UZI (SMG)
UZI
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| ウージー UZI |
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|---|---|
| 種類 | 軍用短機関銃 |
| 製造国 | |
| 設計・製造 | ウジール・ガル IMI社 |
| 仕様 | |
| 種別 | 短機関銃 |
| 口径 | 9mm |
| 銃身長 | 264mm[1] |
| ライフリング | 4条右回り[1] |
| 使用弾薬 | 9x19mmパラベラム弾 |
| 装弾数 | 20・25・32・40・50発 |
| 作動方式 | シンプル・ブローバック方式 |
| 全長 | 470mm[1](ストック展開時650mm[1]) |
| 重量 | 3,800g[1] |
| 発射速度 | 600発/分[1] |
| 銃口初速 | 410m/s[2] |
| 有効射程 | 200m[3] |
| 歴史 | |
| 設計年 | 1951年 |
| 配備先 | イスラエル軍 |
ウージーまたはウジ(ヘブライ語:עוז 英語:UZIまたはUzi)とは、イスラエルのIMI社(現 IWI社)製の短機関銃。戦後第一世代を代表する短機関銃である[4]。
イスラエル初の国産兵器として陸軍技術少佐[5]のウジエル・ガル(Uziel Gal:ウジール・ガルとも)が1951年に開発させ[6]、同年に製造開始した[2]。1956年の第二次中東戦争で活躍した。
目次 |
概要 [編集]
第二次世界大戦後、パレスチナに建国したイスラエルは、敵対するアラブ諸国からキブツを防衛するため、簡単な訓練で使用できる銃火器を必要とした[4]。しかし、当時のイスラエルは工業基盤が貧弱で、高い技術力を必要とするような火器の製造はできなかった。そのため、比較的構造の単純な短機関銃を開発することにし、イスラエル陸軍兵器研究所のウジエル・ガルとそのスタッフ達[4]が設計開発を担当した。ガルが設計の際に参考にしたのは、チェコスロバキアで試作された短機関銃ZK476[7]、もしくはVz23シリーズであるとされる[8]
貧弱な工業基盤で容易に生産できるように部品点数を極力少なくし、プレス加工を多用した単純な設計となっている。操作性は良く、独特のL型構造ボルトにより3,800gと重い重量をもつが、その分、フルオート射撃の制御も容易であり[9][6]、総合的な性能は優れている。
こうして完成したUZIはイスラエル国防軍に採用されたのみならず、その優れた性能と生産性の高さから旧西側諸国で高く評価され、西側で多用される短機関銃の一つとなった。例えば旧西ドイツのドイツ連邦軍に採用され、コッキングハンドルの大型化・ダストカバーの追加を行った改良型のMP2がライセンス生産された[注 1]。アメリカ法執行機関でも採用され、シークレット・サービスでは要人警護用に使用され[6]、レーガン大統領暗殺未遂事件の際にはエージェントがブリーフケースの中に隠し持っていた。その他、オランダ、ベルギー、デンマークなどのNATO諸国の多くの軍隊で採用され、ベルギーのファブリックナショナル社ではライセンス生産された。また、スペイン、クロアチア、中国などの国ではコピー生産された。UZI自体は世界90ヶ国以上に輸出されたとされ[10]、派生型やライセンス・コピー製品を含めればおよそ1,000万挺以上が製造されたと見積もられる[10]。
しかし、オープンボルト方式由来の命中精度の悪さと、フルオート射撃中以外は煩わしいその重量も相まって、現在は命中精度の高い同じ9mm口径のH&K MP5に取って代わられてしまった[注 2]。ただし、UZI自体は2005現在でも通用する優れた性能、信頼性を誇り[11]、MP5は製造単価が高く中小国では運用しづらいため、現在でも多くの国で運用は続いている。
開発 [編集]
アラブ諸国から武器の輸入ができないイスラエルでは、当初チェコスロバキアからの武器輸入を考えており、チェコスロバキアは試作品のZK476短機関銃の輸出案を提示した[7]。しかし、チェコスロバキアは社会主義化に伴い、旧ソ連のイニシアチブにより急遽イスラエル支援からアラブ諸国支援に政策を切り替えたため、イスラエルはチェコスロバキアから武器輸入が不可能となった。このため、1940年代末[7]に、イスラエル陸軍兵器研究所のウジエル・ガルを中心としたチーム[4]で国産の銃器開発が始まった。
輸入できなくなったZK476だが、ガルは同短機関銃に強い影響を受けている[12]。ZK476はプレス加工を多用してレシーバーが成形されており、L型構造ボルトやグリップセイフティを持ち、マガジン挿入口がグリップと共有であるなど、後のUZIと同様の特徴を備えている。ただし、Vz23シリーズを参考にしたという見解もある[8]。設計完了後の1951年から、イスラエル・ミリタリー・インダストリーズで製造が開始された[12][2]。
特徴 [編集]
発射機構にオープンボルト方式を採用した単純な構造となっており、砂や泥に強い[3]という高い信頼性を確保した上で、当時工業基盤が貧弱だったイスラエルでも大量生産できる程の生産性を実現している。生産性を向上させるため、全体的に部品数を減らし、レシーバーやグリップのフレームなどの主用部品の多くをプレス加工して製造している[4]。
伝統的な円筒型レシーバーではなく、スチール版を用いた四角形の箱型レシーバーを採用している[1]。ボルトもレシーバーと同じく円筒型ではなく、四角形の箱型で、ボルト重量を前方に置くべく、銃身を包むような設計をしている[9](左画像参照)。このボルト内部に銃身後端が深く入り込む構造のボルトは「ラップアラウンド(包み込む)・ボルト」と称され[5][6]、銃の全長を短くし、フルオート射撃の制御を容易にすることができる[13]他、マガジン挿入口は自動拳銃と同様にグリップ内を利用することができる。また、Lの字を寝かせたような形状をしている[5]ことから「L型構造ボルト」[13]、さらにはボルトがテレスコープ(単眼望遠鏡)に似た伸縮動作をすることから「テレスコピック(テレスコーピング)・ボルト」とも呼ばれる[6][5]。この独特のボルトのおかげで、砂塵が内部に入りづらくなっている[6]。作動方式はブローバック方式で、オープンボルトで射撃する単純な構造を持っている[9]。ただし、オープンボルトは連射時の命中精度が低下するため、改良型では、ストライカー形式の撃発機構を組み込んだクローズドボルトとなっている仕様も存在する[9]。ボルトのコッキング・ハンドルはボルトから独立したセパレートタイプで[13][注 3]、レシーバー上面に存在する。
安全装置を兼ねたスライド式のセレクタースイッチがグリップ左側面にあり[13]、スイッチを前方でクリックするとフルオート、中間でセミオート、後方で安全装置がそれぞれ選択ができる[13]。また、グリップを握ることで解除される安全装置(グリップセイフティ)も存在する[9][13]。グリップセイフティを押さない限り、ボルトは後退しない[2]。このほかにも、ボルトをコックする際に手が滑り、暴発することを防ぐため、コッキングセイティも組み込まれている[13][9]などで、安全性を確保している。なお、コッキングセイフティについては、西ドイツ軍の要請で追加された仕様である[12]。
2ヶ所が折れる折りたたみ式ストックを持ち、パイロットや車輌搭乗員にも使いやすいデザインとなっている。折りたたみ式ストックを展開するには、まず肩に当たるバットプレートを叩き第1の関節部(ストック中間)のロックを解除する。すると、パットプレートのついたストック後端のアームが下方に折れ、そのアームをさらに下へ引くと第2の関節部(ストックの付け根)のロックが解除される。最後に後方へ引くことで引き伸ばされ、2ヶ所の関節部がロックされ、展開完了となる[2]。逆に折りたたむ場合、中央の関節部(展開時に最初にロックを解除する関節部)を前後両方から圧して折り、次に付け根の関節部(展開時に次いでロックを解除する関節部)を同じく前後から圧して折る。その後、展開時と逆手順でたたみロックする[2]。
初期型には銃剣を装着するための着剣装置が用意されたモデルや、対戦車グレネードを発射するライフル・グレネード型のグレネードランチャーも存在する[注 4][9][12]など、短機関銃としては珍しい特徴をもっていた。その他、特殊部隊での運用を前提に、専用のサプレッサー及び亜音速弾も製造された[12]。
全長は47cmとコンパクトだが重量は3,800gと重い。しかし、その重量によりフルオート射撃中のコントロールが容易である。使用弾薬はヨーロッパで一般的な9x19mmパラベラム弾であるが、その他にも各国からの要請で.40S&W弾、.45ACP弾など、9×19mm弾以外の弾薬を使用できるバリエーションも製造されている[9]。マガジンはダブル・ポジション・フィーディング式のダブル・カーラム・マガジンで[13]、標準的な装弾数は32発だが[13]、種類により20発[10]、25発[9]、40発[9]、50発[14]がある。マガジンキャッチはグリップ左側面の下方の四角形のボタンである。
箱型レシーバー上面は蓋のように開くことが可能でボルトなどを簡単に取り外すことができ[15]、グリップ・フレームは引き金やシアといった撃発機構を維持したまま分解可能である[15]など、分解、メンテナンス、修理が容易である。
初期型では脱着式の木製ストックが装備されていたが、オランダ空軍の要請[15]で金属製に変更となり、最終的に折りたたみ式となっている。また、同じく初期型ではコッキングハンドルは比較的小型であったが[13]、操作性が悪く、大型のものへ変更された[13]。
派生型 [編集]
イスラエル製 [編集]
ミニ UZI [編集]
イスラエル警察の要請[16]で設計された、携行性を重視して銃身を切り詰めるなどの小型化を図ったUZIの派生型。1984年完成[17]。もともと全長の短いUZIをさらに短くしているため、ボルトの後退量がかなり少なくリコイルスプリングも強化せざるを得ないため[16]、フルオートでの連射速度が毎分950発と非常に速くなっており、フルオート射撃の制御が容易ではない。そのため、銃口上部はできる限り連射時の反動を抑えるためにガスポートが設けられている[16]。また、ストックをスチールワイヤ型へ変更している。
オプションとして、命中精度の向上を目的にオープンボルトからクローズドボルトへ変更された製品が製造されている[16]他、さらに2005年にはボルトのコッキングハンドルをレシーバ左側面に移動させることで照準器の装着を容易にしているモデルも発表されている。
マイクロ UZI [編集]
ミニUZIをさらに小型化したモデル。1984年完成[18]。小型化と同時にフル・オート時の発射速度が毎分1400発と非常に高速な仕様となったため、フル・オート連射の際の制御が難しいなどの問題点がある。主に、近接戦闘で瞬間的な火力を必要とする特殊部隊向けとして開発された[19]。ストックを折りたたむと大型拳銃並みの大きさになるため、マシンピストルに分類されることもある。近年のモデルではミニUZIと同様コッキング・ハンドルが銃左側面に移り、代わりにピカティニー・レールがレシーバー上面に配置され、各種照準器の容易な装着が可能となっている。オープンボルトとクローズドボルトの二形式が存在する。
- UZI ピストル
- マイクロUZIからストックを排除し、セミオート射撃のみに限定した大型拳銃[20]。短機関銃が原型であるため全体的に拳銃としては大型となっているが、他方それを利用し、大口径の9×19mm弾を使用するにもかかわらず単純なブローバック方式で設計されている。IMIはVIP警護や軍特殊部隊向けとしている[20]。
- UZI プロ
- 2009年に完成した、マイクロUZIの発展型。近年製作されるピストルと同じくレシーバー下半分(グリップ・フレーム)をセンサテック(合成樹脂)で作成し、軽量化とコストダウンが図られている。従来のマイクロUZIの問題点であった反動低減の改善を図るため、銃の跳ね上がりを抑制する為にミニUZIよりも大口径のマズル・コンペンセイターが銃身に加工された他、グリップ・デザインはバーチカル・グリップと一体化した新規の物で、構えた時やフル・オート射撃の安定さに貢献するデザインとなっている。初めからコッキング・ハンドルは左側面にあり、アイアン・サイトは多少小型化され非常用サイト扱いとなり、レシーバー上部と銃身の左右と下にピカティニー・レールに取り付けたドット・サイトでの照準やフラッシュライトを前提としたデザインとなっている。作動方式はクローズドボルト・ブローバック限定で、ストックは従来のマイクロUZI向けの品と共通である。
UZI カービン [編集]
他の変種としては16インチバレルを装備したカービンタイプ。アメリカ国内で販売するために、規制をクリアする必要があるため、本来短機関銃であるUZIのフルオート機能を省略し、16インチバレルを装備したモデルである。
諸元表 [編集]
| UZI | ミニUZI | マイクロUZI | UZI ピストル | ||
|---|---|---|---|---|---|
| 使用弾薬 | 9x19mmパラベラム弾 | ||||
| 銃身長 | 265mm[1] | 201mm[16] | 117mm[19] | 115mm[20] | |
| ライフリング | 4条右回り | ||||
| 装弾数 | 20・25・32・40・50発 | ||||
| 作動方式 | シンプル・ブローバック方式 オープンボルト or クローズドボルト |
||||
| 発射速度 | 600発/分[1] | 950発/分[16] | 1400発/分[19] | セミ・オート | |
| 重量 | 3,800g[1] | 2,950g[16] | 1,950g[19] | 1,685g[18] | |
| 全長 | 470mm[1] (銃床展開時: 650mm[1]) |
357mm[16] (銃床展開時: 595mm[16]) |
250mm[19] (銃床展開時: 460mm[19]) |
240mm[20] | |
| 銃口初速 | 410m/s[2] | 350m/s[2] | 300m/s[2] | ||
非イスラエル製 [編集]
FN UZI [編集]
1950年代末[21]にファブリックナショナル(FN)社がIMI社よりライセンスを得て製造を開始したUZI[21]。当時はまだイスラエルの生産能力は限定的なもので、他国への輸出は難しく、そもそもイスラエルはアラブ諸国と対立関係にあるため武器の輸入先としては選定しづらかった。この問題を解決するため、イスラエル以外の国でライセンス生産することが計画され、イスラエル国防軍がFN社製のFN FALを採用したことへの見返りとしてFN社が生産に乗り出した[21]。 外見、構造ともにオリジナルのUZIとほぼ同型であるが、刻印が変更されている。
なお、折りたたみ式ストック仕様のモデルはMP2A1の名で西ドイツ軍で制式採用された[22]他、1968年から69年にかけてCIAが実行したプロジェクト・ガンマ(カンボジアにて行われた越境偵察作戦)でグリーンベレーが携えていたとされ、これにはミリタリー・アーマメント社製のサプレッサーが装備されていた[23]。
ベクター UZI [編集]
アメリカのベクターアームズがIMIよりライセンスを得て製造している。外見、構造ともにオリジナルのUZIとほぼ同型であるが、刻印が変更されている。ベクターアームズ社は民間向けに製造・販売しているので、ストックがないミニUZIとUZIをピストルモデルで、ストック付きで16インチの銃身をもつミニUZIとUZIをカービンモデルで製造・販売、また同社はこれらのモデルのフレームがステンレス鋼のモデルも製造・販売している。またフルオート可能な折り畳みストック付きのミニUZIまたはUZIをショートバレルライフルの名称で製造・販売している。このショートバレルライフルにはオリジナル同様9mmパラ弾モデルとアメリカで人気がある.45ACP弾モデルの2種類存在する。同銃は民間ではフルオート銃の所持が許可された者だけが購入・所持できる。
85式 [編集]
中国の中国北方工業公司(ノリンコ)が製造しているUZIのコピー品[24]。UZIをそっくりそのままコピーしており、刻印を除いて大きな違いはない[24]。ただし、規格には若干の違いがあるようで、全長は466mm[24](ストック展開時651mm[24])、銃身長は264mm[24]、重量は3,700g[24]となっている。軍用モデルのほか、アメリカへの輸出のため[25]の民間仕様も存在する[24]。この民間仕様はアメリカの法規制に沿うように銃身を延長し[25]、セミオートに限定してある[25]。全長は618mm[25](ストック展開時800mm[25])、銃身長は415mm[25]、重量は3,880g[25]。
なお、ノリンコが公表している名称には一貫性がなく、他にM320という名称が存在する[24][25][26]。
ERO [編集]
EROはUZIをコピーしてクロアチアが国産化した短機関銃。ユーゴスラビア内戦の影響もあり、クロアチアは兵器開発への関心は高く、多くの短機関銃を研究した上で、独立後に兵器統一の観点から[27]、クロアチア軍においてEROを制式化した。外見、構造を含め、ほとんどオリジナルと同一である[27]。異なるのは刻印のみで、レシーバー左側面後端に「ERO」と打たれている[27]。
なお、EROシリーズは当初無許可のデッド・コピー品だったが、IWI(IMI)社とHSプロダクト社の間で協議を交わし、現在ではライセンス生産品扱いとなっている。
- ERO ミニ
- EROを小型化したモデル。イスラエルのミニUZIとマイクロUZIを原案に両者の中間サイズで製品化してある[27]。構造的にはマイクロUZIと同型であるが、マイクロUZIと比べレシーバー後端部分が延長されており[27]、ストックもマイクロUZIが左側に回転させ収納する形式に対して上方に回転させるようになっている[27]。また、トリガーガード前方にプレスチック製のフォアアームが装着してある[27]。全長は315mm[27](ストック展開時545mm[27])、銃身長は153mm[27]、重量は2,490g[27]、連射速度は毎分1,100発[27]となっている。
ツァスタバ M97 [編集]
セルビアのツァスタバ・アームズがミニUZIをベースに開発した短機関銃。
UZIの影響を受けた短機関銃 [編集]
- ソシミ・タイプ821
- イタリアのソシミ(Socimi)社が開発、フランキ社が製造していた短機関銃。UZIに大きな影響を受けており、デザインにもそれが伺えるが、重量が2,650gと軽量である。現在、製造は中止となっている。
-
詳細は「:en:Socimi Type 821」を参照
- スター・モデル Z84
- スペインのスター社が1984年に発表した短機関銃。スペイン軍特殊部隊や警察に採用され、海外への輸出も行われていた。UZIに大きな影響を受けており、メカニズム的に共通点が多い。なお、UZI以外にもイングラムM10の影響も受けている。現在、メーカーの倒産に伴い製造されていない。
-
詳細は「:en:Star Model Z84」を参照
- ルガーMP9
- アメリカのスターム・ルガー社が警察特殊部隊向けに開発した短機関銃。設計はUZIの設計者であるウジエル・ガル本人が担当したため、構造的にUZIと類似している。
-
詳細は「スタームルガー MP9」を参照
採用国 [編集]
UZIはおよそ90ヶ国以上に輸出され、数多くの軍・警察などの国家機関で採用された。以下、派生型を含めUZIを採用しているもしくは採用していた国を挙げる。
アルジェリア[28]
アンゴラ[28]
オーストラリア[29][30]
バングラデシュ[31]
ベルギー[32][33]
ボリビア[28]
ブラジル:[29][28]
中央アフリカ共和国[28]
チャド[28][34]
チリ[28]
コロンビア[28]
クロアチア[28][35]
コンゴ民主共和国[28]
ドミニカ共和国[28]
エクアドル[28][34]
エルサルバドル[28]
エリトリア[28]
エストニア[36]
エチオピア[28]
フランス[29]
ガボン[28]
ドイツ[32]
グアテマラ[28][34]
ハイチ[28]
ホンジュラス[28]
インド[37]
インドネシア[28]
イラン[32]
アイルランド[29][38]
イスラエル[28][39]
イタリア[40]
ケニア[28][34]
リベリア[28]
リトアニア[41]
ルクセンブルク[28]
マルタ[28]
オランダ[32]
ニカラグア[28]
ニジェール[28]
ナイジェリア[28]
パナマ[28]
パラグアイ[28][34]
ペルー[28]
フィリピン[28]
ポルトガル[28][42]
ローデシア[43]
ルーマニア[44]
ルワンダ[28]
ソマリア[28]
南アフリカ[34]
スリランカ[28]
スーダン[28]
スリナム[28]
スワジランド[28]
シリア[29]
中華民国[28]
タイ[32][28]
トーゴ[28]
チュニジア[28]
ウガンダ[28]
アメリカ[45][29]
ウルグアイ[28]
ベネズエラ[32][28]
ジンバブエ[28]
尚、日本では自衛隊もしくは警視庁/道府県警警察において公式にUZIを採用した例はないが、皇太子(徳仁親王)がイスラエルを訪問した際にイスラエル側からUZIが贈呈され、陸上自衛隊土浦武器学校、継いで陸上自衛隊富士学校にて保管されている。
ウジグラム [編集]
ウージーを使用するシーンを映画等で撮ろうとする場合、ウージーをベースにしたステージガンを使用するが、ベースになるウージーが手に入りにくい場合、イングラムM10をベースにウージー風のパーツを追加し、一見ウージーであるかのように見えるようデコレーションを施したものを使用する。このようなステージガンは、「ウジグラム」の通称で呼ばれる。発砲シーンではコッキングハンドルが前後動している(ウージーは動かない)ので、その部分でわかってしまう。
日本では、イングラムのモデルガンをベースにウジグラムが作られる。ウジグラムに限らず、発火性能の高いモデルガンは、別の遊戯銃の外装をかぶせられステージガン化されることが多い。
登場作品 [編集]
映画・テレビドラマ [編集]
- 後半のストライク廃鉱で、シリコンバレーの壊滅を目論むマックス・ゾリンが作業の大半が片付いた後、作戦の遂行と用済みになった作業員を始末するのを兼ねて、サン・アンドレス湖の底を爆破して坑道内へ大量の水を引き込み、水から逃れようと高台を目指す作業員には部下のスカーピンと共に本銃で銃撃を行った。
- バスジャックに登場。
- 主人公のチャック・ノリスがミニUZIを使用。 http://www.youtube.com/watch?v=Awu38jNGuZ0
- アイスマンがウージーピストルを使用。
- 標準モデルは、映画版第1作では犯人・豹藤、第2作『またまた~』ではクライマックスに大下刑事、第3作『もっとも~』では殺し屋・結城がストーリー序盤に使用しそれを大下刑事に奪われ、第4作『~リターンズ』ではテロリストリーダー・柊、TVスペシャル『~フォーエヴァーTVスペシャル'98』ではクライマックスに大下刑事がそれぞれ使用。また、『~リターンズ』ではクライマックスに大下刑事がマイクロ・ウージーを使用。
- ミニ・ウージーを犯人の部屋から押収。
- T-800がアラモ銃砲店にて調達。店主への注文の言葉は「ウージー、9mm口径(UZI 9mm)」。その後、テクノワールで標的のサラ・コナーをAMTハードボーラーで撃ち殺そうとしたところをカイル・リースからショットガンで撃たれて転倒時にハードボーラーを落とし、その代わりに使用。銃撃戦の末サラを撃とうとするが弾が切れ、マグ・チェンジを行い安全装置を解除した瞬間カイルに背後から撃たれ、その際ハードボーラーと同様に落とした。
- 主人公のジョン・メイトリクスが港と敵地で使用。
- ナッシュとその部下が使用(ナッシュは中盤で使用)。
- 國村準演じる殺し屋が、料理店でマイクロUZIを使用。他にはトニーが倉庫で、病院でジョニーがマイクロUZIを使用。
- ソンの手下がマイクロUZIを使用(一部ミニUZIを使用)。
- 原作と映画版。原作ではイングラムM10とウージーが登場し、映画版ではイングラムM10(誰に支給されたか不明瞭。金井泉、黒長博、笹川竜平のうちだれか)の代わりにウージー(笹川竜平に支給)が、原作のウージー(野田聡美に支給)の代わりにマイクロウージー(中川有香に支給)が登場。
- UZIカービンが登場。
- 佐藤の手下がマイクロUZIを使用(ストック無し)。
- イスラエル軍のコマンド部隊が使用。
- チャイニーズマフィアが使用。
- 主人公(マイケル・ダグラス)がチンピラから奪って発砲。
- 主人公が初めて売った銃として登場。
- 映画版で、主人公率いる傭兵部隊がウージーで武装している。ただし、一部のシーンでイングラムM10を改造したと思われるウジグラムが登場する。前記の通りイングラムの前後にウージー風のパーツを追加し、一見ウージーであるかのように見せている。原作である小説ではMP40を使用している。
- UZI装備の傭兵部隊が一国を相手に戦いを挑む。
- トリニティがモーフィアス救出の際、フルオートへ改造したウージー・ピストルをワンシーンだけ使用。
- トリニティが使用。前作と同じくフルオート改造のウージー・ピストルを二挺拳銃で使用。
- ミシェール・キング(現:ミシェール・ヨー)が中盤の軍事キャンプシーンでウージー・ピストルを使用。
- テロ組織の1人が所持。民家に乱射した。
- チャック・ノリスがマイクロUZIを両脇にぶら下げて使用。
- ジェームズ・レマー(ダンサー)がサイレンサー付きを使用。
- テロ組織のメンバーであるドーマー(コルム・ミーニイ)が所持。
- UZIカービンが登場
- 冒頭の宝石店強盗二人組及び、主人公(トリート・ウィリアムズ)がクライマックスで敵から奪って使用。
- アメリカの特殊部隊らが使用。
- 冒頭に登場する組織のボスがミニUZIを使用。
- テロ組織の一部のメンバー及び、主人公(ジャン=クロード・ヴァンダム)が終盤でサプレッサー付きのものを奪って使用。その他、マイクロUZIも同様。
- 主人公のタンゴ(シルヴェスター・スタローン)とキャッシュ(カート・ラッセル)が最終決戦で敵からミニUZIを奪い使用。
- 敵及び、主人公(チャック・ノリス)が使用。
- 砂漠のシーンにおける敵の傭兵グループのガスタフ等が所持。
- トンネル内をトラックで金塊移送していたテロリストが所持。
- 主人公(ロバート・ショウ)がサプレッサー付きのものを所持。
- チンピラが使用。
- 主人公(ブライアン・ブラウン)及び敵が使用。
- 市役所を占拠した元市議会議員のロン・ミラーが使用。
- ラストシーンで敵が使用。
- オーツ(エド・ハリス)が使用。
- 冒頭と中盤に登場する殺し屋が使用。
- 敵の一部が使用。
- 主人公抹殺の為に現れた三人組の殺し屋のうち、二人が使用。
漫画・アニメ [編集]
- コミックス第5巻見開きページでサングラスをかけた人が所持
- 登場人物の1人、ベアトリーチェが使用(マイクロ・UZI)。
- ハッカーのサン・ゲンパ(通称コーギー)が中国製のUZIを使用。9課の装甲バンに対し、強装弾(設定では高速徹甲弾)を発射、装甲バンを破壊した。形的に見てミニUZIのようである(イングラムM10のフロントストラップつけがあった)。
- 単行本第4巻で黒田(兄)が学校に乱入した際に使用。威力が誇張されている(被弾箇所が欠損するなど)。
- 第4話「ゲイトウェイ・シャッフル」にて「トゥインクル・マリア・マードック」の息子4人が銃撃戦に使用。
- 24巻の10話、「世界の中心で平和を叫ぶ」で埼玉側の兵士が所持
- 「胡桃の兵隊」にてガードマンのアレクセイ・コスロフが使用。
- 山川涼花がウージーと思われるものを使用。
- NERVの隊員がUZIらしき銃を所持。
- 小砂こと小泉太湖が使用(ミニ・UZI)。
- オレンジハイスクール編にてバスジャック一味の1人が使用。
- カーキ色の戦闘服を着たナイトセイバーズの4人が2人づつに分かれて模擬弾を使ったサバイバルゲーム形式の訓練をUZIで行なった。
- 間宮の持ち銃がマイクロUZI。
- 原作単行本第2巻PHASE.9「サキノハカという黒い花(後編)」冒頭で「宇宙防衛戦線」のテロリストの1人が使用していたが、暗殺対象の星野ゴローに後方回転半ひねりカカト落としを喰らって奪われる。
- 冒頭でルパンが盗みに入ったカジノで、警備員がUZIと思われる銃を使用。
ゲーム [編集]
- マイクロUZIがMicro-9mmの名で登場。ハンドガン扱いで装弾数30発。登場する武器の中でも連射が非常に速い。
- ウージー及び小型化したマイクロウージーが『III』以降から登場。作中では私服警官(『VC』のみ)、SWAT、(『IV』の特殊部隊はMP5のコピー品やポンプ式ショットガン、M4カービン、FN P90を装備)序盤から終盤のギャングが、『IV』ではチンピラもマイクロウージーを所持。GTAIVのDLC『TBoGT』では金色に塗装されたウージーが登場する。
- レジスタンス(v1.85)から追加。サイレンサーを装着したバージョンのみ登場。
- SMG U101という名称で登場。初期装備。装弾数25発。
- ゲーム内通貨で購入できる武器。
- 敵の暴力団組員がウージーらしき銃を乱射。横一直線に撃ってくる者と不規則に撃ってくる者がいる。
- マイクロウージー。主人公のフランクがモール内の銃砲店などで拝借することで使用することができる。作中ではリロードができないが、複数入手することで装弾数が増加する。
- UZZマシンガンの名で登場。
- ミニウージーが登場。DS版ではノーマルタイプが登場。
- 前作同様、ミニウージーが登場。
- ウージーが登場。
- 工兵・衛生兵が使用できるショップ武器。威力は高いが連射が悪い。
- minUZIが登場。装弾数は32発。
- ゲーム内の兵種である「ポイントマン」が購入可。装弾数は25発(ただしカスタム可能)。
- 『1』・『R』と『メタルサーガ 〜鋼の季節〜』、『メタルサーガ 〜旋律の連鎖〜』でSMGウージーとして登場。『メタルサーガ 〜砂塵の鎖〜』ではウージーのみの表記となっている。
- インドのカルト教団の一部の信者が使用。
- 赤龍会メンバーと青蓮会メンバーがマイクロウージーを使用。また青蓮会メンバーの一部がサプレッサー付きマイクロウージーを使用。
- 装弾数32発。ゲーム内でサブマシンガンとして入手できる武器。サプレッサーを装着できる。条件を満たせば弾数無限のものも使用可能。
- 生存者の初期装備として選択可能。
- GAL43という名前で、ミニゲームをクリアすると使用可能になる。
- 敵を殺したり武器庫などで入手ができる。敵はミッション1の敵のみがウージーであり他のステージ(ミッション)ではAK-47がメインになる。
- OPERATION7(PCオンラインFPSゲーム)
小説 [編集]
- 『宇治式短機関銃』との名称にて、日本海軍在欧州情報機関『ハギス』による「独逸秘匿兵器試験艦」強奪作戦で登場。後に後世日本軍携行兵器として正式採用されたとされる。
- 「ワンワン刑事」が両手撃ちで使用。壁に貼られた「図書室では静かに」と書かれた張り紙を「図書室では主に平野部に雨が降る」と読めるようにした。
- テロリストたちが使用。
- 主人公がモデルガンを改造したものを保有。
- 作中ではウジサブマシンガン、ウジと表記されている。高麗遠征軍の先遣コマンドや、イシハラグループのタケイが所持。シーホークホテル内でカネシロが使用した。
- 第1巻で「武偵殺し」がセグウェイや車に取り付けて使用。
脚注 [編集]
- ^ ただし西ドイツ軍のUZI採用の要因には、ユダヤ人国家であるイスラエルに対して、ユダヤ人を排他したナチス・ドイツとの関係を払拭したと示す、政治的な意図が含まれている。
- ^ クロアチアなどの一部を除き、現在はヨーロッパの多くの国軍で制式から外れており、本国イスラエルでもフルサイズのモデルは運用されていない。
- ^ このため、射撃中にコッキングハンドルが前後に動くことはない。
- ^ しかし、このライフル・グレネードは拳銃用空砲で発射するため命中精度、射程ともに劣っており、実用性はなかった。
出典 [編集]
- ^ a b c d e f g h i j k l 床井雅美 サブ・マシンガン図鑑 p27
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- ^ a b 坂本明『世界の軍用銃』文林堂 ISBN 4893191403 p157
- ^ a b c d e 床井雅美 サブ・マシンガン図鑑 p26
- ^ a b c d 小林宏明 銃器用語事典 pp33,34
- ^ a b c d e f 小林宏明 他 世界の銃パーフェクトバイブル p26
- ^ a b c 床井雅美 サブ・マシンガン図鑑 p32
- ^ a b Hogg, Ian V. (1979). Guns and How They Work. New York: Everest House. p. 157. ISBN 0-89696-023-4.
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- ^ 大波篤司『図解 ハンドウェポン』新紀元社 ISBN 9784775304327 p162
- ^ a b c d e 床井雅美 サブ・マシンガン図鑑 p33
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- ^ a b c 床井雅美 サブ・マシンガン図鑑 p29
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- ^ a b c d e f 床井雅美 サブ・マシンガン図鑑 p203
- ^ a b c d 床井雅美 現代軍用ピストル図鑑 p218
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- ^ オートマチック・ファイア・アームズ p267
- ^ 床井雅美 アンダーグラウンド・ウェポン p41
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- ^ a b c d e f g h 床井雅美 アンダーグラウンド・ウェポン pp60,61
- ^ Department oF the Treasury Study on the Sporting Suitability oF ModiFied Semiautomatic Assault RiFles (4-98)
- ^ a b c d e f g h i j k l 床井雅美 サブ・マシンガン図鑑 pp131,132
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- ^ Italian Ministry of Interior - Decree n° 559/A/1/ORG/DIP.GP/14 of March 6, 2009, concerning weapons and equipments in use with the Italian National Police - in Italian Retrieved on August 25, 2010.
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- ^ “IMI Uzi Submachine gun”. www.Military-Today.com. ARG. 2011年4月27日閲覧。 “It was license-produced in ... Rhodesia (now Zimbabwe).”
- ^ “Politia Militara”. Ministerul Apararii Nationale. 2010年2月15日閲覧。
- ^ Long, Duncan (1989). Terrifying Three: Uzi, Ingram and Intratec Weapons Families. Boulder, Colo.: Paladin Press. pp. 25–31. ISBN 978-0873645232. OCLC 21678853.
主要参考文献 [編集]
- 小林宏明、野木恵一、白石光、他 『図説 世界の銃 パーフェクトバイブル3』 学習研究社、2006年。ISBN 4056044287。
- 床井雅美 『最新 サブ・マシンガン図鑑』 徳間書店、2000年。ISBN 4198913420。
- 床井雅美 『現代軍用ピストル図鑑』 徳間書店、2002年。ISBN 4198916608。
- 床井雅美 『軍用銃事典 改訂版』 並木書房、2007年。ISBN 9784890632138。
- 床井雅美 『アンダーグラウンド・ウェポン』 日本出版、1993年。ISBN 4890483209。
- 小林宏明 『図説 銃器用語事典』 早川書房、2008年。ISBN ISBN 9784152089014。
- 月刊モデルグラフィックス別冊 『オートマチック・ファイア・アームズ』 大日本絵画、1988年。