生徒会の一存

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内, 検索
生徒会の一存
ジャンル 学園小説(生徒会)、空気系[1]
ギャグパロディ
小説:碧陽学園生徒会議事録
著者 葵せきな
イラスト 狗神煌
出版社 富士見書房
レーベル 富士見ファンタジア文庫
刊行期間 2008年1月19日[4] -
巻数 全10巻
その他 本編
小説:碧陽学園生徒会黙示録
著者 葵せきな
イラスト 狗神煌
出版社 富士見書房
掲載誌 ドラゴンマガジン
レーベル 富士見ファンタジア文庫
連載期間 2008年2月号 -
刊行期間 2008年9月20日[5] -
巻数 既刊6巻
その他 番外編
漫画(コミカライズ)
漫画:生徒会の一存
原作・原案など 原作:葵せきな
キャラクターデザイン:狗神煌
作画 10mo
出版社 富士見書房
掲載誌 ドラゴンエイジピュア
月刊ドラゴンエイジ
発表号 ドラゴンエイジピュア:Vol.12 - Vol.15
月刊ドラゴンエイジ:2009年3月号 -
発表期間 2008年8月20日[6] -
巻数 既刊4巻
漫画:生徒会の一存 にゃ☆
原作・原案など 原作:葵せきな
キャラクターデザイン:狗神煌
作画 水島空彦
出版社 角川書店
掲載誌 コンプティーク
発表号 2009年6月号-2010年1月号 -
発表期間 2009年5月9日[7] -
巻数 全1巻
漫画:生徒会の一存 ぷち
原作・原案など 原作:葵せきな
キャラクターデザイン:狗神煌
作画 砌練炭
出版社 角川書店
掲載誌 月刊コンプエース
月刊コンプティーク
発表号 2009年11月号(コンプエース)
2010年2月号(コンプティーク) -
発表期間 2009年9月26日[7] -
巻数 既刊1巻
漫画:生徒会の日常
原作・原案など 原作:葵せきな
キャラクターデザイン:狗神煌
作画 アシオ
出版社 富士見書房
掲載誌 月刊ドラゴンエイジ
発表号 2011年7月号 -
発表期間 2011年6月9日[6] -
漫画:生徒会の一存 乙
原作・原案など 原作:葵せきな
キャラクターデザイン:狗神煌
作画 水島空彦
出版社 角川書店
掲載誌 月刊コンプティーク
発表号 2011年10月号 -
発表期間 2011年9月10日[7] -
テレビアニメ
アニメ
原作 葵せきな
監督 佐藤卓哉
シリーズ構成 花田十輝
脚本 花田十輝
キャラクターデザイン 堀井久美
音楽 かみむら周平
アニメーション制作 スタジオディーン
製作 碧陽学園生徒会
放送局 放送局参照
放送期間 2009年10月 - 2009年12月
話数 全12話
インターネットラジオ
インターネットラジオ:碧陽学園☆校内放送
配信期間 2009年10月9日 - 2009年12月25日
配信サイト テレビアニメ公式サイト 内 ラジオ
角川チャンネル[注 1]
配信日 毎週金曜日
配信回数 全12回
配信形式 ストリーミング
パーソナリティ 本多真梨子(桜野くりむ役)
富樫美鈴(椎名深夏役)
堀中優希(椎名真冬役)
インターネットラジオ:碧陽学園☆校内放送 放課後編
配信期間 2010年1月1日 - 2010年6月25日
配信サイト テレビアニメ公式サイト 内 ラジオ
角川チャンネル[注 1]
配信日 毎週金曜日
配信回数 全26回
配信形式 ストリーミング
パーソナリティ 本多真梨子(桜野くりむ役)
富樫美鈴(椎名深夏役)
堀中優希(椎名真冬役)
ゲーム
ゲーム:生徒会の一存 -DSする生徒会- 
ゲームジャンル 妄想アドベンチャー
対応機種 ニンテンドーDS
発売元 角川書店
メディア DSカード
プレイ人数 1人
発売日 2010年3月25日
販売価格 通常版:5,040円(税込)
DXパック:9,030円(税込)
レイティング CERO:C(15歳以上対象)
キャラクターボイス
テンプレート使用方法 ノート
ウィキプロジェクト ライトノベル漫画アニメ
ポータル 文学漫画アニメラジオ
プロジェクト ライトノベルPJ ライトノベル
ポータル 文学

生徒会の一存』(せいとかいのいちぞん)は、葵せきなによるライトノベルイラスト狗神煌(いぬがみきら)。富士見ファンタジア文庫富士見書房)より2008年1月からシリーズ刊行。

当初は各巻のタイトルに必ず付けられる「碧陽学園生徒会議事録」(へきようがくえんせいとかいぎじろく)をシリーズ名としていたが、長すぎて覚えにくいので第1巻のタイトル『生徒会の一存』がシリーズ名になった[8][9]。さらに短縮されて「生徒会シリーズ」[10] と呼ばれている。

目次

[編集] 概要

私立高校・碧陽学園の生徒会の役員たちが生徒会室で繰り広げる駄弁を書き綴った連作短編小説。各話タイトルは「○○する生徒会」となるのが基本。

作中にメタフィクションが仕組まれており、「生徒会の優秀さを全校生徒に知らしめるため会長のくりむの命令で副会長の鍵が生徒会の日々を描いた小説を執筆し、富士見書房に掛け合って出版している」としてこの小説について言及される。アニメ版では一話ごとに一ヶ月ずつ月が流れている。

作者自ら「4コマ小説」と評する[11] 登場人物のコミカルなやり取りと、随所に織り込まれたパロディが特徴(特にハルヒドラゴンボールのネタが多い[注 2])で、担当編集の中村昭子は、作品の読みどころについて「たくさんの物が詰まっていて、いろいろな楽しみ方が出来る作品」と述べている[12]。作者によれば「大事件が起こって、日常を取り戻そうとする」というよくある話を逆転し、取り戻したかった価値のある日常を書くことを企図した小説である[13]

[編集] 経緯

前作『マテリアルゴースト』の後の新作として作者は最初シリアスな「現代×異世界」の長編を構想していたが、前担当編集者からラブコメを求められたことを受けて書いた第1話が好評であったことからこの小説が生まれた[13]。「日々みんなでダベっているだけの話」であり「いろいろな意味で冒険作だった」と担当を引き継いだ編集者が振り返る作品であったが[12] シリーズ開始直後から話題を呼び、2008年7月に富士見書房の刊行するライトノベル誌『ドラゴンマガジン』(2008年9月号)の表紙を同誌史上最速で飾った[14][注 3]。編集部からは快く受け入れられ『ドラゴンマガジン』に番外編が掲載されているほか、同誌の付録としてシャーペン(2008年9月号)、生徒手帳(2008年11月号)などが作られている[13]。『このライトノベルがすごい! 2009』の作品総合ランキングでは7位(新作としては1位)を獲得し[13]コミックとらのあなの文庫売り上げランキング(2007年10月1日 - 2008年9月30日分)では新規シリーズとしては売り上げ1位を記録している[13]

10moによる漫画化作品が『ドラゴンエイジピュア』(Vol.12 - Vol.15)、『月刊ドラゴンエイジ』(2009年3月号 - )にて連載されている。また、水島空彦による漫画版「生徒会の一存 にゃ☆」も『コンプティーク』(2009年6月号 - )にて連載されている[15]。さらに、『ドラゴンマガジン』2009年3月号(富士見書房、2009年1月20日発売[16])及び『生徒会の四散』帯にてTVアニメ化が発表され、2009年10月から12月まで放送された。また2011年2月発売の『生徒会の水際』帯にて「再び動き出す○○○化」と発表され、3月20日発売の『ドラゴンマガジン』5月号にて新作アニメの製作が正式に発表された。

[編集] 作品舞台

本作品は公式に碧陽学園の所在地並びに作品の舞台がどこなのか明確にはしていないが、作中で度々「内地」、「道内」という表現などが用いられる、作者もブログで舞台が北海道であることをほのめかす記述をしている[注 4] ことなどから、舞台は北海道内のようである。ただし、作者は「北の大地のどこか」という認識を望んでいる[注 5]

また、アニメ版については北海道札幌市が舞台であると作者が公表しているが[17]、北海道内では(ネット、BS放送等を除き)当作品は放送されていない。なお、アニメ版は作品協力として札幌創成高等学校がクレジットされている。

2010年2月開催の第61回さっぽろ雪まつりに、大通6丁目会場の中雪像の1つとして参加している。制作は北海道札幌平岸高等学校デザインアートコース在籍の女子6人による[18]

[編集] 続きの要素

本作は編集部から要請された「続きの要素」として、各巻にプロローグとエピローグが挿入されており[13]、生徒会を監視する「企業」の挿話を収める「企業編」は第5巻で完結[19][20]、第6巻からは卒業式前日から始まる生徒会の物語の終わりを描く「卒業編」が始まっている。

[編集] あらすじ

私立碧陽学園の生徒会役員は、一風変わった方法で選ばれる。それは純然たる人気投票。なので外見が美しいものが選ばれることとなる。男子は他の男子からの反感がある為、必然的に美少女の集まりの場となる。結果として生徒会長・桜野くりむを始めとする役員は美少女だらけ。その中で1人、猛勉強の末「優良枠」で役員入りした男子生徒・杉崎鍵。本作は、彼ら碧陽学園生徒会の日常を綴った記録である。なのでだいたいの話は杉崎の視点から語られている。しかし、杉崎の失踪や記憶喪失では他のメンバーが語っていたりする。

本編では1冊ごとに1か月の単位で時間が進行する[19]


注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。 [記述をスキップ]


[編集] 登場人物

[編集] 碧陽学園生徒会

基本的に、生徒会らしい仕事を行うことはほとんどない(生徒会メンバーで駄弁る時間を少しでも増やすために、鍵が生徒会の雑務を生徒会の他のメンバー帰宅後に全て1人で片付けている)。普段の活動は各々で好きなことを行って時間を潰したり、生徒会長である桜野くりむの議題で会議をしようとしても結局は話が脱線しそのまま終了することが多い。生徒会がダラダラと楽しく学園生活を過ごしている為に、他の生徒達も活気に溢れている。また、生徒会室内での雑談の中で生徒会役員たちの過去の苦い思い出なども語られていく(杉崎鍵の過去は『一存』で、紅葉知弦の過去は『二心』で、椎名姉妹の複雑な思いは『三振』と『四散』で、桜野くりむの過去は『九重』で、それぞれ述懐される)。

桜野 くりむ(さくらの くりむ)
声 - 本多真梨子
生徒会長であり3年生でA組所属。前年は生徒会副会長。血液型はA型。4月2日生まれ[21]。身長は原作では140cmだが、アニメ版だと142cm、漫画版では145cmと表記されている。 花粉症持ち。
知弦には名前の「くりむ」からクリムゾン(真紅)を連想して「アカちゃん」(知弦にとっては別の意味もある。紅葉知弦の項を参照)、鍵からは「会長」、深夏と真冬からは「会長さん」と呼ばれる。
ピンク色のショートボブアホ毛が生えており、ワンポイントとしてワインレッドの色をしたリボンを左側の髪の毛に結んでいる。身長も胸もないため見事な幼児体型であり、その容姿からロリ扱いされ、更には小学生と間違われることも。胸が小さいため「ぺったんこ」と言う言葉に弱い。さらに生徒会の中で唯一鍵にたいして好意こそ抱いているものの、異性として意識していない人物でもある。
成績も芳しくなく運動もできず(好きではあるらしい)、典型的な真面目人間でありながら、高校3年生にして何から何までお子様スケールのダメ人間。しかし、何事にも必要以上に一生懸命に取り組む。よく他の生徒会メンバーを振り回しているが、その分子ども扱いされてイジられることも多い。子ども扱いされると怒るが、知弦に対しては甘える態度を見せる。
怪談が大の苦手。怪談が学校の流行となった際は、防ごうとしたこともある。
また人気投票の生徒会選挙で生徒会長に当選していることからもわかるとおり、外見と中身に反して異常なほどのカリスマ性の持ち主。鍵の言うことは聞かない生徒たちも、彼女の一喝で一斉に閉口するほどである。その一方で口を開けば空気の読めない発言や自分を棚に上げる発言、中身の伴わない正論を繰り返し人をムカつかせる才能をも合わせ持つ。自分が見聞きした名言などにすぐ感化され、本作のエピソードの多くは、彼女が名言を高らかにホワイトボードに掲示して宣言することから始まる。稀に行う仕事についてもいい加減なため、結局、鍵が後始末をすることになる。
家族関係は良好で、父親は会社の社長で金持ちの部類に入る。鍵はそのことからくりむのカリスマ性はこれに関係しているのではないかと推測している。父親が社長ということもあって本人の金銭感覚は少し狂っていて、父親の肩たたきやポストの新聞取りなどを社会の荒波だと勘違いするほどである。
極度の甘党。アニメの中での好物はウサマロ(くりむは「幸せ味」と呼んでいる)だが、原作では甘いもの全般が好きである。バニラキャラメル味のチュッパチャプス、メロンパン、レモン飴などにつられたことがある。
相手に合わせて携帯の着信音を変えている(例とすると鍵は「耳元で蚊が飛んでいるような音声」、杏子は「暴走族のバイク音」など)。
鍵との出会いは生徒会メンバーのなかで最も早く、1年前の春に学校の廊下で生徒会の書類を運んでいる時に邂逅した。鍵がエロゲ・ギャルゲマニアになったのは、そのときのくりむの発言がきっかけである(ただし、くりむは相手が鍵とは気付いてなかった[22])。
過去
幼稚園から小学校に上がる時、親の都合でこちらの土地に引っ越してきた。その時、くりむの父親は会社を新しく創設していたが、地元の人と一騒動あったらしく、その影響で大人達が子供に「桜野さんのところの子に近づくな」と警告をしたために、学校では受け入れては貰えなかった。大人達の問題が解決した頃には、くりむはクラスメイトに何も言えない状況に追い詰められており、またクラスメイトも彼女を省くという空気になっていたため、他人と関わるのに恐怖心を抱いてしまった。だが一番彼女が恐れていたのは、両親に好かれてきた自分を全部否定してしまうことだった。そして中学三年生の頃に栗花落杏子という一人の親友ができ、彼女との約束を守るため、くりむは変わりだした。
紅葉 知弦(あかば ちづる)
声 - 斉藤佑圭
生徒会書記であり3年生でA組所属。前年は生徒会副会長。血液型はAB型。11月22日生まれ[21]。くりむとはクラスメイトで親友。
長く滑らかでサラサラとした黒髪のロングヘアに長身かつ巨乳という、非の打ちどころがない抜群のプロポーションの持ち主で、くりむとは正反対の大人びた容姿と落ち着いた物腰を持つ。とても高校生とは思えないほどの大人の魅力を振りまいている。
頭の回転が速く、趣味が勉強といっても過言ではないくらいこなしているため、成績は3年でトップの超優等生である。中学時代でも頭は良く、学年トップを取り続けており2位の奏とは大きな差をつけていた。
基本的に同級生は苗字で、下級生は呼び捨てで呼ぶ。そのため彼女にあだ名で呼ばれることは珍しいのだが、「別に友好度で区別しているわけじゃない」らしい。
普段から寡黙なタイプで常に落ち着いており、クールでありながら優しさを持ち合わせているという大人っぽい性格。生徒会の参謀的存在なのだが、反面かなりの毒舌かつを携帯するほどのドSで、よくくりむたちをやり込めては楽しんでいるが、生徒会メンバー以外がくりむたちで遊ぶのは決して許さない。機嫌が悪くなると不気味なほどの作り笑顔になり、その笑顔はリリシアが身を強張らせるレベルである。
の取引に慣れ、自身が行った犯罪計画などを口にしたり休日には殺人事件に探偵として現れたりと、裏社会などの色々な世界に関わっている。
形から入るタイプの様で、本格的に忙しい時などにはモードチェンジのためなのか度の入って無い伊達眼鏡をかける事がある。
理想のタイプは「アカちゃん、それ以外になし」と百合と思わせる発言をしており、言い切っているが、男性であれば鍵のようなタイプが好みらしい(丸め込めやすく、自分色に染める事ができるなどの理由から)[23]。鍵に好意を寄せている。
可愛いものに目が無く、愛でるのが好きである(くりむを愛でる理由もこのため)。また『七光』で林檎から自身の鍵への想いを指摘された際には赤面して絶句をしたり、『八方』では「ドSな願い」ではなく「鍵への甘えたい願望」を知られたくないと思ったり、『九重』ではチョコを渡す際、緊張のあまり不自然な動きをとってしまうなど、本来は純真少女である。
鍵の不在、もしくは会話不能時に物語の語り部となることが多い。数度、番外編での主人公を張ったこともある。
碧陽学園に入学して約二週間がたった頃は、過去がまだ心の中で足枷になっていたようで人と関わりたいと思っておらず、周囲を冷たく突き放すという行動をとっていた。その時であったくりむに対して不気味さを感じる。しかし、彼女の本心に触れていったことでくりむと友人になりたいと思うようになった。また、彼女はくりむにとっての「高校で最初の本当の友達」である。また、この時がドSとド変態の始まりでもあったとくりむから述べられている[24]
鍵との出会いは1年前の秋。勉強などの無理のし過ぎで貧血で倒れた鍵を、保健室に居た彼女が手際よく介抱したことがきっかけ。鍵の過去を聞いた知弦は鍵を優しく抱きしめ、過去を鍵と共に吹っ切ることができた。鍵のあだ名が「キー君」になったのもそのときがきっかけである。
過去
中学生の頃、宮代奏から酷いイジメを受けており(奏にとっては知弦に対する精一杯の愛情表現であった)、それから逃れるために学年トップの成績を取って名門の白枝高校に進むように見せかけ、1ランク下の碧陽学園に進学した(碧陽学園も名門校ではある)。ただし本人の中でイジメられたことはもう完全に過去になっており、傷を引きずるようなことはほとんど無く、むしろ自分からネタとして使っている位である。彼女がくりむを呼ぶ「アカちゃん」というあだ名は、かつてイジメの相手が自分に付けていたあだ名(紅葉=アカバ=アカちゃん)と同じであるが、これは、彼女がこのあだ名を思いついたときに、あえてこのあだ名を避けることは逆に自分の過去を引きずることになると考えたためである。
椎名 深夏(しいな みなつ)
声 - 富樫美鈴
生徒会副会長で鍵のクラスメイトである2年生でB組の委員長。前年は生徒会会計。血液型はO型。9月6日生まれ[21]
鮮やかな色をした長い髪をまとめたツインテールが特徴で、髪を解くとまるで別人のように印象が変わり、鍵でさえ一目で気付かない。スタイルは抜群。
特定の部活動には所属してないが、運動神経抜群なので助っ人としてよく顔を出している。真冬とは対照的に体を動かすのは、真冬の分まで自分が縦横無尽に暴れて、それを見ている真冬に少しでも充実感を分け与えてあげたいと思っているためである。外では体を動かすのが好きだが、家ではする事が勉強位しかないので、成績は学年5位以内を取る優等生でもある。
リーダーシップがあり正義感が強く、男口調でボーイッシュな性格だが中身は誰よりも乙女である。それゆえ女生徒からの人気が高く本人も満更ではない様子だが、リリシアに百合疑惑をかけられた時は全力で否定していた。しかし、自身でも男よりは女の方が好きと話している。ちなみに昔の夢は「お嫁さんになること」。
母親の離婚後は男という生き物が判らなくなってしまい、「男」を理解するために少年漫画などの「熱血もの」を読むようになり、生徒会でもその手の意見を多く出している。また、自身も筋金入りの熱血少女である。
また、真冬を溺愛するシスコンであり、真冬を大事に思うあまりに幼少時に「男の汚さ」を徹底的に教え込み、男性恐怖症に陥れた元凶でもある。真冬限定だが彼女の洗脳能力は異常で、記憶操作や覚醒などはお手の物である。
リリシア曰く、クラスにおける鍵との夫婦漫才から、クラスの皆には半ば公認カップルとして見られているらしい。ただし“相方”の鍵曰く「デレる気配が微塵もない正統派ツンデレ」。
髪型を三つ編みにしてしまうと自身曰く、「キャラがぶれて力が出ない」らしい[24]。:「オールナイト全時空・エバーグリーン」の「定められた一言」コーナーでは毎回精神が真冬と共に崩壊しており、『七光』では鍵が記憶喪失となった際に語り手をした[25]。『八方』では自分が鍵に対して持っている好意を自覚し、自ら一瞬で鍵も気付かないようなキスをした。そして、デレ期に入ったらしく『九重』からは隙があればストレートに鍵に告白をしている。鍵を殴るなどで幸せを感じ、鍵は疑問に感じているが本人曰く「デレたときのメリット 略してデメリット」があるらしい[24]
去年の生徒会がマジメすぎたため今年の生徒会のマジメな会議は極端に嫌う。
鍵との出会いは1年前の夏。生徒会を目指そうとした鍵が同じ学年で生徒会役員の深夏に、「どうしたらキミみたいになれる」と質問したことがきっかけ。その時の「あたしになろうとしているヤツに、生徒会に入る資格はねえだろ」と冷たい目で言い放たれた言葉に、鍵はショックを受け、自分らしさを磨く日々に突入した[26]
複雑な思い
深夏は小学生の頃の母親の再婚相手の「おじさん」の登場により、母親の椎名香澄と少し気を使った関係になってしまった。またそれにより味わったいやな気持ちを妹には味わわせたくないという思いから、母親・おじさん側と、自分・真冬側との線引きは、真冬を全寮制の女子校に入学させ自分もそこに転校するまでに徹底していた。その後、深夏が中学3年になった時に母親は破局し、少し複雑な距離感が残るものの、元の一緒の生活に戻り幸せに暮らしている。生徒会で過ごしているうちに鍵の存在が彼女の中で大きくなっており、家族の中に男がいるのも前よりも悪く感じてはいなくなっている。そのため、後に母親が正式に再婚することになった際は、新しい家族を受け入れる決心をした。その結果として今年度の生徒会活動の終了と同時に、内地へ真冬と共に転校することになった。
椎名 真冬(しいな まふゆ)
声 - 堀中優希
生徒会会計で唯一の1年生でC組所属。血液型はA型。2月22日生まれ[21]。深夏の妹。
色素の薄いストレートヘアに白い肌を持ち、頭にちょこんと乗せたリボンが特徴的な儚げな容姿に、男性が苦手(鍵は平気)な男性恐怖症であり、かつ一人称が「真冬」と少し子供っぽい所もあり、姉とは正反対の大人しく引っ込み思案な性格。しかし、生徒会のメンバーには心を許して気持ちを素直に表現出来るようになっており、相手の傷口に塩を塗りこむ(失礼に当たる)言動を発することもあるが、本人に悪気は全く無い。
一方で鍵を主人公にした善樹との関係を描いたボーイズラブ小説を創作する腐女子じみた一面も。妄想癖があり鍵と善樹のBL妄想、及び小説執筆を趣味にしている。更に廃人だという自覚があるほど重度のゲーム好きで、RPGをあげつらったくりむを見返すために、他の生徒会メンバーを巻き込んでくりむにやらせるためだけのRPGを1本作ってしまうほどゲーマーとしての矜恃は高い。むしろ、どんな疲労もゲームをプレイした途端に心身ともに回復する体質。動画投稿サイトでは「神」と称されており[19]ヲタク趣味に走りつつ金銭面で家族にまったく迷惑をかけないほどの額を稼いだり、ブログの訪問者数はそこらのアイドルより多かったりと、異様なほどネット関連でのスキルが高い。ネット界では「瑠璃色の堕天使」と称されている。本人は気付いていないが、クラスでは「神」として崇拝され外出時にはクラス全員からストーカー行為をされている。
姉と違い家ではゲームなどをしているため、勉強はあまりやっていないようだが、それでも上の中には入っている優等生。
体が弱く体力は全然無い病弱な性質。無理な運動やアクティブなことは出来ず、普通に過ごす分は良いが無理をすると直ぐに体調を崩す。昔からそのような感じだっため、寝つきが悪い。自身では子供の頃にあまり体を動かせなかったからと推測している。しかし、そんな体に生まれてきた事を免罪符にしていたりもする。
しかし覚醒するとZ戦士並みの戦闘力を発揮する。図書カード1万円を手に入れるために覚醒したことがある。その時には姉の深夏を真っ先に倒そうとした。
彼女もまた姉と同様に、深夏の事を心の底から愛しているシスコン。
鍵に真っ直ぐな好意を示し告白もしているが、その好意は世間一般のものから大いにズレ、「告白はしたが付き合いたくはない」とのことから、真に鍵と恋愛関係になるのか、まだまだ謎。『五彩』以降は「本当に先輩(真冬ちゃん)は真冬(俺)のこと好きなんです(なんだ)よね!?」というやりとりが当たり前になるほど、お互いの扱いがある意味酷くなっている。
『九重』ではバレンタインデーに鍵に手作りチョコを渡し、その上鍵に抱擁してほしいと希望した。
鍵との出会いは1年前の冬。勉強やバイトやエロゲや鍛錬を体調無視で強行し、さらに失踪した星野巡を深夜まで捜索した翌日のバイト後で力尽きて公園で倒れていた鍵を、丁度傍を通りかかった真冬が助けたのがきっかけ。男性を心の底から怖いものと思い込んでいたのに、それでも助けてくれようとした真冬を見て鍵は「こういう女の子をちゃんと守れる男になってやる」と決意した[23][27]
複雑な思い
深夏は真冬には知られまいとしていたが、真冬は両親と深夏の件はすべて知っていて、それでもなお自分を一番に愛してくれる姉を信じ、世間一般論から間違っていると判っていても姉の語る男理論を信じて男嫌いになっていた。その上で母親とうまくやれているのは、深夏の引いた線をまたいで家族の架け橋になることが弱い自分の果たせる役割だと信じているからである。また、姉の男理論を貫き通していく上で鍵を好きになってしまったことはルール違反だと思っており、今までは深夏も彼を好いているから大丈夫だと言い聞かせていた。しかし、それでも姉が彼と仲良くすることを許可しない限りはまだ自分の中では許せてはいないらしい。けれど自ら鍵に歩み寄ることをした。
杉崎 鍵(すぎさき けん)
- 近藤隆
本作の主人公兼語り部(生徒会の日常を綴る筆者)。血液型は典型的なA型[25]。私立碧陽学園生徒会副会長を務める2年生でB組所属。
容姿はそれなりに整った顔立ちをしている。生徒会の会話では基本的にツッコミ役であるが、自身もボケをかましてメンバーからツッコまれることも少なくない。彼のボケは狙ってやっているように見せかけて、天然という部分が9割であり、深夏と自分がそれぞれのブレーキ役となっているために互いが存分にボケられている。
入学当時の成績は底辺レベル(アニメ版では最下位)だったが、美少女揃いの生徒会に入るため一年の間の猛勉強の果てに年度末でトップの成績を取り、成績優秀者が希望すれば生徒会入りできる「優良枠」[注 6] で現在の役職に就いた[11]
くりむからは「杉崎」、深夏からは「鍵」、真冬からは「杉崎先輩」、知弦には「鍵」という名前から「キー君」と呼ばれている。
自称エロゲ(アニメ版では全年齢対象版)・ギャルゲマニアで、自分以外は美少女だらけの生徒会を「俺のハーレム」と公言してはばからない(他の役員は誰もそのことを認めていない)が、それを主張することで特定の個人と特に仲を深めることを防いでる節が見られている。ただしゲームでは肝心のシーンは恥ずかしくて飛ばしてしまうため、その手の語彙は実は貧困である[10]。生徒会唯一の男子であることや度々放つセクハラ発言のせいもあって、他の生徒会メンバーからぞんざいな扱いを受けることもあるが、根は善人なので、「この学校で、あいつのことホントに嫌いな人間なんて一人もいない」(くりむ談)らしい[22]。また、深夏には「あたしよりも人の中心」と評されている[28])。
深夏がいないと寂しいらしく、そこをからかわれたこともある[23]
自身に向けられる好意は絶対に見逃さないと言い張っているが、くりむが林檎に遠回しではあるが「鍵のお嫁さん」を諦めさせられなくてがっかりしていたのを理解できなかったり、巡が自分に告白しているのを悪意からだと思っていたり、深夏が寄せる好意を身(命)の危険と勘違いするなど、大切な所ではかなりの鈍感である。そのため、生徒会メンバー全員からある種の好意を寄せられているのにも関わらず、ハーレムの完成には一歩及ばずにいる。
巡に対しては苦手意識を抱いているが、「一番尊敬している」と評している[29]
基本的にフェミニスト精神を心がけているが、男子にもそれなりに気配りが上手い。義妹の林檎を溺愛しているシスコンだが、気の弱い義妹に対してはドS。
中学二年生の頃は、その年齢ゆえに中二病にかかっていたらしい。
一人暮らしで生活費の足しにするために様々なバイトをしており、生徒会の雑務も一人でこなしているため、見た目とは裏腹にかなり多忙な日々を送っている。生活能力は不明だが、少なくとも中学時代までは家事はほとんどできなかった。漫画版では生徒会の面々が提案する個性的すぎるパンを、アレンジを加えて実際に料理するという腕前を見せた(いずれのパンも大好評だった)。
『六花』のプロローグ・エピローグでは、卒業式前日に行方不明になり生徒会と妹の林檎とで騒ぎになっている。『七光』のエピローグによれば飛鳥とともに関東の旅館におり、生徒会メンバーと最後を迎えるために鍵自身が決着を付けなければいけない、鍵自身だけでなく生徒会メンバー皆であえて気付かないフリをしていた「現実」を飛鳥に付きつけられたが、『八方』で自身の出した結論を飛鳥に伝える。そして枯野恭一郎、栗花落杏子の協力の下碧陽学園へと向かっている。
なお生徒会メンバーとの初めて出会う時期は、それぞれの名前あるいは苗字に含まれた季節に対応している。
ちなみに『十代』で知弦に自らの童貞を捧げる約束をした。
過去
鍵には中学時代に幼馴染の松原飛鳥と義妹の杉崎林檎という何よりも大切な2人がいたが、「精神的な二股状態」になってしまい、どっち付かずの気持ちのまま2人との破局を迎えてしまう。その後学校を休みがちになり同級生多数から暴力を受けていたが、高校1年初めの頃にくりむに出会い、彼女のアドバイスにより立ち直り、鍵にとっての理想の「主人公」を目指すうち今の人格が形成されていった[11]。そしてそのために勉強やバイト、ゲームを必死で頑張っていた過程で他の生徒会メンバーと出会い自分の想いと決意を確かなものにしていった。なお悲劇的バッドエンドを迎えた飛鳥と林檎の2人であるが、近頃よりを戻していて比較的良好な関係に戻っている模様である。
真儀瑠 紗鳥(まぎる さとり)
声 - 小菅真美
『二心』で生徒会顧問に就任した新任の国語教師。顧問教師の権力をもって生徒会に介入する。
攻撃的な美を表したような容姿の持ち主で、艶やかな闇色の髪をアップに纏めており、普段はスラリとした体躯を強調させるタイトな紺色のスーツを着ている。
くりむと同じような唯我独尊タイプの自信家で傍若無人な性格だが案外打たれ弱く、漢言葉を使用する。生徒会メンバーに劣らない個性派で、メンバーの会話に割って入っては場を引っ掻き回すことが多い。本人のスペックは非常に高く、口では知弦ですら敵わないほどである。鍵は一目見た瞬間に一枚上の相手だと推測していたが、今では鍵に「知れば知るほど駄目な人」と言われている。
推理力に長けており、廊下ですれ違った林檎を一目見ただけで鍵の義妹と見抜く。
彼女の行う授業は厳しく脱線ばかりするが、普通にやっててついていけない授業は行わない。真冬の作ったRPGでは選択肢によっては感動的なシナリオに進める。しかし、アニメの宣伝のために脚本を自ら書くが、国語教師という立場なので国語に詳しすぎて逆にプレーンな内容となっており、生徒会メンバーからは批判されたことも。
自炊が出来ず、掃除もいい加減で家庭生活能力がゼロである。そのためよく購買のパンを購入している常連。一度食べすぎで倒れたこともある。
生徒会顧問にもかかわらず出番が少ないことを気にしており、『六花』で愚痴り『七光』で出演を涙ながらに懇願した。そのお陰か『八方』でも登場するものの、真冬から「使えない」と言われるなど、生徒会役員からの扱いはぞんざいになりつつある。
碧陽学園には何らかの目的があって在籍している模様。その目的は『五彩』の最終話で明らかとなる。実際、彼女自身の目的は『三振』のエピローグで明らかとなるが「企業」の目的に関しては彼女の口からは語られない。
もともとは作者の前作『マテリアルゴースト』の登場人物。前作での「教師になる」という夢を叶えていたり、「巫女娘」や「神様と友達だ」などと前作での出来事を連想させる発言をいくつか零しており、世界観の繋がりを思わせる。

[編集] 碧陽学園生徒

藤堂 リリシア(とうどう リリシア)
声 - 能登麻美子
新聞部部長。美少女ではあるが性格に問題があるため(鍵ですら彼女にはアピールをしないほど)、生徒会選挙には落選した。
ハーフであるため金髪のロングヘアを持ち、前にたらしている髪の毛先をカールさせており、小豆色のリボンで髪を二ヶ所結んでいる。
校内で起きた事件を翌日には記事にして掲示するほど新聞づくりに入れ込むが、「晒し上げ精神」故に、「鍵がかつて二股をかけていた」などの悪趣味なネタで行き過ぎることもしばしば。またネタは新鮮さが命であり、噂が広まってからでは意味が無いと考えており、新しい情報を手に入れたら一人でも新聞を作り上げる。
情報を収集するためなら手段も選ばず、スキャンダル確保のためには迷子を装った妹を生徒会に侵入させて盗聴させたりもする。
彼女率いる新聞部の力は折り紙つきで、コンクールでも賞をもらうほどの実力である。
生徒会に入れなかった逆恨みからか、彼らの事を題材にして失敗談をかなり面白おかしく特集したため、そのことにむくれたくりむとは犬猿の仲だが、知弦の事は非常に恐れている。最近は鍵と接し彼の純粋な人間像に触れたことから、考えが変わり始める描写がある。また本人は否定しているものの鍵のことは若干気になっているようであり、この事で妹のエリスにもからかわれている。
会話はお嬢様口調で、実際の家はかなりのお金持ちである(家の敷地は、門から玄関まで約10分かかるほどの広さがある)。ハーフだが、英語が苦手。
アメリカの製薬会社の息子との結婚の話が来たときには即答で罵倒するほど、自分の考えをところ構わずに言う性格でもある。
中目黒 善樹(なかめぐろ よしき)
声 - 山本和臣
『日常』に収録の「二年B組の一存」の主人公で、2年B組にきた転校生。以来度々登場する。
前の学校で少しの恋愛の縺れから起こったいじめを受けていて、学園の全体から蔑まれてきた。前の学校の生徒や教師、親にも責められ逃げてきたことを気に病んでいたが、鍵に「それは逃げではなく強さだ」と認められて立ち直る。その際、鍵に「碧陽学園で一番健気な美少年」と評される。現在は一人暮らし。
守と共に無理矢理誘われた合コンで、鍵が楽しみにしていたにも関わらず、グラビアアイドル達に巡のことや学園を悪く言われた時に三人の中で真っ先に怒るなど、碧陽学園のことをとても大切に思っている心の優しい人物である。
背が低く童顔眼鏡をかけており、白髪のショートカットという容姿であるため、女子にも見える中性的な美少年で、奇しくも、真冬作のボーイズラブ小説に登場する鍵の恋愛相手(もちろん男)と同じ苗字であることから、鍵は善樹に好感を持たれることを警戒しているが、自身は変な人に類される宇宙姉弟とからむ(より正確に言えば守ともども巡に振り回される)ことが多いため、彼から見てまともで良い人である鍵への依存度と好感度は、高まる一方である。また、鍵の性格をよく理解しており、彼を思うがままに翻弄させることも。自身曰く「杉崎君を扱わせたら僕の右に出るものはいない」。
『金蘭』で以前から抱いていた「鍵に追いついきたい」という思いで心に決めていた「海陰高校に戻り、鍵と同じ立場になりたい」ということを鍵たちに表明し、3年への進級に合わせて海陰高校へ転校した。
アニメでは最終話で正式に登場し、鍵達の前に姿を現す。
宇宙 巡(うちゅう めぐる)
声 - 新谷良子(ゲーム版のみ)
鍵と深夏の同級生で「星野 巡(ほしの めぐる)」という芸名で活躍中の一応清純派アイドル。「常識がない上に歌唱力皆無、しかも大根役者」だが、美少女なので売れているらしい。
ショートながらも艶やかで手入れの行き届いた髪にヘアバンドをしており、幼げな顔立ちできめ細かい肌質をしている。
性格の悪さ故に生徒会選挙で1票も入らなかったことに苛立ち、自分の可愛さを認めさせてやると芸能界デビューして猫を被りまくって、ここまでのし上がった、良くも悪くも驚異的なバイタリティの持ち主。
弟や善樹を下僕呼ばわりするなど傲岸不遜ではあるが、実際は大切な友人だと思っており、姉貴分気質な一面もある。
鍵とは1年生の時からクラスメイトで元々彼とはいがみ合う仲だったが、去年の冬(芸能界でブレイクし始めて忙しくなってきた時期)に一時行方をくらませた際、鍵が三日三晩、徹夜で冬の極寒の中で自分を探していたことを知人から聞き、家族以外に初めて触れた無償の愛に心打たれて彼に想いを寄せるようになる[30]
現在ではベタ惚れ状態だが、それまでの態度が変えられず、未だ喧嘩友達のような間柄のままで、鍵からはやや敬遠されている。勘違いの塊でもあり、「(鍵は)Mだから、徹底的に痛めつければ私に惚れる」などと思い込み、理不尽な暴力を行なった経験も。また、鍵を落とすためならば手段は選ばない。しかし鍵に対して幾度と無く好意を示すものの、鍵は自身への殺意だと錯覚して空回りを続けている。
とは言え『木陰』のラストでついに鍵に想いを告白。続く『金蘭』にて、鍵より「出逢い方のせいか、女として、という見方ができない」との言葉を受けたもの、「女性として意識した上で、友達から始めさせてくれませんか」と逆告白を授かる。現在は、今までよりも良好で幸福な関係が築かれ始めている模様。
原作、アニメ共に自主制作映画を撮るという目的で鍵を振り回している。なおアニメ版では彼女を主人公にした自主映画でのみの登場で、実際には登場していない。
宇宙 守(うちゅう まもる)
巡の弟で鍵と深夏の同級生(姉が4月生まれで彼が3月生まれのため、双子ではないが同学年)。
かなりのイケメンで、姉の巡のような女の子っぽさはなく、茶髪で長身かつワイルドで爽やかな青年である[31]
クラスメイトからは巡とセットで、「スペース姉弟」と呼ばれている。しかし本人達は自分達の苗字を気に入っておらず、苗字を知られる事を避けている。また、姉弟揃って残念な価値観を持っている。また、巡の演技の練習に付き合っているせいか彼まで大根役者並みの演技になっている。
透視テレパシーなど複数の超感覚系能力を持つ超能力者だが、その能力は効果や範囲が小さく、非常に微妙(テレパシーの効果範囲は半径5m以内、予知夢は一部を除き内容がおかしい、など)。能力ゆえに過去に重度の中二病を患っていた。しかし『金蘭』では鍵、巡、深夏の言葉を転校先にいる善樹にテレパシーで伝えるという、離れ業をやってのけた。
深夏のことが好きで事あるごとにアピールしているが、当の深夏には全く伝わっていない。深夏への思いゆえに鍵をライバル視しており、深夏の前でこき下ろしたりしているが、巡が失踪した時のこともあり、なんだかんだ言っても鍵と友人である事に疑問は無い模様。姉のジャイアンな性格を恐れてはいるが、そのバイタリティだけは誇りに思っている。
クラスの皆から弄られることが多く、不幸の塊で出来ているような男で幸運を掴める気配が全くない。『木陰』で深夏に対して告白をするが、その愛情は鍵に対するものだとして誤認をされてしまった。その後『金蘭』にて、正確に想いも伝えるものの「ごめん。守の気持ちには、答えられない。私は、杉崎鍵のことが大好きだから。」と断られてしまった。
水無瀬 流南(みなせ るな)
鍵と同じ学年で、『水際』で初登場。テストでは五教科で満点を取り続ける学年トップの秀才であり、「優良枠」を目指していた鍵にとって最大のライバル。また、鍵がギャルゲーを買うゲームショップでアルバイトをしている。
知弦とは異なる「ドS」精神の持ち主であり、鍵に対しては丁寧口調で容赦ない言葉で畳み掛ける。
当初は勉強に全力を注ぐ鍵の姿勢を嫌悪感を示し全否定していたが、勉強以外にも全力で取組んでいる姿勢に僅かではあるが心を動かされていく。念願の生徒会入りした鍵が生徒会メンバーへの最初の一言で悩んでいた時には、「私のときみたいに、馬鹿みたいに大それた目標を、掲げて見ればいいじゃないですか。……そういう人に、女の子はそこそこ好感を抱きますよ。」と好意を示す言葉を掛けるが、その後の鍵への対応は以前の容赦ないものから変わっていない。
なお、巡が行方不明の際に鍵が探し回っていたことを巡に知らせた人物でもある。
秋峰 葉露(あきみね はろ)
真冬の同級生。『九重』で初登場。真冬からは「アキバ君」と呼ばれている。
常に無表情でクールな性格をしている。公言はしていないがギャルゲー好きで、鍵を尊敬し敬愛している。寝る前などに亡くなった実姉に対する独白をするなど、変わった一面もあるが本人は自分を常識人だと思っている。真冬には善樹に勝るとも劣らない逸材認定されている。
凜々に片想いをしているが、気持ちを伝えられずにいる。真冬に興味はないが、「椎名真冬をデートに誘ってみる権利争奪戦」に優勝する。
国立 凜々(くにたち りり)
真冬の同級生で1年C組の委員長。『水際』で初登場。
葉露の従姉。葉露の姉・那奈が亡くなったのを自分の責任だと思い込み(実際は病死で、凜々には全く関係無い)、那奈の代わりに姉として葉露を溺愛している。
真面目な性格だがその真面目さが変な方向に向いてしまっており、無意識のうちに残念な言動、行動を取ってしまう。
好きな男子のタイプは善樹。
巽 千歳(たつみ ちとせ)
真冬の同級生。通称「チート」。『水際』で初登場。
あらゆるステータスがMAXで、知らないことはない(自称アカシック・レコードに載ってる事ぐらいしか知らない)。
猫耳でロリ巨乳。語尾に「にゃ」とつける。キャラを作っているが、そのことはクラス全員に知られており、素の自分を出したことがない。キャラが濃すぎるため、校内での人気は生徒会役員には及ばないが、熱狂的なファンが大勢いる。
相当頭がキレる為、葉露が凜々と善樹のデートを尾行する際に万が一のことも考えて誘っている。
薄野 虎太郎(すすきの こたろう)
真冬の同級生。『水際』で初登場。
彼を初めとする1年C組の生徒は熱狂的な真冬のファンであり、常に盗聴器を持ち歩いている。鍵はクラス共通の敵。
千歳や凜々達に下ネタでからかわれたり、それを事実認定されて落ち込んでいる。
相当なイケメンらしいが、普段から真冬への性欲を出しすぎて彼女ができない様子。
その他の1年C組の生徒
沼田 「低血圧で遅刻常習犯だが体内時計が電波時計」でお馴染みのタイムマネジメント男子。
上川 「素がなんの特徴も無いモブキャラ中のモブキャラだからこそ『解説キャラ』の座を必死で死守中」でおなじみの椎名真冬行動学研究男子。
清水 「美的センスゼロで手先も不器用だが撮影させたらスピル○ーグ」でおなじみのカメラ女子。
日高 「理系は苦手だし挙動は不審だが機械いじらせたらアル○ド族」でおなじみの眼鏡女子。
宗谷 「ガタイでかいし動きも遅いのに気配消させたら『神の不○証明』」でおなじみの大柄男子。
鯉沼 ソコノケ三人組(偵察と危険の排除)の一人。通常経路偵察担当。
常呂 ソコノケ三人組の一人。目的地点偵察担当。
居辺 ソコノケ三人組の一人。交通環境偵察担当。
瀬多来 「ごはん食べる時以外は基本妄想世界で暮らしております」でおなじみのメルヘン女子。
北見 「休日は親の牧場で牛の世話をしています」でおなじみの親孝行女子。
伊達 「趣味は茶道・華道・書道でございます」でおなじみのちぐはぐ女子。
乙部 通信班のインカム女子。
栗山ちさる 「過度の視線恐怖症を極めに極めた末、今や超一流のステルス忍者として大成」でおなじみの幽霊クラスメイト。椎名真冬隠密警護・通称「くのいち」。さる。
鹿追 「え、そんな不思議検索ワードからなんでその情報手に入れられたの?」でおなじみの魔法的検索遣い女子。
池田 狩猟民族級の視力を持つ。
足寄 劇団おとりの一人。聞いた者皆振り返らせる超高音のアニメ声。
檜山 劇団おとりの一人。演技派。
虻田 劇団おとりの一人。小道具遣い。
雁里 混沌とした四騎士の一人。「柔道もプロレスも全くかんでないけど、その妙な寝技は最早ちょっとしたクトゥルフ」でお馴染みの手足長め男子。
八雲数子 混沌とした四騎士の一人。「やりすぎスージー」「コ○ン君ドン引き・過剰防衛蘭姉ちゃん」。
京極 混沌とした四騎士の一人。「見かけ倒し」ハッタリ力だけは群を抜いている美少女アニメオタ。
北竜 混沌とした四騎士の一人。「ヤ○ザ」。
広尾 「知識の仕入れ先は聞かないであげて」でおなじみのムッツリ系男子。

[編集] 過去の碧陽学園生徒会役員

姫椿 りりん(ひめつばき りりん)
前年度の生徒会会長。
鍵曰く「とても有能で真面目な人」。生徒会主導イベントを淡々とそつなくこなしていた。彼女が会長の頃の校風は今よりもピリッとしていたらしい。
桃月 小夜子(ももづき さよこ)
前年度の生徒会書記。
胸にチョコレートを挟んであげたら男性は喜ぶというバレンタインデーの豆知識を持っている。
雨宮 令一(あまみや れいいち)
11年前(人気投票での生徒会役員選抜以前)の生徒会会長。生徒会選挙の制度を一新した。
下衆だが外道ではないらしく、汚い事は出来ても道を外れたことまでは出来ない。11年前の生徒会選挙の際、どうしても会長として降臨したかった彼は春秋の人気に危惧を抱き、金も暴力も権力も総動員させ春秋を落選させた。
雪海の目から客観的に見ると彼は正義であり、主観的に見ると暴君であった。
人気投票での生徒会役員選抜では6票しか入らなかったがランキング的には5位であった。
希咲 雪海(きさき ゆきみ)
10年前(人気投票での生徒会役員選抜最初)の生徒会会長。11年前は副会長だった。
人気投票で9割の票を獲得した異様なほどの美少女。拘りというより面倒で、切らなかったら伸びていたような黒髪に、人を睨みつけるようでありながらやる気と活力が無く、死んでいるような瞳を持つ。それだけで全てを凌駕しているような、ちょっと近寄りがたいレベルの存在。
11年前の生徒会選挙に春秋に他薦され参加する。そして春秋の言葉の力と、雨宮の汚い力のおこぼれの、二つが歪に合わさり当選した。有能な人材で、雨宮が彼女を当選させた理由は腐るほどあると自身では語っている。成績も優秀である。
かなりの鈍感で、バレンタインデーで自分にチョコをくれた女の子達を物好きだと感じており、ホワイトデーでお返しをするが彼女達が泣いているのを演技だと思っていた。その時に笑顔で手作りのお菓子を配っていたことから隠れていた人気が爆発した。また、春秋が自身に寄せる好意に全く気付いていなかった。その上自分が人気投票の9割を獲得したことに疑問を抱いていた。
生徒会日記でダウナーなテンションで一人称を「ぼく」として書いたため、鍵と知弦は男だと勘違いした。知弦には「策士」、「掴みどころのない子」と評された。
雨宮が会長の頃には「碧陽学園が大キライだ」と日記には綴っていたが、彼女が会長になったあとに日記が全くといっていいほど書かれていなかったことから、鍵には日記を書く暇がないくらい楽しく過ごせたのではないかと思われている。
春秋を雨宮譲りの暴力的な正論で完膚なきまで叩きのめした後、春秋が自分に話しかけなくなったことを寂しく思っており、彼の教室を覗いていたりもしたが、自分が寂しいからという理由を認めようとせず、ツンデレで誤魔化していた。
生徒会制度を一新する際に人気投票を設けたのは雨宮だが、優良枠を設けたのは彼女である。
植野 春秋(うえの はるあき)
10年前(優良枠制度適用後最初の優良枠で)の生徒会副会長。
イケメンで爽やか過ぎて逆に引くぐらいのレベルで、更に文武両道で無邪気な笑顔も魅力的であり、人望も厚く熱血気質で実力の伴ったお人好し。多趣味で豪快だが冷静さも持ち合わせるというパーフェクトな性格である。しかしそんな完璧な性格でも人間ならではの欠点も存在し、その欠点とは善良すぎて、身内が傷ついた時に冷静さを欠くというものであり、その状態の彼であれば雪海でさえ簡単にあしらえるという。
雪海の事を一方的に親友と呼び、彼女に好意を寄せていて、後に告白をしたが振られる。しかし彼は彼女のことを諦めなかった。バレンタインデーに雪海のことをやたら気にしていた。また、彼女がホワイトデーに配っていたお菓子を貰ってとても喜んでいた。

[編集] 「企業」関係者

碧陽学園の生徒達には世界的な流行を発生させる特性があり、「企業」のスタッフ達はそれを「神の視聴率調査区域」「FFS」などと呼んでいる。「企業」はその事に目を付け、商業的な利益を得ており、スタッフと呼ばれる教育員にまぎれた人員達もいる。しかしこのシステムには生徒が「何も知らない一般人」だからこそ成り立っているという弱点がある。企業では情報の漏洩が最大の禁忌とされており、内情を知りつつも「もう使えない」人間が発生した場合、「楽園」と呼ばれる僻地に飛ばされる。「楽園」では一応人としての最低限の生活は保障され、生活も何もかもが満たされるが事実上の軟禁である。

真儀瑠 紗鳥(まぎる さとり)
声 - 小菅真美
碧陽学園生徒会の項を参照。「企業」と碧陽学園を結ぶパイプ役となった。
枯野がまだ企業の重役だったときは生徒会に近づくために従いやすいキャラになりきっていたが、『五彩』で枯野が敗北すると本来のSっ気を出した。
理事長(りじちょう)
スタッフをまとめる立場にあり、「企業」に関してのシステムの責任を負う権力者。枯野や真儀瑠の上司。
枯野 恭一郎(かれの きょういちろう)
東大を首席で卒業したエリート。東北出身。
碧陽学園で「企業」が利益を得るシステムの件を任されていたほどの地位を持つ幹部だったが、杉崎の怒りに触れてしまったため、生徒全員に企業の目的を「お芝居」という形で暴露されてしまう。怒り狂った枯野は、杉崎を企業に報復させるため自らの手で「お芝居」ではなく、「真実」を話そうとした。しかし、枯野の行動を見透かしていた真儀瑠と理事長によって阻まれ、「楽園」行きが決定した。
以後は『八方』まで登場せず、権力闘争から離れた穏やか過ぎる施設で暮らしていたことが明かされる。そのためか、性格や気質も大分変わっており、自分の感情を表に出すようになっていった(登場した当初は、杉崎の皮肉にも無表情無言で睨むだけだった)。
物心がついたときから母親から提示されたノルマをこなすだけの、学ぶ事が子供時代の全てであり、遊びが入り込む余地は一切無かった。期待値を上回れば母親は温かかったが、下回れば他人以下の冷たい存在だったという。しかしそれを不幸などと思ったことは無く、寧ろ当然だと思っている。
幼い頃からのそんな環境が彼に「無能な人間に、自分で勝利を掴めない人間に、幸せになる権利など無い」というルールを植えつけさせ、それに従って生きている。そのルールの中で常に勝ち組だった自分の存在が、彼の唯一の正義であった(つまり、努力すれば必ず報われると信じてはいる)。
当初は子供を見下す大人として描かれ、皮肉にも生徒によって社会的に抹殺される末路を辿った。しかし、『八方』にて杉崎と触れ合うことで、子供ながらの弱さなどを知り「企業に復帰した際には、今度は碧陽学園の教師として赴任し、生徒を叩きなおしてやる」と考えるようになる。
『八方』では紗鳥の命を受け鍵を卒業式にまで間に合わせるサポート役に回る。「楽園」の白ずくめの世界での生活があったからか、富士山などの何気ない景色を見て喜んだりとそういう感性がピュアになった。
朽木 冴子(くちき さえこ)
「企業」の中でも変わり者が多いとされている調査部に所属。百合ドMで極度の美少女好き。
生徒会のメンバーを監視しており、自分の趣味性癖を報告書に記載して提出していた(美少女じゃない杉崎はアウトオブ眼中だった)。
報告書には同性愛者であることが書かれていたとは言え、男女の恋愛関係(主に子作り)に関するワードを書いていたことから、百合に偏った両刀の可能性も。
能力は高いため、「(美少女じゃないから)杉崎は無視してよし」という報告を上層部は信じてしまう。結果、最も危険な人物である杉崎に監視が行かなかったため、解雇となった。その後、彼女が碧陽学園の生徒に手を出すと「楽園」行きが決定事項となっていたが、後日生徒会室を覗いていたため「楽園」送りとなった。
上司からは彼女の性癖を心配されており、社会復帰して楽園行きにならないようにとの旨を書いた手紙が送られていた。
エドワード・スミス
タイタニックを沈めた船長と同姓同名のヘリコプター操縦者。礼儀正しく落ち着いた口調で話すが、ヘリコプターの操縦を始めると態度が一変。わざわざ危険な走行をしたり、激しすぎるテンションの宿った口調に変わる。ヘリコプターには妙な改造を施してあるらしく、搭乗した枯野が意識を失うほどの速度を出していた。
枯野 向日葵(かれの ひまわり)
枯野恭一郎の妹。ブラコン。「企業」にはコネで入る。
校舎裏のプレハブ小屋で働く。
仕事は主に碧陽学園周りのトラブル対処。
初出は『木陰』のカバー裏『こちら≪企業≫碧陽学園裏トラブル解決室』。
渇海 令(かつみ れい)
向日葵と同じく校舎裏のプレハブ小屋で働く。
仕事は主に向日葵への報告。
初出は『木陰』カバー裏。

[編集] 生徒会役員の関係者

杉崎 林檎(すぎさき りんご)
鍵の義理の妹で、彼自身が語る二股の相手だった一人。
肌は雪のように白く、顔は人形のように小さく精巧であり、背中まで伸ばした髪のせいか小柄で華奢、スタイルは決して抜群ではないものの、妙に「女の子らしさ」を身に纏っている。ある種、深夏とは正反対のタイプである。
鍵の一つ年下の義妹で、鍵が小学4年生の時に妹になったらしい。相当なブラコンであり、鍵に抱く感情は兄に対するものを超えてしまっている。
性格は人見知りが激しく、甘えたがりで特に鍵に見せる笑顔はとても愛らしく、同性でも「守ってあげたい」と思わせる。儚く病弱な雰囲気と、一人称が「りんご」であることから、『七光』で真冬から「キャラが被っている」と言われた。
年齢にしては精神的に幼く純粋なため、言われたことをそのまま鵜呑みにしてしまう(冗談が通じない)。それゆえ飛鳥の間違いだらけの知識を信じ込み、語彙が大変残念な方向にねじ曲がってしまっている。
以前兄の部屋に上がった際に全年齢対象版のゲームだけを残し、年齢制限があるゲームを回収するなど、鍵がエロゲやギャルゲー(主に性関係のこと)をすることを許さない。しかし、鍵が自分を使っての妄想をすることは許しており、鍵が妄想できるように彼女なりの妖艶な写真を鍵に送り付けた(結果として鍵と林檎の「性的なこと」というのには大きくかけ離れていて、鍵の期待していたほどの写真では無かった)。
2年前に鍵と飛鳥が付き合い始めた結果、大好きな兄を失ったと感じ、精神的に病んでしまい入院することになる。このことが現在の鍵を形作った大きな根となっている。
松原 飛鳥(まつばら あすか)
鍵の幼馴染であり元彼女、そして彼自身が語る二股の相手だった一人。
大人っぽい容姿を持ち、中学時代から発育は良い。高身長、巨乳というタイプではないが、バランスが良い。髪型は基本的にポニーテールで、左側の前髪をヘアピンで留めている。
杉崎家の隣家に住んでいて、鍵とは同い年の幼馴染ということもあり、鍵のことを一番理解している人物。鍵の部屋に40個近くの盗聴器を仕掛けていたこともある。
あまのじゃくな性格をしていて、自分の好きなように行動したあとは自分なりのけじめをつけないと終われない。ちなみに『七光』のプロローグの話では生徒会議事録の2巻(生徒会の二心)だけを読んだらしい。
知弦とは別ベクトルの嗜虐嗜好がうかがえ、林檎に間違った知識を吹き込んでは鍵を困らせ、時折殺意すら抱かせていた。しかし本来仲は良いようで、彼女が杉崎家に兄妹の食事を作りに来ることが何度かあったよう(兄妹が一切料理ができない原因だったらしい)。手先が元々器用で、料理を含め家事はエキスパートの域。
ちなみに彼女が林檎に間違った知識を吹き込んでいたのは純粋過ぎる性格を心配し、鍵以外の男になびかないように常々暴言を吐かせるため。それでも流石にやり過ぎたと感じているが。
彼女が鍵に告白し2人が交際するようになり林檎の心が壊れたことが、現在の鍵という人間の根になっている。2年前はドローで破局した。
自身を「他人を傷つけても自分が幸せになりたいと考える利己的な人間」と皮肉るが、実際には鍵のことを誰よりも心配している。鍵をくりむたち生徒会メンバーといられる最終日にわざわざ呼び出し、自らが傷つくのを承知で2年前から鍵が苛み続けていた現実に決着を付けさせた。その結果、鍵の出した結論に暫く付き合っていくことを決める。その後、鍵と何かあったのではと枯野と鍵の会話から推察することが出来るが、詳細については鍵が話すことを拒否したため不明。
宮代 奏(みやしろ かなで)
声 - 戸松遥
知弦の中学時代の同級生。知弦を「アカちゃん」と呼んでいた人物。小説に顔は出ていないがアニメでは顔が出たキャラ。
幼少期に両親から受けた虐待が愛情であると思っていたため、知弦への愛情から彼女に酷いいじめを行っていた。実際は薄々これが愛情とは別のものだと感じてはいたが、そう理解してしまえば両親の愛情を全否定することになるため、信じようとしなかった。知弦とは別々の高校に進学してその後会うことはなかったが、高校で自身が恋をしたことにより本当の愛情がどうあるべきなのか気付く。
知弦への手紙には、今、心を許している人(原作では好きな人、アニメでは生徒会のメンバー)を紹介してほしいと書かれていた。
椎名 香澄(しいな かすみ)
深夏と真冬の母親で、見た目の年齢は20代後半。鍵が認めるほどの容姿の持ち主を持つが、言葉のチョイスが若干古く実際の年齢が読めない。
深夏との複雑な関係になってしまったきっかけであるおじさんとは破局したが、まだその時のこともあるためぎくしゃくとした関係が続いている模様。後に正式に再婚を決め、その人についていくために深夏と話し合い、親子三人で今の土地を今期の生徒会が終わる時期に離れることにした。
二人が生徒会で過ごしているような活き活きとした姿をあまり家では見ないらしく、鍵と協力して二人が鍵を媒体としてじゃれた姿を見た時には喜んでいた。
栗花落 杏子(つゆり あんず)
くりむの人生で初めての親友。くりむを「くーちゃん」と呼んでいる。
出会いは中学時代で、杏子はその頃に難病を患って入院をしていた。その時にくりむがプリントを届けてくれたのが仲が深まったきっかけである。医師から結果を期待しないよう告げられていた手術を受けたところ、奇跡的に病状が回復し生還を果たした。
物腰が落ち着いており、友達からは「頭『良さそう』」と言われるが実際はあまり得意ではないらしい。また、年寄りくさい趣味ばかり持つせいか、「堅物」や「年寄り」とまで言われることもある。
退院したら「外を走り回りたい」いう夢を持っていたためか、現在は「安全運転紅蓮隊」という暴走族の頭領になっている。昔は黒髪だったが、赤髪に染めてピアスも空けている。しかし根は昔と変わらず真面目なままのため、暴走族とはいえキッチリ法定内速度を守るという、中途半端なぐれ方をしている。これには両親は勿論、くりむさえ落胆している。
くりむに「私が見守る前で、仏頂面はしない」「しっかり上を向いて、胸を張って、歩くように」「友達を沢山作る」という契りを残す。
今はくりむとの関係も良好な方だが、くりむは杏子からの携帯着信音を「ブォンブォンブォン! ブォンブォン! ブォンブォンブォン!」とバイクを吹かすような音にしており、その関係性を他のメンバー(特に知弦)に心配されている。

[編集] その他の登場人物

藤堂 エリス(とうどう エリス)
声 - 清水愛
リリシアの幼い妹。『五彩』で初登場。
容姿は姉をそのまま小さくしただけというほど酷似しているが、性格はとても人懐っこく、リリシアとは似ても似つかない。
しかし一方で姉の教育が原因でゴシップ好きと化しており、鍵から将来を心配されるほど年齢的に嗜好の方向性が歪んでいる。また、年齢の割に聡い。
鍵のことが好きで「にーさま」と呼び慕うことが原因により、くりむを始めとする他の役員達が不機嫌になることも。
『七光』で再び登場、ふざけすぎたためか、鍵が一時的に記憶喪失となるきっかけを作ってしまう。
『九重』では姉を送って家まで来た鍵の存在に気付いたきっかけを、「にーさまのにおいがした」と言う。それを聞いたリリシアは、「あの生徒会に係わったために日に日に変な娘に・・・」と落胆した。
残響死滅(エコー・オブ・デス)
声 - 櫻井孝宏
善樹と同じく真冬のBL小説の中の登場人物で、小説内では鍵の兄という設定。元々は深夏の考えたバトル物の小説のキャラだが、以降は真冬のBL小説内での登場が多くなる。また、記憶喪失状態の鍵が何故か覚えていた記憶でもある。
秋峰 那奈(あきみね なな)
3年前に病死した葉露の実姉。『水際』にて、葉露が思考の中で那奈に話しかけるという形で初登場。
亡くなってなお弟を見守っている(?)とも取れる描写があり、葉露が死にかけると目を覚ますようにアドバイスしたり、葉露が凜々に対して告白を失敗するとからかいに来る。
多波 かおり(たなみ かおり)
大人びたグラビアアイドルで、巡とカメラの前では猫を被って「仲が良い」と巡と共に言い切っているが、実際の仲は険悪であり、お互い相手のことを嫌っている。
SONORA(ソノラ)
子供っぽいファッションを好む、大きな瞳を持つハーフ。一人称は「ソノラ」で、間延びした口調で喋る。
碧陽学園のような学園全体が仲の良い学校を暑苦しく感じて思っており、苦手としている。また、田舎くさい所も嫌がっており、学園を馬鹿にした。
合コンで出会った善樹のことを気に入っており、「好きだ」とも言ったが酷い振られ方をする。
ホイップ
魔法の国『ふんわりランド』に住む魔法猫。『ふんわりランド』を蹂躙した食魔王を倒し、復興のために、七つの創世宝石『ソフトジュエル』を集めることを目的にしている。
くりむの潜在的魔力量の大きさに目を付け、魔法少女になるように契約した。しかし、契約当日、全校生徒の前で正体をバラされたうえに、魔力を悪用しようとするくりむに手を焼いている。さらに、食魔王の正体は時間移動の魔法で過去に移動した桜野くりむ『暴食モード』だった。
『ふんわりランド』復興後は、くりむに魔力と記憶を消す呪文を唱えさせ、猫の絵を通して別世界を見る魔法でくりむの学園生活を見守っている。

以上で物語・作品・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。


[編集] 既刊一覧

[編集] 本編

葵せきな富士見書房富士見ファンタジア文庫〉、全10冊

巻数 タイトル 初版発行日付
(初版発売日付)
ISBN
1 生徒会の一存
碧陽学園生徒会議事録1
2008年1月25日
(2008年1月19日[4]
ISBN 978-4-8291-3252-4
2 生徒会の二心(ふたごころ)
碧陽学園生徒会議事録2
2008年4月25日
(2008年4月19日[32]
ISBN 978-4-8291-3278-4
3 生徒会の三振
碧陽学園生徒会議事録3
2008年7月25日
(2008年7月19日[33]
ISBN 978-4-8291-3313-2
4 生徒会の四散
碧陽学園生徒会議事録4
2009年1月25日
(2009年1月20日[34]
ISBN 978-4-8291-3366-8
5 生徒会の五彩
碧陽学園生徒会議事録5
2009年4月25日
(2009年4月20日[35][注 7]
ISBN 978-4-8291-3390-3
6 生徒会の六花(りっか)
碧陽学園生徒会議事録6
2009年7月25日
(2009年7月18日[36]
ISBN 978-4-8291-3417-7
7 生徒会の七光
碧陽学園生徒会議事録7
2009年12月25日
(2009年12月19日[37]
ISBN 978-4-8291-3468-9
8 生徒会の八方
碧陽学園生徒会議事録8
2010年6月25日
(2010年6月19日[38]
ISBN 978-4-8291-3529-7
9 生徒会の九重
碧陽学園生徒会議事録9
2010年10月25日
(2010年10月20日[39]
ISBN 978-4-8291-3572-3
10 生徒会の十代
碧陽学園生徒会議事録10
2012年1月25日
(2012年1月20日[40]
ISBN 978-4-8291-3719-2

2011年6月18日の「生徒会の木陰」発売に合わせて、以後絵はそのままに表紙デザインが一新される。
2011年8月15日には第1巻『生徒会の一存』の角川つばさ文庫版が発刊された。(ISBN 978-4-04-631177-1)児童向けの文庫という性質に合わせ、一部文章が若干マイルドな表現に改訂されたほか、巻末には作者の書き下ろし後書きあり。

[編集] 番外編

葵せきな、富士見書房〈富士見ファンタジア文庫〉、既刊6冊(2011年11月時点)

巻数 タイトル 初版発行日付
(初版発売日付)
ISBN 収録話 初出
ドラゴンマガジン
初出発売日
1 生徒会の日常
碧陽学園生徒会黙示録1
2008年9月25日
(2008年9月20日[5]
ISBN 978-4-8291-3328-6 生徒会の零話 2008年2月号 2007年12月27日[41]
実録! 生徒会選挙ポスターの裏側! 2008年5月号 2008年3月19日[16]
会長の宣言 2008年5月号付録
リニューアルする生徒会 2008年5月号
二年B組の一存 2008年7月号付録 2008年5月20日[16]
書き下ろし
2 生徒会の月末
碧陽学園生徒会黙示録2
2009年9月25日
(2009年9月19日)
ISBN 978-4-8291-3440-5 のっとる生徒会 2008年9月号 2008年7月19日[16]
祝う生徒会 2008年11月号 2008年9月20日[16]
アニメ化する生徒会 2009年3月号 2009年1月20日[16]
会長の手紙 2009年1月号付録 2008年11月20日[16]
二年B組の姫君 2009年1月号
書き下ろし
3 生徒会の火種
碧陽学園生徒会黙示録3
2010年3月25日
(2010年3月20日)
ISBN 978-4-8291-3498-6 それらしい生徒会 2009年5月号 2009年3月19日[16]
会長の聖書(バイブル) 2009年5月号付録
「生徒会の一存」下じき
仕切り直す生徒会 2009年11月号 2009年9月19日[16]
二年B組の就寝 2009年9月号 2009年7月18日[16]
書き下ろし
4 生徒会の水際
碧陽学園生徒会黙示録4
2011年2月25日
(2011年2月19日)
ISBN 978-4-8291-3611-9 フィギュア化する生徒会 2010年1月号 2009年11月20日[16]
一年C組の現状 2010年7月号付録
『一年C組の日常』
2010年5月20日[16]
秋峰家の事情
僕らの私情
書き下ろし
5 生徒会の木陰
碧陽学園生徒会黙示録5
2011年6月25日
(2011年6月18日)
ISBN 978-4-8291-3647-8 書き下ろす生徒会 2010年7月号付録 2010年5月20日[16]
二年B組の遊戯 2010年5月号 2010年3月20日[16]
ドS探偵 紅葉知弦 2010年9月号 2010年7月20日[16]
S級エスパー★宇宙守 2010年11月号 2010年9月18日[16]
Sサイズハンター桜野くりむ 2011年1月号 2010年11月20日[16]
書き下ろし
6 生徒会の金蘭
碧陽学園生徒会黙示録6
2011年10月25日
(2011年10月20日)
ISBN 978-4-8291-3689-8 反抗する生徒会 2010年3月号 2010年1月20日[16]
逆生徒会の一存 2011年3月号 2011年1月20日[16]
大生徒会の一存 2011年5月号 2011年3月19日[16]
偽生徒会の一存 2011年7月号 2011年5月20日[16]
書き下ろし

[編集] 付録文庫

葵せきな(杉崎鍵)、富士見書房〈ドラゴンマガジン文庫〉、既刊2冊(2009年6月時点)

  • 『二年B組の一存 碧陽学園生徒会議事録外伝』(『ドラゴンマガジン』2008年7月号付録、2008年5月20日発売[16]
  • 『生徒会の福袋 碧陽学園生徒会議事録外伝』(『ドラゴンマガジン』2009年7月号付録、2009年5月20日発売[16]
  • 『一年C組の日常 碧陽学園生徒会議事録外伝』(『ドラゴンマガジン』2010年7月号付録、2010年5月20日発売[16]
    • 「開拓する生徒会 碧陽学園生徒会議事録外伝」(初出:ゲーマーズ限定『生徒会の一存 碧陽学園生徒会議事録1』購入特典小冊子)
    • 「踏み込む生徒会 碧陽学園生徒会議事録外伝」(初出:ゲーマーズおよびアニブロゲーマーズでの『生徒会の三振 碧陽学園生徒会議事録3』と『ドラゴンマガジン』2008年9月号の両方購入特典小冊子)
    • 以上の既出作品のほか、書き下ろしを含む


[編集] 文庫未収録作品

  • 「販促する生徒会」(作者のブログでの公開、2007年9月28日付[42]
  • 「行ってきた生徒会 碧陽学園生徒会議事録外伝」(アニブロゲーマーズ[注 8] での『生徒会の四散 碧陽学園生徒会議事録4』と『ドラゴンマガジン』2009年3月号の両方購入特典小冊子)
  • 「マテゴ&生徒会 合同飲み会」(作者のブログでの公開、2009年2月3日付[43]
  • 「ひみつの生徒会」(ホームページおよび『ドラゴンマガジン』の企画「桜野くりむのオールナイト全時空」の採用者がもらえるミニ小説)
  • 「生徒会の裏話 碧陽学園生徒会議事録外伝」(ファンタジア文庫創刊21周年フェア全員サービスでもらえる小冊子)
  • 「競う生徒会」

[編集] 漫画

[編集] 生徒会の一存

10moによるコミカライズ。富士見書房刊の『ドラゴンエイジPure』Vol.12より連載されていたが同誌がVol.15で休刊したことに伴い『月刊ドラゴンエイジ』に移籍、2009年3月号より連載を再開した。 ほぼ原作に忠実だが多少アレンジされている。また、話の順番は一部原作と異なる。

書誌情報

葵せきな(原作)・10mo(作画)・狗神煌(キャラクター原案) 『生徒会の一存』 富士見書房〈角川コミックス・ドラゴンJr.ドラゴンコミックスエイジ〉、既刊4巻(2010年12月時点)

[編集] 生徒会の一存 にゃ☆

水島空彦によるコミカライズ。角川書店刊の『コンプティーク』2009年6月号から2010年1月号まで連載されていた。原作のスピンオフという位置付けになっており、1話から中目黒が登場する。

書誌情報

葵せきな(原作)・水島空彦(漫画)・狗神煌(キャラクターデザイン) 『生徒会の一存 にゃ☆』 角川書店〈角川コミックス・エース〉、全1巻

[編集] 生徒会の一存 ぷち

砌練炭による4コマ漫画。角川書店刊の『月刊コンプエース』2009年11月号より連載中。また『コンプティーク』でも、2010年2月号より連載されている。『コンプエース』2010年11月号からは「生徒会の一存 ぷち だっしゅ」と改題されている。

書籍情報

葵せきな(原作)・砌練炭(漫画)・狗神煌(キャラクターデザイン) 『生徒会の一存 ぷち』 角川書店〈角川コミックス・エース〉、既刊1巻

[編集] 生徒会の日常

アシオによるコミカライズ。富士見書房刊の『月刊ドラゴンエイジ』2011年7月号より連載中。宇宙巡がメインの原作番外編をもとにしたストーリーとなっている。

[編集] 生徒会の一存 乙

水島空彦によるコミカライズ。角川書店刊の『コンプティーク』2011年10月号より連載中。1年C組の話が中心。

[編集] テレビアニメ

2009年10月から12月までUHFアニメの形態で放送された。また、BS日テレやインターネットでも放送された。2010年2月からは、BS11でも放送。全12話。第2期の放送も決定している。

BS日テレではアバンタイトル時に「部屋を明るくして少し離れてご覧ください」のテロップが入り[注 9]、第5話では「一部に変則的なパターン模様のシーンがあります。部屋を明るくして近づきすぎないようにして見てください。」の注意が表示された。

各話の内容は、基本タイトルに準じているが、ところどころに他の話のエピソードが挿入されることがある。前述の通り様々な作品のパロディが多いが、原作で字が伏せてあった名称は音声処理をせずそのまま使用されている。ただし、他作品の登場キャラクターの描写は、素顔が映らないように配慮されている。また、これらのパロディ元の製作会社が、「協力」としてクレジットされることがある。

作者の地元である北海道が舞台であり、北海道関係企業が「協力」としてクレジットされたにも関わらず北海道での地上波放送がなく、「作品の舞台なのに現地で放送されなかったアニメ」の代名詞として挙げられることも多い。

ドラゴンマガジン5月号にて、再アニメ化することが発表された。放送時期、内容は未定。

2012年には札幌市営地下鉄の各駅の改札口に広告を展開している。

[編集] スタッフ

[編集] 主題歌

オープニングテーマ
Treasure
作詞・作曲・編曲 - 橋本由香利
歌 - 碧陽学園生徒会(桜野くりむ(本多真梨子)、紅葉知弦(斉藤佑圭)、椎名深夏(富樫美鈴)、椎名真冬(堀中優希))
エンディングテーマ

いずれも同一の原曲の、歌詞とアレンジを変えたものである。

話数 曲名 作詞 作曲 編曲 歌手
1 妄想☆ふぇてぃっしゅ! 綾菓と愉快な仲間たち 安斎孝秋 安斎孝秋 碧陽学園生徒会(桜野くりむ(本多真梨子)、紅葉知弦(斉藤佑圭)、椎名深夏(富樫美鈴)、椎名真冬(堀中優希))
2 上上下下左右左右BA RUCCA クジライヨシユキ
3 妄想☆ふぇてぃっしゅ! 〜椎名姉妹ver.〜 綾菓と愉快な仲間たち 安斎孝秋 碧陽学園生徒会 副会長と会計(椎名深夏(富樫美鈴)、椎名真冬(堀中優希))
4 妄想☆ふぇてぃっしゅ! 〜2ばん〜 碧陽学園生徒会(桜野くりむ(本多真梨子)、紅葉知弦(斉藤佑圭)、椎名深夏(富樫美鈴)、椎名真冬(堀中優希))
5 上上下下左右左右BA 〜がんばれくりむver.〜 RUCCA 碧陽学園生徒会 会長と書記(桜野くりむ(本多真梨子)、紅葉知弦(斉藤佑圭))
6 上上下下左右左右BA 〜2ばん〜 クジライヨシユキ 碧陽学園生徒会(桜野くりむ(本多真梨子)、紅葉知弦(斉藤佑圭)、椎名深夏(富樫美鈴)、椎名真冬(堀中優希))
7 妄想☆ふぇてぃっしゅ! 〜さすが!!知弦ver.〜 綾菓と愉快な仲間たち 朝井泰生
8 上上下下左右左右BA 〜椎名姉妹ver.〜 RUCCA クジライヨシユキ 碧陽学園生徒会 副会長と会計(椎名深夏(富樫美鈴)、椎名真冬(堀中優希))
9 ゆるぱ☆わンダフル chacha 朝井泰生 碧陽学園生徒会(桜野くりむ(本多真梨子)、紅葉知弦(斉藤佑圭)、椎名深夏(富樫美鈴)、椎名真冬(堀中優希))
10 ゆるぱ☆わンダフル 〜くりむ&知弦ver.〜 碧陽学園生徒会 会長と書記(桜野くりむ(本多真梨子)、紅葉知弦(斉藤佑圭))
11 ぜったいかいちょーせんげん? 桜野くりむ 安斎孝秋 桜野くりむ(本多真梨子)
12 ゆるぱ☆わンダフル 〜2ばん〜 chacha 朝井泰生 碧陽学園生徒会(桜野くりむ(本多真梨子)、紅葉知弦(斉藤佑圭)、椎名深夏(富樫美鈴)、椎名真冬(堀中優希))


[編集] 各話リスト

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督 総作画監督
1 駄弁る生徒会 花田十輝 佐藤卓哉 高林久弥 森本浩文 -
2 勉強する生徒会 加藤敏幸 ウクレレ善似郎 佐野恵一
3 取材される生徒会 うえだしげる 服部憲知 森本浩文
4 創作する生徒会 金﨑貴臣 内山まな 石川洋一 佐野恵一
5 休憩する生徒会 柳沢テツヤ 吉田俊司 桜井正明 森本浩文
6 差し伸べる生徒会 高本宣弘 神保昌登 工藤裕加 佐野恵一
7 踏み出す生徒会 福田道生 筑紫大介 森本浩文 -
8 嫉妬する生徒会 渡邊哲哉 星野尾高広
ウクレレ善似郎
佐野恵一
9 私の生徒会 金崎貴臣 高林久弥 石川洋一
山本佐和子
森本浩文
10 片付ける生徒会 小島正士 うえだしげる 胡陽樹
服部憲知
佐野恵一
11 欠ける生徒会 加藤敏幸 桜井正明
星野尾高広
森本浩文
森本浩文
12 生徒会の一存 金﨑貴臣
佐藤卓哉
神保昌登 石川洋一
佐野恵一
佐野恵一

[編集] 放送局

放送地域 放送局 放送期間 放送日時 放送系列 備考
愛知県 テレビ愛知 2009年10月2日 - 12月18日 金曜 25時58分 - 26時28分 テレビ東京系列
日本全域 BS日テレ 金曜 26時00分 - 26時30分 BSデジタル放送
アニメワン 2009年10月3日 - 12月19日 土曜 12時00分 更新 ネット配信 1週間無料配信
期間終了後は有料配信
アニメNewtypeチャンネル 第1話のみ無期限無料配信
第2話以降1週間無料配信
期間終了後は有料配信
神奈川県 tvk 土曜 25時00分 - 25時30分 独立UHF局 額縁放送
福岡県 TVQ九州放送 2009年10月4日 - 12月20日 日曜 26時30分 - 27時00分 テレビ東京系列
兵庫県 サンテレビ 2009年10月5日 - 12月21日 月曜 26時10分 - 26時40分 独立UHF局
埼玉県 テレ玉 2009年10月7日 - 12月23日 水曜 25時30分 - 26時00分
千葉県 チバテレビ 水曜 26時30分 - 27時00分
東京都 TOKYO MX 2009年10月8日 - 12月24日 木曜 26時30分 - 27時00分
日本全域 BS11 2010年2月19日 - 5月7日 金曜 24時00分 - 24時30分 BSデジタル放送
AT-X 2010年8月25日 - 11月10日 水曜 10時30分 - 11時00分 CS放送 e2!および、AT-X HD!のみ
フルサイズ

[編集] 映像特典

『桜野くりむの演説』

DVD第3巻収録の映像特典。

『紅葉知弦の語る童話』

DVD第4巻収録の映像特典。

[編集] 関連商品

[編集] 音楽CD

  • Treasure
  • 妄想☆ふぇてぃっしゅ!
  • 踊る生徒会
  • 生徒会の一存 キャラクター・ファンディスク

[編集] 書籍

  • 「生徒会の全集 碧陽学園生徒会公認ファンブック」、2010年3月30日初版発行(2010年3月19日発売[45])、ISBN 978-4-8291-7687-0

[編集] 第二期

2011年3月19日に富士見書房HPとドラゴンマガジン5月号にて再びアニメ化することを発表[46]、同年6月18日にアニメ公式ホームページでも「再びアニメ化」の発表が掲載されている。放送時期などは不明。

[編集] インターネットラジオ

碧陽学園☆校内放送』が2009年10月9日よりテレビアニメ公式サイト内および角川アニメチャンネル[注 1] にて配信されていた(毎週金曜日15時更新)。 2010年1月1日より『碧陽学園☆校内放送 放課後編』としてパワーアップし、2010年6月22日に最後の配信となった。

パーソナリティ

[編集] ゲーム

『生徒会の一存 -DSする生徒会-』
ニンテンドーDS対応ゲームとして、2010年3月25日に発売された[47]

[編集] カードゲーム

参加作品

[編集] 着うた

テレビアニメの主題歌の着うたはアニうた革命、生徒会の一存 碧陽学園生徒会モバイル支部にて配信中(2009年12月時点)。

[編集] 脚注

[ヘルプ]

[編集] 注釈

  1. ^ a b c 角川アニメチャンネル
  2. ^ 「スクープ!? 暴かれる生徒会 碧陽学園生徒会議事録外伝の外伝」で、「「ハ○ヒ」と「ドラ○ンボール」のネタが多い気がするのですが?」との質問が取り上げられている(『ドラゴンマガジン』2008年9月号、富士見書房、2008年、45頁)。回答でリリシアは否定している。
  3. ^ その後、2008年11月に鏡貴也いつか天魔の黒ウサギ』がシリーズ開始と同時に『ドラゴンマガジン』2009年1月号の表紙を飾った。
  4. ^ aoisekina (2009年9月10日). “色々”. 栄養の無いサプリメント. 2009年12月3日閲覧。aoisekina (2009年11月5日). “逆取材”. 栄養の無いサプリメント. 2009年12月3日閲覧。
  5. ^ aoisekina (2010年2月5日). “舞台”. 栄養の無いサプリメント. 2010年2月5日閲覧。
  6. ^ 『生徒会の一存』から『生徒会の月末』までのキャラクター紹介では「優良枠」でなく「特待枠」と表記されている。作者も『七光』の発売後まで気付いていなかったとのこと。 aoisekina(葵せきな) (2009年12月26日 15:25). “間違いだらけ”. 栄養のないサプリメント. エキサイトブログ. 2009年12月26日閲覧。
  7. ^ 『生徒会の五彩』の発売日は、富士見書房では2009年4月18日としている(『ドラゴンマガジン』2009年5月号、富士見書房、2009年、48頁)。
  8. ^ 2009年1月までにゲーマーズ店舗はアニブロゲーマーズ店舗に変更された。参照:アニブロゲーマーズ店舗展開のお知らせ (PDF)”. ブロッコリー (2008年8月20日). 2009年12月1日閲覧。
  9. ^ 同局では基本的にアニメ番組にはこのテロップは表示されない。

[編集] 出典

  1. ^ 山口直彦 「セカイ系と日常系」『ライトノベル研究序説』青弓社、2009年、150頁。ISBN 978-4787291882
  2. ^ 학생회의 일존-j노블 6월 출간 신작” (韓国語). JNOVEL (2009年6月8日). 2009年12月1日閲覧。
  3. ^ ::: 台灣角川 KADOKAWA ::: 學生會的一存 碧陽學園學生會議事錄1” (中国語). 台灣角川 (2009年8月12日). 2011年6月19日閲覧。
  4. ^ a b 生徒会の一存:ライトノベル:葵せきな”. 角川書店・角川グループ. 2010年5月1日閲覧。
  5. ^ a b 生徒会の日常:ライトノベル:葵せきな”. 角川書店・角川グループ. 2009年12月1日閲覧。
  6. ^ a b 雑誌バックナンバー(ドラゴンエイジ)”. 角川書店・角川グループ. pp. p. 2. 2009年12月1日閲覧。
  7. ^ a b c 雑誌バックナンバー(コンプティーク・コンプエース)”. 角川書店・角川グループ. 2011年10月26日閲覧。
  8. ^ リリシアとの問答形式の記事「スクープ!? 暴かれる生徒会 碧陽学園生徒会議事録外伝の外伝」でのリリシアの回答より(『ドラゴンマガジン』2008年9月号、富士見書房、2008年、45頁)。
  9. ^ 生徒会の夏、日本の夏”. 富士見書房. 2009年12月1日閲覧。
  10. ^ a b 『生徒会の二心 碧陽学園生徒会議事録2』287頁、あとがき等。
  11. ^ a b c 『生徒会の一存 碧陽学園生徒会議事録1』26頁、38頁、186-188頁、202-203頁、266-267頁、265頁、あとがき。
  12. ^ a b [リンク切れ]編集部に質問状:「生徒会の一存」 「この作品を出版していいの?」と話題に”. まんたんウェブ. 毎日新聞社 (2009年3月8日). 2009年3月30日閲覧。
  13. ^ a b c d e f 『このライトノベルがすごい! 2009』、18頁、25頁、70頁、84頁、85頁、87頁、88頁、89頁。
  14. ^ 『ドラゴンマガジン』2008年7月号の「9月号予告」で「「生徒会の一存」DM史上最速表紙デビュー!!」と記されている(『ドラゴンマガジン』2008年7月号、富士見書房、2008年、392頁)。
  15. ^ 生徒会の一存”. 富士見書房. 2009年4月29日閲覧。
  16. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y 雑誌バックナンバー(ドラゴンマガジン)”. 角川書店・角川グループ. 2011年10月23日閲覧。
  17. ^ aoisekina (2010年2月5日). “舞台”. 栄養の無いサプリメント. 2010年2月7日閲覧。
  18. ^ 「碧陽学園☆校内放送放課後編☆9回目」放送分エンディングにて言明されている。
  19. ^ a b c 『生徒会の四散 学園生徒会議事録4』
  20. ^ 『生徒会の五彩 碧陽学園生徒会議事録5』あとがき、330頁。
  21. ^ a b c d 『ドラゴンマガジン』2008年9月号、富士見書房、2008年、4頁、6頁、8頁、10頁。
  22. ^ a b 『生徒会の一存 碧陽学園生徒会議事録1』。
  23. ^ a b c 『生徒会の三振 碧陽学園生徒会議事録3』
  24. ^ a b c 『生徒会の九重 碧陽学園生徒会議事録9』
  25. ^ a b 『生徒会の七光 碧陽学園生徒会議事録7』、76-114頁。
  26. ^ 『生徒会の三振 碧陽学園生徒会議事録3』、226-227頁、238頁。
  27. ^ 『生徒会の水際 碧陽学園生徒会黙示録4』
  28. ^ 『生徒会の八方 碧陽学園生徒会議事録8』。
  29. ^ 『生徒会の火種 碧陽学園生徒会黙示録3』。
  30. ^ 『生徒会の日常 碧陽学園生徒会黙示録1』、186-188頁。
  31. ^ドラゴンマガジン』2009年7月号の付録の小説『生徒会の福袋 碧陽学園生徒会議事録外伝』カバー下の表紙によりビジュアルが明らかになった。
  32. ^ 生徒会の二心:ライトノベル:葵せきな”. 角川書店・角川グループ. 2010年5月1日閲覧。
  33. ^ 生徒会の三振:ライトノベル:葵せきな”. 角川書店・角川グループ. 2010年5月1日閲覧。
  34. ^ 生徒会の四散:ライトノベル:葵せきな”. 角川書店・角川グループ. 2010年5月1日閲覧。
  35. ^ 生徒会の五彩:ライトノベル:葵せきな”. 角川書店・角川グループ. 2010年5月1日閲覧。
  36. ^ 生徒会の六花:ライトノベル:葵せきな”. 角川書店・角川グループ. 2010年5月1日閲覧。
  37. ^ 生徒会の七光:ライトノベル:葵せきな”. 角川書店・角川グループ. 2010年5月1日閲覧。
  38. ^ 生徒会の八方:ライトノベル:葵せきな”. 角川書店・角川グループ. 2010年6月20日閲覧。
  39. ^ 生徒会の九重:ライトノベル:葵せきな”. 角川書店・角川グループ. 2010年9月5日閲覧。
  40. ^ 生徒会の十代:ライトノベル:葵せきな”. 角川書店・角川グループ. 2012年1月21日閲覧。
  41. ^ 雑誌バックナンバー(ドラゴンマガジン)”. 角川書店・角川グループ. pp. p. 2. 2009年12月1日閲覧。
  42. ^ aoisekina (2007年9月28日). “販促する生徒会”. 栄養の無いサプリメント. 2009年12月1日閲覧。
  43. ^ aoisekina (2009年2月3日). “マテゴ&生徒会 合同飲み会”. 栄養の無いサプリメント. 2009年12月1日閲覧。
  44. ^ 生徒会の一存1:コミック&アニメ:10mo”. 角川書店・角川グループ. 2009年12月1日閲覧。
  45. ^ 生徒会の全集:コミック&アニメ:”. 角川書店・角川グループ. 2010年3月20日閲覧。
  46. ^ 富士見書房|生徒会の一存 What`sにゅ~
  47. ^ DS「生徒会の一存 DSする生徒会」は3月25日発売! 妄想内タッチイベントも アキバ総研

[編集] 参考文献

  • 「'09 クローズアップ! 「生徒会の一存」シリーズ 葵せきなインタビュー」『このライトノベルがすごい! 2009』 宝島社、2008年12月6日、84-89頁。ISBN 978-4-7966-6695-4

[編集] 外部リンク

個人用ツール
名前空間
変種
操作
案内
ヘルプ
ツールボックス
他の言語