渋谷区

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しぶやく
渋谷区
東京都渋谷区区章.svg
渋谷区章
日本の旗 日本
地方 関東地方
都道府県 東京都
団体コード 13113-0
面積 15.11km²
総人口 214,227
推計人口、2014年8月1日)
人口密度 14,180人/km²
隣接自治体 世田谷区目黒区港区新宿区
中野区杉並区品川区
区の木 ケヤキ
区の花 ハナショウブ
渋谷区役所
区長 桑原敏武
所在地 150-8010
東京都渋谷区宇田川町1番1号
北緯35度39分50.3秒東経139度41分53.1秒座標: 北緯35度39分50.3秒 東経139度41分53.1秒
渋谷区役所と渋谷公会堂
外部リンク 渋谷区公式サイト

渋谷区位置図

― 区 / ― 市 / ― 町・村

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渋谷区(しぶやく)は、東京都特別区のひとつ。区の成立は1932年昭和7年)で、1962年(昭和37年)の住居表示施行後から現在まで32の町名がある。区役所の所在地は、区内宇田川町

概要[編集]

渋谷区は東京における城西地区に位置し、千代田区中央区港区新宿区とともに「都心5区」に数えられる。

ターミナル駅である渋谷駅を中心とした渋谷地区は副都心のひとつとなっているほか、新宿駅に程近い代々木千駄ヶ谷新宿オフィス街繁華街と一体となっている。また、青山(港区)に隣接する原宿表参道ファッションの中心として知られるほか、代官山周辺や恵比寿などには商業施設やファッション関連の産業が集積している。さらに渋谷区は明治神宮代々木公園など、都心にありながら広大な緑地を有しており、周辺には松濤代々木上原といった都内有数の高級住宅地も点在している。また、同様に高級住宅地として知られる広尾麻布区に起源を持ち、現在でも麻布に近い地域性を持つ。

一方、区内北部、とりわけ甲州街道京王線沿いよりも北側の地区は中野区新宿区に続く過密な住宅商業地区となっており、他の町域とは趣を異にする。

区内の年間平均気温は約15℃。削除

代表的な地域[編集]

渋谷駅周辺
東急グループの拠点であり(渋谷駅前の百貨店は、東横百貨店だった)、商業活動が盛ん。渋谷駅ハチ公口側に百貨店やファッション専門店、飲食店カフェ、遊戯施設などが密集しており、渋谷公園通り(区役所通りを改称)・センター街道玄坂スペイン坂パルコSHIBUYA 109などの定番スポットも多い。
神宮前・表参道(原宿も含む)
街路樹が立ち並ぶ表参道沿いと周辺には有名ブティックを始めとしたアパレル関連の店舗及び事務所、そして美容室が多く集まる。2006年には新しい商業施設「表参道ヒルズ」もオープンした。参道の先には明治神宮があり、年末年始の参拝客は日本一である。
代官山
代官山は渋谷区の中では表参道などに次ぐファッションタウンであり、旧山手通り沿いなどには、和洋中の有名レストランも数多い。
恵比寿
恵比寿はもともと下町であったが、JR山手線沿線で通勤に便利な立地であることから、近年は駅周辺にオフィスビルが増え、日中はビジネスマンで賑わっている。1994年に恵比寿ビール工場跡地に建設された恵比寿ガーデンプレイスによって今日の恵比寿へと発展するきっかけとなった。
神泉町・渋谷区渋谷
ともに、渋谷の駅から坂を上ったところにあり、特に神泉は渋谷区内で陰に隠れた存在であったが。「ビットバレー」と呼ばれ、IT関連のビジネス街となっている。
渋谷区南部の住宅地
渋谷区南部にある住宅地は、一般に閑静な住宅地である。南平台町広尾松濤などは、渋谷区の中でも特に地価が高い。
甲州街道沿い(京王新線沿線)
笹塚幡ヶ谷初台(本町)の3つの街があるが。渋谷の街よりも新宿へのアクセスのほうが格段に良い。初台にはオペラタワーというオフィスビルがある。
代々木地域(小田急線沿線)
ここでいう代々木地域とは、JR代々木駅周辺というよりむしろ旧代々木村の全域を指し、代々木上原富ヶ谷といった広範囲なエリアを指す。最寄の鉄道路線は小田急線である。宇田川などの河川によって形成された幾つもの谷があり、地形的には起伏に富んだ地域で町の様相は隣接する世田谷区に似通っている。

人口[編集]

Demography13113.svg
渋谷区と全国の年齢別人口分布(2005年) 渋谷区の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 渋谷区
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
渋谷区(に該当する地域)の人口の推移
1970年 274,491人
1975年 263,815人
1980年 247,035人
1985年 242,442人
1990年 205,625人
1995年 188,472人
2000年 196,682人
2005年 203,334人
2010年 204,753人
総務省統計局 国勢調査より

昼夜間人口[編集]

2005年に夜間人口(居住者)は199,280人であるが、区外からの通勤者と通学生および居住者のうちの区内残留人口の合計である昼間人口は542,803人での2.724倍の人口になる(東京都編集『東京都の昼間人口2005』平成20年発行132,133ページ 国勢調査では年齢不詳のものが東京都だけで16万人いる。上のグラフには年齢不詳のものを含め、昼夜間人口に関しては年齢不詳の人物は数字に入っていないの数字の間に誤差は生じる)

歴史[編集]

渋谷区が初めて設置されたのは1932年(昭和7年)のことで、それまでの東京府豊多摩郡の13町が東京市に編入されることになり、同郡の渋谷町千駄ヶ谷町代々幡町の3町をまとめて「渋谷区」とされたものである[1][2]。この際、豊多摩郡の残り10町は、2-4町ずつまとめられ、「中野区」、「杉並区」、「新宿区」として再編された。

3町の合併後の区名が「渋谷」となったことについては、当時3町のなかで最も発展していたのが渋谷町であり、そのためにその町名が区名として採用されたといわれる[3]

前史[編集]

渋谷区成立後[編集]

1930年代-[編集]

1950年代-[編集]

渋谷区長選任の贈収賄事件に関連して、最高裁判所大法廷は特別区において区長公選制を認めないことが憲法93条2項に反しないと判断

1970年代-[編集]

1970年代は若者の街、若者文化などの、流行の発信地の大きな移動が始まり若者文化の歴史を大きく変えた。(新宿渋谷)この影響で渋谷だけではなく、渋谷区の中にある原宿を含めた渋谷区全体に大きな変化が訪れることになる。 1970年頃までは、若者の街、若者文化の流行の発信地といえば、何といっても新宿だった。 しかし、1973年に渋谷でPARCOの開店があり、日本における若者文化の歴史が大きく変化。その流れは「新宿から渋谷、または原宿を含めた渋谷区全体へ」と移り変わっていく。

1990年代-[編集]

2010年代-[編集]

  • 2012年(平成24年)4月26日 - ‪渋谷ヒカリエ‬(商業施設)開業

過去の出来事[編集]

渋谷事件
1946年7月19日東京渋谷渋谷警察署前で発生した抗争事件。警視庁渋谷警察署、暴力団落合一家武田組および愚連隊万年東一一派の連合隊と、武装した在日台湾人グループとの間に発生。 死者は事件当日警察官1人・在日台湾人2名(当日後含め7名)。重軽傷者は35名(警察官1名・在日台湾人34名)。
渋谷暴動事件
1971年11月14日、東京・渋谷において発生した暴動事件。11月14日沖縄県に行われた沖縄返還協定批准阻止のゼネラル・ストライキに呼応して行なわれた「沖縄返還協定批准阻止闘争」で、革命的共産主義者同盟全国委員会(中核派)の学生ら約400人が、渋谷で警戒中の機動隊や渋谷駅前派出所火炎瓶等で襲撃。警察官1人殉職、警察官3名重傷。

姉妹・提携都市[編集]

地域[編集]

区内の町丁数は80で、これは東京23区の中で荒川区、文京区についで3番目に少ない-典拠、東京都総務局統計部人口統計課 編集・発行「住民基本台帳による東京都の世帯と人口」平成22年1月分、平成22年3月発行、P.22より

幡ヶ谷地域
笹塚幡ヶ谷本町
代々木地域
上原大山町西原初台元代々木町富ヶ谷代々木神園町代々木
千駄ヶ谷地域
千駄ヶ谷神宮前
大向・恵比寿地域
神山町神南宇田川町松濤神泉町円山町道玄坂南平台町桜丘町鉢山町鶯谷町猿楽町代官山町恵比寿西恵比寿南
氷川・新橋地域
渋谷広尾恵比寿
隣接している自治体
東 - 港区
北 - 新宿区中野区
西 - 杉並区世田谷区
南 - 目黒区品川区

住宅団地[編集]

  • UR 恵比寿ガーデンプレイス(旧住宅・都市整備公団)、超高層、跡地利用、1994年
  • UR 外苑団地
  • UR 初台団地(代々木、分譲62 1957年)
  • UR 原宿団地(神宮前、 分譲112 1957年)
  • 都営宮益坂アパート(東京都建築局、東京都、初の公共高層分譲、1953年
  • UR 宇田川団地(宇田川町、分譲90 1956年)
  • UR 恵比寿団地(恵比寿 市街地住宅 賃貸105 1959年 現存 現存譲渡)
  • UR 渋谷公会堂通り団地(恵比寿西 市街地住宅 賃貸40 1960年 現存 譲渡返還)
  • UR 美竹町第一団地(渋谷 市街地住宅 賃貸56 1962年 現存現渋谷一丁目。 譲渡返還)
  • UR 美竹町第二団地(渋谷 市街地住宅 賃貸63 1963年 現存現渋谷一丁目第二。 譲渡返還)
  • UR 渋谷金王町団地(渋谷 市街地住宅 賃貸77 1961年 現渋谷二丁目。 譲渡返還)
  • UR 渋谷栄通団地(神泉町 男子単身 賃貸198 1960年)
  • UR 代々木駅前団地(代々木 市街地住宅 賃貸42 1963年 現存 譲渡返還)
  • UR うぐいす住宅(鶯谷町 市街地住宅 分譲148 1958年 建替工事中 建替え予定)
  • 都営恵比寿西アパート(恵比寿西、1962 - 1963年)
  • 都営広尾五丁目アパート(広尾、1970年)
  • 都営笹塚アパート(笹塚、1951年)
  • 都営笹塚二丁目アパート(笹塚、1967 - 1974年)
  • 都営笹塚三丁目アパート(笹塚、1971年)
  • 都営渋谷一丁目アパート(渋谷、1983年)
  • 都営原宿アパート(神宮前、1963 - 1964年)
  • 都営神宮前アパート(神宮前、1965年)
  • 都営神南一丁目アパート(神南、1969年)
  • 都営千駄ヶ谷アパート(千駄ヶ谷、1963 - 1964年)
  • 都営氷川町アパート(東、1964年)
  • 都営渋谷東二丁目アパート(東、1967年)
  • 都営渋谷東二丁目第2アパート(東、1969年)
  • 都営幡ヶ谷二丁目アパート(幡ヶ谷、1969年)
  • 都営幡ヶ谷原町アパート(幡ヶ谷、1951年)
  • 都営幡ヶ谷二丁目第2アパート(幡ヶ谷、1970 - 1971年)
  • 都営渋谷本町一丁目アパート(本町、1973年)

観光[編集]

代表的ランドマーク[編集]

区政[編集]

渋谷区議会[編集]

会派構成[編集]

(2014年6月5日現在)

会派名 略称 議席数
渋谷区議会自由民主党議員団 自由民主党 8
渋谷区議会公明党 公明党 6
日本共産党渋谷区議会議員団 日本共産党 6
民主党渋谷区議団 民主党 4
無所属クラブ 無所属ク 4
無所属渋谷 無所属渋谷 2
無所属 3

国政・都政[編集]

衆議院議員[編集]

渋谷区は中野区とともに東京都第7区を構成する。

東京都議会[編集]

渋谷区で1つの選挙区を構成し定数は2人である。

  • 渋谷区選出議員
    • 大津浩子(無所属
    • 村上英子(自由民主党)

産業[編集]

渋谷税務署は、管轄する事業者数が日本で最も多い税務署である。

渋谷区に所在する企業等[編集]

渋谷
道玄坂
宇田川町
神南
神宮前
千駄ヶ谷
広尾
桜丘町
南平台町
鶯谷町
猿楽町
代官山町
鉢山町
恵比寿
恵比寿西
恵比寿南
円山町
神泉町
松濤
神山町
富ヶ谷
代々木
代々木神園町
元代々木町
上原
西原
大山町
本町
初台
幡ヶ谷
笹塚

交通[編集]

道路[編集]

鉄道[編集]

※ その他、西新宿五丁目駅 - 中野坂上駅間で当区(本町三丁目)を通過する。

バス[編集]

機関・施設[編集]

警察[編集]

消防[編集]

医療[編集]

文化施設[編集]

博物館[編集]

美術館[編集]

プラネタリウム[編集]

図書館[編集]

渋谷区内の図書館のうち、一般利用が可能な公立の施設は10箇所ある。

  • 渋谷区立中央図書館(神宮前1-4-1)
  • 渋谷区立西原図書館(西原2-28-9)
  • 渋谷区立渋谷図書館(東1-6-6)
  • 渋谷区立本町図書館(本町1-33-5)
  • 渋谷区立富ヶ谷図書館(上原1-46-2)
  • 渋谷区立笹塚図書館(笹塚1-27-1)
  • 渋谷区立臨川みんなの図書館(広尾1-9-17)
  • 渋谷区立代々木図書館(代々木3-51-8)
  • 渋谷区立こもれび大和田図書館(桜丘町23-21 渋谷区文化総合センター大和田2階)
  • 渋谷区立笹塚こども図書館(笹塚3-3-1)

教育[編集]

大学[編集]

高等学校[編集]

中学校[編集]

区立
私立

小学校[編集]

区立
私立

専門学校[編集]

無認可校[編集]

予備校[編集]

放送[編集]

スタジオ[編集]

大使館[編集]

国際機関[編集]

  • 国際労働機関駐日事務所
  • 国際連合開発計画東京事務所
  • 国際連合難民高等弁務官駐日事務所
  • 国際連合広報センター
  • 国際連合児童基金東京事務所
  • 国際連合人口基金東京事務所
  • 国際連合大学本部
  • 世界知的所有権機関日本事務所

出身者[編集]

政治家[編集]

官僚[編集]

実業家[編集]

学者[編集]

文化人[編集]

芸能人[編集]

諸分野[編集]

ゆかりある人物[編集]

居住者[編集]

渋谷区にゆかりの作品[編集]

映画[編集]

ドラマ[編集]

バラエティー番組[編集]

ゲーム[編集]

コミック[編集]

音楽[編集]

渋谷区の行事・イベント[編集]

渋谷区の特産品、みやげ[編集]

ナンバープレート[編集]

渋谷区は、品川ナンバー(東京運輸支局本庁舎)を割り当てられている。

品川ナンバー割り当て地域
  • 千代田区・中央区・港区・品川区・目黒区・大田区・世田谷区・渋谷区と島嶼部も含む[1]

脚注[編集]

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  1. ^ http://www.city.shibuya.tokyo.jp/shibuya/profile/uraig.html
  2. ^ 渋谷町、千駄ヶ谷町、代々幡町のかつての町域は、それぞれ現在の渋谷警察署原宿警察署代々木警察署の管轄地域と一致する
  3. ^ 渋谷区の変遷と由来等
  4. ^ 散策マップ No.1 『渋谷駅から渋谷のルーツをたずねて』 渋谷区歴史散歩の会平成13年10月発行
  5. ^ 散策マップ No.1 『渋谷駅から渋谷のルーツをたずねて』 渋谷区歴史散歩の会平成13年10月発行
  6. ^ 散策マップ No.1 『渋谷駅から渋谷のルーツをたずねて』 渋谷区歴史散歩の会平成13年10月発行
  7. ^ a b c 東京都交通局60年史
  8. ^ トルコ共和国イスタンブール市ウスキュダル区との友好交流 渋谷区役所、平成23年5月5日閲覧

参考文献[編集]

  • 東京都交通局編 『東京都交通局60年史』 東京都交通局、1972年
  • 渋谷区郷土博物館・文学館編 『ハチ公の見た渋谷展図録』 渋谷区郷土博物館・文学館、2005年7月。
  • 渋谷区郷土博物館・文学館編 『住まいからみた近・現代の渋谷』 渋谷区郷土博物館・文学館、2007年10月。
  • 渋谷区郷土博物館・文学館編 『「春の小川」の流れた街・渋谷-川が映し出す地域史』 渋谷区郷土博物館・文学館、2008年9月。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]