緋弾のアリア

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緋弾のアリア
ジャンル 大スケールアクション&ラブコメディ
小説
著者 赤松中学
イラスト こぶいち
出版社 メディアファクトリー[1]
レーベル MF文庫J
刊行期間 2008年8月25日 -
巻数 既刊本編17巻+番外編1巻(2014年4月現在)
漫画
漫画
原作・原案など 赤松中学(原作)
こぶいち(キャラクター原案)
作画 こよかよしの
出版社 メディアファクトリー[1]
掲載誌 月刊コミックアライブ
レーベル MFコミックス アライブシリーズ
発表号 2009年11月号 -
発表期間 2009年9月26日 -
巻数 既刊9巻(2013年12月現在)
漫画:緋弾のアリアAA
原作・原案など 赤松中学(原作)
こぶいち(キャラクターデザイン)
作画 橘書画子
出版社 スクウェア・エニックス
掲載誌 ヤングガンガン
レーベル ヤングガンガンコミックス
発表号 2010年22号 -
発表期間 2010年11月5日 -
巻数 既刊7巻(2013年12月現在)
漫画:緋弾のアリアちゃん
原作・原案など 赤松中学(原作)
こぶいち(キャラクター原案)
作画 武シノブ
出版社 メディアファクトリー[1]
掲載誌 月刊コミックアライブ
レーベル MFコミックス アライブシリーズ
発表号 2011年5月号 - 2012年6月号
発表期間 2011年3月26日 - 2012年4月27日
巻数 全1巻
アニメ
原作 赤松中学
監督 渡部高志
シリーズ構成 白根秀樹
脚本 白根秀樹、ヤスカワショウゴ、平林佐和子
キャラクターデザイン 岩倉和憲
音楽 尾澤拓実
アニメーション制作 J.C.STAFF
製作 東京武偵高校、TBS
放送局 放送局参照
放送期間 2011年4月14日 - 6月30日
話数 全12話 + テレビ未放送1話
インターネットラジオ
インターネットラジオ:
ラジオ・緋弾のアリア 武偵高広報室便り
配信期間 2011年3月25日 - 7月1日
配信サイト flying DOG公式サイト内
配信日 毎週金曜日
配信回数 全13回
配信形式 収録ストリーミング
パーソナリティ 釘宮理恵高橋美佳子
提供 flying DOG
インターネットラジオ:
ラジオ・緋弾のアリア 武偵高広報室便り 出張版
配信期間 2011年4月21日 - 5月5日
配信サイト ガンガンONLINE
配信日 隔週木曜日
配信回数 全2回
配信形式 収録、ストリーミング
パーソナリティ 釘宮理恵、高橋美佳子
ドラマCD:
TVアニメーション 緋弾のアリア CDドラマシアター
発売元 flying DOG
レーベル flying DOG
発表期間 2011年7月27日 - 8月24日
テンプレート - ノート
ウィキプロジェクト ライトノベル漫画アニメ
ポータル 文学漫画アニメラジオ

緋弾のアリア』(ひだんのアリア、Aria the Scarlet Ammo)は、赤松中学によるライトノベル。およびそれを原作としたテレビアニメ

イラストこぶいちが担当。MF文庫Jメディアファクトリー[1])より、既刊17巻(2014年4月現在)。略称は「緋弾」「アリア」「緋アリ」など。2014年4月現在、シリーズ累計で500万部を突破している[2]

TBSほかにてテレビアニメ化され、2011年4月から6月まで放送された。また、アニメ放送と連動する形でソーシャルゲームがGREE及びMobageにて配信された(後述)。

作者が同じ『やがて魔剱のアリスベル』(電撃文庫より刊行)とは世界観を共有しており、主人公の原田静刃、ヒロインのアリスベルがこちらにも登場している。

あらすじ[編集]

増加する凶悪犯罪に対抗するため、武力を行使する探偵「武偵」の存在が当たり前の社会。武偵を育成する東京武偵高校に通う青年・遠山キンジは、普通の生活を求めていた。しかしある日現れたエリート少女武偵・神崎・H・アリアと出会ったことにより、彼女を取り巻く戦いの日々に身を投じていくことになる。

登場人物[編集]

以下特に断りなく第○巻と指すときは、原作第○巻のことを表す。

バスカービル[編集]

遠山 金次(とおやま キンジ)
- 間島淳司
本作の主人公。名前の作中表記は「キンジ」。遠山金四郎景元の子孫。第17巻で閻に源頼光の子孫でもあると言われている。7月生まれ。身長170センチメートル、体重63キログラムのA型。東京武偵高校2年A組所属。専門科目は探偵科でランクはE。チーム「バスカービル」のリーダー(修学旅行II終了後は強制脱退)。1年の2学期までは強襲科に所属していたが、後述のことから、3学期(1月)から探偵科に転科している。東京武偵高校第三男子寮の4人部屋に1人暮らし。戦妹は風魔陽菜。理子付けのあだ名は「キーくん」。
普段、武偵高生としては平凡な男子高校生だが、性的に興奮すると普段の30倍まで能力が向上する「ヒステリアモード」の持ち主。未完成ながら歴代の遠山一族でも最高の潜在能力を秘めており、アリアを介してその素質の片鱗を示し始める。また本人には自覚がないが、強襲科や教務科からは戦闘能力において卓越した才能を持っているとされ、ココの所属する藍幇から勧誘を受けるなど外部組織からも一目置かれている。またリーダーの素質もあるらしく、レキや教務課の綴梅子からも、潜在的なカリスマ性があると言われている。超人ランクでは100位以内(17巻現在71位)に入っており、さらにはイ・ウー壊滅や極東戦役での功績から、「哿(エネイブル)[注 1]なる二つ名で呼ばれるようになる。ただし一方で魔女連隊から呪いの男(フルヒマン)と呼ばれたり、各国機関からは危険視されたりしている[注 2]
性格に関しては、物事を武偵の知識で判断している傾向なため、鈍感というよりむしろ常識ずれしているともいえる。女性との交際については、恋愛に関する常識的なことを知らないため(ヒステリアモード発動を避けるために必要以上に女性の心理に関する知識を学習しなかったこともあるが[注 3])、相手や周囲に誤解をあたえている(または誤解させている)こと[注 4]に気づいていない事も多い。ただし、アリアに対しては少なからず好意を抱いており、アリアをロンドンに帰したくないと思っている。この為、アリアに近い体格や体型の女性の方がヒステリアモードになりやすくなっている。
かつては正義の味方に憧れて武偵を志し、入学試験の際も強襲科を志願し合格[注 5]。だが、武偵だった兄を船舶沈没事故で亡くし、かつ世間では事故を防げなかった兄の責任にされたことで現実の無常さを覚え、武偵という存在に失望する。なお現在探偵科であるのはこの兄の事故が切っ掛けである[注 6]。そのことから、できるだけ早く転校しようと考えている。そんな時、高校2年に進級する始業式の日に、「武偵殺し」事件のチャリジャックに巻き込まれアリアと出会う。その際偶然発動したヒステリアモードで「武偵殺し」を撃退した上に、彼女にセクハラまがい(わざとでは無い)のことをしてしまい、彼女が放った弾丸を斬って逃げ、アリアが逃がした初めての犯人ということで彼女に目を付けられる。その後、「武偵殺し」事件で色々なことが判明したため、転校は一旦白紙とし、アリアのパートナーになることを決意する。
一方で、普通の生活を送ろうという考えは諦めておらず、3年次をもって武偵を諦めて一般校に転校するという決意をしている。けれど、転校するまでは、アリアの母を助け出すことには協力する意を示している[注 7]。第12巻で、その希望が叶い、武偵高に提出していた転出申請が受理され“退学”と言う名の転校で東池袋高校へ転入。かねてからの希望通り一般校に転入するも、慣れない生活に苦労することになる。日常で暮らす中で「力を持つ者が背負うべき責任」について自覚し、自分の本来の居場所に気付いて武偵を続ける事を決め、転入後2週間で東京武偵校に再編入する。現在は「普通の武偵」を目指している。
中学時代に菊代を始めとする女子たちにヒステリアモードを利用された経験から、女子と関わることを極力避けているが、その事情を知らない周囲からは「女嫌い」「たらし」「ネクラ」と呼ばれている。
あまり薬が効かない体質で、ワトソンから受けた痺れ薬やかなめが盛った睡眠薬からもすぐに回復した。その代わり風邪薬や気付け薬なども効きにくい。
「やがて魔剱のアリスベル ヒロインズ・アソート」の「パンスペルミアの追撃者(チェイサー)」では、3年後は公安0課の一員となっている。
携帯武器は兄の形見のバタフライナイフベレッタM92Fをフルオート、三点バースト化(違法改造したは良いが、2発がほぼ同時に出るようになった)した通称「ベレッタ・キンジモデル」、2学期からは、シャーロックが置いていった長剣スクラマ・サクス[注 8]と、父の形見であるデザートイーグル.50AE、平賀に製作してもらったオープンフィンガーグローブ「オロチ」を追加して使用している。
神崎・H・アリア(かんざき・ホームズ・アリア)
声 - 釘宮理恵
本作のメインヒロイン。東京武偵高校2年A組所属。身長142センチメートル[3]。専門科目は強襲科でランクはS。チーム「バスカービル」の副リーダー。二つ名は「双剣双銃(カドラ)のアリア」。後にシャーロックから「緋弾のアリア」の二つ名を継承する。香港刑務処からは鳳雛と呼ばれる。戦姉妹は間宮あかり。誕生日は9月23日。好物はももまんと泳ぎが苦手(カナヅチ)という弱点がある。父親がイギリス人とのハーフで、彼女自身はクォーター祖母はデイムの称号を持つリアル貴族様。英国の名探偵シャーロック・ホームズの曾孫にあたる。裏理子付けのあだ名はホームズのフランス語読みである「オルメス」。
ピンクのツインテールに小学生のような体型で、赤紫(カメリア)色の瞳を持つ人形のように愛らしい美少女。額もチャームポイントであったが、「武偵殺し」事件でキンジを庇い一生残る傷を負ってからは前髪で隠すようになった。性格はわがままで直情的でツンデレ。考えなしに事件に首を突っ込む気があり、他人の意見はほぼ無視して我を通そうとする。友人はおらず、クラスでは自分と似た立場にあるレキと友達として一緒にいることが多かった。
秘密結社「イ・ウー」に被せられた母親の冤罪を晴らすため、組織の人間を逮捕して裁判で証言させる事を目的に行動している。ホームズの家系には優秀な相棒が必要なことからパートナー探しの旅に出たが、Sランク武偵の彼女に見合うだけの能力を持つ人物は現れず、独唱曲(アリア)という名前の通りいつまで経っても独りぼっちでいた。そんな中、日本でSランク相当の能力を持つキンジ(ヒステリアモード時)と出会い、彼の能力の高さに目を付け、パートナー(奴隷)にしようと付きまとった。その後「武偵殺し」事件の解決を経て正式にパートナーとなる。14歳からロンドン武偵局の武偵としてヨーロッパ各地で活躍し、狙った相手を99回連続、かつ武偵法の範囲内で全員捕まえ、その間1度も犯罪者を逃がしたことがない[注 9]。そのため武偵の間では有名人で、彼女に憧れる者も多い。
ホームズの子孫には鋭い直感と優れた推理力が備わっていたが、アリアには直感だけしか遺伝しなかったため、ホームズ家からは落ちこぼれの烙印を押され冷遇されている。そのため、母親を除いてホームズ家との折り合いは悪い。腹違いのメヌエットという妹がいる。酒を呑むと泣き上戸になり、泣き方も可愛くなる。
戦闘では「双剣双銃」の二つ名通り、二丁拳銃と小太刀二刀流を使いこなす。さらに徒手格闘もでき、その腕前はヒステリアモードのキンジでも受け身をとるのがやっとなほど。戦い方はバーリ・トゥード。高い戦闘力を誇る反面、独断で行動する傾向がある。当初自覚はないが、体内には超常的な物質である緋緋色金が埋まっており、第4巻において緋緋色金で作られた緋弾と3年間共にあったために緋弾の継承が完了し、ちょうど3年目であるパトラとの戦いの時にその力が目覚める。その力により限定的にではあるが超常の力を操ることができる。また色金の力により、亜麻色の髪と紺碧の瞳だったそれぞれの色が変質し、身体的成長は色金を体内に埋められた12歳からあまり進まなくなった。第17巻では頭から小さな角が生えて来ている。
第8巻にてヒルダに殻金七星を破られ、「眷属」に殻金のほとんどを奪われてしまうが、第17巻時点で7枚中6枚が奪還され、残るは覇美の持つ1枚のみとなった。
かなめに負けてからは、SSRの時任ジュリアに思念動を習っているが、全然ダメだと評されている。
第17巻末で緋緋神となった。
携帯武器は、2本の小太刀コルト・ガバメント・クローン2丁(ステンレスモデルとスチールモデルが各1丁)[注 10]。また、第11巻から平賀に製作してもらったホバースカート「YHS/02(イース・ドゥ)」を使用している。
星伽 白雪(ほとぎ しらゆき)
声 - 高橋美佳子
本作のヒロインのひとり。東京武偵高校2年B組所属。専門科目は超能力捜査研究科 (SSR)。チーム「バスカービル」に所属。剣術と鬼道術を得意とする。白雪は真の名を隠す伏せ名であり、本名()は「緋巫女(ひみこ)」、二つ名は「火焔(ほむら)の魔女」。実・義理含めた7人姉妹の長女でもある。誕生日は11月14日。戦妹は佐々木志乃。理子付けのあだ名は「ゆきちゃん」。
黒髪ロングヘアーの、大和撫子を絵に描いたような性格のスタイル抜群な美少女。また生徒会長・園芸部部長・手芸部長・女子バレー部長を兼任し、偏差値45も満たない武偵高で75オーバーの優等生である。料理も得意。
キンジの幼馴染で、身内以外で唯一の理解者である彼にひとかたならぬ好意を抱き、依存している。その想いの強さは、食事・掃除などの身の回りの世話を焼くだけに留まらず、彼の妻になったりたくさんの子供をもうけている場面を日常的に妄想するほど。それゆえにキンジが他の女子と一緒にいることを許すことができず、彼に近づく女子は武力で排除しようとする。しかし、肝心のキンジにはその恋心を全く理解されていない。そういったことから、キンジのことで度々暴走しており、キンジと仲良くしている(ように見える)アリアや理子に日本刀で襲い掛かったり、既成事実を作ろうとキンジに襲い掛かろうとするなど、少々危ない一面がある(キンジはこの状態の白雪を黒雪と呼んでいる)。アリアなどに襲い掛かる場所がキンジの部屋だと、戦場となったキンジの部屋の壁や家具をボロボロにしてしまうが、その度に、何事もなかったかのように完璧に修復している。
代々星伽神社を守ってきた武装巫女の一人として外出を制限されて育っため、当初は一般常識を知らず神社や学校の外を怖がっていたが、4・5歳のころ近くに住んでいたキンジと出会い打ち解け、神社から出てはいけなかった彼女を近所の花火大会に連れて行ったことをきっかけに、彼を慕うようになった。そして超偵を狙う「魔剣」の標的にされた事件にて、キンジの危機に禁じられていた禁制鬼道を使ったことをきっかけに自分の意思を持つようになる。
「魔剣」事件解決後は家事等を行うためにキンジの部屋を以前よりも行き来している。アリアとの関係も軟化しているが、キンジとの仲については警戒している。
携帯武器は日本刀色金殺女(イロカネアヤメ)」と鎖鎌M60[注 11]。剣術の流派は星伽候天流。普段は頭のリボン(封じ布)で制限しているが、炎を使った術や鬼道術といった魔術の力はG(グレード)17という高いレベルを誇る。かなめ戦では、羽子板を使った「伍法緋焔羽(ゴホウノヒホムラバネ)」という技を披露している。禁制鬼道を使った戦闘では斬撃に焔を付与して戦い、戦闘能力は高いが、それだけ消耗も激しく、全力での戦闘は数分しかもたない。居合抜きの奥義「緋緋星伽神(ヒヒホトギガミ)」の切れ味は凄まじく、ジャンヌが「斬れぬものはない」と豪語した聖剣デュランダルや、新幹線の車両を真っ二つにするほどである。ジャンヌとの連携でかなめの単分子振動刀も破壊している。弱点は溜めが長い事[注 12]
峰 理子(みね りこ)
声 - 伊瀬茉莉也
本作のヒロインのひとり。東京武偵高校2年A組所属。専門科目は探偵科でランクはA。チーム「バスカービル」に所属。情報操作・収集や変装・変声術に長けている。1年時に島麒麟と戦姉妹契約を結んでいる。
身長147 cmで長い金髪をツーサイドアップに結った、ゆるい天然パーマが特徴の童顔の美少女。ファン達からは、ロリ顔巨乳として崇められている。武偵校の制服をフリルだらけの非殺傷性の改造制服にして着ている。普段はバカキャラを演じているが、本性は冷酷で、裏理子(キンジ呼称)になると鋭い男口調になる。キンジがHSSであることを知る一人。また、ホームズの血を引くアリアに対して強いライバル意識を持つ。
本名は理子・峰・リュパン4世。仏国の大怪盗アルセーヌ・リュパンの曾孫であるが、祖先の素質を全く受け継いでいない。幼い頃に両親を亡くして以来リュパン家は没落。理子自身はブラドに拾われるも、隔世遺伝により能力を発現する可能性のある5世を産むための道具としてルーマニアに囚われ監禁されて育った。そのため「リュパン4世」と呼ばれることを激しく嫌い、峰理子個人として己を磨いている。また服を着ることすら許されない環境に置かれたことから、ファッションに執着している。
後に脱走し「イ・ウー」に身を寄せるも彼女を追って来たブラドに見つかり、「ホームズの末裔を倒し初代リュパンを超えることと、自身の解放を引き換えにする」という条件を受け、「武偵殺し」事件を起こす。そこでアリアと対決するも敗北し、「イ・ウー」を脱退させられ、警察に出頭し司法取引により再び探偵科に帰ってきた[注 13]。その後後述の十字架をキンジとアリアと協力してブラドの家から取り返す。再び捕獲しようと現れたブラドに邪魔され捕まってしまうが、プライドを捨ててキンジとアリアに助けを求め、ブラドを3人で協力して倒し捕まえる。結果的に初代リュパンを超えたことで、アリアを対等なライバルと認める。このときキンジに激励されたことで明確な好意を抱くようになった。
その後はキンジの部屋によく遊びに来たり、アリアとは一緒に外出したり恋愛相談を持ち掛けられたりと日頃の仲は良好である。
しかし、ヒルダが現れた時にはかつてのトラウマが蘇り、その苦しみから逃れるためにヒルダの臣下になったが、2人を見殺しにできずヒルダに反抗。罰として受けた猛毒に侵されながらもヒルダを倒し、完全な自由を手に入れた。その後瀕死のヒルダに自分の血を提供して彼女の命を救っている。
ヒステリアモードのキンジとアリアを1人で追い詰めるほどの実力者で、微量の色金を含む青い十字架(5歳の誕生日プレゼントとして母から受け取ったもの)を身に着けることで髪の毛を自在に操れる能力を持つ。
また爆弾使いでもあり、「武偵殺し」事件の時には、キンジの自転車や武偵高のバスにプラスチック爆薬を仕掛けている。ヒルダ戦ではココが使っていた気体爆弾も使っている。
携帯武器は、2本のタクティカルナイフと2丁のワルサーP99。髪の毛でナイフを、両手で銃を持つことで、アリアと同じ「双剣双銃」を自称する。他には銃身を短く切ったウィンチェスターM1887、母親の形見のデリンジャーも所有している。フリフリの改造制服は広げるとパラシュートにもなる。ヒルダ戦ではアリアの2本の小太刀を髪の毛で持ち、キンジのスクラマ・サクスとベレッタを両手で持った変則版の双剣双銃を披露している。
愛車は武藤に改造させた、時速150キロメートルまで出せるベスパ{このベスパはAA3巻で間宮あかりが使用した}。
レキ
声 - 石原夏織
本作のヒロインのひとり。東京武偵高校2年C組所属。専門科目は狙撃科でランクはS。チーム「バスカービル」に所属。名字を知る者は無く、本人も知らない。第6巻にて名前の漢字表記が「蕾姫(レキ)」と判明した。12巻では白雪に似た「璃巫女」であることを明かしている。一般校での通名は「矢田レキ」。理子付けのあだ名は「レキュ」。
ウルス族と呼ばれる少数民族出身で蒙古の帝王チンギス・ハンこと源義経の末裔。身長は150センチメートルと小柄(アリアより頭半分大きい程度)で、体は細くショートカットの美少女(髪の色が青くなったのはアリアとは別の色金の近くに長い間いたため。)。入試でSランクに格付けされた天才児だが無口・無感情・無表情さらに性のことや自らの容姿にも無頓着のため「ロボット・レキ」のあだ名を持ち、特徴が無さすぎるために目立たない存在。クラスには友人がいないらしく、同じく友人のいないアリアとは一緒にいることが多かった。キンジのHSSのことを知る一人。
生活習慣は変わっていて食事は野戦に備えたカロリーメイトを常備してそればかり食べており、夜は狙撃銃を抱えたまま体育座りで眠る。自室には私物がほとんど無く、絶えずヘッドフォンで故郷の風の音を聞き、下着は白く飾りっ気のないものを着用している。
視力が6.0もあり、遠くのものをスコープ無しで観ることができる。狙撃範囲である絶対半径(キリングレンジ)は2051メートルで、ヒステリアモードのキンジでさえ逃げ切れなかった。武器の整備は専門の器具を用い、オーバーホールから銃弾の作成まで自分で行っている。狙撃の際には「私は一発の銃弾、銃弾は人の心を持たない。故に、何も考えない。ただ、目的に向かって飛ぶだけ」と自己暗示とも取れる詠唱後に銃を撃つ癖がある。「ここは暗闇の中 一筋の光の道がある 光の外には何も見えず、何もない私は光の中を駆けるもの」とセリフが変わる。 狙撃の腕前は、跳弾狙撃(エル・スナイプ)や、二重跳弾狙撃(エル・エル)、AA2巻では弾丸弾き(ビリヤード)などを使うことができるほどの狙撃の天才である。他に銃弾を掠めて脊椎を瞬間的に圧迫して首から下を麻痺させる技を使って相手を無傷で捕縛することもでき、ハイマキや狙姉を生け捕りにしている。狙撃率は99パーセントで、残りの1パーセントも不発弾(ミスファイア)によるもの[注 14]。反面、銃剣以外の近接格闘は極端に苦手である。これらのスキルはテーブルゲームでのイカサマにおいても発揮され、ルーレットでは狙った数字に入れることが出来る。他にも麻雀牌の彫りの重さから役牌に関する牌のみを取り分けたり、カードの僅かな傷などからカードを見分けたり、風の流れを読んでスポンジ賽の出目を操作したりと色々と超人ぶりを見せ、キンジに「チートじみた能力」と言われている。
「武偵殺し」事件のバスジャックや、カジノの警備の依頼で、キンジとアリアに協力している。2学期開始の直前からは「風」の命令に導かれ、キンジをウルスに引き入れ守るためにキンジに求婚する。これがきっかけでアリアとの仲に亀裂が入り、仲違いしてしまう。修学旅行Iでは、キンジと2人で民宿に泊まっていた時にココ三姉妹に襲撃され、瀕死の重傷を負う。その後、キンジたちの乗った新幹線がココたちにジャックされたと知ると、キンジを助けるために重傷の身体を引きずりながらも、ココたちとの戦闘の場に駆けつける。
ココ三姉妹の事件解決後に今まで従ってきた「風」の声が聞こえなくなり、自分が新しく進むべき道としてチーム「バスカービル」に入ることを決意する。関係が気まずくなっていたアリアとは、チーム編成の写真撮影当日にアリアに感謝の言葉を述べ、共に和解する。
修学旅行Iで瀕死の重傷を負い、「風」から「キンジのものになれ」と命じられた時に初めて「キンジへの好意」という感情を抱いていたことをキンジに告白し、笑顔を見せている。ココ三姉妹戦以降は人間らしい感情、特にキンジへの好意が大きくなっており、照れや嫉妬などの仕草を見せるようになった。
第12巻では武偵校を退学したキンジに付き従い、2週間だけ遠山家に居候し「矢田レキ」の名[注 15]で東池袋高校へ転校する。
戦宣会議ではウルスの大使として参加し「師団」に所属することを表明した。
携行武器は、ドラグノフ狙撃銃 (SVD) と銃剣。第10巻よりバレットM82も併用。他にも、猛獣を短時間で手なずけるという特技も持っており、第3巻以降、オオカミのハイマキを自室で飼っている。

東京武偵高校の生徒・教師[編集]

2年生[編集]

ジャンヌ・ダルク
声 - 川澄綾子
東京武偵高校2年B組所属。専門科目は情報科。テニス部に所属。
銀髪を2本の三つ編みにしつむじの辺りで結ったストレートロングヘアの髪形で、サファイヤ色の瞳をした美少女。ジャンヌ・ダルクの子孫でその名を代々受け継いでおり、正式な名前はジャンヌ・ダルク30世。「魔剣(デュランダル)」「銀氷(ダイヤモンドダスト)の魔女」などの通称を持つ。キンジのHSSのことを知る数少ない一人。性格はクールで生真面目であり、武偵高校の制服であるセーラー服にすら「未婚の乙女はみだりに素足を晒すものでは無い」と苦言を呈するほどである。しかし、自身は理子に影響されてか少女趣味に傾倒しており、メイド服やロリータファッションの様な可愛らしい服、少女マンガを好んで集める趣味がある。人目につかない場所ではややナルシスト気味の性格で、第8巻では鏡の前でウェイトレスの制服を着ながら悦に至っていた。
基本的に何でもそつなくこなすが、「3歳児のおえかきみたいな絵」(キンジ談)程度しか描けないほど絵心がない(彼女自身にその自覚はない)。そのほか上記の隠れ少女趣味など、どこか天然を思わせる部分もある。
初登場時は「イ・ウー」のメンバーとして、白雪を仲間に迎えるために「魔剣」として武偵高校に現れる。白雪を脅迫して拉致するものの、駆けつけたキンジとアリア、白雪に敗れ捕えられる。しかし政府との司法取引で、パリ武偵高からの留学生として東京武偵高の生徒になった。硬式テニス部に所属していて、後輩の女子たちからモテモテである。
少し乱視で、メガネをかけている場面もある。作戦立案や策を練る他にも情報収集も得意であり、キンジも彼女に情報調査を依頼することが多い。
宣戦会議ではイ・ウーの研鑽派として参加。司会を務め、「師団」に所属することを表明した。
携帯武器は聖剣デュランダル[注 16]と、チェスカー・ズブロヨフカ国営会社Cz100。氷を操るIII種超能力者(魔女)でもあり、策を用いて敵の戦力を削り超能力で相手の動きを封じ剣で仕留める3段構えを基本戦術としている。キンジ達が3人がかりでようやく捕えた程の強さを持つものの、(本人曰く)イ・ウーでは最弱の部類に入る。
エル・ワトソン
声 - 大西沙織(CR緋弾のアリア)
東京武偵高校2年A組所属。専門科目は衛生科(以前所属していた武偵校で強襲科と探偵科の課程を修了している)。
シャーロック・ホームズの相棒であるJ・H・ワトソンの曾孫にあたる。アリアの婚約者(実際には彼女の祖母が勝手に決めた)。しかし、性別は女の転装生(チェンジ)=性別を偽って活動する武偵。
祖父母の代からの取り決めによりアリアの婚約者となっていたが、ワトソン家には女性のエル一人しか生まれなかったため、性別を偽って生き続けている。
秘密結社「リバティー・メイソン」の諜報員で、極東戦役において優勢な「眷属」に付くことでアリアを守り、そして優秀な武偵になりうる彼女を引き入れることでワトソン家の組織での地位を保つことを目論み東京武偵高校に転校してくる。キンジをアリアから遠ざけようと様々な手を打ったが、なかなか婚姻を受け入れないアリアに業を煮やし彼女を拉致する。追跡してきたキンジと建設中の東京スカイツリーの上で対峙するも敗れ去り、同時に女性であることも見抜かれてしまう。しかし和解し、彼とアリアへの協力を約束、リバティー・メイソンの「師団」帰属の他、バスカービルの衛生武偵として契約した。なおこの戦いでキンジに優しくされたことで、彼に好意を持ち、自分が女性らしくするための「リハビリ」なる行為に度々付き合わせている。
「西欧忍者(ヴェーン)」・「全身武器(プレンティ)」の二つ名を持っており、医師であるワトソン家ならではの薬品を用いた戦術、擬死といった騙し討ちも使う。手先が器用でスカイツリーでのキンジとの戦いの時には何回もキンジの武器や銃弾をかすめ取っていた。
子爵の爵位を持っている他に金持ちで愛車はポルシェ911カレラ・カブリオレ。財布(ルイ・ヴィトン)の中には一万円札が大量に押しこまれている。
携帯武器はSIG SAUER P226ククリナイフ体育祭では、のどにも小型ナイフを隠していた。他状況に応じ多数[注 17]
武藤 剛気(むとう ごうき)
声 - 近藤孝行
東京武偵高校2年A組所属。専門科目は車輌科でランクはA。乗り物と名のつくモノならなんでも乗りこなすことが出来る。
キンジの親友その1で、俗に言う「2枚目のつもりが3枚目な主人公の親友ポジション」のキャラ。悪人ではないがガサツなため、本人はモテたいが実際はモテない悲しい男である。口癖は「轢いてやる」。
携帯武器は、メンテが簡単という理由でコルト・パイソンを使用。
不知火 亮(しらぬい りょう)
声 - 江口拓也
東京武偵高校2年A組所属。専門科目は強襲科でランクはA。
キンジの親友その2で、イケメンかつ礼儀正しく真面目な性格の常識人である。キンジ曰く「武偵の中でも数少ない人格者」。格闘・ナイフ・拳銃どれも信用できるバランスの良いスキルの持ち主で、対テロ活動にも優れている。武藤とは逆にモテるが、浮いた噂が流れないのでホモではないかという噂が流れている。中学は一般中で、サッカー部に所属していた。武偵高に入学する前から撃っていた「前からさん」。
アリアとキンジの仲を面白く思いながら応援しており、鈍感なキンジに遠回しなアドバイスをしていたりする。理子の付けたあだ名は「ぬいぬい」。
携帯武器は、L.A.M.(レーザー・エーミング・モジュール)付きのH&K MARK 23[注 18]
中空知 美咲(なかそらち みさき)
声 - 金元寿子
東京武偵高校2年C組所属。専門科目は通信科。ジャンヌとは友人で相部屋。メガネをかけ前髪が長く、目が隠れている。図書委員。趣味はあやとり。
男性が苦手で、通信機を使わない状態だとマトモに会話することができなくなる。しかし、通信機を介するとアナウンサーのように滑舌が良くなる。目が悪い代わりに耳が良く、音響捜査の技術を有し、僅かな雑音から場所を推測したり、声の調子だけで人物の健康・精神状態までも読み取ることができる。強襲作戦時のオペレーターをよく担当しており、「武偵殺し」事件のバスジャックの時も現状報告やキンジたちが作戦行動を開始するまでの状況を報告していたのも彼女である。
キンジに好意を持っている節があり、キンジに話しかけられると舞い上がってしまうなどと語っている。ワトソン曰く「キンジがたらしこんでいる女子」の一人にも挙がっている。
携帯武器はコルト・アナコンダ肥後守だが、戦闘経験はない[注 19]
平賀 文(ひらが あや)
東京武偵高校2年。専門科目は装備科でランクはA。本来はSランクの実力があるが、違法改造や相場無視の吹っかけ価格の改造などでAランク止まりである。
ショートカットの髪を左右の耳の脇でまとめた髪型。無邪気な性格で身長143センチメートルの小柄な体格や下着のチョイス、蝶を見つけたら追いかけていってしまうなど肉体的にも精神的にもお子様な娘である。ただし、装備開発の過程で新発明の特許を申請したり、銃検の代理申請サービスを請け負うなど、キンジからはその商才を評価されている。
平賀源内の子孫であり、機械工作の天才である。キンジの銃の改造の注文も請け負うが少々いい加減であるため、多少不良が起きることもある。車輌科と合同で改造模型を作ったりもしている。自転車には補助輪を付けなければいけないほど運動神経が悪い。
実家は町工場で、男だらけの家族から半ば過保護気味に育てられた。3学期からロスアラモスに交換留学が決まっている。
鷹根・早川・安根崎(たかね・はやかわ・あねさき)
東京武偵高校2年A組所属の女子3人で、専門科目は通信科。
修学旅行Iでキンジたちと同じ新幹線に乗り合わせて、事件解決へ協力する。
キンジと不知火を見て、良からぬ妄想をしていた。
望月 萌(もちづき もえ)
東池袋高校2年→東京武偵高校2年B組(救護科)。キンジが転入したクラスのクラス委員。非暴力主義で、暴力が嫌い。転入してきたキンジに一目惚れしてなかなか大胆なアプローチをかける。白雪にも劣らない程スタイルが良い。
キンジが再度転校した後は、彼を追って武偵校に編入、修学旅行IIから帰ってきたキンジと再会する。
武偵校でのテストで白雪を抑えて一位を取った。
鏡高 菊代(かがたか きくよ)
指定暴力団・鏡高組の組長→東京武偵高校2年B組(諜報科・尋問科掛け持ち)。キンジの神奈川武偵付属中学時代の同級生(当時の専門科目は諜報科)で、彼のHSSを散々利用して女嫌いの原因を作った原因でもある。抗争で死亡した父の跡を継ぐために中学を退学しているため、キンジとはしばらく音信不通だったが、彼が東池袋高校に転入した直後に再会する。
中学でイジメを受けていた所をキンジに助けられてからずっと好意を持ち続けており、キンジを手に入れるために組へのスカウトから告白、果ては萌を人質に取るという手段に出るが、組幹部にクーデターを起こされ自分も捕まってしまい、結果キンジと、彼を追ってきたGIIIとアリアの乱入で助けられた。
一連の事件により組が壊滅した後は、再度武偵を目指すことを決め、萌同様に武偵校に編入する。
島 苺(しま いちご)
東京武偵高校2年。専門科目は車輌科でランクはA。コンステラシオンの一員。
身長はキンジの目測で135cmちょっとで、制服は大量のフリルとリボンで原形を留めないほどに改造されている。
同じ車両科の武藤のライバルと目されている。大型の乗り物が好きで、視界に入ると見入って陶酔してしまう。一番好きなのは原子力空母。
中等部の島麒麟とは姓も制服も似ているが関係は不明。

1年生[編集]

風魔 陽菜(ふうま ひな)
東京武偵高校1年C組所属。専門科目は諜報科でランクはB。髪型は黒髪ポニーテール、口当て(防毒効果あり)で口元を覆い、長いマフラーの様な赤布をなびかせている。高名な相模の忍者の末裔だという噂がある。一人称は「某」で語尾に「ござる」を付ける、典型的な忍者口調で話す。
キンジの後輩。神奈川武偵高付属中学でキンジと戦闘訓練をし、ヒステリアモードを発動させたキンジによって赤子の手をひねるように倒されている。その後キンジを異常に尊敬するようになり、「師匠」と呼ぶようになった。キンジ曰く「困った後輩」だが、情報収集には使えるため報酬代わりに戦妹として取り立てている。普段は修行と称してバイトに精を出す赤貧少女であり、よく腹を空かせている。焼きそばパンが好物。
携帯武器はクナイ手裏剣、煙玉、火縄銃、刀、鉤爪。実力はあるが、常識を知らず何でも信じる単純な性格と実技での失敗(穴を掘って隠れたが自力で出られなくなる、など)をするため、評価はBランクに留まっている。
間宮 あかり(まみや あかり)
『AA』の主人公。東京武偵高校1年A組所属。身長139センチメートル。専門科目は強襲科でランクはE→D。
一般の中学出身で、中3の3学期に武偵高の付属中に転校してきた。アリア以上の低身長・幼児体型の持ち主。上級生の中でも随一の実力を持つアリアに心酔とも言えるレベルで憧れており(キンジ曰く、白雪を慕う粉雪と同レベル)、彼女のパートナーになることを夢見ている。武偵としての力量は同学年でも最下位に近いが、「アリアの隣にいたい」という信念は意地でも通すほど頑固。それを見たアリアから課されたテストをクリアし、晴れて戦妹になる。
普段は少しドジで抜けた所があるものの、一度決めたことは必ず貫き通す意志の強さと粘り強さ、加えて小柄で華奢な体躯に似合わないタフさを持ち合わせており、その辺りはアリアから高く評価されている。アリアが自身のパートナーと定めたキンジに対しては一方的な嫉妬心を抱き、嫌っている。そのためキンジを心中では呼び捨てにしている(当のキンジからは「ミニアリア」、または「残念な戦妹」と心中で評されている)。
実は公儀隠密の家系である間宮一族の本家「暁座」の出身で、人々を守るための術として一族秘伝の暗殺術を母から学んでいた。しかし2年前、その術を求めたイ・ウーの襲撃を受け一族は離散し、妹のののかと共に暮らしている。武偵高に入ったのは母の教えを守るためだったが、殺人を前提とした間宮の術は武偵法に抵触するため使えず、加えて学業の成績も良くないため、低ランクに甘んじている。ひかり曰く本家にたまに出る同性カリスマ、天然ものの「女人望」であり、それもあってか彼女に惹き付けられる女生徒は多い。
原作には第11、12巻にて僅かながら登場しており、11巻では陽菜の口からかなめと特に親しくしている事が判明し、彼女と利害の一致から「キンジとアリアを近付けさせない同盟」なるものを結成している。
携帯している武器はマイクロUZIとタクティカルナイフ。射撃の腕前は100発中6、7発しか当てられない程の惨憺たるものだが、それは目・喉・心臓などの急所狙いの攻撃が腕に染みついているためであり、その制約がなければ標的を見ずとも片手撃ちで命中させられる。また、日本武道の歩法と構えをベースとした、敵の眼球や内臓を素手で毟り取る忍びの殺法「鳶穿(とびうがち)」を、カウンター時に限り相手の持ち物をスリ取る技に改変して使用している。そして間宮の長子のみに伝えられる、ジャイロ効果によって増幅・集約した体内のパルスを利用した振動破壊の技「鷹捲(たかまくり)」、暴走した間宮の人間を止めるために暁座に伝わっている、整流により人体パルスのU字壁を作り相手の攻撃を跳ね返す秘技「梟挫(ふくろうざ)」を、不完全ながら扱える。
火野 ライカ(ひの ライカ)
東京武偵高校1年A組所属。身長165センチメートル。専門科目は強襲科でランクはB。あかりの男勝りなクラスメイト。髪型はポニーテール。
CQCが得意で、身体能力、視力・聴力も共に良く、そういった腕っ節の強さや男勝りな性格から、周囲からは「男女」と呼ばれており、本人も認めている。しかし、すれ違った理子を女らしいと憧れたり、部屋にこっそり少女マンガを隠し持っていたり、可愛らしい少女人形を愛でる趣味があることから「女の子らしくなりたい」と思っている節がある。だが、当の本人は女子アイドルグループが好きだったり、あかりにセクハラまがいのことをしたり、少女マンガを読むにしても男性キャラに感情移入したりなど、やはり「男女」な性格である。そのため、本人も女の子らしくなることを半ば諦めている。
あかり達5人の中では良識的かつしっかり者な方で、あかりの天然ボケに突っ込んだり、志乃のあかりに対する行き過ぎた好意に呆れるなど、突っ込み役に回る事が多い。それと同時に作中で一番の苦労人でもあり、持ち前の短気さや血の気の多さが災いして不遇な目に遭う事も少なくない。金銭的に逼迫している様子は見受けられないが守銭奴な一面があり、「京菱アームサプライ倉庫物流」という武器庫で武器の運搬・整理のバイトをしている。
王子様タイプの戦姉を求めていた麒麟に見初められ、当初は「戦妹にして欲しい」と纏わりついてくる彼女を鬱陶しがって邪険にするも(麒麟に言わせると、ツンデレの「ツン」)、内心では自身も麒麟の女子らしさに憧れていた事から、戦姉妹契約をかけた勝負で敢えて麒麟に敗れ契約。麒麟の戦姉となる。麒麟と戦姉妹契約を結んでからは、彼女が前戦姉の理子と仲良くしているのを見て嫉妬の念に駆られたり、水着姿の麒麟を見て「ヒラヒラの服着てなくてもカワイイ」とニヤケ顔になるなど、ライカ本人は否定しているがメロメロ状態である。しかし麒麟の己に対する過剰な愛情表現(主にセクハラ)には些か辟易しており、同様に志乃に溺愛されているあかりには共感、もとい同情めいた感情を抱いている。
携帯している武器はアサルトライフルトンファー、タクティカルナイフ。
佐々木 志乃(ささき しの)
東京武偵高校1年A組所属。身長155センチメートル。専門科目は探偵科。
あかりのクラスメイト。普段はお淑やかで礼儀正しい大和撫子だが、武偵高で初めての友人であるあかりのことを密かに溺愛しているヤンデレであり、その想いのあまり行き過ぎた行動(盗撮及びストーキング)に出てしまうなど、あかりが絡んだ途端に変質・変態的になるのが玉にキズ。あかりが心酔しているアリアに対して強い嫉妬・敵愾心を抱いている(普段は巧妙に隠している)。実家は武装検事の資産家で、通学生。
あかりがアリアと戦姉妹契約を結んだことを知り、彼女を取られまいと契約を無効にしようとするも失敗する。代わりにあかりとの戦姉妹グループを作ることで解決を図ることを決意し、教務課の紹介で白雪に会うが、課せられた戦姉妹試験を通じ、その人柄に触れることで自分の浅はかさを思い知り契約辞退を申し出る。しかしその本心を察していた白雪から「本当のことを正直に話す度胸」を評価され合格、彼女の戦妹になる(その際に盗撮・盗聴用の超小型カメラ、赤外線カメラ、盗聴器、ICレコーダー、追跡用発信機などを貰った)。なお、白雪とは「想い人と、それを奪い合うライバル(アリア)がいる」という共通点がある。
携帯している武器は小刀である洋風のサーベルの形をした刀と、大刀である長刀「物干し竿」。佐々木家に伝わる「巌流」という居合斬りを主体とした剣術を習得しており、鞘無しで行う最速の居合「燕返し」と、数メートルの距離を一瞬で詰めてから行う居合斬り「飛燕返し」を使う。
またある日、白雪を通じてアリアにリング上での賭けを申し込まれ、勝負の途中で形勢は有利だったがアリアにこめかみを親指で3発弾かれ、ダウンさせられて惨敗して絶望的だったが、アリアが言い渡した条件はウソだった。
武藤 貴希(むとう きき)
東京武偵高校1年所属。専門科目は車輌科。
武藤剛気の妹。彼の妹とは思えないほどのシャープな美人顔で、身長は170センチメートル近くある。レースクイーンのバイトをしている。
命知らずのスピード狂らしく、口癖は「轢いちゃうぞ」。先輩であるキンジにも平気でタメ口を使っている。
高千穂 麗(たかちほ うらら)
東京武偵高校1年C組級長。専門科目は強襲科でランクはA。
CVRに勧誘された事もある、容姿端麗な美少女。武装弁護士の家系出身(武装検事を父に持つ志乃とは父親同士が裁判所で犬猿の仲)で、右手にはいつも扇子を持って歩いている(武器としても使用)。実家は鳥取で、感情が高ぶると因州弁(鳥取弁)口調になる。
金さえあれば何でもできると考えている高飛車かつサディストな性格で、カルテットで対戦相手になったあかり達を「仲良しごっこ」と小馬鹿にして、しかもカルテット当日には握手しようとしたあかりの手を閉じた扇で叩き払った。しかしそれにより奮起し特訓したあかり達に敗北することになる。以降、あかりの実力を認め彼女と友達になりたいと考えているが、コミュニケーション下手のために難航していた。それでも彼女なりの珍妙なアプローチを経て、遂にあかりから「友達」だと認められる。だが志乃と同様にあかりへの想いが行き過ぎている部分があるため、「友情行為」と称してあかりを押し倒したりするなど、「友情」とはほぼかけ離れた行為に走る事も。色んな意味で似た者同士な志乃とは、あかりを奪い合う良き(?)ライバル同士。ちなみにチビ専。
原作では12巻に僅かながら登場している。
原作者・赤松中学のお気に入りキャラでもある[4]
携帯している武器はスタームルガー・スーパーレッドホーク、フェンシングのフルーレ[注 20]
愛沢 湯湯(あいざわ ゆゆ)、愛沢 夜夜(あいざわ やや)
東京武偵高校1年。専門科目は強襲科。
麗の取り巻きの双子。見分けがつくようにする為か、着用しているカチューシャにそれぞれ「や」「ゆ」と書かれている。ややマゾヒストの気があり、自分達を完全に道具扱いする麗の人使いの荒さに愉悦を感じている。
携帯武器はMAC-10かMAC-11。
宗宮 つぐみ(そうみや つぐみ)
東京武偵高校1年。眼鏡に三つ編みの気弱な女子。専門科目は救護科で、獣医学を専攻している。
ハイマキを治したりと時々本編に出ている。
AA5巻にてハイマキ(この頃はまだブラドの下僕だった)を探していて建設現場から転落したが、あかり・志乃・麗に助けられた。
真田 百合(さなだ ゆり)
東京部偵高1年。専門科は諜報科。
陽菜と同様に典型的な忍者口調で話す。身に着けている眼帯やサンバイザーや手甲に六文銭が描かれている。
携帯している武器は刀。
夾竹桃(きょうちくとう)
『AA』に登場。理子の手引きによりジャンヌと共に武偵校に潜入していた「イ・ウー」の刺客。「魔宮の蠍」の異名を持つ猛毒使い。AA第56弾にて司法取引によりあかりのクラスメイトに。本名かどうかは不明だが、「鈴木桃子」という名前が判明している。専門科は鑑識科。
セーラー服を普段着としている。日本人形の様に切り揃えられた黒髪を持つ、クールな雰囲気の美少女。愛煙家らしく、煙管を愛用している。実は百合が好みで、「クリスチーネ桃子」というペンネームで自ら同人誌を執筆し、AA第4巻の巻末4コマ及び原作第12巻では同期である理子やジャンヌにも手伝わせていた。「LAST DANCE」というホテルの403号室に住んでいる(武偵殺し事件の時も宿泊していた)。
「この世に自分の知らない毒が存在することが許せない」と公言するほどの毒使い。そのためには手段を選ばず、毒を他人に投与しては新たな毒の製法を強請り取るという行為を繰り返しており、風魔一族からも使用者でなければ解毒困難な猛毒「符丁毒」を奪っている。
間宮から奪った秘伝書から「鷹捲」を毒の一種と推測し、2年前にののかに打ち込んだ符丁毒の解毒を条件に「鷹捲」を得るべくあかりをイ・ウーに引き込もうと追い詰めるが、志乃を傷つけたことで怒ったあかりの鷹捲を喰らい敗北。求めていた物が毒でないことを身をもって知り、逮捕された。その後は夏コミへの参加を条件に司法取引を成立させたことが、AA4巻の巻末4コマで描かれている。
武器はワイヤーと、媚薬・弛緩毒・酸などの毒を中心とした薬剤。左手の爪にそれぞれ異なる毒を仕込んでいて、普段は手袋で隠している。更に体内に83種の毒を持っており、意図的に毒や薬の成分を分泌させて舌に滲ませられる。あかりとの戦いでは、ココから売り付けられたという無反動のガトリングガンも使用した。

3年生[編集]

時任 ジュリア(ときとう ジュリア)
東京武偵高校3年所属。専門科目は超能力捜査研究科。SSRの首席候補でハーフ。卒業後はモスクワ大学の超心理学科への推薦入学が決まっている。
キンジ曰く「触れれば切れるような怜悧なイメージのある人」。脳波計(スキャンメトリー)と呼ばれる超能力の持ち主で、接触した人間の脳波から思考を読むことを得意としている。そして読み取った内容が、その本人に少しでも危険を及ぼす事だった場合、その本人に注意する自分ルールがあり、そのせいでみんなから避けられている。
第10巻でアリアに超能力を教えているが、全然ダメだと酷評している。

中等部[編集]

島 麒麟(しま きりん)
東京武偵高校中等部3年所属。専門科目は特殊捜査研究科 (CVR) でランクはC。
語尾に「〜ですの」と付ける上品な言葉遣いの小柄な美少女だが、男性には全く興味がない。2年時は理子と戦姉妹契約を結んでおり、同様に制服をフリルだらけに改造している。「ジョナサン」という名のキリンのぬいぐるみを多数所持・常備していて(判明しているだけでも3体はいる)、中に銃や鈍器を隠している。理子と戦姉妹契約を結んでいた頃に、彼女から中国武術(カンフー)の防御に関する部分だけを教わっている。他にもどこで会得したかは不明だが、第48弾では空蝉の術を披露した。クレープが好物らしく、よく食べている。
理子との戦姉妹の契約が切れて残念がっていたが、気持ちを切り替え「王子様タイプ戦姉」を探すことを決意。その矢先に誘拐事件に遭い、その場に現れ自分を救ってくれたライカに一目惚れし契約を申し込み、勝負を経て戦妹となる。
あかり達のパーティーでは参謀役のポジションにあたり、突飛な発想力で予想だにしない作戦を立てるのが得意。
携帯している武器は2丁の拳銃(太もものホルスターにデリンジャーその他ジョナサンの中にコルトの回転式拳銃[注 21])。
乾 桜(いぬい さくら)
東京武偵高校中等部3年所属。専門科目は強襲科でランクはB。他組織(警察)で研修を受けている架橋生(アクロス)。
非常に生真面目かつ勤勉な性格。成績優秀・運動神経抜群・父親は麻布警察署の署長という肩書に加えて、戦闘訓練は無敗・無遅刻無欠席・経歴に負けやミスが一切無い完璧さから、「『何でも持ってる』桜さん」の通称を得ている。
ランク定期外考査の時にあかりと出会い、彼女のそれまでの試験成績の低さから本人を目の前にして「一番弱そう」、更には「Sランク武偵になるための踏み台」と言い放つなど、完全に見下していた。最後の実戦試験ではあかりを圧倒し追い詰めるが、持ち前の根性で逆転したあかりに敗北を喫す。後日あかりが「実戦試験」の名前通り実戦を意識して戦った事を知り、反面試験官へのアピールに固執し得点稼ぎばかりしていた自分を省みて恥じる。その際にあかりへの評価も「自分にはない何かを『持ってる』」と改め、彼女との戦姉妹契約を申し出た。
法と正義のために戦う女の子5人の戦隊番組「警察戦隊ピーポニャン」の「ピーポレッド」の大ファンで、あかりの努力家な面にピーポレッドの面影を重ねている。
「やがて魔剱のアリスベル ヒロインズ・アソート」の「パンスペルミアの追撃者(チェイサー)」では、彼女らしき人物が登場している。
携帯している武器はニューナンブ、手錠、警棒。

教職員[編集]

高天原 ゆとり(たかまがはら ゆとり)
声 - 中原麻衣
東京武偵高校2年A組担任で探偵科の教諭。22歳。独身。
キンジ達の担任であり、笑顔を絶やさない穏やかな性格。キンジが「何で武偵高の教師になれたか分からない」と苦言するほど気が弱いため、武偵高の雰囲気に馴染めていないように見えるが、頭部を狙撃されて戦えない体になるまでは、「血塗れゆとりブラッディー・ユトリ)」と恐れられていた傭兵であったとされており、実力は未知数。
蘭豹や綴とルームシェアをしている。
綴 梅子(つづり うめこ)
声 - 浅野真澄
東京武偵高校2年B組担任で尋問科の教諭。蘭豹の親友。
見た目は年中ラリっているようなダルそうな雰囲気の危ない女性。常にタバコらしき物を吸っており(キンジ曰く「絶対に違法物」)、それを使い生徒に対して根性焼きを行う事もあるサディスティックな面も持つ。生徒の個人情報に精通している情報通。
尋問の技術においては日本でも五本の指に入る名人であり、キンジ曰く彼女に尋問されると、どんな口の堅い犯罪者も洗いざらい何でも白状した挙句(具体的に何をしているのかは不明)、女王様等と異様に尊敬させる。
携帯している武器はグロック18
蘭豹(らんぴょう)
東京武偵高校強襲科の教諭。19歳。
長いポニーテールの大女。香港の「貴蘭會(グイランフィ)」というマフィアのボスの愛娘で、かつて香港で無敵の武偵と恐れられた女傑。そのあまりの凶暴さ故に香港では出入り禁止となり、各地の武偵高をクビになりながら転々としている。あだ名は人間バンカーバスター。口癖は「死ね!」と「殺す!」。
恐ろしいほどの怪力の持ち主で、バスを素手で横転させたり、プールを壊したり、挙句の果てに綴とともに樽酒で酔っ払い、学園島をわずかながら傾かせたなど様々な逸話がある。
その一方で彼氏は欲しいようで、出会い系サイトに「らんらん」というハンドルネームで登録している。
拳銃はS&W M500で、生徒を黙らせる・競争の号砲代わり等に使用している。
矢常呂 イリン(やどころ イリン)
救護科の教諭で女性。
ヒルダの毒に侵された理子を治療した。ワトソンから天才と評されている。
小夜鳴 徹(さよなき とおる)
声 - 野島健児
東京武偵高校救護科の非常勤講師。見た目は20歳。正体は「イ・ウー」のブラドが人間に擬態した時の姿・人格である。
誰に対しても敬語で話す礼儀正しい性格で、ブランドのスーツとネクタイを着込み、スラッとした細身で長髪の美青年であることから女生徒に人気がある。
非常勤ということで特別講義にしか出勤せず、普段は横浜郊外に位置する「紅鳴館」の管理人をしている。
携帯している武器は、クジール・モデル74。
南郷(なんごう)
狙撃科の教論で、無口かつ感情に乏しい。
ココ戦ではレキが負傷をしたことも気にしていないほどで、その他にも「背後に立ったから」という理由で生徒を負傷させた逸話も持つ。
チャン・ウー
諜報科の教諭兼徒友(アミカ)制度の副監督で、片言のオネエ言葉で話す。声はしても姿が見えないという謎な人物。
結城 ルリ(ゆうき ルリ)
CVRの教諭。元女優。
江戸川(えどがわ)
車輌科の教諭。第12巻でキンジ達が武偵高を去った日、ホテルを取っておいてくれた。
緑松 武尊(みどりまつ たける)
東京武偵高校の校長。通称「見える透明人間」。
何もかもが日本人の平均的特徴を取っており、逆に全く記憶に刻まれないという特徴のない特徴を持つ。それゆえに気をつけていても、気づいたときには既に遅い状況になる。普段は温和だが本気になると殺気や気配すらも消え、そこにいることを判別することさえも困難になる。教師陣すら恐れる東京武偵校で最も危険な人物。

名古屋武偵女子校[編集]

間宮 ひかり(まみや ひかり)
名古屋武偵女子校1年。専門科目は強襲科。あかりの従姉妹。間宮一族の分家「宵座」の出身。
一人称が「ボク」のボーイッシュな少女。日焼けした肌の持ち主。夏休み明けから東京武偵校1年A組に研修生として転入する。あかりとは昔から仲が良く、彼女からは「ひかちゃん」と呼ばれている。性格はしっかり者に見えて、実は考えなしの猪突猛進だったりする。
過去に暗殺・諜報といった裏稼業をやらされてきた宵座に生まれ、幼い頃から影で生きる事を強いられてきたせいもあって、襲撃を受け散り散りになり陰に隠れて生きる事になった間宮一族の現状に強い不満を抱いている。間宮が襲撃を受けたのは技術を陰で秘していたせいだと考えており、間宮の技を名古屋女子で公開して最強軍団を作った後に、間宮を武偵業界一の武術ブランドにする事を決意、そのために「女人望」持ちのあかりを利用しようと目論んでいた(もっとも理由はそれだけではなく、ひかり自身があかりに惹かれていて、「2人で新しい間宮を作りたい」と思っているのもある)。
負けた方が勝った方の言う事を何でも聞くという間宮同士の決闘「一つ契」に則り、あかりと対峙。互いの秘技を出し合う熾烈な戦いの末に敗北し、のぞみ・こだまと共に名古屋へ帰っていった。
携帯している武器は手甲。「宵座」の長女としてあかりと同様に「鷹捲」を使え、他にも鷹捲の上位技にして、脳漿に集中する波形長に整調し喰らった相手に幼児退行を起こさせる(但し、効果は半日のみ)「鷲抂(わしお)」を会得している。
間宮 のぞみ(まみや のぞみ)
名古屋武偵女子校の生徒。専門科目は強襲科。ひかりの腹違いの姉。ウェーブのかかったロングヘアに眼鏡という出で立ちの美少女。異母妹のひかりを溺愛しており、自分達の計画が成功した暁の成功報酬の「ひかり着せ替え年間フリーパス(おさわりフリー)」を楽しみにしている。
ひかりがあかりと戦っている間、「『狐取るなら油揚げ』作戦」であかりを誘惑するための勝負下着を買いに来た志乃に「カリスマ店員」を装って接近、上手く取り入って時間稼ぎ出来たかに見えたが、実際は途中から看破されていた。ひかりがあかりに敗北してからは彼女と共に大人しく名古屋へ帰郷し、その途中鯱の襲撃から自分達を救ってくれたアリアを気に入り、鯱とセットでゴスロリ服を着せたいと思っている。
携帯してる武器はミサイルランチャー。
間宮 こだま(まみや こだま)
名古屋武偵女子校の生徒。専門科目は強襲科。ひかりの妹。小学生位の幼い無邪気な少女。髪型はツインテール。
ひかりがあかりと戦っている間、「『狐取るなら油揚げ』作戦」で愛沢姉妹を利用してライカに接近、追い詰めたかに見えたが途中から見抜かれており、逆に追い詰められた。ひかりがあかりに敗北してからは、ひかり・のぞみと共に大人しく名古屋へ帰郷した。
携帯している武器は青竜刀に似た、凶悪なデザインの刀。
鯱 国子(しゃち こくこ)
名古屋武偵女子2年筆頭の「軍紀[注 22]委員長」。出征兵(他校に研修に行った生徒)の監視と敗戦兵(負けて帰ってきた生徒)への制裁が仕事。黒髪バージョンのアリアといった出で立ちで、一人称は「俺」。性格はかなり好戦的かつ凶暴。
あかり達に敗北したひかり達3人への制裁のため上京、まとめて蹴散らすも、通りがかりで割り込んだアリア(とレキ)に惨敗した。結果アリアの強さに惚れ込み、「俺を嫁にしろ」と迫って彼女を困惑させた。
携帯している武器は二丁拳銃と、新体操に使う様なリボン。

イ・ウー[編集]

教授(プロフェシオン) / シャーロック・ホームズ
「イ・ウー」のリーダーであり、圧倒的な力で組織をまとめている人物。
その正体は、史上最高の探偵シャーロック・ホームズ1世その人である。格闘技・西洋剣術・拳銃の達人でもあり、現在の武偵の原型にもなっている天才。色金で出来ている緋弾の力を用いることができる。その延命効果により150年以上の時を生きており、20代に見える外見を持つ。
60年前に毒殺されかけた時から盲目だが、かつては推理力、今は音や気流で何が起きているか分かっており、周囲の誰にも気づかれていなかった。
驚異的な銃の技量、未来予知と言って良いレベルにまで研ぎ澄まされた優れた推理力「条理予知(コグニス)」、他配下から習得した多くの技術と超能力により圧倒的な強さを誇る。
その真の目的はホームズ家に緋弾の継承者が現れるのを待ち、そしてその後継者に緋弾を継承させ覚醒させることであった。しかし継承条件に合う性格の子が生まれにくい血筋故に100年以上の時を待つこととなった。
そして遂に現れた継承条件に合う後継者であるアリアを成長させるため、アリアの母に冤罪を着せてイ・ウーと対立させ、その上でキンジと巡り合わせ、イ・ウーのメンバーを段階的にぶつけ、後に起きる緋弾を巡る戦いに生き残れる実力を身に付けさせる様に図っていた。
アリアとの緋弾の力の衝突により現れた時空レンズで過去のアリアに自分が持っていた緋弾を撃ち込むことで緋弾の継承を完了させ、これから起こる世界各地の国家・組織による緋弾を巡る戦いを告げて脱出ポッドに改造されたICBMに乗り込みその姿を消した。
武器はスクラマ・サクスを仕込んだ金属製ステッキ。超能力ではジャンヌの氷を含め、雷、霧、水、風を自在に操ることができる。ブラドの「ワラキアの魔笛」やパトラの錬金術も使え、さらに遠山家の「銃弾撃ち」と「不可視の銃弾」を同時に背を向けたまま使っている。そして死に際のヒステリア・アゴニザンテも発動するなど、「イ・ウー」のメンバーの技を全て使える可能性がある。
ブラド
声 - 三宅健太
「イ・ウー」のNo.2であり、ドラキュラ伯爵本人である。「無限罪のブラド」という異名を持っている。
妻とは病気で死別しており、現在の吸血鬼の血族はブラドと娘のヒルダの二人しか残っていない。種としての吸血鬼は吸血により自分の遺伝子を上書きして進化する生物でありその多くは無計画な吸血により滅びたが、ブラドは計画的に人間の遺伝子のみを取り込むことにより生き残った個体である。強く進化するためにはより優れた遺伝子を取り込む必要があるため、小夜鳴徹という人間の時に多くの優れた人物が集う武偵高校の講師として潜入していた。現在のブラドは人間とほぼ同じ姿に擬態して生きる事を余儀なくされ、激しく興奮した時にしか吸血鬼の姿に戻れないようになっている(金一から得たヒステリアモードを利用し「女性を虐げる」ことで変身している)。小夜鳴は人間時の人格のようなもので、頭の中でお互いに会話できる。
120年前に建設中のエッフェル塔にて初代リュパンや3代前の双子のジャンヌ・ダルクと戦い引き分けている。現代ではリュパンの曾孫である理子を連れ去り、優れた遺伝子を残す為の母体とするべく監禁していた。その後、脱走した理子を追ってイ・ウーに辿り着き、そこで「教授」と戦うも敗北。以後は理子の監視を含め組織に身を置く事になった。
吸血鬼の姿に戻った状態では鬼のような外見となり圧倒的な腕力を発揮し、体内に4つ存在する「魔臓」という内臓の機能によって負傷しても瞬時に回復できるようになる。魔臓が機能している状態であれば、十字架ニンニクといった吸血鬼の弱点も無効となる。ただし魔臓は4つを同時攻撃すると再生機能を無効化され、さらに魔臓のある場所には、過去にバチカンの聖騎士によってつけられた目玉状の模様があるため、弱点が目視できてしまう。また、「ワラキアの魔笛」という咆哮で、HSSを解除させることができる。
圧倒的な能力でキンジたちを追い詰めるが、キンジ・アリア・理子の3人の連携により4箇所の魔臓を同時に潰され再生能力を無効化され倒された。
ちなみにキンジたちと戦った姿は、ヒルダ曰く「第2態(セコンディ)」であり、より強力な「第3態(テルツァ)」も存在する。
現在は長野のレベル5拘置所に拘置中である。
パトラ
ツンと高い鼻、切れ長の目、おかっぱ頭の美人。クレオパトラの子孫であり、本人はその生まれ変わりを自称する。
元「イ・ウー」のNo.2だったが、素行の悪さから組織の厄介者となり組織を追放された。しかし自身を生まれながらの覇王(ファラオ)だと思い込んでいるため、シャーロックが死んだら次のリーダーとなり、エジプトを足がかりに世界征服を目論んでいる。ただし、本人は認めていないが金一のことが好きらしく、彼の言葉には従ってしまうことが多々ある。
砂礫の魔女」の通称を持ち、推定Gは25であり世界最強の魔女の一人。またピラミッド状の建物が近くにあると無尽蔵に魔力が使えるようになる。特技は相手に対する呪いと砂を使ったゴレムを使役できる砂使いで砂で盾を作ったり、砂嵐で相手の動きを封じたりも出来る。
教授が消え、イ・ウーが解散した後は、金一と共に東京から姿を消した。その後、宣戦会議に金一と共に参加。イ・ウー主戦派として「眷属」に所属することを表明する。その後、ヒルダから殻金を受け取り退散する。極東戦役停戦後、金一と婚約した。
遠山 金一(とおやま きんいち) / カナ
キンジの兄。19歳。ヒステリアモードのキンジ以上の実力を持つ有能な武偵で、キンジの憧れであり目標でもあった人物。
戦うことより治すことの方が得意な人物であり、海外の医師免許も持っている。義を信条としており、苦しんでいる人、悲しんでいる人を放っておけない優しい性格で、どんな事件・状況でも敵・味方共に誰一人の死者をも出さず解決し、戦略上捨て石となった武偵ですら生還させる人物だった(そのため、ほぼ無償で仕事をし、おにぎり1つを報酬に事件を解決したこともある)。しかし、誰も殺し誰も死なさず誰もを助けるという信条を持ちながらも、その困難さに悩み、イ・ウー潜入後再びキンジの前に現れたときには、義のためには犠牲もやむなしという考えになっていた。
女装して絶世の美女「カナ」になることでヒステリアモードになる事ができ、その際は外見のみならず性格も女性以上の女性になってしまう。これによりヒステリアモードを長時間に渡って保てるが、その保持には大脳に大きな負担がかかるため、長時間のヒステリアモード終了時には10日前後の睡眠が必要となる。なお、金一はカナの状態になることがとても恥ずかしいらしい。
カナの容姿は非常に優れており、その美しさはどんな巧みな変装でも作り出せない、周囲の時が止まるほどの美しい人、もはや神々しい、崇高な存在、など、作中最上級の言葉でキンジに形容されている。
「武偵殺し」による豪華客船沈没事故により死んだと思われていたがそれは偽装であり、イ・ウーを内部から崩壊させるべく潜入捜査を行っていた。イ・ウーではジャンヌと理子の上役であり、2人に敬愛されていた。
第4巻において、シャーロックが後継者として擁立しようとしていたアリアを殺すために現れ、キンジと最悪な形で再会する。しかし新たな可能性を信じパトラ戦で共闘、直後のシャーロックとの戦いで瀕死の重傷を負わされるがパトラにより一命を取りとめ、イ・ウー解散後、パトラと共に東京から姿を消した。
その後、パトラと共に宣戦会議に参加。戦争では「師団」「眷属」にも属さない「無所属」であると表明し、現在は静観している。極東戦役停戦後、パトラと婚約した。
携帯している武器は、コルト・シングル・アクション・アーミー(ピースメーカー)と、分離連結が可能な大鎌「サソリの尾(スコルピオ)」。戦闘時には、目に見えない程のスピードで繰り出されるピースメーカーでの早撃ち「不可視の銃撃(インヴィジビレ)」と、長い三つ編みに隠された無数の金属片による斬撃、そしてその金属片を連結させたスコルピオを用いた攻撃とで遠近共に無類の強さを誇る。また、不完全ながらも「条理予知」を扱える。

星伽神社[編集]

星伽 粉雪(ほとぎ こなゆき)
白雪の2歳下の義妹。黒髪のセミロングで端正な顔立ちの美少女であるが、大の男嫌いで、事故とはいえキンジに押し倒された時は10回ほど御祓を行っている。星伽の規則を忠実に守る真面目な性格。姉の白雪が大好きで、お揃いの巫女装束を身に纏う。そのため、白雪が慕っているキンジに対して少し目つきがキツかったりする。
星伽家からの言付けを届けるために武偵高へやってきたが、白雪をつれて帰ることも目的であった。白雪を奪った武偵や武偵高、そしてキンジの批判を繰り返したが、騒動から救ってくれたのがキンジであったため、武偵を侮辱していたことを謝り、今度は本当の「学園見学」に来ると言って帰って行った。
武器は懐刀を装備(AA第3巻では短刀を使用)。
星伽 風雪(ほとぎ かざゆき)
白雪の1歳下の妹。スラッとした体型の黒髪美女で、和弓の名人。クールな性格であり、常に敬語を使う。
海外の教会や寺院との外交を担当する星伽巫女であり、ウルスに伝わる「璃璃色金」についての伝承をキンジたちに話した。
星伽 霧雪(ほとぎ きりゆき)
白雪の妹。
星伽 華雪(ほとぎ はなゆき)
白雪の妹。「○○しやがってます」など丁寧語の中に荒い口調が混ざっている。
恋敵への嫉妬や想い人との妄想に浸る白雪と志乃に内心呆れるなど、粉雪とは違い姉を冷静に見る目は持っている。
本編より3、4年後の世界を描いた「やがて魔剱のアリスベル」では、居鳳高のI組(ヤパンセ)に在籍している。
武器はAA第3巻では薙刀を使用。

極東戦役参加勢力[編集]

GIIIとその部下達[編集]

当初は中立だったが、リーダーであるGIIIがキンジに敗北したことにより、師団に帰属する。

GIIIと同じ人工天才だった者や、元はGIIIの追手だった者たちで構成されている。

GIII(ジーサード) / 遠山 金三(とおやま きんぞう)
元アメリカのRランク武偵。IQは290で、非公式ではあるが幾つものオリンピック記録を塗り替えている。
その正体はアメリカ政府の機関ロスアラモス・エリートにより生み出された人工天才(ジニオン)であり、その実力はロスアラモス脱走時に追ってきた武装軍人を素手で倒すほど。キンジの父遠山金叉の遺伝子を50パーセント受け継いでおり、遺伝子上はキンジの半弟にあたる(但しキンジとほぼ同時期に生まれたため、GIIIの方が兄の可能性もある)。その為HSSも使える。サードの場合トリガーは芸術品・美術品を見るとβエンドルフィンの注入が行われる。
研究所にいた頃、自身の唯一の理解者だったサラ博士を亡くし、彼女を救う術を求め、かなめを連れて脱走した。以降は追手を差し向けられるも、自身に辿り着いた者を高いカリスマ性をもって配下に加え、世界各地の紛争を渡り歩いてきた。
性格は短気かつ凶暴。己を慕う部下達に対しても傲慢な態度が目立つが、11巻でかなめと闘った際に彼女のためを思いわざと手を抜いたり、キンジとの決闘では部下達を巻き込むまいとしてその場から彼等を撤収させ、尚且つ自分が敗北した時に備えて何があってもいいよう各々に大金を予め渡しておくなど、根本的な部分ではお人好しと言えるレベルで優しい事が窺える(キンジ曰く「ツンデレ」)。
GIV(かなめ)を送り込み、「双極兄妹」の実現を試みるも失敗。彼女を呼び戻し、緋弾を持つアリアを手に入れようとキンジに戦いを挑む。互いに全力のヒステリアモードを発現させた上で戦うも敗れ、自分を救おうとするキンジを助ける形で海に落下するが、後日生き残りカリブ海近くで療養している旨、そしてキンジを「兄さん」と呼び(以降は「兄貴」呼びで定着している)、「かなめをよろしく頼む」というメッセージをキンジに送った。
その後すぐに日本に戻り、金叉の隠し子と偽ってキンジの実家に居座っている。口の悪さは変わらないが、キンジを慕う気持ちが強まっている。「金三」とは祖母から「チーサンド」と間違われて呼ばれる為にもらった日本名。GIII (Golden Cross Third) のほぼ直訳から。本人はこの呼び名を気に入っていないのか、祖父母以外はこの呼び方を認めていないものの、嫌がらせ半分で遠山家全員からこの呼び名で定着する。
武装はH&K USP マッチモデルとファイティングナイフとFIM-92(スティンガー)しかしどれも主武器ではなく、基本は徒手格闘で戦う。左腕は義手となっている。また、HSSを用いることでキンジが使う技も使える(技名は彼独自のもの)。
遠山 金女(とおやま かなめ) / GIV(ジーフォース)
作中表記は「かなめ」。ロスアラモス・エリートにより生み出された人工天才の一人。遠山金叉のHSSの遺伝子を組み込まれている、キンジの遺伝子上の「妹」。
理論上存在しうる「双極兄妹」のパートナーとして見定めたキンジに接触し、勝手に「妹」を名乗り行動を共にする。キンジに対して強烈な思いを抱いており、彼が他の女性と一緒に居ることに激しい嫉妬心を抱いて性格も凶暴化する、いわゆるヤンデレ
第10巻中盤にて東京武偵高にインターンで入学している。かなめという名は校内で兄妹だという辻褄を合わせるため、遠山家の人間の名に付く「金」と女性を表す「女」をキンジが組み合わせ命名したもので、本人もこちらを気に入って用いている。
キンジとの交流の結果、HSSを発現させることに成功したが、「女性のHSSは弱くなる」ことが判明し自分の存在意義を見失う。しかしキンジに諭され、自分の新たな価値を探すことを決意する。
バスカービルの女子からは徹底的に目の敵にされ、白雪とランバージャックを行うも、ジャンヌとの連携の前に敗れる。しかし、この一件と体育祭での共闘でバスカービルの女子とは和解した。
GIIIとの戦いでは「強い者には逆らわない」という方針から再びバスカービルの女子と戦うも、キンジの説得でGIIIに特攻。反撃されて重傷を負うも、カナに助けられ、ワトソンと白雪の治療で回復した。後にGIIIと仲直りし、一緒にキンジの実家に居座っている。
『AA』には第53弾から登場。人工的に付与された女人望「人工女人望(アイドルフェイク)」を用いて、学校中の女子をキンジに近付く女を全て排撃するための『兵隊(ともだち)』に変えようと目論んでおり、自分の本性を知るあかりと、既に彼女の女人望(アイドル)に惹き付けられていて自分の人工女人望が効かないその仲間達を間接的に消すために、あかり達の人間関係を互いに殺し合う所まで壊そうと暗躍中。
武器は先端科学兵装(ノイエ・エンジェ)(単分子振動刀〈ソニック〉・電弧環刃〈アーク・エッジ〉・磁気推進繊盾〈P・ファイバー〉)を扱い、バスカービルの女子全員を一人で倒すほどの実力を持つ。ルールありの「決闘」では制限がつくものの、ルール無用の「戦争」であれば本来の他を圧倒する実力を発揮する。
九九藻(つくも)
GIIIの部下の1人。狐の妖怪だが、玉藻よりは格が低い。七九藻(ナグモ)、八九藻(ヤクモ)という名の姉がいる。
アンガス
GIIIの部下の1人で元はアメリカがGIIIを消すために仕向けた暗殺者。
主に車の運転などバックアップを担当。

藍幇(ランパン)[編集]

曹操(ココ)姉妹
秘密結社「藍幇」の構成員であり、かの中国の群雄曹操孟徳の子孫である四つ子の姉妹。全員黒髪のツインテールにお揃いの中国の民族衣装を着ており、一瞬見ただけでは姉妹の見分けがつかない多胎児。中国語訛りの日本語で喋る。
第6巻の修学旅行Iでは狙姉・炮娘・猛妹の3人が、キンジとレキに短機関銃付きのラジコンヘリやシャー・ペイを使って夜討ちを仕掛ける。さらにはシャボン玉が弾けて酸素に触れると爆発する「泡爆(バオパオ)」という気体爆弾を使ってレキに瀕死の重傷を負わせた。
第7巻では再び3人がキンジ達の修学旅行Iの帰路の新幹線に加速させなければ爆発する「加速爆弾(ハリー・アップ)」を仕掛け、日本政府に身代金を要求し、キンジを藍幇に勧誘するために再び現れる。
「万能の武人」、通称「万武(ワンウー)」を自称しており、孫子の兵法を用いて自分たちの適切なタイミングと有利なポジションを取り、多胎児ならではのチームワークを生かした戦い方をする。
孫子の兵法でキンジを追い詰めるが、後に参戦したレキとアリア、そしてキンジの息の合ったチームワークに敗れ、3人揃って東京駅で逮捕される。
第12巻終盤より前述の3人の妹である機嬢が登場する。
『AA』ではこの内の一人がイ・ウー時代に「特戦隊」としてあかりの故郷の襲撃に関わっている。
狙姉(ジュジュ)
ココ姉妹の長女で狙撃戦に優れ、ヘリの操縦もできる。狙撃範囲は2180メートルでありレキの絶対半径(キリングレンジ)をも上回る狙撃の達人。
修学旅行Iにおいては先手の狙撃でキンジとレキを急襲し、二人を森に誘導して持久戦に持ち込むが、レキが放った閃光弾と音響弾により微光暗視照準器集音器を失い戦線を離脱する。
第7巻の新幹線での決戦では、ヘリで駆け付け途中から参戦。アリアを狙撃するが弾丸をヒステリアモードのキンジに銃弾撃ち(ビリヤード)で弾かれ、逆にアリアとポジションを入れ替えたレキの反撃を受け、体勢を崩される。途中で敗退したかに見えたが実は新幹線の側面にしがみ付いており、新幹線が東京駅に停止した時に再び姿を現す。狙撃銃でキンジに発砲するもキンジの銃弾逸らしでかわされ、直後にレキが放った精密狙撃により戦闘不能になった。
携帯している武器は、M700
炮娘(パオニャン)
ココ姉妹の次女で銃撃戦に優れる。三女の猛妹と同じく香港からの留学生として武偵校に潜入。銃技においてはキンジ、アリア、カナ級の腕前であり、「水投げ」ではアリアを奇襲し、銃撃戦で引き分けている。
修学旅行Iでは炮娘と狙姉から逃げるキンジとレキに追い打ちをかけようとしたが、白雪達の登場で退却した。
第7巻では猛妹と共にキンジたちの新幹線を襲撃し、得意の銃技でキンジを襲うが途中で参戦したアリアとレキのチームワークに逆に追い詰められ、猛妹と一緒にアリアに捕縛される。
携帯している武器は、UZI
猛妹(メイメイ)
ココ姉妹の三女で格闘戦と爆弾戦術に優れる。格闘戦では自身のツインテールを使い相手の首に巻きつける裸絞めを得意とする。イ・ウーには「ツァオ・ツァオ」という呼び名で天才技師として滞在していた時期があるため、理子とも面識があり、理子に「武偵殺し」事件に使われた「減速爆弾(ノン・ストップ)」の作り方を教えたのも彼女である。
2学期の始業式当日の香港からの留学生として次女の炮娘と共に武偵高に潜入し、「水投げ」においてキンジを奇襲し格闘戦で勝利する。修学旅行Iでは狙姉と共にキンジとレキを急襲し、暗闇に紛れて爆泡を放ち、レキに重傷を負わせる。
第7巻ではキンジたちの新幹線を襲撃し、キンジを上記の裸絞めで苦しめるが、突如ヘリから放たれたレキの狙撃によりツインテールを断ち切られ、アキレス腱を損傷し、アリアに捕縛される。
携帯している武器は、柳叶刀(リュウエイダオ)と戦扇。
機嬢(ジーニャン)
ココ姉妹の四女。眼鏡を掛けている。
戦闘は得意ではなく、車両や武器開発などの後方支援担当。
オルクスを製作したのも彼女である。
諸葛 静幻(しょかつ せいげん)
藍幇に所属する色鮮やかな中国服を着用した、丸メガネをかけた細目の男。かの三国志史上稀代の名軍師諸葛亮孔明の子孫。
香港藍幇のまとめ役でありかなりの知略家だが、かつてはシャーロックとも渡り合った戦闘能力を有していた。しかし現在は不治の病に侵されており、自分がいなくなった後の香港藍幇の行く末を憂いている。そのためキンジの人を纏める能力があると考え、香港藍幇に取り込もうとしていた。
戦宣会議では藍幇の大使を務め、修学旅行IIで香港を訪れたバスカービルに戦いを挑む。
猴(コウ)
極東戦役における藍幇の代表。名古屋武偵女子校の制服を着用した少女。
その正体は人間ではなく、闘戦勝仏こと孫悟空。年齢は2千歳以上とされる。玉藻からは日本の鳳と並ぶ化生界の巨頭と呼ばれ、敵ばかりか味方からも恐れられている。
如意棒と呼ばれる瞳から発するレーザービームでジーサードを一瞬で倒した。如意棒は一度使うと次に使えるようになるまで22〜24時間ほどかかる。『どんなものでも貫ける矛』と称され、かつて貫けなかった物は中国が想定した大和の主砲防盾(厚さ67センチメートルの高張力鋼)のみ。
大昔に当時皇帝の実験で倭の国(日本)の巫女の秘術によって武神の人格「孫」を人為的に付け足された。普段は猴と呼ばれる主人格が生活しているが、戦闘は孫が担当する。ただし、猴は性格ゆえに戦うのを嫌っているだけで、猴も孫と同じく戦闘は可能。
人格の入れ替えは猴の意思によってもできるが、秘術の欠陥によって外部の人間によって人為的に入れ替えられる。かつては三蔵法師によって猴の同意のもと行われていたが、今はパトラが作り出した術を藍幇が使用することで、猴の意思に関わらず強制的に入れ替えている。
猴は幼い見かけの通りおっちょこちょいだがジーサードを殺してしまったと思っていたことをキンジに謝罪するなど、まじめである。この性格故にココたちからはいじめられている。名古屋武偵女子校の丈の短い制服を着ているのも狙姉に着せられた時に狙姉が気に入ったためにそれ以後も着せられているだけで、別に猴が好んで着ているわけではない。
孫は幼い見かけの為恋愛ができずにいたため恋愛に憧れており、好戦的な性格のためヒステリアモード時のキンジのことを少なからず好いている。その正体は色金の力によって生まれた不完全な緋緋神である。
武器は青龍偃月刀などの長柄の武器。技は右眼から放つレーザー「如意棒」、瞬間移動を行う「斛斗雲」など。

その他参加者[編集]

メーヤ・ロマーノ
長いブロンドの髪に純白のローブに身を包んだ美人。二つ名は『祝光の聖女』(敵からは『祝光の魔女』)。十字架に似た大剣を背負っている(かなり重く、持ち上げたキンジがよろけるほど)。日本とイタリアのハーフ。18歳。フルネームはメーヤ・ロマーノ(日本人とのハーフなので、名前は明夜とも書く)。バチカンで祓魔師(エクソシスタ)としての叙階を受け、ローマ武偵高では殲魔科(カノッサ)の5年に在籍している。金一とは犯罪捜査を共にした事があるため面識がある。
普段は大人しい口調で喋るが、怒るとかなりの毒舌になる。カツェ=グラッセやヒルダといった魔性の存在を害悪と見なしており、それらを殲滅し、絶滅させることを目的としている。I種超能力者であり、能力は戦運が良くなる事。仲間を疑うと効果が薄れる。能力使用後は大量のアルコールを摂取するため飲酒を行うが、まったく酔わない。
宣戦会議ではバチカンの原則に従い、「師団」に所属することを表明した。その後、殻金七星を取り戻すためカツェ=グラッセを追って独国(独逸)に向かった。
部下には強く出るタイプであり、剣と盾だけで突撃させる戦法を取らせるため、キンジにこれが原因で欧州が押されているのではと勘繰られた。
魔剱の狙撃で術と武装を強制解除させられ、魔女連隊に捕縛される。
玉藻(たまも)
白面金毛の天狐と呼ばれる狐の妖怪。建仁2年生まれの808歳で先代の遠山家の侍・星伽家の巫女やパトラの曾祖母とも親交があった。本来の姿は大狐であるが、現代では尖った耳に尻尾を生やした少女の姿に変化している。少女の姿をしているのは本人曰く「不審がられないようにする」ためである。背中に賽銭箱をランドセルのように背負っている。
代々人間と色金の間柄を見張り、濫用・悪用を防いできた一族であり、色金について豊富な知識を持っている。
86年前の戦役では「眷属」に所属していたが、今回の宣戦会議では「師団」に所属することを表明。鬼祓結界を貼り、度々キンジの元を訪れては戦役の状況について報告している。
携帯している武器は無いが、式神を使ったり、広範囲に渡って結界を長時間張るなど膨大な力を持っている。
ヒルダ
ブラドの娘。吸血鬼であり、作中では「竜悴公姫(ドラキュリア)」とも呼ばれている。金髪ツインテールにゴシック&ロリータの衣装を着込み、背中には蝙蝠の翼が生えていて、空を飛ぶことができる。
雷を操るII種超能力者で、これを用いて影に潜るなどの魔術めいた技が使える。また催眠術を用いて相手の記憶を曖昧にしたり、体の自由を奪ったりもできる。
裏切り者を再度取り立てる時にはコウモリ型のイヤリングを付けさせる。これは竜悴公家の正式な臣下の証で、外そうとしたり、ヒルダが念じると弾け飛び、毒蛇の腺液が傷口から入り10分で死に至る猛毒が封じ込められている。
宣戦会議では「眷属」に所属することを表明し、乱入したアリアの隙を突いて殻金七星を破り、手に入れた5枚を他の「眷属」と分配して姿を晦ます。その後すぐにアリアたちの前に現れ、ワトソンとの戦いを演じる。その裏では理子を再度自分の奴隷にしようとして、理子に前述のイヤリングを付けさせる。しかし、スカイツリーでの戦闘時に理子がアリアを庇ったことに激昂し、ペットに格下げしようとするが、キンジの言葉で覚悟を決めた理子に、魔臓全てを破壊され敗れ去る。その際、高所から落ちて瀕死の重体に陥るが、ワトソンの治療と理子の輸血で一命を取り留め回復している。以降は理子に陰ながらくっつく形で「師団」に加わる(普段は理子の影に潜んでいる)。
戦闘では棺型の変圧器を使って街から電気を奪って放電する「雷球(デイアラ)」を使い、80パーセントの力でも帯電装備していたワトソンが気絶してしまうほどの威力を誇る。逆に肉体から放てる電気は少ない。
また、自身に雷を受けることで「第3態(テルツァ)」になることができる。全身を青白く激しい電光が覆い、近づくだけで黒焦げにされてしまうほどの勢いがある。この形態では槍の石突きを足元に突いただけでコンクリートの床に稲妻が走り、蜘蛛の巣のようなヒビを入れることができる。さらにブラド以上の怪力を誇る。ブラドのような「第2態(セコンディ)」もあるが、身体が醜く膨れるからキライだと言って披露していない。
ブラドと同じく体の四か所に弱点の魔臓の位置を示す白い目玉模様があるが、外科手術で魔臓の位置を変えているため、本人もどこに魔臓があるか把握していない(手術した医者にも口封じをしている)。
武器はムチと金色の三叉槍だが格闘戦は苦手。アリアを殺そうとした時には小型のチェーンソーも使った。
カツェ=グラッセ
魔女連隊の9代目連隊長。黒髪おかっぱ頭の魔女。「厄水の魔女」と呼ばれている。容姿はベルベットのローブに黒のとんがり帽子を被った典型的な魔女そのもの。右目には臙脂色の眼帯をしており、そのマークは旧ナチス・ドイツのハーケンクロイツ。勝気な言動に加え非常に好戦的な性格で、メーヤとは敵対関係にある。イ・ウーにも在籍していたが、魔女連隊に帰隊するため自ら中退した。
二つ名の通り、「厄水行」と呼ばれる魔術で水を自在に操ることができる。
宣戦会議ではメーヤと仲間になることを拒み「眷属」に所属することを表明する。その後、ヒルダから殻金を受け取り、姿を晦ました。藍幇がバスカービルに敗北したのを見て香港ごと殲滅する為にタンカー「シーマ・ハリ号」をジャックしてバスカービルに宣戦布告した。年明けにフランスにてキンジと戦うが、成り行きで彼に救われる形になり、彼に惚れ、自身の使い魔にして「眷属」に引き込もうとしている。
携帯している武器は金メッキが施されたルガーP08と、装飾が施された短剣。
覇美(ハビ)
部下から「第六天魔王」と呼ばれる、トラジマ模様の毛皮を着た10歳ぐらいの鬼の少女。生花を差したバサバサ髪の下に2本のツノが生えている。自身の身長を上回る大斧を持っている。
宣戦会議では「眷属」に所属することを表明する。
その後、ヒルダから殻金を受け取り姿をくらました。
LOO(エルオーオー)
LOOとしか喋らない人方白兵戦機に乗り込んでいる、見た目が小学生程度の少女。ジャンヌは「ルー」と呼んでいる。
人方白兵戦機は、照準機・アンテナ・発煙弾発射機(スモークデイスチャージャー)などの兵器がボディーのいたるところから突き出ており、M61ガトリングガンを左手に携えている。
米陸軍の大佐の階級章を持っていたが本当に大佐なのかは不明。
リサ・アヴェ・デュ・アンク
イ・ウー残党主戦派の一人。イ・ウー内では会計、及び看護、そしてメイドをしていたが、ブラドほどではないが類稀な治癒能力を備えているので眷属では自爆テロのような役割をさせられており、それに耐えかねてイタリアでワトソン達のホテルに対戦車弾を撃ち込んだ後に脱走。逃走中、同じく師団からも追われる身となったキンジに出会い、共に逃走する。
武人に仕えてきた一族の出で、イ・ウーに入ったのも仕えるべき「勇者様」を探す為だったが見つからず、オランダにてキンジを主と見込んでキンジのメイドになる。シャーロックはリサの勇者様の事を「東から来る目つきが悪くて喋り方がぶっきらぼうで、女たらし」と条理予知している。
有事の戦闘力こそほぼ無いが、会計士、メイドとしての腕は超一流で、炊事、洗濯は勿論、買い物も交渉ができるのならば7割ぐらいならばまけさせる事ができる。イ・ウーでも核燃料を8割引で購入してきたほど。
しかし、その血筋には吸血鬼のライバルとされる「ジェヴォーダンの獣」と言う「百獣の王」の力が宿っている。発動する鍵は「満月」と「死の淵(アゴニサンテ)」で、発動すると金色の狼の姿へと変貌する。いわゆる狼女である。ブラドやヒルダと違って変身すると理性を失い、完全な獣と化すが、キンジの声で理性を取り戻し、V-2ミサイル上からシロナガスクジラを喚んでキンジを救った。イ・ウ―時代に理子とは面識があり、そのころから気合いを入れれば耳と尻尾を出せた。極東戦役停戦後は、キンジに付いてくる形で、日本にやってきて、武偵高の2年A組(救護科)に編入した。B・W・Hは90・58・83。誕生日は8月2日。
セーラ・フッド
イ・ウー残党主戦派の一人。通称「颱風(かぜ)のセーラ」。かのイギリスの義賊にして弓の名手ロビン・フッドの子孫。祖先同様、弓の名手で、後の歴史のどこかで魔女と交わったらしく、風を操って2km先まで継ぎ矢ができるほど。更には矢の軌道も風で変えてキンジの銃弾撃ちを破って見せ、逆に弓で銃弾撃ちまで使って見せた。また、「巨視報(マクロユノ)」と言う死期の近い動物や人間の動向を読むことができる。この的中率はほぼ100%である。極東戦役停戦後は鬼達に傭兵として傭われて共に行動している。
原田静刃(はらだせいじ)
『やがて魔剱のアリスベル』の主人公。眷属側に雇われた傭兵。通称「妖刕(ようとう)」。
キンジを襲うが、ヒステリアモードを発動させていなかったために、偽物と思って見逃す。
戦闘時は右目が緋色に光り、体が膨れ上がり、二刀を使用する。キンジの行動や死期を予期した。
アリスベル
『やがて魔剱のアリスベル』のヒロイン。眷属側に雇われた傭兵。通称「魔剱(まけん)」。
「魔女殺し」とも言われ、遠くから敵を狙撃する魔術を使い、メーヤを一撃で戦闘不能にした。
キンジに藍幇にこれ以上関わらないように忠告した。

遠山家[編集]

遠山 金一(きんいち) / カナ
遠山 金次(キンジ)
遠山 金三(きんぞう) / GIII
遠山 金女(かなめ) / GIV
遠山 金叉(とおやま こんざ)
キンジの父親。武偵制度が日本に導入される前、法務省直属の武装検事として殉職した故人。
身長2メートルを越す大男であり、デザートイーグルを使いこなす。
静かなる鬼オルゴ)」と呼ばれ、人のレベルを超えた殺気を放つ。しかし、職務上で人を殺しても罪に問われない武装検事ながらも、生涯人を殺したことはない。
金一に攻撃よりの48の技、キンジにカウンター・防御よりの52の技を継承している。
1989年のSDAランクでは、総合で8位に載っている。
遠山 鐵(とおやま まがね)
キンジの祖父。元帝国海軍少尉で零戦のパイロット。撃墜された後、旧日本領のブレスク島に泳いで辿りつき、その翌々日に現れた米陸軍300人を1人で食い止めた伝説を持ち、アメリカからは今なお警戒され、GIIIも「ダイハード」と呼んで敬意を表する人物。
現在は整体師兼ギャンブラーとして暮らしている。また非常にスケベで、グラビア写真を大量に所持しており、HSSを誰もが嫌がる旧名の「返對(へんたい)」と呼び、「遠山家は自在に返對してこそ一人前」と言い張る。
遠山 セツ(とおやま セツ)
キンジの祖母。嫁ぐ前からどこかの戦闘的な一族だったらしく、遠山家の武術も一部マスターしていて、夫のセクハラ発言に対して突っ込みに奥義の「秋水」を放っている。

その他[編集]

ハイマキ
レキが飼っている雄のコーカサスハクギンオオカミ。元々はイ・ウーのブラドが刺客として送り込んだ内の一頭であるが、レキが手なずけたことで彼女に懐き、現在は武偵犬としてレキの部屋で一緒に暮らしている。魚肉ソーセージが大好物。
主人であるレキの命令には忠実であり、彼女を守るために何度も重傷を負っている(ココ戦ではシャー・ペイ多勢と戦い負傷しながらも生還)。
神崎 かなえ(かんざき かなえ)
声 - 大原さやか
アリアの母親で曲線を描いた長い髪をした、白磁の肌の美人。キンジ曰く「母親というより、年の離れたお姉さん」。
イ・ウーに「武偵殺し」をはじめとした冤罪を被せられ服役中の身となっており、自分の無実を証明すべく無茶しがちなアリアのことを常に気にかけている。
物語開始時は高等裁判所にて係争中であったが、アリアの手により引き出された理子・ブラド・ジャンヌの分の証言では刑を軽減しきれず、最高裁までもつれこんでいる。
メヌエット
アリアの妹。第8巻、第17巻に名前のみ登場。
アリアとは腹違いで、純血の英国人。曾祖父ゆずりの推理力を持っていて、女王陛下の諮詢を仰せつかったことがある。
またアリアがトランプ柄のパンツを穿いているのは、過去メヌエットにポーカーで負けており、その罰ゲームだと言うことがリローデッドの6弾によって明かされた。
女将(おかみ)
声 - 堀江由衣
アニメ第13話に登場。キンジ達が訪れた武偵指定研修村の温泉宿「かげろうの宿』」女将。若く見えるが還暦。昔、綴梅子とも組んだことがある元武偵のくノ一で、引退後温泉の女将になる。先祖は世直しの旅をするお爺さんを助けるくノ一で、先祖代々お風呂が好きな家系。宿に現れた幽霊らしき少年に梅子と共に逆海老縛りにされてしまうが、朝になるとキンジ達が温泉に来たこと自体覚えている人はいなかった。
間宮 ののか(まみや ののか)
『AA』に登場。あかりの2歳下の妹で、中学生。ドジな姉を支えるしっかり者。志乃から密かに気に入られている。
2年前にイ・ウー特戦隊の襲撃を受けた際に夾竹桃から符丁毒を打ち込まれており、「武偵殺し」によるバスジャックが起きたその日に毒が発症し視力を失ってしまうが、あかりに逮捕された夾竹桃が解毒法を自白したお陰で回復した。
間宮 みすず(まみや みすず)
『AA』に登場。あかりとののかの母親。一見淑やかな雰囲気の美女だが、あかりの回想ではかなりの手練だった事が窺える。
「戦時が来たら人々を守るために戦って欲しい」という願いの元、あかりとののかがまだ幼い内から彼女達に間宮の術を伝授した。

用語解説[編集]

武偵関連[編集]

武偵
凶悪化する犯罪に対抗するために新設された国家資格。語源は「武装探偵」の略。
武偵免許を持つ者は武装を許可され、逮捕権を有するなど警察に準ずる活動が可能になる。しかしあくまで武偵は金で動き、金さえ貰えれば武偵法の許す限りどんな仕事でも請け負う「何でも屋」の側面がある。
武偵ランク
武偵には通常EからAまでのランクが存在し、民間からの有償の依頼解決の実績や学科の各種中間・期末試験の成績からランク付けされる。そしてAランクの上に特別なSランクが存在し、極限られた人物にだけそのランクが与えられている。なお、Sランクはその道のプロと呼んでも差し支えない実力のAランクが束になっても敵わない程度の実力差である。
そしてSの上には、小国の軍隊を一人で相手にできる実力をもつRランクが存在する。RとはRoyalの頭文字で、各国首脳や王族の専属に選出されるほどの存在であることが由来。このランクを持つ者は世界に7人しかおらず日本には1人しかいない。
武偵弾
DAL (Detective Armed Lethal) とも言う。
プロ武偵等に渡される特別な弾で種類は、炸裂弾(グレネード)・徹甲弾(ピアス)・破砕弾(クラック)・飛散弾(クラスター)・閃光弾(フラッシュ)・音響弾(カノン)・煙幕弾(スモーク)・焼夷弾(フレア)がある。価格は数百万をくだらない。
武偵憲章
国際武偵連盟 (IADA) が発足時に作成した「武偵の心得」[5]で、全部で10条ある。これらは作者の母校である高校の校訓を基盤に、アレンジを加えたものであることが言及されている[5]
  1. 仲間を信じ、仲間を助けよ。
  2. 依頼人との契約は絶対守れ。
  3. 強くあれ。但し、その前に正しくあれ。
  4. 武偵は自立せよ。要請なき手出しは無用の事。
  5. 行動に疾くあれ。先手必勝を旨とすべし。
  6. 自ら考え、自ら行動せよ。
  7. 悲観論で備え、楽観論で行動せよ。
  8. 任務は、その裏の裏まで完遂すべし。
  9. 世界に雄飛せよ。人種、国籍の別なく共闘すべし。
  10. 諦めるな、武偵は決して諦めるな。
武偵法
日本の武偵の行為に関する法律。詳細は不明。9条で殺人禁止を定めている(ただし例外あり)。
武偵校
武偵を育成する教育機関の総称。一般教育課程も履修するが、学業の大半は武偵に関する授業である。作中の舞台となる東京武偵高校のみならず、ニューヨークやウィンチェスター、ローマなど世界中に存在し、独自の学科を設けている施設も存在する。武偵校から一般校への転入は一応可能だが、学力の低さ、社交性のなさから転校先の学校を退学することが多く、嫌がられまず転入を認められない。その為、東京武偵校では個人情報保護法8条の穴を利用して一度武偵校を退学させてから編入をさせている。もっとも、結局は武偵校に戻ってくる場合がほとんどのため、教務科もそれを見越して再受け入れの態勢を整えている。
東京武偵高校
レインボーブリッジ南方に浮かぶ南北およそ2キロメートル・東西500メートルの人工浮島に設立された、武偵を育成する総合教育機関。一般教育の他に武偵の活動に関わる専門科目を履修でき、学園や民間からの依頼を受けてそれをこなす事も授業の一環とされている(報酬は任務を遂行した本人に支給される)。
校則により校内での拳銃・刀剣の携帯が義務付けられており、制服は男女共に防弾繊維を使用した「防弾制服」である(ネクタイは防刃製)。進級に必要な単位は授業の他に、学園に寄せられる依頼をこなすことで獲得できる。それでも単位が足りない場合は、休み中に解決すべき任務を学園が割引価格で引き受けてきた緊急任務で補うことが出来る。学科は以下の通り。
強襲学部(アサルト) - 強襲科・狙撃科などの戦闘向きの学科が属している。
  • 強襲科(アサルト) - 拳銃・刀剣その他の武器を用いた近接戦による強襲逮捕を習得する学科。蘭豹が主任。所属する学生の戦闘力は総じて高く、強襲科Sランクの生徒は、特殊部隊1個中隊と同等と評価される。日常的に激しい戦闘訓練があり、犯罪組織のアジトに突入する依頼が来るなど、他の学科と比較して、危険度は高い。卒業時の生存率が97.1パーセントと、約3パーセントの生徒が死亡するため、「明日無き学科」とも呼ばれる。
  • 狙撃科(スナイプ) - 狙撃、観測といった遠隔からの戦闘支援を習得する学科。南郷が主任。狙撃は極めて高い集中力を必要とするため、性格的な向き・不向きに左右される傾向が強く、適性のある強襲科の生徒に転科をうながすこともある。
諜報学部(レザド) - 諜報科・尋問科という、主に犯罪組織、犯罪容疑者からの情報収集方法を習得する学科が属している。
  • 諜報科(レザド) - 特殊工作員を養成する学科。チャン・ウーが主任。犯罪組織に対する諜報・工作・破壊活動を主に学ぶ。学内での異変について、調査レポートを作成することもあるが、ガセが多いことでも有名である。特性上、強襲科との戦いになると相性は最悪と言われる。
  • 尋問科(ダギュラ) - 話術、心理学、人体学などを使用し、確保した犯罪容疑者から情報を引き出す方法いわゆる尋問を学ぶ学科。綴が主任。拷問方法も学ぶという噂もあるが、定かではない。
探偵学部(インケスタ) - 主に犯罪調査、分析を担当する、探偵科・鑑識科が属する学部。強襲科などと比べると、発砲機会は比較的少ない。
  • 探偵科(インケスタ) - 探偵術と推理学による調査・分析を習得する学科。高天原が主任。武偵高の中では比較的まともな教員が在籍している。外部からの依頼で迷子や行方不明者を探したり、未解決事件のプロファイリング、浮気調査なども行っている。
  • 鑑識科(レピア) - 犯罪現場や証拠品の科学的検査を習得する学科。学内での事故や犯罪等の痕跡・遺留品の調査も担当している。探偵科と協力して捜査にあたることが多い。
兵站学部(ロジ) - 実戦部隊の補助を担当する、装備科・車輌科が所属する学部。装備の調達や改装、人員および物資の輸送支援などを担当する。
  • 装備科(アムド) - 武偵活動における装備品の調達、カスタマイズ、メンテナンス方法を習得する学科。装備科はその性質上、機材の一括買い付けを行なっているため、他よりも安価で他学科の生徒へ弾薬などを販売している生徒もいる。腕のいい生徒は、高額で武器の改造やメンテナンスを請負い、かなりの利益をあげている。
  • 車輌科(ロジ) - 武偵活動における車輌・船舶・航空機の運転操縦、整備を習得する学科。江戸川が主任。必要に応じて様々な機材や技術、知識を他学科の生徒たちに提供している。車輌科に在籍していると、取得可能な年齢に達していなくても運転免許を取得できるメリットがあるため、それ目当てで入学してくる学生も存在する。水上飛行艇をかくし持っている。
通信学部(コネクト) - 現代社会に欠かすことができない、情報の伝達と集積を担う通信科・情報科が所属している。
  • 通信科(コネクト) - 通信機器を用いた情報連絡によるバックアップを習得する学科。事件現場で錯綜しがちな情報から必要なものを聞き分ける術のほか、盗聴なども学ぶ。特に聴力・判断力が重視され、優れた学生はわずかな音声から、大量の情報を聞き分ける能力を持つ。緊急時だけでなく、イベント時などには学生や教員への連絡、放送を担当する。
  • 情報科(インフォルマ) - 情報処理機器を用いた情報収集と整理方法を学ぶ学科。大量に集積された有象無象の情報の中から、重要なものを選別して整理する方法が教えられる。学園内では、様々な情報をレポート化し、生徒や教員が閲覧できるようにする役目も担っている。また校内用のイントラネットを管理しており、教務科からのお知らせや犯罪情報の掲載も行う。
衛生学部(メディカ) - 負傷者や病人の治療にあたる、衛生科・救護科が所属する。衛生科は主に現場での治療を担当し、救護科は病院での治療を担当する。
  • 衛生科(メディカ) - 武偵活動の現場における、医療・救助活動を習得する学科。戦闘が行われている現場に飛び込んで治療を施すため、自衛程度の戦闘技術を習得する必要がある。学生・卒業生問わず、衛生武偵は、現場で治療を施した相手に事後で高額な請求をすることがままある。
  • 救護科(アンビュラス) - 主に武偵病院に勤務する医師を育成するための学科。矢常呂イリンが主任。医師としての専門知識や技術を学ぶ。依頼や訓練で負傷、ないしは体調を崩した生徒の治療も担当している。専門棟には武偵病院が隣接している。
研究部(リサーチ) - 超常的な知識や技術を研究する超能力捜査研究科・通称S研と、美しい女性による捜査方法を研究する特殊捜査研究科・通称C研が所属している。
  • 超能力捜査研究科 (SSR)[6] - 超能力・超心理学による犯罪捜査研究を行っている学科。日本各地の霊場で合宿を行う事もある。サイコメトリーやダウジングといった超能力捜査がメインであるが、中には攻撃的な超能力をもつ人間もいる。武偵高でも特に秘密主義が徹底されている専門科で、関係者以外で詳細を知る者は少ない。
  • 特殊捜査研究科 (CVR)[7] - 特殊条件下における犯罪捜査を研究している学科、結城ルリが主任。いわゆる色仕掛けの罠(ハニートラップ)の専門技術を磨く学科であり、美少女しか入科できない。諜報科でも手に負えないような相手に投入されるため、最も危険な任務に就く学科ともいえる。日焼けや寝不足あらゆることに気をつけなければならない。
中等部(インターン) - 学園島外にあり、武偵高付属中学校の生徒が在籍している。武偵としての初歩的な教育が行われ、優秀と目された生徒はインターンとして武偵高に来ることもある。
教務部(マスターズ) - 武偵高の教員が在籍する、教務科が所属している。
  • 教務科(マスターズ) - その名の通り教職員が所属している。前歴が自衛隊、警察OB、特殊部隊、傭兵、マフィア、殺し屋らしき人物まで多数在籍しており、強襲科、地下倉庫と並ぶ東京武偵高の「3大危険地域」と呼ばれている。民間からの依頼の仲介は、教務科が行っている。
教養学部(コルト) - 通常の高等教育のための学部。内容は一般高校と変わらない。
  • 一般教科(ノルマーレ) - 通常の高校と同じような一般教科を学ぶ学科。武偵高の生徒は全員ここに所属している。武偵高は専門学科ではなく、この一般学科でクラス分けされているため、同じクラスに様々な専門学科の生徒が混在している。
この他にもローマ偵高の殲魔科(カノッサ)など、東京武偵高にはない学科もある。
名古屋武偵女子校
通称「ナゴジョ」。生徒の9割が強襲科という、軍人養成校の様なタカ派の学校。「自分は撃たれない」という自己顕示のために、防弾制服の丈がかなり短くなっている。校訓として1項『強きは美なり(ストロング・イズ・ビューティー)』、4項『邪魔する奴は皆敵とみなす』、8項『他者の下に敷かれる事まかりならず』、例外として16項『配偶者の下になら敷かれてもやむなし』がある。
チーム編成
武偵高の生徒が2年になると、2-8人のチームを組んで学校に登録すること。チーム編成は代表が申請を行い、修学旅行の直後に教務科から来る確認の電話に応答する形で承認を受け、最後に登録にどこの武偵か気付かれないように「防弾制服・黒(ディヴィーザ・ネロ)」を着て斜めを向きながら写真撮影を行うのが基本の流れとなる。登録したチームは国際武偵連盟 (IADA) に登録され、将来も武偵はそのチームで活動するため、それを踏まえた上で戦略的に優れた編成を考えなくてはならない。
チーム・バスカービル
第7巻のチーム編成においてアリアによって結成された。メンバーはリーダーを遠山キンジ、副リーダーを神崎・H・アリア、他に星伽白雪、峰理子、レキの遠・中・近が整った最強の5人で、後にエル・ワトソンが専属の衛生武偵になった。キンジはチーム申請直前まで自分がメンバーに入ってることを知らなかった。
宣戦会議においてはチーム・バスカービルが1つの組織としての認識を受けており、イ・ウーを壊滅させ、抗争のきっかけを作った本人としてリーダーであるキンジが宣戦会議に呼び出された。
チーム名の由来はアリアが所有している土地で初代シャーロック・ホームズが解決した事件バスカービルの魔犬から。
15巻でイギリスからの圧力により、キンジが脱退させられた。
コンステラシオン
ジャンヌ・中空知ら女子4人の通信系チーム。チーム名は「星座」の意。ジャンヌを含め問題児ばかりで構成されており、そのせいで修学旅行IIの単位を落としたため、バスカービルを脱退させられたキンジを監査役として、年明けに補修としてフランスで研修を行った。
キャリアGA
車輌科の武藤剛気・鹿取一美と装備科の安齋スグル・平賀文のチーム。チーム名の由来は「運搬(キャリア)」と剛気のG、文のAから。
修学旅行I(キャラバン・ワン)
2年次に行われる修学旅行の1回目であり、名目上では普通の修学旅行になっているが、実際は生徒間でのチーム編成の最終調整するための行事。
修学旅行II(キャラバン・ツー)
2回目の修学旅行で、チーム毎に希望する外国の都市で研修活動を行う。
戦徒(アミカ)
「AA」から登場した先輩の生徒が後輩の生徒とコンビを組み、1年間指導する二人一組(ツーマンセル)特訓制度。男子の場合「戦兄弟(アミコ)」、女子の場合「戦姉妹(アミカ)」と呼ばれる。男子生徒と女子生徒が組む異性間契約も可能。
エンブレム
強襲科推奨の戦姉妹試験勝負。30分以内に戦姉となる上級生から武偵高の校章の描かれた星型の「エンブレム」を奪う事が出来れば、戦姉妹契約が可能となる。
3日内解消規則(スリーデイズ・キャンセル)
戦姉妹契約から72時間以内に戦妹が私闘で負けたら契約が解消となる仕組み。戦姉が戦妹を守れなかったという事になるため、再契約も不可能。
アミカ・グループ
戦妹同士がグループを作る制度。それぞれの戦姉からの指示を受け、協力して訓練する。推奨グループ人数は5人。
カルテット
1年は全員参加の4対4の実戦テスト。インターンの生徒も参加可能。
毒の一撃(プワゾン)
カルテットの競技の1つ。
2つの班はそれぞれ「ハチ」「クモ」の描かれた攻撃用のフラッグと、守る為の物である「目」の描かれたフラッグが与えられる。ルールは「目」のフラッグに攻撃用のフラッグを接触させれば勝ちというもの。フラッグの隠匿・班員間での受け渡し・敵からの奪取などは全てOK。試験場は武偵高第11区全体で、区内にある物ならば何を使っても良い。使用武器は非殺傷弾(ゴムスタン)のみ(但し、頭部に当たると死ぬ危険性もある)。
以上のようにルールこそシンプルであるが、隠匿・強襲・逃げ足・チームワークなど様々な能力が試される。
武偵ランク定期外考査
武偵校の生徒のランクを上げる事を目的とした考査。筆記・実戦試験の成績や解決した事件の多さなどのデータを見て、教務科が許可を出した生徒のみ受けられる。PCを使った記述式試験・CQCと射撃による技能試験・教務科が定めた相手と1対1の対戦を行う実戦試験が主な内容。
戦兄、戦姉を持つ受験者がこの考査でランクを上げられなかった場合、その生徒の戦兄、戦姉には「人を育成できない」という評価が残り、彼等の次回のランク考査に響く。
ガンチラ、ガンモロ
スカートが捲りあがり太もものホルスターにつけられた拳銃などが、一瞬またはモロに見えてしまうこと。武藤が名付け親。
少女返り
麒麟曰く、女子でも男勝りの活動が求められる武偵高において、その不自然さが原因で溜まったストレスの解消及び心のバランスを取る為、自分にはないものを求め少女趣味に走る事をいう。
絡指(らくし)
武偵同士が死地へ赴く際や別れをつげるために行う握手のようなもの。
自覚宣言(マニフェスト)
CVR名物で、自分好みの少女達を集めた夢の世界よりも自分の戦妹を選ぶという宣言をさせるという内容。
合姉妹(ランデ・ビュー)
教務科が選んだ先輩・後輩を1週間仮の戦姉妹にさせる制度。教務科のカップリングは精度が高く、90%がそのまま戦姉妹になる。
トライアングル
封建主義で学年を超えた力比べがなかなか出来ない武偵高において、10月にはスポーツの試合などを挑んでも失礼にはあたらないしきたり。自らの得意分野で後輩に負けたらショックで再起不能になるのは確実なため、この時期が来ると内心では緊張している上級生が多い。名前の由来は挑戦パターンが1年→2年、1年→3年、2年→3年の3つな事から。

能力・道具[編集]

ヒステリアモードヒステリア・サヴァン・シンドローム
性的興奮をしβエンドルフィンが一定以上分泌されると神経伝達物質を媒介し大脳・小脳・精髄といった中枢神経系の活動を劇的に亢進されるその結果ヒステリアモード時には思考力・判断力・反射神経などが通常の30倍にまで向上する、遠山家の人間が持つ特異体質。その代わり、女性の事を最優先で考えることで物事の優先順位付けが正しく出来なくなったり女性にキザな言動を取ってしまうなどの反作用がある。前者の名称はキンジが独自に名付けたものであり、HSSとも略される。遠山家では旧名として「返對(へんたい)」と名前が付いているが、鐵以外はその呼び名を嫌がって皆別の名前を付ける。本来は子孫を残すための体質であるため、男なら「女を守るために強く」なり、逆に女なら「男が守りたくなるような女になり、男心をくすぐるような仕草をするようになる」、つまり男はより強くなるが、女は格段に弱くなってしまう(そのため、アメリカが構想したHSSで強化した男女のコンビ「双極兄妹〈アルカナム・デュオ〉」は破綻している)。
発動キーはβエンドルフィンで、異性に対する興奮以外でもヒステリアモードになることは可能である。金一は絶世の美女カナに変装する事で、ブラドは人間を虐待することで、GIIIは音楽や絵画などの芸術に触れることで、シャーロックは元々ヒステリアモードに匹敵しながら死に際になることでさらに強いヒステリアモードを目覚めさせた。初代遠山金四郎は肌を人前に露出することでヒステリアモードになっていたといわれる。
元々遠山家だけに伝わる能力であったが、金一がイ・ウーに潜入した際に他のメンバーに伝授したため、能力の一部概要については知られている。また、金叉の遺伝子を手に入れたアメリカの手により、能力を受け継いだGIIIとかなめが生み出されている。
ヒステリアモードには眠っている際に発現する「夢ヒス」(キンジは甘ヒスと言ったりする)、通常のモードである女を守る「ヒステリア・ノルマーレ」、死の危機に瀕した際に発現する「ヒステリア・アゴニザンテ」、女性を他の男性に取られた際に覚醒する女を奪う「ヒステリア・ベルセ」(ノルマーレの1.7倍、通常の約50倍)、しばらく性的興奮がしなくなるかわりに体にあまり力が入らなくなり攻撃力が皆無になる遠山家に伝わる秘中の秘技「ヒステリア・ワイズマン」、ベルセを何度も経験した者が複数の女性を傷つけられた際に発現する「ヒステリア・レガルメンテ」(通称「王者のHSS」。通常の1.2×傷つけられた女性の数分の累乗倍)などの派生系がある。
超能力(ステルス)
数は多くないものの超能力を使う武偵や犯罪者も存在し、その研究も進められている。また、それらを使う武偵を超偵と呼ぶ。
超能力者にはその能力の強さに応じてランクが付けられ、G(グレード)で表記される数字が大きいほど強い能力者である。実際にジャンヌはG6~8白雪はG17パトラは推定G25などがある。また超能力には70から80近い属性と相性が存在している。高ランクの能力は強力であるが、その分精神力の消耗も激しく長時間の使用には耐えられない。
色金(イロカネ)
人の心と繋がる金属のこと。その繋がりには超能力の力を供給する人に繋がる「法結び」と感情の繋がりである「心結び」の2種類がある。超常の力を与える物質であり、延命の効果もあるとされている。しかし質量の多い色金は、法も心も人と過剰に繋がってしまう傾向がある。特に「心結び」においては色金が人の心と繋がりすぎると、人は心と色金が混ざり、次第に取り憑かれてしまう。
色金を保有し研究・監視をする結社が世界各地にあり、バチカンやホワイトハウス、日本の宮内庁など世界中で色金を狙いつつもその力故に手出しできない状態が続いていた。
シャーロックは色金を「超常世界の核物質」と形容しており、極東戦役ではこれらの奪取を主な目的としている。
作中では「イロカネ」と片仮名表記されることがある。
緋緋色金ヒヒイロカネ
アリアの体内に埋まっている色金。現在は弾丸の形をとっていることから緋弾とも呼ばれる。能力としては全てを消し去る緋色の光弾を打ち出す「緋天・緋陽門」など、幾つかの現象を発生させることができる。
玉藻の解説によると緋緋色金は戦と恋を好む色金であり、心と色金と混ざり取り憑かれてしまうと、保有者は「緋緋神(ヒヒガミ)」となり闘争心と恋心を激しく荒ぶらす、祟り神となってしまう。孫はこれによって生まれた緋緋神の一人である。
緋弾を継承させるには3つの条件がある。一つは情熱的でプライドが高く子供っぽい性格であること。一つは(アリアの場合女性として)心理的に成長すること。一つは能力を覚醒させるまで最低でも3年緋弾と共にあり続けること。
本質は時間を超越する力で、この力により、ホームズは3年前のアリアに緋弾を撃ち込んでいる。また、ピラミディオン台場はパトラとの戦いの際、アリアが放った「緋天・緋陽門」で撃ったパトラのピラミッドが過去に飛んだ物。
殻金七星(カラガネシチセイ)
緋緋色金の保有者が緋緋神になる事を恐れた星伽の巫女たちが編み出した7枚の特殊な殻(殻金)を指している。緋緋色金に殻金を被せることで「法結び」だけを結ばせ、「心結び」から絶縁するというもの。アリアの体に埋まる緋弾にも殻金が被せてあったが、色金の研究の末、殻金を外す術法を見つけたヒルダによって破られてしまう。7枚全てをアリアの体内に戻し「心結び」を絶たなければ、彼女は後数年で色金に取り憑かれ緋緋神になると玉藻は推測している。
璃璃色金(リリイロカネ)
レキのウルス族に伝わる色金で、第7巻において風雪の口から語られた。超能力者の能力を弱らせる目に見えない粒子を撒き、その範囲は地球の表面の1/3程度にも影響する。現在は、日本もその影響下にある。粒子の濃度は日によって違う。
符丁毒(ふちょうどく)
AA第4巻にて登場。打たれて2年の後に発症し、ひとたび発症すれば8日の内に五感と命を奪う猛毒。その分子構造は暗号状になっており、製作者にしか解毒は不可能。元々は風魔一族の術であったが、夾竹桃に奪われている。

組織関連[編集]

イ・ウー(伊・U)
数多くの超人的人材を擁する戦闘集団。第二次世界大戦中、枢軸国の共同計画として創設された超人兵士の育成機関がそのルーツである。組織名のイ・ウーは、組織の本拠地である原子力潜水艦・ボストーク号に書かれた「伊U」の文字をそのまま読んだ音を語源としている。核武装もしており、いかなる軍事国家も手出しできない戦闘集団である。組織内では戦時中の名残で、日本語とドイツ語を共通語としている。又「伊」「U」の文字はそれぞれ日本とドイツの潜水艦を示す隠語である。
組織での活動目的は自己の鍛錬や目的の実現など、各自の自主性に委ねられている。組織内に法規が存在せず、メンバー同士でも自己の目的の障害になるなら排除してもよしとする程に自由である。イ・ウーはトップである教授の絶対的な力によって束ねられていたが、彼の死期が近づくにつれ不安定になっていく。2009年7月、イ・ウーは世界に対して侵略行為を行おうと目論む「主戦派(イグナティス)」と教授の気質を継ぎ純粋に己の鍛錬を目的とする「研鑽派(ダイオ)」に分かれて一触即発の状態にあった。しかし、作中の展開の結果、教授が寿命を迎えたことで組織は解散し、残ったメンバーは各地に散っていっていき、組織としては消滅した。しかし、この出来事が極東戦役の引き金となる。
極東戦役においては、研鑽派が「師団」、主戦派が「眷属」に属する。
藍幇(ランバン)
中国・上海に本部を置く秘密結社。中国政財界の大物が幹部を務める拝金主義の組織であり、傘下の学校や企業をいくつも抱え、構成員は普通に日常生活を送っている非戦闘員も含めると100万人に上る。
極東戦役では「眷属」に属していたが、代表である孫をキンジが賭けで負かしたことで「師団」に鞍替えした。
魔女連隊(レギメント・ヘクセ)
大戦後、すぐにイ・ウーに逃亡してきた旧ナチス・ドイツの秘密部隊。ハインリヒ・ヒムラーが育成したアーネンエルベの超能力部隊。現在はその残党であり、「ならずものの国家」に高給で雇われる札付きのテロリスト部隊。
極東戦役では「眷属」に属する。
星伽神社
代々、武装巫女を育成すると同時に色金の情報の遣り取りをしてきた結社で日本各地に分社を構えている、緋緋色金に最も深い関わりがある。過去にレキの祖先である源義経が大陸に渡る後押しをしたり、緋緋神に対抗する手段として殻金七星を編み出した。
ウルス族ウルス
ロシアとモンゴルを挟むバイカル湖南方の高原に隠れ住む少数民族。チンギス・ハンこと源義経の戦闘技術を色濃く受け継いだ末裔の一族。レキがこの民族の出身で、かつては弓や長銃の腕を恐れられた傭兵の民であったが時の流れと共に次第に数を減らしていき、現在ではレキを含めた女性47人しか残っていない。
星伽神社の伝承によると、色金の一つである璃璃色金とも繋がりがあり、過去にシャーロックが色金絡みの交渉に訪れていたことから、璃璃色金を所有している可能性が高い。
第7巻の宣戦会議ではレキが大使として参加し、ウルスが「師団」に所属することを表明した。
公安0課・武装検事・武装弁護士
職務上の殺人が容認されている、「殺しのライセンス」を持つ闇の公務員。キンジの父金叉が所属していた。ヒステリアモードのキンジでも勝利は覚束無いほど腕が立つらしく、国内最強と評されている。
公安0課の正式名称は「警視庁公安部 公安第0課」。元々は大日本帝國時代、日英同盟の折に大英帝国のOO(ダブルオー)シリーズを手本として創設された政治警察組織を前身とする。民主党への政権移譲に伴い組織は一度解体され、主だった組織構成員は抹殺もしくは国外追放とされたが、2012年に自由民主党が政権を奪還した後に再編成された。殺人を含むあらゆる手段を用いて国難に対応する、内閣総理大臣直下の超法規エリート戦闘部隊。
宣戦会議(バンディーレ)
第7巻冒頭において行われた「師団」と「眷属」のどちらの連盟に付くかを決める会議。各組織が争い合っていた時代に核武装したイ・ウーが裏世界を中立したことで86年前を最後に休戦の状態が続いていたが、アリアとキンジの活躍によってイ・ウーが崩壊し極東戦役が始まったことで再び行われた。
極東戦役 (FEW)
イ・ウーが崩壊したことにより、先述の「宣戦会議」を経て始まった戦争の名称。
各組織は宣戦会議で「師団」と「眷属」のどちらの連盟に付くか中立になるかを選び、追及する物と優秀な人材の奪い合いを目的に連盟同士が争い合う。傭兵の雇用も認められている。
極東戦役を終わらせるには「師団」か「眷属」の全滅または降伏であり、条件付きの降伏も認められる。また、戦いにおいて、裏切り(寝返り)・奇襲など傍から見れば姑息な手も許される。しかし全面戦争は禁じられている。
欧州戦線にキンジが介入した結果、「殺しても死なない男を投入されてはこっちが負けるに決まってる」として眷属が停戦交渉に応じ、一応の終結を見た。ワトソン曰く、今後はキンジが生きている限りは戦乱に陥る事は無いだろうとの事。
Gの血族(コラテラル・ブロス)
遠山金叉「THE GOLDEN CROSS」の遺伝子を受け継いでいる、金一(カナ)、金次(キンジ)、金三 (GIII)、金女 (GIV) の4人の総称。「G」とは「GOLD(金)」の意味であり、GIII、GIVのコードネームは血族の誕生順(GIIIが生み出される前、金叉の実子として金一が既に生まれ、第二子のキンジも誕生予定であったことから)を示す。
間宮家
『AA』の主人公、あかりの生家。昔は公儀隠密、今で言う政府の諜報員の様な仕事を生業としていて、生死を懸けた戦いを潜り抜けながら戦技を培い、それを子孫へと伝えてきた。
要人警護や有事の備えを仕事としていた本家の『暁座』と、暗殺や諜報といった汚れ仕事をやらされていた分家の『宵座』とに分かれている。本家は茨城県にあったが、イ・ウー特戦隊の襲撃を受けてからは散り散りになっている。本家には「女人望」という、同性を惹き付けるカリスマ性を持つ者がたまに出る。

既刊一覧[編集]

本編
タイトル 初版発行日付 ISBN 備考
1 緋弾のアリア 2008年8月25日付 ISBN 978-4-8401-2401-0
2 緋弾のアリアII 燃える銀氷(ダイヤモンドダスト) 2008年12月25日付 ISBN 978-4-8401-2600-7
3 緋弾のアリアIII 蜂蜜色の罠(ハニー・トラップ) 2009年3月25日付 ISBN 978-4-8401-2720-2
4 緋弾のアリアIV 堕ちた緋弾(スカーレット) 2009年8月25日付 ISBN 978-4-8401-2873-5
5 緋弾のアリアV 序曲の終止線(プレリュード・フィーネ) 2009年12月25日付 ISBN 978-4-8401-3126-1
6 緋弾のアリアVI 絶対半径(キリングレンジ)2051 2010年4月23日付 ISBN 978-4-8401-3281-7
7 緋弾のアリアVII 火と風の円舞(キャスリング・ターン) 2010年8月25日付 ISBN 978-4-8401-3486-6
8 緋弾のアリアVIII 螺旋の天空樹(トルネード・ハイ) 2010年12月24日付 ISBN 978-4-8401-3678-5
9 緋弾のアリアIX 蒼き閃光(スパーク・アウト) 2011年3月25日付 ISBN 978-4-8401-3859-8
10 緋弾のアリアX 禁忌の双極(アルカナム・デュオ) 2011年7月25日付 ISBN 978-4-8401-3969-4
11 緋弾のアリアXI Gの血族(コラテラル・ブロス) 2011年12月22日付 ISBN 978-4-8401-4331-8
12 緋弾のアリアXII 狼狗に降る雪(フォル・オブリージュ) 2012年5月25日付 ISBN 978-4-8401-4579-4
13 緋弾のアリアXIII 反撃の九龍(ガウロン・リバース) 2012年8月24日付 ISBN 978-4-8401-4682-1
14 緋弾のアリアXIV 招かれざる海霧(アクアマリン・クロイツ) 2013年4月25日付 ISBN 978-4-8401-5161-0
15 緋弾のアリアXV 哿と銀氷(コンステラシオン) 2013年8月25日付 ISBN 978-4-8401-5283-9
16 緋弾のアリアXVI 星の砦の秂狼(ジェヴォーダン) 2013年12月25日付 ISBN 978-4-04-066156-8
17 緋弾のアリアXVII 緋弾の叙唱(レチタティーヴォ) 2014年4月25日付 ISBN 978-4-04-066717-1
番外編
タイトル 初版発行日付 ISBN 備考
1 緋弾のアリア リローデッド キャストオフ・テーブル 2012年12月25日付 ISBN 978-4-8401-4932-7
緋弾のアリア 番外編 ももまん紛失事件 - - コミックアライブ2009年10月号付録
緋弾のアリア 番外編 成瀬ゆかり事件 - - コミックアライブ2010年4月号付録

漫画[編集]

緋弾のアリア
月刊コミックアライブ』(メディアファクトリー[1])にて2009年11月号より連載中。作画はこよかよしの。原作をほとんど差異なくコミカライズしたもの。
  1. 緋弾のアリアI 2010年4月23日 ISBN 978-4-8401-3316-6
  2. 緋弾のアリアII 2010年8月23日 ISBN 978-4-8401-3362-3
  3. 緋弾のアリアIII 2011年3月23日 ISBN 978-4-8401-3770-6
  4. 緋弾のアリアIV 2011年7月23日 ISBN 978-4-8401-4014-0
  5. 緋弾のアリアV 2011年12月22日 ISBN 978-4-8401-4080-5
  6. 緋弾のアリアVI 2012年5月23日 ISBN 978-4-8401-4468-1
  7. 緋弾のアリアVII 2012年12月22日 ISBN 978-4-8401-4765-1
  8. 緋弾のアリアVIII 2013年8月23日 ISBN 978-4-8401-5304-1
  9. 緋弾のアリアIX 2013年12月21日 ISBN 978-4-04-066145-2
  10. 緋弾のアリアX 2014年8月23日 ISBN 978-4-04-066828-4
緋弾のアリアAA(ダブルエー)
ヤングガンガン』(スクウェア・エニックス)にて2010年22号より連載中。作画は橘書画子。原作者の書き下ろしで、アリア達の後輩武偵「間宮あかり」を主人公に本編とは別視点で展開される。
  1. 緋弾のアリアAA (1) 2011年3月23日 ISBN 978-4-7575-3180-2
  2. 緋弾のアリアAA (2) 2011年7月23日 ISBN 978-4-7575-3295-3
  3. 緋弾のアリアAA (3) 2011年12月22日 ISBN 978-4-7575-3434-6
  4. 緋弾のアリアAA (4) 2012年5月23日 ISBN 978-4-7575-3606-7
  5. 緋弾のアリアAA (5) 2012年12月22日 ISBN 978-4-7575-3838-2
  6. 緋弾のアリアAA (6) 2013年8月22日 ISBN 978-4-7575-3946-4
  7. 緋弾のアリアAA (7) 2013年12月21日 ISBN 978-4-7575-4180-1
  8. 緋弾のアリアAA (8) 2014年8月23日 ISBN 978-4-7575-4398-0
緋弾のアリアちゃん
『月刊コミックアライブ』(メディアファクトリー[1])にて2011年5月号から2012年6月号まで連載された。作画は武シノブ。スピンオフ4コマ作品。
  1. 緋弾のアリアちゃん 2012年5月23日 ISBN 978-4-8401-4469-8

モバイル[編集]

「大バトル!探偵スクール〜緋弾のアリア〜」
2011年3月23日よりメディアファクトリー[1]GREEにて配信。2011年6月6日よりMobageにて配信。ソーシャルゲーム。いずれとも2012年7月10日をもってサービス終了。
「緋弾のアリア App」
2011年4月13日よりiPhone版がメディアファクトリー[1]から配信。
2011年9月22日よりAndroid版が配信。
「緋弾のアリア 時計アプリ」
2011年8月9日よりTBSテレビが配信。

他には「公式モバイル『メディモ』」にて待ち受け・きせかえ・着うた・Flashゲームが配信された。

テレビアニメ[編集]

TBSほかにて2011年4月から6月まで放送された。全12話 + テレビ未放送1話(BD/DVD第7巻に収録)。

スタッフ[編集]

  • 原作 - 赤松中学(MF文庫J「緋弾のアリア」メディアファクトリー[1]刊)
  • 原作イラスト - こぶいち
  • 企画 - 岩崎篤史、村上仁之、三坂泰二、佐々木史朗、太布尚弘、阿部倫久
  • 監督 - 渡部高志
  • シリーズ構成 - 白根秀樹
  • アニメーションキャラクターデザイン - 岩倉和憲
  • プロップデザイン - 梶谷光春、松下郁子
  • 美術監督 - 丹伊田輝彦
  • 色彩設計 - 伊藤由紀子
  • 撮影監督 - 大河内喜夫
  • 編集 - 西山茂
  • 音響監督 - 明田川仁
  • 音楽 - 尾澤拓実
  • プロデューサー - 加藤正純、山口泰広、笹尾明正、小松茂明、林洋平、松倉友二
  • アニメーション制作 - J.C.STAFF
  • 製作協力 - メディアファクトリー[1]、フライングドッグ、ムービック、J.C.STAFF
  • 製作 - 東京武偵高校、TBS

主題歌[編集]

オープニングテーマ「Scarlet Ballet
作詞 - 井上秋緒 / 作曲・編曲 - 浅倉大介 / 歌 - May'n
第12話では挿入歌としても使用された。
エンディングテーマ「カメリアの瞳
作詞・作曲・歌 - 中野愛子 / 編曲 - 河野陽吾

各話リスト[編集]

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督 総作画監督 原作
第1弾 La Bambina 白根秀樹 渡部高志 鈴木洋平 冨永詠二、氏家嘉宏
松下郁子
島村秀一 I巻
第2弾 双剣双銃(カドラ)のアリア ヤスカワショウゴ 山口頼房 野田めぐみ、竹森由加
山吉一幸、出野喜則
飯飼一幸
井本由紀
第3弾 ファースト・ミッション 平林佐和子 島津裕行 佐藤光 笠野充志、のりみそのみ
安本学、森前和也
沼田誠也
第4弾 武偵殺し ヤスカワショウゴ 福田道生 嵯峨敏 神本兼利
第5弾 武偵憲章1条 白根秀樹 橋本敏一 滝本祥子、井嶋けい子
冨永詠二
井本由紀
第6弾 星伽の巫女 ヤスカワショウゴ 湖山禎崇 宮川智恵子 岩倉和憲 II巻
第7弾 かごのとり 平林佐和子 鈴木洋平 斉藤良成、出野喜則
竹森由加、高橋賢
松浦里美、飯飼一幸
井本由紀
第8弾 魔剣(デュランダル) ヤスカワショウゴ 池端隆史 沼田誠也、熊谷勝弘
氏家嘉宏、徳田賢朗
谷口繁則、牛尾優衣
松下郁子、滝本祥子
岩倉和憲
第9弾 蜂蜜色の罠(ハニー・トラップ) 白根秀樹 二瓶勇一 羽多野浩平 松本文男 井本由紀 III巻
第10弾 特訓 ヤスカワショウゴ 渡部高志 神保昌登 沼田誠也、高澤美佳
諸石康太、のりみそのみ
井本由紀
沼田誠也
第11弾 潜入 白根秀樹 山口頼房 野田めぐみ、斉藤良成
高橋賢、出野喜則
井本由紀
第12弾 ブラド ヤスカワショウゴ 湖山禎崇 岩倉和憲、氏家嘉宏
佐藤浩一、熊谷勝弘
松下郁子
岩倉和憲
13弾 武偵が来たりて温泉研修 白根秀樹 池端隆史
松川朋弘
井本由紀、岩倉和憲
宮川智恵子、熊谷勝弘
大森理恵、佐藤浩一
オリジナル

DVD&Blu-ray第7巻収録の未放送エピソードである第13話には「第」はついていない。

放送局[編集]

放送地域 放送局 放送期間 放送日時 系列 備考
関東広域圏 TBSテレビ 2011年4月14日 - 6月30日 木曜 25:25 - 25:55 TBS系列 製作局
中京広域圏 中部日本放送 2011年4月21日 - 7月7日 木曜 26:00 - 26:30 あにせん
近畿広域圏 毎日放送 2011年4月25日 - 7月11日 月曜 26:20 - 26:50
鹿児島県 南日本放送 2011年4月27日 - 7月20日 水曜 25:10 - 25:40
日本全域 BS-TBS 2011年5月7日 - 7月23日 土曜 25:00 - 25:30 BSデジタル放送
AT-X 2011年10月18日 - 2012年1月3日 火曜 10:00 - 10:30 CS放送 リピート放送あり
TBSチャンネル2 2013年9月13日 - 9月20日 月曜 - 金曜 25:00 - 26:00 2話連続放送

ネット配信[編集]

放送地域 放送局 放送期間 放送日時 系列 備考
日本全域 ショウタイム 2011年9月16日 - 12月9日 金曜 15:00更新 インターネット配信 最新話一週間会員無料配信
過去話アーカイブ有料配信。
特選アニメパック加入で次回配信話を先行視聴可能。
配信映像内容はTV放送基準[注 23]
メディモ! 金曜 更新
PlayStation Store 2011年9月28日 - 12月14日 水曜 更新
GyaO!ストア 2011年9月30日 - 12月16日 金曜 更新 第1話のみGyaO!にて配信
DMM.com
ニコニコ動画
バンダイチャンネル
BIGLOBE アニメワン
ビデオマーケット
ムービーゲート
アニメモビ
アニメイトTV 2011年10月14日 - 12月16日
GyaO! 2014年1月27日 - 2月23日 月曜 更新 毎週3話ずつ公開。3月から4月の一部期間で12話一挙配信する。

WEBラジオ[編集]

ラジオ・緋弾のアリア 武偵高広報室便り』が、2011年3月25日に第0回が配信され、同年4月15日から7月1日まで配信された。毎週金曜日に配信。また、同年4月21日から5月5日までガンガンONLINEにて出張版が配信された。パーソナリティーは釘宮理恵高橋美佳子

ラジオCD
  • TVアニメーション「緋弾のアリア」 ラジオCD Bullet1 武偵高・広報室便り〜課外授業編〜 2011年7月27日発売
  • TVアニメーション「緋弾のアリア」 ラジオCD Bullet2 武偵高・広報室便り〜調理実習編〜 2011年8月24日発売
ドラマCD
  • TVアニメーション「緋弾のアリア」 CDドラマシアター1st 2011年7月27日発売
  • TVアニメーション「緋弾のアリア」 CDドラマシアター2nd 2011年8月24日発売

関連商品[編集]

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 「不可能を可能にする男」の意。
  2. ^ 特に自国の武偵であるアリア帰国を妨害されたイギリス武偵庁からは日本政府を介して圧力をかけられ、バスカービルを脱退させられた。
  3. ^ ただし、女装した姿でいることが多い兄・金一の影響で、女物の下着などの知識は多少ある。
  4. ^ 例えば、第7巻では、アリアへの誕生日プレゼントとして、指輪を渡した際、第10巻では、白雪に頼みごとをしている際、プロポーズと思わせてしまう誤解を招いていることに気づいていないなど。
  5. ^ 試験の内容は試験場で自分以外の受験生を捕縛するというものだったが、その際、ヒステリアモードが発動した状態であったため、他の受験生を全員倒した上に抜き打ちで隠れていた試験官5人を倒したため、ランクはSと認定された。
  6. ^ キンジが評するところの「一番マトモ」な学科であるらしく、Eランクであるのは転科後の学期末試験を受けなかったためである。
  7. ^ 第12巻では「武偵免許返上まで」としている。
  8. ^ イクスカリヴァーン』と呼ばれる英国の国宝だったが、孫戦で破壊された。
  9. ^ ただし、キンジをチャリジャックから助けた際、キンジを強猥犯と見なし捕まえようとするが逃げられ、生まれて初めて犯罪者を逃がしたとしている。
  10. ^ グリップには母・かなえのカメオを刻印している。なお、アリア仕様のガバメントは2011年にウエスタンアームズよりモデル化された。アニメ版で新たにガバメントは引き金の引き具合で3点バーストやフルオートにできるよう改造されているという設定が追加された。
  11. ^ 当初は武偵としての装備ではなく、キンジに近づく異性への撃退に用いられていたが、第10巻にて銃検を取得し正式装備に加えた。
  12. ^ アニメでのジャンヌ戦では抜刀技ではなくなっている。
  13. ^ なお、しばらく登校しなかった表の理由は海外で仕事を受けていたということとなっており、武偵校生徒の中で彼女の素性を知るのはキンジなどごく一部に限られている。
  14. ^ その不発弾もキンジがレキの自害を避けるために仕掛けたもので、実質100パーセントである。
  15. ^ キンジに姓を決めてもらおうとしたが、それを決めたくないという意味で言った「やだ」という一言をそのまま答えと解釈した。
  16. ^ 元は自身の身長ほどの長さの大剣だったが、白雪との戦いで斬り折られてしまったため寸を詰めて幅広のエストックに作り変えられている。
  17. ^ ヒルダ相手には、吸血鬼に有効な「十字箔剣(クルス・エッジ)」と「法化銀弾(ホーリー)」を用意していた。
  18. ^ 作中では、MARK 23ではなくSOCOMと書かれている。
  19. ^ 銃は銃砲店で店員から勧められたものだが、話を聞いたキンジは「在庫処分品を掴まされた」と推測している。
  20. ^ Jr.インターハイでの優勝歴ありと言っている。
  21. ^ 作中の描写ではコルト・パイソン。
  22. ^ 「風紀」じゃないのは、本人いわく「この方が強そうだから」。
  23. ^ 第一弾での下着等がDVDでは見えているのに配信版では修正がかかっているため。

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i j 現・KADOKAWAメディアファクトリーブランドカンパニー
  2. ^ 緋弾のアリアXVII pp. 292-293.
  3. ^ 原作第1巻p.218。
  4. ^ 原作12巻あとがきより。
  5. ^ a b 第8巻あとがき。
  6. ^ Supernatural Searching Researchの略。原作第3巻及び、アニメ2話より。
  7. ^ Civetta Reseachの略。原作第3巻及び、アニメ2話より。

外部リンク[編集]

TBS 木曜25:25枠
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緋弾のアリア