青い鳥

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青い鳥』(あおいとり、フランス語L'Oiseau bleu)は、モーリス・メーテルリンク作の童話劇。1908年発表。5幕10場。作品の主題は「死と生命の意味」。1911年ノーベル文学賞を受賞。

青い鳥はキジバトがモデルとされることが多いが、キジバトは主にアジアに分布する種であるため、作中の青い鳥は一般的なハト科の鳥と考えた方が妥当である[要出典]

内容[編集]

2人兄妹のチルチルとミチルが、の中で過去未来に幸福の象徴である青い鳥を探しに行くが、結局のところそれは自分達に最も手近なところにある、鳥籠の中にあったという物語。

翻案[編集]

映画[編集]

無声映画時代から何度も映画化されている。その中で1940年シャーリー・テンプル主演版、1976年エリザベス・テイラー主演版が有名である。いずれも英語原題は The Blue Bird。ともに巨額の予算をかけた大作であったが、興行的には、この2作品とも大きな赤字に終わった。

1940年版[編集]

MGMの『オズの魔法使』の成功への対抗策として、20世紀フォックスが大スターの子役シャーリー・テンプルを主演させた作品である。

スタッフ

主なキャスト

1976年版[編集]

現役バレリーナを起用し、ミュージカル映画の中でもバレエ要素の大きな作品である。初のアメリカソ連(当時)のスタッフによる合作映画でもある。1976年4月5日にアメリカで公開、日本での公開は1976年7月2日である。

スタッフ

主なキャスト

その他[編集]

日本語訳[編集]

(子供向け再話を除く)

  • 島田元麿, 東草水訳 実業之日本社 1911
  • 若月紫蘭訳 植竹書院 1915 のち岩波文庫、岩波少年文庫  
  • 楠山正雄訳 「近代劇選集」第1巻 新潮社 1920 のち角川文庫 
  • 鷲尾浩(鷲尾雨工)訳「マーテルリンク全集」冬夏社 1921
  • 河原万吉訳 万有文庫 1927 
  • 布施延雄訳「世界文豪代表作全集」 第18巻 世界文豪代表作全集刊行会 1927 
  • 河合逸二訳 文新社 1935
  • 西川勉譯 大洋社出版部 1939
  • 小原圀芳訳 桜菊書院 1946
  • 堀口大學訳 新潮文庫 1960
  • 那須辰造訳 講談社、1966(世界の名作図書館)
  • 川口篤訳「ノーベル賞文学全集 18」主婦の友社 1971
  • 鈴木豊訳 角川文庫 1975
  • 岡田陽訳 玉川大学出版部 1975
  • 新庄嘉章訳 講談社文庫 1976
  • 宮川明子訳 第三文明社 1989 少年少女希望図書館
  • 保永貞夫訳 講談社青い鳥文庫 1993
  • 末松氷海子訳 集英社、1992 岩波少年文庫 2004

外部リンク[編集]