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(かい、: Śīla, : Sīlaシーラ, 尸羅)とは、仏教の信徒が守らなくてはならない各種の決まりのこと。

種類[編集]

五戒・八斎戒[編集]

仏教の在家信徒(優婆塞優婆夷)は、以下の五戒が課される。

  • 不殺生戒(ふせっしょうかい) - 殺生をしない
  • 不偸盗戒(ふちゅうとうかい) - 盗みをしない
  • 不邪淫戒(ふじゃいんかい) - 淫らな性行為をしない
  • 不妄語戒(ふもうごかい) - 嘘をつかない
  • 不飲酒戒(ふおんじゅかい) - 酒を飲まない

また、毎月の六斎日には、上記の五戒に代えて、八斎戒を課されることになる。

十戒[編集]

仏教の見習い僧(沙弥沙弥尼)には、以下の十戒が課される。

  • 不殺生戒(ふせっしょうかい)
  • 不偸盗戒(ふちゅうとうかい)
  • 不淫戒(ふいんかい) - 性行為をしない
  • 不妄語戒(ふもうごかい)
  • 不飲酒戒(ふおんじゅかい)
  • 不塗飾香鬘戒(ふずじきこうまんかい) - 身体を飾らない
  • 不歌舞観聴戒(ふかぶかんちょうかい) - 歌舞を観聴きしない
  • 不坐高広大牀戒(ふざこうこうだいしょうかい) - 高広な寝台を用いない
  • 不非時食戒(ふひじじきかい) - 午後から翌朝日の出まで、食事をしない
  • 不蓄金銀宝戒(ふちくこんごんほうかい) - 蓄財をしない

具足戒[編集]

正式に僧伽(僧団)の一員としての出家者(比丘比丘尼)になるためには、具足戒波羅提木叉)を授けられる必要がある。

これは200-300程度の僧団規則の集成であり、「」(Vinaya)の中核を成すものである。したがって、出家者(比丘・比丘尼)にとっては、「戒」と「律」は同義となる。それゆえ、「戒律」という表現も生まれた。

「戒・定・慧」の「三学」の筆頭であり、こうして戒を守ること(持戒)から、修行は始まる。

毎月2回、布薩にて抵触していないか確認される。

脚注・出典[編集]

関連項目[編集]