高校鉄拳伝タフ

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高校鉄拳伝タフ
漫画
作者 猿渡哲也
出版社 集英社
掲載誌 週刊ヤングジャンプ
レーベル ヤングジャンプ・コミックス
発表号 1993年33号 - 2003年29号
巻数 全42巻
OVA
原作 猿渡哲也
監督 西本由紀夫
キャラクターデザイン 木崎文智
アニメーション制作 AIC
製作 スパイク
発売日 第1巻:2002年1月31日
第2巻:2002年3月28日
話数 全2話
テンプレート - ノート
ウィキプロジェクト 漫画アニメ
ポータル 漫画アニメ

高校鉄拳伝タフ』(こうこうてっけんでんタフ)は、猿渡哲也による日本漫画作品。『週刊ヤングジャンプ』(集英社)にて連載された。

概要[編集]

『週刊ヤングジャンプ』で1993年から2003年まで約11年にわたって連載され(原案は作者が1993年に発表した、宮沢が主人公の読み切り『男純情恋歌』)、2003年からは続編の『TOUGH』が連載された。

OVA化もされ、ビデオは2巻までリリースされた。また、対戦者として登場してくる格闘家や武術家たちは、大半は実在の人物がモデルになっている。外伝に主人公の父親・宮沢静虎の活躍を描いた『OTON』がある。作品の特徴としては筋肉描写が非常に緻密で、終盤(単行本30巻以降)からは『TOUGH』に近い絵柄となっていく。

ストーリー[編集]

最強の実戦的古武術として名高い灘神影流(なだしんかげりゅう)の継承者の家庭に生まれた高校生、宮沢熹一が高校スポーツ界のスター選手から、プロ格闘家、裏の武術家らと格闘戦を交わし、ライバルや戦友と交流していくというのが基本的な筋。空手柔道ボクシングプロレスムエタイ相撲柔術など様々な格闘技の達人が登場し、死闘を繰り広げる。

最初は高校の格闘技の強豪を倒し、その後アイアン木場の送り込んできた刺客を倒し、そしてTDK編(TDKについては下記で紹介)に入り、最後に鬼龍VS静虎、の構成となっている。

登場人物[編集]

灘神影流[編集]

宮沢熹一(みやざわ きいち)
声 - 岩田光央
本作の主人公。灘神影流活殺術(なだしんかげりゅうかっさつじゅつ)第15代目継承者。通称「キー坊」。猿渡哲也の別著『SOUL』第4巻収録読切『男純情恋歌』で初登場。青葉工業高校2年の17歳、身長172cm、体重60kg〜65kg(喧嘩ごとに体重が移っている)。好物はブタマン。嫌いな物は不良、幽霊、お化け。将来の目標はアクションスター(初期)、もしくは世界最強の選手になってオリジナルの灘神影流を作り上げること(最強の選手になりたいが、父・静虎は例外としている)。父である静虎の教えを守りつつ、日々継承者として修練を積んでいる。一見して不良の風貌と言動だが、先述の通り「不良嫌い」を公言するなど、堅実な価値観の持ち主。父の言い付けながら地域の清掃活動や草取り会にも真面目に参加しており、地域の主婦や子供たちから慕われている。学校でも圧倒的な強さから勝手に番長と見なされているが、本人にその気はまるでない。学生の本分である学業面では無遅刻無欠席、毎日2時間以上勉強を続けるなど非常に勤勉(ただし優等生ではないらしく、成績は得意科目の英語で「25点は取れる」と自己申告している)。
喧嘩の技術は伝説の流派を継承しているだけあって高校生を超越しており、不良はもちろんプロの格闘家でも歯が立たない。柔道、プロレス、柔術、相撲、ムエタイ等の選手と積極的に他流試合を行い、相手の良い所を吸収していくスポンジのような柔軟さと素直な気質を持ち合わせる。相手の技を流派に取り込んだり、会得した奥義を実践で独自に改良したりとその成長力は計り知れない[1]。物語後半、父・静虎に初めての反抗をしてまで強い奴と闘いたいという理由でTDKに出場。東、エンゾウ(戦いには勝利したが、熹一の心臓停止を食い止めるために静虎が体に触れたため反則負けという扱いになった)、木場真一(リザーバー戦)、ゴードンを破ったが、決勝でガルシアに敗北して準優勝となる。戦いに悔いは無かったが、禁断の蠢蟹掌二度撃ちで試合後にガルシアが死亡したことに罪の意識を負うが、終盤に格闘家としての道を歩む決意を固める。
宮沢静虎(みやざわ せいこ)
声 - 船木誠勝
熹一の父。灘神影流活殺術第14代目当主。熹一からはオトン大阪弁で“お父さん”)と呼ばれ敬慕されている他、その名を知る格闘家からは「静かなる虎」と呼ばれる。本業は銀行員だが、副業で現在も裏の仕事を引き受けている。
暗殺拳の継承者でありながら徹底したヒューマニストで不殺を目標に掲げており、息子の熹一にもそれを教え込んでいる。他者に優しく自身に厳しいストイックな性格で、姉の由美子いわく「(周囲への優しさは)人一倍弱いからこそ、人の弱さが良く分かる」とのこと。例外的に息子の熹一には時として過酷なほどに辛く接することもあるが、それは期待への裏返しでもある。アーノルド・シュワルツェネッガー似の筋肉質な巨体と強面の人物だが、家族以外の人間には礼儀正しい態度を崩さない。熹一には流儀伝承の関係もあって家父長的に振舞うが、実はウサギマークの茶碗やバスタオルを愛用するなど顔に似合わず可愛いもの好き。また父子家庭のため、仕事と両立して家事洗濯を完璧にこなしている。他に名前のよみが「せいこ」と女っぽいことを気にしており、熹一などの親類以外には本名をずっと隠していた(だが終盤に熹一が義生などにバラしてしまった)。
格闘家としては技巧だけでなく驚異的な身体能力を持ち、キックは160kgの巨体であった栗須革了を一撃で吹き飛ばし、動くスピードは幻舟いわく「人間の動きではない」と言わしめ、銃弾すらも状況においては回避可能。また、剣術の達人を相手にしても夜目で視界を封じられながら降すなどその強さは常人を越えていて、特に実兄の鬼龍と比較して「攻めの鬼龍・守りの静虎」と称される防御・回避の名手。戦い「殺法は活法に通ずる」というモットーのもと、灘神影流を応用した治療術を持つ。終盤に愛息熹一のため、灘神影流のために「呪怨」を復活させて灘神影流を破滅に追いやろうとしている鬼龍と闘う。力を解放した鬼龍の真正呪怨の前に立ち上がり究極奥義「幻瀧」を繰り出すものの敗北、呪怨の後遺症で苦しむことになる。強脚「タイガーフット(虎脚)」の持ち主。
作者は静虎には特別な思い入れがあると語っており(42巻あとがきより)、彼を主人公にしたスピンオフ作品(一話だけ鬼龍の話が存在)『タフ外伝 OTON』が存在する。
宮沢鬼龍(みやざわ きりゅう)
静虎の双子の兄。「悪魔」「怪物を超えた怪物」と呼ばれ恐れられている。兄の尊鷹から腎臓移植を受けており、手術痕が唯一の弱点となっている。天才的な頭脳を持ち、性格は残忍。ニーチェを愛読し、神や運命を冒涜しているが、その一方で熹一に灘神影流の運命を背負わせようとするなど、運命論者的な側面をも持つ。武術以外にピアノなどもでき、ピカソの作品「ゲルニカ」を批判し認めないなど、美術の心得も持っている。単に残虐なだけでなく、熹一を励まし育て上げようとするなど、期待をかけた相手には面倒見がいい面もある。本作では最終的に、宮沢鬼一郎が編み出し、あまりにも危険な技の為に排除された奥義「呪怨」の復活と、自らの野望である「灘神影流を潰す」ために静虎と闘う。塊蒐拳を受けてもなお立ち上がる静虎に対し力を解き放ち、真正呪怨によって倒した。得意技は灘神影流殺法および呪怨、塊蒐拳(かいしゅけん)、蠢蟹掌、レイトツなど。天性の剛脚、「ドラゴンフット」の持ち主。
宮沢尊鷹(みやざわ そんおう)
静虎、鬼龍の兄。若くして超人的な強さを誇り、灘神影流の次期当主となるはずであった。鬼龍と静虎をヤクザから守る為、自ら利き腕の小指を食いちぎる。神事「男魂祭り」の厄負人となり、利権絡みのヤクザと一万の男らに襲い掛かられたが、見事に厄負人を務めきった。その後、男魂祭りで重傷を負った鬼龍に腎臓を移植している。宮沢家の数奇な運命に翻弄され、弟である鬼龍に決闘を挑まれてしまう。鬼龍に圧倒的な力の差を見せつけるが、不意を突かれて吊橋から突き落とされ、濁流の中に消え行方不明となる。得意技は塊蒐拳、鷹鎌脚、爆砕拳。
宮沢由美子(みやざわ ゆみこ)
静虎の姉。灘神影流を習うが現在は東京で整体院を経営している。静虎が昔、いじめられていた事などを知っていた。チンピラ程度であれば瞬時に撃退するほどの実力の持ち主。
宮沢金時(みやざわ きんとき)
声 - 西前忠久
熹一の祖父で尊鷹、鬼龍、静虎、由美子の父親。灘神影流活殺術13代目当主。かなりのスケベで、年をとってもなお女好きである。宮沢鬼一郎の呪怨を受けた弟の子の生き残りとして当主を全うする。灘神影流の里があった頃には、地元ヤクザとダム建設問題で命を狙われており、ヤクザを殺すことなく無傷で勝利している。鬼龍との戦いで不完全な呪怨を受けた。その後、荼毘に付され、遺影となった。

宮沢家の縁者[編集]

エドガード・C・ガルシア
通称「格闘マシーン」。17歳で格闘技の選手を彗星の如く撃破している選手で、アイアン木場を一度は歩行不能かつ言語障害にし、ギャルアッドの内臓を破裂させ、再起不能にさせた張本人。他にもモラヘスや、パブロ・スパーンのつれてきた、600戦無敗のウーゴ・ロドリゲスをボーン・トルネードで葬った。アメリカ軍の内密な研究で作られた人造人間[2](人工授精で産まれてきた)で、鬼龍のDNAを受け継ぐ男。自分は兵器という事を自覚しており、命令は絶対と認識していた為、人間が、ただの肉塊となっても何の感情も無かったが、アイアン木場とのリマッチで、闘いの悦楽を知る。そこから徐々にガルシアはプロジェクトを指揮する博士のいう事を聞かなくなり、また、自分の事を思ってくれた人(後述のクリス)を博士らに消されてしまった為、完全に自立してしまう。機械でなく、人間として死にたいと思うようになった。TDKではリカルド伊藤、栗須革了を瞬殺し、朝昇も完膚なきまでに叩きのめした。「怪物を超えた怪物」が父親と知ってから、超人的な能力を持つ静虎が父親だと思い込む。その心を静虎に扮した鬼龍に弄ばれ、憎しみ以上の感情を植えつけられ、TDK決勝で熹一を殺そうとする。パンチ力は鼓膜を破るほどの威力を持ち、相手の肉を断つ。キック力はそれ以上の驚異的な物。寝技も凄まじく、どんな動きでも掌握できる。また、爪を剥がされても全く心拍数が動じず、自分の内臓の位置を調節する。骨が異常に曲がるボーン・コントロールによって全く関節技が効かず、それによって初めてボーン・トルネードという荒技が可能(米アカデミーで鬼龍が取得させる)。昔は名前が無く、海兵隊で格闘技のプロを倒し、そして、その時の褒美として鬼龍が当時に死んだ海兵隊の名前をつけてやれと博士に言い、それ以来彼の名前となっている。完璧な格闘技術を持つが、短命という弱点がある。鬼龍がいうには精神年齢は12歳、肉体年齢は80歳らしい。熹一とのTDK決勝では、渾身の右ストレートで熹一を葬り優勝したが、試合中の熹一の禁忌とされる蠢蟹掌2度打ちを受けて試合直後に危篤、心不全で絶命。
李牡丹(り ぼたん)
香港の武術会や黒社会とも繋がりが深い、有力一族の美女。実は李一族は、「呪怨」の使い手だった宮沢鬼一郎の子孫で、彼女も灘神影流の縁者といえる。鬼一郎は「呪怨」で宮沢一族を破滅に追いやりかけた自責の念から日本を逃れ、中国に渡る。その子孫の李一族には、今も「呪怨」の秘伝書の片割れが伝えられており、鬼龍は牡丹に、それを自分に渡すように要求する。牡丹はそれを拒否するが、差し向けた護衛をあっさりと全滅させた鬼龍の暴威の前に、秘伝書を渡してしまう。

灘心陽流[編集]

黒田光秀(くろだ みつひで)
声 - 杉田智和
灘心影流と対になる流派・灘心陽流の伝承者。黒田の親友である成瀬を試合で亡くしてしまい、それ以来拳を封印する。しかし、熹一との決闘で心を開き、それ以後熹一の親友として技の練習などに力を貸す。また金田との戦いに自分が身代わりになって熹一に弱点を教えようとした。アイアン木場と熹一の一騎打ちの途中に突然居なくなり、16巻以降は一切登場していない。得意技は破心掌、飛び回し蹴りや空中四段蹴りなどの空中技。

ワールドプロレス社[編集]

アイアン木場(アイアン きば)
声 - 若本規夫
日本最大のプロレス団体「ワールド・プロレス」総師。アイアン木場はリングネームで、本名は木場正治。身長191cm、体重110kg。公式戦績は230勝11敗、1982年のNWL7代優勝など数々の記録を持ち、プロレスの生ける伝説として圧倒的知名度を誇る。興行としてのプロレスや団体運営に徹しているビジネスマンだが、同時に非公式のセメント(真剣勝負)や他流試合を行い、此方でもほぼ無敗を誇るなど実戦派のプロレスラーとして「プロレス最強論」を裏と表の双方で証明し続けてきた。それ故にかつて静虎との実戦に敗れ、しかも片目を失った(静虎も肋骨を2、3本折るなど重傷を負う)事に激しい復讐心を抱いている。船田幸司と熹一の一戦以来、灘神影流を潰す為に様々な選手を灘神影流に送り込み、物語中盤の実質的な黒幕役であった。
父は格闘界の超巨星、力山大道(モデルは力道山)、母は力山の愛人で自身は妾の子だった。母が力山の後を追い自殺した後に力山の正妻に引き取られ、暴力的で荒んだ育てられ方をする。しかしその正妻さえも力山の為に何度も整形すなど正気を失っている事にの魅力を知らされ、恨むよりも父の様な強者になりたいとの野心を抱く。こうした家庭環境の影響か私生活は不幸で既に8回の離婚経験があり、それでいて常に何人もの愛人を抱えている好色家。子供は正妻との・活一郎と、妾の子で長男の真一の二人がいる。
様々な刺客を送り込んだ末、最後には自ら静虎との再戦に望むが直前に酔っ払いを庇った事で静虎が意識不明の重体に陥る。代理として熹一に自分との勝負を受けるように挑発し、深夜のプロレスリングで5時間にも渡る闘いを繰り広げる。一度は熹一の決死の奮闘によりダウンに追い込まれたが、意識を失いながら気迫のみで最後の技を繰り出し逆転勝利を収めた。熹一との死闘で憑き物が落ちたらしく、以前の様に灘神影流への憎悪を極端に募らせる事はなくなった。しかし活一郎とキー坊との将来の対決を予告したり、真一を自身と同じ過酷な環境で育てる事で灘神影流を越える人間に育てようとするなど、その闘争心は未だ旺盛だった。
その後は復帰戦として台頭するバーリ・トゥード大会に団体の名を背負って出場、しかしそこでガルシアにボーン・トルネードにより頸椎を破壊され、左半身麻痺と言語障害を患い危篤状態になる。その後、宿敵であった静虎の施術によって驚異的な回復を示し、ケージファイトでのガルシアとのリマッチに挑む。今度は以前よりもガルシアを苦しめるなど意地を見せるが、約1時間の激戦の末に敗北する。試合後、ガルシアと戦うため無理な荒療治で寿命を磨り減らしている事が判明、熹一との会話中に急性心不全により絶命した。没後、遺産を投じて総合格闘技大会「TDK」を開催する遺言が公表された。
モデルはジャイアント馬場アントニオ猪木の合成。得意技はジャーマン・スープレックス、スクリューネッククラッシャー、アイアンドライバー。ローキックは木製バット3本をへし折るらしい。
高石義生(たかいし よしき)
声 - 梁田清之
人食い義生」の異名を持つプロレスラー。熹一の呼び方はヨッちゃん
登場時から2年前、メキシコにおけるルチャリブレの試合中、国民的人気を誇る花形レスラー、チコ・フェルナンデスを必殺技キャノンドライバーで一瞬にして破壊、再起不能にしている。その事件によってプロレス界から追放されていたが、アイアン木場の誘いを受け、彼への挑戦権を報酬としたワールド・プロレスの刺客として、熹一の前に現れた。
学生時代にレスリング、タイでの3年間の修業でムエタイを学び、組技・投げ技・立ち技の何れにも隙のない実力を持つ。
格闘技に対しての姿勢は真摯且つ真剣そのもので、時に凶暴残酷な顔も見せるが、無闇に格好をつけたりやせ我慢をしてみたり、また妹のアケミにはまったく頭が上がらないなど、変にコミカルな一面を持つ。
登場以来熹一とは妙にウマが合い、馴れ合うことこそないものの、レムコ戦の際には自らコーチを買って出るなど、「友達」として結構仲良く付き合っている。
木場に憧れてプロレス入りした経歴から、プロレスラー超人説を信じており、あくまで自分の職業はプロレスラーであると公言している。
過去デビルファクトリーにも在籍していたが、阿久津とソリが合わず、すぐに脱退した。
モデルは高橋義生。トレードマークはバンダナに長髪(その時々によりモデルの高橋に合わせて短髪になる事もある)、左目下の切り傷跡。
得意技は代名詞的必殺技であるキャノンドライバー(パイルドライバー系の技だが、足を固定した状態で、頭に足を乗せて落とす危険な技)の他、ジャーマン・スープレックス等。
鬼川平蔵(おにかわ へいぞう)
声 - 井上文彦
古流柔術の経験者で元プロレスラー。実力至上主義のプロレスに徹したため、関節技の実力は随一と称されながらも地味な経歴で引退に追い込まれ、表のプロレスから去る。その後は裏の世界で会社やプロモーターの意向に逆らうプロレスラーに「制裁」を与える仕事を続けており、再起不能から一ヶ月程度の怪我まで自在に骨を破壊できる技量から壊し屋オニ平として恐れられる。歯の多くが抜けた初老の男性ながら凄まじい技量を誇り、様々な流派の関節技を完璧に使いこなす。木場の命で船田に制裁を与えた後、熹一に闘いを仕掛けるが、灘神影流奥義・巨蛸固めに敗北。実力も無いのに持て囃されるレスラーへの僻みから壊し屋を続けていたが、熹一との闘いで足を洗う決意を固める。
ストリッパーの妻との間に一子を儲けており、子について「本当は壊すよりも作るほうが好き」と語るなど面倒見の良い性格。そうした考えから若い頃にあらゆる技術を教え込んだ愛弟子・左門清正を育て上げるも、自らでも止められない怪物と化してしまい、自らも熹一敗北の制裁として左門に顔面を陥没させられた上に腕を折られて重体となる。左門の更生を託す意味もあり、左門との闘いに挑む熹一に自らが編み出した奥義・飛翔閻魔固めを教える。また木場との戦いで静虎が負傷した際、熹一の祖父より灘神影流奥義・百足固めを教えられ、代理として熹一に伝授した。得意技は飛翔閻魔固め、百足固め。モデルはヴォルク・ハン
左門清正(さもん きよまさ)
声 - 立木文彦
元プロレスラーで、アメリカの闇社会で「サモン」の名で恐れられる総合格闘家。鬼川が手塩にかけて育て上げた愛弟子で、全ての関節技術を叩き込まれた。また小柄なオニ平に比べて身体能力も高く、強力な打撃技を併せ持つトータルファイター。日本の公式試合に飽き足らず裏の実戦勝負で闘いを続け、遂には渡米してギャングの主宰する興行で殺し合いを演じるまでになった。鉄拳伝に登場する人物としては珍しく命がけの戦いを選んだ動機やトラウマを一切持たず(語らず)、ただ強さを追い求めて相手を殺める事すら躊躇わない戦いを続けている。先の裏興行では自らの奥義「地獄落とし」で戦意を喪失していた相手選手を再起不能にした。
静虎すら「あの男は強い」と評価したほどの実力を持ち、さらに銃を持った警備兵の片目を飛び蹴りの際に指で突き破って撃破するなど桁違いの強さを見せる。熹一との戦いでは師の技である飛翔閻魔固めを簡単に外すなど圧倒するが、静虎との一戦で臓器にダメージを与えられており、そこを巧に突いた熹一の反撃で飛翔逆さ閻魔固めと胴絞めチョークスリーパーで落とされ敗北した。初めて敗北した事で視野の広さを養い、師のオニ平とも和解してパンクラスの選手としてプロレスに復帰する。また渡米して再起不能した相手選手への謝罪に赴いて己の過ちに罪悪を感じるが、帰り道に強盗目的のチンピラに頭部と胸部を撃たれて即死する。
得意技は飛翔閻魔固め、地獄落とし。
船田幸司(ふなだ こうじ)
声 - 栗山浩一
若手のエース候補で、ワールドプロレス所属の新人プロレスラー。気弱な性格だが、ちょっとした事から熹一と戦う事になり、実力で熹一に圧倒されながらもプロレスラーの頑丈さと精神力を見せ付ける。車のガラスを頭から突き破る、自動販売機を持ち上げるなどの無茶な闘いを見せ、闘いの途中で「これ以上続けると命のやり取りになる」という静虎に気絶させられた。闘いの後は実戦で度胸が付いたらしく、難癖をつけてきた先輩レスラー二人を逆に叩きのめす行為に出る。しかし狼藉を働いた事から会社の制裁を受け、意向を受けたオニ平により片腕をへし折られた。
八田(やた)
プロレスラーで藤田に勝った。ジャーマン・スープレックスで沈めたが、あくまでショーである。
藤田(ふじた)
プロレスラーでいつも負け役の選手。八田との試合の後酔って、サラリーマンに馬鹿にされたので、プロレスラーの肉体のタフさを見せ付けていたが、静虎に止められる。その後静虎に喧嘩を売るが、キックで骨が折れた(関節で無い部位)。
天州(てんしゅう)
声 - 岸祐二
木場の跡を継いだ次ワールドプロレス総裁でチャンピオン。木場が在命時には左門にヘッドロックで落とされ、総裁になってからは祠部矢治らの熹一襲撃を鬼龍に命じられるなど、あまり強い立場ではないように思わせる。

拳術館空手[編集]

金田長英(かねだ ながひで)
拳術館空手の倉本鉄山の弟子で、YJオープントーナメントの優勝者。表面的には温和で優しい性格であるが、歪んだ嗜虐心を隠し持っている。見せ掛けの空手しか使えない西嶋の拳を破壊して勝利する、「友情」の為に試合を挑んだ黒田を嘲りながら必要以上に痛めつけて病院送りにする、戦いの前にわざと相手の攻撃を受けて正当防衛を成立させるなど、相手に容赦のない戦いを見せる。
拳術館空手に入門するまでは学校で壮絶なイジメを受けており、そこから脱したい一身で拳術館の拷問じみた鍛錬法を耐え切り、「人間凶器」とも言うべき鋼の肉体を手に入れる。地雷殺から爆丹拳の連携技を受け敗北。その後和解するものの、9巻以降は登場していない。得意技は霞連弾。モデルは金泰泳
倉本鉄山(くらもと てつざん)
明石市に住む空手家。様々な他流試合に勝利した超人。「一撃必殺は理論ではなく鍛錬でのみ達成される」「千の訓練を鍛とし、万の訓練を錬とせよ(宮本武蔵)」を旨とした、拷問じみた修練で知られる拳術館空手の創始者。絶え間なく身体への負担を与え続ける事によって全身の骨や皮膚が硬質化させ、土管を素手で叩き割るなどの常人離れした身体を得る事を第一とし、その肉体を駆使した「一撃必殺の空手」を信念とする。
友人が債権問題でヤクザに監禁されて事務所に乗り込みヤクザ23人と喧嘩をし、無傷で全員を病院送りにした経歴を持つ。しかし逆に一切怪我を負わなかった事が仇になって過剰防衛とみなされて逮捕され、以前からその存在を危険視していた空手界から追放された。この因縁から現在もヤクザに狙われているが、本人は全く問題にしていない。剣豪宮本武蔵を「先生」と呼び、尊敬している。酒乱気味で弟子の金田の頭を一升瓶で叩き割る、弟子との組み手で腕を折るなど粗暴な性格だが、厳しい鍛錬について来る者に対してはきちんと師弟愛を持っている。
有川道元(ありかわ どうげん)
かつては不死身の道元と呼ばれた。ベンチプレス200kg、スクワット300kgを出す。拳術館出身の空手家で熹一の事は倉本鉄山から聞いているそうである。東京に鉄心館空手を開いて大熊らを育て上げるものの、ギャルアットの道場破りにより壊滅させられる。道場主としてギャルアットに一騎打ちを挑むが、前蹴りとコブラソードの前に敗れ去った。
大熊(おおくま)
有川道元が育て上げた、鉄心館空手の中で最強の門弟。道元が熹一らと共に道場についた時にはギャルアッドに他の門弟共々倒されていた。

剛越流柔術[編集]

葵新吾(あおい しんご)
声 - 子安武人
剛越流柔術を操る少年。独特の訓練で柔軟性に優れ、腕ひしぎ十字固めが効かない程に柔らかく、また足を肩の上に乗せ、歩くこともできる。また、関節技の技量では熹一を軽く凌ぐほどである。裕福な家庭に生まれるも、父が病弱な兄を溺愛した為に愛情を向けられることはなく、兄の死後も父が兄を溺愛していたため、兄にコンプレックスを抱く。自宅庭園にて熹一と決闘するが、襷固めの変形である堅柔固めにより敗北。その時に父が初めて自分に対して悲しみの眼差しを向けてくれたのを見て、笑いながら絞め落とされた。その後、熹一と和解したが、幻舟が静虎に喧嘩を売ったのを止めに入った時に腕を一瞬で折られてしまった。得意技は蛇豪締め、不知火。
茨幻舟(いばら げんしゅう)
声 - 大塚周夫
剛越流柔術宗家で、葵新吾の師匠。無慈悲で非道な人格。角丸新太郎を半身不随にした張本人。また、他流試合で殺人未遂・傷害で収監されていた。相手の動きを読む事ができ、160cmに満たない60歳を過ぎた身体でデビルファクトリーの選手を瞬殺したが、静虎には破龍を繰り出すも、成すすべなく瞬殺された。得意技は破龍、不知火。

諸流派[編集]

加納剛次(かのう ごうじ)
アトランタ五輪代表で重量級の期待の星の高校生。幼少から柔道に専念し、ボクサー、空手家などの選手が打撃系が最強と思っているのを観て、柔道が最強な事を証明したいが為に努力していた。熹一と闘うも、菩薩拳の前に敗れる。得意技は柔道技全般、三年殺し山嵐
西島陽助(にしじま ようすけ)
熹一と1回戦でYJ空手トーナメントで対戦した相手で、大会チャンピオン。熹一の圧倒的な攻勢に押され続けるが、得点稼ぎに徹した戦いで勝利を得るという姿勢を見せて熹一から失望される。その後、金田との戦いでわざと拳を当てられ、グローブごと指を粉砕されて重傷を負った。モデルは西島洋介
オレッグ・ポビロフ
サンボのチャンピオン。新吾の挑発に乗り、飛びつき腕ひしぎを決めるが、関節の柔らかい新吾には効かず、蛇豪締めで両腕を折られる。モデルはオレッグ・タクタロフ
角丸信太郎(かくまる しんたろう)
龍宮流柔術15代目宗家。幻舟にへっぽこ柔術と馬鹿にされ勝負を挑むが奥義・破龍で首より下を不随にされる。しかし、静虎の懸命な施術によって歩くことができるまで回復する。
レムコ・ヤーロブ
熹一へのアイアン木場からの刺客の1人。ハワイの一角の誰も近づかないスラム街に生まれ住んでいた。母親はアルコール依存症で、夫は逃げてしまった。そんな母の為に相撲の横綱になって、ビッグマネーをつかんで、母とともに住む夢を持つ。レスリング経験などもある。相撲の階級制度に納得がいかず、また先輩の神魔関の虐待に不快感を覚え、周囲の弟子もろともパームボムでなぎ倒し、グッドファイターがいないとストリートファイトの道へ。熹一と一度目に闘った時、警察などが来たので一時中断。二度目の時に、デビルファクトリーで改造され、薬物(ステロイド)の力でパワーアップする。しかし、熹一の執拗なローキックによって脛周囲の筋肉、膝などを痛め、奥義一寸棒死の前に敗北。その後、熹一と和解した。必殺技は掌爆(パームボム)、デーモンスラップ。モデルはエマニュエル・ヤーブロー
ショーン・J・阿久津(ショーン・ジェイ・あくつ)
デビルファクトリー(最凶の格闘家を作るための施設で、義生やレムコを輩出した)館長。人体力学および心理学に精通していて、格闘技界のマッド・サイエンティストと呼ばれている。
神魔関(じんまぜき)
現役の力士で、レムコの先輩。レムコの態度が気に障るらしく(チャンコ番などをしない、態度が悪い)、バットで「かわいがり」をしようとしたが、そのバット共々パームボムで吹き飛ばされ、一撃必殺される。
ギャルアッド・スワンパクティ(เกรียงอาจ สุวรรณภักดี
ムエタイファイターで、ムエタイ戦績は16勝1敗(1敗はキックが金的に入った為)でストリートでは50戦無敗。タイのスラム街に生まれ、本物の貧困を知っており、敗北の恐怖を常に感じながら闘っている。生活の為のファイトマネーを稼ぐため、10歳の時にファイターになったが、相手を完膚無きまでに叩きのめし、それ以来試合を組まれなくなった。日本へは所用で来ており、そこで熹一と知り合う。熹一と闘い、その時に熹一の螺子拳を受け、その後の強烈なミドルキックなどを受けながらも何度も立ち(敗北は地獄と知っている為)、最後には勝利した。その後は熹一と仲良くなる。その後、試合を組んでもらう為、ガルシアと試合をするが、ガルシアのミドルキックにより、内臓破裂。再起不能となってしまった。彼の友達は、昔ギャルアッドに負けた元ムエタイファイターで、物乞いになる為に足を切り、現在はタイ料理の店をやっている知人がおり、彼のトラウマの1つになっている。得意技はしゃあっコブラソード、スパインウィップ。
戸口昭(とぐち あきら)
キックボクサーで、日本フェザー級チャンピオン。タイで評価されており、本場のムエタイでも成功する選手と見られているが、ギャルアッドのコブラソードで1ラウンドKOされる。
朝昇(ちょうしょう)
本名、朝田昇(あさだ のぼる)。通称「鼠の朝昇」、「奇人」。1,500以上の関節技を使いこなし、3,000本の骨を折って来たと言われる。関節技のエキスパートであり、指で相手の肋骨などをへし折る「毒蛭」や、顎を外して攻撃を回避するなど奇想天外な技術も持つ。首を絞められても2分間は耐えることができ、真剣の上を歩くことすらできる精神力を持つ。戦闘スイッチが入った時に発する言葉は「んかぁ!!」。身長は熹一よりも低い。
東大法学部卒業後司法試験合格。自分の追い求める完璧な人間が目標。エリートを自認するが、その割にコンプレックスが多い。以前、地下鉄のホームでマナーの悪い若者を注意した際、暴力で返され、その屈辱を克服するために格闘技術を学ぶこととなり、シュートアカデミーに入門。練習生時代に、シュートを馬鹿にしに来た一線級のプロレスラーを再起不能にした。それからプロレス界では朝田の名はタブーとなり、黒竜寺へ。そこで、死の恐怖を超越するために修行に励む。
モデルは朝日昇。得意技は毒蛭、毒蛭観音開き、顎蛭、神速タックル。本作のキャラクターでは続編の『TOUGH』に熹一の親族以外で唯一登場している(アイアン木場、高石義生は回想のみ)。
雲光(うんこう)
黒竜寺住職であり、英拳派宗家。熹一に留波拳で波動を入れ、瞬殺した。奥義の真言波を使いこなし、人肉の味を知る野良狼さえも安らかにさせることができる。ミスチルが好きで、イヤホンでよく聞いている。得意技は留波拳、真言波。
間堅(まがし)
レスリング元日本代表で義生の後輩。暴力事件でレスリング界から追放。昔は義生に負けてばかりだったが、今は勝てるといい、喧嘩を売る。黒竜寺で鍛え上げた肉体は筋肉の上に脂肪を着けており、熹一をして「とてもバランスがいい」と言わせた。しかし義生のチョークスリーパーに1分以上かけさせながらも落とされた。強い者に媚び諂うような性格。御粥しか食べてはいけない黒竜寺の中で内緒に乾き物を食ったりしているそうだ。
露土馬(ろどま)
魔物の露土馬。異種格闘技戦の各種タイトルをとり、英拳派究極奥義の真言波を求め、黒竜寺へ来た。パンチ一発で500kgの牛を昇天させ、猪を軽々殺す。真言波をかけ朝昇と闘うものの、毒蛭で肋骨を何本も折られ、さらに腕や指を折られ、膝関節を破壊される等され敗北。得意技は相手の脳天に強烈な肘打ちを叩き込む「楔打ち」。モデルはデニス・ロッドマン
マナブさん
朝昇の先輩で朝昇の回想の中で出てくる。シューターで、朝昇の所属していたシュートボクシングの代表。最初は朝昇が嘗めている態度で道場に来たので絞めたりしていたが、最後の方では朝昇を認めていた。モデルは山田学

TDK関連[編集]

「the Tournament Dedicated to Kiba」の略で、アイアン木場が生前に行うと決めていたトーナメントで単行本22巻〜38巻辺りまで、高校鉄拳伝タフはTDK編に入る。木場が選び抜いた選手16人(4グループ)の選手(革了、ピーター・カーマン、リカルド伊藤、バーグレー、ヒース、マーク・ハミルトン、河野、東、藤田剛三、エンゾウ、セルゲイ、ゴードン、ガルシア、熹一、義生、朝昇)+リザーバー(木場真一)の選手らがアイアン木場の残した200億の全財産+名声をかけて闘った。決勝は熹一とガルシアで、優勝したのはガルシア。

藤田尚矢(ふじた なおや)
藤田剛三の息子で、大学柔道の猛者であり、世界選手権も制している。柔道のキャリア、技術では父に劣るものの、ノールールの世界では圧倒的に上の選手。オリンピックでもメダルは確実と言われていたが、父親の借金のせいで柔道を辞め、働く事に。母親は病気で倒れている。朝昇が強いといい、また熹一の頸椎を背負い投げで痛めさせた。モデルは小川直也。得意技は一本背負いなど。
祠部矢治(しぶや おさむ)
通称「首刈りのシブヤ」。新横浜プロレス所属のプロレスラー。熹一・ゴードン戦後に、花道で熹一を不意打ちによりKOし、「熹一は弱い」と言い放った。プロレスラーとして、東京ドームを満員にしたいという夢を持っているが、所属している新横浜プロレスは2日で潰れ、再建を目指して闘った。新横浜プロレスの目標は、笑いもガチンコバトルもできる「子どもから大人まで楽しめるプロレス」らしい。ショープロレスはあまり得意でないがノールールの闘いではかなりの上級者。しかし、再戦では熹一の変形鰻絞めの前に敗北。モデルは渋谷修身
高坂剛眼(こうさか ごうがん)
悪魔の右腕を持つ男。安桐流体術。師である安桐院虚毘郎が10年前に鬼龍に殺され、鬼龍を倒す為、右手親指以外の4本の指を異常に鍛え、鋼のような貫き手「魔羅手」を作り上げた。誤解によって熹一と闘うものの、戦いの最中に戦意喪失。モデルは高阪剛
アルフレッド・蟇空(アルフレッド・ばくう)
西洋の古代の秘術、カバラと中国拳法を融合させたカバラ拳法の第一人者だが、鬼龍と闘い、敗北。その時に鬼龍に表情を奪われていた。熹一に催眠術をかけ、戦闘能力を奪ったが、覚醒した熹一の右アッパーの前に敗北。その後、静虎を斧で殺そうとするもあっさり避けられるが、その時に静虎の施術により表情を取り戻した。
栗須革了(くりす かくりょう)
アイアン木場が霊長類最強の雄と言わしめた強力の持ち主。その腕力は御神木を傾かせるほど。カーマンを円空投げ(タックルで両足を捕まえ、肩車のような状態から、円を描く様なフォームで地面に叩きつける)で沈めたが、第二戦では試合開始直後にエドガード・C・ガルシアの繰り出したパンチで、鎖骨が開放性骨折(折れた骨が、肉や皮膚を突き破って飛び出すこと)し、瞬殺される。モデルはクリス・ドールマン
ピーター・カーマン
殺人貴公子と呼ばれている。GP三年連続王者。来ると分かっていても避けられないハイキックを使う。幼少時に母親の過剰な暴力虐待を受けて育ってきた為、自らもそれに影響されている。革了の円空投げで沈められ、そのトラウマで幼児退行してしまい、以後の試合は棄権する。モデルはピーター・アーツで、苗字はオランダのキックボクサー、ロブ・カーマンから。
リカルド伊藤(リカルド いとう)
日系ブラジル3世。悪魔の寝業師と呼ばれるブラジリアン柔術王者。ヒースを超えるグラウンドの技術を持っているそうだが、ガルシアに3秒でKOされ、緊急入院に。得意技も実力さえも不明。外見モデルは布袋寅泰
マーベラス・バークレー
最強のハードパンチャー。世界統一ヘビー級チャンピオン。スラムの出身で、警官を殴り殺しかけていた時にMr. Kに拾われた。妻の浮気で顔面に暴行し、法外な額の賠償金を請求されてしまい、その賠償金稼ぎのため、TDKに出場。そのパンチは歴史史上最強と言われる。ボクシングの試合では反則となる後頭部へのラビットパンチで朝昇の目玉が飛び出させるが、朝昇は試合中に自力でそのダメージを修復してしまう。試合は、最後には膝の靭帯と50億円を稼ぎ出すと言われた右腕を折られ、三角絞めによって絞め落とされ、敗北。Mr. Kは怒り、そのまま、彼の額にタバコを押し付け、絶縁宣言をして帰ったが、骨が綺麗に折れていたため、1年もあれば復帰ができる予定。また、朝昇とも友情が生まれている。モデルは内面的にはマイク・タイソンだが、姿はチャールズ・バークレー
ヒース・クランシー
クランシー一族で次期当主。別名砂のヒース。兄、ゴードンを父を殺した仇としてTDK内で闘いを望んだが、マーク・ハミルトンに完敗する。その後、対マーク戦で重傷を負った体でゴードンと闘う。その試合で、父の死が父の自己完結だった事を知り、和解する。モデルはホイス・グレイシー。得意技はネック・ローリング。
マーク・ハミルトン
褐色の核弾頭。自他ともに認めるコンプリートファイター。過去に自分の母が目の前で父に銃殺されたのを見てそれがトラウマとなり、「淫売の息子」と呼ばれるとキレて止まらなくなる(いわく「勝利の呪文」)。マフィアのボスの女に手を出し、日本へ逃げてくる。試合ではヒースに圧勝。「ゴードンの無敗記録を破る男はこの男か」とまで言われたが、ゴードンの180ヒール・ホールドの前に敗北する。モデルはマーク・ケアー
河野正哉(こうの せいや)
弾丸特急と呼ばれる、正統派レスラー。義生と闘い、プロレス否定発言をするが、最後にオイシイ所を持っていった。敗北しながらも虚勢を張り、それを隠し通した姿でファンを引き戻した。敗北後旅に出た。モデルは橋本真也
東修人(あずま しゅうと)
通称「超巨人」。太道館空手の選手で3年連続空手トーナメントチャンピオン。212cm、120Kgの巨大な体格を有する空手家。十分な打撃力を持っているが、超筋肉増幅呼吸法(オメガ・パンプ・アップ)という呼吸法で攻撃力を高める事ができる。ただし、数分しか使えない為、そのチャンスを熹一に防がれ、スタミナが切れたところをボディブローの連打で仕留められた。得意技は空襲と呼ばれる連続の打撃。モデルはセーム・シュルトで、名前の元には東孝も含まれている。
藤田剛三(ふじた ごんぞう)
無差別級柔道界の至宝。柔道5段で、柔道界最強。愛人のマルゲリータとフィリピンで暮らすためTDKに出場も、エンゾウに完膚なきまでに叩き潰された。その後、ホテルで息子の尚矢に怪我した状態で更に痛めつけられ、その後自分が弱い父である事を認め、息子とともに病気で入院中の正妻の元に帰っていった。
笹川エンゾウ(ささがわ エンゾウ)
通称・狂犬。キング笹川の実弟。犬をも噛み殺すほどの凶暴さを持つ。親に捨てられた経験がある。生まれつき痛覚がなく、殴られても痛みを感じない。母親から暴力を受けていたため、暴力しか愛情表現ができずに痛みを知ろうとしていた。TDKでは1回戦で藤田剛三を瞬殺し、2回戦を控えた義生を私闘で半殺しにする。熹一との試合では裸絞めで失神するものの、熹一も意識を失い両者とも試合続行不能となる。その際に静虎が熹一に触れたことでルール上は勝利するが、試合後には熹一の勝利を認め、自ら準決勝進出を辞退。その後は義生と共に熹一を応援し、熹一の練習に一緒に付き合う。モデルはエンセン井上
セルゲイ・クリシチョフ
白狼と呼ばれたレスリングフリースタイル金メダリスト。国家警察に勤めている。ゴードンいわく筋力のバランス(速筋遅筋)が素晴らしいらしく、最大限のパワーとスピードを長時間発揮することができる。しかし、ゴードンの筋肉を超えた力によって、袈裟固めから頚動脈を絞められ、あやされて眠りにつくように敗北した。義生は彼の大ファンである。モデルはレスリングフリースタイル57kg級モスクワ五輪金メダリストのセルゲイ・ベログラゾフ
ゴードン・クランシー
伝説の柔術家・バーリ・トゥードの王。クランシー一族最強の男。500戦無敗で、最強に最も近い男と言われる。ゴードンの父親さえも最強と言わせる。TDK予選ではセルゲイをあやしつかせるように絞め落し、ハミルトンを180ヒールホールドで葬り去った。病気の息子のために闘っており、その治療費のために一試合1億円の破格なファイトマネーを要求している。また、自身の血流を多少調整することができ(ヨガの一種に似た呼吸法によるものらしい)、相手を自分のペースに巻き込むことにかけては、静虎をして「生粋のペテン師」と言わしめるほど。準決勝戦で熹一の阿鼻固めによって敗れた。得意技はヒール・ホールド、180ヒール・ホールド、墓石固め、ロック・ザ・ドラゴン。モデルはヒクソン・グレイシー
木場真一(きば しんいち)
アイアン木場の息子で容姿は若い頃のアイアン木場に非常に似ている。カズ富士田の呼び名はキバシン。アイアン木場の全てを受け継いでいるが、木場に自分の存在を否定された為、その全てを憎んでいた。また、アイアン木場のジャーマン・スープレックスを潰す技、鉄槌車輪やプレーン・プレスを使う。熹一とはTDKリザーブマッチにおいて、かつて静虎とアイアン木場が戦ったボイラー室で闘った。プレーン・ブレスなどの技を繰り出すも、途中で遠くから見守っているアイアン木場の愛情に気付き、憎しみを忘れた。この試合で熹一も灘神影流の技を使い、壮絶な攻防の果て、最後に鰻絞めで絞め落とされた。目覚めて真っ直ぐ外のドアに向かって歩くがドアを開けて熹一の勝利を認めるなど潔い部分もある。
パブロ・スパーン
南米某国のコカイン市場を取り仕切るカルテルのトップ。国民の10%はコカインで収入を得ており、その中心にいたパブロは王宮での生活のような物を過ごしていた。ガルシアの実力を調べる為、ウーゴを連れてきたが、ウーゴは敗北。その後、銃器をガルシアに向け、自分への絶対の服従を要求するが、カルテル破壊の為に突入してきた米特殊部隊とアパッチの前に、自分の部下はほぼ壊滅状態に。最後はガルシアに絞め落とされ、そのまま首を折られ絶命。
ウーゴ・ロドリゲス
南米の悪魔といわれ、ルチャリブレの選手が震え、ブラジリアン柔術の選手は恐れ慄くほどの強さを持ち、殺人の罪で現在、懲役300年の刑に服している。対戦相手をことごとく再起不能や殺害してきた。ガルシアのボーン・トルネードによって敗北。
キング笹川
エンゾウの兄。アイアン木場の愛弟子だったが、独自の技術体系と理論に基づいて、新格闘団体を設立した。エンゾウとは血はつながっていない。外見モデルは石井和義
Mr.K(ミスター・ケー)
バーグレーを育てた人物。バーグレーが朝昇に敗北したため、「ボクサーの面汚し」などと罵るなどをして怒り帰っていった。
ガス・リプケン
コンプリートファイターで、TDKのバーグレーのトレーナー。熹一も知っている事から、なかなか有名な選手。バーグレーにオイルを染み込ませるなど、様々な事を仕込んだ。
エミリオ・クランシー
ゴードンらの父。自ら作った「ロック・ザ・ドラゴン」を封印した。幼少時のゴードンに厳しくあたっていたが、それはゴードンの素質を見抜いた為(ゴードンも気付いていた)。末期癌で余命3か月の時にゴードンと闘い、その後自ら絶命した。モデルはエリオ・グレイシー
バルコ
マーク・ハミルトンのセコンド。勝利の呪文をマークに唱えている、彼のトレーナー。
カズ富士田(藤田)(カズふじた)
レスリンググレコローマン五輪元代表の名選手。サンボ、ボクシングにも取り組んでいた。プロレス界には必ず入らなかった男。また、木場真一に技術を教え込んだ男で、彼自身アイアン木場のファンで、TDKでのアイアン木場の生前の映像で号泣したほど。プレーンブレスを作った男。のちに熹一のトレーナーに。変な癖があり、人型のサンドバッグにベディちゃんという名前をつけている。モデルは藤田和之。名前は途中からカズ藤田となっている。
安桐院虚毘郎(あんとういん こびろう)
安桐流体術宗家。剛眼の師匠。10年前に鬼龍と闘い敗北。死に追いやられた。モデルはアンドレイ・コピィロフ
クリス
ガルシアを人間兵器として育成する国防総省のプロジェクトに参加する、若い女性科学者。マシンのように強化処置を受け、命令を遂行するガルシアを気にかけ、母性的な愛情を向けていた。しかしガルシアに人間的な感情が芽生えることを危惧したプロジェクトの主席の博士が、クリスをスパイであると言い、ガルシアにクリスの抹殺を命じる。しかしクリスのスパイ容疑は、ガルシアに人間性を切り捨てさせる為のでっちあげで、博士の危惧通りクリスにかすかな慕情を抱き始めていたガルシアも、彼女を殺せなかった。マシンとして教育された自分と、初めて感じた人間らしい恋愛感情の間で葛藤するガルシアに対して、クリスはガルシアの出生の秘密を打ち明けようとするが、ガルシアの父の名前を話す寸前に、クリスは博士の差し向けた別の暗殺者に狙撃される。斃れるクリスを前に、ガルシアは初めて他者のために涙を流す。そして、その暗殺者から博士の目論見を吐かせ、博士を締め上げて机から放り出した上で、博士の管理下からの離脱を宣言し、自分の意志で、自分の優秀性を示す為にTDKへの参加を決める。

非格闘家[編集]

学生・教師など[編集]

石毛(いしげ)
通称チンゲ。転校生で、いじめられていたが、熹一と仲良くなってからはいじめられなくなった。格闘技マニアで、色々と本やビデオを持っている。
森浦(もりうら)
通称モリヤン。熹一の友達。彼女がいるそうだ。実家は床屋。
川崎タカ子(かわさき タカこ)
声 - 鈴木麗子
黒田光秀の彼女。空手経験者で素手の女チンピラ3人まで軽くあしらえる。熹一に告白を迫られた。また熹一に黒田と闘うな、などと言ったりした。
立花リカ(たちばな リカ)
高校の数学の先生。加納の事を思っているが隠そうとしている。また、加納と性関係を持っている。加納に彼の性格を直して欲しく、熹一に「壊して」と頼む。
マサルちゃん
熹一の学校の先生。長くてだるい授業らしい。熹一は真面目に聞いている。あまり真面目な先生ではない(TDKの賞金を分けてなどと言っていた)。
高石アケミ(たかいし アケミ)
声 - 沢城みゆき
義生の妹。義生が三国野に刺された時、神戸まで来て看病していた。
木場活一郎(きば かついちろう)
アイアン木場の次男。木場を憎み殺したいと思うほどだが、子供を本気で潰そうとした木場をある意味、尊敬している。

不良[編集]

尼崎の島木(あまがさきのしまき)
アマのシマキンと呼ばれた暴走族のヘッド。鑑別所(カンベ)から出所したばかり。自分の兵隊が熹一にボコボコにされた事に面子を潰されたと考え、熹一をおびき出すために石毛を人質に取る。ただの肥満体にも見える(熹一いわく「ブタマン」)が、実際には脂肪の上に筋肉を付け、さらにその上から脂肪をつけており格闘技に適した最適の肉体を持つ。熹一の通常打撃は効かなかったが、打撃を掴まれた所を手首と腕の関節を折られて戦意喪失した。
坂上ジロ(さかがみ ジロ)
自称青葉工業高校を仕切っていると自称する青葉工業3年生で、ケンカよりも小手先の知恵で立ちまわるタイプ。熹一を勝手にライバル視しているが、当人からは全く相手にされていない。染谷兄弟を警察に通報(チンコロ)したことで出所後に兄弟からリンチを食らうが、熹一により助けられる。それ以来、嫌な先輩キャラからギャグ担当になり、御国野に瞬殺されて熹一に泣きつくなどのシーンが描かれた。ボクシングをやっているが実力はない。
染谷狂一、染谷狂二(そめや きょういち、きょうじ)
二人合わせてオソメブラザーズと呼ばれる有名な不良。狂一はヤクザの準構成員とも言われ、狂二は少年院に入所していた札付きの不良。親指でコーヒーカップの底を突き破る怪力を持つ。ナイフを獲物に熹一へ勝負を挑むが、相手にならず瞬殺される。
御国野(みくにの)
声 - 伊丸岡篤
宝船商業高校の不良でナイフを常に持っている。刺し方が上手く、動脈を切らないように切って相手に恐怖感を残す陰険な戦い方をする。熹一にケンカを売るが、戦いが始まる前に義生に仲間ともども殴り倒され、泣きながら命乞いする。熹一との勝負の最中に最後の力を込め、手加減無しでナイフを腰に刺す意地を見せるが、報復に義生に指を握力で木っ端微塵にされ、ローキックで止めを刺された。
加古川の菊村(かこがわのきくむら)
暴走族のヘッド。そこら辺の暴走族のヘッドとは根性が違うらしいが、熹一に刀で立ち向かうものの関節を決められ、瞬殺される。
モラヘス
グラウンド、パワーのとても優れたブラジリアン柔術の選手。ガルシアに関節蹴り、顔面蹴りで瞬殺された。モデルはヒカルド・モラエス

その他[編集]

陳老師(ちんろうし)
推定160歳の南京町の怪物。幼少から中国武術に精通しており、今も尚生きている。熹一の祖父が鬼龍の呪怨に敗れた時も死んだフリで助かるほど、死んだフリが得意らしい。針治療にも非常に精通しており、鬼龍の不完全な呪怨によって記憶障害を起こした熹一の祖父を眠らせ、鬼龍の力をキセルに仕込んだ針によって封じていた。黄泉のオババの兄である。
陳桃花(ちんとうか)
陳老師の妹で、別称黄泉のババア。祈祷師だが詐欺師で、100万円という高額な料金を請求する。しかし、たまに見える時があるらしく、鬼龍が幼少の時に宮沢家の破滅を予言した。心眼や霊視で、静虎と鬼龍の闘いを見届けた。
田山(たやま)
声 - 塩屋浩三
早瀬ミドリ(はやせ ミドリ)
声 - 森結佳

[編集]

この漫画にはヒールホールド腕ひしぎ十字固め等の現実に使用されている技が数多くあるが、ここでは漫画オリジナルの技についてのみ、説明する。

灘神影流活殺術[編集]

斧旋脚(ふせんきゃく)
片腕を地に付け、両足で顔面を蹴り上げる技。
破心掌(はしんしょう)
心臓への掌底打。極めれば心臓が止まる。初期のうちに活を入れると治る。
脱骨術(だっこつじゅつ)
関節技の回避の為、あえて自分から関節を脱臼させる。外した後、関節を入れ直し、ダメージを最小に抑える技術だが、靭帯などを損傷してしまうと、使用はできない。
鼓爆掌(こばくしょう)
耳に掌打を打ち、鼓膜を破る。
菩薩拳(ぼさつけん)
自らの全身の力を使い、両拳を合わせて正中線上を打ち込む。両拳を重ねた形が菩薩像のような後を残す。体に力みがあると決まらない技。
大蛇固め(おろちがため)
首を絞めながら頭部の急所を突く。
大蛸固め(きょしょうがため)
足を絡ませ、首を絞める。オニ平を絞め落とした。以後「オニ平のおっちゃんも返せなかった」と熹一が使うと必ず言っていたが、慎吾に返されてしまう。
地雷殺(じらいさつ)
両足のツボを手で突き、そして両足で蹴り上げる。脳を揺らす技で、顎を砕く技ではない。
爆丹拳(ばくたんけん)
下丹田に正拳突きをして、内部から相手の身体を破壊する。
指烈固め(しれつがため)
指を固める。折れたときには簡単に治らないように折れる。逆手に持つと、腕も決まる。
一寸棒死(いっすんぼうし)
耳の中に指を入れ、耳の中のツボを突き、相手を失神させる。
腕卍固め(うでまんじがため)
腕を卍にして固める。義生のキャノンドライバーを返すことのできる技でもある。
襷固め(たすきがため)
身体を絡め、固める技で、足を破壊する。
百足固め(むかでがため)
ヒールホールドを返す技で、足関節最強の技。熹一はオニ平に教えてもらった為、灘神影流の技と知らない(熹一は作中で灘神影流の技ではないと言っていた)。祖父の技で、熹一は木場親子に使った。
螺子拳(ねじけん)
縦拳で捻りを加え、相手のガードをすり抜けて顔面に直撃させる。
樹根倒し(きねだおし)
腕を極めながらテイクダウンし、そのまま相手が大の字になるようマウントポジションになる。
蛇縛包(じゃばくほう)
相手の衣服を使って絞め上げる。
毒蛾固め(どくががため)
スタンド状態で腕を極める技で、相手を極めたまま寝技状態に持っていく事で、更に深く極める技。寝た状態でようやく技になるらしい。
髄破(ずいは)
「脳髄まで響く」という頭突き。
鰻絞め(うなじじめ)
もがけばもがくほど、絞まっていく技。変形もある。また、『TOUGH』でも使われた。
鎚蛙(つちがえる)
一度しゃがんで跳び膝蹴りして、奇襲する。
不動巻き(ふどうまき)
膝などの靭帯を損傷した時、着衣を破り、独特の縛り方で固定する技法。
釘車(くぎぐるま)
タックルの返し技。タックルを受けながら膝で突き上げる。
鎖締め(くさりじめ)
腕を極めながら首を極める。ゴードンは関節を外して防いだ。
阿鼻固め(あびがため)
阿鼻叫喚の苦痛を与える。足の靭帯を断裂させる事も可能。ゴードンをタップさせた。
魔神固め(まじんがため)
翼砕固め(よくさいがため)
腕がらみ鎖骨投げ(うでがらみさこつなげ)
腕を絡ませながら投げる。ガルシアを脱臼させた技。
岩鉄捩じり(がんてつねじり)
ボーントルネードを唯一防ぐ技であり、ボーントルネードそのもの。第3の筋肉を使うことでできる。
紐搦固め(じゅうだくがため)
足を決める技。岩鉄捩じりで返した後に熹一が使った技。
海鼠ねじり(なまこねじり)
蠢蟹掌(しゅんかいしょう)
心臓に虫を蔓延らせ、二度目で心臓を食い破らせる掌底。ガルシアを葬った技。この技を受けている時に他の人に撃つと虫が移るようである。
レイトツ
灘神影流の秘中の拳で、鬼龍が会得し、静虎が会得できなかった技。脳に障害を与える。ダメージを半減する方法があるらしい。
縫経(ほうけい)
静虎が蟇空の表情を取り戻させる時に使った技。
鷹鎌脚(おうれんきゃく)
尊鷹の技。空中で蹴りを放つ。相手に直接当てずに、石などを吹き飛ばす。静虎も使うことができ、鬼龍の上着をほぼ消滅させた。
逆瀧(ぎゃくろう)
自分の周りから水を噴射させ、そこから突きを入れる。川辺以外で使用できるかは不明。
呪怨(じゅえん)
灘神影流史上最強と言われた宮沢鬼一郎の編み出した技で、その弟虎二郎が受けた事によって宮沢一家が破滅に陥りかけた。虎二郎の8人の息子は次々と死んでいき、ただ1人の生き残りが熹一の祖父である。脳に血栓を作り出す技とも言われ、受ければ半身不随、失読症、記憶喪失、幻覚を引き起こす。灘神影流の中で封印されてきたが、鬼龍が悪を貫くため、秘伝書を求め不完全ながら祖父を一時期記憶障害に、そして呪怨の秘伝書の片方(呪怨返しの載っている方)を争い、静虎と闘う原因となった。そして、静虎はこの技を受け、『TOUGH』の初期まで記憶障害に陥っていた。
呪怨返し(じゅえんがえし)
呪怨の最後の一撃の衝撃を滑らせ、肘打ちを顔面に叩き込む。静虎の持つ秘伝書に書かれていた。
幻朧(げんろう)
灘神影流の歴史で、静虎唯一が体得した技。相手の殺気をそのまま相手に返す。悟りの境地を得てようやく使える。この技を受けた鬼龍は、静虎との戦いに勝利したにもかかわらず、精神的には敗北感を覚え、自ら呪怨の秘伝書を破棄した。
爆砕拳(ばくさいけん)
塊蒐拳(かいしゅけん)
別名鬼の五年殺しと言われ、内臓に何らかのダメージを与える事で、5年以内に相手を殺す。塊蒐拳の五年殺しを解除する技も存在し、伝承者となる者が、先代からその2つを同時に伝えられる。塊蒐拳の活法と殺法を知る者は、尊鷹のみである。じいちゃんは、尊鷹に口伝で伝授したすぐ後に自分の記憶から消したらしい。鬼龍は殺法のみしか知らない。
幻魔拳(げんまけん)
強力な拳打を寸止めするのだが、その際、その拳が実際に自分を破壊したという幻覚を見せ、相手を恐怖に陥れる。別冊『OTON外伝』にて静虎が使う。鬼龍もそれらしき技を使う場面がある。
徹貫掌(てっかんしょう)
掌底打ちによって標的を透過する衝撃波を発生させ、その内部を破壊する技。透過した衝撃波は、その向こう側の物体をも破壊する。『OTON外伝』で静虎が使用。静虎がかつて、武術仲間の八巻と共に中国拳法の幻技を元に研究、完成させた。
刺鉄拳(してつけん)
経穴や急所を打ち抜く技。『OTON外伝』で静虎が使用。腎臓の経穴を打って酒を飲めなくするなど、相手の体質を変える事も可能。

OVA版[編集]

スタッフ[編集]

  • 原作 - 猿渡哲也
  • 監督 - 西本由紀夫
  • 脚本 - 棟居仁
  • 絵コンテ - 大畑晃一秋山勝仁(#2のみ)
  • 演出 - 秋山勝仁(#2)
  • キャラクターデザイン - 木崎文智
  • 総作画監督 - 木崎文智(#1)
  • 作画監督 - 阿部邦博(#2)、木崎文智(#2)、北島信幸(#2)
  • 美術監督 - 橋本和幸
  • 色彩設計 - 高木雅人
  • コンポジットディレクター - 青木武
  • 編集 - 西山茂
  • 音楽 - 中川孝
  • 録音演出 - 塩屋翼
  • プロデューサー - 千葉善紀
  • アニメーション制作 - AIC
  • 制作協力 - メディア・スーツ
  • 製作 - スパイク

主題歌[編集]

エンディングテーマ「Private Emotion」
歌 - Lapis Lazuli

パチスロ・パチンコ[編集]

パチスロ
パチンコ

脚注[編集]

  1. ^ ギャルアッド戦や朝昇戦(スパインウィップやコブラソード、逆毒蛭など)
  2. ^ 研究施設内の水槽の中に自身と同じ肉体が何体も培養されている描写があり、ガルシアはそれを見て恐怖と虚無を感じた。

外部リンク[編集]