施した。
- 最後はラダム基地を目指すブルーアース号に襲い掛かり、干渉スペクトルに苦しみながら必死で踏み止まるも、バルザックに組み付かれて大気圏に燃え尽きる。しかし執念で放ったボルテッカによりブルーアース号を撃墜し、地球に落下させた。
- 相羽ケンゴ(あいば - )/テッカマンオメガ
- 声:若本規夫
- 相羽家の長兄で、タカヤ、シンヤ、ミユキ三人の実の兄。フォンとは婚約関係にあり、父の助手も務めていた。ラダムテッカマンの総司令官でもある。
- 元の人間であるケンゴの自我が残っている為か、寿命を縮めるエビルのブラスター化に反対して幽閉するなど、兄としての情も見せていた。
- ラダム基地と一体化しており、基地の中から動くことができない。他のテッカマンに比べてはるかに大型で、腹部にはケンゴの生身の顔がある。壮絶な激突の末、最期はブラスター化したブレードのボルテッカにより、ラダム母艦と共に消滅する。
[編集] メカニック
- ブルーアース号
- 全長:32.1m 全幅:27.3m 最高速度:マッハ2.05/49000ft
- オービタルリングをラダムに占拠された地球に唯一残る宇宙船。使用不能となった超伝導カタパルトから3段式のブースターユニットで重力圏を脱出する。本体であるオービター部はさらに前後に分離可能。ペガスは,後部に接続されたコンテナに格納されている。武装はレーザーカノンと対隕石シールド。
- グリーンランド号
- 全長約35m。スペースナイツ基地が破壊されてからしばらくの間,ブルーアース号の代わりにスペースナイツの移動拠点となる大型トレーラー。ブルーアース号のコンテナがそのまま接続されている。
- ソルテッカマン
- 身長:2.3m 乾燥重量:181kg 飛行速度:530km/h
- バルザックによって収集されたテッカマンブレードのデータをもとに連合地球軍が完成させた強化宇宙服。詳細は下記基本設定で。
- アルゴス号
- 太陽系の外を探索するために地球を旅立った探査宇宙船。相羽一家を始め多数の人間が乗り込んだが、土星付近でラダムの宇宙船と遭遇し、乗員は地球人ベースのテッカマンを作るための実験データ収集用のモルモットにされ、テッカマンになれた数名を除いて全員死亡する。
- オービタルリングシステム
- 宇宙船の発着港として地球の衛星軌道上に建設された地球を1周するリング状の建造物。オービタルリングと地上との行き来は地上の各地に建設された軌道エレベーターで行われる。この時代の商業と工業の中心はオービタル・リングに移っており、第1次ラダム戦役中、これをラダムに占拠された地球は大打撃を被る。
[編集] 基本設定
[編集] スペースナイツ
- テッカマンを中心とした対ラダムチームとして外宇宙開発機構内に設立された。当初はテキサスに本部を置いていたが,ラダムの攻撃により壊滅。以後アラスカに本部を移した。第1次ラダム戦役の後,一度解散するが,第2次ラダム戦役後その必要性が再認識され,再結成された。軍とは別の民間の機関である。
[編集] ラダムとテッカマン
- 「ラダム」とは、本能のみを高度に発達させた知的生命体、およびその種族の名称である。
- ラダムは虫状の生物で、頭脳(脳髄)のみを高度に発達させたため、肉体そのものは非常に脆弱であり、わずかな環境変化や外因性ショックに対しても抵抗力をもたない脆い生命体である。その為、専ら他の知的生命体の体内に寄生し、その知的生命体の「脳」をラダムの強い「本能」で支配する事によって生態系の上位を維持してきた。
- 外骨格が強固に発達し、巨大化したラダムは「ラダム獣」と呼ぶ。ラダム獣は標的とする惑星に降り立つと、地面に潜って植物化し「ラダム樹」となる。
- 「ラダム樹」はある一定の期間を経ると一斉に開花する。開花すると、その惑星の知的生命体を自らの体内に取り込み、テッカマンへのフォーマットを行う。
- このフォーマットされたテッカマンにラダムが寄生することで、新たなラダムの民が誕生する。このためラダムでは、「ラダム樹が開花したときが侵略の完了」と言われている。
- 本作における「テッカマン」とは、ラダムによって作られた生体兵器のことを指す。肉体らしい肉体を持たないラダムが、他の惑星への侵略行為を効果的に行うために開発したものである。
- 強靭な肉体を持つ知的生物を「テックシステム」に取り込み、遺伝子レベルで適合性を調査し、ラダムとしての知識を植えつけた後「素体」へとフォーマットする。その後外部装甲やバーニア、ボルテッカ等の武装を施す戦闘用フォーマットを行い、最後に肉体(素体)の中枢、すなわち脳髄にラダムが寄生することで、テッカマンが「完成」する。しかし、闘争本能をまったく持たない生命体に対しては寄生できず、一定期間ののち、体外に排出されてしまう。
- 侵攻初期に捕獲された知的生命体は、侵攻作戦の中核となる戦闘用テッカマンに短期間で強引にフォーマットしようとするため、一部フォーマットに耐えられない個体が出てくる。
- 不適合と判定された個体は、フォーマット、或いはその前段階において排除されるが、排除された個体は、肉体組織が崩壊しているため、やがて確実に死に至る。
- なお、侵攻最終段階においてラダム樹に取り込まれる知的生命体は、数年を掛けてゆっくりとフォーマットされる為、不適合となる固体は発生しない模様。また、そのような過酷なフォーマットを経るためか、侵攻初期のテッカマンは普通の(侵攻最終段階に生み出される)テッカマンに比べて、総じて強力な傾向にあり、個体差も大きい。
- テッカマンへの変身行為は「テックセット」と呼ばれ、調製された者がクリスタル状のシステムボックスを「テックセッター」のキーワードと共に使用することで、人体表面に強固な外殻が形成される(この状態が「素体」)。この外殻=外骨格は宇宙服の役割も果たしており、あらゆる環境での活動を可能にしている。
- 続いてシステムボックスのもつ「光=物質変換機能」によって最外層のアーマーやバーニア等の機械的ユニットが形成され、外殻に組み込まれる。
- システムボックスの「光=物質変換機能」はある種の電磁波を利用している。これに「干渉スペクトル」を照射することで、テックセットを妨害ないし強制解除することができる。
- ラダムに支配されない「不完全なテッカマン」であるブレードは、30分以上テックセットをしていると、脳にコピーされたラダムの本能が目覚め、暴走してしまう。
- ラダム側のテッカマンにはそのような不安定さは見られないが、ラダムの本能の影響か、元々抱えていた性格が攻撃的な方向で極端に増幅されているようである(シンヤのタカヤに対するコンプレックス、フォンのケンゴに対する愛情など)。
[編集] テッカマンの特性
- テッカマンは、人間大の大きさでありながら、超音速以上の機動力と反応弾にも耐え得る強固な装甲を備えている。武器は、白兵戦用の「テックランサー」とランサー回収用の鋼線「テックワイヤー」、反物質ビーム砲「ボルテッカ」が標準装備されているものがほとんどで(劇中でも装備していないのはダガーのみ)、地球製通常兵器やラダム獣をものともしない、圧倒的な戦闘力を有している。
- 個々のテッカマンの特徴は、人間時の性質・能力に大きく左右される。作中に登場する各テッカマンは、それぞれ以下のような特性に分類される。
- テッカマンブレード:強襲突撃型
- テッカマンエビル:多目的汎用型
- テッカマンレイピア:諜報索敵型
- テッカマンダガー:後方支援型
- テッカマンアックス:接近戦格闘型
- テッカマンランス:参謀型
- テッカマンソード:護衛型
- テッカマンオメガ:司令官型
- テッカマンが装備しているテックランサーは、それぞれの性質に合わせて形状が異なっている。ブレードのランサーは2本に分解して用いることが可能であり、エビルの場合はランサーの分割が不可能であるかわりに、刃の部分がそれぞれ二つに開き、中心を基部にして十字に展開する事が可能となっており、またランサーとは別に固有の武器・ラムショルダーも有している。他にも、ダガーのランサーは弓状に変形してコスモボウガンを放てるようになっており、アックスのランサーは破壊力を重視した斧、ランスのランサーは長さのある槍、ソードのランサーは刃のない棍(シレイラ)となっている。
- 装甲を変形させて体をスリム化し、超高速で突進しその衝撃波などで対象を破壊する技は「クラッシュ・イントルード」と呼ばれ、多数の敵を一度に排除する際に多く用いられている。
- テッカマンには、体内に蓄積された反物質粒子・フェルミオンを加速して放出する「ボルテッカ」という必殺技がある。至近距離で直撃すればテッカマンをも消滅させるほどの破壊力を誇るが、素体(人体)の体力を大幅に消耗するため、テックセット1回につき1度しか使用できない。
- ボルテッカの特殊なバリエーションとしては、フェルミオンの放出量や軌道などを自由意志で操り、相手のボルテッカを吸収して無効にできるエビルの『PSY(サイ)ボルテッカ』や、ペガスに搭載されたフェルミオン砲と連動させて破壊力を増強させたブレードの『ハイコートボルテッカ』がある。また、自らの肉体のエネルギーを全てボルテッカに変換し、自爆することも可能である(レイピア、アックスが使用)。
- 他のテッカマンのクリスタルを利用しクリスタルフィールドを形成することで、移動速度や巡航距離を飛躍的に上昇させることができる。但し、本人に甚大な負担が掛かり、特にテッカマン形態でクリスタルフィールドを形成した場合、負荷はさらに増大する。最終話ではこれをDボウイが行った為、脳神経核の最終崩壊を招いた。
[編集] ブラスター化
テッカマンには「進化」の余地が備わっており、進化を行うことにより機能を極限まで高めることができる。これを「ブラスター化」と呼ぶ。
ブラスター化に成功したブレードは、以下のような圧倒的戦闘力を有していた。
- 外殻が比べ物にならないほど強化されており、至近距離でランスのボルテッカの直撃を受けたにも関わらず、全くの無傷であった。
- バーニアの出力や機動性も格段に向上しており、特訓により基礎能力が30%アップしていたエビルを圧倒した。
- ランサーの先端から、通常のボルテッカに匹敵する威力のフェルミオンビームを発射。
- 通常では一方向に集中して放つ事しかできなかったボルテッカを、全方位に向けて発射することも可能になった。その破壊力は凄まじく、周囲の地形を変形させてしまうほどである。全ボルテッカを一方向に集中して放つ事も出来る。
ブレードがブラスター化を行った場合、これら圧倒的戦闘力と肉体の組織崩壊停止と引き換えに、余命が半年程になるとフリーマンは予測していた。この予測は外れたものの、肉体の組織崩壊が脳神経核に集中し、テックセットする度に過去の記憶を失うようになってしまう。また、ブレードに対抗してブラスター化を行ったエビルの場合は、過剰な進化に肉体が耐え切れず、逆に肉体が組織崩壊を起こすようになってしまった。
劇中ではブレードの肉体の組織崩壊の原因は、進化せずに「ラダム同士での生存競争」を行ったため、つまり進化すべき状況であるのに進化していないためと説明されていた。
[編集] ソルテッカマン
バルザックがスペースナイツ基地に潜入して得た(フリーマンがDボウイの負担を少しでも減らすために意図的に入手させた)、テッカマンに関する様々な研究データを基に、地球連合軍のDr.マルローらが中心となって開発した対ラダム用パワードスーツ。2機存在し、1号機(緑)にはバルザック、2号機(青)はノアルが搭乗する。
武装は、ボルテッカの原理を応用したフェルミオン砲と、照準器兼用のレーザーガン。フェルミオン砲の威力はラダム獣を一撃で粉砕させるほどのものであるが、テッカマンに対しては良くて怯ませる程度にしか通用しない。また、フェルミオンは水の分子と反応を起こすため、ボルテッカと同様水中で発射すると暴発してしまう。
スーツはあらゆる環境にも対応できるよう設計されており、砂漠や寒冷地だけでなく、水中や宇宙空間でも運用が可能である。テッカマンブレードと違いスーツの運用時間に制限はないが、フェルミオンの残量がなくなるとフェルミオン砲が使えなくなり、丸腰も同然の状態になる。フェルミオン残量がゼロになると、何故かスーツ自体の能力もパワーダウンしてしまうようである。
1号機と2号機は色違いの同型機(外見上)だったが、1号機は後にレビンによってフェルミオン砲が特殊ユニットに換装され、フェルミオンを拡散して発射するようになり、頭部は新規に制作されたが、何故か羽飾りが付いている(1号機を見た際、レビンは「セクシーじゃない」と言っていたので、彼なりに「ブレードみたいに」セクシーにしようとした結果と思われるが、詳細は不明)。
なお、続編『宇宙の騎士テッカマンブレードII』の時代には更に改良が施され、連合軍の正式武装として採用・量産されている。
[編集] 放送リスト
- 天駆ける超人
- 孤独の戦士
- 防衛軍の野望
- 理由なき敵前逃亡
- オレを殺せ
- テックセット不能
- 機動兵ペガス発進
- 謎の従軍記者
- 救出! 木星クルー
- 戦火に響く子守歌
- Dボウイファイル
- 赤い戦慄エビル
- 宿命の兄弟
- 血をわけた悪魔
- 魔神蘇る
- 裏切りの肖像
- 鋼鉄の救世主
- 栄光への代償
- 心閉ざした戦士
- 復活! 怒りの変身
- 愛と死の予感
- ミユキの決意
- 傷だらけの再会
- 引き裂かれた過去
- 新たなる悪魔
- 死をかけた戦い
- 残りし者への遺産
- 白い魔人
- 戦いの野に花束を
- 父の面影
- 復讐の街
- 待ちわびた少女
- 荒野の再会
- 光と影の兄弟
- 霧の中の敵
- 決戦!! アックス
- 蝕まれた肉体
- 死への迷宮
- 超戦士ブラスター
- 愛と戦いの二人
- エビル・蘇る悪魔
- 激突! 赤い宿敵
- 訣別の銃弾
- 迫り来る闇
- 真実の侵略者
- 時の止まった家
- 闇と死の運命
- 壮烈! エビル死す
- 燃えつきる命
[編集] ネット局
- 同時ネット:テレビ東京、テレビせとうち、TVQ九州放送、テレビ北海道
- 時差ネット:テレビ大阪、テレビ愛知、東日本放送、山形放送、テレビ信州、チューリップテレビ、石川テレビ、静岡第一テレビ、奈良テレビ、テレビ和歌山、テレビ新広島
時差ネットを用いていたのは基本的にテレビ東京系列外の地方局であったが、当時平日夕方6時30分枠がアニメ再放送枠となっていたテレビ大阪とテレビ愛知の2局も同様であった。両局とも19時台の放送であったため、放送時間帯が毎週のように変更されており、視聴者泣かせの作品として有名であった(参照)。
[編集] 関連商品
- メディア化
- 本作はVHS版とレーザーディスク版が発売されているが、どちらも現在は生産中止となっている。2001年にはDVD-BOXが発売されたが、こちらは完全限定予約生産であった。
- 2009年8月5日に再度、完全予約限定生産でDVD-BOXが発売される。
- レーザーディスク版を全巻購入すると、特典として「ザ・宴会」「ザ・隠し芸」の2枚のドラマCDがプレゼントされるようになっていた。内容は、スペースナイツのメンバーが宴会と隠し芸大会を舞台に大暴走するストーリーとなっており、シリアスで悲劇的な本編とは雰囲気が180度異なっている。また、その中では本編のCMをDボウイとアキがしているのだが、その中で「陰気な大作」「また家族が死ぬ」「雰囲気真っ暗」「人生が暗い」という宣伝を行っていた。
- 漫画
- 本放送と並行する形で、デラックスボンボンと月刊コミックコンプに漫画が連載されていた。アニメ版と比べ、ボンボン版(作:井上大助)はギャグタッチの全く異なった雰囲気の作品になっており、コンプ版(作:鈴木典孝)は設定やストーリー展開に大きな違いが見られる。
- 模型
- バンダイから発売された本作のプラモデルは、グッドデザイン賞を受賞している。リリースされたのは、ブレード、エビル、ソルテッカマン2号機、ブラスターブレードの4種類。ガレージキットでは、B-CLUBよりダガー、レイピア、ソード、ランス、アックスが発売されたほか、プラモデルのエビルをベースに改造する、ブラスターエビルのパーツが発売されている。
- ゲームソフト
- 1992年、ベック社からスーパーファミコン用ソフト、ユタカ社からゲームボーイ用ソフトとして、本作のゲームが制作された。また1994年には、マトリクス社よりPC-9800シリーズ用ゲームソフト「宇宙の騎士テッカマンブレード オービタルリング奪回作戦」が発売されている。
- ゲームソフト (クロスオーバー作品)
- 解説の節に記したように、本作は『スーパーロボット大戦J』と『スーパーロボット大戦W』のスーパーロボット大戦シリーズ2作品に参戦している。各作品においては、他参戦作品との兼ね合いなどで展開を改変されていたり、本編劇中ではワンシーンのみに使われた技に名前が当てられたりしているなど、独自の設定が多く付加されている。また、『スーパーロボット大戦W』では『DETONATORオーガン』とクロスオーバーし、本編で登場する「イバリューダー」の出生に深く関係している描写がなされている。中でも、相羽孝三の背景がスパロボ独自のものとなっている。
[編集] 備考・エピソード
- 旧作『宇宙の騎士テッカマン』のメインキャラ(南城二、天地ひろみ、アンドロー梅田)や『科学忍者隊ガッチャマン』の南部博士が、カメオ出演的に登場したことがある。
- 旧作では、最終的に主人公が死んだはずの父親と対決する予定であったが、番組はその前に打ち切りとなってしまった(当該記事参照)。本作ではその時に描ききれなかった要素が汲まれ、兄妹の中で最も父親に似ている長兄ケンゴ(テッカマンオメガ)が最後の敵となるという構図に反映されたという。
- 総集編が頻繁に組まれることで有名な作品でもあった。この時期の作品としては珍しく、第11話『Dボウイファイル』、第27話『残りし者への遺産』、第40話『愛と戦いの二人』、第45話『真実の侵略者』と、1年間の放送期間中に4度総集編が放送されている。
- 主演の森川智之は、ボルテッカのシーンのアフレコで絶叫しすぎてしまい、マイクを壊してしまったことが二度ある。
- 子安武人は、インタビュー等で「今まで演じてきた中で最も印象的な役は何か」という質問をされると、しばしばテッカマンエビル(相羽シンヤ)の名前を挙げている。その理由を、『天空戦記シュラト』の夜叉王ガイ役がヒットして以降、何を演じてもガイのイメージが付きまとうことに苦悩し、一時は引退も考えていたが、本作でそれまでとは全く違うタイプの悪役・ライバル役を演じきったことで自信がつき、声優として立ち直ることが出来たため、と語っている。
- 相羽ミユキの名前は、あかほりさとるの妻で漫画家の北川みゆきに由来している。名前を決定する打ち合わせの際に、ミユキの劇中の不幸な運命から「今一番不幸な女性が誰か」という話題になり、「それなら、あかほりと結婚する某みゆきちゃんでしょ」という流れでその名前が決定した。
- 「ラダム」のネーミングはノスト「ラダム」スから。
- ブルーアース号は分離合体できる設定だったが、本編中では一度も使用されていない。
| テレビ東京系 火曜18:30枠 | ||
|---|---|---|
| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
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宇宙の騎士テッカマンブレード
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[編集] 漫画版
角川書店「月刊コミックコンプ」で1992年3月号~1992年9月号まで連載されたコミック版。著者は鈴木典孝(スタジオOX)、構成は杉田篤彦、谷崎あきら、原案はタツノコ企画室、漫画版メカニカルデザインは村田護郎。コミックスはメディアワークスから発行された。鈴木典孝のいつもの画風と違いリアルに描かれており、既に地球は占領されていたりテッカマンそれぞれに専用ペガスを持っているなど、ストーリーにもかなり違いが見られる。ブレードペガスとブルーアース号のデザインは最初はオリジナルデザイン、途中からアニメと同じデザインにする事になっていたため終盤に修復される事となった。
- ストーリー
- 地球の連合艦隊はラダムによって全滅してしまった。人類に残された最後の宇宙船ブルーアースのクルー達の前に、ペガスという謎のロボが現れる。その中から出てきた謎の男性Dボウイは、敵と同じ姿の「テッカマン」に変身し敵を倒すのであった。
- Dボウイの助力もあって地球に帰還することに成功したブルーアースのクルーは、フリーマン率いるキャラバン隊に合流。時を経て戦力の建て直しに成功し、宇宙にあるラダムの本拠地へと向かうことになる…
[編集] 脚注
- ^ 続編『宇宙の騎士テッカマンブレードII』では「Dボゥイ」と「ウ」を小文字で表記する場合もある。

