ラベンダー
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ラベンダー(英: Lavender)は、シソ科の背丈の低い常緑樹である。原産は地中海沿岸とされる。
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[編集] 概要
主に、ポプリ・ハーブティー・アロマセラピー・観賞用などに利用され、春に紫や白、ピンク色の花を咲かせる様々な品種がある。中でも紫色の花が最もポピュラーであり、Lavandula angustifolia(以前は L.officinalis)が有名。ちなみに、ラベンダー色とは薄紫色を意味する。
[編集] 効能と由来
ラベンダーには鎮痛や精神安定、防虫、殺菌などに効果があるとされる[1]。属名の Lavandula は「洗う」という意味のラテン語に由来する。これはローマ人達が入浴や洗濯の際にラベンダーを湯や水に入れることを好んだためとされる[要出典]。
[編集] 利用
主に、芳香剤(香料)・観賞用として利用されるが、葉のみならず花も食用とされ、チャールズ1世の妃、ヘンリエッタ・マリア・オブ・フランスは、ラベンダーの花を刻んで粉砂糖と混ぜ、ローズウォーターでペースト状に練った砂糖菓子が大好物で、これをビスケットなどに塗って食べていたという[要出典]。
[編集] 栽培地
高温多湿は苦手であり、西岸海洋性気候や亜寒帯湿潤気候の地域で多く栽培されている。日本では北海道の富良野地方のラベンダー畑が全国的に有名であり、上富良野町、中富良野町、ニセコ町のシンボルとしても指定される。栽培発祥地は、札幌市南区南沢であり、1942年に栽培が開始された。札幌市では、幌見峠頂上(宮の森地区)にあるラベンダー畑が有名であるが、規模は小さい。他にも、南沢にある北海道東海大学札幌キャンパスでは、2002年よりラベンダーキャンパス計画として栽培開始される。
1960年代までは主に香料の原料用であったためさほど知られていなかったが、筒井康隆の小説『時をかける少女』やその映像化作品である『タイム・トラベラー』や『時をかける少女(映画)』にキーワード的に登場したことなどで一般に知名度が高まり、観賞用として用途が変わり品種改良が進められ、栽培技術も進歩した。現在では、耐候性や開花時期に幅が広がっている。
[編集] 主な品種
ヨーロッパ各地で盛んに品種改良が行われたことや、交雑種を生じやすい性質のために、品種名や学名はかなり混乱している。また植物学上の分類では同一品種であっても産地により抽出されるオイルの成分構成や香りが異なる事から、生産地名を加えて区分しているものもある。
- 真正ラベンダー(英:Tall Lavender、English Lavender、学名:Lavandula officinalis Chaix.)
- ラバンジン(英:Lavandin、学名:Lavandula x intermedia)
- フリンジド・ラベンダー(英:Fringed Lavender、学名:Lavandula dentata)
- フレンチ・ラベンダー(英:French Lavender、学名:Lavandula stoechas)
- レースラベンダー・ラベンダー(英:Lavender Pterostoechas)
- スパイクラベンダー(英:Spike Lavender、学名:Lavandula spica)
- タスマニアンラベンダー(英:Tasmanian Lavender、学名:Lavandula angustifolia)
- オーストラリアンラベンダー(学名:Lavandula dentata)
[編集] 芳香成分
[編集] ラベンダー色
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[編集] HTMLカラーコード
- HTML のカラーコードでは、#DFA0D2 の色指定で lavender を表現できる。
lavender
- また、#FFF0F5 の色指定で lavenderblush を表現できる。
lavenderblush
[編集] 脚注
- ^ Salvatore Battaglia著 The Complete Guide to Aromatherapy 2nd ed. 218ページ 出版:The International Centre of Holistic Aromatherapy
[編集] 付記
- ラベンダー色は同性愛者を象徴する色でもある。ピンク・トライアングルを参照。