くりいむレモン

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くりいむレモン』 (Cream Lemon) は、1984年よりフェアリーダストが制作し、創映新社が発売した、日本のアダルトアニメビデオ作品のシリーズ。タイトルロゴから『くりむレモン』(「い」が小文字)と記載されるケースが多いが、シリーズ全作品を通して正式名称は『くりむレモン』である。

歴史[編集]

1984年に第1作『くりいむレモンパート1 媚・妹・Baby』(ビー・マイ・ベイビー)が発表され、シリーズ化された。「美少女アニメ」とも称されるアダルトアニメの先駆けで、『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙』に登場するセイラ・マスの入浴シーンを映画館でカメラに収めているアニメファンに、ビジネスとしてのヒントを得たのが起源とされる。

本シリーズ以前にも、中島史雄原作作品やその他のオリジナル作品などアダルトアニメが数本制作されているが、オリコンビデオチャートに複数タイトルが同時ランクインするなどの大ヒットにより、このジャンルを初めて一般認知させた本シリーズが“実質上”“本格的な”の注釈付きで「日本初の商業用アダルトアニメ」とされることが多い。また、日本ビデオ倫理協会(ビデ倫)を騒がせた問題作として当時話題になり、ロリコン物の起こりともなった。

本シリーズは第1作の『媚・妹・Baby』から海外へ輸出されている。販売したJVDによると「アメリカにおけるロリータ・ビデオは、相当なマーケットを構成しているが、それらは実写であり、アニメものはない。その点で十分差別化されている。また、正規のルートで海外に輸出されるのも初のケース」としており、『STAR TRAP』『ホワイトシャドウ』『魔人形[madol]』は北米で無修正版が発売された。このため海外でも話題になり、いわゆる「Hentai Anime」と称された。

初版は1作品につき1本のパッケージで販売されていたが、後に書店販売用としてセックスシーンをカットして全体の尺を半分に再編集されたものを2作品ずつ収録した『くりいむレモンjr』(大陸書房)や、セックスシーンを中心に数作ずつを纏めたクライマックス全集、廉価版(大陸書房、笠倉出版社)の発売、再度ビデオ流通用としてオリジナルと同じ内容のものを2作品収録した『ツインシリーズ』が発売された。1作目と2作目にはモザイク処理の入っていない、いわゆる裏ビデオも流通しているが、正規版も何回か再発売されており、修正が変更されていることもある。2002年にはDVD化されたが、ビデオ版発売当時とは審査規定が変わったため、モザイクによる修正が広範囲となっている。

PC-9800シリーズを中心とした一般家庭へのパソコン普及に伴い、1980年代には『STAR TRAP』が、1990年代には『黒猫館』『ラルIII』『亜美・風立ちぬ』『エスカレーション』などがアダルトゲーム化され、発売された。

1997年に『エスカレーション』の実写版が発売され、また、2004年には亜美を主役とした作品も実写映画化された。その後は実写版で、『くりいむレモンレーベル』としてオリジナルビデオのシリーズが発売された。

2001年から2002年にかけて、旧作のリメイク版として『新世紀くりいむレモン』シリーズが発売されたが、2作品だけで終了した。

2006年には一般作のOVAとして『くりいむレモン New Generation』シリーズ(全4巻)が発売された。

アニメ[編集]

くりいむレモンシリーズ[編集]

  1. 媚・妹・Baby(1984年8月)
    美少女「野々村亜美」が主人公(ヒロイン)。血の繋がらない義兄との恋と禁断の交わりを描いた作品。
    亜美の当初の年齢設定は、小学校5年生(11歳)だった。この点についてもビデ倫から指摘を受けてしまい、本編後半の幼い容姿と指摘後に追加された前半の制服姿で、体型の食い違いが生じることとなる。以降、亜美は高校生の設定となる。
    • スタッフ
      • アニメーション制作:Dr.Pochi & Super Stuf A.P.P.P.
  2. エスカレーション 〜今夜はハードコア〜(1984年9月)
    男子禁制で厳格な全寮制のミッション系女子校で繰り広げられるレズビアン、そしてSM
    • スタッフ
      • アニメーション制作:Dr.Pochi & Super Stuf A.P.P.P.
      • 演出・作画監督:富本起矢
    当初、『媚・妹・Baby』と『エスカレーション 〜今夜はハードコア〜』は12〜15分程度の作品として企画されており、2作品を合わせて1本のビデオソフトとして発売する予定になっていた。『媚・妹・Baby』は亜美がシャワーを浴びているシーン付近がオープニング、『エスカレーション』はシスターが夜回りをする場面付近がオープニングに相当する。ただ、アダルトシーンの割合が多すぎるというビデ倫の指摘を受けたため、完成間近になって構成が変更されることになり、両作品とも物語前編部分を継ぎ足して25〜30分作品となっている。亜美のシャワーシーンに不自然な形で自己紹介のモノローグが組み込まれているのは、元々その部分がオープニングだったためである。
  3. SF・超次元伝説ラル(1984年12月)
    4つの月が浮かぶ異世界・ラル王国を支配した邪悪な魔法使いラモー・ルーは王女ユリアを監禁・凌辱し、自分を倒すという伝説の在処について問い質していた。一方、ごく普通の村娘のキャロンは、ラモーの手下に攻撃された際に伝説の戦士として覚醒し、偶然出会った小さな竜のペペルと落ち延びた王国の剣士ライケに促され、王女の救出とラモーの打倒に向かうのだった。
    「触手姦」ジャンルの祖となる作品。ビデオやレーザーディスクでは、「相手が人間ではない」「世界設定などが極めて現実から乖離しているので問題無い」などの理由から、性器が無修正だった。
    • スタッフ
      • キャラクターデザイン:KEI KAZUNA、WAHO KONOMA
      • STUDIO HIPOPOTAMUS
      • ST HIMAWARI
      • Dr.Pochi & Super Stuf A.P.P.P.
  4. POPCHASER(1985年3月)
    西部劇風SF、無法者の集団vs流れ者の娘。
    製作スタッフが豪華なことで有名。
  5. 亜美・AGAIN(1985年4月)
    『媚・妹・Baby』の続編。義兄と引き離され、遊び人の男と関わりを持つ少女。
  6. エスカレーション2 〜禁断のソナタ〜(1985年5月)
    「お姉様」の卒業後、そのお姉様の別荘で繰り広げられるレズとSM。
  7. いけないマコちゃん MAKO・セクシーシンフォニー(前編)(1985年7月)
    潔癖性の少女の心の奥にひそむ、別人格による性への目覚め。
  8. スーパーバージン(1985年9月)
    超能力を使う男女が対立する学園での、恋の行方。
    ヒロインの魔子は、独特のキャラクターデザインから、シリーズ中最も人気を得られなかった。「エロスの欠片も無い下膨れ」「ムーミン」などと揶揄され、その不人気ぶりが公式・非公式を問わずたびたびネタにされた。
  9. ハプニング・サマー(1985年10月)
    姉の恋人への淡い憧れとその行方に絡む、幼馴染の少年。
  10. STAR TRAP(1985年12月)
    宇宙警備員少女カップルの、愛と冒険。
    内容は『ダーティペア』のパロディであり、原案とデザインを担当した計奈恵は後に『ダーティペア』のゲームブックの挿絵も担当している。なお、タイトルと設定の一部は『スタートレック』のパロディである。
    • スタッフ
      • 演出:AIMAIMOKO
      • 絵コンテ:坂本郷
      • 原作・キャラクターデザイン・作画監督:計奈恵、狐ノ間和歩
      • 原画:唐部明夫、みずまくら、みはしあやこ、青虫飛蝗、蒼鮨丸太、吉祥天
      • 動画:田危篤障、玉田睦益、桜美宮工、増尾拓郎、五香暖野
  11. 黒猫館1986年1月)
    時代は昭和初期、戦争直前の退廃的な世相の中で、三角関係に浸る書生とマダムとメイド。
    • スタッフ
      • 演出:亜久竜夫
      • 作画監督・キャラクターデザイン:富本起矢
      • 原画:富本起矢、大島秀範
      • 動画:玉田睦益、桜美宮工、増尾拓郎、五香暖野
  12. いけないマコちゃん MAKO・セクシーシンフォニー(後編)(1986年2月)
    2つの別人格に振り回される少女の性への目覚め、そしてレズ。
    • スタッフ
      • 監督:平・・弘
      • 作画監督、原画:幕野内味美
      • 動画:森みゆき、砂川勝也、椎名律子、律沢明彦
  13. 亜美III(1986年5月)
    行き場のない想いのまま、愛していない男との関わり。
    • スタッフ
      • 演出:南原貴広
      • 絵コンテ:坂本郷
      • 作画監督:富本起矢
      • 原画:青虫飛蝗、南原貴広、甘栗太郎、飯島まさる
  14. なりすスクランブル(1986年8月)
    趣味人だらけの学園の平和を守る、天然少女の活躍。ギャグ作品。
    • スタッフ
      • 演出:亜久竜夫
      • キャラクターデザイン・作画監督:美橋亜矢子
      • メカデザイン:冬越蛹
      • 原画:美橋亜矢子、よしゆきもとき
  15. 超次元伝説ラルII(1986年12月)
    復活した魔物と、少し成長した王女の戦い。
    • スタッフ
      • キャラクターデザイン・作画監督:猫田ニャン
      • 原画:猫田ニャン、南原貴広、金太郎、天馬留美夫、無邪鬼、大ちゃん、みずまくら、股毛家奇多、海野幸
  16. エスカレーション3 〜天使たちのエピローグ〜(1987年2月)
    後輩も巻き込んで、お姉様の別荘で繰り広げられるレズ。
  17. くりいむレモン3周年記念スペシャル 卒業アルバム くりいむレモン名場面集(1987年11月)
    上記オリジナルシリーズ16作を編集した作品、本作オリジナルのナビゲータキャラクターがいる。
  18. 亜美・イマージュ 〜白い影〜(1985年12月)
    『亜美・AGAIN』の後、街でスカウトされアイドルとしてデビューした亜美を描くミュージックビデオ。一般作。
  19. 旅立ち 〜亜美・終章〜(劇場版)(1986年8月/劇場公開は6月)
    プロジェクトA子』と同時上映された一般作。この劇場版で亜美の物語は完結するはずだった。
    • スタッフ
      • 絵コンテ:谷得駄留
      • キャラクターデザイン:富本起矢
      • アニメーション制作:A.P.P.P.
  20. 幻のくりぃむレモンPart.0(1988年4月)
    『媚・妹・Baby』と『エスカレーション 〜今夜はハードコア〜』を、当初予定されていた構成どおりに制作したもの。ただし、ビデオについては通信販売のみ。無修正ではなく、冒頭の亜美のモノローグで年齢を語る部分は削除されている。

新くりいむレモンシリーズ[編集]

仕切り直しを行った新シリーズ。それまでも製作に携わっていたAICが一般OVAにて人気を博したことから正式に「AIC提携作品」と銘打たれている。

  1. 森山塔ゲストスペシャル 5時間目のヴィーナス(1987年3月)
    ある美術教師が見た、とある裏ビデオに端を発した、快楽と狂気を描く。
  2. ホワイトシャドウ(1987年4月)
    新体操に打ち込むヒロインと、彼女に想いを寄せる同級生男子2人が、自我を奪う謎のペンダントによって体験させられる、快楽と恐怖の物語。
  3. 魔人形[madol](1987年5月)
    ホワイトクリスマスの夜、5年間の行方不明を経て再会した姉の同級生に導かれるまま、幻想的な官能の世界へと連れて行かれた、ある少年のストーリー。夢魔もの。
  4. e・tude 〜雪の鼓動〜(1987年6月)
    ポスト亜美を狙って制作された作品。
  5. ゆめいろBUNNY(1987年7月)
    大都会を舞台に、好色な少年が1羽のウサギを買ったことから始まる、不思議な物語。
  6. サマーウィンド 〜少女たちが運んだ夏〜(1987年7月)
    亡くなった恋人を想い、真夏の海に来ていた青年が出会った不思議な少女。やがて二人の仲は急速に近づくが、彼女には重大な秘密があった。悲恋物語。
    • スタッフ
      • 監督:井出安軌
      • 作画監督:宮野晃
      • 美術監督:美波夏海
  7. 二人のハートブレイクライブ(1987年12月)
    異星人の力を借りて、アイドルに夢中の幼馴染を振り向かせるために、幼馴染が考える理想の女性に変身した少女が見る、早すぎた大人の世界。
    登場人物や設定に、当時の魔法少女アニメのコンセプトが使われているのが特徴である。
  8. e・tudeII 〜早春コンチェルト〜(1988年1月)
    この「e・tude」シリーズは、長期シリーズ化の予定があったらしいが、この第2巻で打ち切りとなった。
  9. 森山塔スペシャルII 放課後×××(1988年3月)
    前回の続編で、性に翻弄される令嬢の悲哀を描く。

くりいむレモンスペシャル[編集]

  1. くりいむレモンスペシャル DARK 〜ダーク〜(1987年6月)
    本作のみ、ジャパンホームビデオが販売を担当。
    嵐の中、悪魔の森と呼ばれる田舎道で、事故によって立ち往生した画学生のニールと神学生のネッドは、通りすがりの古馬車に助けられ、森にある古城に案内される。人形で埋め尽くされた古城に住む、人形のような美少女の主人マリアと、メイドのベスに歓待される二人だが、マリアの正体は人との間に子を作り、世界を滅ぼす先触れとしようと企む女悪魔だった。ニールは、一目惚れしたベスと共に城から脱出しようとするが…。

亜美・それから[編集]

アイドルとして活躍中の亜美だが、河野のプロダクションによる引き抜きや婚約者を伴った兄の帰国により、物語は再び始まる。本来は『旅立ち 〜亜美・終章〜』で亜美の物語は完結したはずだったのだが、ポスト亜美を狙って制作された『e・tude』が不評により打ち切られたため、本シリーズが続編という形で制作された。

  1. 第1部 〜哀しみのなかで〜(1988年10月)
  2. 第2部 〜忘れたいのに〜(1989年2月)
  3. 第3部 〜抱かれたいのに〜(1989年6月)
  4. 第4部 〜微笑のなかで〜(1990年5月)

漫画家シリーズ[編集]

  1. 計奈恵スペシャル 魔道都市アスタロト(1989年9月)
    魔王復活を目論む女魔族との戦いを描いた、SFファンタジー。
  2. 唯登詩樹ベストヒット ヨーロッパの印象(1989年12月/翌年6月完全版)
    念願のヨーロッパに着いた女性が体験する、危険な観光旅行。
  3. 亜麻木硅ベストヒット チェリーなゆううつ(1990年1月/同7月完全版)
    初体験に失敗した女学生が同級生らから受ける、性のレッスン。レズビアン。
  4. 森山塔スペシャルIII そうかもしんない(1990年1月/同8月完全版)
    拳銃を手に入れた少年が、それを用いて様々な女性に羞恥プレイを強要する。

東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件の犯人逮捕後の社会事情を鑑み、『計奈恵スペシャル 魔道都市アスタロト』以外の3作品はセックスシーンを削除し、『V・H・Sシリーズ』として一般向けに発売。後日、『完全版』として削除前の作品が発売された。

総集編[編集]

上記の作品中、同一シリーズの作品をまとめてリリースしたもの。

  1. 亜美・青春グラフティ くりいむレモン亜美総集編(1986年1月)
    単品製品より修正が緩くなっている。
  2. いけないマコちゃん MAKO・セクシーシンフォニー総集編(1987年6月)
  3. エスカレーション総集編(1988年4月)
  4. 森山塔傑作選(1992年8月)

シリーズ名無し[編集]

シリーズ名は特に付けられていない。

  1. 青い性 〜アンジェ&ローズ〜(1992年7月)
    カナダの田舎をホームステイに訪れた少年・としやは、そこでローズ、アンジェ、エディら美女3人と出会う。としやはオナニーに耽るローズを目撃したことをきっかけに、彼女やアンジェとの性体験を繰り広げていく。
  2. 続 黒猫館(1993年3月)
    黒猫館での衝撃の体験から30年後、村上は再び黒猫館からの求人広告を発見する。燃え落ちたはずの黒猫館跡へ真実を知ろうと赴いた村上を待っていたのは、あの頃のままの館と住人達、そして気付くと若返っていた自分自身だった。村上はまたしても、黒猫館の住人達と愛欲の日々を繰り返すことになる。

くりいむレモンjr[編集]

大陸書房より、書店売りビデオとしてリリースされたシリーズ。セックスシーンの削除を中心に15分程度に再編集した作品を2本収録し、一般作として発売したもの。一部の作品ではモノローグなどを新録している。

くりいむレモン完全版[編集]

大陸書房、大陸書房倒産後は笠倉出版社より書店売りビデオとしてリリースされたシリーズ。内容がカットされている「Jr」に対する完全版であり、ビデオ流通で発売されたものと基本的に同じ内容。

クライマックス全集[編集]

セックスシーンを中心に10分程度に再編集した作品を、5本程度収録したシリーズ。

新世紀くりいむレモンシリーズ[編集]

2作品だけで終了した。亜美の物語は、中途半端な形で終わっている。

  1. エスカレーション ディ・リーベ(2001年7月)
  2. 亜美 RENCONTRER(2002年8月)

くりいむレモン New Generationシリーズ[編集]

すべて一般作。初公開は携帯電話によるムービー配信だった。当時まだ中学生だったしほの涼が、主題歌と亜美の声を担当した。

  1. vol.1 亜美 前編「I・妹・美」
  2. vol.2 レトルト美女八景
  3. vol.3 亜美 後編「もういちど…」
  4. vol.4 クリーチャーバスター

コンピュータゲーム[編集]

亜美・風立ちぬ
1994年6月発売。PC-98用。亜美の家庭教師を頼まれたヒロシの親友として、亜美を教育する育成シミュレーションゲーム
ラルIII 〜覚醒編〜
1994年10月発売。PC-98用。『超次元伝説ラル』シリーズの第3作。
エスカレーション'95 〜お姉さまって呼んでいいですか?〜
1995年3月発売。PC-98用。プレイヤーはナオミとなって、ゲームオリジナルの少女を含む学園の女生徒を調教するSM調教シミュレーションゲーム。
黒猫館
1995年3月発売。PC-98用とWIN3.1/Macハイブリッド用があるが、内容は全く異なる。
森山塔スペシャル 5時間目のヴィーナス
1995年4月発売。PC-98用。
ヴァージン2
1995年9月発売。PC-98用。
STAR TRAP
1996年1月発売。同じ内容がPC-8801mkIISR以降FM-7用、MSXで発売された後、内容が全く異なるものがPC-98用で発売された。
亜美 ときめきパソコンプリンセス
1996年3月発売。WIN3.1/95用。起動時間や回数によって亜美の行動が決まる、環境ソフト。
亜美 Love Letter
1996年6月発売。WIN95/Macハイブリッド用。ムービーを含む亜美シリーズのデータディスク。
亜美・傷心の天使
WIN95用。『媚・妹・Baby』の後、傷心の亜美を慰めるため、友人のさとみと今日子が企画した旅行中の出来事を描く恋愛アドベンチャーゲーム。1日ごとに3人を選択して、逆ナンパを行う。
魔人形
1996年10月発売。PC-98/WIN3.1用。内容は『魔人形[madol]』の続編。行方不明となったオリジナル作品の主人公である広夢の姉から、その消息究明を依頼された主人公の物語。
エスカレーション エクステンション
1996年10月発売。WIN95/Macハイブリッド用。ムービーを含む『エスカレーション』シリーズのデータディスク。
赤い水晶の瞳
PC98/WIN95用。『くりいむレモン』シリーズとは設定されていないが、ペンダントや舞台設定の一部に『ホワイトシャドウ』との共通性がある、スピンオフ作品。

実写作品[編集]

劇場公開[編集]

くりいむレモン
公開:2004年
監督:山下敦弘
主演:村石千春 水橋研二

オリジナルビデオ[編集]

くりいむレモン エスカレーション 天使の翼
発売:1997年3月21日
販売:JVD
主演:浅見まお

くりいむレモンレーベル[編集]

  1. 亜美の日記
  2. 蕾のかたち
  3. 夢のあとに
  4. またの日の亜美
  5. プールサイドの亜美[1]
  6. 黒猫館
  7. 魔人形
  8. いけないマコちゃん
  9. 旅のおわり

主なキャラクター[編集]

亜美シリーズ[編集]

野々村 亜美(ののむら あみ)
及川ひとみ※ノンクレジット
幼い頃に実母を亡くした後に父が再婚し、義兄のヒロシと暮らすようになる。
野々村 ヒロシ(ののむら ヒロシ)
義母の連れ子で、亜美の義理の兄。
河野 隆二(こうの りゅうじ)
富豪の御曹司にして、悪名高いプレイボーイ。
野々村 康子(ののむら やすこ)
ヒロシの実母。
さとみ
亜美の親友その1。
今日子(きょうこ)
亜美の親友その2。

エスカレーションシリーズ[編集]

小松崎 リエ(こまつざき リエ)
早川 ナオミ(はやかわ ナオミ)
ミドリ
マリ
アリサ

いけないマコちゃんシリーズ[編集]

マコ

SF•超次元伝説ラルシリーズ[編集]

キャロン
本作のヒロイン、伝説の剣士としてラモー・ルーと戦うことになる、腰まで届く金髪をポニーテールにした美少女だが、かなりのお転婆。
ユリア
ラル王国の王女、悪を倒すと伝わるリバースの剣を探すラモールーに囚われてしまう、聡明な美少女。
ペルル
魔法で竜の姿にされてしまった少年。キャロンのために奮戦するが、おっちょこちょい。
ライケ
ラル王国第一衛士。キャロンに伝説の剣士の使命を説く、黒騎兵を目に見えぬ早さで一刀両断にするなど剣の腕は一流。
ラモー・ルー
悪しき魔法使い、全宇宙を我が物にしようと企む。黒衣を身にまとった異形、配下の黒騎兵を操りラル王国に攻め入る。
ドロス
ラモー・ルーの腹心。主君同様、黒衣をまとった異形、囚われのユリアを尋問する。

関連作品[編集]

ラジオ番組[編集]

アニメファンタジー 今夜はそっとくりいむレモン
1985年11月から1986年3月に文化放送で放送。DJは亜美。構成作家は元ずうとるびの今村良樹。
サンデーアニメジョッキー
1986年4月から1986年7月に文化放送で放送された、『プロジェクトA子』のプロモーション番組。パーソナリティーはバンブー竹内、アシスタントは亜美。構成作家は今村良樹。
こんばんは由梨香です あなたとそっとくりいむレモン
1987年5月から1987年10月にTBSラジオで放送。DJは由梨香。
あなたにそっとくりいむレモン
キャラアニ.comで配信された有料ネットラジオ。後にCD化されたものが、DVD-BOXに特典として封入されている。

小説[編集]

1986年から1993年にかけて発刊されていた富士見書房の「富士見美少女文庫」では、くりいむレモンシリーズのノベライズ作品が多数発売されており、同レーベルの主力ラインナップとなっていた。なお、同レーベルのノベライズ作品群が、後年にアダルトゲームのノベライズという形で隆盛した「ジュブナイルポルノ」の起源とされている。

2014年6月号の「新潮」で、ノベライズした覆面作家の一人が稲葉真弓であったことを本人が明かしている。

1998年から1999年にかけて、オークラ出版がOAKNOVELSでノベライズを発売している。

2001年には、メディアワークスより『エスカレーション ディ・リーベ』のノベライズが発売された。著者は神澤ハルカ

フィルムコミック[編集]

ABC出版よりハードカバーで発売、その後徳間書店に版元が変更となり、新シリーズでは巻末にシナリオが収録されるようになる。その後シリーズ作品などを2話収録したソフトカバー版や文庫版も刊行。

ムック[編集]

くりいむレモン・メモリー くりいむレモンPART1&PART2
くりいむレモン・メモリー くりいむレモンPART3 SF・超次元伝説ラル
くりいむレモン・メモリー くりいむレモンPART4 POPCHASER
亜美、リエ、ナオミがPOPCHASERの感想を語るソノシート付
メイキングオブオリジナルビデオコレクション美少女アニメ くりいむレモン
富士見書房から発売。
くりぃむレモン フィルム記録全集
エスカレーション ディ・リーベ パーフェクトコレクション
2002年ケイエスエスから発売。
くりいむレモン マニアックス
2005年インフォレストから発売。
くりいむレモン マニアックス2
2006年にインフォレストから発売。

書籍[編集]

今夜はそっと亜美
今夜はそっとくりいむレモンのドラマパートのノベライズ
シナリオストーリー
フィルムコミックに未収録の旧シリーズのシナリオ集

ゲームブック[編集]

くりいむギャルズ“アイドルを捜せ”
イマージュ ~亜美Love Call~
美少女戦争 ヒロインを救え

全て1987年11月発売。

TV[編集]

1987年フジテレビにて一部作品を5分枠に編集したものを深夜に放送していた。

未作成作品[編集]

『新くりいむレモン』シリーズの直前、富本たつやの原案による『水晶の夜』という作品が企画されたが、発売には至らなかった。第二次世界大戦直前のザルツブルクを舞台とする予定で、水晶の夜事件をモチーフとしていた。『黒猫館』のヨーロッパ版というべき作品であったが、諸般の事情により制作中止となる。当時のファンクラブ会報に、キャラクターデザイン画のみが掲載された。

レモンエンジェル[編集]

1987年、『くりいむレモン』を元に様々なメディアミックス展開を行った作品。

2006年には新作として『LEMON ANGEL PROJECT』および『レモンエンジェル 実写版』が制作され、2008年にはケータイ漫画サイトで漫画版の続編『レモンエンジェルII』も連載された。

関連項目[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ 出演女優の一人が、2007年初めの渋谷歯科医宅における兄による実妹殺害事件の被害者であったことから、当時ワイドショーなどで取り上げられることとなった。

外部リンク[編集]