八犬伝―東方八犬異聞―
| 八犬伝―東方八犬異聞― | |
|---|---|
| ジャンル | ファンタジー |
| 漫画 | |
| 作者 | あべ美幸 |
| 出版社 | 冬水社 → 角川書店 |
| 掲載誌 | いち*ラキ → CIEL |
| 発表期間 | 2005年 - 連載中 |
| 巻数 | 13巻(冬水社) 12巻(角川書店) |
| アニメ | |
| 原作 | あべ美幸 |
| 総監督 | ヤマサキオサム |
| 監督 | 山﨑みつえ |
| シリーズ構成 | ヤマサキオサム、山﨑みつえ |
| キャラクターデザイン | 加藤裕美 |
| 音楽 | 黒石ひとみ |
| アニメーション制作 | スタジオディーン |
| 製作 | 八犬伝プロジェクト |
| 放送局 | 放送局参照 |
| 放送期間 | 第1期:2013年1月 - 3月 第2期:2013年夏[1] - |
| テンプレート - ノート | |
| ウィキプロジェクト | 漫画、アニメ |
| ポータル | 漫画、アニメ |
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『八犬伝―東方八犬異聞―』(はっけんでん とうほうはっけんいぶん)は、あべ美幸による漫画作品。
目次 |
概要 [編集]
南総里見八犬伝をモチーフにしている。2005年より『いち*ラキ』(冬水社)にて連載開始、単行本を13巻まで発行。2011年に角川書店へ移籍し、『CIEL』にて連載を再開した。
冬水社版の単行本13巻までの内容(〜40.5話)を角川版では10巻にまとめて収録しているため、冬水社版13巻の続き(41話〜)は角川版の11巻からとなっている。
移籍後連載を開始した『CIEL』はBL作品を中心とした雑誌だが、少女漫画雑誌である『いち*ラキ』連載時と変わらぬテイストで物語を進めることが、角川版10巻のあとがきにて言及されている。
2007年9月21日にドラマCD第壱巻、2008年7月25日に第弐巻が発売。
2011年10月29日発売の『CIEL TresTres』にてテレビアニメ化が発表され、2013年1月から放送3月まで第1期が放送された。同年夏より、第2期が放送予定。
注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。
あらすじ [編集]
5年前、突然広まった謎の疫病が、他の村々に飛び火するのを防ぐために焼き尽くされた大塚村。その生き残りである信乃、荘介、浜路の三人は村はずれの教会で保護され、静かに暮らしていた。村の焼失事件以来、信乃と荘介には特殊な能力が備わり、その噂を聞きつけた教会本部の画策により、浜路が攫われる。
登場人物 [編集]
※ 担当声優は、ドラマCD版 / テレビアニメ版の順で記載。声優1人だけの記載の場合はドラマCD版には登場せず、テレビアニメ版のみのものとする。
- 犬塚信乃(いぬづか しの)
- 声 - 朴璐美 / 柿原徹也
- 主人公、18歳、大塚村の生き残り。生まれつき体が病弱だったことと家の掟により、13歳まで女の子の恰好をさせられて育った。その女装姿は浜路曰く、自分以上の美人。
- 妖刀村雨をその身に宿し、その影響で13歳の姿のまま歳をとらない。そのためか言動は実年齢に比べて少々子供っぽい。村が焼失した際に、莉芳と出会い、村雨を授けられる。村雨を宿す右腕に牡丹の痣を持つ。大の犬好きで、四白の手入れは常に完璧。幼馴染の荘介と浜路を家族として大切に思っている。幽霊とゴキブリが大の苦手。
-
- 村雨(むらさめ)
- 声 - 宮野真守 / 岡本信彦
- 信乃の右腕に宿る「手にした者はろくな死に方をしない」という伝説がある妖刀。外に出てるときにはカラスの姿をしており、カタコトながら会話することもできる。また、刀形態の時には雨を自在に降らすことができる。
- メグ
- 黒い球体の姿をした一つ目の妖怪。目の反対側に大きな口がある。普段はポケットに入るサイズだが、水に浸かると巨大化する。村雨に食べられそうになっている所を信乃にはるか彼方に投げ飛ばされるが、なぜか信乃が住んでいる教会までやってきた。その後信乃達の荷物にこっそり忍び込み、行動を共にすることになる。名前は目玉のちょっとグロいやつ、の略(現八命名)。
- 犬川荘介(いぬかわ そうすけ)
- 声 - 森川智之 / 日野聡
- もう1人の主人公。大塚村の生き残りで、端整な青年。村の焼失事件の折、一緒に死んだ犬(四白)と生命を分かち生きることを選んだため、四白に変身出来る。子供の頃、母親と行き倒れていたところを大塚村村長(信乃の父親)に引き取られた。その際に母親は亡くなり、それ以前の記憶を持たない。今も昔も信乃のお目付け役であり、信乃のためなら人を殺すことさえ躊躇わない。首の後ろに牡丹の痣があり、傷痕がある。動物に懐かれやすく、八房からも懐かれている。信乃を誰よりも大切に思っている。
- 浜路(はまじ)
- 声 - 小林沙苗 / 高垣彩陽
- 大塚村の生き残りの美少女。15歳。村長の養女にして、信乃とは義兄妹関係。健康オタクで漢方などを大量に入れるため料理の腕前は時に殺人的。信乃をとても大切にしている。尾崎に攫われても、全く動じないイイ性格。あやねとは友人関係。実は道節の生き別れの妹(睦月)。現在は医師になるために全寮制の学校に通う。
- 里見莉芳(さとみ りおう)
- 声 - 成田剣 / 神谷浩史
- 信乃の後見人を務める、美青年。マイペース。獣憑きの四家の一人であり、八房が憑いている。信乃に村雨を授け、信乃・壮介・浜路の3人を助けた張本人。
-
- 八房(やつふさ)
- 巨大な犬神。本来なら女性にしか憑かず、人にもあまり懐かない。
- 尾崎要(おさき かなめ)
- 声 - 宮野真守 / 浪川大輔
- 獣憑きの四家の一人で、五匹の狐が憑いている青年。浜路が大のお気に入り。異母兄の青蘭(せいらん)(声 - 竹本英史 / 杉山紀彰)が使役する妖で、浜路が傷つけられた際には激怒し、鬼狩りから撤退しようとしていた青蘭の前に現れた。それ以来、青蘭は行方不明となっている。
- 犬飼現八(いぬかい げんぱち)
- 声 - 大川透 / 前野智昭
- 憲兵隊長。小文吾とは乳兄弟。3年前、北部の村で起きた事件で、小文吾と共に人を喰らう鬼に殺されるが甦り、雷鬼に変身する身体と化した。沼蘭とは恋人同士で、彼女の死を知り自害を謀るも、死ねずに悲嘆にくれていた。現在信乃がお気に入り。メグの世話役。右の頬に牡丹の痣を持つ。
- 犬田小文吾(いぬた こぶんご)
- 声 - 中井和哉 / 寺島拓篤
- 旅館「古那屋」の息子。現八とは乳兄弟。3年前、北部の村で起きた事件で一兵卒として志願し行った際、現八と共に人を喰らう鬼に殺されるが、風鬼として甦った。腰に牡丹の痣を持つ。父親は文吾兵衛(声 - 星野充昭 / 魚建)、母親は小夜子(声 - 菊池いづみ / 根谷美智子)、姉は沼蘭(ぬい)。
- 犬阪毛野(いぬさか けの)
- 声 - 三宅淳一
- 通称・旦開野(あさけの)。2年前、蒼に家族ともども殺され心臓を抜き取られるが、夜叉姫(九重)によって蘇生する。旅先で見つけた荘介を蒼と誤認し、襲い掛かるが、九重に止められる。普段は能楽師として、同業者と巡業のため各地を回っていたが、古那屋に泊まっている際、町内で蒼本人を見つけてからは休業している。
-
- 九重(ここのえ)
- 声 - 進藤尚美
- 本性は妖の夜叉姫。心臓を奪われてなお、生きていた毛野に興味を持ち、心臓を与えたことから、その身体に心臓がない。
- 犬山道節(いぬやま どうせつ)
- 声 - 疋田高志 / 三木眞一郎
- 雪の中で死にかけていたところ、生き別れの妹に会いたい一心で生きようとしたことから、雪姫に命を救われる。そのため、彼の周りは常に真冬の寒さでそれが原因で友人もごっそり減ってしまった、とのこと。薬の製造に長けている。
-
- 雪姫(ゆきひめ)
- 声 - 能登麻美子
- 信乃の友人で、道節を助けた雪の妖。美しい歌声を持っていたが、道節を助けるためにその声を失った。
- 犬村大角(いぬむら だいかく)
- 旧姓赤岩大角。人形師。5つか6つの時に犬村儀清に養子として迎えられる。
- 犬江仁(いぬえ しのぶ)
- 6歳の時に神隠しに遭う(実年齢22歳)。左肩に牡丹の痣。
- 観月あやね(みづき あやね)
- 声 - 明坂聡美
- 身体が非常に弱く、白い髪と赤い目の少女。獣憑きの四家の一人であり、響が憑いている。浜路とは同い年かつ仲が良い。
- 緋ノ塚那智(ひのづか なち)
- 獣憑きの四家の一人。楓が憑いている。
-
- 楓(かえで)
- 大きな猫。元は那智の兄に憑いていた。
- 蒼(あお)
- 声 - 日野聡
- 荘介と瓜二つで、自称・荘介の影。荘介が失ったとされる幼少期の記憶を持っていると見られている。
- 毛野から心臓と日本刀「落葉」を奪った謎の男。その際、毛野の反撃により左目を失明するが、後に「一週間の命」と引き換えに琥珀(声 - 皆川純子)から左目を譲り受けたため、現在は右目は灰色、左目は琥珀色のオッドアイとなっている。その身に力を得るため各地で土地神を殺し歩いているが、彼の行動の全ては信乃に起因。彼も信乃には甘く、信乃に可愛く頼まれ、身の内に行き場を失くした土地神「命命(やな)」を宿す。
- 生き別れの兄弟たちを探す「かまいたち」の紺(こん)に懐かれ、行動を共にしている。
テレビアニメ [編集]
2013年1月から3月まで毎日放送、TOKYO MX、テレビ愛知、BS11にて第1期が放送された。同年夏より、第2期が放送予定[1]。
スタッフ [編集]
- 原作 - あべ美幸(角川書店/ASUKA COMICS CL-DX刊/「CIEL」連載)
- 総監督 - ヤマサキオサム
- 監督 - 山崎みつえ
- シリーズ構成 - ヤマサキオサム、山崎みつえ
- キャラクターデザイン - 加藤裕美
- ビジュアルコーディネート - 辻田邦夫
- デザインワークス - 森木靖泰、承山菜美、岩畑剛一、萩原弘光、安田京弘
- プロップ作画監督 - 岡戸智凱
- 美術監督 - 松本浩樹、鈴木隆文→杉浦美穂、岡崎えりか
- 撮影監督 - 近藤慎与
- 3D監督 - 今垣佳奈
- 編集 - 松村正宏
- 音響監督 - 郷田ほづみ
- 音楽 - 黒石ひとみ
- プロデューサー - 桑園裕子、岩下由希恵、松田桂一、金庭こず恵、大室正勝、植竹なつき、岩崎卓
- アニメーションプロデューサー - 浦崎宣光、和田薫
- アニメーション制作 - スタジオディーン
- 製作 - 八犬伝プロジェクト(バンダイビジュアル、ランティス、スタジオディーン、ムービック、ダックスプロダクション、ソニーPCL、フロンティアワークス)
主題歌 [編集]
- オープニングテーマ「God FATE」
- 作詞・歌 - 飛蘭 / 作曲・編曲 - 河田貴央
- エンディングテーマ「String of pain」
- 作詞 - こだまさおり / 作曲・編曲 - R・O・N / 歌 - 柿原徹也
- 第1話、第13話では未使用。
各話リスト [編集]
| 話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 総作画監督 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 第1期 | ||||||
| 第一話 | 境界 | 山﨑みつえ | 瀧原美樹、山田裕子 | - | ||
| 第二話 | 人鬼 | 笹野恵 | 小島正士 | 守田芸成 | 古賀誠 | 瀧原美樹 |
| 第三話 | 鬼追 | 名村英敏 | 吉田俊司 | 本多みゆき、高澤美佳 もんちあきら |
||
| 第四話 | 帰郷 | 西村博昭 | 松浦里美、池下博紀 | 山田裕子 平川亜喜雄 |
||
| 第五話 | 加護 | 中村能子 | 斎藤哲人 | 高山秀樹 | 竹内由香里、松尾真彦 | 平川亜喜雄 |
| 第六話 | 外持 | 広田光毅 | 畠山守 | 竹下健一 | 中本尚、斎藤美香 小林利充、松下郁子 清水勝祐 |
瀧原美樹 平川亜喜雄 山田裕子 |
| 第七話 | 約束 | 小坂知 | 西村博昭 | 今泉直子、もんちあきら | 瀧原美樹 工藤裕加 |
|
| 第八話 | 邂逅 | 中村能子 | 小島正士 | 渡部穏寛 | 小谷杏子 | 平川亜喜雄 |
| 第九話 | 番人 | 山﨑みつえ | 名村英敏 | 吉田りさこ | 岡崎洋美、今泉直子 津熊健徳、胡陽樹 |
瀧原美樹 工藤裕加 平川亜喜雄 |
| 第十話 | 孤影 | 広田光毅 | 安海るか | 吉田俊司 | 大城美幸、今泉直子 岡崎洋美、鈴木彩子 松浦美里、森本浩文 |
|
| 第十一話 | 現身 | 小島正士 | 高山秀樹 | 松下郁子、松浦里美 石川洋一、瀧原美樹 吉田和香子、津熊健徳 |
||
| 第十二話 | 代償 | 名村英敏 | 菊池聡延 | 安田京弘 | ||
| 第十三話 | 宿縁 | 中村能子 | 川崎逸朗 | 伊勢奈央子 | 平川亜喜雄 工藤裕加 |
|
放送局 [編集]
| 放送地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送日時 | 放送系列 | 備考 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 第1期 | ||||||
| 近畿広域圏 | 毎日放送 | 2013年1月5日 - 3月30日 | 土曜 26:58 - 27:28 | TBS系列 | アニメシャワー 第3部 | |
| 東京都 | TOKYO MX | 2013年1月6日 - 3月31日 | 日曜 22:30 - 23:00 | 独立局 | ||
| 愛知県 | テレビ愛知 | 2013年1月10日 - 4月4日 | 木曜 25:35 - 26:05 | テレビ東京系列 | ||
| 日本全域 | BS11 | 2013年1月12日 - 4月6日 | 土曜 23:00 - 23:30 | BS放送 | ANIME+枠 | |
| キッズステーション | 2013年5月7日 - | 火曜 24:30 - 25:00 | CS放送 | エリア23枠 リピート放送あり[2] |
||
Blu-ray / DVD [編集]
2013年3月22日から発売予定。
| 巻 | 発売日 | 収録話 | 規格品番 | ||
|---|---|---|---|---|---|
| BD限定版 | BD通常版 | DVD通常版 | |||
| 1 | 2013年3月22日 | 第1話 - 第2話 | BCXA-0676 | BCXA-0663 | BCBA-4477 |
| 2 | 2013年4月24日 | 第3話 - 第4話 | BCXA-0677 | BCXA-0664 | BCBA-4478 |
| 3 | 2013年5月28日予定 | 第5話 - 第6話 | BCXA-0678 | BCXA-0665 | BCBA-4479 |
ドラマCD [編集]
- 八犬伝―東方八犬異聞― 1 2007年9月21日発売(マリン・エンタテインメント)
- 八犬伝―東方八犬異聞― 2 2008年7月25日発売(マリン・エンタテインメント)
出典 [編集]
- ^ a b アニメ『八犬伝』公式アカウント (2013年3月30日). “本日、CIEL最終号発売!皆様、表紙ご覧頂けましたか?皆様の ...”. Twitter. 2013年3月30日閲覧。
- ^ “キッズステーション 番組構成表 (PDF)”. “こども・アニメ専門チャンネル”キッズステーション. キッズステーション. 2013年3月25日閲覧。
外部リンク [編集]
- アニメ 八犬伝 公式サイト
- アニメ『八犬伝』公式アカウント (hakken_den) - Twitter
