されど罪人は竜と踊る Dances with the Dragons

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されど罪人は竜と踊る
Dances with the Dragons
ジャンル ファンタジー暗黒ライトノベル
小説
著者 浅井ラボ
イラスト 宮城
出版社 小学館
レーベル ガガガ文庫
刊行期間 2008年5月20日 -
巻数 6巻(以下続刊)
テンプレート使用方法 ノート
プロジェクト ライトノベルPJ ライトノベル
ポータル 文学

されど罪人は竜と踊る Dances with the Dragons』(されどつみびとはりゅうとおどる ダンスィズ・ウィズ・ザ・ドラゴンズ)は、浅井ラボによる日本ライトノベル作品。イラストは宮城。レーベルは小学館ガガガ文庫

目次

[編集] 概要

角川スニーカー文庫から刊行されていた『されど罪人は竜と踊る』シリーズの、実質的なリメイク作品にあたる[1]。背表紙においては『されど罪人は竜と踊る』の表記のみだが、表紙には題字の側に『Dances with the Dragons』と刻印されている。スニーカー文庫版と区別するため、略称は『され竜DD』。第一巻、第二巻はスニーカー文庫版の大筋はそのままに大幅に加筆修正を加えたリメイク版であり、第三巻『Silverdawn Goldendusk』から、完全書き下ろし長編が登場した。

[編集] 設定

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ここでは主にガガガ文庫版にて初めて登場した、もしくは大きな役割を持った設定について解説する。その他の設定については『されど罪人は竜と踊る#設定』の項を参照。

[編集] 異貌のものども

[編集] 古き巨人

古き巨人(エノルム)は地層と同じ程古い種族と言われ、身長は16から18メルトルにもなる巨人である。珪金化合物の体を持ち、石油を食料としてアスファルトの排泄物を出す。体の表面は基本的に金属で被われているが、体の内部は表面よりは頑丈ではない。目の数が多いほど強力な個体で、身体の色と眼の色によって十八属百十八派に分類される。北方各地には山と同程度の大きさで、八十八の目を持った巨人の民話が伝わっている。 八十八の目の巨人の正体は、昔怨帝と呼ばれた古き巨人の支配者の一体。一二〇〇年前の大戦でガ・フーイと戦い竜族に敗れた後、巨神のいる次元で傷を癒している。その子孫たちの集団は<怨帝の十三の嫡子たち>と呼ばれている。ゾアイデス・スは、ザムザ・ザの持ってきた三つの指輪により復活を成し遂げたが、オキツグの言動によりザムザ・ザとともに再び眠りについた。

[編集] 登場人物

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されど罪人は竜と踊る#登場人物』も参照。

ウォルロット・ウォルハーグ
魔杖剣:「悲姫ジゼロ」「思推せしオデオン
「勇者ウォルハーグ」の異名で知れ渡る青年。元・ピエゾ連邦共和国の軍人で、最終階級は特佐。破壊工作や暗殺を行う第903部隊に所属していた。当時のピエゾ大統領バセレオの命令で、独立を狙うペンクラート人民の虐殺を行い、バセレオの失脚と同時に軍事法廷にかかり永久監獄に投獄された。その後、多数の軍人を殺害し脱獄。旧友ブローゾに儲け話の話を持ち出され、エリダナに訪れた。
その戦闘能力はすさまじく、ガユスとギギナ2人がかりで挑んでも完敗するほど。
過去の悪夢から逃れるため麻薬中毒者となり、情緒不安定なところもあるが、元は沈着冷静で実直、勇者の異名に相応しい気高い青年である。その忠義心の高さゆえに虐殺者となった。ブローゾの伝言を黙しているジヴを、誘拐する形で行動を共にするが、次第にジヴという女性に惹かれていく。
重力質量系、化学鋼成系を使いこなし、戦場での判断力に優れる。
アーゼル
エリウス出版見習記者。巨乳。ガユスに処女を奪われかけた。
テュラス
ガユスの予備校の女子生徒でガユスに惚れている。角川書店版二巻にも1シーンだけ登場したが、ガガガ文庫版では出番が増えている。
ダリオネート・ブラカイマ
ウォード投資会社最高経営顧問
タカシナ・テンゼン
魔杖刀:「鶯鳴き
賽河江一刀流免許皆伝。ギギナの師の一人である齢90を超える老人。剣術は年齢をして尚衰えていないが、体はやはり老いている。ギギナとの戦闘によって殺された。
ロレンゾ・ホルヘイゾ
魔杖剣:旧型の猟用魔杖剣
過去に殺人王ザッハドを逮捕した伝説的な老咒式士。ザッハドの逮捕後親族をザッハドの使徒に殺害された為、使徒を狩る事に執念を燃やす。傍らに一見すると普通の犬だがエミュレルバルクの森に生きていた白、黒、赤の3匹の魔犬を従えており、そのどれもが強力。尚且つロレンゾ自身も到達者級以上の咒式士であり、使徒を一撃で葬る程の実力を持つ。
著作物を刊行しており『都市における追跡』は市街戦を行う咒式士の必読書となっている。
アンヘリオ
ザッハドの使徒の中でも最悪の一人とされる、今までに900人以上を殺害した殺人者。その犯行の手口から"金剛石の殺人者"や"動く断頭台"の異名を持つ。魔杖剣なしで咒式を発動できる特異体質であり、7冊のエメレオの書を所持する超級の咒式士。祝祭と称してエリダナへやって来て、数々の殺人劇を起こして災厄をもたらし、ガユスやギギナ、パンハイマらと対峙する。
今までの悪行から、世間または当局からはザッハドの使徒の一人と認識されているが、本人曰く「ザッハドに対して敬意も持たないし、使徒ではない」との事。使徒と認められるにはエメレオの書を所持してる事が条件の一つであるが、彼はエミュレリオの遠い子孫であり、家にもともと伝わっていた書を所持しているだけにすぎない。
生まれつき、その異名通り何事にも左右されず全てを他人事のように思う異常な精神を持っている。また人間観に独自の観点を持ち、無価値と判断した人間を殺害した際には"再配分"と称し、自身の持つ莫大な資産から価値ある未来の可能性があると判断した者、技術または組織に多額の寄付をしている。この行為から、悪評とは正反対の"百合の紳士"という異名を持つ。自身の精神構造または思想についてアンヘリオは誇大妄想狂と評している。

[編集] 既刊一覧

  • されど罪人は竜と踊る 1 Dances with the Dragons 2008年5月20日 ISBN 9784094510720
  • されど罪人は竜と踊る 2 Ash to Wish 2008年6月18日 ISBN 9784094510768
  • されど罪人は竜と踊る 3 Silverdawn Goldendusk 2008年9月18日 ISBN 9784094510881
  • されど罪人は竜と踊る 4 Soul Bet's Gamblers 2008年10月18日 ISBN 9784094510942
  • されど罪人は竜と踊る 5 Hard Days & Nights(短編集) 2009年2月18日 ISBN 9784094511161
    • 翅の残照
    • 道化の予言
    • 黒衣の福音
    • 禁じられた数字
    • 始まりのはばたき
    • 幸運と不運と(書き下ろし)
    • 刃の宿業(書き下ろし)
  • されど罪人は竜と踊る 6 As Long As I Fall(短編集) 2009年4月17日 ISBN 9784094511321
    • 迷い路
    • 青の日射しに灼かれて
    • 尾を喰らう蛇
    • 雨にさらして
    • 青嵐
    • 優しく哀しいくちびる
    • 夏よりも暑い戦い(書き下ろし)
  • されど罪人は竜と踊る 7 Go to kill The Love Story 2009年8月18日 ISBN 9784094511536
  • されど罪人は竜と踊る 8 Nowhere Here 2009年10月20日 ISBN 9784094511659
  • されど罪人は竜と踊る 9 Be on the Next Victim 2010年7月17日 ISBN 978-4094512182
  • されど罪人は竜と踊る 10 Scarlet Tide 2011年6月22日 ISBN 978-4094512793

[編集] 中国語版

尖端出版社より発売

[編集] ドラマCD

ムービックより発売。

[編集] スタッフ

音楽:川本比佐志

[編集] キャスト

[編集] 脚注

  1. ^ 角川スニーカー文庫からの移籍の理由については筆者項を参照。

[編集] 外部リンク

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