ローゼンメイデンの登場人物一覧
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ローゼンメイデンの登場人物一覧では、同作品に登場するキャラクターの紹介を列挙する。
フロンティアワークスによる先行発売のドラマCDとその後のアニメ以降で担当声優が違うため、「アニメ版/先行発売ドラマCD版」と表記。
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目次 |
[編集] 主人公
[編集] 桜田ジュン
それぞれ個別に説明する。
[編集] 「まいた世界の」桜田ジュン
真紅の契約者、後に翠星石とも契約。中学2年生だが、不登校で家に引き篭っている。尚、引き篭りに至った過程が原作とアニメで異なり、原作では洋裁の特技があり、デザイン画を描いたノートをうっかり提出してしまった所、担任の梅岡が無神経にも全校集会で発表してしまったのが原因。アニメでは小学校時代は成績優秀だったが、私立中学の受験に失敗し公立中学に入学するも、周囲の生徒と馴染めず、逆に裁縫趣味をネタに苛めに遭い、引き篭りに陥ったことが暗示されている。アニメ第二期では、学校に復帰するため、二学期に向けて勉強中。原作でも、巴と一緒に図書館で勉強している。尚、クラスは、のりが上履きに2-6と書いているが、制服の名札には2-1と書かれている。
趣味は、怪しげな通販商品をネットで注文し、クーリング・オフ寸前に返品してスリルを味わうこと。本人も一応、暗いことと自覚している様だが、止める気配は無い(ネットや広告通販などは、企業が自主的に応じる場合を除き基本的にはクーリングオフの対象外であるので注意)。アニメでは他にクラシックカーが好きでミニカー集めをしているが、第二期以降見かけない。怪しげな品物は現在も大切にされている模様(たまに翠星石達に遊ばれる)。特技は裁縫で、壊れた人形を直すことによって迷子になった人形の魂を呼び戻したり、ローゼンメイデンのパーツを組み直すなど、神業級の職人(マエストロ)並のことが出来る。
鬱屈かつ反抗的で他人に無関心を装うが、意外と相手の気持ちを察することが出来る。当初は真紅達に翻弄されっ放しだったが、彼女達との交流やアリスゲームを経て、精神的に成長していく。真紅には「使えない下僕(アニメでは家来)」といつも叱責され、翠星石には「チビ人間」と罵られる。真紅に対しては、彼女の尊大な態度に反発しつつも、互いに何か特別な好意を持っているらしく、時になぜか赤面することも多い。姉・のりにだけは「ブス」「お茶漬けのり」(アニメでは「洗濯のり」)と呼ぶなど、尊大な態度を取っていたが、物語後半では「姉ちゃん」と呼ぶなど、少し丸くなった様子が見られた。
ジュンには「マエストロ」の伏線が有ったようで、特にアニメ第二期では槐のドールショップに通うなどより深い動機付けも成されたが、結局曖昧なまま終わってしまった。原作でもローゼンが幼少時のジュンに会っていることやラプラスの魔の「お父様はすぐ近くの世界にいる」という台詞、水銀燈が勘違いする様子、幼少時のスケッチブックに何気なく真紅や雛苺の衣装を描いていたことなど、ローゼンとは何らかの関係があると思わせる描写がある。
原作では、みっちゃんの作ったドレスに事細かな指摘をしており、やはりマエストロ級に見る目がある模様。みっちゃんに、その目を見極られて、デザインの手直しを頼まれた。
原作第二期では、雪華綺晶の策略で身動きが取れなくなった為、まかなかった世界のジュンにメールで助けを求める。
名前の元ネタは、桜田淳子から。
[編集] 「まかなかった世界の」桜田ジュン
真紅と契約しなかったパラレルワールドのジュン。桜田ジュンとの違いは茶髪で眼鏡をコンタクトレンズに変えていること、アパート在住の一人暮らしであること(表札を前の住人のものから変えていないため「島田ジュン」と間違えられることがある)。
中学卒業後は大検を取得し、大学進学を目指したが2年間の引き篭もりが影響し三流大学に入学せざるを得なくなった。また、本屋でバイトを始めるも上司に恵まれていない。一応の社会復帰は果たしているものの、こうした境遇もあって周囲の人々にまるで馴染むことが出来ず、ひきこもり時代と変わらず鬱屈した感情を抱えたままである。
ローゼンのパートワークを手にしたことと、まいた世界のジュンから連絡を受け、理由が分からないままnのフィールドで真紅を組み上げた事から彼もアリスゲームに巻き込まれる事になる。
まかなかった世界の真紅の衣装はジュンの完全手作りであり、また、斉藤の誘いで劇団の練習を見に行った際大道具の手伝いを行うなど、手先の器用さやセンスは相変わらずであるようだ(本人曰く技術科も得意らしい)。
[編集] ローゼンメイデン
「ローゼンメイデン」シリーズのドールは、計7体の設定。 アニメ第一期で登場するのは水銀燈、翠星石、蒼星石、真紅、雛苺の5体まで。アニメ第二期で残りの「ローゼンメイデン」シリーズも登場する(但し、雪華綺晶は声なしで一瞬の登場)。原作とアニメにおいてキャラクターの設定が異なる。
当項では上から順に、「ドール番号順」に記載する。声の配役はアニメ/ドラマCDの順。
[編集] 水銀燈
(すいぎんとう/Mercury Lampe)
「ローゼンメイデン」シリーズの第1ドール。姉妹の中でも、アリスへの執着が非常に強く、アリスになってローゼンに会うという悲願と彼への愛情を支えにしている。人工精霊はメイメイ(紫色)で、性能はホーリエと互角。また、原作では蒼星石のローザミスティカを奪った為レンピカ(蒼星石の項目参照)も従えている。普段の口調は相手を小馬鹿にするような猫撫で声だが、本気になると感情的になる。
服装は逆十字の柄が入ったアシンメトリーのオーバースカートの付いた凝ったスカートに、黒と白の編み上げドレスに薄紫色のバラの飾りがついた黒のロングブーツを履いている。背中には変異自在な黒い翼が生えており、空も飛べる。アニメでは服の色が黒からミッドナイトブルーに変更され、ヘッドドレスのリボンも原作では左右2本ずつ、アニメでは1本ずつとアニメと原作との外見での差異点が他の姉妹に比べ格段に多い。髪は銀色のセミロングヘア。瞳の色は原作では赤だが、アニメでは桃色に近い色になっている。
戦闘では背中に生えている黒い翼を使用して、羽根を弾丸の様に飛ばして相手を切り裂いたり、ダーツのように狙った場所を突いたり、羽を対象に纏わりつかせて動きを封じたり、翼で自分の身を覆い防御をしたりする。アニメでは、翼を龍に変貌させたり、翼や羽を青い炎に変えて燃やしたり、自分の息吹で蒼星石を吹き飛ばしたり、バリアのようなものを張ったり、羽を集めて剣を召喚したりする技も披露。このため、近距離から遠距離まで対応できる柔軟性を持つ。他にも鏡を利用した能力や、翠星石と蒼星石の人工精霊を奪い、攻撃させたこともある。
原作では、「背中から翼が突き破るように生えた」「契約無しでも、勝手に人から力を奪うことが出来る」などの特性があり、他の姉妹とは一線を画す。精神的にもローゼンへの愛が誰よりも大きい反面、強く想うほど愛に飢えている自分を認めることになり、「私は実はジャンクなのでは?」と情緒不安定になることもあった。また、雪華綺晶からは「愛に縛られている」と指摘されている。Phase43では雪華綺晶にめぐを攫われ、2人の後を追ってnのフィールドへ突入した所で終わる。 原作第二編では、真紅とは別の方法でまかなかった世界にやって来た。めぐを気にかけているためか、力は使わないようになっている。真紅とは相変わらず険悪だが、ケンカはどこか子供じみており、結局まかなかったジュン、真紅と同居している。
アニメでは、第一期最終話で腹部が無い未完成品であることが判明。だが、真紅はローザミスティカを奪わなかったため、第二期第6話で復活。復活後は薔薇水晶と組んで真紅達を襲うが、最期は薔薇水晶の攻撃から真紅を庇い、ローザミスティカを奪われた。だが、終盤でローゼンに修理され復活。腹部も付け足された様子。
特別編では本来、未完成品でしかなかったが、ローゼンを想うあまりローザミスティカ無しで動きだした。ローゼンが姿を消してから、彼を探して彷徨っていた所、真紅の前に現れる。腹部が無いため立てなかったが、真紅の協力で歩ける様になる。その後、好奇心から真紅の後を追った際、アリスゲームに巻き込まれ、正式な「ローゼンメイデン」と勘違いした蒼星石に倒されたが、ローゼンからローザミスティカを貰って「ローゼンメイデン」となって復活した。しかし、今まで唯一信頼していた真紅からは「ローゼンメイデン」とは認めて貰えず、自分は今まで不完全な存在として哀れまれていたのだと思い込み、怒りのあまり背中から生えた翼で真紅を攻撃した。そして、ローゼンからただ一人貰ったという彼女のブローチを奪って破壊し、真紅ではなく自分がローゼンに最も愛されていたのだと主張する。そのため、怒った真紅に「ジャンク」と罵られ、完全に決裂。以来、彼女とはライバル関係となり、今に至る。
小説版では相変わらずの非情さを見せるが、冒頭でジャバウォックの襲撃を受け撤退を余儀なくされる。その後、借りを返すという名目で、最後の戦いにおいて密かに援護を送っている。
「乳酸菌摂ってるぅ?」は、第8話の脚本担当の岡田麿里の発案と松尾監督などが証言しているが、シュールなシーンと水銀燈の台詞にギャップがあった為に一部のファンで評判となり、流行したものと思われる(台詞としての印象は強烈だが、実際はさりげなく発したもの)。その後もその勢いは衰えず、関連イベントから派生したラジオCD『水銀燈の今宵もアンニュ〜イ』など、幾つかのパロディにも水銀燈とヤクルトなど乳酸菌飲料が絡むネタが多く登場し(演じた田中理恵がジュン役の真田アサミと共に2007年2月に開催された台湾でのイベントに出演した際にも、地元ファンにもそれが認知されていた程である)、現在では水銀燈の最も有名な台詞の1つとして幅広く浸透している。
アニメ第1期では敵キャラとしての登場だったが、総じてアニメ第2期以降や特にドラマCD内などではめぐやくんくんなども絡み、敵キャラになりきれないキャラとしての色彩が強くなっている。
その極めつきとしては先述の『水銀燈の今宵もアンニュ〜イ』のメインパーソナリティーを務めた際、(ソロCD版から参加の)本編以上に掴み所のないキャラと化しためぐにペースを乱され、Vol.2のエンディングではすっかり精神的にグロッキー状態と化し、他の出演者らから「水銀燈がめぐによって(心の)ジャンクにされた」とまで言わしめた。Vol.3では「どんだけ〜」と言い放ったり、投稿内容に激怒しためぐが「ジャンクにしてやるわ……」と言い放った時には慌てて「私が代わりにジャンクにしてあげるわ!」とフォローするなど、本編と比べてキャラが崩壊気味になっている(言うまでも無くこのシリーズは番外編という位置づけであるが)。
彼女の熱狂的なファンを「水銀党員」と呼び、その集まりを「水銀党」と呼ぶことがある。また、水銀党員からは「銀様」と呼ばれている。
アニメ第2期公式HPで行われた人気投票の結果は翠星石に次いで第2位であった。
[編集] 金糸雀
(かなりあ/Kanarienvogel)
声 - 志村由美/登場せず
「ローゼンメイデン」シリーズの第2ドール。アニメでは第二期から登場。服装は黄色を基調としたベビー服のような活動的なデザインの服にオレンジ色のドロワーズを着用。アニメでは袖や胸元のリボン、レース部分等が多少省略されている。髪の色は原作では緑、アニメでは灰色。瞳の色は緑。お下げのロールヘアにハート型の髪止めをしている。日傘や双眼鏡等の小物を豊富に持つ。一人称は「カナ」。口癖は「…かしら〜」で、疑問の意味でない場合でも使っている。
自信家で、妹達と比べて幼い性格だが、時に彼女なりの思いやりを皆間見せる。人工精霊はピチカート(金色)。常に金糸雀と行動を共にし、サポート役としての性能はなかなか優秀。好物は砂糖がたくさん入った甘い卵焼き。
自称「ローゼンメイデン一の頭脳派(又は策士、才女、知能犯)」で、モットーは「楽してズルしていただきかしら!」(元ネタはWWEのプロレスラー、エディ・ゲレロのキャッチフレーズ。「嘘ついてズルしていただき」の場合もある)だが、実際は策に溺れて自滅することが殆どで、所謂ドジっ子。それでも、失敗にくじけず、自分なりに取り組んでいる。頻繁に1人で外を出歩く、何度も真紅達を狙うなど、行動力に満ち溢れて好戦的。 登場してからしばらくしてすっかり桜田家に馴染み、契約者のみっちゃん(草笛みつ)が仕事で家にいない時は、ほぼ桜田家におり、泊まることもある。桜田家までは日傘で空を飛んで来る様だが、風に流されたりと結構苦労している様子。みっちゃんとの仲は大変良いが、彼女の溺愛ぶりから酷い目に逢うこともしばしば。
天敵はカラスで、好物の卵焼きをよく奪われる。雛苺とは『くんくん探偵』を見て一緒に騒いだり、かき氷早食い競争をするなどして張り合ったりと仲が良いが、翠星石からは「チビカナ」等と呼ばれ、雛苺同様に目下に扱われている。
戦闘法はバイオリンを使った音波攻撃や風の様なものを巻き起こすこと(攻撃のワルツ、追撃のカノン、野ばらのプレリュード、うなだれ兵士のマーチ等、曲によって攻撃パターンも違う様子)。他の姉妹に比べ技が多彩で、戦闘に関しては遠近問わず強力だが、弦の強度が弱く、それを切られると技が使えなくなるのが弱点(但し、多少の損傷ならばピチカートにより修復が可能)。また、アニメの終盤では他のドールと比べ実力が劣る描写が見られた。アニメではピチカートがバイオリンの入ったケースを召喚する。また、弓で格闘戦も出来る。原作では普段持っている日傘がバイオリンになる。
原作Phase43では、他の姉妹が雪華綺晶の策略により絵画の中に閉じ込められたが、自身は巡回交代のため、nのフィールドにやってきた所、雛苺の人工精霊・ベリーベルを見つけ、そのまま後を追い桜田家にやってきた。そのため姉妹の中で唯一雪華綺晶の罠から免れた。原作第二期でも、どうやら無事のようである。
アニメでは、みっちゃんの「他のローゼンメイデンも欲しい」という願いを叶えるためにアリスゲームを始めたが、いつの間にか桜田家の一員的存在となってしまった。真紅と同様に破損した物を元に戻す力を使い、家一軒(桜田家)を修復したが、部分ごとにしか出来ない模様。薔薇水晶から奪われそうになった翠星石のローザミスティカを手に入れ、最期まで「自分が翠星石を守る」と言った。薔薇水晶と戦って右腕を失わせたものの、最終的に倒されてローザミスティカを奪われたが、最終回の終盤で復活した。
[編集] 翠星石
(すいせいせき/Jade Stern)
「ローゼンメイデン」シリーズの第3ドール。蒼星石の双子の姉。服装はオランダやベルギーの民族衣装のような緑のロングスカートのエプロンドレス。アニメではフリル部分が多少省略されている。容姿は目の色が蒼星石同様オッドアイで、右目がルビー色、左目がエメラルド色。髪は床に届く程の茶色のロングヘアで後ろで二つに分かれてロールしており、白いヘッドドレスを被っている。
人の心に育つ「心の樹」を成長させる「庭師の如雨露(じょうろ)」を持つ(心の樹に過剰に栄養を与えて腐らせ、その人の心の成長を妨げ記憶に縛り付けることもできる)。庭師の如雨露を持つことからファンの間では「庭師姉妹」等と呼ばれることもある。人工精霊はスィドリーム(薄緑)で、庭師の如雨露を出して水を入れたり、夢の扉を開いたりする。一人称は大抵「翠星石」だが、「私」と言うこともある。口癖は「まったく、…」、「…です(ぅ)」。語尾や動詞の後に「…ですぅ」を付けるという独特の言葉遣いをする。
性格は、所謂ツンデレ。清楚で淑やかそうな容姿に合わず、かなりの毒舌家。更に人間嫌いで、計算高く高飛車な為、ジュンから「性悪人形」と呼ばれている。その癖、臆病で人見知りな為、蒼星石の後ろにすぐ隠れてしまう。よく、雛苺を小馬鹿にしておちょくっているが、水銀燈の攻撃から身体を盾にして守ったり、彼女が停止した時は取り返そうと発言したりと、本気で嫌っている訳ではない。喧嘩や争い事が嫌いで、姉妹同士が戦うアリスゲームも出来れば避けたいと思っており、蒼星石に「他の姉妹のローザミスティカを奪う位なら自分はアリスになれなくても良い」と告げる等、アリスゲームに対して否定的な姿勢があり、「蒼星石と一緒にいたい」という願いがあった。
今までは、蒼星石と共に庭師を分業していたが、原作では一葉が自分の力を悪用しようとしたことから助けを求めに、アニメでは元治の精神回復が見込めないことと、蒼星石に対する元治の束縛に耐えかねて、1人真紅の元にやって来た。
ジュンと出会った当初は彼を毛嫌い八つ当たりがてらに暴力を奮っていた。また、暫くの間は窓を突き破って入って来る為、その度にジュンに怒られ、口論を起こしていた。しかし、彼が体を張ってドールを守ろうとする姿を見て、次第に惹かれていく。アニメでは、ジュンについて「自分が側にいないと心配」と蒼星石に打ち明けている。原作では水銀燈に追い詰められた時に、アニメでは薔薇水晶との初戦闘の際に、ジュンと契約。クッキーやスコーンなど、お菓子作りが得意。
戦闘法は、夢の世界に生えている『世界樹』の一部分や心の樹の枝を如雨露で操り、敵を束縛したり自身を防御したりするもの。アニメでは如雨露を使い接近戦もこなせる。契約者がいない間はそれ程戦闘力は無かったが、それを得てからは薔薇水晶を捕らえる等、飛躍的に向上した。
原作のPhase43では、雪華綺晶の手により体を操られた蒼星石に帽子を被らせた瞬間、右目から雪華綺晶のように白薔薇と茨を出した蒼星石によって茨で絡められる。その際、一時的に意識が戻った蒼星石に逃げるように言われるが、蒼星石と離れたくない翠星石はそのまま抱きしめた所で終わった。原作第二期では未登場。
アニメ第2期では、金糸雀を逃がすために薔薇水晶と真っ向から勝負するが、薔薇水晶に襲われた金糸雀をかばい、ローザミスティカを失ってしまう(一度、金糸雀が取り返したが、結局金糸雀のローザミスティカ共々奪われた)。しかし、最後には復活した。
アニメ第2期公式HPで行われた人気投票で、第1位に輝いた。
[編集] 蒼星石
(そうせいせき/Lapislazuri Stern)
声 - 森永理科/登場せず
「ローゼンメイデン」シリーズの第4ドール。契約者は芝崎元、原作では結菱一葉。服装はシルクハットに袖口の長い白いブラウス、青いケープとニッカーボッカー風の半ズボンを着用。翠星石同様、アニメではフリル部分が多少省略されている。髪は赤毛に近い焦げ茶色(アニメでは翠星石よりも若干赤みが強い)で前下がりのボブをベースにしたショートカットで、ボーイッシュな為、女性ファンから圧倒的な支持を得ている。瞳の色は翠星石同様オッドアイで、右目がエメラルド色で、左目がルビー色。
「心の樹」の成長を妨げる雑草を取り除く「庭師の鋏」を持つ(心の樹の必要な枝を切り落とすこともでき、その人の心にしまわれた大切な記憶を奪うことも可能)。それ故故、「庭師姉妹」とファンに呼ばれている。翠星石いわく、人の心を守る為にあり、蒼星石の戦闘力はとても高い。人工精霊はレンピカ(薄い青)で、庭師の鋏を出したり、夢の扉を開いたりする。
一人称は「僕」。アニメ特別編で真紅に指摘され起こる様な描写があったが、ジュンに「蒼星石って男の子?」と聞かれた際には、間違われることは気にしていないと言っている。
性格はとても真面目で寡黙。原作とのギャップが大きく、お茶の淹れ方を真紅と一緒にジュンに意見するなど、桜田家に馴染む反面、真紅さえ諭す強い言葉を持ち、ジュン達の変化にいち早く気付くなど、性格に一癖ある姉妹の中で、唯一の常識人という立場にあり、姉妹の良心・ブレーン役も担っている。
真面目すぎる為にアリスゲームで悩むことが多いが、第2期ドラマCDでは真紅達と共に平穏な生活を送る事を選んだが、最終的に擬似アリスゲームに参加し、「お父様の望みは僕の望みだ!」など、自分の意見を出して戦ったが、水銀燈に敗れ、悲劇を招いた。
好物はおそらくほうじ茶等の和菓子で、契約者・芝崎元治の影響と思われる。翠星石と同様に料理が得意で家事もでき、他の姉妹と比べて達筆。「前の時代」で真紅とよくお茶を飲んでいたことから、紅茶の淹れ方や作法、マナーにもくわしい。 また、アニメではあまり暗示されていないが読書も好きらしく、時々桜田家の本を読んでいた。
戦闘法は大柄で手の凝った「庭師の鋏」(普通に使って戦う。)を使った接近格闘だが、第2期で突風を起こして金糸雀の攻撃を弾いたり、特別編ではシルクハットをブーメランのように使っている等、まだ見ぬ能力がある様子。
原作では、契約者・結菱一葉の「殺したい女性」の心の樹を巡り、真紅の敵となる。更に水銀燈によって右腕を失った真紅に冷酷な台詞を浴びせるなどした。翠星石にだけは心を開き、常に前をむく彼女を羨んでいたが、自分が二人でなく一人になりたくて、一葉の心を救うことで影に縛られた自分も抜け出せるように感じ、彼の心の影に飛び込んで打ち壊し、彼の心を解き放ち力尽きた。phase43で一時的に意識を取り戻し、翠星石に逃げるよう警告したが雪華綺晶のように白薔薇の茨を出し、再び機能を停止した。原作第2期では未登場。(アニメでは正式なローゼンメイデンに敗れたとして、雛苺と共に眠りについた。)
[編集] 真紅
(しんく/Reiner Rubin)
本作のヒロイン。「ローゼンメイデン」シリーズの第5ドール。現在の契約者は桜田ジュン。服装はその呼称の通り、真紅のワンピースに、ケープコートとボンネット状のヘッドドレスを着用。アニメではドレスとケープコートの裾の黒いレース部分が省略されている。また、ヘッドドレスのバラのコサージュは、原作では赤、アニメでは薄いピンク色になっており、若干大きい。袖口のデザインも異なる。髪型は背丈よりも長く先がカールした金色のツインテール。これは時折、鞭の様に使用されるが、相手が気安く触ろうとしたり、プライドを傷つけられた時に、罰やしつけとして叩くことが多く、原作ではみっちゃんに「巻き毛ウィップ」と呼ばれている。瞳の色はラピスラズリ(金髪碧眼)。人工精霊はホーリエ(赤)。
戦闘法は、ステッキを用いた接近戦と薔薇の花弁による遠距離攻撃や防御壁。アニメではこの花弁を人形の中に入れて操る。原作では「薔薇の尾(ローズテイル)」という技を使用。ステッキは、特別編にてホーリエが召喚するシーンがある事から主に武器として使用していた模様。小説版ではジュンの力を大幅に使った大技「薔薇の竜」でジャバウォックを倒した。また、他の姉妹とは違い肉弾戦に持ち込むことも多く、レディを名乗る割には気が荒い。
女王様気質で我侭、マナーに厳しいが、契約者との絆を尊重する他、仲間への思いやりもあり、桜田家に集う姉妹のリーダー的存在となっている。常に冷静沈着で貫禄や威厳すら感じさせる言動も多い一方、相手を見下すような態度が目立つ。反面、他の姉妹に頼られる事が多いため、悩みなどを素直に言えず、それを見かねた蒼星石には「困った妹だ」といわれている。アニメ特別編では、好戦的で粗暴、とてもキツイ性格に描かれていて、蒼星石と度々戦っていたが、決定的な一撃を与えられず、思った以上に苦戦していた様子。
好物は紅茶。自分で淹れることはなく、専らジュンやのりに淹れさせている。お茶の相手は主に蒼星石らしく、第2期では彼女を誘っていた。苦手な物は既知の物で、猫、暗闇、水銀燈、ラプラスの魔。また、料理もとても苦手で、真紅お手製のお菓子を食べた金糸雀は死にかけた。
趣味は読書と、テレビ番組『くんくん探偵(劇中劇)』視聴。よくドイツ語で書かれた錬金術関連の本を読む。『くんくん探偵』は、毎日欠かさず見ており、くんくんへの熱愛ぶりは、冷静沈着さを失わせる程で、周囲を呆れさせている。
他の姉妹を倒し、そのローザミスティカを奪ってアリスになることに疑問を持っており、アリスゲームを「自分なりのやり方」で終わらせようとしていた。
原作では、ドールの契約者の心を狙う雪華綺晶の罠に落ち、ジュンを護るために自ら契約を破棄した所で終わったが、原作第二期では、「まかなかった世界」に緊急避難した。この世界では、雑誌『新・少女のつくり方』によってジュンの元に送られたウレタン製のレプリカを仮の器として活動している。自分を復活させたジュンを「仮下僕」と呼び、こき使いながらも気にかけている。
アニメでは、因縁の戦いの末に水銀燈を倒してしまった後悔から穏やかに暮らすことを望むようになり、アリスゲームを放棄するが、擬似アリスゲームに参加。薔薇水晶に一度は勝利するも、とどめをためらった隙をつかれて機能停止に陥った。
水銀燈とは、深い因縁があるらしく、アニメ特別編では昔胸元に付けていた一番の宝物であるローゼンのブローチを、当初仲が良かった水銀燈に壊された怒りで、彼女を「ジャンク」と罵ったことで完全に決裂した(それ以降、ブローチを見ると当時のことを思い出すので、現在はその代わりに薔薇の飾りを付けている)。
[編集] 雛苺
(ひないちご/Kleine Beere)
「ローゼンメイデン」シリーズの第6ドール。頭に大きな桃色のリボンを付け、桃色を基調としたベビードールのような活動的な服装。髪型は金髪で内巻きの縦ロール。瞳の色は黄緑。
姉妹の中でも特に幼稚な為、純粋無垢な性格ゆえに翠星石から「チビ苺」等と呼ばれたりなど、おちょくられている。人工精霊ベリーベル(ピンク)を使うが、雛苺の躾け不足でイマイチ頼れない性能になっている。一人称は「ヒナ」。口癖は「…なの〜」「…のよ」「うにゅ〜」。
普段は泣き虫で甘えん坊かつ我侭だが、姉妹への思いやりはある。お菓子(特に苺系のもの)が好きで、中でも苺大福が大好物(口癖の「うにゅ〜」は苺大福を指すことがある)。お絵描きと歌、巴に髪の毛をとかしてもらうことが好きで、孤独が嫌い。アニメではワニなど爬虫類系のぬいぐるみがお気に入りで、悪事を働く翠星石へのトラップとしても活躍。
本来、茨を操ったり人形を巨大化させる能力があったが、真紅との戦いで力を使い過ぎて、危うく契約者・柏葉巴を消滅させかけた。結果、彼女を助けるために自ら契約を破棄、敗者となることを覚悟したが、真紅はそれを良しとせず、自分の配下となるか、只の人形となるかの選択を問いかけ、前者を選択。その際パワーダウンしてしまい、以降は苺わだち(苺の実がついたツル)を操る能力のみとなった。それでも人一人を軽く持ち上げたり、一時的に相手を束縛したりすることが出来るが、燃やされたり切られたりすることがほとんど。なお、巴との契約解消後は、真紅を通してジュンから力を得ているため、戦いの中では率先してジュンを守ろうとする等、真紅を助けようとする強さを見せる。
原作では、前の契約者(コリンヌ・フォッセー)がフランス人であり、フランス語を話していたため、今でもフランス語を話す癖が抜けていない。特にPhase5、6では随所に用いられていたが、それ以降は「はい」や「いいえ」の代わりに「うぃー(Oui.) 」、「non!」と答える程度になっている。
字は壊滅的に下手で、『水銀燈の今宵もアンニュ〜イ』Vol.3の劇中劇で水銀燈にハガキを送った際にめぐから「ひないさご」と誤読された程である。ただ、先述のハガキに描いていた絵をめぐから「前衛絵画」と勘違いされ大絶賛された。
原作、アニメ共に、彼女が2番目の敗者となってしまう。原作では雪華綺晶に体を奪われ、ローザミスティカのみでの魂の維持が出来なくなり、「私のやり方でアリスゲームを終わらせる」という真紅と共に皆を護るために、自らの望みで真紅にローザミスティカを託した。原作第二期には未登場だが、真紅を助けるために残ったという。 アニメでは蒼星石の敗北(=アリスゲーム開始)に伴い、真紅を通してジュンから力を得ることが出来なくなり、ローザミスティカを真紅に託し、巴に「ありがとう」と告げて巴の腕の中で機能を停止した。
雛苺が劇中で歌っていた歌は、演じる野川のアドリブである(脚本でも「アドリブ」と指定されていた)。
[編集] 雪華綺晶
(きらきしょう/Schnee Kristall)
声 - なし/登場せず
「ローゼンメイデン」シリーズの第7ドール。原作ではPhase35で本名が判明するが、水銀燈にしか名乗っておらず水銀燈以外の姉妹は本名を知らない。(それまでは、ファンの間では「白薔薇」と呼ばれることが多く、真紅と翠星石も彼女の名前を知らないためそのまま「白薔薇」と呼んでいる)。
容姿は、右眼のアイホール(空洞状)から白薔薇が咲き誇っている。髪はストレートウェイビーのホワイトロング(原作では淡いピンクのようなクリーム色)のツーサイドアップにしている。 服装は白薔薇の髪飾りに白いミニスカートと編み上げのロングブーツ、瞳の色は金色(アニメではゴールドグリーン)。
おどけた奇矯な性格で、鏡にへばりついて向こうで姉妹の様子を伺ったり、逆さまになっていたりする所や、真紅に罠を掛け、茨に絡ませた際にマザーグース(「Who killed Cock Robin?」邦題:可哀相な駒鳥さん)を歌いながら近づいたりと、他の姉妹には無い彼女独特の狂気と不気味さが演出されている。反面、姉妹全員が同じ時代に現れるまで姿を表さなかったり、契約者・オディール・フォッセーや敗北した蒼星石を利用するなど、用心深く狡猾な面も見受けられる。
「物質世界に存在を縛られること自体がアリスへの枷となる不要の形骸なのか?」というローゼンの考えから創られた為に実体が無いアストラル(霊体)のドール。今までは器が無い為、現実世界に出ることやアリスゲームに参加することが出来なかったが、同じ時代に全てのローゼンメイデンが揃った為、アリスゲームに参加しようと雛苺の躯を奪い、実体を得た。また、他の姉妹が契約者の生命力を礎にしているのに対し、彼女は契約者の心を奪うことで活動している。
アリスゲームのルール「全てのローザミスティカを集める」という方法でアリスになるのではなく、「ドールズ全員の契約者の力を以ってアリスへと昇華する」という方法でアリスになろうとしている。そのため、同じ時代にドールズ全員を倒す必要があり(1体ずつ違う時代でドールを倒しても、契約者が老衰などで死亡してはアリスになれない)、他の姉妹とは違い、やり直しの効かない1回限りのリスクの大きい手段といえる。
相手の心の隙につけこみ、幻覚を見せる事で相手の心をnのフィールドに拘束し、現実世界では昏睡状態にする事が可能。その他にも白い茨を操る能力を持つ。
アニメのオリジナルキャラクター・薔薇水晶と容姿や言動が似ており、彼女が第7ドールと称したことから、当初は薔薇水晶との区別がしにくく、実際に名前が公表されるまでは薔薇水晶と混同する人も多かった。尚、自身はアニメ第二期最終回で、数秒のみ登場している。
原作第二期では、ほとんどのドールを捕らえ、契約者やまかなかった世界の真紅を付け狙う。 二次創作においては水銀燈や雛苺、薔薇水晶や塊の助っ人を買って出たり、ラプラスの魔やオディールを自分のペースで振り回す。
[編集] アニメ版のみに登場するドール
[編集] 薔薇水晶
(ばらすいしょう/Rozenkristall)
声 - 後藤沙緒里/登場せず
初登場はアニメ第二期。登場時は「ローゼンメイデン第7ドール」と名乗っていた。
服装は、紫のドレスにロングスカート(名前通り、薔薇の花を意識したデザインになっている)と紫水晶の髪飾り、足先に薔薇飾りが付いたハイヒールの紫色のロングブーツ。髪型は先にウェーブが少しかかった紫のような髪のウェイビーパーマをツーサイドアップにしている。瞳の色は金色。左目に薔薇模様の眼帯をしている。眼帯自体に特に意味はないが、第二期放送終了後の松尾監督のインタビューによると、涙を隠して戦う為だったらしい。寡黙で無表情だが好戦的。舌足らずな話し方で、相手の言葉をそのまま真似る癖がある。人工精霊は持っていない。
他のドール達にアリスゲームを唆して、最終的にローザミスティカ全ての占有を狙う。契約者については不明だが、白崎との意味深な関係など、謎が多いドール。
戦闘法は、主に地面から水晶の柱を出現させる物、水晶の剣を召喚して攻撃する方法がある。前者は専ら戦いを組み立てるために使われることが多く、積極的な攻撃として用いられるのは後者。更に水晶の礫を飛ばす、相手を結晶内に封じ込める、他にも回避行動の際のテレポート、遠距離から衝撃波を放つこともでき、他のドールズと比べ高い戦闘力をもつ。反面、精神面では心が欠落しているかに見えるような所がある。
アニメオリジナルのドールだが、キャラクター原案は原作者・PEACH-PITによるもの。また、薔薇水晶に関する逸話は演じた後藤沙緒里の項も参照。
ドラマCD(ボーナストラック)では、白崎の「個性が足りない」という意見で、白崎や槐のリクエストに応じて様々なキャラクターを演じた。
正体は、槐が師匠・ローゼンを超えるべく作った贋作。ローザミスティカを持たず、「お父様」である槐への想いで動いていた。彼への愛情は強く、特別編においては彼を恋人のように振舞う様子などもみせた。物語終盤で真紅達の6つのローザミスティカを手に入れ、槐に得意気に話していたが、直後ローザミスティカの力に体が耐え切れず自壊、嘆き悲しむ槐と共に光に巻き込まれて消えてしまった。
なお、薔薇水晶と雪華綺晶の相違点は服の色、目の薔薇の位置、 服装のデザインと髪飾り、性格、髪型、喋り方に違いがある。
二次創作においては「お父様」である塊がミーディアム扱いにされ、本物のローゼンメイデンと結託する場合も。
[編集] 人間
人間キャラクターの名字には、木へんもしくは草冠の漢字が入った名字が多い。 なお、原作に登場するミーディアムの殆どが、餅の名称から苗字が付けられている。(桜餅、柏餅、かき餅、菱餅、草餅)
[編集] 桜田のり
(さくらだ のり)
ジュンの姉で高校生。海外赴任中の両親に代わって甲斐甲斐しく家事を切り盛りしている。真紅達からは「召使い」とされている。学校では女子ラクロス部に所属。
ジュンと異なり社交的だが、ドジで天然ボケ。面倒見が良く心優しいが、怒ると怖い。基本的に深く物事を考えない性格でもある。常に弟を心配し思いやるが、お節介で過保護な為、鬱陶しがられている。自分の下着を盗まないので心配する程。また、彼の要望を何でも聞き入れる為、逆に彼の引き篭りを助長させていた。アニメでは、その事に気付き、ジュンを叱った。幼少時代は、ジュンにお人形の服を直してもらったりしていた。今でも、時々彼を頼るようだ。
真紅達を溺愛しているが、アリスゲーム云々の詳しいことは知らず、初めて見た真紅を、ジュンが通信販売で購入した精巧な洋物ダッチワイフと勘違いした。但し、意外と空気を読み、原作で翠星石が立ち直った様子に安堵し、アニメでは薔薇水晶との決戦前の真紅達に「はなまるハンバーグ」を朝から振舞っていた。原作では、雛苺の死を知ると同時に初めてアリスゲームの存在を知り、悲しんでいた。
料理上手で、「はなまるハンバーグ(花の形をした目玉焼きがのったハンバーグ)」「ぷりぷりハートのオムライス(ケチャップライスの中にミートボールが入っている)」など、時々手の込んだ料理を作ってはドールズを喜ばせている(時々「はちみつ黒酢」等の奇妙なメニューを作って困らせたりもしている)。
「まかなかった世界」ではOLをしながら実家で暮らしている。
[編集] 柏葉巴
(かしわば ともえ)
ジュンの幼馴染みで同級生。雛苺の元契約者。家族からも学校でも優等生と見られており、クラスでは学級委員を務め、友人としてジュンを気にかけている。特にアニメでは、図書館で勉強をしたり、共に槐のドールショップに行ったりと良き友人であることが窺える。特技は剣道で、幼い頃から父親に習っており、学校でも剣道部に所属。しかし、本当は退部して受験勉強に専念したいことや、学級委員も本当はやりたくなかったことを父親やクラスの皆に言えず、いつも本心を言えない自分に悩んでいる。
幼い頃はジュンとよく遊んでいたが、父親の仕事の都合で他の町へ引越し、中学1年生の頃に再び戻ってきた。
自分の生命力を雛苺に吸い取られ過ぎて危うく指輪に取りこまれそうになったが、契約解消後も仲はよく、雛苺の成長を喜んでいる。時々雛苺のために不死屋の苺大福を持って桜田家を訪れたり、苺やあんこ入りのおにぎりを作ってあげたりする。
原作では少し暗く口数も少ないが、アニメでは明るく口数も多く叙情的。
左目下にある泣きぼくろが特徴。
[編集] 柿崎めぐ
(かきざき めぐ)
声 - 河原木志穂/登場せず
水銀燈の契約者の少女。原作では水銀燈の螺子を巻いたが、水銀燈がなかなか契約を結ぼうとせず、Phase37で遂に正式に契約。アニメでは第2期から登場。水銀燈の螺子を巻いた訳ではないが、薔薇水晶に導かれるまま一人でに目覚めた水銀燈に対し、一方的に契約を結んだ。
有栖川大学病院に心臓の病で入院しており、完治するには移植手術が必要だが、幼少時からの度重なる短命宣言で生きる気力を失っている。普段はベッドで横になっているが、外を歩く程度はできる。本人は病弱な自分を「壊れた子(ジャンク)」と言っている。自分の前に現れた水銀燈を「天使さん」と呼び、彼女が自分の命を使い切ることを望んでいる。
両親は父親の多忙な仕事やめぐの件等、家庭の不和で別居、入院費など経済的に都合が良い父親が自身の世話をしているが、それでも滅多に逢えず、その結果「両親にも見捨てられた」と悲観な思想へと繋がり、生きる気力を失う気持ちの後押しともなっている(親には死んでほしいと口にする反面、本当は両親といつまでも仲良く幸せに暮らしていたいという一般生活への憧れもある)。特別編では見舞いに来ていたらしい。
かつて発作を起こした時に、祖母がいつも自分のために歌ってくれた『からたちの花』を水銀燈のためにいつも歌っている。その祖母の死を機に死を恐れなくなった。病院の看護師達の間では、変わり者、手のかかる子と見られている。水銀燈と出会うまでは、他人を激しく拒絶していた。アニメでは『からたちの花』から、オリジナル曲の『瞬』(松尾監督が作詞、唄は、めぐ役の河原木本人。この曲は「トロイメント」サントラCDの他、ラジオCD『水銀燈の今宵もアンニュ〜イ(ソロCD版Vol.1)』に収録)に変更されている(因みに『からたちの花』は、作詞:北原白秋・作曲:山田耕筰の実在する唱歌であり、現在著作権保護期間中の為、これが変更の要因の一つかと考えられる)。
小説版では、「親切な人」にジャバウォックをモチーフにした指輪を貰い、それを嵌めた結果、ジャバウォックに「夢の扉」を吸収され、深い眠りに就いた(その事により、めぐを目覚めさせるために水銀燈はジャバウォックを探し出し、倒す決意をした)。このことからめぐとジャバウォックには何らかの繋がりがあると思われるが結局真相は謎のままである。
『水銀燈の今宵もアンニュ〜イ』ではソロCD版に出演しているが(Vol.1はゲスト、Vol.2以降はアシスタントに昇格)、元々死をも恐れない性格がこのラジオCD版ではかなり強調された結果、本編以上に掴み所のないキャラとなり(河原木曰く「どんどんキャラがとんでもない方向へ進んで行って…」との事)、メインパーソナリティーの水銀燈のペースを散々乱している。
Vol.1では「ある意味、怖い存在」、Vol.3では「…めぐ、恐ろしい子!」と言わしめ、『名探偵くんくん』に冷たい態度を取って、唖然とさせ、『アニメージュ』付録CD版では釣りと偽投稿で水銀燈をからかい、挙句の果てには投稿内容に怒っためぐが「ジャンクにしてやるわ…」と言い放って彼女を慌てさせた程である。
Vol.2の放送後記では他の出演者らに「水銀燈がめぐによって(心の)ジャンクにされた」と言わしめる一方、河原木は「これでも抑えてる」と弁明しているが、「もう真っ黒、焦げちゃってる」とツッコまれた。
Vol.3では『Thankful Anniversary(Megu Ver)』を歌っている(当作品の登場キャラ自らキャラクターソングを歌っているのは、現時点では彼女のみである)。
[編集] 草笛みつ
(くさぶえ みつ)
声 - 川瀬晶子/登場せず
金糸雀の契約者のOL。金糸雀を溺愛している。熱狂的なドールマニアで着せ替え用の服を沢山買い集めており、そのためならカード破産も残業(原作)もバイト(アニメ)も厭わない。アニメでは槐のドールショップにも出入りしていた。「ローゼンメイデン」シリーズのこともかねてから知っていた。但し、アリスゲームのことは金糸雀から聞かされているものの、実際はお遊びの意味でのゲームだと思っている。
料理上手で、いつも金糸雀の弁当やおやつを作ってあげている。
ジュンを「ジュンジュン」と呼ぶ。ジュンとしては強引なノリのため、若干苦手なタイプらしいが、のりとは妙に息が合う。一人称は「みっちゃん」。原作では、翠星石から「デカ人間」、真紅からは「みっちゃんさん」と呼ばれる。
職種はパタンナーで、その才能を活かしてドール服の自作等もしているが、その腕前はジュンには劣る。ドール系HPを開設しており、将来は独立して自分の店を持つのが目標で、そのための努力も惜しまない。ジュンにドレスの依頼をして、結果的にジュンのマエストロとしての才能を再び開花させるきっかけを与えた。因みに彼女が原案、ジュンが(殆ど)改修して作ったドレスは、ネットオークションに出品した結果、入札件数数十件、最終的には3人の競り合いで終了直前の入札、延長の繰り返しで結果、最終落札価格145,000円という物凄い結果となった。これを機に本気でコンビでのアマチュアディーラーとしてデビューする気だったが、断られた。
原作とアニメの相違点はソバカスの有無。原作ではかなり目立つソバカスがアニメでは無い。また、原作では初登場から暫くの間職業不詳だったが、アニメではかなりやり手の美人OL(一説には秘書)として描かれている。
名前は女優の草笛光子から取られた。但しアニメでは本名が明かされておらず、スタッフロールの役名も「みっちゃん」と表記されている。
[編集] 結菱一葉
(ゆいびし かずは)
(原作のみ登場)原作での蒼星石の契約者の老人。元華族で有名な結菱家の長男。
昔、女性と駆け落ち中に事故で死んだ双子の弟の二葉の死を認めたくないあまり、戸籍上「結菱 二葉」として生きることを選んだ。
双子の弟(二葉:昭和32年、ヨーロッパへ駆け落ち中に船舶事故で死亡)と駆け落ちした女性に復讐するため、蒼星石と翠星石の力を使い女性の心の樹を朽ちさせようとしたが、彼女も二葉が死んで悲しむもそれを乗り越えて生きることを選んだことと、そして自分も彼女を好きだったことを思い出し、改心した。
翠星石からは「おじじ」と呼ばれている。
蒼星石が動かなくなってからは、寂しさを紛らわすかのように毎日庭園でのお茶の時間に蒼星石を椅子に座らせて話をしたりしていたが、その気持ちを汲んだ翠星石が週に1度、彼の元を訪れてはお茶の相手をしている。
[編集] 柴崎元治
(しばさき もとはる)
声 - 西川幾雄
(アニメのみ登場)アニメでの蒼星石の契約者。時計職人の老人。一人息子を失い、またそのショックで妻・マツが寝たまま目覚めなくなったことで、彼自身も精神破綻を起こし、蒼星石を亡くなった息子だと思い込み束縛していた。水銀燈に利用されるが、ジュン達がマツの夢に入り込み彼女を起こしたことにより、自身も息子の死を認め、以前の自分を取り戻した。以降も、孫同然に蒼星石を可愛がっている。翠星石からは「おじじ」、蒼星石からは「マスター」と呼ばれている。
第二期では芝崎元治とクレジットされているがどちらが正しいかは不明。時計店の看板には「芝」の字が書いてある(第二期9話参照)。
[編集] 柴崎マツ
(しばさき まつ)
声 - 鳳芳野
(アニメのみ登場)元治の妻。息子を交通事故で失ったショックで昏睡状態に陥ってしまう。蒼星石はマツの生命の木を探すも、夢の中は真っ白で見つからなかったが、ジュン達の活躍により目を覚ます。翠星石からは「おばば」、蒼星石からは「おばあちゃん」と呼ばれている。自身は翠星石を「翠ちゃん」、蒼星石を「蒼ちゃん」と呼んでいる。
元治同様、第二期では芝崎マツとクレジットされているがどちらが正しいかは不明。また、設定資料集1、アニメファンブック『エーデルローゼ』では柴崎テイという名前となっている(『エーテルローゼ』第二版以降は「マツ」に改訂されている)。
[編集] 柴崎一樹
(しばさき かずき)
声 - 松元恵
(アニメのみ登場)柴崎元治とマツの一人息子。幼い頃に交通事故で命を落としている。死後はマツの夢の中でマツと一緒に永遠に夢の中に居続けようとしていた。しかしマツの夢の中に入ってきたジュン達に説得されて夢の中に閉じ込められていた真紅と雛苺の脱出の手伝いをし、更に眠り続けていたマツを解放して目覚めさせる。その後、別れ際に真紅たちに両親への想いを伝えると満足して消えていった。
[編集] コリンヌ・フォッセー
(原作のみ登場)オディールの祖母でフランス人の雛苺の元契約者。裕福な家庭に住んでいて毎日雛苺と楽しく過ごしていたが、戦争の時代(時代背景から、第二次世界大戦の1940年 - 1945年(ドイツのフランス侵攻時)辺りと思われる)が始まり、疎開する際に雛苺をどうしても連れて行けなくなり、苦渋の選択で雛苺を置いて去ってしまった。その後、亡くなる直前まで雛苺のことを気にかけており、孫のオディールに雛苺の捜索を託す。
アニメ第1期第二話でも雛苺の前の契約者が同様に雛苺の鞄を閉じて去る場面が存在するが、コリンヌと同一人物であることを裏付ける描写はなされていない。
[編集] オディール・フォッセー
(原作のみ登場)雪華綺晶の契約者。コリンヌの孫娘で、雛苺が見間違える程、祖母・コリンヌと似ている。自らの指輪を雛苺の物と信じ込み、桜田家を訪れるが、その後雪華綺晶によって眠りに就かされ、昏睡状態に陥り、そのまま有栖川大学病院に搬送され現在入院中。このことからめぐたちからは「眠り姫」と言われる事がある。
[編集] サラ
声 - 真田アサミ
アニメ特別編で登場。劇中描写から19世紀後半頃と思われる時代の真紅の元契約者で、イギリス人の少女。家は裕福だが、結構お転婆で母親からよく叱られる。猫のジョナサンを飼っているが真紅のことを含め、このことは両親には隠している。真紅のことが大好きらしく、劇中で真紅の影響と思われる発言をした。一方、水銀燈に対しては、「色が白くて気持ち悪い」と言い、真紅が水銀燈ばかりに構っている事を不満に思っていた様子。
翠星石と蒼星石が次の時代へと旅立ち、同じ時代にローゼンメイデンがいなくなったので、この時代に留まる必要はないと判断した真紅は次の時代へ旅立つために契約を解除。別れも言わないまま眠っているサラに「立派なレディになるのよ」と告げ、サラの元を去った。尚、担当声優は現在の真紅の契約者・ジュンと同じである。
[編集] 梅岡
(うめおか)
(原作のみ登場)ジュンのクラスの若い男の担任教師。ジュンを学校へ来させようと何度か桜田家を訪ねている。
原作において、ジュンの引き篭りの原因を作った人物とも言えるのだが(大人の見解と解釈で、ジュンの才能を全校生徒に認めてもらおうと勝手に全校集会でジュンのデザインしたドレスを公表してしまった)、本人はそのことに対して無自覚である。生徒思いで一生懸命な教師だが、ジュンの前ではそれがいつも裏目に出てしまう。 第一期第三話にもジュンの担任教師が登場しているが、一瞬であるため、同一人物かどうかは不明。
[編集] 山本
(やまもと)
声 - 間島淳司
(アニメのみ登場)のりの同級生。のりに想いを寄せており、告白したものの、天然ボケののりは告白だと気づかなかった。その後何度も告白しようとするが、いつもあと一歩の所で失敗する。告白のためラクロスのラケットをプレゼントしようと桜田家を訪れた際に寝ぼけたのりにセールスと間違われたり、自転車に乗ったのりに気づかれず追いかけて途中で力尽きたり、蒼星石の乗った鞄にブチ当たって気絶したり、金糸雀を撃退しようとした翠星石にバケツで水をかけられるなど、不幸な目に遭っている。
[編集] ローゼン
「ローゼンメイデン」シリーズを作った伝説の天才人形師。男性らしく、ドール達からは「お父様」と呼ばれ慕われている。真紅曰く「名前は特に重要なものではなく、お父様はお父様」らしく、その他の素性も一切不明。ドイツ人という説もあるが、姿を変えている可能性もあるので定かではない。生きているかのようにリアルで繊細かつ緻密な作風から、収集家や一部の人形愛好者の間では評判。
究極の少女・アリスを生み出すため、錬金術でローザミスティカを生成しドール達を作ったが、誰もアリスに届かなかったことに悲嘆し姿を消したと言われている。人形師になる前は哲学者だったらしく、その後錬金術で不老不死を得て(なお、その辺りの時期に「サンジェルマン伯爵」と呼ばれていた。ローゼンクロイツとの関係が疑われるが真相は不明)、名や肩書きを変え何十年、何百年も生き続けているらしい。今もnのフィールドのどこかにいるらしいが、アリスとしか会う気はないという。
原作では幼少時代のジュンに会ったことがあるらしく、ジュンに人形劇と『ひとりの人形師の物語』を聞かせてあげていた。その時のローゼンの顔は空白のままだった。アニメでは金髪の青年の姿をしているが、目元は髪に隠れている。
特別編では、水銀燈の鞄や衣装まで用意しておきながら未完成のまま放置し、第2 - 第7ドールを作ってそのまま旅立ってしまう。なぜ、放置したのか、そして放置した後で水銀燈にローザミスティカを与えたのかは不明。
アニメ第二期最終話、ジュンの悲痛な叫びに応えるかのように、一度は飛び去った6つのローザミスティカと共に登場し、真紅達を復活させた後、真紅に「再びアリスを目指しなさい。しかし、その手段がアリスゲームだけとは限らない」と告げて去った。正式なローゼンメイデンに敗れた蒼星石と雛苺は、アリスゲームのルール上復活は出来ないが、ローゼンによればいつか魂を呼び戻すことができるとのこと。
[編集] 槐
(えんじゅ)
声 - 小野大輔
(アニメのみ登場)アニメ第二期に登場。白崎と共にドールショップを営む金髪、緑の瞳を持つ人形師の青年。寡黙でいつも工房で人形を製作している。ローゼンメイデンと同じような、螺子で動く人形を作っている。ローゼンの意図が理解出来ないジュンに、人形師の心情を説いた。
特別編にて物語の時代(主な交通手段が馬車で、イギリス・ロンドンのビッグ・ベンが建てられている辺りから19世紀後半頃と思われる)に白崎と一緒にローゼンメイデンを探していたことから、ローゼン同様、錬金術か何かで不老不死を得ている模様だがそうではない可能性も否定は出来ない。
フェティストらしく、ドラマCDでは「薔薇水晶改造計画」の名のもと、白崎に「シチュエーションが細か過ぎる」と言われる程、薔薇水晶に口調や仕草等の注文を細かく出していた。「若奥様」のシチュエーションが好みの様子。
正体は自称:ローゼンの弟子で、彼を超える作品を作るために薔薇水晶を作り、真紅達には「お父様」ことローゼンを騙り、擬似アリスゲームに誘導した元凶の1人である。但し、ローゼンの弟子である割には、ジュンに「たまたま真紅のミーディアムになっただけの子供」と言い捨てたり、ドールと媒介との絆を軽視したりと、「何か」を理解していなかったが薔薇水晶が彼の力を糧にしている事を思わせる部分も有る。人形師としての腕前はローゼンに挑戦するだけのことはあり、彼の作った薔薇水晶は真紅達との戦いに勝ったが、結局、崩壊してゆく薔薇水晶と共に光に包まれて消えた。 なお、彼が消えた後、ドールショップは閉店したようである。
[編集] 白崎
(しろさき)
(アニメのみ登場)アニメ第二期以降に登場。長髪に眼鏡のドールショップ店員。饒舌で少し軽い性格だが、謎めいた一面も持つ。ジュンと槐を引き合わせるが、裏では薔薇水晶と密談を繰り返す。
ドラマCDに収録された「薔薇水晶・改造計画」というエピソードでは、かなりハメを外していた。どうやらSM趣味があるらしい。
正体はラプラスの魔で、薔薇水晶を作成した槐を利用して、真紅達を擬似アリスゲームに誘導すべく監視していた。しかしながら、正体のラプラスの性格とのあまりのギャップに、違和感を覚える人も多い。名前に秘密があり、ラプラスの魔→白兎→しろうさぎ→しろさき→白崎という、ジョークが好きなラプラスの魔らしい名前になっている。アニメ特別編では、19世紀後半頃に槐と共にローゼンメイデンを探していたことから、槐とはかなり長い付き合いだと思われる。
[編集] 斉藤
(さいとう)
「まかなかった」世界に登場する女性。ジュンのアルバイト先である書店の同僚で、役者の卵である。優れた服飾デザインの素質を持つジュンに興味を示し、所属している劇団の活動へ彼を勧誘する。寡黙で強面な兄が居り、同じ劇団の裏方を務めている。
[編集] 店長
「まかなかった」世界に登場する、書店の雇われ店長。アルバイトで働くジュンを激しく軽蔑しており、露骨に侮辱的な態度で接する。ただしその言動は時折正論であり、全て他人のせいにし周囲を見下してきたジュンを激しく困惑させた事もある。
[編集] その他
[編集] くんくん
声 - 津久井教生
ドールズが夢中になって見ている、人形劇団 のーまっど製作のテレビ番組(人形劇)『くんくん探偵』の主人公で、いつも舌を出している垂れ目・垂れ耳の犬。劇中一度だけこの番組のスタッフロールが表示されたことがあり、その際にもくんくん役の声優に津久井の名前が表示されていた。
人形劇にしてはやけに本格的な推理劇(1話完結ストーリー、時々前後の続編ストーリーもあるらしい)で、主な登場人物は、名探偵のくんくん、警部補兼親友のねこ警部、ライバルの怪盗ドロボウキャット(CDドラマ『「探偵」Detektiv〜』では怪盗ペロリーナ男爵も登場)と、一見名探偵シャーロック・ホームズ風だが、キャラクターの位置づけ的に名探偵明智小五郎(明智小五郎・中村善四郎警部・怪人二十面相)寄りのキャラ設定になっている。また、劇中では映画化もされている。
劇中ではDVD化もされていて、第二期1話の時点で6巻まで出ている(ドラマCDでは、『「探偵」Detektiv〜』で水銀燈が初めて見たのが8巻で、第二期のドラマCDで水銀燈の問いにジュンが答えた所、16巻まで出ている模様)。特別編で『くんくん探偵 シーズン1 スーパーガイドブック』があることから、おそらくシーズン2も放送されていると思われる。
「捜査に必要なのは、どんな小さなことも見落とさない観察力」が口癖で、幾多の難事件を華麗に解決している。
水銀燈や薔薇水晶も含め、ドールズは皆くんくんファンである。特に真紅は熱狂的な大ファンで、普段の冷静沈着さを完全に失うこともしばしば。番組での抽選プレゼント「くんくん変身セット」に応募、見事当選させている。特別編ではネット通販で「くんくん探偵 シーズン1 スーパーガイドブック」を購入(製作が「人形劇団 のーまっど」なのだが、振込用紙の加入者名の欄が「(株)ノーマッド」となっている。)、ガイドブックを片手にくんくんのDVDを観ながら小まめにチェックしていた。
原作では、なぜか一箇所だけ、「くんくん探偵」(初期は「たんてい犬くんくん」というタイトルだった)を「雛苺がお気に入りのアニメ番組」と説明している脚注がある。
2005年2月に発売されたドラマCDに収録されたドラマ『「探偵」Detektiv〜』では、水銀燈も彼に魅了されたほどである。実はくんくんこそが、各キャラ達の意外な一面を暴き出したキーキャラとして存在する。また同時に短い話数設定からサイドストーリーを最小限に留めざるを得ないこの作品において、ファンを和ませるスパイス的存在として強い印象を与えている。2006年4月発売のPS2用ゲーム『ドゥエルヴァルツァ』では、遂に彼が主人公の短編アニメーションも収録された。
2006年2月発売のドラマCDでは、同じ声優の演じるキャラ、ラプラスの魔と共演。ボーイズラブ作品さながらの演出が展開された。
第二期の最終話で『くんくん探偵』の副題が『人形たちの鎮魂歌』となっていたが、これを放送していた同年の春に公開された『名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌』と掛けていると考えられる。
一方でめぐからは『水銀燈の今宵もアンニュ〜イ』にて冷たい態度を取られていた。
[編集] ラプラスの魔
(らぷらすのま)
nのフィールドに現れる謎の兎。シルクハットを被りタキシードを着用。悪戯好きで道化的な言動が目立ち、ミステリアスで捉え所がない。ドールズのアリスゲームにちょっかいを出す。(参考:ラプラスの悪魔)
アニメ第二期では「楽しき戯れ」と称して槐や薔薇水晶を上手いように扱い、擬似アリスゲームへと誘導し、「おもちゃ」呼ばわりしたローゼンメイデンを全滅させた張本人である。同期最終話で、蒼星石と雛苺のローザミスティカを奪い去り、雪華綺晶の元(nのフィールド)に逃走したと見える描写がある。結局なぜそういったことをしたかは不明。また、ジュンに「螺子を巻いただけの少年」と言い去るなど、槐同様媒介を軽く見ている描写がある。もっともその槐をも欺いているので、どこまで本気かも不明。
反面、原作においてはジュンを他の契約者達より特別視するなど、ジュンの過去について何かと詳しいような描写がある(現代の契約者の中でラプラスの魔と接触した契約者はジュンのみ)。物語最終局面ではジュンの前に扉を差し出し「開けますか? 開けませんか?」という問いを残した後、何処へと去って物語の幕を引く、応急措置的なデウス・エクス・マキナとしての役割を果たした。
[編集] ジャバウォック
小説版のみ登場。童話『鏡の国のアリス』のジャバウォック同様、竜の姿をしている。nのフィールドで産まれたが、記憶もなく夢も見ない自分の存在する理由が分からず、それを求めてnのフィールドを漂っていた時に、「夢の扉」の希望に満ちた眩い輝きに憧れ、独りでいることの寂しさと、「自分もあれを持ちたい」という欲求の末、扉を吸収するに至った(初戦後、真紅の意識も吸収されたが、翠星石の庭師の如雨露を使いジュンの夢を経由して、運よくジャバウォックの「夢」を発見、夢の中へ侵入して救出した)。
性格は素直であり、夢の扉を吸収したのも「孤独で寂しかった」のが主な理由であり、真紅を取り込んだ後も真紅をどうこうする気もなく、ただ真紅の質問に答え、会話をしただけである。
しかし夢の扉を吸収するということは、記憶と存在の拠り所でもある「心の映し鏡」を失い、その夢の持ち主も眠りに就くという意味でもあり、その結果、扉を吸収されたのりを含めた人間は勿論、雛苺や金糸雀までもが深い眠りに就き、蒼星石の「夢の思い出」も吸収された挙句、終には「9秒前の白」を起点にnのフィールドまでも呑み込みだした。夢の扉とnのフィールドを元に戻すため、真紅と翠星石、ジュンがジャバウォックとnのフィールドで対決、同じ頃にめぐも深い眠りに就き、ジャバウォックを探すためにnのフィールドへ来ていた水銀燈の影ながらの援護もあり、ジュンの力を大幅に使い、苦戦の末に最後は真紅の「薔薇の竜」にて倒された。
その後、めぐの元へ戻ってきた水銀燈は、めぐの指に悪魔の形をした指輪が嵌められているのを発見、めぐが言うには「親切な人からもらった」とのこと。指輪もジャバウォックをモチーフにしているということから「誰」が渡したかを理解し、薔薇乙女はともかく、無関係なめぐまで巻き込んだ「親切な人」に水銀燈は、「次に会った際にはくびり殺してやろう」と心に決めた。その「親切な人」の正体については、明かされていない。
以上でローゼンメイデンに関する核心部分の記述は終わりです。
[編集] 外部リンク
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