ゆかな

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ゆかな
プロフィール
本名 野上 ゆかな(のがみ ゆかな)
愛称 ゆかにゃん
性別 女性
出生地 日本の旗 日本千葉県富津市
生年月日 1975年1月6日(39歳)
血液型 O型
身長 160 cm[1]
職業 声優歌手
事務所 シグマ・セブン
公式サイト yukana suite
声優活動
活動時期 1993年 -
ジャンル アニメゲームナレーション
デビュー作 大宇宙未来(『モルダイバー』)
音楽活動
活動時期 1996年 -
ジャンル J-POPアニメソング
職種 歌手
レーベル ファンハウス(1996年)
日本コロムビア1997年
アブソートミュージックジャパン(1998年
スターチャイルド2008年 - )
声優テンプレート | プロジェクト | カテゴリ

ゆかな1975年1月6日[2] - )は、日本女性声優歌手ナレーター。本名および旧芸名は、野上 ゆかな(のがみ ゆかな)。2014年現在はシグマ・セブンに所属している。

声優としての特色[編集]

少女から成人女性まで幅広くこなす。稀に少年またはそれに準ずる役を演じることもある[3]

経歴[編集]

音楽関係の経歴[編集]

  • 両親は2人とも合唱団のパートリーダーで、ゆかなは幼い頃からクラシック音楽の発声の手ほどきを受けて育ち、5歳頃からピアノを弾いていた[2]。中学生になると吹奏楽部に入りフルートを始めた。歌も大好きで歌っている時の感覚は「音に包まれて泳いでる感じ」と表現している。
  • 声優としてのデビュー作『モルダイバー』では主題歌を担当。OVA『青空少女隊』では第2期のエンディングテーマ、『愛天使伝説ウェディングピーチ』では声優ユニット「FURIL」の一員として主題歌、挿入歌を担当。『あずきちゃん』でも2代目エンディングを歌うなど、各作品で持ち役のキャラクターソングを歌うこともある。
  • 1996年から1997年までは、「YUKA」としてバンドユニットW'sで1年間限定の活動を行った。1998年には、音楽活動においてアブソードミュージックジャパン[6]と専属契約。この際、契約上の関係から音楽活動では「ゆかな」名義で活動、後に全活動が「ゆかな」名義に統一されるきっかけともなった。
  • 1998年末にアルバム『yu ka na』を発表した後は、キャラクターソングを歌うことはあったものの、個人名義において、全国販売レベルでの作品は、10年途絶えることになる。
  • 2008年に、angelaのKATSUをアレンジャーに迎えて、個人名義のフルアルバム『Blooming Voices』を発表する。
  • 2010年2月19日にチェンバースレコーズのコンピレーションアルバム『桜の舞う頃に〜卒表アルバム第一楽章〜』にyukana名義で参加。オリジナル曲『卒業』の作詞、作曲とボーカルを担当。
詞や曲の提供
1991年に、青島広志作曲の混声合唱組曲『十七歳』のうちの1曲、『夢』の作詞をしている。これはまだデビュー前、作詞応募に投稿し採用されたものである。
また、自身で歌うほか、他の歌手に詞や曲を提供している。

人物[編集]

1つ歳の離れたが1人いる[7][8]

趣味・趣向[編集]

料理好きで、アフレコの時に共演声優やスタッフに差し入れとして、お菓子をよく持ってくる。『モルダイバー』でも最終話のアフレコで30個以上の自家製ミニシュークリームを持ってきていた。得意なのは和食で、一時期はうどんの麺打ちに凝っていたこともある[9]。他にも『杉田智和のデュクシwアイテテww』にゲスト出演した時は、絶品のカレーを披露。杉田智和たち男性レギュラー陣を感動させた。

好きなバンドはフランスジプシー・キングス。理由は「躍動感のある熱さ」だと語っている[10]。他にはアルゼンチン生まれのイギリスの女性歌手マリー・クレール・デュバルド、アメリカの女優マドンナ中森明菜を挙げている。

スポーツでは、横浜F・マリノス(旧横浜マリノス)を応援している。大学生の時には少人数制のサッカーであるフットサルのチームに所属していた。

愛車は赤いアルファロメオ・GTV大型自動二輪運転免許も所持している。

交遊関係[編集]

  • 同年齢である池澤春菜とはキャリア初期より親交が深く、『メルティランサー』、『ふたりはプリキュア』などで共演経験もある。2006年になって声優ユニット「ゆかな*はるな」を結成。2008年6月15日放送の『ゲゲゲの鬼太郎(第5作)』第62話「くびれ鬼が死をまねく」で共演した時には、二人の楽曲「Sweet Magic(ピアノソロ特別version)」も劇中のコンサートで使用された。これは池澤がスタッフに曲を勧めてみたところ採用されたもので、ゆかなが演じるアイドルのAYAと池澤春菜が演じる妖怪のアマビエが仲良く一緒に歌っており友情を象徴するシーンとなっている。
  • 本名陽子とも『ふたりはプリキュア』でWヒロインとして共演以降は、ラジオやバースデー・ライブなどにゲスト出演するようになり交友が深まった。この他、11歳年下の小清水亜美は、共演を喜んだり食事を一緒にするなどゆかなを慕っており、互いのブログにも登場している。
  • 年齢の近い椎名へきる手塚ちはるとはデビュー当時より仲が良く、付き合いも長い[11]。年上の声優では『あずきちゃん』で母子として共演機会の長かった皆口裕子と自宅に寝泊りするほど親しい間柄である。また、デビュー作から共演している天野由梨も同じ所属事務所に所属していたこともあって昔から慕っており、天野もゆかなを妹のように可愛いがっていて愛しているとインタビューで答えている。
  • 舞-HiME』等で共演した中原麻衣が飲み会の終盤に「帰りたくない。」と寂しさを吐露した時、その場にいた多くの共演者達と二次会、三次会まで開いた逸話がある。また、同作で共演した7歳年上の三木眞一郎はゆかなにとって声優業界で最初の友人で、お互いをあだ名で呼び合うほど交流があり『青空少女隊』をはじめ『愛天使伝説ウェディングピーチ』、『青の6号』、『フルメタル・パニック』、『BLACK CAT』など他のアニメでも競演する機会が多く、車とバイクが趣味という点でもゆかなと三木は共通している。

エピソード[編集]

デビュー前[編集]

  • インドア派の本好きな子供で広辞苑や六法全書、果ては電話帳を1日中眺めていることもあった[2]。これには後述の病弱さが影響している。
  • 小学校の文集には「将来なりたいもの=薬剤師」と書いていた。理由は祖母がなりたかった職業だということを聞いていたからだという。
  • 高校時代は文芸部に所属。しかし部室は校舎内ではなく屋外にあり、コーヒー豆やミルクを持参しては友達とお茶会ばかりしていた。

声優へのきっかけ[編集]

幼少期は「20歳まで生きられないかもしれない」と医者に言われていた程病弱であり、特に10歳時には「余命数か月」と宣告されるほどの末期的病状も経験している。これらの経験が人生観に大きな影響を与え、小学生当時から「自分がこの世に生まれてきた証を残したい」と常に考えており、それが役者の道を選んだ大きな理由だとインタビューで度々語っている。元々、就きたい職業はいくつもあったが「失敗も成功も評価が全て自分に返ってくる職業」を望み、中学校に進級する頃には芝居によって何にでもなれる声優になろうと決心していた。しかし、なかなか両親には言い出せず、その旨を伝えたところ猛反対され、学業に絶対に影響させない約束をすることでようやく許された。それまで、親には自分の病で苦労をかけていた負い目もあり、面と向かって我侭を言ったことは少なく、人生初の大きな我侭が声優になる事だったという。説き伏せたものの、経緯から学校の成績だけは落とすわけにはいかず、デビュー初期は仕事量も抑えていた[12][13][14][7]

モルダイバー[編集]

声優養成所には、着替える時間がないので高校の授業が終わると制服のまま電車に乗って直行し、稽古が終わると終電で深夜に帰宅する生活で、アフレコも制服のまましていた。家が遠かったこともあり、ハードスケジュールで大変だったと述懐している。声優としてのデビュー作である『モルダイバー』の主人公の大宇宙未来役について、一番苦労した役と語っている。なにもかもが初めてだった為、ヘッドホンのジャックをどこに入れるか分からず、アドリブも出来ない状態だったという。周囲の共演者は全員が神様に見えて、みんなには出来ることが自分だけ出来ないまま終わってしまい、悔しかったとも語っている。初アフレコ時に緊張のあまりマイクの反対側に立ってしまい「それじゃあモニターが見えないでしょう」と指摘されたエピソードもある[2]

東日本大震災に関して[編集]

2011年3月に発生した東日本大震災に際し、過去に演じたキャラクターのテレサ・テスタロッサ役(『フルメタル・パニック』)にて激励メッセージを送った。原作者たちの手を借りて作成された動画はサイト上に投稿され、被災者へのエールとして公開された[15]

出演作品[編集]

太字はメインキャラクター

テレビアニメ[編集]

1995年

1996年

1997年

1998年

1999年

2000年

2001年

2002年

2003年

2004年

2005年

2006年

2007年

2008年

2009年

2010年

2011年

2012年

2013年

2014年

OVA[編集]

1993年

1994年

  • 青空少女隊(下連雀ようこ)
  • 他人の関係(女子学生、同級生)

1995年

1996年

1997年

1998年

1999年

2001年

2006年

2007年

2008年

2009年

2010年

2011年

2012年

2013年

劇場アニメ[編集]

1995年

1996年

1999年

2000年

2002年

2005年

2006年

2007年

2008年

2009年

2010年

2011年

2012年

2013年

2014年

Webアニメ[編集]

2007年

2008年

2014年

ゲーム[編集]

1993年

1994年

  • あすか120%(鈴木めぐみ)
  • ADVANCED V.G.武内優香
  • 電脳天使(メルキュール・ティラス・サブロマリン)
  • とらべらーず!伝説をぶっとばせ(ラエル・マメミム・ボンフリー

1995年

1996年

1997年

1998年

1999年

2000年

  • あすは恋して(永倉遙)
  • 華蘭虎龍学園 〜どきどき編〜(有栖川マミ
  • 華蘭虎龍学園 〜むねきゅん編〜(光神・アンジェリカ・美里
  • 華蘭虎龍学園 〜ぴゅあらぶ編〜(綾瀬加奈

2001年

2002年

2003年

2004年

2005年

  • テイルズ オブ ジ アビスティア・グランツ
  • ふたりはプリキュア Max Heart マジ?マジ!?ファイトde IN じゃない(雪城ほのか / キュアホワイト
  • ふたりはプリキュア Max Heart DANZEN! DSでプリキュア 力を合わせて大バトル(雪城ほのか / キュアホワイト

2006年

2007年

2008年

2009年

2010年

2011年

2012年

2013年

2014年

ラジオ[編集]

ラジオドラマ[編集]

特撮[編集]

ドラマCD[編集]

吹き替え[編集]

  • おばけのキャスパー Vol.4 〜キャスパーのハロウィン〜(キャスパー
  • しあわせの処方箋(サラ)

オーディオブック[編集]

ナレーション[編集]

実写[編集]

  • 積木くずし崩壊、そして…(テレビ東京)
  • アドベンチャー探偵の事件簿2「米沢牛しゃぶしゃぶ食べ放題殺人事件」
  • テイルズ オブ フェスティバル 2009
  • テイルズ オブ フェスティバル 2011

その他[編集]

ディスコグラフィ[編集]

シングル[編集]

発売日 タイトル 規格品番 最高位
1st 1997年5月21日 異邦人 CODA-1190
2nd 1998年11月27日 all or nothing ABDS-0001
3rd 2012年8月1日 春の雪 YSMC-1001
4th 2013年1月6日 Thank you for... SALA-0005
5th 2013年5月29日 会いにいくよ SALA-0106

アルバム[編集]

発売日 タイトル 規格品番 最高位
1st 1996年2月25日 ほほえみをあげたい FHCF-2279
2nd 1997年5月31日 PATIO〜A scene with me〜 COCA-14097
3rd 1998年12月23日 yu ka na ABCS-0001
4th 2002年10月18日 everytime together SALA-0002
5th 2005年10月30日 dearie SALA-0003
6th 2008年10月29日 Blooming Voices KICS-1397 55位

キャラクターソング等[編集]

出典[編集]

  1. ^ 日本タレント名鑑』2011年版、VIPタイムズ社、2011年1月27日、 765頁、 ISBN 978-4-904674-02-4
  2. ^ a b c d e f g 『声優ヒストリー 12人の声優が歩んだ軌跡』 徳間書店1997年、48頁。ISBN 978-4197200153
  3. ^ ゆかな (2009年9月21日13:17:40). “シルバーウィーク”. ゆかなオフィシャルブログ From-yukana. 2009年9月21日閲覧。
  4. ^ アニメージュ1996年6月号インタビューより。
  5. ^ VOICE ANIMAGE vol.22 ボイスパーフェクトデータ(徳間書店)
  6. ^ アブソードミュージックジャパン
  7. ^ a b ゆかな: 生まれてきたことの爪痕を残すために
  8. ^ オリコン・ウィーク The Ichiban(オリコン ウィーク ザ・一番)1997年6月9日vol.19
  9. ^ 声優グランプリ』VOL.1、主婦の友社1994年11月30日、 38頁。
  10. ^ 声優白書シリーズ vol.12 野上ゆかな(バンダイビジュアル
  11. ^ メディアックス ムック26 ザ・声優1995(株式会社メディアックス)
  12. ^ 『声優ヒストリー 12人の声優が歩んだ軌跡』徳間書店、1997年、101頁、ISBN 978-4197200153
  13. ^ VOICE ANIMAGE vol.3
  14. ^ AIC LOVEコミック 夏号 Vol.2(株式会社アニメインターナショナルカンパニー
  15. ^ ゆかな (2011年3月20日17:42:37). “message from tessa”. ゆかなオフィシャルブログ From-yukana. 2011年3月20日閲覧。
  16. ^ キャラクター紹介”. アイドルマスター XENOGLOSSIA アニメ公式サイト. 2013年12月9日閲覧。
  17. ^ CAST”. コード:ブレイカー CODE:BREAKER. 2012年8月8日閲覧。
  18. ^ 古典部のスタッフ・キャスト”. TVアニメ「氷菓」京アニサイト. 2012年2月3日閲覧。
  19. ^ スタッフ・キャスト”. あにてれ:FAIRY TAIL. 2012年4月4日閲覧。
  20. ^ STAFF/CAST”. TVアニメ「蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-」公式HP. 2013年7月26日閲覧。
  21. ^ スタッフ&キャスト”. TBSテレビ: IS 〈インフィニット・ストラトス〉2公式ホームページ. 2013年5月26日閲覧。
  22. ^ キャラクター”. アニメ「銀河機攻隊 マジェスティックプリンス」. 2013年3月26日閲覧。
  23. ^ キャスト情報”. TVアニメ『げんしけん二代目』公式サイト. 2013年6月1日閲覧。
  24. ^ ニュース 2013年9月20日”. ドリランド通信. 2013年9月22日閲覧。
  25. ^ CHARACTER”. BLAZBLUE ANIME OFFICIAL SITE. 2013年12月4日閲覧。
  26. ^ 月刊コミックアライブ』2013年8月号、メディアファクトリー、2013年6月。
  27. ^ スタッフ・キャスト”. TVアニメ「繰繰れ!コックリさん」公式サイト. 2014年8月28日閲覧。
  28. ^ DVD付き げんしけん 二代目の六(15)特装版”. 講談社BOOK倶楽部. 2013年6月21日閲覧。
  29. ^ アニメ関係図”. 神羅万象チョコ 天地神明の章 公式サイト. 2014年6月17日閲覧。
  30. ^ 『コープスパーティー -THE ANTHOLOGY- サチコの恋愛遊戯・Hysteric Birthday 2U』の最新PVを最速公開【映像配信】”. ファミ通.com. 2012年5月7日閲覧。
  31. ^ 『時と永遠〜トキトワ〜』多彩なヒロインが登場”. ファミ通.com. 2012年3月23日閲覧。
  32. ^ キャラクター 朱理”. 怒首領蜂最大往生 公式サイト. 2012年4月5日閲覧。
  33. ^ 週刊ファミ通』2012年5月31日号、アスキーメディアワークス2012年5月17日
  34. ^ 『マジてん 〜マジで天使を作ってみた〜』今度は天使を作っちゃう!?”. ファミ通.com. 2012年6月20日閲覧。
  35. ^ 電撃PlayStation』Vol.545、アスキー・メディアワークス2013年6月27日
  36. ^ 杉田智和氏原案のAVG『月英学園 -kou-』はPS Vitaタイトル ― 限定版の存在とキャスト、発売日が明らかに”. インサイド. 2013年7月27日閲覧。
  37. ^ 『魔装機神III』ネオ・グランゾン、ゼルヴォイド参戦!!”. ファミ通.com. 2013年7月4日閲覧。
  38. ^ 『週刊ファミ通』2012年12月6日号、エンターブレイン、2012年11月22日
  39. ^ 『セブンスドラゴン2020-II』、物語を彩るキャラクターたちを公開”. ファミ通.com. 2013年4月17日閲覧。
  40. ^ 電撃PlayStation』Vol.542、アスキー・メディアワークス2013年5月16日
  41. ^ 登場人物 ソノ他のヒトビト”. あかやあかしやあやかしの 公式サイト. 2013年10月21日閲覧。
  42. ^ 週刊ファミ通』2013年10月31日号、エンターブレイン、2013年10月17日
  43. ^ 電撃PlayStation』Vol.568、アスキー・メディアワークス2014年6月12日
  44. ^ キャラクター紹介”. グリモア 〜私立グリモワール魔法学園〜 公式サイト. 2014年7月14日閲覧。
  45. ^ CHARACTER”. コープスパーティー BLOOD DRIVE. 2014年5月8日閲覧。
  46. ^ 神撃のバハムート公式 (2014年1月31日). “新新イベント「創育の少女と竜騎の葛藤」開始!...”. Twitter. 2014年1月31日閲覧。
  47. ^ Character”. 超ヒロイン戦記. 2013年10月31日閲覧。
  48. ^ Character”. テイルズ オブ ザ ワールド レーヴ ユナイティア. 2014年6月26日閲覧。
  49. ^ コミックマーケット83限定 IS 〈インフィニット・ストラトス〉 特製小説CDパック《イベント限定版》」より。

外部リンク[編集]