ローゼンメイデン

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ローゼンメイデン
ジャンル 青年漫画
ファンタジーアンティークドールバトル
漫画:Rozen Maiden
作者 PEACH-PIT
出版社 幻冬舎コミックス
掲載誌 コミックバーズ
発表号 2002年平成14年)9月号 - 2007年(平成19年)7月
巻数 全8巻(幻冬舎旧版)
全7巻(集英社新装版)
漫画:ローゼンメイデン
作者 PEACH-PIT
出版社 集英社
掲載誌 週刊ヤングジャンプ
発表号 2008年(平成20年)20号 -
巻数 既刊6巻
アニメ:ローゼンメイデン
ローゼンメイデン トロイメント(第2期)
ローゼンメイデン オーベルテューレ(特別編)
監督 松尾衡
シリーズ構成 花田十輝
キャラクターデザイン 石井久美
音楽 光宗信吉
アニメーション制作 ノーマッド
製作 薔薇乙女製作委員会、TBS
放送局 放送局参照
放送期間 第1期:
2004年(平成16年)10月7日 - 12月23日
第2期:
2005年(平成17年)10月20日 - 2006年(平成18年)1月26日
特別編:
2006年(平成18年)12月23日・24日
話数 (第1期)全12話 / (第2期)全12話
(特別編)全2話
ゲーム
ゲーム:
(第1弾)ローゼンメイデン ドゥエルヴァルツァ
(第2弾)ローゼンメイデン ゲベートガルテン
ゲームジャンル 第1弾:
アドベンチャー+シューティングゲーム
第2弾:
アドベンチャーゲーム+格闘ゲーム
対応機種 プレイステーション2
発売元 タイトー
発売日 第1弾:
2006年4月27日
2007年(平成19年)3月15日(廉価版)
第2弾:
2007年(平成19年)3月22日
販売価格 7,140円(通常版,税込)
9,240円(限定版,税込)
2,940円(第1弾:廉価版,税込)
レイティング CERO:A(全年齢対象)
テンプレート使用方法 ノート
ウィキプロジェクト 漫画アニメゲーム
ポータル 漫画アニメゲーム

ローゼンメイデン』 (Rozen Maiden) は、PEACH-PITによる漫画、及びそれを原作とするノーマッド制作の日本のアニメ作品

原作漫画は『Rozen Maiden』のタイトルでコミックバーズ幻冬舎コミックス)にて2002年平成14年)9月号から2007年(平成19年)7月号まで連載(途中休載を挟む)。その後、週刊ヤングジャンプ集英社)へ移籍、2008年(平成20年)4月発売の20号(通巻1389号、2008年4月17日発売)より『ローゼンメイデン』とタイトルを変更の上、月一回で連載中(詳細は#突然の連載終了とその後の動きを参照)。

目次

[編集] 作品概要

コンセプトは「アンティークドールの戦い」。

少女漫画の様な作風や美しいドールの衣装から、女性からの人気も高い。画風に関しても、虹彩の細かな書き込みや背景に花を描いたりなど、従来の少女漫画に近い。メディアなどでローゼンメイデンの衣装と作風はゴシックロリータだと形容されることがある[1]

系統的には人造人間譚と言えるべき物でもあり、アンドロイド登場作品に共通するテーマを内包している。作中にアンドロイドの言はないが薔薇乙女をアンドロイドと考えた場合、「アリスを造る」ではなく、アンドロイドである薔薇乙女自身が、当初から強い自己意識と独立心を持ち、自らの意思で「究極の少女であるアリスを目指す」という女性主観的な要素が強調されている。

名前の由来は、作者によれば「完全に響きから入りました」とのことである[2]。ドイツ語の「Rosen」という単語が出てきたものの、どうしても英語の「Maiden」と合わせたかったらしく、「ローゼンさんという名前の人の作った乙女」ということで「Rozen Maiden」となった。ちなみになぜzになったかは不明だという。

[編集] 突然の連載終了とその後の動き

「コミックバーズ」連載中、原作者PEACH-PITの公式サイトに当作品のコンテンツが存在していたが、リンク集における「雑誌」のコーナーで連載している雑誌が列挙される中、「コミックバーズ」誌へのリンクのみが消滅。このため、読者の間では「原作者側と出版元の幻冬舎コミックス側および「コミックバーズ」編集部との間に何らかのトラブルが生じた」という噂が連載終了前から飛び交っていた[3]

2007年(平成19年)4月28日に「コミックバーズ」の公式サイトで2007年(平成19年)5月30日発売の7月号をもって連載終了と発表され、最終回が掲載された。

2007年(平成19年)6月24日のPEACH-PITの公式ブログにて千道万里が、今までローゼンメイデンに関するコメントを差し控え、ファンに不安と心配を掛けていた事の謝罪と今までの応援を感謝するコメントが発表された。なお、今後については「(ファンに対しては)何らかの形で必ず恩返しする」と記載したのみであった。

これ以降、ローゼンメイデンにまつわる動きは見られなかったが、2008年(平成20年)3月発売の週刊ヤングジャンプ16号にて『少女のつくり方 How to make a girl』と題したローゼンメイデンの書き下ろしフルカラー漫画8ページを袋綴じ付録として掲載、また17号に於いて『ローゼンメイデン』の新連載が告知され、20号より月一回のペースで連載中である。そして、2008年(平成20年)4月30日にはヤングジャンプ・コミックスから『Rozen Maiden 新装版』(定価743円+税)が発行されており、毎月1巻ずつ全7巻が発売された。なお、週刊ヤングジャンプ誌上では『ローゼンメイデン』とカナ標記され、『Rozen Maiden』とは区別されている。

[編集] あらすじ

Rozen Maiden
引きこもりの日々を過ごす中学生の少年・桜田ジュン。鬱屈した性格の彼は、ネット通販で買った商品を期限ギリギリでクーリングオフしてスリルを楽しんでいた。
ある日、彼は怪しげなダイレクトメールを受け取る。そこに書かれた、「まきますか まきませんか」との問いに、軽い気持ちで応えてしまう。すると翌日、薔薇の装飾金具の付いた重厚な革製の鞄が送り付けられて来た(アニメでは、ジュンの部屋に本人も気付かないうちに忽然と現れた)。
鞄を開けると、中にはまるで生きているかのように精巧に作られたアンティークドール(少女人形)が収まっていた。興味半分にジュンが螺子を巻くと、人形は目覚め、「ローゼンメイデン第5ドール真紅」と名乗り、ジュンに対して、自分と契約して下僕(アニメでは家来)となる事を要求する。
最初こそ真紅の尊大な態度に反発したジュンだったが、突如窓ガラスを割って侵入してきた人形に命を狙われ、訳も分からぬうちに真紅と止む無く契約を交わしてしまう。こうして、真紅に関わる事により薔薇乙女達の争いに巻き込まれてしまったジュンは、様々なドール達やその関係者達との出会いを通じて、その心を成長させていく事になる。
ローゼンメイデン
中学時代、引きこもりだった桜田ジュンは、意を決して外に出る事を決意。中学卒業後は高校に行かず、大検に合格したが、引き篭もった事が災いして、三流大学に進学。学生達とは馴染めず、バイト先の本屋でも店長から嫌がらせを受け、引きこもった事を後悔しながら日々を過ごしていた。
そんなある日、バイトの最中に『週刊 少女のつくり方』という雑誌の創刊号を見つける。それを持ち帰って以来、何故か家に雑誌が毎号届く様になる。雑誌の付録パーツを集めて組み立てると、「ローゼンメイデン 真紅」が完成されるという。人形作りに夢中になるジュンだったが、ある日突然雑誌が休刊してしまう。更に、中学時代の自分から助けを求めるメールが届く。
一体、「まいた世界」で何が起きているのか? そして、「まかなかった世界」に現れたローゼンメイデンとの出会いを機に、ジュンにどんな変化が起きるのか?

[編集] 登場人物


注意:以降の記述でローゼンメイデンに関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。 [記述をスキップ]


[編集] 用語

ローゼンメイデン
『薔薇乙女』とも書く。人形師・ローゼンによって究極の少女・アリスを目指すべく作られた不思議な力を持つ7体のアンティークドールの総称。作中ではローゼンが生涯をかけた作品で、「生きた人形」とも呼ばれる最高傑作シリーズとされるが、市場に出回る事は疎か、実際に見た者すらいない為、現在ではその存在を信じる者は少なく、それに関する資料や記録もあまりない。制作年代がバラバラで、数百年もの隔たりがあるものもある。尚、ジュンに言わせれば「(リアル)呪い人形」との事。
アリス
ローゼンが理想とする完璧な少女。真紅曰く「どんな花よりも気高く、どんな宝石よりも無垢で、一点の穢れも無い、至高の美しさを持った究極の少女」。ローゼンはこのアリスとしか会う気は無いと言われる。アリスになる為にはアリスゲームに勝ち、全てのローザミスティカを集めなければならないらしい。
ジャンク
作中では「壊れた子」という意味で、完璧を求めるローゼンメイデンが恐れる状態。特に水銀燈は敏感で、3巻では自分の事をジャンクだと言った真紅の腕を引きちぎるなど、1度言われるだけでもかなり激怒する[4]。しかし言葉として1番使っているのは水銀燈である。
また、真紅曰く「『お父様から貰った大切な身体の一部』を無くす事は、それだけでアリス失格を意味する」。
アリスゲーム
ローゼンメイデン達が闘い、互いのローザミスティカを奪い合うゲームであり、彼女達に与えられた宿命とされている。これに勝ち、ローザミスティカを奪った者はアリスに1歩近づき、逆に奪われた者は敗者となって只の動かぬ人形となり、敗者の魂は『迷子の魂』となって無意識の海に漂うとされる。闘いのルールは規定の無いバトルロイヤル形式で、協力して多数のドールが1体のドールを攻撃するという事も許されている様である。更にゲームに敗北したドールのローザミスティカは自動的に勝者の物になる訳では無く、横取りも可能である[5]
しかし、真紅はその方法を良しとせず、「私のやり方でアリスゲームを制する」、水銀燈は「全てのローザミスティカを集め、アリスになる」など、それぞれ別の思想があるが、共通している事はゲームを制したドールは父・ローゼンに会えるという事である。
ローザミスティカ
ローゼンメイデンの命の源で、いわゆる「」の様な物。具体的に何であるかは作中では触れられていないが、これを失うと只の人形となり、全て集めるとアリスになれると信じられている。外観は幾重もの光輪を伴った結晶である。原作初期では「ローザ・ミスティカ」と書かれていた。
錬金術で生成された当初は1つであったが、ローゼンがこれを7つに割り、それぞれに与える事によって個々のローゼンメイデンが動くようになったと言われる。その中でも双子である翠星石と蒼星石のものは、2つだけでぴったり合わせることの出来る双子の石であり、翠星石のローザミスティカを蒼星石のボディに移すことで蒼星石が目覚めることが可能であることがわかっている。
アニメ版では、外観は原作同様に幾重もの光輪を伴った結晶で、色は濃いピンク色である。しかし、独自の設定としてこれを手に入れると元の持ち主である人形に与えられていた特殊能力をも身に付ける事が出来る。更に、特別編でまだローザミスティカを与えられてない水銀燈が動き出したり、ローザミスティカ無しでも自らの意思で動く(オートマータ=自動人形)薔薇水晶が登場する事から、ローザミスティカには何か特別な意味があると思われる。
4巻での蒼星石の状態から、ローザミスティカが体外に出現しても少しの間は途切れ途切れながら話せる様子。尚、雪華綺晶は自らローザミスティカを取り出した後も普通に話していた。
契約
通常ローゼンメイデンは単体では動けないが、人間によって螺子を巻かれると動く。しかし、それだけでは不十分であり、人間から力を貰わなければ能力を完全に発揮出来ない。そこで、人間から力を貰う為の儀式が契約である。ドールが付けている物と同じ薔薇の指輪を貰って嵌め、それにキスをする事で成立する。契約をした人間は契約者(マスター)、媒介(ミーディアム)と呼ばれる。但し、水銀燈に限っては契約の有無に関係なく、人間から力を奪う事が出来る(しかし指輪を嵌めさせた方が、力の供給がしやすく便利らしい)。
アニメではドールが付けている指輪に直接キスをする事で契約者にも左手の薬指に自動的に指輪が生成されて契約が成立し、逆にドールが契約者の指輪にキスをすると契約が解かれる。しかし、漫画では真紅が「わたしは、薔薇の誓いを解く」と言っただけで指輪は消えた。
契約者(マスター)、媒介(ミーディアム)
ローゼンメイデンと契約を結んだ人間の事。「ミーディアム」はアニメ版独自の呼称である。他にも「下僕(家来)」(真紅)や「糧」(水銀燈)と呼ぶドールがいるが、これはドールの性格によるもの。
基本は、彼女らが活動する為の力の供給源ではあるが、契約したドールと同じ心理状態にある者を人工精霊が選ぶ為、精神的な繋がりと類似性を持つ様である。水銀燈は当初ミーディアムを必要としなかったが、後にミーディアムを持つ事によって、精神的変化を見せる様になった。また、契約者という他者との関わりがお互いの成長を促す面がある。
契約の指輪
媒介がドールと契約を交わした際に付けられる指輪。これによりドールに力を供給することが出来、ドールが力を使うと指輪が光り熱さを伴う。ドールが力を使う際に媒介は体力を失うため、それは疲労や気だるさといった形で現れる。大きな力を使うほど媒介の消耗は大きく、力を使いすぎると媒介は指輪に取り込まれて消滅してしまう。指輪は契約が解かれるか契約したドールが敗れるまで消えず、また契約中の媒介は自由に外すことが出来ない(無理に外すと肉が削げる)。原作とアニメではデザインが微妙に異なる。
ちなみにジュンは真紅と翠星石2体の媒介であり、原作では真紅の後に翠星石と契約を結んだ時、薔薇の指輪は形を変え、若干大きくなった。
nのフィールド
現実世界と表裏一体をなす空間。無数の世界で構成され、扉がそれを繋いでいる。通常、や水溜まり、ショーケース等の透明なを反射する所から入る事が出来るが、人工精霊のスィドリームやレンピカの力で夢の中を経由して入る事も可能。だが、契約者無しでは30分程度しか居られず、制限時間を過ぎると螺子が切れてしまう。人間が脱出が出来ない場合はその間はずっと起き上がることが出来なくなる謂わば昏睡状態に陥る。よって、脱出不可能な状態が永続することになれば現実世界では『死亡』とほぼ等しい状態となってしまう。雪華綺晶はこの手を使って、力を供給する為だけの目的で、契約者・オディールに幻惑を見続けさせることでnのフィールドへ閉じ込め、長い眠りに就かせている。
原作初期では『思念で構成された現実世界の裏側』という非常に曖昧なイメージだったが、翠星石や蒼星石の登場以降、『誰かの精神の世界』という意味合いが強くなった。更に自分の持つイメージが曖昧だと、自分の具体的な姿を表す事も出来ず、声を聞く事や物を見る事すら出来ない。このnのフィールドの根底には『無意識の海』が存在し、その一部には『記憶の濁流』、『9秒前の白』という場所も存在する。なお、ローゼンは現在nのフィールドのどこかに居ると言われる。
アニメでは始めから『誰かの精神の世界』の意味合いの方が強く、その世界は本人の性格や趣味、精神状態等によって形成され、変化している(たとえば、水銀燈の場合は壊れた建物がある町並みに、人形の残骸が散乱している世界。雛苺の場合はおもちゃや人形がたくさんある世界)。但し、アニメ第二期第9話や最終話に代表されるように、原作に近いnのフィールドが登場する事はある。
人工精霊
ローゼンメイデンをサポートする、光り輝き浮遊する物体。姉妹達が個々に所有、それぞれ色が異なっており、主に戦闘のサポートや新しい契約者を探したり、回復させたりする等の役目を持つ。それぞれのドールの人工精霊の名前は、水銀燈はメイメイ、金糸雀はピチカート、翠星石はスィドリーム、蒼星石はレンピカ、真紅はホーリエ、雛苺はベリーベルである。ローゼンメイデンとは意志の疎通が出来、単独行動も可能である。但し、物質を通り抜ける事は出来ない。また、描写などを見ると、個々として意識や意思を持っていると思われる。
また、その性能はそれぞれ異なる。4巻で真紅が、頼りなさげに飛び、更に主人である雛苺の後ろに隠れてしまうベリーベルを見て、人工精霊の躾の事を雛苺に言っている所があるが、ローゼンメイデン全員が人工精霊に躾をしているかどうかは不明。
また、原作では主がアリスゲームに敗北しても、別のドールがローザミスティカを完全に手に入れない限り人工精霊が護る事もあり、別のローゼンメイデンの手に渡った後、その主に従うようである。
ローゼンメイデンが眠る時に入るトランクケース。高級そうな作りで、革張りの表面に金色の薔薇の彫金が施されている。ローゼンメイデンは、基本的にこの鞄の中で夜の9時から朝の7時まで眠る。アニメでは、ローゼンメイデンが精神を維持する為にここで眠る必要性がある、という事を水銀燈が語る描写がある。蒼星石のローザミスティカによって肥大化した翼の所為で、鞄で眠る事ができなかった水銀燈がかなり疲労していた事から、原作でも鞄で眠る事は重要な様子。しかし、翠星石や雛苺は昼寝の時などに普通に布団(?)で寝ており、夜の眠りに鞄を使う事に意味がある模様。
なお、翠星石、蒼星石、真紅は鞄を飛行時の道具として利用している。鞄自体に飛行能力がある訳ではない事は、翠星石が鞄から離脱した瞬間に鞄が地に落ちる事からも伺える[6]
夢の世界
nのフィールドの一部。人間やドール一つ一つがその世界を持ち、基本的に直接移動できるのは本人ぐらいである。間接的に行くとなると、鏡からnのフィールドへ入り、無数の扉の中から目的の扉を探す必要がある。但し、本人を介せば鏡からでも直接入れるようである。なお、翠星石と蒼星石は近くにいる睡眠か失神状態の人間の夢の扉を強制的に開き、直接入ることができる。
心の樹
その人自身が夢の世界のどこかに持つ樹。翠星石曰く「夢の主が樹となって枝葉を伸ばし、その過程で心が作られている。」とのことで、樹はその人の心の状態を表している。翠星石と蒼星石は、庭師の如雨露と鋏を使って、心の樹を成長させる役目を担うが、使い方によっては逆に朽ちさせることも可能である。ちなみに翠星石は、ジュンを「チビ人間」、原作ではみっちゃんを「デカ人間」と呼んでいるが、これは体の大きさではなく、心の樹の大きさによるものらしい。
世界樹
翠星石曰く「心を通わせる者同士の夢を繋ぐ樹」とのこと。本来、個々の夢が直接交じり合う事はないが、世界樹の枝によって1つに集約されている。

以上でローゼンメイデンに関する核心部分の記述は終わりです。


[編集] 既刊一覧

[編集] バーズコミックス

現在ドイツ語英語イタリア語フランス語等の翻訳版も発行されている。

バーズコミックスとしての最終巻である第8巻は、3話しか収録されておらず、書き下ろしページなどもほぼ無く、全92ページという極端にページ数が少ない薄い単行本になっている。

[編集] バースコミックススペシャル

[編集] ヤングジャンプコミックス

週刊ヤングジャンプの連載に併せて、ヤングジャンプ・コミックスから新装版が発売されている。新装版7巻には通常版とは別に初回限定版があり、新装版全7巻を収納できるBOXが付いている。また、ヤングジャンプ版「ローゼンメイデン」1巻は通常版・特装版共に12月19日に発売された。特装版には週刊ヤングジャンプ16号に掲載された『少女のつくり方 How to make a girl』の絵本が付属している。

[編集] ローゼンメイデン dolls talk

ローゼンメイデン dolls talk』(ローゼンメイデン ドールズ トーク)は、『りぼん』2012年1月号より連載の、雛苺と真紅をメインにドール達の日常が描かれるスピンオフコメディ。原作はPEACH-PIT、漫画はかるき春が担当。

[編集] テレビアニメ

[編集] 概要

薔薇乙女製作委員会 / TBS製作、アニメーション制作はノーマッド。なお、ノーマッドの初制作作品でもある。2004年10月から12月にかけてTBSやBS-i等で放送された『ローゼンメイデン』(以下“第1期”)以降、定期的に作品が製作されている。

[編集] シリーズ沿革

当初、アニメは第1期のみの予定であり、第1期終了時点で監督の松尾衡は「やりたいことは全てやった」とコメントしていた。しかし、DVD等関連グッズが予想以上のセールスを記録し、また第1期終了とほぼ同時期に原作において水銀燈を中心とした新たな展開が始まった状況の中、2005年(平成17年)10月から2006年(平成18年)1月に新シリーズ『ローゼンメイデン トロイメント(Rozen Maiden träumend)』(以下“第2期”)が製作され、TBSやBS-i等で放送された。

第2期終了直後の2006年(平成18年)2月19日横浜BLITZにて開催された『ファン感謝祭』において(その時点では詳細は不明ながらも)特別編製作決定を緊急発表、後日正式に題名を『ローゼンメイデン オーベルテューレ (Rozen Maiden ouvertüre)』(以下“特別編”)と公表し、2006年(平成18年)12月から2007年(平成19年)1月にTBS・BS-iで放送された。

[編集] 補足

概ね原作を基にしてはいるが、第1期はその時点で進行中の原作に基づいて物語を完結させる為、オリジナルの設定や要素が多いキャラクターの性格づけやストーリー展開がされた。松尾監督自身は(第2期である)『トロイメント』に関して、ムック本『ノクトゥルネ』のインタビューて『続編でなかったら許されなかった点もあった』とも語っている。また、事実上のOVAとも言えるオーベルテューレは、原作を含めたそれまでのストーリーやキャラの設定・イメージなどを否定しかねない場面も存在する。

原作者のPEACH-PITは第1期製作には一切関与しなかったが、第2期以降はシリーズ監修及びキャラクター原案として参加している。漫画のアニメ化に際して原作者がこのような監修の立場にあるのは非常に稀なケースである。

元来16:9のビスタサイズで制作されているが、他のTBS制作(ビスタサイズ制作)アニメ作品同様、BS-i以外は左右をカットして4:3サイズで放送している。なお第1期のみDVDソフトでは販売版とレンタル版とで画面サイズや収録話数を使い分けて対処している(販売版は16:9の2話構成、レンタル版は4:3の3話構成)。

2009年(平成21年)初冬にテレビシリーズのDVD-BOXが順次発売される事が「TBSアニメフェスタ2008」にて発表され、順次発売している。これと同時に「トロイメント」と「オーベルテューレ」のレンタルDVDも出ている(16:9の2話構成)。

[編集] 登場人物

[編集] スタッフ

  • 原作/シリーズ監修・キャラクター原案(第2期) - PEACH-PIT
  • 監督 - 松尾衡
  • シリーズ構成 - 花田十輝
  • キャラクター・デザイン/総作画監督 - 石井久美
  • イメージデザイン - 春日井浩之
  • 美術監督 - 柴田千佳子
  • 色彩設計 - 勝沼まどか(第1期・第2期)、井上英子(第2期)、梅崎ひろこ(特別編)
  • 撮影監督 - 岸克芳(第1期・第2期)、折笠裕子(特別編)
  • 編集 - 武宮むつみ


[編集] キャスト

[編集] 主題歌

第1期
オープニングテーマ「禁じられた遊び
作詞 - 宝野アリカ / 作曲・編曲 - 片倉三起也 / 歌 - ALI PROJECT
エンディングテーマ「透明シェルター
作詞・作曲 - myu / 編曲 - refio / 歌 - refio+霜月はるか(現kukui
第2期(トロイメント)
オープニングテーマ「聖少女領域
作詞 - 宝野アリカ / 作曲・編曲 - 片倉三起也 / 歌 - ALI PROJECT
エンディングテーマ「光の螺旋律
作詞 - 霜月はるか / 作曲・編曲 - myu / 歌 - kukui
  • エンディングのアニメーションの冒頭部分に薔薇乙女のドイツ語名(上からKANARIENVOGEL(金糸雀)、KLEINE BEERE(雛苺)、REINER RUBIN(真紅)、横に並べてLAPISLAZURI STERN(蒼星石)、JADE STERN(翠星石))が記されており、内、真紅の名がTRÄUMENDの綴りに変わる映像がある(終盤でも同様な映像がある)。途中、下着姿の薔薇乙女の背景に“ALICE GAME”と云う文字が現れるがこれは英語である。
  • なお、MERCURY LAMPE(水銀燈)とROZENKRISTALL(薔薇水晶)の文字は無い。
特別編(オーベルテューレ)
オープニングテーマ「薔薇獄乙女
作詞 - 宝野アリカ / 作曲・編曲 - 片倉三起也 / 歌 - ALI PROJECT
エンディングテーマ「空蝉ノ影
作詞 - 霜月はるか / 作曲・編曲 - myu / 歌 - kukui

[編集] 各話リスト

※全てのサブタイトルにドイツ語(意訳)がついている。参考までにそれを英語に直訳したものを併記する。

話数 サブタイトル 独語サブ 英訳 脚本 絵コンテ 演出 作画監督
ローゼンメイデン (Rozen Maiden)
1 薔薇乙女 Fräulein Rose
(フロイライン ローゼ)
Miss Rose 花田十輝 松尾衡 石井久美
2 雛苺 Kleine Beere
(クライネ ベーレ)
Little Berry 高橋丈夫 玉井公子
3 水銀燈 Mercury Lampe
(マーキュリー ランペ)[7]
Mercury Lamp 大橋誉志光 吉本毅 北野幸広
北尾勝
4 翠星石 Jade Stern
(ヤーデ シュテルン)
Jade Star 岡田麿里 桜美かつし 島崎奈々子 ふくだのりゆき
5 階段 Die Treppe
(ディー トレペ)
The Stairs 玉井☆豪 堀之内元 小林智樹 阿部達也
6 Tränen
(トレーネン)
Tears 宍戸淳
郷敏治
高橋丈夫 玉井公子
7 Träume
(トロイメ)
Dreams 花田十輝 田村しゅうへい 吉本毅 北野幸広
8 蒼星石 Lapislazuri Stern
(ラピスラーツリ シュテルン)[8]
Lapis Lazuli Star 岡田麿里 松尾衡 水本葉月 菊地聡延
9 Die Gefängnis
(ディー ゲフェングニス)
The Prison 紫紺 池田重隆
川村賢一
ふくだのりゆき
山沢実
10 別離 Abschied
(アプシート)
Parting 玉井☆豪 堀之内元 太田雅彦 北尾勝
阿部達也
11 運命 Schicksal
(シクザール)
Fate 花田十輝 高橋丈夫
松田清
玉井公子
12 真紅 Reiner Rubin
(ライナー ルビーン)
Pure Ruby 松尾衡 石井久美
ローゼンメイデン トロイメント (Rozen Maiden träumend) [9]
1 薔薇水晶 Rozenkristall
(ローツェンクリシュタル)[10]
RozenCrystal 花田十輝 松尾衡 石井久美
2 Enju
(エンジュ)
Enju 松尾衡 鈴木利正 菊池聡延
3 金糸雀 Kanarienvogel
(カナーリエンフォーゲル)
Canary 玉井☆豪 堀之内元 菜香ゆき 田村正文
4 契約 Vereinbarung
(フェアアインバールング)
Agreement 岡田麿里 松尾衡 木村寛 土河紀夏
5 手紙 Der Brief
(デア ブリーフ)
The Letter 玉井☆豪 堀之内元 小林智樹 山内尚樹
6 天使 Engel
(エンゲル)
Angel 花田十輝 松尾衡 土屋浩幸 菊池聡延
7 茶会 Teegesellschaft
(テーゲゼルシャフト)
Tea Party 玉井☆豪 高田昌宏 田村正文
8 人形師 Puppenmacher
(プペンマハ)
Doll Maker 花田十輝 松尾衡 高炅楠
9 Der Tadel
(デア ターデル)
The Rebuke 岡田麿里 太田雅彦 青柳宏宣 山内尚樹
10 Tomoe
(トモエ)
Tomoe 花田十輝 島崎奈々子 菊池聡延
11 薔薇園 Rosengarten
(ローゼンガルテン)
Rose Garden 岡田麿里 堀之内元 小林智樹 田村正文
12 少女 Alice
(アリーセ)
Alice 花田十輝 松尾衡 石井久美
ローゼンメイデン オーベルテューレ (Rozen Maiden ouvertüre) [11]
前編 悠久 Ewigkeit Eternity 花田十輝 松尾衡
山崎みつえ
松尾衡 田村正文
後編 虚飾 Eitelkeit Vanity 松尾衡 菊池聡延

[編集] 放送局

放送地域 放送局 放送期間 放送日時 備考
第1期
関東広域圏 TBS 2004年10月7日 - 12月23日 木曜 25:55 - 26:25 制作局
日本全域 BS-i 2004年10月14日 - 12月30日 木曜 24:30 - 25:00 BSデジタル放送
16:9フルサイズ放送
福岡県 RKB毎日放送 2005年1月8日 - 3月26日 土曜 27:15 - 27:45
近畿広域圏 毎日放送 2005年5月21日 - 9月3日 土曜 26:25 - 26:55 アニメシャワー第2部
日本全域 キッズステーション 2005年7月13日 - 9月28日 水曜 24:30 - 25:00
(リピートあり)
CS放送
TBSチャンネル 2007年6月24日 - 9月9日 日曜 25:30 - 26:00
AT-X 2009年11月26日 - 2010年2月11日 木曜 11:30 - 12:00
(リピートあり)
第2期(トロイメント)
関東広域圏 TBS 2005年10月20日 - 2006年1月26日 木曜 25:55 - 26:25 制作局
日本全域 BS-i 2005年11月3日 - 2006年2月2日 木曜 25:00 - 25:30 BSデジタル放送
中京広域圏 中部日本放送 2005年11月4日 - 2006年2月10日 金曜 27:45 - 28:15
近畿広域圏 毎日放送 2005年12月10日 -2006年3月4日 土曜 26:55 - 27:25 アニメシャワー第3部
日本全域 キッズステーション 2006年1月9日 - 3月27日 月曜 24:30 - 25:00
(リピートあり)
CS放送
TBSチャンネル 2007年9月16日 - 12月2日 日曜 24:30 - 25:00
AT-X 2010年2月18日 - 5月6日 木曜 11:30 - 12:00
(リピートあり)
特別編(オーベルテューレ)
関東広域圏 TBS 2006年12月22日12月23日 金曜 27:30 - 28:00
土曜 27:16 - 27:46
制作局
日本全域 BS-i 2007年1月11日1月18日 木曜 24:30 - 25:00 BSデジタル放送
TBSチャンネル 2008年4月5日 土曜 22:00 - 23:00
(リピートあり)
CS放送
AT-X 2010年5月13日5月20日 木曜 11:30 - 12:00
(リピートあり)
TBS 木曜25時55分枠
前番組 番組名 次番組
ローゼンメイデン
ああっ女神さまっ
(TV第1シリーズ)
TBS 木曜25時55分枠/BS-i 木曜25時00分枠
ローゼンメイデン
トロイメント

[編集] ゲーム

ローゼンメイデン
2005年(平成17年)2月2日ワークジャムより、iモード専用アプリゲームとEZアプリゲームとYahoo!ケータイ専用アプリゲームが存在する。
第1話『薔薇乙女』が配信され、その後も定期的にストーリーが配信されていった。全10話。ジャンルはアドベンチャーゲーム+ターン制戦闘ゲーム形式で、アニメ第1期を再構成した内容になっている。なお、各話を好成績で終えるとアフターストーリーとして、オリジナルストーリーが楽しめる。
Rozen Maiden duellwalzer(ローゼンメイデン ドゥエルヴァルツァ)
2006年(平成18年)4月27日PS2用ゲームソフトとして、通常版と限定版の2種類がタイトーから発売された。基本システムはアドベンチャーゲーム形式。このゲーム中には作品の別世界での主人公とも言える『名探偵くんくん』の新作アニメ前後編が収録されている。販売店によっては『Beilage Disk』(「付属ディスク」の意)という非売品CDも付き、ゲームサントラと登場キャラの音声集が収録。なお限定版には、PEACH-PIT描き下ろしの真紅の絵柄(シルエット)とシリアルナンバーが入った懐中時計が付属された。また、2007年(平成19年)3月15日には『TAITO BEST』として廉価版も発売された。
Rozen Maiden gebetgarten(ローゼンメイデン ゲベートガルテン)
2007年(平成19年)3月22日に、再びタイトーよりゲーム第2弾がPS2用ゲームソフトとして通常版と限定版の2種類で発売された。今回は3D格闘ゲームとしてリリースされた。ゲームのシステムベースは同社の名作『サイキックフォース』を踏襲している。前作と同様に、販売店によっては『Beilage Disk2』(付属CD)が付き、ゲームサントラと登場キャラの音声集が収録。なお限定版には、PEACH-PIT描き下ろしの水銀燈の絵柄(シルエット)とシリアルナンバーが入った懐中時計が付属された。

[編集] ドール・フィギュア

本作品がドールの物語であることから、株式会社ボークスからスーパードルフィー(SD)、株式会社ジュンプランニングからプーリップ、ダルシリーズとして、各キャラクターのドールが発売された。

またフィギュアは中々商品化されず、エポック社からカプセルトイで発売が予告された(現在まで未発売)がユージンがSRDXで商品化して以来いくつかのメーカーから商品化され、ボークスからは、完成品フィギュア(かすたまPシリーズ)4種及び、ガレージキット(FIGURE FIGUREシリーズ)6種が発売されている(VOLKS ローゼンメイデン商品一覧)。

[編集] スーパードルフィー

SD化は真紅、翠星石、蒼星石、SD13化は水銀燈、幼SD化は雛苺の合計五体。雛苺にはくんくんのぬいぐるみが付属する。五体とも限定発売で全て完売となった。全てPEACH-PITの監修のもと制作されている。

SD
SD13
幼SD

[編集] プーリップ・ダル

プーリップとダルで、姉妹達七体がドール化された。真紅、水銀燈、翠星石、蒼星石、薔薇水晶の五体がプーリップ化され、雛苺、金糸雀の二体はダル化された(ジュンプランニング 関連URL)。

真紅については発売前から評価が高く、即日完売した。如雨露や鋏、剣、日傘等、それぞれのキャラのオプショングッズ付き。

プーリップ
  • 真紅 (2006年11月発売。12,600円税込)
  • 水銀燈 (2007年1月発売。12,600円税込)
  • 翠星石 (2007年3月発売。12,600円税込)
  • 蒼星石 (2007年5月発売。12,600円税込)
  • 薔薇水晶 (2007年7月発売。12,600円税込)
  • 雪華綺晶 (2007年9月下旬 - 10月上旬発売。12,600円税込)
    • TBSishop、キッズセレクトでの1000体限定発売
  • 真紅 くんくん変身セットVer (2008年3月発売。13,650円税込)
ダル
  • 雛苺 (2006年11月発売。12,600円税込)
  • 金糸雀 (2007年7月発売。12,600円税込)

[編集] かすたまP

かすたまPシリーズ(PVC製塗装済み完成品)として、真紅、水銀燈、翠星石、蒼星石の4体が発売されている。

  • 真紅 (2007年9月発売。8,190円税込)
  • 水銀燈 (2007年9月発売。8,190円税込)
  • 翠星石 (2007年10月発売。8,190円税込)
  • 蒼星石 (2007年10月発売。8,190円税込)

[編集] FIGURE FIGURE

FIGURE FIGUREシリーズ(未塗装・未組立ガレージキット)として、真紅、雛苺、翠星石、蒼星石、水銀燈、薔薇水晶の6体が発売されている。

  • 真紅 (2007年9月発売。10,290円税込)
  • 雛苺 (2007年9月発売。8,190円税込)
  • 翠星石 (2007年10月発売。14,490円税込)
  • 蒼星石 (2007年10月発売。9,240円税込)
  • 水銀燈 (2007年11月発売。13,440円税込)
  • 薔薇水晶 (2007年11月発売。12,390円税込)

[編集] その他メディア展開

[編集] ドラマCD

  • Rozen Maiden -ローゼン メイデン-
    • 第1期アニメに先んじて2004年6月25日にフロンティアワークスより発売。なお、声優陣が後のアニメ版とは異なる。
  • ローゼンメイデン オリジナルドラマCD 〜『探偵』Detektiv〜
    • 2005年2月28日発売。これ以降はアニメ版の声優陣が演じ、発売元もMellowHead[12]となる。
  • 『ローゼンメイデン・トロイメント』オリジナルドラマCD
    • 2006年2月22日発売。
  • Rozen Maiden träumend CD COLLECTION
  • 『ローゼンメイデン トロイメント』キャラクタードラマCD
    • 「Vol.1 水銀燈」 2006年8月23日発売
    • 「Vol.2 金糸雀」 2006年9月22日発売
    • 「Vol.3 翠星石」 2006年10月25日発売
    • 「Vol.4 蒼星石」 2006年11月22日発売
    • 「Vol.5 真紅」 2007年1月24日発売
    • 「Vol.6 雛苺」 2007年2月7日発売
    • 「Vol.7 薔薇水晶」 2007年3月7日発売
  • 『ローゼンメイデン トロイメント』オリジナルドラマCD Vol.2〜クリスマスソングを聴きながら〜
    • 2007年12月21日発売

[編集] インターネットラジオ・ラジオCD

『薔薇の香りのGarden Party』
水銀燈の今宵もアンニュ〜イ
  • オーベルテューレ』の展開に合わせて、TBSアニメフェスタ'06での『ローゼンメイデン』の部内コーナー『水銀燈の今宵もアンニュ〜イ』が、そのDVD初回限定版(2007年2月21日発売)の特典CDとして同梱される事が決定し、その予告編が『ランティスウェブラジオ』にて2007年1月5日より2回に分けて配信された(後述の新規録音版Vol.2発売前にも予告編を配信)。
  • その反響から、同年3月21日には新規録音の同名ラジオCDが発売され(アニメ雑誌付録版も含む)、ほぼ定期的にメディア展開されている形となっている。詳細は該当項を参照されたい。

[編集] ラジオ番組

2006年12月現在、TBSラジオには自社制作のアニラジ番組は存在しない一方で、水銀燈役の田中理恵がパーソナリティを務めるニッポン放送有楽町アニメタウン』の方が熱心に取り上げる傾向が見られた(同番組は2007年4月1日で放送終了)。

この作品に纏わる企画[14]や、出演声優や松尾監督をゲストに招いたり、時には同じく『アニタン』パーソナリティーである同局の吉田尚記アナウンサーが後述のイベント『感謝祭』で司会を務めたりもした。これはこの作品の制作に関連会社のポニーキャニオンが参加している影響と見られる。

[編集] 小説

Die Romane Der Rozen Maiden(ディ ロマーネ ディア ローゼンメイデン)』シリーズとして2008年12月現在2冊刊行されている。文は日暮茶坊、表紙イラストはPEACH-PIT、挿絵はオトウフ[15]。漫画版とリンクするものの、物語はオリジナルである。また、多少、小説同士も話が繋がっている描写がある。

  • 1冊目『Schwarzer Wind(シュヴァルツェァ ヴィンド)』(黒い風)が2006年11月30日に、2冊目『kalkgrünAugen(カルクグルン アーゲン)』(ライムグリーンアイ)が2007年6月29日にそれぞれ幻冬舎コミックスより刊行。
  • なお、1冊目(Schwarzer Wind)2冊目(kalkgrünAugen)ともに、蒼星石と翠星石を間違えるといった誤植が存在する。また、原作でのりが8巻ラストで初めて知ったアリスゲームのことを既にのりに話したりしている。

[編集] アニメフィルムコミックス

原作本と同じ幻冬舎コミックスから2005年秋に第1期全12話を収録した計3巻が発売された(各巻ごとに4話収録)。全巻購入者の中から抽選で100名に表紙テレカ3枚組セットのプレゼント企画が展開された。

[編集] 公式アンソロジーコミック

『Rozen Maiden Entr'acte(ローゼンメイデン アントラクト)』
2005年11月24日に幻冬舎コミックスより発売された。ローゼンメイデンファンの作家によって構成されている(PEACH-PITは参加していない)。しかし諸般の事情により、初版のみが発行されただけで現在は絶版になっている。

[編集] ムック・資料設定集

  • ローゼンメイデン edel rose(エーデルローゼ)』:第1期版ムック。エムディエヌコーポレーション発行、インプレスコミュニケーションズ発売。
  • ローゼンメイデン Nocturne(ノクトゥルネ)』:『トロイメント』版ムック。幻冬舎コミックス発行(幻冬舎発売)。
  • ローゼンメイデン 設定資料集』:第1期に関するもの。ムービック刊。
  • ローゼンメイデン トロイメント 設定資料集』:第2期に関するもの。ムービック刊。

[編集] 画集

  • TVアニメーション ローゼンメイデン ヴィジュアルブック ERINNERUNG』:第1期・第2期のイラスト集。エンタテインメント書籍編集部 (著)
  • TVアニメーション ローゼンメイデン 原画集 Kunstwerk(クンストヴェルク)一迅社発行。
2007年3月17日発売。A4判。内容は主に薔薇乙女たちの原画集である。第1期から特別編までの原画、PEACH-PITと声優陣のインタビュー、最近の未掲載のカラーイラストも掲載している。松尾衡・石井久美のコメント付きである。付録として、「翠星石のズバリ言うですぅ!」という罵りボイスCDが付いている。
2009年9月18日発売。漫画・旧「RozenMaiden」に関するカラーイラストを全て収録した画集である。収録イラストは2002年 - 2007年まで、新作描き下ろしもあり。ピンナップと全作品へのコメンタリーもついている。

[編集] その他

Alice Project
NECビッグローブ、TBS、マウスプロモーションの3社が共同で2007年12月に開設した、期間限定の音声合成実験サイト。NEC共通基盤ソフトウェア研究所が開発した音声合成エンジンの精度向上を目的に開設されたもので、100文字までのテキストを入力すると音声合成し、真紅の声と顔アニメーションでしゃべらせることができる[16]。多くの利用者の手によって有益な知見が得られ、音声合成技術の発展に向けた成果を挙げることが出来たことや、当初の実験期間の目安である「3か月」が経過したため、Alice Projectは2008年3月17日より段階的に終了し、2008年3月31日午前10時をもってサイトが閉鎖された。その後この実験サービスを発展させ、BIGLOBEの正式サービス「コエラボ」として2008年9月よりサービスが開始されている。

[編集] 主なイベント

  • 2004年9月に開催された『TBSアニメフェスタ』内にて、この作品のコーナーが設けられたのが公式には初イベントとなる[17]
  • 同年12月には有楽町朝日ホールにて、TV版第一期の後番組となる『AIR』との合同イベントが開催された。
  • 2005年12月には、公式HPや アニカン等で出題されたカルトクイズ上位正解者150人を招待しての「水銀燈決起集会」が新宿ロフトプラスワンにて、水銀燈役の田中理恵や松尾監督など主要スタッフ、業界関係者等をゲストに招いて開催された。
  • 2006年2月には横浜BLITZにて、主要声優陣ほぼ全員(ドール7体+桜田姉弟+巴+めぐ)とALI PROJECTが出演の『ローゼンメイデン感謝祭』が開催。イベントの最後に「特別編」の制作が決定との発表が行われた。
  • 同年4月29日福岡県遠賀郡芦屋町岡湊神社で開催された、「平成18年度あしや人形感謝祭[18]」の公式マスコットキャラクターに主要キャラが採用され、登場キャラクターが描かれた宣伝用ポスター等が製作された。また、開催当日にはJR九州バスの観光バス側面に「真紅」のラッピングを施した「真紅ライナー」が運行された。ちなみにRED LINERのREDと真紅をかけた洒落である。イベントの様子は、『広報あしや』・平成18年6月4日号でも紹介された。
    • このイベントについて、原作者のPEACH-PITは自身のブログで「それにしても色紙に大臣の名前を書く日が来ようとは」と言及。過去の噂から某大臣のことではないかとの憶測を呼んだ。なお、福岡県遠賀郡芦屋町は、衆議院議員(当時)麻生太郎の選出区である福岡県第8区であり、当日も秘書が出席していたという情報がある[19]
  • 同年11月5日品川インターシティホールにて『ローゼンメイデン文化祭』が開催された。

[編集] エピソード

  • 2006年(平成18年)当時に外務大臣であり、後に内閣総理大臣になった麻生太郎が本作を読んだというから話題になった。「羽田空港空港ラウンジで読んでいた」と週刊誌で報じられたり、2006年(平成18年)7月16日2007年(平成19年)6月10日放送の読売テレビたかじんのそこまで言って委員会』で本件に触れられたりしたほか、TBSアニメフェスタ'06の司会を務めたTBSアナウンサー向井政生が「麻生大臣も特別編を観てくれるはず」などと言及した。また前述の「平成18年度あしや人形感謝祭」が開催された岡湊神社の所在地である、福岡県遠賀郡芦屋町は、戦国時代もともと麻生の先祖が領主をしており、現在は麻生の選出選挙区である福岡県第8区内にある。当日は、芦屋町長とともに麻生の秘書も参列している。また、イメージイラストは特別にセル画が2枚制作され、芦屋町と飯塚市の麻生邸にそれぞれ保存されている。「平成21年度あしや人形感謝祭」では、麻生首相の秘書が芦屋町長からセル画を受け取る写真が公表されている。2ちゃんねるのニュース及び政治ネタを扱う板を中心としたネット界隈では、この漫画のタイトルから「ローゼン」「ローゼン麻生」「ローゼン閣下」等と呼ばれることがある。
  • また、2008年度版の『現代用語の基礎知識』にも項目としてと取り上げられている。なお、麻生は雑誌メカビVol.01にて本作品を「女の子っぽい絵柄だけど話は重厚に作られている。よく出来ている」とコメントしている。ただし、空港で読んでいたかどうかは覚えていないとしている[20][21]
  • 堀江貴文ライブドア社長当時、6月6日付のlivedoor 社長日記の執務中のスナップ写真において机上に『ローゼンメイデン』の単行本が見えていたことから、読者ではないかと2ちゃんねる上で祭りとなった。当時ライブドアと幻冬舎の業務提携が発表されており、提携先の看板作品である本作が堀江の机上にあることはありえなくなかったが、そのコントラストが話題となった。
  • 女優栗山千明も『新世紀エヴァンゲリオン』などの作品と同時に愛読していることを公言している。

[編集] 他作品とのリンク

コミックバーズ2004年1+2月号に他誌でPEACH-PITが連載している『ZOMBIE-LOAN』と『DearS』のメインキャラクターが共演しているオマケ漫画が掲載された。このオマケ漫画は、バーズコミックス版『Rozen Maiden』の3巻にて見ることが出来る。

[編集] 注釈

  1. ^ 雑誌TV Brosゴスロリバイブルなどでもそのような形で本作が紹介されている。
  2. ^ 「月刊ヤングジャンプ」2009年1月号144頁
  3. ^ 既に削除されているが、えばら渋子は自らのブログにて、誤植の多さに呆れている点、ネームチェックが一度も行われていなかった点を記述していた。単行本の「ももたね的まんがの作り方」には、ネームチェックその他の過程に担当が出てこない。但し、こちらは本作に限った漫画の製作工程として説明している訳ではなく、編集の未介入や怠慢の存在やそれらへの不満を示唆しているものとする根拠にはならない。
  4. ^ アニメでは胴体がない事がその理由とされている、原作では人間を糧扱いする点に対してローゼンの意図に反する「壊れた子」という意味で使ったとみられる。
  5. ^ 但し、原作では水銀燈が蒼星石を倒した訳ではないので、蒼星石のローザミスティカに拒まれ、翼が肥大化するという現象が起こっていた。
  6. ^ 但し、蒼星石が鞄で空を飛ぶ描写はアニメのみ。真紅はアニメ特別編およびPEACH-PIT作の短編漫画で鞄を使ったことが確認されている。
  7. ^ Mercuryはドイツ語ではMerkur(メルクール)と綴る。基本的にドイツ語で水銀を意味する単語はQuecksilber(クヴェクズィルバー)であるが、Merkurにも水銀という意味はある。なおこのQuecksilverとMerkurの水銀という意味は別物である。
  8. ^ ラピスラズリの綴りは基本的にドイツ語でも「Lapislazuli」である。誤植か意図的であるかの真偽は不明。
  9. ^ 「トロイメント」とは、動詞träumen(夢を見る)の現在分詞である。
  10. ^ Rozenは人形師の名前であり、ドイツ語の薔薇の綴りはRoseである
  11. ^ 副題は序曲の意。ドイツ語での正しい発音は「ウヴェルテューレ」だが、ドイツ語圏にも地方によって発音の違いがあり、オーベルテューレといった解釈も完全な間違いではない。2007年2月21日にDVD発売。
  12. ^ 後にMellowHeadレーベルは親会社のランティスの1レーベルとなる
  13. ^ 同様の企画が後述の「水銀燈ファン決起集会」でも実施され、2005年年末のコミックマーケット69のTBSブースでそれらが展示された。
  14. ^オーヴェルちゃん、新解釈ぅ〜』など
  15. ^ オトウフ公式Webサイト
  16. ^ 「ローゼン」真紅が思い通りにしゃべります NECの音声合成実験サイト,ITmedia,2007年12月17日
  17. ^ 2005年8月開催分でも同様のコーナーが設けられ、更に2006年8月開催分では田中理恵が水銀燈になり切ってくだらない質問にキツい態度で答えるラジオ番組風コーナー『水銀燈の今宵もアンニュ〜イ』があり、参加者の爆笑を誘った。なお、このイベント内で特別編の正式な題名が発表された。
  18. ^ 平成18年度あしや人形感謝祭
  19. ^ あしや人形感謝祭レポート&ワールドホビーフェスティバル神戸#23写真館
  20. ^   (2007). 自由と繁栄の弧. 東京都渋谷区千駄ケ谷四丁目9番7号: 幻冬舎, P.296〜P.305. ISBN ISBN 978-4344013339. 
  21. ^ 石塚良太「麻生太郎 直撃!ローゼンメイデン疑惑」、『メガビ』第1号、講談社、2006年6月、p.40、ISSN 4-06-179591-0。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク


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