青い花 (漫画)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

青い花
ジャンル 学園漫画ガールズラブ
漫画
作者 志村貴子
出版社 太田出版
掲載誌 マンガ・エロティクスF
発表期間 2004年第30号 - 連載中
巻数 既刊4巻
アニメ
監督 カサヰケンイチ
シリーズ構成 高山文彦
キャラクターデザイン 音地正行
音楽 羽毛田丈史
アニメーション制作 J.C.STAFF
製作 青い花製作委員会
放送局 フジテレビ
放送期間 2009年7月1日 - 放送中
話数 全11話(予定)
コピーライト表記 ©志村貴子・太田出版/青い花製作委員会
テンプレート使用方法 ノート
画像:Logo serie manga.png
ウィキポータル
漫画作品日本
漫画家日本
漫画原作者
漫画雑誌
カテゴリ
漫画作品
漫画 - 漫画家
プロジェクト
漫画作品 - 漫画家
漫画雑誌

青い花』(あおいはな)は、志村貴子による日本の漫画作品。2004年、『マンガ・エロティクス・エフ』(太田出版)第30号から連載中。2009年7月よりテレビアニメが放送されている。

目次

[編集] 概要

江ノ電沿線などの鎌倉が舞台。それぞれ別の女子高に通う二人の主人公を軸に、女性同士の恋愛と友情が描かれている。タイトルは、ノヴァーリスの小説『青い花』に由来する。

本作では、ふたりの主人公を取り巻く女性同士の人間関係や恋模様とともに、男女間の恋愛や恋心も描かれている。これについて作者は、「女の子同士の恋愛だけに特化すると、女の子同士の恋愛が単なるファンタジーになってしまいそうなので、男女の恋愛も含めて描いた」という旨のことを語っている[1]。主人公のふみは女性が(性的な意味も含めて)好きな少女として描かれているが、作者の前作『どうにかなる日々』とは異なり、直接的な性描写はほとんどない[2]

『マンガ・エロティクス・エフ』vol.56において2009年7月よりフジテレビNOISE』にてアニメ化されることが発表された。

単行本は、2009年4月発売の4巻まで太田出版から刊行されている。


注意以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。


[編集] あらすじ

鎌倉の女子高「松岡女子高校」に入学したふみちゃんこと万城目ふみは、入学式の日に江ノ電鎌倉駅で、別のお嬢様女子高「藤が谷女学院」に同じく入学した幼なじみのあーちゃんこと奥平あきらと10年ぶりに再会。二人は一緒に登校するようになる。その頃のふみは、交際していた従姉妹の千津ちゃんが結婚したため、裏切られた気分になって沈んでいたが、文芸部の部室で出会った杉本恭己先輩と付き合いはじめる。

[編集] 登場人物

[編集] 松岡女子高校

万城目 ふみ(まんじょうめ ふみ)
高部あい
本作の主人公。ニックネームはふみちゃん。松岡女子高等学校1年。背が高く眼鏡をかけている。一見クールに見えるが、泣き虫でとても心配性。しっかりものの奥平あきらが初恋の人。小学1年の時、家族と共に転居したため、鎌倉駅で再会するまであきらとは音信不通になっていた。付き合っていた千津ちゃんが結婚して落ち込んでいたが、文芸部に入り浸っていた杉本恭己に惹かれ、文芸部に入る。杉本先輩と付き合っているが、彼女には他に好きな人がいることを察し思い悩む。
杉本 恭己(すぎもと やすこ)
声:石松千恵美
中学時代は藤が丘女学院中等部に在籍。現在は松岡女子高等学校3年。高校2年になった時、藤が丘から松岡に編入した。藤が丘女学院に通っていた3人の姉がいる。長身で落ち着いた性格。優等生でスポーツもでき、女子に人気がある。バスケ部部長(ただし文芸部に入り浸り、藤が丘の演劇部にも客演として参加)。ふみをデートに誘い、学校の図書館で告白する。井汲京子の思い人。実家は和風のお屋敷で、運転手や使用人を抱える家のお嬢様。
安田 美沙子(やすだ みさこ)
声:井口裕香
ニックネームはやっさん。松岡女子高校1年。天真爛漫でものおじしない性格。太い眉毛にくせ毛のショートヘアが特徴。同じ演劇部の本厚木洋子、茂木美和と一緒に行動している。
本厚木 洋子(ほんあつぎ ようこ)
声:矢作紗友里
ニックネームはポンちゃん。松岡女子高校1年。演劇部所属。明るく気さくな性格。肩で切りそろえたボブヘアが特徴。ふみとクラスで隣の席になり、演劇部に誘う。
茂木 美和(もてぎ みわ)
声:豊崎愛生
ニックネームはモギー。松岡女子高校1年。演劇部所属。おっとりした性格で、ふわふわした髪が特徴。あきらの兄のことが気になっている。

[編集] 藤が谷女学院高等部

奥平 あきら(おくだいら あきら)
声:儀武ゆう子
本作のもう一人の主人公。ニックネームはあーちゃん。藤が谷女学院高等部1年。藤が谷高等部には外部から入学した。家族構成は両親と兄。ふみの幼馴染で親友。演劇部所属で、同じく演劇部所属の井汲京子と親しい。ふみとは対照的にとても小柄。抜けているところもあるがわりとしっかり者で、落ち込みやすいふみの相談相手になっている。極度のシスコンの兄(忍)に悩まされている。
井汲 京子(いくみ きょうこ)
声:堀江由衣
藤が谷女学院高等部1年。演劇部所属で、中等部の頃は杉本恭己の姉の杉本和佐に絵を習っていた。あきらの友人でクラスも同じ。許嫁の康がいるが、中等部の頃から杉本先輩が好きで、報われない恋に思い悩んでいる。
上田 良子(うえだ りょうこ)
あきらと2年で同じクラスになった同級生。おっとりとしたもの静かな性格で、読書が趣味。ふみと同じくらい背が高く、長い髪をおさげにしている。図書部所属。
大野 春花(おおの はるか)
あきらたちよりも1学年下で、あきらと同じく外部からの入学生。誰とでもすぐに打ち解ける快活な性格だが、かなりの天然ボケ。あきらや京子たち藤が谷の先輩に憧れ、演劇部に入部。姉(織江)が山科先生の親友(実は彼女)で、山科先生のことを「ヒナちゃん」と呼んでいる。
山科 日向子(やましな ひなこ)
あきらと良子の2年生の時の担任で、理科の先生。藤が谷女学院の出身で、高等部時代の同級生の織江と(恋人同士として)付き合っている。

[編集] 杉本四姉妹

杉本家の4人の娘は「杉本四姉妹」と呼ばれている。杉本恭己が末っ子の四女。全員藤が谷女学院の出身で背が高い。

杉本 姿子(すぎもと しなこ)
声:能登麻美子
杉本四姉妹の長女。冗談好きで恭己をよくからかう。
杉本 和佐(すぎもと かずさ)
声:福井裕佳梨
杉本四姉妹の次女。元藤が谷女学院の美術の先生で、各務先生の婚約者。細かいことにはこだわらないざっくりした性格。
杉本 公理(すぎもと くり)
声:中原麻衣
杉本四姉妹の三女。恭己と同じように、藤が谷女学院時代は学院の女の子たちにモテていた。

[編集] 万城目家

万城目 芳江(まんじょうめ よしえ)
声:藤村歩
ふみの母。奥平家とは家族ぐるみの付き合いで、鎌倉に戻った際にふみを連れて奥平家に挨拶に訪れた。
万城目 章夫(まんじょうめ あきお)
声:小形満
ふみの父。鎌倉に住居を移すと同時期に、勤める会社の本店に異動となった。
ふみの祖母(ふみのそぼ)
声:宮沢きよこ

[編集] 奥平家

奥平 忍(おくだいら しのぶ)
声:川田紳司
あきらの兄で大学生。シスコンで、何かと朝の通学時に車であきらを送ろうとするが疎まれている。
奥平 咲子(おくだいら さきこ)
声:北西純子
あきらと忍の母。妹の世話ばかりで自身の将来を全く考えていない忍を心配している。
奥平 義道(おくだいら よしみち)
声:伝坂勉
あきらと忍の父。

[編集] その他の登場人物

花城 千津(はなしろ ちづ)
声:大浦冬華
万城目ふみの従姉。ふみと肉体関係まで持っていたが、ふみの転居をきっかけに疎遠になり、裏切るような形で結婚。
各務 正則(かがみ まさのり)
声:浜田賢二
藤が谷女学院高等部の演劇部顧問。杉本恭己を「図書館の君」と呼んだ人。
澤乃井 康(さわのい こう)
声:浅沼晋太郎
ニックネームは康ちゃん。大学生で、井汲京子の許嫁。面倒見がよく穏やかな性格。

[編集] テレビアニメ

2009年7月よりフジテレビNOISE』にて放送中。

[編集] スタッフ

[編集] 主題歌

オープニングテーマ「青い花」
作詞・作曲:山崎ゆかり、編曲・歌:空気公団
エンディングテーマ「センティフォリア」
作詞:Ceui、作曲:小高光太郎・Ceui、編曲:小高光太郎、歌:Ceui

[編集] 各話リスト

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督 総作画監督
1 花物語 高山文彦 カサヰケンイチ 木本茂樹 音地正行
2 春の嵐 長井龍雪 矢向宏志

[編集] 放送局

放送地域 放送局 放送期間 放送日時 系列 備考
関東広域圏 フジテレビ 2009年7月1日 - 水曜 26時08分 - 26時38分 フジテレビ系列 製作局
日本全域 BSフジ 2009年7月20日 - 月曜 24時30分 - 24時55分 BSデジタル放送

[編集] Webラジオ

青い花 〜Sweet Blue Radio〜』が2009年6月26日よりHiBiKi Radio Station、7月3日よりメディファクラジオにて配信中。毎週金曜日更新。

パーソナリティは、高部あい(万城目ふみ役)と儀武ゆう子(奥平あきら役)。

[編集] 脚注

  1. ^ 『ロッキング・オン・ジャパン』2009年6月号
  2. ^ ただし、一部に女性同士の肉体関係を示唆する描写がある

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

フジテレビ NOISE
前番組 番組名 次番組
青い花
-
他の言語