シムーン (アニメ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
シムーン
ジャンル SFファンタジー
アニメ
原作 小山田風狂子、篠吉祥、美原轟
監督 西村純二
キャラクターデザイン 西田亜沙子
メカニックデザイン Jin Seob Song
音楽 佐橋俊彦
アニメーション制作 スタジオディーン
製作 シムーン製作委員会
放送局 テレビ東京
放送期間 2006年4月3日 - 2006年9月25日
話数 全26話
漫画:Simoun
原作・原案など 創通映像、スタジオディーン
作画 速瀬羽柴
出版社 一迅社
掲載誌 コミック百合姫
レーベル 百合姫コミックス
発売日 2006年9月16日
発表号 Vol.3 - Vol.5
巻数 全1巻
話数 全3話
漫画:シムーン 〜まじかる美勇伝〜
原作・原案など 前田まさよし(脚本)
原田まさふみ(構成)
作画 あきづき弥
出版社 学習研究社
掲載誌 メガミマガジン
発表号 2006年8月号 - 2006年12月号
その他 ギャグ系
小説
著者 岡崎純子
イラスト 西田亜沙子、スタジオディーン
出版社 学習研究社
レーベル メガミ文庫
刊行期間 2006年7月25日 - 2006年11月22日
巻数 全2巻
ゲーム:シムーン
異薔薇戦争〜封印のリ・マージョン〜
ゲームジャンル ADV+タクティカルSLG
対応機種 PlayStation 2
発売元 マーベラスインタラクティブ
プレイ人数 1人
発売日 2007年6月21日
テンプレート - ノート
ウィキプロジェクト アニメ漫画ライトノベル
コンピュータゲーム
ポータル アニメ漫画文学ゲーム

シムーン』 (Simoun) は、スタジオディーンが制作した日本のアニメ作品。テレビ東京系で2006年4月から同年9月にかけて全26話が放送された。ハイビジョン制作

概要[編集]

大空陸(だいくうりく)という全ての人が女性として生まれてくる星を舞台に、巫女として神に祈りを奉げる少女たちが否応無しに戦争に巻き込まれていく姿を描いている。女性同士の恋愛を描いたシーンもあることから、「百合」アニメとみなされることもあるが、監督である西村純二は、「思春期の少女の話」であると述べている[1]。アニメ作品としては珍しく、BGMとして、アストル・ピアソラの『リベルタンゴ』をイメージしたという[2]タンゴが流されることが多い。

「人は全て女性として生まれてくる」という世界設定はキャスティングにも影響を及ぼし、女性キャラクターのみならず、性別選定後の男性キャラクターまでをも、すべて女性声優が担当している[3]。これは、世界観との整合性を取るためであるとしている[4]

メカデザインは、企画時点からとにかく他に類を見ない造形にしようとの思惑があり、結果として大変に特異な形状となった。取り分け、作品の中心的存在となる飛行艇シムーンに関しては、機体ごとに僅かずつデザインが異なり、一つとして同じデザインは無いという徹底したものとなった。

日本では、アニメ版のDVDがバンダイビジュアルから発売された。ニュースリリースなどでは「女性同士の恋愛」「美少女」「アクション」の要素が強調されている[5]。北米ではメディアブラスターズ (Media Blasters) から発売されている[6]。また、アニメ以外にも漫画、小説、テレビゲームなどのメディアミックスが行われた。中にはドラマCDのようにアニメのセルフパロディのような作品もある。


ストーリー[編集]

舞台は大空陸(だいくうりく)という名の世界。ここでは人類は全て女性として生まれ、17歳になった時、自らの意思で性別を選んで成人する。

大空陸にある宗教国家・シムラークルム宮国には、人々の信仰の対象である神テンプスパティウムに仕える巫女達がいた。彼女達はテンプスパティウムの加護を受けた聖なる遺物ヘリカル・モートリスを搭載した飛行艇・シムーンに2人1組で乗り込み、空に紋章(リ・マージョン)を描き、神に供えるのだ。

ある時代、シムラークルム宮国に隣国が攻め入る。彼らはシムーンとそれに搭載される神秘のエンジン、ヘリカル・モートリスの力の秘密を欲し、手中に収めようとしているのだ。宮国は火急の危機に際して苦渋の決断をする。それはシムーンを戦うための戦闘兵器として利用すること……。

シムーンを操れる巫女シムーン・シヴュラになれる者は性別選択前の少女に限られており、その決断は巫女たちを大人にさせず、常に死の危険に晒す事を強要する事でもあった。

美しく大空を舞う巫女達は戦士となり国を護る。ある者は生き残るため、またある者は空を飛び続けるために。少女であることを運命付けられた巫女達の終わりなき戦いは、今日も続く……。

用語[編集]

シムーン(飛行艇)について[編集]

シムーン
シムラークルム宮国のみが有する、遺跡で発掘されたヘリカル・モートリスを動力とし飛行できるよう改造した複座式の飛行艇。
元々は祭事用の神具だったが、戦争突入に伴い機関砲で武装し戦闘に用いられるようになった。操縦は巫女に限られ、テンプスパティウムに捧げる口づけを交わさなければ起動せず、祈りの集中が切れると制御を失うとされ「神の乗機」とも呼ばれる。宮守や巫女の中には兵器として用いられる事にわだかまりを持つ者もいる。戦争当初は圧倒的な性能を誇っていたが、礁・嶺両国の同盟による物量差や飛行技術の向上、古代シムーンの発掘・戦線投入などによって次第に損害が増え始める。
宮国は無線技術を持たないため、僚機との通信は接近してケーブルを張る有線通信のみである。また、遠方に対しては信号弾を使用する。
特別装備として兵員輸送用コンテナを、胴体左右に取り付けた事もあった。
ウェヌストゥス - 秀麗を意味するシムーン。主にアーエル、ネヴィリル、アムリアが搭乗した。
スクートゥム - 盾を意味するシムーン。主にパライエッタ、カイムが搭乗した。
アウクシリウム - 協力を意味するシムーン。主にロードレアモン、モリナスが搭乗した。
コメーテース - 彗星を意味するシムーン。主にフロエ、アルティが搭乗した。
ウィンクルム - 絆を意味するシムーン。主にリモネ、ドミヌーラが搭乗した。
スペルブス - 気高さを意味するシムーン。主にマミーナ、ユンが搭乗した。
シミレ・シムーン
シムーンの練習用に開発された、単座式または複座式の飛行艇。単に「シミレ」とも呼ばれる。ヘリカル・モートリスを模した疑似機関を動力としている。
巫女でなくても操縦可能だが、性能はシムーンよりかなり低く、リ・マージョンも行えない。
ヘリカル・モートリス
太古の時代に作られた遺物で、テンプスパティウムの力を利用するための動力装置。いわゆるロストテクノロジーで、シムラークルム宮国領土内の遺跡からしか出土せず、その機構も良く分かっていない。シムーンに用いられる2つのヘリカル・モートリスに関しては、一方が空間を、他方が時間をそれぞれ制御していると考えられているが、宗教上の観点から解体調査はタブー視されている。
シムーン球
シムーンに搭載されている緑色の球体。前後2つの操縦席の間に位置する。リ・マージョンを行う際、この球体内にこれから描くべき紋章の図形が映し出される。祈りへの集中の欠如や負傷による意識の混濁などでシムーン球が輝かなくなるとシムーンは制御を失う。
古代シムーン
嶺国が遺跡で発掘した大昔に作られたと思われるシムーン。宮国シムーン同様、複座式飛行艇。劇中の台詞では「性能は宮国の物にやや劣るが、ほとんど同等」で、ヘリカル・モートリスが上下ではなく左右に取り付けられている。リ・マージョンを描く事も可能。機関砲も搭載済みで嶺国の巫女が乗り込み、対宮国の切り札として使われた。
古代の村でも多数の機体が半ば遺棄されていたが、後にレストアされて甦っている(最終話でカラーリングの違うものが運用されている)。

シヴュラ(巫女)について[編集]

シムーン・シヴュラ
テンプスパティウムに仕える巫女で、シムーンを操る資格を有する少女のこと。単に「シヴュラ」とも呼ばれ、全国民の尊敬の対象である。性別の選定前である必要があり、シムーン・シヴュラである間は17歳を過ぎても性別選択が猶予された。いわゆる戦闘員ではなく、戦いに赴くのは巫女の責務であるところの神事の延長とされ、戦争末期を除いてシムーンから降りて性別を選択するのは巫女の自由であった。また家柄も非常に重要な資格だったが、戦争の激化により資格が緩和され、操縦素質がある一般庶民も登用された。
シヴュラ・アウレア
すべてのシムーン・シヴュラの内、最も優れた巫女に与えられる称号で「黄金の巫女」の意。物語の時点ではネヴィリルの事。
リ・マージョン
神であるテンプスパティウムに捧げる祈りとして、シムーンの放つ光の航跡によって空中に特定の図形(紋章)を描く行為のこと。またそうして描かれた紋章のこと。描き出された紋章には、テンプスパティウムの力の発露として様々な効果がある。太古の時代より受け継がれてきたが、今ではその意味や効果が忘れ去られてしまった紋章も多い。それらを再び解明することも、シムーン・シヴュラたちの使命の1つ。単機で行うもの(波濤のリ・マージョンなど)や複数機で行うもの(鉄のリ・マージョンなど)がある。敵の妨害によりリ・マージョンの軌跡がかき消されると効果が発揮されない。
描くリ・マージョンにもよるが攻撃用に限定した場合、燃料気化爆弾から戦術核爆弾並の破壊力を発揮する。攻撃以外にも障壁を張る防御用の物(金剛石のリ・マージョン)や慣性を制御する物(蔦葛のリ・マージョン)。この他に純粋な儀礼的な(特殊な効果が無く、図形を描くだけの)物として弔いのリ・マージョン(蒲公英のリ・マージョン)や、仲間を見送るリ・マージョン(朝凪のリ・マージョン)なども存在する。
翠玉のリ・マージョン
成し遂げたシヴュラはテンプスパティウムの側に就くという伝説のリ・マージョン。だが、「本当の効果」は充分に判っていないとされ、成功失敗に係わらず事後には敵味方問わず重大な影響を及ぼすため、軽々しく行う事は禁じられている。
マージュ
リ・マージョンの練習のこと。マージュ・プールで行う。足首に発煙器具を取り付け、紋章を描く。
マージュ・プール
アルクス・プリーマ内に設置されているマージュに用いる為の円筒状の巨大な空洞。特殊な服を身に付けることでヘリカル・モートリスと同じ作用を受け、円筒内の空中を人体のみで浮遊飛行できる。

コール(部隊)について[編集]

コール
12人のシムーン・シヴュラが一組となり形成される部隊。6機のシムーンに各々2人のシヴュラが乗り込むがアウリーガ、サジッタの編成はかなり柔軟である。戦争にシムーンが利用されることが決定されてから、シムーン・シヴュラたちが再編成されたもの。
デュクス
シヴュラたちの世話係。コールの運用を司る。アルクス・プリーマではグラギエフがデュクスである。普段は艦長付で戦闘指揮所にいる。
レギーナ
コールのリーダーを務める者。
パル
シムーンに乗る2人の搭乗者(パートナー)のこと。
アウリーガ
シムーンの前席に搭乗し、機体の操縦者(パイロット)の役割のほか、通信索の射出等も担当する。作中の様々な台詞からサジッタより上位の技量が求められ、これに従って社会的、あるいは「パル」内での立場は上位と推察される。語源はラテン語の馭者 (auriga)。
サジッタ
シムーンの後席に搭乗し、航法士(ナビゲーター)と射撃手を兼ねる。担当は「リ・マージョン」を始めとする様々な特有機能に重大な役割を果たす「シムーン球」の制御、銃撃、他。語源はラテン語の矢 (sagitta) から。シヴュラは得手不得手は別としてアウリーガとサジッタのどちらもこなせるように訓練を受けている。
コール・テンペスト
最高のエリート部隊としてその名を馳せたコール。レギーナはネヴィリル。礁国の大攻勢とその迎撃の為の翠玉(すいぎょく)のリ・マージョンの失敗により戦死者2、行方不明者1、帰還後脱退3という損耗率50パーセントの大損害を受けた所から物語は始まる。
コール・カプト
アルクス・プリーマに配属されているコール。礁国の侵攻を迎撃し1人を残し全滅。部隊は再編成される。
コール・ルボル
アルクス・プリーマに配属されているコール。コール・テンペスト再編成の間、哨戒任務を受け持つ。ヴューラが所属していたコール。
コール・イグニス
アルクス・ニゲルに配属されているコール。マミーナとユンが所属していたコール。
コール・デクストラ
ドミヌーラ、オナシア、アーエルの祖父が以前所属していた、今では存在しないコール。「翠玉のリ・マージョン」を成功させる事のみを目的としていた。

登場メカニック[編集]

アルクス・プリーマ
宮国最大級の空陸艦。シムーンの空中母艦だが、元はリ・マージョン観覧用の大型客船であった為、食堂、バー、図書館、贅を尽くした客室、教会などの施設や豪華な内装が施されている。コール・テンペスト、コール・ルボル、コール・カプトの3個コール(部隊)とシミレの母艦であり、シムーン・シヴュラとその練習生が乗り込んでいる。船体下部に多数の砲門を持つ。純白の船体が特徴。
アルクス・ニゲル
黒い船体を持つ、アルクス・プリーマの同型艦。コール・イグニス他の母艦。西大聖廟所属。
メッシス
アルクス・プリーマの修理中、コール・テンペストが配備されることになった旧式の中型空陸艦。貨物船改造艦で老朽化しており、シムーン格納庫やシヴュラ用の個室もなく、シャワーは錆混じりで室内にネズミが出る等、移動当初、テンペストのシヴュラ達は不満を述べていた。武装は下部に地上掃射用の機銃を多数装備。
ヘリカル列車
疑似ヘリカル機関を用いた宮国の列車。動力集中式で主要な都市や施設間を結んでいる。シヴュラや政府高官用の特別客車と市民の乗る普通客車が明確に区別されており、普通車の混雑具合から特別な乗り物ではなく、宮国一般の交通機関として普及しているのがうかがえる。
飛行船
多数の単座戦闘機を搭載する樵国の空中母艦。速度は遅く、ガス式の気嚢を持つ為に被弾には弱い。第一話で「樵国の飛行機械って、フワフワ飛ぶ奴だよね?」とのフロエの台詞から、樵国の航空機は単座戦闘機登場前、全て飛行船タイプであったのがうかがえる。
単座戦闘機
単発単座の推進式プロペラ戦闘機。武装は機銃二門。航続力も短いらしく、長距離侵攻には母艦或いは、補助エンジン付き増槽が不可欠。中盤までの樵国の主力機だがシムーンとの性能差は著しく、数に物を言わせる戦法で立ち向かうしかなかったが、それでコール・カプト他、多数のシムーンを血祭りに挙げた。モノクロ写真機を装備した偵察機型も存在する。
長距離砲
樵国の超巨大砲。砲自体は登場しなかったが、国境からかなりの距離まで到達可能な射程を誇る。反面、狙いは正確ではなく、宮国に対する半ば嫌がらせ的な運用がされていた様である。
戦車
砲塔はかなりの仰角を取れ、対シムーン用の対空射撃も可能な嶺国の戦車。樵国も同等の戦車を持つ。
飛行爆弾
樵国の無人兵器。プロペラ推進式の巡航ミサイルである。威力は強大で一度に数百発が大量投入され、宮国都市部を無差別爆撃した。
戦艦
和平使節団を運んで来た嶺国の大型水上艦艇。大小多数の砲塔を持ち、その砲撃力は強力である。
中型戦闘機
単に「中型機」とも呼ばれる樵国の新型戦闘機。双発複座の三胴型推進式プロペラ戦闘機。単座戦闘機に比較して速度、運動性能、飛行高度の全てが大幅に向上し、アーエルに「まるでシムーンじゃないか!」と言わしめた。三連装機銃で武装しており、ネヴィリル機を撃墜している。中盤以降の樵国主力機で雲霞の如き数で攻めて来る。
空中補給基地
樵国の秘密兵器。アングルドデッキを数層重ねた空母型の超大型空中母艦。移動能力は低いが、大量の中型戦闘機や古代シムーンを搭載可能。凄まじい防御力があり、味方機の大量激突やメッシスの強行接舷にも耐えている。また、甲板両舷に自衛用火器もあるが本編では未使用だった。
銃器類
敵味方共に薬莢式の銃を使用。自動装填式の突撃銃が主体である。嶺国の巫女は大型拳銃を標準装備。その色からしてフレームは真鍮製と思われるが定かではない。

その他の用語について[編集]

テンプスパティウム
シムラークルム宮国で神として信仰されている存在。翼の生えた柱の姿で象徴される。
アニムス
プルンブム嶺国で神として信仰されている存在。蝶の羽根の生えた柱の姿で象徴される。元来テンプスパティウムと同一の神であるとする説が有力。
シムラークルム宮国(きゅうこく)
単に「宮国」とも。宗教国家。唯一、ヘリカル・モートリスが出土するため、これを手に入れようと企む周辺国家から侵略を受けている。国家の中心には宗教施設「テンプスパティウム宮」があり、その内部には性別を選定する「泉」がある。
アルゲントゥム礁国(しょうこく)
単に「礁国」とも。シムラークルム宮国に侵攻する国家。大空陸随一の科学力を誇るが、工業の発達とともに大気汚染が深刻化しており、その打開策としてシムラークルム宮国のヘリカル・モートリスを狙う。宮国と異なり、一般国民は生まれてすぐ手術を受け性別を決定される。
プルンブム嶺国(れいこく)
単に「嶺国」とも。シムラークルム宮国に侵攻する国家。冬季には凍死者や餓死者が出る酷寒の国土から、国教であるアニムスによって挙国一致体制を維持する宗教国家で、巫女は国家交渉の場に参席可能なほど地位が高い。中盤より礁国と同盟を結ぶ。巫女が操る嶺国の古代シムーンは戦力バランスを一変させ、宮国を敗北へと追い込んだ。
宮守
テンプスパティウムに仕える神官。宮国の神事を司る。シヴュラは巫女なので彼らの元に所属する。
司政院
宮国の行政を司る。ネヴィリルの父ハルコンフは司政官第二位の副院主。
司兵院
宮国の軍事を司る。シムーンを空に祈るためのものと主張する神官達を悠長なものと考え、対立しがちである。

これらの世界観を支える特殊な用語には、ラテン語を起源とする語が多く見受けられる。

キャラクター[編集]

コール・テンペスト[編集]

アーエル
- 新野美知
年齢17歳、身長150センチメートル、B・W・H / 83 (C) ・63・85、足のサイズ22.5センチメートル、血液型O型。
コール・テンペストのシムーン・シヴュラ。本作の主人公。戦闘において欠員が生じたコール・テンペストに補充人員として配属されて来た。もともと、シムーン・シヴュラにはなれない農家の家系の出身だが、志願兵だったことに加え卓越した操縦技術を見込まれたものと思われる。何らかの理由により、本人は泉行きを拒んでおり、優れたシムーン・シヴュラであり続けるためにコール・テンペストのレギーナ、ネヴィリルのパルになることを希望している。小柄で金髪のお団子頭。本物の巫女では無いからか、所々で周囲を驚かせるような行動や発言を繰り返すが、戦闘における選択や判断、意見は的確である。
好きな物は、アンティークの洋服、古着屋めぐり。嫌いな物は、中途半端なヤツ、うじうじしてるヤツ。趣味は、風琴を聴くこと、武器の手入れ。
なお、男気溢れた本編中の性格に対し、企画当初は大人しめで泣き虫のキャラクターとして設定されていたと言う(コミック版に名残が見られる)。
ネヴィリル
声 - 高橋理恵子
年齢18歳、身長161センチメートル、B・W・H / 87 (D) ・58・92、足のサイズ24センチメートル、血液型AB型。
コール・テンペストのシムーン・シヴュラ。コール全体を統括するレギーナでもある。司政官であるハルコンフの子で、他のシヴュラや国民からシヴュラ・アウレアと呼ばれ尊敬される容姿端麗な少女。アムリアのパルとしてアウリーガを担っていたが、翠玉のリ・マージョン失敗によりアムリアが行方不明になって以降、シヴュラとして飛ぶことを拒絶し、誰ともパルを組むことも望まなかった。しかし、ある事件を契機にアーエルとパルを組むことになる。彼女が付けている髪飾りは、元々アムリアの物で1話ではお互い片方ずつだったが、行方不明になった後は両方付けていて、彼女からすればアムリアの形見。
好きな物は、アフタヌーンティー。嫌いな物は、権力。趣味は、口紅のコレクション。
パライエッタ
声 - 小清水亜美
年齢18歳、身長170センチメートル、B・W・H / 98 (F) ・60・93、足のサイズ25センチメートル、血液型O型。
コール・テンペストのシムーン・シヴュラ。ネヴィリルとは子供の時からの幼なじみ。常日頃からネヴィリルに付き添い、傍で支えてあげている。アーエルの登場により、ネヴィリルから遠ざかって行く自分を疎ましく思うようになる。一度はアーエルとネヴィリルのパルを認めたが、二人の関係の狭間で深く悩むようになり、またネヴィリルがレギーナの責務を放棄して以降コールテンペストの取りまとめに腐心するものの、状況の悪化に適切な指導力を発揮できず、更に苦悩の度を深めることになった。
好きな物は、チョコレート。嫌いな物は、おしゃべりなヤツ、マージュ用のスーツ。趣味は、音楽(ジャズ、ボサノバ、あと隠れて演歌)。
カイム
声 - 細越みちこ
年齢16歳、身長156センチメートル、B・W・H / 78 (A) ・56・80、足のサイズ23センチメートル、血液型A型。
コール・テンペストのシムーン・シヴュラ。同コールのアルティは自身の妹である。初陣前に妹と過ちを起こして以来、微妙に距離を置いて生活している。サジッタとしてパルを組んでいるパライエッタを「パラ様」と呼び、好意を抱いている。一人称は「ボク」。ボーイッシュな性格で、大きな丸眼鏡を掛けているのが特徴。メッシスに乗っていた時、ドミヌーラの命令でアルティと1回パルを組んだが、アルティを拒絶する思いが強くシムーンを暴走させた事がある。
好きな物は、パラ様、コーヒー。嫌いな物は、牛乳。趣味は、ネイルアート
アルティ
声 - 豊口めぐみ
年齢16歳、身長156センチメートル、B・W・H / 72 (A) ・56・79、足のサイズ23センチメートル、血液型A型。
コール・テンペストのシムーン・シヴュラ。同コールのカイムは自身の姉である。カイムに恋愛にも似た感情を抱いており、常にカイムのためを思って行動している。気が強く一途な性格だが、姉のカイム曰く本当はバカで、口喧嘩になると「バカ!」しか言えなくなってしまうことも。パルを組むフロエは良きパートナーだが、ふざけているフロエに対しては常にクールな態度をとる。カイムと1回パルを組み、シムーンを暴走させてしまった事がきっかけで、彼女も少しカイムと距離を置いてしまった。
好きな物は、家族、辛いもの。嫌いな物は、自分。趣味は、バードウォッチング。西田亜沙子曰く「姉妹と言う事で、カイムを改造して数分でデザインしてしまった。途中まで『姉ストーカー』的な怖い性格だと思ってた」との事[7]
リモネ
声 - 能登麻美子
コール・テンペストのシムーン・シヴュラ。シヴュラとしてはかなり幼い年齢だが、優秀な成績を修めていたため、アーエルとほぼ同時期にコール・テンペストへ配属された。やや我が儘でお菓子が好きなど、まだ幼い面が残るが、リ・マージョンを描く能力には人一倍秀い出ている。幼い頃から未来を嘱望される才能ゆえに、全てをまわりに決められていたため主体性がなかったが、ドミヌーラを初め仲間たちとの関わりを得て自主性を身につけていく。何度かパルを変えた後、最終的にドミヌーラを己の唯一のパルに選ぶ。そしてパルとともに翠玉のリ・マージョンを敢行し……。
ロードレアモン
声 - 高橋美佳子
コール・テンペストのシムーン・シヴュラ。過去に多くのシムーン・シヴュラを輩出した名家の出身で、周囲のシヴュラからは「お嬢様」と呼ばれている。おっとりとした臆病な性格、そばかすの目立つ顔に三つ編みも相まって、17才にしては子供っぽい印象がある。毒舌にも似た直球な発言をするが、本人に相手を傷つける意志はない。モリナスとパルを組む事が多かったが、おさげを切ってマミーナと和解した後は共にパルを組むようになった。
マミーナには「ロードレ」とも呼ばれる。美的感覚が他人と違っているらしく、変な(気持ち悪い)縫いぐるみをコレクションしていた。高橋美佳子曰く「地味可愛い」がトレードマーク。
フロエ
声 - 相澤みちる
コール・テンペストのシムーン・シヴュラ。無邪気で、かなりのおしゃべり。戦闘においては好戦的な性格で果敢に敵を追い詰める。不思議な空気を発するアーエルに好意を抱いて、パルを組もうと誘ったが、断られている。惚れっぽい性格で以前はアルクス・プリーマの整備士・ワポーリフとも恋愛関係にあったと自称している。パルのアルティとは信頼しあえる仲。
全ての思考の基準は恋愛。それからわかるように恋多き少女で、空気の読めない言動が目立つ反面、周囲の恋愛感情の交錯には鋭い。
モリナス
声 - 水樹奈々
コール・テンペストのシムーン・シヴュラ。アーエルやリモネと同じく補充人員として配属されて来た。純粋にシムーンに乗ることが大好きで、そのためにシヴュラになったと言ってもよい。そのため、彼女自身、自分がテンプスパティウムに仕える巫女であるとは言えないと語っている。シムーン好きが高じて、整備場への出入りも多いことから、整備士ワポーリフと想いを通わせていくことになる。ビジュアルのモデルは倖田來未[8]
シムーンオタク且つ、シムーン模型も嗜むモデラー。将来は整備工を夢見ている。
ドミヌーラ
声 - ゆかな
コール・テンペストのシムーン・シヴュラ。コールの統率がパライエッタだけでは不足とされたのか、テンペストに補充人員として配属されて来た。19才とテンペストのシヴュラの中でも最年長で、何所か不思議な雰囲気を持つ。コール中、一番の長身で髪形の縦ロールが外見的特徴。実はコール・デクストラ最後の生き残りで、政府の高官達と直接に繋がっている事を匂わせる描写がある。パルには最年少のリモネを選び、彼女が閉じ込めていた真の力を目覚めさせることになる。
メッシス乗艦後は実質的にデュクス的な立場で作戦指揮に当たるが、ある行為を境に全ての作戦指揮を放棄、その後の敵襲に於いて翠玉のリ・マージョンを敢行、リモネと共にこの世界を去った。
なお、制作当初の案ではアヌビトゥフと同年代の敵役として登場する予定だった[9]
マミーナ
声 - 森永理科
年齢16歳、身長160センチメートル、B・W・H / 84 (D) ・56・84、足のサイズ23センチメートル、血液型O (RH-)。
補充人員としてユンと共にアルクス・ニゲルのコール・イグニスよりコール・テンペストへ転属して来たシヴュラ。アーエルと同じく身分が低く、本来シヴュラになれない家系だったが、故郷の村が攻撃された際の戦闘を契機にその能力を開花させることとなった。幼いころ、両親がロードレアモン家で使用人として務めており、ロードレアモンに対して、身分の差から複雑な感情を抱いている。
非常にプライドが高く、出自ゆえにシムーン・シヴュラであることに執着しているため、周囲を寄せ付けない苛烈さを持っている。本来は家庭的で献身的な少女で、その闊達さが仲間たちの軋轢を解消することもある。家事全般が得意で、ピンクのエプロンまで自前でメッシスに持ち込んでいた。コールの仲間やワポ-リフの台詞から、彼女の作ったネズミ肉のシチューは絶品だったらしい。
好きな物は、自分のウエスト。嫌いな物は、実力のない者。趣味は、料理、家事全般。
ユン
声 - 名塚佳織
年齢16歳、身長156センチメートル、B・W・H / 85 (D) ・57・85、足のサイズ24センチメートル、血液型A型。
コール・テンペストのシムーン・シヴュラ。補充人員としてマミーナと共にアルクス・ニゲルのコール・イグニスから転属して来た。同志であるシヴュラの死を多く見届けてきたこともあり、シヴュラに対して追悼の念が強い。非常に正義感が強く、戦争を嫌っている反面、散って行った仲間達への申し訳なさからの義務感でシムーンに乗っている。そのため「誰と組んでも変わりない」と本人も語るほど、あまりパルが一定していない。
好きな物は、平和。嫌いな物は、戦争、タマネギ。趣味は、読書。
金髪碧眼ロングヘアのモデル体型。西田亜沙子曰く「シムーン一番の美少女」として、金髪碧眼のスラヴ系バレリーナをモデルにデザインされているとの事。
アムリア
声 - 喜多村英梨
コール・テンペストのシムーン・シヴュラ。アーエルが配属される以前、ネヴィリルとパルを組んでいた。実力、カリスマともにリーダー的な存在であり、ネヴィリル以下、テンペストのシヴュラ達の心のよりどころとなっていた。戦闘の最中、ネヴィリルに翠玉のリ・マージョンを行うことを発案、成功し掛けたところでネヴィリルに迷いが生じ、失敗。多数の敵部隊を巻き込んで行方不明となった。
エリー
声 - ゆかな
コール・テンペストのシムーン・シヴュラ。練習生時代の時はネヴィリルの世話係を担当していた。シヴュラとしてロードレアモンとパルを組んでいたが、アムリアが行方不明となった戦闘以後、同僚の死への恐怖からシヴュラをやめ、泉へ行くことを選択する。しかし、自身が性別を決める覚悟が無い中途半端な状態だったため、泉で男性となった時、後悔することとなった。シヴュラ当時はツーテールの華奢な美少女だったが、数年後はワイルドな美男子に成長している。
ヴューラ
声 - 早坂愛
コール・テンペストのシムーン・シヴュラ。元はコール・ルボルに所属し、ルボル解散後、コール・テンペストと入れ替わりにメッシスに着任し哨戒任務に就いていたが、ある事情から後に配属される事となった。ルボルに所属していた頃はテンペストに対して対抗意識を燃やす皮肉屋の一面を見せていたが、内面は義に厚く、肝っ玉の強い熱血。初期はアーエルのルームメイトであり、彼女との生活はまんざらでもない様子だった。
なお、当初の予定では物語の前半で死亡することになっていたという[10]

その他のキャラクター[編集]

アヌビトゥフ
声 - 木内レイコ
空中母艦「アルクス・プリーマ」の艦長。ニヒルな風格を漂わせる美丈夫。冷静沈着で常に的確な指示を出す。かつては自身も凄腕のシムーン・シヴュラ・アウリーガであり、第22話ではシミレで出撃し、シヴュラだった腕の片鱗を見せている。グラギエフとはシヴュラ時代、パルだった(西田亜沙子の非公式命名では、少女時代の名は「アヌビトゥーラ」)。
グラギエフ
声 - 桑島法子
デュクスと呼ばれるアルクス・プリーマに所属する全てのコールを統括している人物。シヴュラの世話係であり、副艦長的な立場でもある。かつては自身もシムーン・シヴュラ・サジッタであった。アヌビトゥフとはシヴュラ時代、パルだった(西田亜沙子の非公式命名では、少女時代の名は「グラキーア」)。現在の長身とは裏腹に、少女時代は非常に小柄だった。
ワポーリフ
声 - 水沢史絵
アルクス・プリーマの整備士。日頃からシムーンの整備を行っているので、シムーンの構造に関しても詳しい。二年前に泉にて男性化(本編序盤では体はまだ女性らしさを残しているが、後半では男性化が進んでいる)。以前、恋愛関係にあったとフロエには自称されている。シムーンを通じてモリナスとはかなり親しい間柄となり、物語終盤では彼女に求婚。最終話では二児の父となる。
オナシア
声 - 玉川紗己子
最高位の巫女である大宮煌(だいきゅうこう)。かつてコール・デクストラに所属していた元シムーン・シヴュラ。泉で性別を選ばず、永遠の少女でいる事を望んだ為に罪を背負う。その後、同じ過ちを犯す者が無いよう番人となり、泉を訪れるものを見守り続けている。
ハルコンフ
声 - 沢海陽子
宮国司政院の副院主。ネヴィリルの父。元シムーン・シヴュラ。マミーナとユンをコール・テンペストに加えたのも彼の権限で、ネヴィリルをもう1度、シヴュラ・アウレアとして輝かせるために、マミーナとパルを組むよう進める。当初は健康であったが、アングラスの自爆に伴う混乱で身体を痛めたらしく、以後は車椅子に座るようになる。
アングラス
声 - 松来未祐
嶺国の巫女。宮国語を話せる。嶺国の和平使節の一員としてアルクス・プリーマに乗艦しコール・テンペストのメンバーと仲良くなる。しかし、隙を見てカイムを人質に取り持っていた爆弾で自爆。12機のシムーンを破壊し、アルクス・プリーマに深刻な損傷を与えた。
ワウフ
声 - 高乃麗
メッシスの艦長。アルクス・プリーマ修理中、コールテンペストを受け持つ事となり、彼女らの良き理解者でもあった。戦後はメッシスを貨物船に戻して所有し、モリナスやエリフらを雇う社長になっていた。最終回にはコール・ルボルのシヴュラA(西田亜沙子の非公式命名では「アイちゃん」)との間にもうけた娘が登場。
マスティフ
声 - 高橋美佳子
宮国所属の一般兵で、真面目な性格をした青少年。「シヴュラ」は、近づいてはならないもの「神聖な巫女」という想像があったが、フロエと接していくうちに、お互いに両想いの関係になっていき、彼女の作った手料理を食べるくらいにまで発展していったが、シムーンの強大な力を目の当たりにしてしまい、「シムーンは、悪魔だ!!」と認識してしまった。そのせいでフロエとの関係は破局を迎えてしまう。最終話ではメッシス所属のシミレパイロットとなり、エリフの同僚としてワンカットだけ姿を見せていた。
宮主
声 - 水樹奈々
正確には宮守A。名前は不詳。劇中では「宮主様」や「宮主殿」とだけ呼ばれていた。きつめの顔立ちをした女神官で神殿サイドの最高責任者。シムーンが戦の道具に使われる=司兵院の発言力増大に繋がる事に疑念を抱き嫌悪していた。物語中盤から権力争いによって司政院、司兵院と政治的に対立し、挙国一致の足を乱して宮国を敗北へ導く一因を作る。
水樹曰く「一話限りのちょい役だと思ってたら(レギュラーの)モリナスを全部合わせたより、宮主様が喋った台詞の方が多かった」との事。
アーエルの祖父
声 - 京田尚子
元シムーン・シヴュラ。オナシアとドミヌーラと同じくコール・デクストラ所属(但し、時代的にはドミヌーラよりも数世代前)のレギーナだった。第1話にアーエルが乗っていたシミレは、元々、彼の物であった。

サブキャラクターもすべて上記のキャストによるものであり、別撮りで収録されている[11]

製作の過程[編集]

本作の企画は、放送の2-3年前に始まり、当初はスタジオディーンのプロデューサーである野口和紀と脚本家の田中哲生主導であり、作風も「明るいシムーン」の予定であった[12][9]。その後、この2人が企画から離脱し、プロデューサーの松田桂一と脚本家の小山田風狂子によって進められることとなり、作風も現在のようなシリアスなものへと変化した[9]

評価[編集]

SF作家の秋山完は、「“永遠の少女”というロマンティックなテーマを、真面目に、真剣に、深く深く掘り下げた作品」と述べ、高く評価するとともに、アニメ『少女革命ウテナ』との共通点を指摘している[13]。ただ、音響監督の辻谷耕史も認めているように、物語の序盤になじめないという意見もある[2]

スタッフ[編集]

主題歌[編集]

オープニングテーマ[編集]

美しければそれでいい
作詞・作曲・歌 - 石川智晶 / 編曲 - 西田マサラ

エンディングテーマ[編集]

「祈りの詩」
作詞 - ああ / 作曲 - takumi / 編曲 - 鈴木Daichi秀行 / 歌 - savage genius

※音楽プロデューサーの野崎圭一は、石川智晶とsavage geniusは「お姉さんと妹」かつ「ネヴィリルとアーエル」という立ち位置であると述べている[14]

各話リスト[編集]

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督
1 堕ちた翼 小山田風狂子 西村純二 加藤敏幸 西岡忍
2 青い泉 下司泰弘 中山岳洋
3 遠い戦争 西村ジュンジ[15] 藤原良二 吉田俊司 波風立流
4 近い戦争 小山田風狂子 山本秀世 石田ひろし 南伸一郎
5 白い孤独 大和屋暁 小滝礼 吉田俊司 志賀道憲、浜津武広
6 傷と痛み 加藤敏幸 山田勝
7 公海上空にて 小山田風狂子 藤原良二 下司泰弘 津熊健徳
8 祈り 中山岳洋
西村純二
吉田俊司 中山岳洋
9 審問 西村ジュンジ 藤原良二 神保昌登 西岡忍
10 籠の鳥 孫承希 波風立流
11 共同戦線 大和屋暁 加藤敏幸 南伸一郎
12 姉と妹 岡田麿里[16] 西村純二 下司泰弘 森本浩文、波風立流
13 理(ことわり) 藤原良二 吉田俊司 津熊健徳
14 冒さざるもの 西村ジュンジ
岡田麿里
鎌倉由実
西村純二
うえだしげる 中山岳洋
15 一人、また一人 岡田麿里 藤原良二 孫承希 南伸一郎
16 翠玉のリ・マージョン 西村ジュンジ
岡田麿里
西村純二
加藤敏幸
加藤敏幸 西岡忍
17 遺跡 西村ジュンジ 藤原良二 下司泰弘 野口和夫
18 葬列 岡田麿里 山本秀世 吉田俊司 森本浩文、えびす陽樹
19 シヴュラ 西村ジュンジ 西村純二 うえだしげる 菊地洋子、南伸一郎
20 嘆きの詩(うた) 岡田麿里 藤原良二 神保昌登 中山岳洋
21 新天地への扉 孫承希 南伸一郎
22 出撃 西村ジュンジ 西村純二
加藤敏幸
加藤敏幸 西岡忍
23 永遠の少女 岡田麿里 藤原良二 吉田俊司 野口和夫
24 選択 鎌倉由実
西村純二
うえだしげる 森本浩文
えびす陽樹
25 パル 西村ジュンジ 西村純二 吉田俊司 龍吉三、菊地洋子
26 彼女達の肖像 岡田麿里 藤原良二 西村純二 西田亜沙子、西岡忍
南伸一郎、中山岳洋

放送局[編集]

放送地域 放送局 放送期間 放送日時
関東広域圏 テレビ東京 2006年4月3日 - 2006年9月25日 月曜 25:30 - 26:00
愛知県 テレビ愛知 2006年4月7日 - 2006年9月29日 金曜 26:28 - 26:58
大阪府 テレビ大阪 金曜 26:30 - 27:00
日本全域 AT-X 2006年4月27日 - 2011年10月19日 木曜 10:30 - 11:00
(リピートあり)
インターネット配信(有料) バンダイチャンネル 2006年7月6日[17] -

サウンドトラック[編集]

  • タンゴやワルツ、その他弦楽器等によるクラシック要素の強い楽曲が多い。
  • ブックレットは厚めで、キャラクター紹介や作曲家インタビュー (#1)、主要スタッフによる対談 (#2) などが掲載されている。
  • 「Simoun オリジナルサウンドトラック1」VICL-61964 2006年6月21日発売[18]
  • 「Simoun オリジナルサウンドトラック2」VICL-62043 2006年8月30日発売[19]

ドラマCD[編集]

  • Simoun CDドラマ『嗚呼、麗しの派遣OL なぜなんだシムーン株式会社』VICL-62083 2006年10月25日発売[20]
アーエルたちが東京で「シムーン株式会社」を設立するという、アニメ本編とは無関係なパロディ仕立ての内容となっている[21]

漫画[編集]

「Simoun」
速瀬羽柴作画
コミック百合姫』(一迅社) Vol.3から連載されていた。単行本は全1巻。
「シムーン 〜まじかる美勇伝〜」
あきづき弥作画、前田まさよし脚本、原田まさふみ構成
メガミマガジン』(学習研究社) 2006年8月号 (Vol.75) - 2006年12月号 (Vol.79)。こちらは本編のパロディ仕立てのストーリーとなっている。単行本化される予定はない[22]

書籍[編集]

ラジオ[編集]

ゲーム[編集]

マーベラスインタラクティブより、2007年6月21日にPlayStation 2用ソフト『シムーン 異薔薇戦争〜封印のリ・マージョン〜』が発売された。ジャンルはADV+タクティカルSLG。アニメ版の第9話から第14話周辺を舞台としたオリジナルストーリーである[23]

ストーリー(ゲーム)[編集]

コール・テンペストがメッシスに配属されてから1か月後、新たに遺跡が発見されたとの報告を受けアーエルたちは調査に向かう。そこで彼女たちはシムーンによく似た謎の機体に遭遇。そこからシムーン・シヴュラたちの新たな戦いが始まる。

用語(ゲーム)[編集]

ソール・イーノルド
2万年前に大空陸全土を支配していた国家。最終兵器の暴走によって滅びたが、親衛隊や姫など一部の人間はコールドスリープによって現代まで生き延びていた。あらゆる点で現代を上回る技術力を有している。
ウンブラ・シムーン
ソール・イーノルドで使用されていた戦闘用シムーンで性能はヘリカル・モートリスを用いたシムーンを遥かに凌駕している。ウンブラとはソール・イーノルドの言葉で「死霊」の意。
中盤でコール・テンペストもウンブラ・シムーンを獲得するが、物語の最後に失われる。

キャラクター(ゲーム)[編集]

ここでは、ゲーム版オリジナルキャラクターについて述べる。

アーシュラ
声 - 福圓美里
ソール・イーノルドの姫を守る役目を持つ巫女。ソール・イーノルドが現代に復活するのを阻止するためコール・テンペストと協力し、ソール・イーノルドの情報やウンブラ・シムーンを提供する。物語終盤ではワポーリフから「シヴュラ・アーシュラ」と呼ばれる。
サイルサンドラ
声 - 喜多村英梨
アーシュラと同じソール・イーノルドの巫女で、アムリアに酷似している。姫の暴走とソール・イーノルド滅亡のきっかけを作った人物。乗機はアイルーロス。
エレノア
声 - 森永理科
ソール・イーノルド親衛隊の一。幼い外見ながら、無邪気な残酷さを発揮する。乗機はディーネー。
キャンディス
声 - 豊口めぐみ
親衛隊の一。金髪の巻き毛。残忍な性格で、遠距離射撃を好む。乗機はアカンティオン。
クリサリス
声 - 水樹奈々
親衛隊の一。赤毛の長髪。高飛車な性格で、謀略を巡らせるのが好き。乗機はコリュドス。
レイユイ
声 - 高橋美佳子
親衛隊の一。黒髪。武術の達人であり、乗機オニュクスも近接攻撃用に仕上げている。
ギリー
声 - 水沢史絵
親衛隊の一。褐色の肌に短い銀髪。任務に忠実な武人気質だが、姫の心情を思いやる気持ちとの板挟みになり苦しむ。乗機はトクセウス。
ロザリンド姫
声 - 能登麻美子
ソール・イーノルドの首長。本来は慈悲深い性格だったが、狂気に取りつかれて祖国を滅亡に追いやる。彼女を眠ったままでいさせようとするアーシュラと、目覚めさせようとするサイルサンドラおよび親衛隊の相克が物語の軸となっている。

主題歌(ゲーム)[編集]

「あたしのすべて〜Die for you〜」
作詞 - ああ / 作曲 - takumi / 編曲 - 柿島伸次 / 歌 - savage genius

その他[編集]

同じく西村純二が監督を務めるOVA『今日から㋮王! R』第3巻『乾いた風』はシムーンのパロディである[24]

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ 蔵出シムーン・ファイナル 監督&ライター編 第2回 シムーン公式サイト 2007年11月13日閲覧。
  2. ^ a b 蔵出シムーン・シヴュラ辻谷耕史(音響監督)第2回 シムーン公式サイト 2007年11月12日閲覧。
  3. ^ シムーン 今週のナイショ話 BIGLOBEキャラクター 2007年11月12日閲覧。
  4. ^ 〈コメントリレー〉ヤコフの憂鬱 シムーンスタッフブログ 2006年5月1日。2007年11月13日閲覧。(2006年5月5日時点のアーカイブ
  5. ^ 『Simoun(シムーン)』 DVD第1巻を8月25日より発売 バンダイビジュアル 2006年8月23日。2007年11月12日閲覧。(2007年8月11日時点のアーカイブ
  6. ^ Simoun- Choir of Pairs メディアブラスターズ 2007年11月12日閲覧。(2007年12月1日時点のアーカイブ
  7. ^ 誤解の証拠として、アルティの設定に「カイムは私の物でしょう?」との台詞が書き込まれていた。
  8. ^ 第3話「遠い戦争」のみどころ(その1) シムーンスタッフブログ 2006年4月13日。2007年11月13日閲覧。(2006年6月22日時点のアーカイブ
  9. ^ a b c 蔵出シムーン オーディオコメンタリー番外編 第2回 シムーン公式サイト 2007年11月13日閲覧。
  10. ^ ドキッ!?女だらけの卒業式?シムーン最終回アフレコレポート とれたて!ほびーちゃんねる 2006年9月21日。2013年1月16日閲覧。
  11. ^ アーシャのアフレコこぼれ話。2 シムーンスタッフブログ 2006年6月19日。2007年11月13日閲覧。(2006年6月22日時点のアーカイブ
  12. ^ 蔵出シムーン オーディオコメンタリー番外編第1回 シムーン公式サイト 2007年11月13日閲覧。
  13. ^ 日々の雑文 『シムーン』、思春期のレクイエム(1) 秋山完ホームページ 2011年9月4日閲覧。
  14. ^ 蔵出シムーン 野崎圭一(音楽プロデューサー)第1回 シムーン公式サイト 2007年11月14日閲覧。
  15. ^ 監督である西村純二の脚本担当としての名義。
  16. ^ 蔵出シムーン・ファイナル 監督&ライター編 第1回 シムーン公式サイト 2007年11月13日閲覧。
  17. ^ 当初はBIGLOBEのみ。BIGLOBEで新作TVアニメ「シムーン」を有料にて限定配信開始! バンダイチャンネル 2006年7月6日。2007年11月13日閲覧。(2007年12月18日時点のアーカイブ
  18. ^ Simoun オリジナルサウンドトラック1 m-serve 2007年11月13日閲覧。
  19. ^ Simoun オリジナルサウンドトラック2 m-serve 2007年11月13日閲覧。
  20. ^ Simoun CDドラマ 『嗚呼、麗しの派遣OL なぜなんだシムーン株式会社』 m-serve 2007年11月13日閲覧。
  21. ^ あの戦う巫女たちが株式会社を設立!? 「シムーン」外伝ドラマCDアフレコレポート web Newtype 2006年9月12日。2007年11月12日閲覧。(2007年5月14日時点のアーカイブ
  22. ^ あきづき弥 単行本の話 桃源郷◆日記 2007年11月14日閲覧。
  23. ^ Story シムーン 異薔薇戦争〜封印のリ・マージョン〜公式サイト 2007年11月12日閲覧。
  24. ^ 今日からマ王! R 監督:西村純二さん×シリーズ構成:面出明美さん 超ロングインタビュー!! プレセペ 200年10月10日。2013年1月16日閲覧。

外部リンク[編集]

テレビ東京 月曜25:30枠
前番組 番組名 次番組
シムーン