テキサス州

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テキサス州
State of Texas
テキサス州の旗 テキサス州の印
州旗 (州章)
州の愛称: ひとつ星の州
Lone Star State
テキサス州の位置
州都 オースティン
最大の都市 ヒューストン
州知事 リック・ペリー
公用語 法的指定なし
面積
 - 総計
 - 陸地
 - 水域
全米第2位
695,622 km²
678,051 km²
17,570 km² (2.5%)
人口2003年
 - 総計
 - 人口密度
全米第2位
22,118,509
31.8人/km²
合衆国加入
 - 順番
 - 加入年月日

28番目
1845年12月29日
時間帯 UTC -6, -7
DST -5, -6
緯度 北緯25°50' - 36°30'
経度 西経93°31' - 106°38'
東西の幅 1,065 km
南北の長さ 1,270 km
標高
 -最高標高
 -平均標高
 -最低標高

2,667 m
520 m
0 m
略称 (ISO 3166-2:US) US-TX
ウェブサイト テキサス州政府

テキサス州 (TexasIPA:/ˈtɛksəs/) は、アメリカ合衆国のひとつ。略称はTX合衆国本土南部にあり、メキシコと国境を接している。

人口はカリフォルニア州、面積はアラスカ州に次いでに全米第二位の州である。「テキサス」は、インディアン部族のハシーナイ連合カドー族)のカドー語で「友人」または「同盟者」を意味する「テイシャ(Teja=táyshaʔ)に由来する。テキサス共和国時代から使用されている、白い星を一つあしらった州旗からローン・スター・ステイト(Lone Star State)とも呼ばれる。死刑執行が最も盛んな州である。

目次

[編集] 歴史

詳細は「テキサス州の歴史」を参照

スペインによるアメリカ大陸の植民地化」、「メキシコ独立革命」、および「テキサス革命」も参照

アラモ伝道所

先コロンブス期のこの地にはインディアンの諸部族が居住していたが、1492年にアメリカ大陸クリストファー・コロンブスによって「発見」されると、テキサスもヨーロッパ人によって征服された。

16世紀以来、スペイン帝国ヌエバ・エスパーニャ副王領(「新しいスペイン」)に属し、1821年メキシコがスペインから独立すると、メキシコ領コアウイラ・イ・テハス州の一部となった。メキシコ政府はこの地方の開発を進めるため、アメリカ合衆国人移民を認め、アメリカ合衆国人人口が増加したテハス各地でのアメリカ合衆国人入植者たちの発展が進むにつれてアメリカ合衆国人入植者とメキシコ政府との摩擦が起り、その為1830年にメキシコ政府はアメリカ合衆国人入植者がアメリカからテキサスへ来るのを禁止した。

奴隷制を認めないなどの、メキシコの政策に不満を感じたアメリカ合衆国人入植者たちはテキサス革命を決心し、1835年にメキシコからの分離を目指して反乱を起こし、1836年テキサス共和国として一方的に独立を宣言した。同年メキシコ軍の進軍によりアメリカ合衆国人入植者がたてこもっていたサンアントニオアラモ伝道所の砦が陥落し、守備隊は全滅した(アラモの戦い)。テキサス独立軍は「アラモを忘れるな」("Remember the Alamo")を合言葉に、メキシコ軍と対峙、メキシコのカウディージョ アントニオ・ロペス・デ・サンタ・アナ将軍率いるメキシコ軍をサン・ハシントの戦いで撃破した。司令官のサンタ・アナが捕らえられたため、メキシコは止むを得ずテキサス共和国の成立を認めた。

テキサスの独立後、アングロ・サクソンが主導権を握ったテキサス共和国ではメキシコ政府が廃止した黒人奴隷制が復活した。

1845年にテキサスはアメリカ合衆国の28番目の州として併合されたため、翌1846年テキサスを併合されたメキシコがアメリカに宣戦し米墨戦争が起こる。米墨戦争はアメリカ合衆国優位に進み、1848年アメリカ合衆国はメキシコを破った。この戦争によってメキシコは領土の半分を失い、アメリカ合衆国は現カリフォルニア州、現アリゾナ州などの現南西部をメキシコから得た。。

1861年南北戦争ではアメリカ南部連合に属し、戦後1870年に合衆国への復帰が認められた。

[編集] 地理

参照:テキサス州の郡一覧

テキサス州は西部でニューメキシコ州、北部はレッド川を挟んでオクラホマ州に、及び東部はサビン川を挟んでルイジアナ州、およびアーカンソー州に接している。リオ・グランデ川を超えた、南西部において、テキサス州はチワワコアウイラヌエボレオン、及びタマウリパスメキシコの州と接している。テキサス州の南東部においてはメキシコ湾が展開し、バイユーの流れる湿地が多い。最高地点は、州西部のグアダルーペ山脈国立公園内にある標高2,667mのグアダルーペ峰。北西部にはラノ・エスタカドと呼ばれる平原が広がる。

サンタ・エレナ・キャニオンを貫くリオ・グランデ、ビッグ・ベンド国立公園。キャニオンの左側はメキシコ、右側は米国

国立公園、州立公園、その他の保護区には、以下のようなものがある。西部の他州に比べ、公有地の面積比率が低い。

[編集] 気候

参照:テキサス州の気候

東部は温暖湿潤気候(ケッペンの気候区分:Cfa)、西部はステップ気候(北部はBSk、南西部はBSh)。南西部にチワワ砂漠の北東部が含まれる。州南部では亜熱帯性の気候が見られる。複数の気候区が交っているため、動植物相は多様である。乾燥した西部では、湿地や河川、泉に生息する動植物の中に絶滅危惧種が多い。英語版のWikipedia「テキサス州の気候」によれば、竜巻の年間発生数は、平均124個で全米で最も多い。

[編集] 人口動勢

テキサス州民を指す英語の呼称は「テクサン」(Texan)であるが、かつてはテクシャンTexian)と呼ばれていた。スペイン語ではテハーノTejano)といい、英会話ではヒスパニック系のテキサス州民のことを指す。

2004年現在、この州は人口22,490,022人である。この州は120万人が不法在留外国人 (不法在留外国人はテキサス州内の外国生まれの3分の1以上及び総計州人口の5.4%と計算する) であると見込まれる、3,450,500人の外国生まれ住民 (州人口の15.6%) が住んでいる。この州の人口は32.4%増大し、1990年及び2004年の間で550万人増加した。

[編集] 民族血統

テキサス州の人口動勢 2004年 2003年 2002年 2001年 2000年
総計 22,490,022人 22,103,374人 21,723,220人 21,334,855人 20,851,790人
白人 (ヒスパニック以外) 10,986,937人 11,049,172人 11,094,951人 11,138,076人 11,190,222人
49.8% 50.4% 51.1% 51.8% 52.7%
ヒスパニック (民族問わず) 7,781,211人 7,519,603人 7,258,302人 6,993,458人 6,669,666人
34.6% 34.0% 33.4% 32.8% 32.0%
アフリカン・アメリカン (ヒスパニック以外) 2,535,285人 2,500,125人 2,463,047人 2,426,088人 2,378,444人
11.3% 11.3% 11.3% 11.4% 11.4%
アジア系 (ヒスパニック以外) 695,293人 666,261人 636,223人 604,846人 567,526人
3.1% 3.0% 2.9% 2.8% 2.7%
インディアン 77,662人 76,071人 74,538人 72,762人 70,405人
0.3% 0.3% 0.3% 0.3% 0.3%
混血/他 210,349人 203,238人 196,159人 188,529人 178,812人
0.9% 0.9% 0.9% 0.9% 0.9%

すべてのデーターはアメリカ合衆国統計局 州人口見込みからの情報である[1]

テキサス州内で祖先グループと報告された最大の民族は:メキシコ人 (24.3%)、アフリカ人 (11.5%)、ドイツ人 (9.9%)、アメリカ人 (7.2%)、及びアイルランド人 (7.2%)。

国勢調査データーはテキサス州の人口の7.8%が5歳以下、28.2%が18歳以下および9.9%が65歳以上と報告している。女性はおおよそ人口の50.4%である。

[編集] 宗教

テキサス州の住人の信仰する宗教および宗派は:

[編集] インディアン部族

テキサスはもともとコマンチ族と同盟部族の領土だった(赤い枠線内)。彼らは19世紀に残らずオクラホマ州へ強制移住させられた(1858年の地図)

19世紀、入植白人の幌馬車隊は、この地のインディアンの領土を横断した「テキサス道」と呼ばれる入植経路を使って押し寄せた。略奪狩猟民だったカイオワ族やコマンチ族は同盟を組んで、入植白人に対して全面的に戦いを挑んだ(「テキサスのインディアン戦争」)。

「開拓者を襲う恐ろしいインディアン」は、20世紀になって西部劇映画の題材として繰り返し描かれた。コマンチ族カイオワ族アパッチ族は「悪いインディアン」としてこういった西部劇映画に、デタラメな姿で登場する常連悪役部族となった。

彼らの他に、カランカワ族トンカワ族アタカパン族など、多様な部族集団が先住したが、「テキサス・インディアン戦争」の末に、すべて19世紀にオクラホマ州へ強制移住させられた。全域にかつて先住した一大部族集団「コアユルテカン族」は、19世紀中に白人牧場主による「インディアン狩り」によってほぼ絶滅させられた。インディアンを追い払った後の広大な土地は、「一番遠くまで馬で駆けた者が、そこまでの土地を貰う」というような「賭けごと」によって、日本の市町村級の規模面積で白人個人入植者に分配された。

ティグア族インディアン保留地は赤い部分(エル・パソ郡)の一画にある

インディアンの「ペヨーテの儀式」に使用される植物ペヨーテは、アメリカ国内では同州にしか自生せず、現在ではペヨーテの採集のために全米からインディアンが集まることとなっている。ペヨーテの採集は、現在インディアンにのみ合法とされる行為であるが、未だにこれを理解しない州当局によるインディアンの誤認逮捕がときおり報じられている。

2008年夏、同州フォート・ベント郡ニードヴィルの幼稚園に通うインディアン少年のアドリエル・アロチャ(当時5歳)の両親に対し、学校当局はインディアンの宗教習慣に従ったアドリエルの長髪を、テキサス学区での通例である学則に従い短く切るよう通告し、従わない場合は退学させるとした。父親ケニー・アロチャと母親ミッシェル・ベテンボーはこれを「インディアンの宗教に対する侵害である」として法廷闘争に持ち込み、全米が注目する裁判となった。

テキサス・キカプー族インディアン保留地は赤い部分(マーベリック郡)の西端のメキシコ国境にある

こういった白人以外の民族に対する教育現場での古い学則強制が全米で1970年に廃止された中、テキサス州は多くの学区があくまでこれに固執する特異な州となっている。2009年2月に連邦裁判所は学校側の強制を憲法違反と判定、学校側は「三つ編みにした髪を襟に入れるなら登校しても良い」と譲歩したが、アドリエルは三つ編みを外に垂らし通学し、あくまでこれに抗っている。

現在、アメリカ連邦政府から公式認定され、「保留地(Reservation)」を領有する部族はキカプー族、ティグア族、アラバマ・コウシャッタ族の3つ。キカプー族は、19世紀に5大湖地方から白人の侵入を嫌って南下、この地までやってきた。

アラバマ・コウシャッタ族インディアン保留地は赤い部分(ポーク郡)の東端にある

ティグア族(イスレタ・プエブロ族)は、一部がニューメキシコ州からの「飛び地」のような場所に存在し、テキサスに「ティグア保留地」を領有している。アラバマ族とコウシャッタ族は長らく絶滅部族の扱いだったが、近縁の両部族は提携結集し、1987年にアメリカ連邦政府からインディアン部族として公式認定され、「復活」した。

他のインディアンたちは、部族単位では認定されていない。「チェロキー族」や「セミノール族」、「クリーク族」は19世紀に東部から大陸を横断して強制移住させられた末裔だが、現在公式認定を抹消され、部族として存在しないことになっている。

2009年、テキサス州議会は、「リパン・アパッチ族」を部族認定した。以後、連邦認定と併せて、州議会に部族認定を要求する部族が増えている。

≪アメリカ連邦政府が公式認定している部族≫

テキサス・アラバマ・コウシャッタ族の保留地看板

≪アメリカ連邦政府に公式認定を要求中の部族・団体≫

「チカマウガ・チェロキー族・ブラッシークリーク・バンド」
「チカマウガ・チェロキー族・バッファローバイユー・バンド」
「チカマウガ連合」
「オウカー・チェロキー族」
「自主独立チェロキー族」
「自由チェロキー族・ハチドリの氏族」
「南東チェロキー連合・鷹の氏族」
「南東チェロキー連合・セコイヤ族」
「南東チェロキー族・部族と協会のバンド」
「テキサス湾岸チェロキー族・部族と協会のバンド」
「リオグランデ・バンド」
「タボー山バンド」
「パマクエ・バンド」
「タップ・ピラム・コアユルテカン族」

≪アメリカ連邦政府は公認していないが、テキサス州議会が公認している部族≫

  • 「チカマウガ・チェロキー族・ブラッシークリーク・バンド」
  • リパン・アパッチ族(平原アパッチ族)」

[編集] インディアン・カジノ

インディアン部族が運営する「インディアン・カジノ」は、産業を持てず貧困にあえぐ全米のインディアン部族にとっての最後の切り札であり、「現代のバッファロー」と呼ばれるビジネス・モデルである。

フロリダ州セミノール族カリフォルニア州のミッション・インディアン・カバゾン・バンドの相次ぐカジノ運営の合法裁定勝訴を受け、1987年、米国最高裁判所は、アメリカ連邦政府が公認したインディアン部族にのみ、州の管区外でのカジノ所有権を認める裁決を下した。これを受けて、1988年に「インディアン賭博規制法(IGRA)」が制定された。

これを受け、テキサス州ではキカプー族のみがカジノの所有権を得たが、1987年の「インディアン復活法」制定後にアメリカ連邦政府から公認を受け「復活」したティグア族(イスレタ・プエブロ族)とアラバマ・コウシャッタ族は、法の対象外としてカジノ運営を禁じられた。

1996年、テキサス・キカプー族は同州イーグル・パスに「幸運な鷲のカジノ」を開設した。しかしテキサス州司法庁はIGRAの認可に逆らい、これを違法として提訴した。現在、このカジノの運営の法的可否は米国最高裁判所に持ち込まれており、成り行きが注目されている。

1992年、テキサス・ティグア族(イスレタ・プエブロ族)は彼らの保留地(Reservation)内でのカジノ開設許可をアン・リチャーズ知事(当時)に請願したが、知事はこの要請を拒否した。ティグア族はこれを連邦法に基づく彼らの権利の侵害であるとして、1993年に彼らは州の承認無しで「喋る岩のカジノ」を開設した。以後、このカジノの合法性は10年に渡って法廷で争われることとなった。

ジョージ・W・ブッシュ知事(当時)は、ティグア族のカジノが高額賭け率の博打を禁止した「テキサス州反ギャンブル法」を犯していると主張したが、ティグア族は「われわれのカジノのスロットマシンのコンピューターの乱数度は、テキサス州営宝くじと同じ程度のものだ」と反論。2002年1月、第5巡回控訴裁判所でアメリカ連邦政府はティグア族が1987年の「インディアン復活法」に違反しているとし、閉鎖勧告した。ティグア族はこれに対し、2007年に「喋る岩のカジノ」を再開したため、2008年3月に州司法長官事務所はティグア族に対し「法廷侮辱罪」を申し立てた。

2001年、テキサス・アラバマ・コウシャッタ族は、同州リビングストンに部族カジノを開いた。9ヵ月運営された後に、第5巡回控訴裁判所は、同部族が1987年の「インディアン復活法」に違反しているとしてこのカジノの営業停止命令を勧告した。

2009年5月、テキサス州は同州でのカジノ賭博を非合法と決定。ティグア族、アラバマ・コウシャッタ族のカジノ再開は非常に難しくなっている。「インディアン・カジノ」の閉鎖はインディアンのみならず、インディアン以外の従業員の失業をも生んでいる。カジノ再開を求める抗議運動には、インディアン以外の人々も多数参加するものとなっている。

2009年9月、隣州オクラホマ州チカソー族は、テキサス州グランドプレーリーの破産した競馬場、「ローンスターパーク」の買収計画を発表、2700万ドルを提示した。テキサス賭博協会ほか、ギャンブル業界筋は、チカソー族の目的は競馬より賭博にあると伝えている。オクラホマ・チカソー族は、カジノ事業を拡大しており、 テキサスとオクラホマの州境を含め、現在15の賭博施設を所有運営している。同競馬場での賭博運営の合法化のためには、州憲法改正を含めた賭博法案を可決しなければならず、最短で2011年の可決が予定されている。

≪テキサス州のインディアン・カジノ≫

  • 「キカプー・幸運の鷲カジノ」
  • 「アラバマ・コウシャッタ・カジノ」  ※2002年に営業停止
  • 「喋る岩のカジノ」  ※2002年に営業停止

[編集] 都市及び大都市圏

[編集] 都市

サンアントニオ

テキサス州はグローバリゼーションと世界都市の研究グループ及びネットワーク(Globalization and World Cities Study Group & Network、GaWC)によって「ガンマ級世界都市」にランクされたヒューストン及びダラス2つの世界都市を持っている。

テキサス州
順位
U.S.
順位
都市 人口 地域
1 4 ヒューストン 2,012,626人 テキサス州南東部
2 8 サンアントニオ 1,236,249人 テキサス州中央部
3 9 ダラス 1,210,393人 テキサス州北部
4 16 オースティン 681,804人 テキサス州中央部
5 19 フォートワース 603,337人 テキサス州北部


参照:テキサス州の都市一覧

参照:2000年度のテキサス州の都市人口

[編集] 大都市圏

テキサス州はアメリカ合衆国によって定義された25の大都市圏 (Metropolitan Statistical Areas、MSAs) がある。最大である2つはアメリカ合衆国大都市圏の上位10位の間に位置づけられた。2003年、アメリカの国勢調査はいくつかの大都市圏内部に "大都市区分 (metropolitan divisions)" を採用した。テキサス州はダラス–フォートワース–アーリントン MSA 内部に2つの大都市区分を持っている。

以下の人口表リストは人口の順位の中で、それらの大都市圏のための図示である。人口の数字は2003年現在のアメリカ合衆国国勢調査の見込みである。

順位 大都市圏 大都市区分 人口
1 ダラスフォートワースアーリントン   5,589,670
    ダラスプラーノアーヴィング 3,739,509
    フォートワースアーリントン 1,850,161
2 ヒューストンシュガーランドベイタウン   5,075,733
3 サンアントニオ   1,820,719
4 オースティンラウンドロック   1,377,633
5 エル・パソ   705,436
6 マッカレンエディンバーグミッション   635,540
7 コーパスクリスティ   406,830
8 ボーモントポートアーサー   382,629
9 ブラウンズヴィルハーリンゲン   363,092
10 キリーンテンプル   343,329
11 ラボック   257,188
12 アマリロ   233,231
13 ウェーコ   219,807
14 ラレード   213,615
15 ロングビューマーシャル   198,155
16 カレッジステーションブライアン   192,603
17 テイラー   184,015
18 アビリーン   158,488
19 ウィチタフォールズ   149,653
20 テキサーカナ   131,591
21 オデッサ   122,692
22 ミッドランド   118,624
23 シャーマンデニソン   115,153
24 ヴィクトリア   112,965
25 サンアンジェロ   105,270

参照:アメリカの都市圏人口の順位

[編集] 政治と法律

過去に南部連合に所属しており黒人奴隷解放に反対していた事もあり、20世紀中盤まで民主党が比較的強い州であった。保守本流が圧倒的な同州では公民権運動の影響で、1968年アメリカ合衆国大統領選挙を機に共和党支持に鞍替えする人々が増え、ロナルド・レーガン政権以降、保守色が濃くなった。その後は、州知事も共和党出身者が続いており、またジョージ・H・W・ブッシュジョージ・W・ブッシュといった共和党出身の大統領も輩出している。2008年アメリカ大統領選挙においても同州では、共和党候補のジョン・マケインが勝っている。

州内では、州都オースティンや都市部、またヒスパニック系人口の多いエル・パソラレドなどの州南部では、民主党支持が強くなっているのに対し、コーパスクリスティサンアントニオ以北の農村部では、共和党支持が優勢である。[1]

[編集] テキサス・レンジャーズ

全米一古い地方警察組織の一つであるテキサス・レンジャー(現在の正式名称は州公安局テキサス・レンジャー部)がある。

[編集] 死刑制度

テキサス州は全米で最も死刑執行数が多い州である。[2] アメリカでは近年、死刑を撤廃する州や執行数を減らす州が増えてきたため、全米におけるテキサス州の死刑執行数の割合が高くなってきている。

[編集] 銃社会

2007年3月30日、自宅や職場への侵入者を銃で撃っても正当防衛とみなす州法にペリー知事が署名。同年9月1日施行。 同法により、自宅や職場や車の中に押し入ろうとした侵入者を「致死力のある銃」で撃つことが可能となった(これらの場所から引きずり出されそうになった場合に銃を使用しても、自衛とみなされる)。自宅や車は自分の「城」であり、守る権利があるとの考えに基づいた同法は「キャッスル・ドクトリン」と呼ばれ、銃規制に反対する全米ライフル協会が法制定を後押ししてきた。尚、テキサス州以外にも15州が同様の法律を持つ。同州では拳銃を容易に購入でき、許可を得れば持ち歩くことができる。

[編集] 運転中の携帯電話

テキサス州の場合、現在は自動車の運転中の携帯電話の使用は禁止されていない。そのため、携帯電話の電子メールの普及率の低さや公共交通機関の未発達による車社会もあいまって、携帯電話で通話しながら車を運転するドライバーがとても多い。テキサス州ではこれを禁止する法案の設立が遅れており、警察がこれを取り締まる事もできず、通話しながら運転のドライバーによる事故が後を絶たない。

[編集] 経済

[編集] 主な会社など

テキサス州に本拠地のある企業には以下のようなものがある。

[編集] 主な産業など

メキシコ湾や内陸部に油田が多く、石油資源が豊富であり、エクソンモービルヴァレロなどの石油会社が多い。カウボーイ文化に象徴される放牧業も盛んである。

[編集] 温室効果ガスの排出量

テキサス州の温室効果ガス排出量は全米50州中1位であり、2003年の1年間では約6億7000万トン二酸化炭素を排出している。この内、運輸部門による排出量が28%を占めている。 [2] [3]仮に、テキサス州を1つの国に置き換えたとすると、世界7位の排出量であり、フランスイギリスカナダのそれぞれの1国の排出量をも上回り、また排出量全米2位のカリフォルニア州と3位のペンシルベニア州の排出量の合計を超えている。[4][5] この理由には、19の石炭による火力発電所がある事、化学工場が多い事が挙げられる。さらに、公共交通機関が少なく、燃費の悪いフルサイズSUVピックアップトラックが多い事、の暑さが厳しくエアコンによる電力消費量が高い事が挙げられる。そして、州知事のリック・ペリーアル・ゴアを批判しており、地球温暖化問題に対して懐疑的である。ハイブリッドカーも増えてきてはいるが、州内で登録されている2000万台以上の車のうちの約1%にとどまっている。また、2007年の調査では全米では約半数近い人々が地球温暖化が最も深刻な問題であると回答したのに対し、テキサスではイラク戦争が最も深刻な問題であると答えた人々が最も多く、地球温暖化を最も深刻な問題としたのは約4%の人々だけであった。

[編集] 教育

[編集] 単科・総合大学

[編集] 芸術・文化

[編集] ピックアップトラック

テキサス州では、轟音を立てて走るピックアップトラックを頻繁に目にする。「land of pickup trucks」と呼ばれるこのテキサス州は、全米の約14%のピックアップトラックが売れている最大の市場で[6]、州内で登録されている乗用車の約4分の1がピックアップトラックである。特に農村部では、乗用車の約半分がピックアップトラックである。[7]とりわけ、ビッグスリーが発売する、フルサイズのフォード・Fシリーズシボレー・シルバラードダッジ・ラムなどが非常に多く、数年前に比べてガソリン価格が高騰している現在でも、根強い人気を誇る。さらに、各メーカーは「テキサス・エディション」や「ローンスター・エディション」などという、地域限定仕様も発売している。そして、2006年に操業開始した、トヨタ自動車北米向けフルサイズピックアップトラックのタンドラの工場も、ここテキサス州サンアントニオに立地する。なお、テキサス州のトラックの自動車税は、その他のタイプの車の自動車税よりも安い。[8]また、日本では安全性の問題から近年は急激に減った、金属製のグリルガードを付けたピックアップトラックも多い。

サンアントニオで生産されている2代目トヨタ・タンドラ


[編集] スポーツチーム

テキサス州は、ダラス・カウボーイズテキサス大学オースティン校のロングホーンズなどの強豪アメリカンフットボールチームが多く、アメリカンフットボールの人気が非常に高い。また、これらのチームのTシャツなどのグッズを身に着けて歩いている人も多い。

テキサスを拠点としていたヒューストン・オイラーズはメンフィス、更に ナッシュビルへ移転、現在は テネシー・タイタンズとなっている。ヒューストンには他にAFLチームのヒューストン・サンダーベアーズ、及びマイナーリーグのサッカークラブヒューストン・ホットショッツがある。 2004年にはエルパソにテキサスマイナーリーグのエルパソ・ディアブロズがあったがスプリングフィールドに移転、現在はスプリングフィールド・カージナルスとなっている。

[編集] 音楽

西部開拓時代や郷愁の雰囲気から、古くからカントリー・ミュージックの人気が高い。同州は多くの著名なカントリー・ミュージック歌手を輩出している。また、テキサスをテーマにしたカントリーソングも多い。地元のファーストフードチェーンなどのローカルCMでも非常によく使われる。

テハーノがテキサスで育んできたラテン系の音楽はテクス・メクス・ミュージックまたはテハーノ・ミュージックと呼ばれ、スペイン語で歌われる。テハーノ・ミュージックはヒスパニック系アメリカ人のコミュニティのみならず海外でも人気が高い。著名なテハーノのミュージシャンにセレナがいる。

[編集] 食文化

タコス

テクス・メクス料理」も参照

の放牧業が重要な産業の一つであることから牛肉の消費が盛んであり、ステーキバーベキュービーフジャーキーなどの人気が高い。タコスブリートナチョスチリコンカーンフリホレスをはじめとしたテクス・メクス料理は郷土料理の一つであり、テクス・メクス料理専門のレストランもとても多い。州東部の食文化は南部料理との共通点が多く、ルイジアナ州と接する地域はケイジャン料理の影響を受ける。

[編集] 愛州心の高さ

テキサス州会議事堂に星条旗ともに掲揚されるテキサス州の旗「ローン・スター旗」。テキサス州旗のみが合衆国旗と同じ旗ざおに掲揚されることが許されているという『都市伝説』がある。

歴史的にテキサス共和国として独立していた事もあり、テキサスでは州に対して強い愛着を持っている人々が多い。現在の州旗になっているテキサス共和国時代の旗は、学校ピックアップトラックのリアウインドウなど、至る所で見かけることができる。また、「NATIVE TEXAN」というステッカーを張り付けている車も見かけることができる。

[編集] 同州出身の有名人

[編集] 交通

[編集] 日本の姉妹都市

[編集] 脚注

  1. ^ Local and National Election Results - Election Center 2008 - Elections & Politics from CNN.com(英語
  2. ^ Associated Press (2008-01-16). “Texas Is No. 1 Carbon Polluter In U.S.”. http://www.cbsnews.com/stories/2008/01/16/tech/main3720823.shtml?source=RSSattr=SciTech_3720823 (英語
  3. ^ Borenstein, Seth (2007-04-06). “Blame Coal: Texas Leads in Overall Emissions”. USA Today. http://www.usatoday.com/tech/news/2007-06-04-state-emissions_N.htm 2007-06-06 閲覧。 (英語
  4. ^ MSN City Guides. “Five Cities that Need help Getting Green”. http://cityguides.msn.com/citylife/greenslideshow.aspx?cp-documentid=4848635&imageindex=4 (英語
  5. ^ Heinrich Boll Foundation North America (2003-12). “Approaches, Challenges, Potentials: Renewable Energy and Climate Change Policies in U.S. States”. http://www.cleanenergyfunds.org/international/downloads/RE_Publication_Online.pdf (英語
  6. ^ Toyota Tundra sales outgrowing Ford, GM in Texas truck market(英語
  7. ^ amarillo.com:Texans love their trucks(英語
  8. ^ "Schedule Of Texas Registration FeesPDF". State of Texas (2007-01-01). 2007-04-20 閲覧。(英語

[編集] 外部リンク

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