アクセル・ワールド

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アクセル・ワールド
ジャンル VR格闘ゲームサイバースペース
小説
著者 川原礫
イラスト HIMA
出版社 日本の旗 アスキー・メディアワークス
レーベル 電撃文庫
刊行期間 2009年2月 -
巻数 既刊17巻
漫画
漫画
作者 合鴨ひろゆき
出版社 アスキー・メディアワークス
掲載誌 電撃文庫MAGAZINE
レーベル 電撃コミックス
発表号 2010年5月号 -
巻数 既刊5巻
漫画:あくちぇる・わーるど。
作者 あかりりゅりゅ羽
出版社 アスキー・メディアワークス
掲載誌 電撃文庫MAGAZINE
レーベル 電撃コミックスEX
発表号 2010年5月号 -
巻数 既刊3巻
漫画:アクセル・ワールド/デュラル マギサ・ガーデン
作者 笹倉綾人
出版社 アスキー・メディアワークス
掲載誌 月刊コミック電撃大王
レーベル 電撃コミックス
発表号 2012年3月号 -
巻数 既刊4巻
アニメ
原作 川原礫
監督 小原正和
シリーズ構成 吉野弘幸
キャラクターデザイン 愛敬由紀子
メカニックデザイン 大河広行、沙倉拓実
神宮司訓之山根まさひろ
音楽 onoken、MintJam、大嶋啓之
アニメーション制作 サンライズ
製作 AW Project
放送局 放送局参照
放送期間 2012年4月 - 9月
話数 全24話
ラジオ:アクセル・ワールド 〜加速するラジオ〜
放送期間 2012年3月18日 - 2013年4月1日
放送局 ラジオ大阪HiBiKi Radio Station
放送時間 毎週日曜日(ラジオ大阪)
毎週月曜日(HiBiKi Radio Station)
パーソナリティ 鷲崎健三澤紗千香
ゲーム
ゲーム:アクセル・ワールド -銀翼の覚醒-
ゲームジャンル 加速世界体験シミュレーション
対応機種 PS3PSP
開発元 ガイズウェア
発売元 バンダイナムコゲームス
メディア BD-ROMUMDダウンロード販売
プレイ人数 1人
発売日 2012年9月13日
売上本数 17,677本(PS3)[1]
15,228本(PSP)[1]
レイティング CEROB(12才以上対象)
ゲーム:アクセル・ワールド -加速の頂点-
ゲームジャンル 加速世界体験シミュレーション
対応機種 PS3、PSP
開発元 ガイズウェア
発売元 バンダイナムコゲームス
メディア BD-ROM、UMD、ダウンロード販売
プレイ人数 1人
発売日 2013年1月31日
レイティング CEROB(12才以上対象)(通常版)
CEROC(15才以上対象)(限定版)
テンプレート - ノート
ウィキプロジェクト ライトノベル漫画アニメ
ポータル 文学漫画アニメ

アクセル・ワールド』は、川原礫による日本ライトノベルイラストHIMAが担当。電撃文庫アスキー・メディアワークス)より、2009年2月から刊行されている。略称は「AW」。

概要[編集]

第15回電撃小説大賞〈大賞〉受賞作。小説投稿サイトArcadiaに「超絶加速バーストリンカー」(ちょうぜつかそくバーストリンカー)というタイトルで発表されたのが初出で、その際タイトルが不評だったため改題のうえで応募された[2]。1巻の巻末には、川上稔による短編とキャラクター紹介が付されている。2013年6月現在の発行部数は360万部[3]

電撃文庫MAGAZINE2010年5月号(Vol.13)から、作画・合鴨ひろゆきによる漫画版と、あかりりゅりゅ羽によるパロディ4コマ漫画『あくちぇる・わーるど。』の連載が開始された。

2010年6月24日コナミトレーディングカード「らのべ×トレカ」シリーズから『らのべ×トレカ〜電撃文庫編〜 アクセル・ワールド 「もっと先へ……《加速》したくはないか、少年」』が発売された。2010年10月7日には続編の『らのべ×トレカ〜電撃文庫編〜 アクセル・ワールド 「この銃が、あたしの最強の武器だって言ったら信じる、お兄ちゃん?」』が発売されている。

2011年10月にアニメ化とゲーム化が発表された。テレビアニメは2012年4月から9月まで放送された[4]。アニメ化に先がけてドラマCDが発売されている。

月刊コミック電撃大王2012年3月号から、作画・笹倉綾人のスピンオフ作品『アクセル・ワールド/デュラル マギサ・ガーデン』の連載が開始された。

あらすじ[編集]

2046年、ニューロリンカーというウェアラブルコンピュータを用いることで生活の半ばが仮想ネットワーク上で行われるようになっても、未だ人が現実社会の軛から逃れられずにいる世界。

東京都杉並区にある私立梅郷中学校に通う少年ハルユキは、小柄かつ肥満体型と内向的な性格から、幼少期の頃よりいじめや嘲りの対象となり、辛い日々を送っていた。いじめは中学に入学してからも収まらず、ハルユキはままならない現実を呪いながら学内ローカルネットの片隅に設置されているスカッシュゲームのスコアを伸ばすだけの日々を送っていた。そんなある日、ハルユキは副生徒会長を務め周囲から羨望の眼差しを受ける美貌の上級生黒雪姫から謎めいた言葉を告げられる。

「もっと先へ――『加速』したくはないか、少年」

戸惑いながらも黒雪姫の誘いに応じたハルユキは、有線直結通信で謎のアプリケーションソフト「ブレイン・バースト」をインストールされる。それはニューロリンカーの量子接続に作用し、思考を一千倍に加速するという驚くべきアプリケーションだった。

こうして、ブレイン・バーストのプレイヤー「バーストリンカー」になったハルユキは、デュエルアバター「シルバー・クロウ」を操り、もう一つの世界である「加速世界(アクセル・ワールド)」で繰り広げられる戦いに身を投じてゆく。

1巻
黒雪姫を狙う、謎のバーストリンカー「シアン・パイル」の正体を探っている最中、黒雪姫が先日こらしめた不良・荒谷の手によって意識不明の重体に陥ってしまう。ハルユキは意識不明の彼女を守るため、単身、シアン・パイルの正体を突き止める。
2巻
ハルユキは幼馴染のタクムと共に、黒雪姫を長とするレギオン「ネガ・ネビュラス」の一員となる。2047年1月、実戦経験を積みレベル4に到達した頃、ニコという名の少女が彼を訪ねて来る。他所のレギオンマスターである彼女の依頼を受け、「ネガ・ネビュラス」は「災禍の鎧」こと狂戦士「クロム・ディザスター」と戦うことになる。
3、4巻
4月、進級と同時にもう一人の幼馴染・チユリもバーストリンカーとなるが、その矢先に新入生・能美の罠にはまったハルユキは、冤罪を被せられただけでなく、大切なアビリティまでも奪われてしまう。意気消沈する中、黒雪姫の旧友・スカイ・レイカーに出会った彼は、新たなる力「心意」を会得する。心意攻撃によって能美の操るアバターである「ダスク・テイカー」を追い詰めたハルユキだが・・・。
5巻
6月、チユリとフーコを加えた「ネガ・ネビュラス」は、GMイベント「ヘルメス・コード縦走レース」に参加する。レース途中、違法集団「加速研究会」の襲撃を受けたハルユキは、かつて倒したはずの「災禍の鎧」の新たな宿主「六代目クロム・ディザスター」に変貌してしまう。
6〜9巻
ハルユキは鎧の意志に抗い正気を取り戻したものの、他の6大レギオンによって、一週間以内に鎧を浄化しなければ、「シルバー・クロウを最大の賞金首に設定する。」と宣告された。一刻も早く鎧を浄化すべく、黒雪姫はもう一人の旧友・謡を呼び戻す。使い手を負の心意で支配するアイテム「ISSキット」の蔓延、封印状態にある謡のアバター救出などを経て、ハルユキは「鎧」の誕生にまつわる悲劇を追体験する。
10巻
ハルユキとアクア・カレントの出会いを描いた「遠き日の水音」(2046年11月)、研修旅行で沖縄に滞在する黒雪姫を描いた「最果ての潮騒」(2047年4月)、作者の別作品『ソードアート・オンライン』とリンクする「バーサス」で構成されている。
11〜16巻
「災禍の鎧」の呪いを解いたのも束の間、七王にある大役を任されてしまったハルユキは、新しいアビリティを身につけるための特訓を始める。その中でレベル1ながら圧倒的な強さを誇るバーストリンカー「ウルフラム・サーベラス」と出会う。彼との対戦、ISSキットユーザーとの戦闘、アクア・カレントの帰還などを経て梅郷中文化祭を迎えたその日、ネガ・ネビュラスは加速研究会の次なる策略と相対することになる。

登場人物[編集]

有田 春雪(アリタ・ハルユキ) / シルバー・クロウ(Silver Crow)
声 - 梶裕貴
本作の主人公。
黒雪姫(クロユキヒメ) / ブラック・ロータス(Black Lotus)
声 - 三澤紗千香
本作のヒロインにしてもう一人の主人公。黒のレギオン「ネガ・ネビュラス」のマスター。
倉嶋 千百合(クラシマ・チユリ) / ライム・ベル(Lime Bell)
声 - 豊崎愛生
ハルユキの幼馴染み。
黛 拓武(マユズミ・タクム) / シアン・パイル(Cyan Pile)
声 - 浅沼晋太郎
ハルユキの幼馴染み。
上月 由仁子(コウヅキ・ユニコ) / スカーレット・レイン(Scarlet Rain)
声 - 日高里菜
通称・ニコ。赤のレギオン「プロミネンス」の二代目マスター。

世界観[編集]

VR・AR技術黎明期の『ソードアート・オンライン』から約20年後、その技術が順調に発達した2046年以降の東京都23区が主な舞台となる。時代の流れに伴い、後述する「ニューロリンカー」を国民が所持するのが当たり前になった他、以下のような法改正が施行されている。

  • 自動車にはAIが搭載され安全性が向上し、事故の発生率が下がったため、運転免許の取得可能年齢が満16歳以上に引き下げられている。
  • 満15歳に満たない未成年者でも一部の労働に就くことができる。
  • 屋内外を問わず日本のほぼ全土(住居などプライベートな空間を除く)が、ソーシャルカメラと呼ばれる監視カメラの監視下にある。
  • 自動車はEV車がその主流となっており、ガソリン車は前世紀の遺物的として珍重されている。

通信端末[編集]

ニューロリンカー
首回りに装着する量子接続通信端末。グローバルネットや学内ローカルネットに接続して脳細胞と量子レベルでの無線通信を行うことで、仮想現実(VR)拡張現実(AR)といった技術が容易に実現でき、仮想の五感情報を送り込んだり現実の五感をキャンセルしたりすることができる。この端末は携帯電話パソコンといった従来の一般的な電子機器、財布(電子マネー)、さらには眼鏡などの視力矯正器具の代用にもなり、第一世代の登場から16年が経過した現在では、国民ひとりに一台と言われるまでに普及した。また、ニューロリンカー用家庭ローカルネット、ホームサーバーもある程度普及しているほか、学校の授業でも黒板への板書や教科書・ノートをARに置き換えるなど、教育の場にも導入されている。端末の変更は可能だが、その際のコアチップ移植は区役所か政府公認ショップでしかできないため、一人が複数のニューロリンカーを使用することは基本的に不可能である。ただし、乳児期は脳波が未成熟なことから、他人のニューロリンカーを付けると端末が乳児を利用者と認識し、当人の成長後も引き続き使用できる場合がある(綸が該当)。
肉声(ボイスコマンド)で「ダイレクト・リンク」と発声することで、現実の五感をキャンセルし仮想空間に入る(ダイブする)。現実空間に戻る際は手動でのコマンド操作か「リンクアウト」コマンドを用いるが、肉体に何らかの衝撃が加わるとセーフティが発動し強制的にリンクアウトされる。
基本的に無線通信を行う機器でありその場合は十分なレベルのセキュリティが施されているが、有線で直接通信を行うことも可能でありその場合には防壁の9割が無効になる。ある程度のリンカー操作スキルを持つ者ならこの状態で接続している相手のプライベートメモリを覗くことなどもできるため、この様な行為は「直結」と呼ばれ家族や恋人関係の相手に限られる。世間一般では公共の場で直結する男女は99%までが付き合っているということと見なされ、ケーブルの長さが親密度を表すという俗信まであるほど。
なお、ニューロリンカーの新モデルを製造・販売している会社の一つとして同作者の文庫『ソードアート・オンライン』に登場した「レクト」と同名の企業が会話でのみ登場するが同一のグループなのかは不明。
BIC(Brain Implant Chip / ブレイン・インプラント・チップ)
外科手術により脳髄膜表面に埋め込むチップ型の端末。ニューロリンカーの一世代前の端末で、電源を切ることができず悪意・害意を伴うハッキング[注釈 1]に対抗しにくい欠点がある。見た目からニューロ端末の装着が判らないため入試や各種資格試験の暗記系試験での悪用が多発し、そのため2047年現在では謡のような医療目的等の極一部の例外の用途を除き使用が禁止されている。BBが内包されたニューロリンカーではなく、こちらでネット接続を行うことで、マッチングリストを遮断し対戦を回避できることから、「加速研究会」はこの手段を隠れ蓑にし暗躍している。存在をX線スキャンで確認することはできるが、「加速研究会」の使用している違法なBICは、使用者がBBを喪失すると脳脊髄液に溶けて消滅するようプログラミングされている。

ブレイン・バースト[編集]

ニューロリンカー用アプリケーションで、正式名称「Brain Burst 2039」。通称はBB。正式名称にもあるように、2039年4月に正体不明の製作者によって東京都心在住の小学一年生100名に配布され、時折アップデートも行われている。

インストールするとソーシャルカメラの映像から再構成された加速世界で現実を舞台にした対戦格闘ゲームが出来るようになる。インストールするには適合条件が2つあり、生誕後まもなくからニューロリンカーを使用していること、大脳応答に適性を持っていることである。バーストポイントを全損するなどして、一度システムから強制アンインストールされると二度とインストールできなくなり、自らがこのゲームに参加していた記憶さえも完全に消去される。

またの名をトライアル#2といい、#1の「Accel Assault 2038」(アクセル・アサルト:AA)と#3「Cosmos Corrupt 2040」(コスモス・コラプト:CC)というものも存在したが、ホワイト・コスモス曰く「#1は過剰な闘争で満たされ」、「#3は過剰な融和で満たされて」いたために、既に廃棄されている。

2011年1月、原作者が攻略wikiサイト『BrainBurst2039Wiki』を開設した[5][6]

基本用語[編集]

バーストリンカー
初期のBBのプレイヤーたちが自称し、定着したプレイヤーの総称。最初期の呼称は「BBプレイヤー」。その人口約1000人のほとんどが東京に集中しているが、クリムゾン・キングボルトのように家庭の事情で地方に引っ越した後、現地で「子」を作り小さなコミュニティを運営している者もいる。ハルユキのようにゲームとしてしか使っていない者から、加速能力を現実で有利になるように使いこなす者まで様々だが、全損すると加速を失い、更にプレイをした記憶すら失うという話[注釈 2]から、多くはBBを失うことを恐れている。また加速世界で長い時間を過ごすことによって精神年齢が実年齢を追い越す傾向にあり、子供らしからぬ言動を行う者も多い。
なお、この呼称はあくまでBBの大多数のプレイヤーの自称に過ぎず、加速研究会のメンバーはこの通称を忌避し、「加速能力者」もしくは「加速利用者」と名乗っている。
オリジネーター
開発者から直接BBを受け取った第一世代、「最初の100人」を指す。クロム・ファルコンやサフラン・ブロッサム、グリーン・グランデなどが該当する他、ニコはブルー・ナイトもそうであると予想し、またブラック・バイスも自身がオリジネーターであることを示唆するような発言をしている。
与えられた権限自体は第二世代以降と変わりなく、また「親」からの指導も受けられずレギオンなどの互助組織も整っていない状態に投げ込まれたため、現在では大半がポイント全損で加速世界を退場していると推測される[注釈 3]。しかし数少ない生き残り達はそのBB最古参の経験に裏打ちされた実力と威圧感で第二世代以降とは一線を画する存在である。また、プレイ経験自体が長いことからBBの秘密に肉薄している者も多い。
純色の七王
青、赤、黄、緑、紫、白、黒の、最強とされる7人のレベル9リンカーのこと。最初期には「純粋色(ピュア・カラーズ)」とも呼ばれ、何名かはブレイン・バースト黎明期の時点ですでに最強と謳われていた。
赤の王のみ、初代のレッド・ライダーが退場したことで、2代目のスカーレット・レインに代替わりしている。
デュエルアバター
BB内で対戦する際に操るプレイヤーの仮想体。BBが恐怖や欲望、強迫観念を濾し取って作り上げる。基本的に同じレベルでは同じポテンシャルを持つように作られている。
アバター名の前半は色か金属名となり、ステータスタイプがある程度わかる。後半は外見的特徴や能力を表している。
原則的にアバターはプレイヤーの現実世界における特徴とは無関係に創造されるが、稀に現実世界と全く同じ能力を持ったアバターが創造されることもあり、それを「完全一致(パーフェクト・マッチ)」と呼ぶ。アイアン・パウンド、ラグーン・ドルフィンなどが該当する。
デュエルアバターには通常の攻撃手段である「通常技」に加え、「アビリティ」「必殺技」が与えられることがある(どちらか一方、もしくは両方持たないものもいる)。
ハルユキはハイエスト・レベルに至った際、デュエルアバターとは「心意によって生み出された、自分自身を守るための殻」であると推測している。
アビリティ
自分を対象として常時、またはゲージの続く限り発動し続け、特殊なアクションを可能とする能力。
発動に必殺技ゲージを消費するかはものによる。
アバター作成時に保持、またはレベルアップ時に習得することもあるが、戦闘で極限状態に追い込まれた際(例としてはシルバー・クロウの「飛行」や「光学誘導」など)や度重なる試行(例としてはライム・ベルの「音響召喚」など)により習得することも稀にあり、特にこの場合による複数回の習得は異例である。
必殺技
必殺技ゲージを一定量消費し、強力な攻撃や強化、妨害を行う。原則的に、技の発動中は強いライト・エフェクトが発生する。使用するには、決められたモーションを行いながら技の名前をしっかりと発声する必要がある。
アビリティ同様アバター作成時に保持、レベルアップ時に習得する。
カラーサークル
アバター名に含まれている色を示す単語によって、アバターを系統別に分けたもの。
青系統は近距離直接攻撃、赤系統は遠距離直接攻撃、黄系統は間接攻撃、緑系統は防御系、中間色は二系統にまたがった属性をもつ。また、彩度が低いほど特殊さが増す。
メタルカラーチャート
カラーサークルとは別に、アバター名に金属名を冠する単語を含む「メタルカラー」を系統別に分けたもの。
チャートは左は貴金属、右は卑金属寄りとなり、左に行くほど特殊攻撃に強く、右に行くほど物理攻撃に強い。
例として、シルバーは切断・貫通・炎熱・毒攻撃に耐性があり、腐食・打撃攻撃に弱い。
観戦用ダミーアバター
デュエルアバターを人目にさらさずに他者の対戦を観戦するためのアバター。BB以外で使用しているものをそのまま流用できるが、能力はレベル1にすら劣るため、対戦で使われることはない。ただし、心意は使用できる。
バーストポイント
加速コマンドの使用やレベルアップに必要なポイント。バーストリンカーたちはこれを賭けて対戦を行う。初期に100ポイント持っており、ポイントを全て失うとBBは強制的にアンインストールされる[注釈 4]。また、無制限中立フィールド内にある『ショップ』で特殊アイテムを買う際にも使われる。レベルアップはポイント消費によるリンカー任意であるため、ポイントを貯めてもすぐレベルアップせずそれ以上の安全圏まで貯めてから行うことが常識とされている。
ポイントの獲得方法は大きく分けて、通常対戦にて勝利することで獲得する方法、無制限中立フィールドにてプレイヤーを倒して獲得する方法、無制限中立フィールドに存在するエネミーを倒して獲得する方法、の三つが存在する。
ギャラリー
特定のプレイヤーの対戦を観戦予約すると、その人物の対戦開始時に自動的に加速し観戦者として一般対戦フィールドに入ることができる。この状態では対戦者を追うために最低限の移動能力が与えられるだけに留まり、アバター固有の能力が使用できず対戦への物理的干渉はできないが、バトルロイヤルモードに変更すると対戦に混ざることができる。
メイン・ビジュアライザー
バーストリンカー達が呼ぶところの「ブレイン・バースト中央サーバー」。その呼び名通りBBの中枢であり、ハルユキ達が夢でアクセスした際には巨大な銀河のイメージを取っていた。BBをインストールした夜にその者の記憶からデュエルアバターを作り出すほか、今までに生み出された全てのデュエルアバターのデータを保存している。基本的にアクセスは不可能だが、ISSキットの本体は何らかの方法を用いてここに巣くっている。またホワイト・コスモスはここから全損したデュエルアバターのデータをサルベージ、他のデュエルアバターに憑依させる技「反魂」を使うことができる。
ハイエスト・レベル
通常の加速世界よりさらに高次元に位置する空間。メタトロン曰く、通常はプレイヤーが到達することは不可能とされている。ハイエスト・レベルに至ったプレイヤーは、加速世界内部のプレイヤーやエネミーの位置、そして現実におけるソーシャル・カメラの分布位置など、加速世界を構成する要素・情報そのものをより本質に近い状態で認識することができる。ただし、認識できるのみで、干渉はできない。このレベル内ではプレイヤーの認識は現実世界での加速コマンド発動時と似た状態となり、加速世界での動きが停止した状態に見える。無制限中立フィールドは「ミーン・レベル」、通常対戦フィールドは「ロウ・レベル」、現実世界は「ロウエスト・レベル」と呼ばれる。
また、BBと同時試行されていたAA、CCの二つの世界の存在・状況も、このハイエスト・レベルにて把握できるようになっている。
現時点で、シルバー・クロウがメタトロンの誘いによってハイエスト・レベルに到達している他、グリーン・グランデも到達していると推測されている。

レギオン[編集]

レギオンマスターを中心として複数のバーストリンカーで構成される集団。特に純色の七王に率いられる大レギオンは「7大レギオン」と呼ばれる。各々が率いるレギオンは、いずれも天文に関連した名を冠している。レギオンは戦域[注釈 5]を占領して領土にすることができ、レギオンメンバーは領土内でグローバルネットに接続していても対戦を拒否できる[注釈 6]。領土は、毎週土曜の夕方に設けられている領土戦争時間にレベル不問のチーム戦[注釈 7]を行い、平均勝率5割を上回ることでシステムに認められる。レギオンマスターになるためには無制限中立フィールドで「レギオンマスター・クエスト」をクリアする必要があり、4箇所同時操作が必要なギミックやパズルが複数存在するため、クリアには最低4人が必要。また、レギオンマスターは「断罪の一撃(ジャッジメント・ブロー)」というポイント全損技(ただし射程が短い近接攻撃であるため、難易度は高い)を所属メンバーもしくは現実時間で脱退から1ヶ月以内の者に対して行使することができる。

ネガ・ネビュラス(N・N)
黒の王、ブラック・ロータスが率いるレギオン。略称「ネガビュ」。杉並が領土。かつては他の6大レギオンに引けを取らない規模のレギオンだったが、ロータスが反逆者となった直後に行われた帝城攻略ミッションで壊滅状態に陥り解散。2046年10月のシルバー・クロウとシアン・パイルの決闘を機に復活した。復活当初はマスターの黒雪姫、ハルユキ、タクムの3人だけだったが、後にチユリが加入、さらに「四元素」の楓子、謡、あきらが順次復帰している。暗黒星雲が語源。リアルでの拠点は主に高円寺にあるハルユキの自宅となっている。メンバーにはルールとして「学生生活における加速の過度の乱用禁止[注釈 8]」が敷かれている。
プロミネンス
赤の王、スカーレット・レインが率いるレギオン。略称「プロミ」。先代マスターであるレッド・ライダー退場に伴い当時のメンバーの大半が他所に移籍してしまったため、現所属メンバーは30人強と六大レギオンの中では最も少ない。練馬、中野周辺が領土。太陽表面の紅炎プロミネンスが由来。拠点は桜台にある洋菓子店「パティスリー・ラ・プラージュ」。口頭のみの約束ではあるが、唯一ネガ・ネビュラスと不可侵条約を結んでいる。
クリプト・コズミック・サーカス(CCC)
黄の王、イエロー・レディオが率いるレギオン。台東・荒川・足立周辺が領土。
グレート・ウォール
緑の王、グリーン・グランデが率いるレギオン。略称「グレウォ」。アッシュ・ローラー、ブッシュ・ウータン等が所属。100人以上のメンバーを抱える加速世界最大の勢力である。渋谷・目黒・品川・世田谷周辺が領土。由来はグレートウォールと呼ばれる宇宙の大規模構造。アッシュによれば放任主義であまり規律は厳しくない模様。
レオニーズ
青の王、ブルー・ナイトが率いるレギオン。略称「レオニ」。フロスト・ホーン、トルマリン・シェル等が所属。新宿・文京・中野周辺が領土。レオニーズとはしし座流星群のこと。規律は比較的厳しい(その反面、リアルでの加速の使用に関しては比較的寛容な模様)ようで、バックドア・プログラムを配布した幹部を容赦なく断罪している。
オーロラ・オーバル
紫の王、パープル・ソーンが率いるレギオン。中央区、江東区が領土。
オシラトリ・ユニヴァース
白の王、ホワイト・コスモスが率いるレギオン。港区が領土。振動宇宙が語源。そのレギオン自体が加速研究会であり、同区内にある私立エテルナ女子学院をプレイヤーホームにしている。
プチ・パケ
世田谷区に存在する総勢3人の小さなレギオン。名前はフランス語で「小さな箱」を意味する。レギオンマスターはショコラ・パペッター。本来レギオンマスター・クエストには最低4人必要だが、ショコラのチョペットなどの奇跡的幸運によってクリアを果たした。対戦にはそれほど熱心ではなく、加速世界を楽しむことを目的としている。そのため、メンバーはバーストリンカーになってそれなりの時間が経っている割にレベルが低い。2047年7月に解散した上でネガ・ネビュラスに合流した。
演算武術研究部/スカーズカ・プリースカズカ
『アクセル・ワールド/デュラル マギサ・ガーデン』に登場。
都内の女子校・私立清美学院内に存在する部活動で、通称「演舞研」。表向きは(作中の時代から見て)旧世代のゲーム、中でも格闘ゲームを中心に研究を行うごく普通のゲーム研究会であるが、その実態は学院内のバーストリンカーによって結成されたBBの集団である。ちあきとリーリャの加入後に、レギオンクエストを攻略し、正式なレギオンとなる。レギオン名の由来はロシア語でお伽話噺という言葉遊びが由来。

その他の集団[編集]

加速研究会
加速世界に現れた謎の組織。システムに規定されたレギオンではない。メンバーは頭に違法なBICを埋め込むことでマッチングリストからの乱入を防ぎ、それを利用したチートを可能としている。バーストリンカーという通称を忌避しており、自分達を「加速利用者」、「加速能力者」などと呼んでいる。ブラック・バイスやアルゴン・アレイなど、クロム・ディザスターの誕生前から活動するメンバーがいるなど、古くから存在していることが示唆されている。
その目的は不明だが、ヘルメス・コード縦走レースにおいて心意による大規模な破壊を行うことで心意の存在を加速世界に広めるという所業を犯したため、7大レギオンから危険視されている。
その正体は、白の王ホワイト・コスモスがレギオンを隠れ蓑にして率いる集団。
スーパーノヴァ・レムナント
直訳すれば「超新星残骸」という意味の日本円でPKを請け負う集団。対象者のリアルを割り出す手段に長け、心意システムの熟達も含めてかなり高い戦闘力も保持していたが、シアン・パイルをPKによるサドンデス・デュエルで襲撃した際、危機に陥って咄嗟にISSキットを使用したパイルに返り討ちにされ、襲撃した4名全員が強制アンインストールとなった。
蒼灯武装団(ソードオブソダン)
『アクセル・ワールド/デュラル マギサ・ガーデン』に登場。
征王学院の「部族(トライブ)」。メンバーは同校の生徒会にも加入している。スライサーが起こした事件をきっかけに「部族」としては解散し、正式なレギオン結成を目指している。

加速コマンド[編集]

BBをインストールすることによって使用できるようになる、バーストポイントを消費して思考および肉体を加速させるコマンド。レベルによって使用できるコマンドに制限がある。

原理は心臓の拍動を高速にすることにより脳の細胞を活性化し思考を加速するというがまだまだ不明なことも多い。

バースト・リンク
通常の加速コマンド。もっとも基本となる加速コマンドで、バーストポイントを1ポイント消費し、思考を1000倍に加速させる。持続時間は現実時間で1.8秒、体感時間で1800秒(=30分)。「バースト・アウト」コマンドで任意に解除することもできる。発動中に肉体を自由に動かすことはできないが、ソーシャルカメラの視界内であればアバターを介して周囲を視認することは可能。この際ソーシャルカメラの映像から形成される世界は「初期加速空間(ブルーワールド)」と呼ばれている。また、発動中はグローバル・ネット、あるいは同じローカルネットに接続しているプレイヤーをマッチングリストで確認でき、他のプレイヤーに挑戦することができる。なお、挑戦を受けたプレイヤー、および対戦者の観戦予約をしていたプレイヤーは強制的に加速することになるが、コマンドを使用したわけではないためポイント減損はない。
アンリミテッド・バースト
レベル4から使用できる、無制限中立フィールドに移行するためのコマンド。バーストポイントを10ポイント消費し、思考を1000倍に加速する。制限時間はないが、即時対戦フィールドに移行するため、現実に干渉する手段もほぼない。
フィジカル・バースト
意識を肉体にとどめたまま10倍に加速するコマンド。バーストポイントを5ポイント消費する。持続時間は現実時間で3秒、体感時間で30秒である。
フィジカル・フル・バースト
意識だけでなく、肉体全てを100倍に加速するコマンド。レベル9以上でのみ使用可能となり蓄積ポイントの99%を使用する。

対戦フィールド[編集]

対戦フィールドはソーシャルカメラに映る地形や建造物をベースに、ランダムで決まるさまざまなフィールド属性とそれを特徴づける外観が付与される。フィールド属性は、認識範囲の広さ、オブジェクトの破壊のしやすさ、トラップの有無など多岐にわたる特徴があり、場合によっては対戦相手との相性よりもフィールド属性との相性が重要になることも多い。

通常対戦フィールド
ブレイン・バーストのノーマルバトル(一対一の格闘)を行うフィールドのこと。1800秒、つまり30分の時間制限があり、対戦格闘ゲームのように相手のHPをゼロにするか相手よりHPが上回った状態で制限時間が過ぎると勝利できる。設定された対戦エリア(「戦域」)の外には出られないようになっている。近くで観戦予約したプレイヤーの対戦があった場合、それを観戦することができる(ただし、対戦者は双方合意のもと妨害的ギャラリーを排除できる)。また観戦者を含むその場に居る者全員の承諾があった場合のみ、観戦者も戦闘に参加可能な「バトルロイヤルモード」へ移行することができる。
無制限中立フィールド
レベル4以上のバーストリンカーのみが許可されるハイ・プレイヤー向けのフィールド。通常対戦フィールドとの違いは、フィールドにいるものなら誰にでも攻撃できる、時間制限が無い、離脱するのにポータルを利用する、エリア制限がない、痛覚が通常の倍である、エネミーがいる、などである。フィールドの基本属性は「混沌」で、一定時間が過ぎると「変遷」が起きる。またネット切断やニューロリンカー除装などで離脱した場合、通常対戦は問題なく行えるが、再び無制限中立フィールドにダイブするとバーストリンカーの現在位置ではなく消滅した座標に出現する。また、このフィールド内において破損した強化外装はポータルで一度離脱しない限り修復されない。ポータルでの離脱が困難になる場合に備えて、事前にタイマーでネットから自動切断するよう設定してからダイブすることが基本になっている。
変遷(へんせん)
一定周期(内部時間で短くて3日、長くて10日程)ごとに無制限中立フィールドの属性が変化する現象。変遷が起きると、倒されたエネミーや破損した建造物も再生する。同様に、死亡したデュエルアバターも1時間の復活猶予時間を待たずして復活する。ドロップしたアイテムなどもリセットされるが、プレイヤーホームの鍵などの重要なアイテムはそのまま残る。
ショップ
無制限中立フィールド各所に存在するアイテムショップ。映像記録に使う「リプレイ・カード」などのオプションカードや強化外装、仮想食品などをバーストポイントで購入できる。店の管理は「ドローン」と呼ばれるNPCが行っている。メタトロンによるとバーストリンカーを選別するための装置とのこと。
帝城
無制限中立フィールドにおいて現実世界の「皇居」に相当する場所に存在する。加速世界最高難易度のダンジョンであり、不可侵領域。周囲は不可視障壁が張り巡らされ通常侵入不可能であり、東西南北にそれぞれ存在する「門」を突破することで侵入することができる。四方の門は4体の超級エネミー「四神」が守護しており、誰一人として四神を撃破し突破した者はいない。加えて帝城内部には、神獣級のポテンシャルを持つ幾種もの警護エネミーが無数に存在し、そのあまりの困難さから、帝城攻略こそがブレイン・バースト第二のクリア条件ではないかと考えられている。
かつての旧ネガ・ネビュラスによる侵入作戦は、僅か2分で全員が壊滅し、「四元素」の内スカイ・レイカーを除く3人のアバターが橋の奥深くで「封印」されるという惨敗に終わった(8巻にてアーダー・メイデン、14巻にてアクア・カレントがそれぞれ無事救出されたため、残りはグラファイト・エッジただ1人)。その内部には七の神器、「ジ・インフィニティ」、「ザ・ディスティニー」、そしてさらに最奥である「八神の社」には、最後の神器「ザ・フラクチュエーティング・ライト」が置かれている。「八神の社」には、「四神」すらも超える8体のエネミー「八神」が存在し、これを守護しているという。
この帝城は、かつて存在したAA、CCのフィールドにおいても全く同様に存在しているという極めて特殊なダンジョンであり、いずれもハイエスト・レベルに至れる高位ビーイング達などでも一切知覚することができない空白地帯である。そうした点から、彼らはこの帝城こそが加速世界の中心であり、ひいては帝城の攻略、「ザ・フラクチュエーティング・ライト」の入手そのものが加速世界が生み出された理由だと考えている。
ミッドタウン・タワー
本来は一ランドマークにすぎなかったが、加速研究会によってISSキット本体がタワー内部のポータルを塞ぐように置かれ、テイム状態のメタトロン(第一形態)がそれを守護しており、小帝城とも言える不可侵領域になっていた。
アキハバラ・バトル・グラウンド
秋葉原にあるアミューズメントビル「カドタワー」のローカルネットから、バーストリンカーのみがアクセスできる賭け闘技場。通称「アキハバラBG」。
観戦者はネット内に掲示された対戦者に決められた日時までにそれぞれ賭ける(金額の上限は300円まで。ちなみに対戦の勝利者にはファイトマネーとして500円が支払われる)。内部でルール違反を行った者は、腕利きの用心棒に(対戦で)ネット内から叩き出される。
秋葉原を含む台東区エリアは本来黄のレギオン「クリプト・コズミック・サーカス」の領土だが、ここだけは絶対中立となっており頭首であるイエロー・レディオでさえ手を出すことは出来ず、「バーストリンカーの対戦の聖地」と呼ばれる由縁となっている。
ヘルメス・コード
東太平洋上に建設された低軌道型宇宙エレベータ。保安システムに日本のソーシャルカメラが導入されたため、ブレイン・バーストにも宇宙ステージとして登場した。地上150kmのボトムステーションへのポータルは東京スカイツリーに用意され、初登場時にはGMイベントとして「ヘルメス・コード縦走レース」が開催された。

強化外装(エンハンスト・アーマメント)[編集]

デュエルアバターが所有する武器や防具などのアイテムのこと。アバター作成時から初期装備として持っている、レベルアップボーナスで手に入れる、ショップで買う、ダンジョンに隠された物を発見する、エネミーを倒した際ボーナスとして手に入れるなど、通常のRPGと似たような入手方法の他、稀にだが所有する対戦相手を永久退場させた場合にそれを奪う形で手に入れることがある。初期装備の場合は直結有線通信での譲渡が、アイテムカード状態なら対戦フィールドでの授受も可能。装備者とは別にHPゲージを持つため盾代わりにも使われるが、ゲージが0になれば破壊される。任意で装備解除することは可能だが、再使用のための冷却時間が設けられている。

無限中立フィールドにおいては通常対戦と扱いが少し異なり、一度破壊されるとポータルから離脱して再び入り直さなければ使えず、所有者が生きている間は落とした所で先に拾ったり、装着部位を斬り落して使うなど「一時的に奪う」ことが出来る。

ISSキット
「インカーネイト・システム・モード練習(スタディ)キット」の略。ヘルメス・コード縦走レースでのラスト・ジグソーの大々的な心意の使用の後、加速研究会がブレイン・バースト内にばらまいた不正プログラム。
外貌は生物的な黒い目玉で、現れる場所は胸や強化外装などアバターによって異なる。着装すれば強力な心意技が使えるようになるが、それはいわゆる「負の心意」であり、負の感情を食い物にして技を発動しているため使用者の精神に非常に負担をかけ、また場合によっては性格さえ豹変させてしまう。さらに一定以上負の感情を溜め込むと分裂し拡散するといった非常にやっかいな性質を持つ。使用技は基本的に威力拡張の「ダーク・ブロウ」と射程拡張の「ダーク・ショット」の二つのみ。
システムの中枢はメイン・ビジュアライザーにあり、夜毎にISSキット使用者を呼び寄せ、データの収受とキット同士の連結による相互強化を行っている。また無制限中立フィールドのミッドタウン・タワーにオブジェクトとして存在しているが、テイム状態の「大天使メタトロン」が頂上部で見張っているため近づくのは困難。
使用者のキットに対する抵抗の意思と、特定のアビリティや正の心意により除去は可能だが、アバター本体ではなく初期装備の強化外装などに寄生した場合、アバターが抵抗してもキットが身体の自由を奪い、対戦で破壊できても次のダイブで強化外装と一緒に復活してしまうために除去できなくなる。
なお技の発動の際に発生する黒い過剰光や、リンカーの精神に影響を与えるという特徴が「災禍の鎧」に似ていることから、当時鎧の宿主だったシルバー・クロウがこれの出所として疑われた(もっとも鎧の誕生経緯を鑑みれば、これらは寧ろ本質的に相容れない存在であるといえる)。
ホワイト・コスモスの能力によってレッド・ライダーの複製記憶データが寄生させられており、彼のアビリティ「銃器創造」によってISSキットを量産している。
本体はミッドタウン・タワーのポータルを飲み込んでおり、その正体はデュエルアバター。加速世界への出現から既に50年経っているはずだが、それほどの期間加速していられる理由は不明。
その目的は膨大な負の心意を集めて第2の災禍の鎧を作り出すことであり、本体がブラック・ロータス達との戦いに敗れたことで、溜め込んでいた負の心意をサーベラスIII(ダスク・テイカー)に転送し、災禍の鎧マークIIを生み出した。キット端末はアビリティの主導権を取り戻したライダーの複製体によりロックをかけられて全てが機能停止し、何らかの理由でポイント枯渇状態にあった本体はロータスにとどめを刺されて全損した。
セブン・ローズ (Seven Roads)
レッド・ライダーが製作した拳銃型の強化外装。七王の和平の証として作られたものであり、攻撃力はない。七王の色と同じ色の弾丸が装填されている。
メタトロン・ウイング
大天使メタトロンがシルバー・クロウに託した、自らの羽を模した強化外装。羽を剣のように操る近接攻撃技「エクテニア」が使用可能になるほか、クロウの「飛行」と心意の併用により音速を超える飛行能力を発揮する。機能を切り替えることで、メタトロン本体と所有者との意思疎通、他の下級エネミーへの限定的な干渉などの機能を持つ端末としても機能する。
また、心意の作用によって「トリスアギオン」や膨大な体力ゲージなど、メタトロンの持つ能力の一部が付与される。
ファイブ・スターズ
ゲームオリジナル。「サフラン・ハート」を主体とした伝説の強化外装群。

七の神器(セブン・アークス)[編集]

七星外装」とも呼ばれる、加速世界に七つ存在する最強クラスの強化外装。名前には定冠詞がつく。それぞれが北斗七星の第一星から第七星に対応した台座に安置されており、その全てが進入が極めて困難なダンジョンの最奥に設置されている。

ジ・インパルス THE IMPULSE
北斗七星の一番星(アルファ)「天枢(てんすう)」の大剣。青の王、ブルー・ナイトが所有している。
ザ・テンペスト THE TEMPEST
北斗七星の二番星(ベータ)「天璇(てんせん)」の錫杖。紫の王、パープル・ソーンが所有している。
ザ・ストライフ THE STRIFE
北斗七星の三番星(ガンマ)「天璣(てんき)」の十字型の大盾。緑の王、グリーン・グランデが所有している。補助効果として「攻撃を完全に受け切ると、その威力を倍にして相手に反射する」という特殊能力がある。
ザ・ルミナリー THE LUMINARY
北斗七星の四番星(デルタ)「天権(てんけん)」の宝冠。芝公園地下大迷宮「コントラリー・カセドラル」の台座に存在していたが、白の王、ホワイト・コスモスが密かに入手し、加速研究会としての活動に利用していた。
ゲーム『加速の頂点』では玉座型の強化外装として登場。ホワイト・コスモスが所有している。
ジ・インフィニティ THE INFINITY
“無限”の名を冠する北斗七星の五番星(イプシロン)「玉衝(ぎょくしょう)」の直刀。帝城内にザ・ディスティニーと並んで置かれていた。アズール・エアーが所有している。複数の特殊能力を持っており、その一つは「鞘に収めたままでいればいるほど、抜刀直後の一撃の威力が無限に増加する」というもの。
ザ・ディスティニー THE DESTINY
“運命”の名を冠する北斗七星の六番星(ゼータ)「開陽(かいよう)」の全身鎧。帝城内にジ・インフィニティと並んで置かれていたが、クロム・ファルコンによって持ち出される。加速世界に最初に出現した七の神器であり、後に災禍の鎧、ザ・ディザスターとなる。物理攻撃・エネルギー攻撃など攻撃の種類を問わずその大半を無効化あるいは反射し、唯一の弱点である腐食酸も当時は使い手がほぼ存在しなかったため、ステータス上は欠点があっても実際は限りなく無敵に近い強化外装であった。そのあまりに圧倒的すぎる力に対する恐れが、災禍の鎧を生み出す悲劇のきっかけとなった。
呪いが解け本来の姿に戻った後は、ハルユキの意向でファルコンとブロッサムがかつて暮らした湾岸エリアの家に封印された。
スター・キャスター STAR CASTER
“星降るもの”という意味の名を持つ、神獣級エネミー「ヨルムンガンド」がクロム・ファルコンによって倒された際にドロップした高位の強化外装。出現直後は神々しい聖剣と言った赴きの外装であったが、暴走したクロム・ファルコンの負の心意に取り込まれ禍々しい形状へ変貌、ザ・ディスティニーとともに「ザ・ディザスター」の一部となる。
なおこの強化外装は正式な「七の神器」ではないが、メイン・ビジュアライザーにはザ・ディスティニー=「開陽」の「連星」として認識されている可能性が高い。
実はサフラン・ブロッサムの擬似思考回路が残存しており、それが鎧の呪いを解く鍵となった。本来の姿に戻った後は、ザ・ディスティニーと共に封印される。
ザ・ディザスター THE DISASTER
通称「災禍の鎧[注釈 9]。初代クロム・ディザスターことクロム・ファルコンが「ザ・ディスティニー」と「スター・キャスター」を強大な負の心意によって融合させ形成した強化外装。名称は2つの強化外装のスペルが組み合わされたものとなっている (THE DESTINY/STAR CASTER) 。
着装するとクロム・ファルコン、および歴代装着者の負の心意が凝り固まって発生した凶暴な疑似人格(ハルユキはこれを「」と呼んでいる)に精神を支配され、目の前の敵を破壊することしか考えられない戦闘マシーン(=クロム・ディザスター)に変貌する。また、所持者を永久退場させると確実に勝者のもとに移動するのも特徴。ドロップアイテムとして残れなかった場合は、自身を倒したバーストリンカーに一部を寄生させることで生き残る。
性能は作中に登場しただけでも以下の通り多岐にわたり、名実共に加速世界「最凶」の強化外装である。また能力と言うほどではないが、召喚時に黒い稲妻が発生するのも一つの特徴(単なる効果エフェクトではなく物理的な破壊力を備えており、周りの地面に亀裂を生じさせている)。
  • 着装時に損傷・HP全快。
  • ザ・ディスティニーから受け継いだ堅牢な装甲(変化の際にクロムの属性を取り込んだため、弱点であった腐食攻撃を克服。ただしポテンシャルを攻撃力にも割いている分、総合的な防御力はザ・ディスティニーより劣る)。
  • 相手のHPを奪い自身に還元するアビリティ「体力吸収(ドレイン)」。
  • 膨大な戦闘経験の蓄積から為される超高精度の攻撃予測、アビリティ「未来予測演算」。
  • 過去の装着者達のアビリティ・必殺技を記憶・蓄積し、次の使用者にフィードバックする。ただしこの能力は鎧とのシンクロ率が高い六代目(シルバー・クロウ)にのみ発現している。劇中ではクロウ自身のものに加え、以下の能力を使用した。
  • 疑似的な瞬間移動を行う必殺技「フラッシュ・ブリンク」。コピー元は初代(クロム・ファルコン)。
  • 口から吐き出した火焔で燃焼による持続ダメージを与えるアビリティ「焔色吐息(フレイム・ブリーズ)」。コピー元は二代目(マグネシウム・ドレイク)。
  • 刀剣型強化外装を自在に操る剣術の技能。コピー元は三代目。
  • 巻き取り式の鉤付き鋼線を射出するアビリティ「鋼線鉤(ワイヤー・フック)」。コピー元は五代目(チェリー・ルーク)。
その強大な力に魅せられ、初代以降実に4人ものバーストリンカーが暴走の危険を知りながらこれを装着し、クロム・ディザスターとなった。しかし五代目討伐により寄生され六代目となったハルユキによって呪いを解かれ、本来の姿へと還った。
ザ・フラクチュエーティング・ライト THE FLUCTUATING LIGHT
“揺れ動く光”という意味の名を冠する北斗七星の七番星(エータ)「揺光(ようこう)」。帝城地下深くに存在する最後の神器。
手に入れるには四神の門と八神の社を突破する必要があるが、メタトロンによるとその封印を解くことが加速世界の根源に至ることにつながるという。

エネミー[編集]

無制限中立フィールドに棲息・徘徊するモンスター群の総称。一般的なMMORPGと同様にシステムに自動制御され、ほとんどの個体はその反応圏に入ったバーストリンカーを無差別に襲う。亀や翼竜のような形状の小型のものから、大型で強力なタイプまで様々な種類が存在する。倒すことでバーストポイントを得ることができるが、最も弱い最下級の小獣級エネミーでも途轍もなく強く、小獣級をソロで倒せるリンカーは上級者と認められるが、それすらもレベル7クラスになってようやく可能となるほど。加えて数十人単位で狩るほどの強力な巨獣級エネミーですら、倒したところで対戦での勝利一回分程度のポイントが得られるかどうかというほどで、利率は極めて悪い。バーストリンカーが心意を使うと特異な音によって認識するため、強力な心意を使うとエネミーを引き寄せることになる。

現在確認されているエネミーの階級には、弱いものから小獣(レッサー)級、野獣(ワイルド)級、巨獣(ビースト)級、神獣(レジェンド)級、そして最強とされる超級がある。神獣級ほどの上位個体は、フィールドの特定の場所をテリトリーとして留まっており、エリアに侵入すると出現する。その他「地獄」ステージのみで巨獣級が変異する邪神(デビル)級も存在する。

なお、エネミーというのは他の一部の用語同様バーストリンカー達がその性質から便宜的に付けた仮称であり、システム的な正式名称は「ビーイング」と言う(作中でのニュアンスから、意味合い的には「生き物」「住人」等になる)。倒されるとバーストリンカー同様に次の変遷で再出現するが、特殊な場合を除き基本的に別個体であるため、テイムなどの補正効果はリセットされる。

四神(しじん)
加速世界最強中の最強とされる、「帝城」の門を守護する4体の超級エネミー。「セイリュウ」、「ビャッコ」、「スザク」、「ゲンブ」が存在する。神獣級すらも比較にすらならない強さを誇る、加速世界に君臨する「神」。相互にリンクしており、いずれかの個体が交戦状態になると、残る四神が支援の回復をひたすらに飛ばしてくる。他のエネミーと異なり、AIの域を超えた人間と遜色ない知性、そして意志を備えており、通常のエネミーとは一線を画す行動をとる。
スザク
帝城の南門を護る四神。強力な炎を操る。
セイリュウ
帝城の東門を護る四神。青い巨躯とサファイアの瞳が特徴。特殊攻撃を複数持ち、口から放たれる超高圧水流「ウォーターブレス」、上空から雷撃を落とす「サンダーブラスト」、名称不明の凍結攻撃、そして高粘度の黒球を放ってその中に捕らえたデュエルアバターの貯蓄バーストポイントを奪い、それが尽きるとレベルすらも下げてしまう「レベルドレイン」を使用する[注釈 10]
大天使メタトロン
四神同様に意志を持つ神獣級エネミー。芝公園地下大迷宮「コントラリー・カセドラル」のラスボスであり、「四聖」の内の一体。
第一形態は全攻撃無効、不可視、接触不可だが、フィールド属性が「地獄」になるか、頭部の「トリスアギオン」発射器官(ここだけは当たり判定が残る)を破壊するかでアビリティが解けるという特性を持つ。強力なレーザー攻撃「トリスアギオン」は射程200m、威力は即死レベルであることから容易には近づけない。胴体は無数の白いリングが連なって構成され、複雑なタペストリーのようなパーツ12枚が重なった翼が4枚、胴体下部にはチューブ状の手足が10本以上もある。
第二形態である「本体」は華麗な鎧と衣装を身につけた4枚の羽を持つ女性の姿をしており、地獄ステージ以外で第一形態を撃破するという条件を満たすことで第一形態の頭部から分離して出現する。
芝公園地下迷宮はダンジョン内のギミックで属性を「地獄」に変更出来ること、太陽光が直接届かないことからゲームバランスが保たれていたが、ホワイト・コスモスによって歪められた「ザ・ルミナリー」の能力でテイムされ、ミッドタウン・タワーのガードとして地上に引き出された。無制限中立フィールドが「地獄」に変遷することはほとんど無く、太陽光を受け取れることで「トリスアギオン」の発光持続時間が桁違いになったことからバランス崩壊、ほぼ不可侵の存在と化している。
最終的にはハルユキ達に透過能力を無効化され激戦の末倒されるも、それは上記の通りメタトロンの半身でしかなく、本体は調教状態から脱するため、ハルユキにだけ聴こえる声で自分の弱点を伝え続けていた。戦闘終了後は第二形態となってその場から去って行ったが、バイスを追跡するクロウに強化外装「メタトロン・ウイング」を兼ねた端末を一時的に与え、レイン救出をサポートする。
そして加速研究会の本拠地において、端末を通して無礼を働いたハルユキを「下僕」に任命、彼の持つ帝城の記憶閲覧と引き換えに、災禍の鎧マークIIを倒すための力を与えた。このとき力を使い果たし消滅しかけたが、端末を持っていたハルユキが「メタトロンの盟友」を名乗る謎の声の導きで心意によるイメージを試み、復活したが、力のほとんどを失ってしまった。その後はハルユキが加速中に呼びかけることで端末の状態で出現するようになり、「加速研究会の打倒」という同じ目的を持つことから、黒雪姫にネガ・ネビュラスのメンバーとして勝手に任命される。

心意(インカーネイト)システム[編集]

BBプログラムには、プレイヤーのイメージを源泉にデュエルアバターの操作を補助する機能が設けられている。これを「イマジネーション回路」といい、通常は補助操作系として、主に人体に本来備わっていない機能(シルバー・クロウの翼やブラック・バイスの多重層など)を思い通りに動かすために機能している。劇中で「心意」と呼称する場合は、この回路に強力なイメージを押し付けることで「事象の上書き」(オーバーライド)を引き起こし、システム以上の現象を意図的に発現させる行為を示すことが多い。

熟達すれば加速世界のバランスを崩すほどの能力をデュエルアバターに与えるが、パッチを当てるなどの対処がなされた様子がないなど、ある意味、加速技術以上に謎が多い。高レベルリンカーたちによって、ある程度系統立てられ訓練方法も確立されているが、同時に習得・使用には自らのアバターを創り出した「心の傷」と向き合わなければならず、乱用すると心の闇に呑み込まれてしまう危険性を孕み、かつてそれによって災禍の鎧を生み出した危険性からその存在は秘匿されている。

基本4種として「攻撃威力拡張」「装甲強度拡張」「移動能力拡張」「射程距離拡張」があるが、ほとんどのアバターは4つ全てを使うことは不可能とされている。また心意技は対象が個人であるか範囲であるか、希望や勇気などに根ざす正の心意であるか、怒りや憎しみに根ざす負の心意であるかによっても分類され、それぞれの組み合わせによって計4種のパターンに分かれる。さらに、基本4種を組み合わせる、或いは全く新しいイメージを具現化することでよりオーバーライドの規模を高めた第二段階が存在する。

心意システムの根源は、大天使メタトロン曰く「自らの存在そのものを保ち、守ろうとする意思」だという。

それに対してハルユキは自分の心を守る壁でありデュエルアバター誕生過程は心意システムそのものと考えている。

なお楓子やバイスによれば、単純に心意攻撃を行うだけなら正の心意より負の心意の方が扱いやすいらしい。また、心意攻撃は同じ心意攻撃でしか防御はできない。

過剰光(オーバーレイ)
心意技を使用した際に発生する光。色は心意使用時の心理状態や元となった感情に左右され、「希望」や「勇気」など正の心意なら銀や赤等の鮮やかな色に、「怒り」や「憎しみ」など負の心意なら黒や灰色等の暗い色になる。
零化現象(ゼロフィル)
魂からアバターに伝わる信号が0(ゼロ)に埋め尽くされた状態。無力感や諦めのようなイメージがイマジネーション回路に大量に流れ込んだ結果、デュエルアバターが「動けない」状態に上書きされてしまう現象。
逆流現象(オーバーフロー)
零化現象の上位版。怒りや憎しみといった負の心意が溢れ、制御出来なくなること。本来は加速世界においてアバターに起こる現象だが、稀に負の心意技を身に着けたバーストリンカーが現実でも起こすことがある。
オーバードライブ
零化現象とは逆に、自身の闘志や戦意を高めることで若干の能力強化を行うコマンド。システム外の存在ではあるが、厳密には心意技ではない(あくまで軽い自己暗示でしかない)ため、効果もそれほどのものではない。黒雪姫/ブラック・ロータスは、近接攻撃力を強化する「モード・ブルー」、遠隔攻撃力を強化する「モード・レッド」、防御力を強化する「モード・グリーン」の3種に体系化して活用している。

その他[編集]

上記用語の他、バーストリンカー達が使う俗語など。

「親」と「子」
現在、新たにバーストリンカーが発生する唯一の方法は、既にバーストリンカーである人物からアプリケーションをコピーしてもらうことである。この時のコピー元を「親」、コピー先を「子」という。無論、「子」になる方も上記の「バーストリンカーになるための2つの条件」を満たしていなければ成功しない。
かつてはコピー回数無制限で、対象の資質の有無を外部から走査出来るツールが存在した。しかし開始から約2年後にコピー回数1回、適性チェッカー削除となり、現在では可否にかかわらず1回しか実行できず必然的に1人につき1人しか「子」はできない仕様となった。これはバーストリンカーの総数を約1000人に固定するためと作中で推測されている[注釈 11]
「親」がリアルから加速世界に勧誘するという形式上、両者は肉親や知人など近しい人間関係にいることが一般的。そのため師弟や先輩後輩といった固い絆を持っている場合が多いが、これは言い換えれば他のバーストリンカーと違い「最初から互いのリアルを熟知している状態」である。従って何らかの理由で敵対してしまった場合、よほどの決断力がなければ情による枷から相手を倒すことに躊躇い、難敵となってしまう危険性がある。
レベル10
ハルユキと黒雪姫が目指す到達点。レベル10に到達した者はBBプログラム製作者と邂逅し、加速世界が存在する真の意味と、その目指す究極を知ることができる、と告げられている。
バーストポイントを得るというそれまでのレベルアップ方法とは違い、レベル10になるには他のレベル9リンカーを5人倒す必要がある。しかしレベル9同士の戦いに敗れると即座にポイント全損というレベル9限定のペナルティーがあるため、黒の王を除く六王は相互不可侵条約を結び現状を維持している。
六王の内何名かは、レベル10到達者が現れることこそがゲームクリア条件の達成であり、その時が加速世界の終焉になるのではないかと恐れている。
心傷殻理論
アルゴン・アレイによって唱えられた、メタルカラーアバターの生成に関する仮説。考え方としては精神医学に於ける解離に近い。
心の傷が自分自身でも見えないほど強固な殻、「心傷殻」に覆われた者がメタルカラーになるのではないかという理論で、当初はメタルカラーの誕生理由をかなりの程度説明出来るセオリーとして概ね好意的に受け入れられた。しかし「意図的に心傷殻を作れば人工的にメタルカラーを生み出すことが出来る」という危険な噂が一人歩きした上、その「人工メタルカラー」だと噂されていたマグネシウム・ドレイクが二代目クロム・ディザスターと化したため、バーストリンカー達の間でこの言葉はタブーとなった。後に現れたウルフラム・サーベラスも、この「人工メタルカラー」と推測されている。
なお自身の心傷殻を最悪の形で解放したクロム・ファルコンは、神獣級エネミーを一方的に倒し七星外装を変質させるほどの負の心意を発生させている。
エネミーキル (EK)
文字通りエネミーに倒され死亡することを言うが、敵対リンカーによって能動的に行われるものも指す。特に対象を逃げられない状況に置き、EKを繰り返させることによってバーストポイント全損に追い込むことを「無限EK」と呼ぶ。故意ではなく偶発的な要因から左記の状態に陥ってしまった場合、当初は「無限エネミーデス」と呼称していた(現在は特に区別していない模様)。
封印
無制限中立フィールドにおいて逃げることの出来ない状況で無限EK状態に陥り、ネット切断やニューロリンカー除装などで強制離脱した状態の俗称。そうなったバーストリンカーは再び無制限中立フィールドにダイブすると自身を倒したエネミーの前に出現し、ほぼ間違いなく再度殺され続けてしまうので、全損を避けるため無制限中立フィールドにダイブすることが実質的に不可能となる。
PK
「フィジカル・ノック(物理攻撃)」の略。現代のオンラインゲーム用語の「PK(プレイヤーキラー)」とは別物(そもそもBBはPvPの対戦格闘ゲームである)。バーストリンカーの身元を割り出しリアルアタックを敢行して無理矢理バーストポイントを奪う行為を指す。極めて忌むべき行為として扱われるが、行う者は少なからずいる。そのためバーストリンカー達は基本的に個人情報のやり取りを本当に信頼できる者同士でしか行わない。
サドンデスルール
対戦において、敗者が相手とのレベル差に関係なく即座にポイントを全損するルール。レベル9同士の対戦、またはショップで売られているアイテム「サドンデス・デュエル・カード」を用いた無制限中立フィールドでの対戦に適用され、特に後者の場合は、対戦中にバーストアウトしても負けと見なされる。
調教(テイム)
エネミーを飼い馴らし、指示を聞かせること。テイム専用のアビリティないし強化外装をエネミーが瀕死状態の時に使用することで可能となる(それ以外に条件があるかは不明)。
現在のところテイム専用アビリティを持ったバーストリンカーは確認されておらず、また専用の強化外装も名前が判明しているのは「幻想の手綱」のみである。
ただし、長い時間をかければエネミーをほぼテイムと同じ(飼い慣らす)状態に出来る場合もあるが、その状態で飼い慣らされたエネミーが倒された場合、変遷で復活はするが、飼い慣らされた状態では無くなるため攻撃をされる危険がある。(アビリティや強化外装の場合は不明)

アクセル・アサルト[編集]

正式名称「Accel Assault 2038」。またの名をトライアル#1と言い、BBとは別の加速世界。OVA第1話に登場している他、原作でもグリーン・グランデやメタトロンがその存在について言及している。

グランデによるとBBに先行する最初の加速世界としてロールアウトされた様だが、後に何らかの理由で廃棄されている。このゲームのプレイヤーは、BBのプレイヤーが自身を「バーストリンカー」と称する様に、自分達のことを「アサルトリンカー」と呼んでいる。

BBと異なり必殺技ゲージの概念は無いらしく必殺技は連発可能であるが、その代わり使用者の体力を消耗する[注釈 12]

この世界にバーストリンカーが進入した場合、強いイメージと共に加速コマンドを発声することでその姿に変わることができるが、イメージが不完全だったハルユキ達は本来のデュエルアバターではなく、それぞれ以下のような姿に変わった。

  • ハルユキ:通常アバターのブタの耳が翼状に変化、背部にシルバー・クロウのものより遥かに小さい翼が生え、微速飛行が可能。
  • 黒雪姫:生身にブラック・ロータス状のアーマーを装着[注釈 13]。ダシュカに止めを刺す際はハルユキのアバターとイメージを重ね融合し、背中に色が黒くなったクロウの翼が追加され高速飛行を行った。
  • チユリ:通常アバターの猫耳娘にライム・ベル状のアーマーを装着。ただし強化外装「クワイアー・チャイム」はなく、代わりにタクムのアバターを装備しパイルの技で戦った。
  • タクム:シアン・パイルの強化外装「パイル・ドライバー」の先端部がパイルの頭部になった姿。額から杭が出る他、尾部のブースターで一時的な飛行が可能。なお、自身では動けないためチユリに装備される形で戦ったが、その際、たまらず艶声を上げている。

既刊一覧[編集]

タイトル 初版発行日 ISBN
1 アクセル・ワールド1 -黒雪姫の帰還- 2009年2月10日 ISBN 978-4-04-867517-8
2 アクセル・ワールド2 -紅の暴風姫- 2009年6月10日 ISBN 978-4-04-867843-8
3 アクセル・ワールド3 -夕闇の略奪者- 2009年10月10日 ISBN 978-4-04-868070-7
4 アクセル・ワールド4 -蒼空への飛翔- 2010年2月10日 ISBN 978-4-04-868327-2
5 アクセル・ワールド5 -星影の浮き橋- 2010年6月10日 ISBN 978-4-04-868593-1
6 アクセル・ワールド6 -浄火の神子- 2010年10月10日 ISBN 978-4-04-868969-4
7 アクセル・ワールド7 -災禍の鎧- 2011年2月10日 ISBN 978-4-04-870276-8
8 アクセル・ワールド8 -運命の連星- 2011年6月10日 ISBN 978-4-04-870550-9
9 アクセル・ワールド9 -七千年の祈り- 2011年10月10日 ISBN 978-4-04-870954-5
10 アクセル・ワールド10 -Elements- 2011年12月10日 ISBN 978-4-04-886241-7
11 アクセル・ワールド11 -超硬の狼- 2012年4月10日 ISBN 978-4-04-886521-0
12 アクセル・ワールド12 -赤の紋章- 2012年8月10日 ISBN 978-4-04-886795-5
13 アクセル・ワールド13 -水際の号火- 2013年2月10日 ISBN 978-4-04-891330-0
14 アクセル・ワールド14 -激光の大天使- 2013年6月10日 ISBN 978-4-04-891608-0
15 アクセル・ワールド15 -終わりと始まり- 2013年10月10日 ISBN 978-4-04-866005-1
16 アクセル・ワールド16 -白雪姫の微睡- 2014年2月8日 ISBN 978-4-04-866320-5
17 アクセル・ワールド17 -星の揺りかご- 2014年10月10日 ISBN 978-4-04-866936-8

雑誌掲載[編集]

電撃文庫MAGAZINE(アスキー・メディアワークス発行)

  • 『バーサス』 電撃文庫MAGAZINE Vol.13(2010年5月号、10巻収録)
  • 『遠い日の水音』 電撃文庫MAGAZINE Vol.20(2011年7月号、10巻収録)
  • 『空色の翼』 電撃文庫MAGAZINE Vol.25(2012年5月号付録、12巻収録)

漫画[編集]

『アクセル・ワールド』
原作 - 川原礫、作画 - 合鴨ひろゆき、キャラクターデザイン - HIMA
電撃文庫MAGAZINE(アスキー・メディアワークス発行)2010年5月号より連載中。電撃コミックスより刊行。
  1. 2011年7月27日発売 ISBN 978-4-04-870630-8
  2. 2011年7月27日発売 ISBN 978-4-04-870634-6
  3. 2012年8月27日発売 ISBN 978-4-04-886421-3
  4. 2013年2月27日発売 ISBN 978-4-04-891398-0
  5. 2014年2月27日発売 ISBN 978-4-04-866389-2
『あくちぇる・わーるど。』
原作 - 川原礫、作画 - あかりりゅりゅ羽、キャラクターデザイン - HIMA
電撃文庫MAGAZINE(アスキー・メディアワークス発行)2010年5月号より連載中。電撃コミックスEXより刊行。
  1. 2011年7月27日発売 ISBN 978-4-04-870619-3
  2. 2012年8月27日発売 ISBN 978-4-04-886808-2
  3. 2013年10月26日発売 ISBN 978-4-04-866082-2
『アクセル・ワールド/デュラル マギサ・ガーデン』
原案 - 川原礫、作画 - 笹倉綾人
月刊コミック電撃大王(アスキー・メディアワークス発行)2012年3月号より連載中。電撃コミックスより刊行。
東京都中野区の女子校・私立清美学院に通う女性バーストリンカーたちにスポットを当てた外伝作品で、本編の登場人物も一部登場する。
  1. 2012年8月27日発売 ISBN 978-4-04-886934-8
  2. 2013年4月27日発売 ISBN 978-4-04-891617-2
  3. 2014年1月27日発売 ISBN 978-4-04-866238-3
  4. 2014年9月27日発売 ISBN 978-4-04-866839-2

テレビアニメ[編集]

アスキー・メディアワークス創立20周年記念作品の第1弾として、2012年4月から9月まで放送された。全24話。

キャラクターデザイン・アニメーションディレクターを愛敬由紀子が、アニメーション制作をサンライズがそれぞれ担当するなど、2011年から2012年にかけて放送された『境界線上のホライゾン』のスタッフが多数参加している。3DCGオレンジが担当した[7]

原作からの主な変更点については後述

スタッフ[編集]

主題歌[編集]

オープニング・エンディング映像は本編の進行に伴い、仕様が一部変更されている。主題歌の発売時には前期・後期ともアドトレーラーが運行されているが、後期主題歌ではトレーラーの後方に秋葉原から池袋を往復するバスにALTIMAと三澤が乗り込む「加速ツアー」が行われた[8]

オープニングテーマ
Chase the world」(第2話 - 第13話、OVA第1話)
作詞 - 井上秋緒 / 作曲・編曲 - 浅倉大介 / 歌 - May'n
第1話ではエンディングテーマとして使用された。
Burst The Gravity」(第14話 - 第23話、OVA第2話)
作詞 - 黒崎真音motsu / 作曲・編曲 - 八木沼悟志 / 歌 - ALTIMA
第24話はオープニング無し。
エンディングテーマ
→unfinished→」(第1話 - 第13話、OVA第1話)
作詞・歌 - KOTOKO / 作曲・編曲 - 八木沼悟志
テレビ放送版の第1話・第5話では未使用。
ユナイト」(第14話 - 第24話、OVA第2話)
作詞 - 分島花音 / 作曲 - takuya / 編曲 - 千葉"naotyu-"直樹 / 歌 - 三澤紗千香

原作からの主な変更点[編集]

  • 既出のアバターのデザインが細かく改められている。
  • エピソードの順番が時系列通りになっており、原作10巻掲載の短編の話「遠き日の水音」と「最果ての潮騒」が本編の合間に入っている(前者については漫画版も同様)。特に「遠き日の水音」を基にした第6話や第7話では、原作で見られたハルユキ視点のエピソードに加え、タクムの罪悪感を表すエピソードも新たに盛り込まれており、タクムが梅郷中に転校してきた経緯がより明確に書かれている。
  • 原作の初登場時、性別不詳だった「アクア・カレント」が(リアルの事故で接触した際、ハルユキに胸部を触れられ)自身で女性だと分かる発言をしている。このため、原作に先駆けて明かされる形となった。
  • 原作では存在がわずかに語られるのみだったナーヴギア(本作と作者を同じくする『ソードアート・オンライン』に登場するデバイス)の名称と画像が登場している。
  • サルファ・ポットが加速研究会所属であることは原作11巻に収録されている各バーストリンカーの名称・所属勢力説明でのみ触れられていたが、アニメでは黒雪姫がブラック・バイスにサルファ・ポットのことを詰問するシーンがある。
  • 元バーストリンカーの末路について、原作ではハルユキ・黒雪姫・タクムの3人による談話だが、アニメではニコとパドが合流し、詳しい説明をしている。
  • 第24話(最終話)エンディングでは、それまでアニメに登場した登場人物達のリアルにおける姿の他、この時点では本編でも出番のない謡と綸[注釈 14]が、それぞれ別に1シーンだけ登場している。

各話リスト[編集]

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督 メカ作画監督 総作画監督 原作収録巻
#1 Acceleration;加速 吉野弘幸 小原正和 森邦宏 田畑壽之
江上夏樹
椛島洋介 愛敬由紀子 1巻
#2 Transformation;変移 小原正和
京極尚彦
京極尚彦 服部憲知
#3 Investigation;探索 まついひとゆき 佐藤真人 宍戸久美子
亀谷響子
- 小川エリ
愛敬由紀子
#4 Declaration;告白 持丸タカユキ 間島崇寛 徳田夢之介
#5 Aviation;飛翔 小原正和
京極尚彦
博史池畠 今岡大 山根まさひろ 愛敬由紀子
#6 Retribution;応報 花田十輝 熊澤祐嗣 飛田剛 大塚あきら 青山正宣 小川エリ
愛敬由紀子
10巻
《遠い日の水音》
#7 Restoration;修復 京極尚彦 下司泰弘 日向正樹 - 愛敬由紀子
#8 Temptation;誘惑 横谷昌宏 森邦宏 橋本裕之 宮下雄次 椛島洋介 2巻
#9 Escalation;激化 市村徹夫 飛田剛 宍戸久美子
亀谷響子
小川浩史
青山正宣 小川エリ、吉田南
愛敬由紀子
#10 Activation;出撃 木村暢 佐藤真人 石堂伸晴 小川エリ
愛敬由紀子
#11 Obligation;宿命 博史池畠 佐々木貴宏 才木康寛 愛敬由紀子
#12 Absolution;容赦 吉野弘幸 京極尚彦 阿宮正和 松原一之 徳田大貴
#13 Violation;侵入 花田十輝 ところともかず 小谷杏子
大塚あきら
都竹隆治 小川エリ
愛敬由紀子
3巻
#14 Arrestation;策略 横谷昌宏 持丸タカユキ 飛田剛 たとば丈 椛島洋介 田畑壽之、小川エリ
柳伸亮、愛敬由紀子
#15 Destruction;崩壊 木村暢 博史池畠 三宅和男 今岡大 山根まさひろ 愛敬由紀子
#16 Imagination;面影 吉野弘幸 大橋誉志光 下司泰弘 日向正樹 -
#17 Fragmentation;分裂 木村暢 京極尚彦 博史池畠 宮下雄次 奥野浩行、才木康寛
徳田大貴、椛島洋介
(大メカ作監)
#18 Invitation;挑戦 吉野弘幸 佐藤真人 石堂伸晴 原平子 小川エリ
愛敬由紀子
10巻
《最果ての潮騒》
#19 Revolution;変遷 森邦宏 日下兼彰 宇佐美皓一、椛島洋介
黒田結花、徳田大貴
中澤勇一、松原一之
愛敬由紀子
#20 Domination;支配 花田十輝 ところともかず 小谷杏子
亀谷響子
都竹隆治 小川エリ、大塚あきら
柳伸亮、愛敬由紀子
4巻
#21 Insurrection;反逆 横谷昌宏 福田道生 飛田剛 服部憲知 黒田結花、中澤勇一 小川エリ
愛敬由紀子
#22 Determination;決意 吉野弘幸 博史池畠 下司泰弘 日向正樹 加藤洋人 愛敬由紀子
#23 Consolidation;絆[注釈 15] 博史池畠 田畑嘉之 山根まさひろ、徳田大貴
#24 Reincarnation;再生 小原正和 三宅和男 石橋有希子
今岡大
野口孝行
椛島洋介、黒田結花

放送局[編集]

配信サイトを除いて、同作者のアニメ作品『ソードアート・オンライン』と同じ放送局。

放送地域 放送局 放送期間 放送日時 放送系列 備考
東京都 TOKYO MX 2012年4月6日 - 9月21日 金曜 24:30 - 25:00 独立局
埼玉県 テレ玉 金曜 25:00 - 25:30
千葉県 チバテレビ 2012年4月7日 - 9月22日 土曜 25:00 - 25:30
神奈川県 tvk 土曜 25:30 - 26:00
愛知県 テレビ愛知 土曜 26:20 - 26:50 テレビ東京系列
近畿広域圏 毎日放送 土曜 26:58 - 27:28 TBS系列 アニメシャワー第3部
日本全域 AT-X 2012年4月8日 - 9月23日 日曜 23:00 - 23:30 CS放送 リピート放送あり
北海道 北海道放送 2012年4月9日 - 9月24日 月曜 25:56 - 26:26 TBS系列
福岡県 RKB毎日放送 月曜 26:25 - 26:55
日本全域 ワーナー・オンデマンド 2012年4月10日 - 9月25日 火曜 12:00 更新 ネット配信
バンダイチャンネル
ニコニコ生放送 火曜 22:30 - 23:00
ニコニコ動画 火曜 23:00 更新
韓国全域 ANIPLUS 火曜 23:00 - 23:30 CS放送
ネット配信
韓国語字幕あり
リピート放送あり[注釈 16]
日本全域 PlayStation Store 2012年4月11日 - 9月26日 水曜 17:00 更新 ネット配信
BS11 2012年4月13日 - 9月28日 金曜 24:30 - 25:00 BS放送 ANIME+』枠
栃木県 とちぎテレビ 2012年4月18日 - 9月26日 水曜 23:30 - 24:00 独立局
群馬県 群馬テレビ 水曜 24:30 - 25:00
日本全域 キッズステーション 2012年4月20日 - 10月5日 金曜 24:00 - 24:30 CS放送 エリア23枠
リピート放送あり
香港 J2 2012年10月23日 - 11月23日 月曜 - 金曜 18:25 - 19:00 地上波放送 広東語 & 日本語二ヶ国語放送
繁体字字幕あり
リピート放送あり

BD / DVD[編集]

2012年7月25日から2013年2月27日まで、BD初回限定版・通常版、DVD初回限定版・通常版の4種類で発売。第1巻および第8巻の初回限定版には短編小説が同梱されていた(第1巻:「アクセル・ワールド『黒の双剣、銀の双翼』」、第8巻:「アクセル・ワールド『紅炎の軌跡』」)。

発売日 収録話 規格品番 オーディオコメンタリー 特典CD
BD初回版 BD通常版 DVD初回版 DVD通常版
1 2012年7月25日[9] 第1話 - 第3話 1000303035 1000303036 1000303033 1000303037 梶裕貴、三澤紗千香 re acceleration BGM feat.大嶋啓之
2 2012年8月29日[10] 第4話 - 第6話 1000303029 1000303030 1000303027 1000303031 梶裕貴、浅沼晋太郎 re acceleration BGM feat.onoken
3 2012年9月26日[11] 第7話 - 第9話 1000303023 1000303024 1000303021 1000303025 三澤紗千香、日高里菜 re acceleration BGM feat.MintJam
4 2012年10月24日[12] 第10話 - 第12話 1000303017 1000303018 1000303015 1000303019 梶裕貴、日高里菜 re acceleration image song Re-incarnate
5 2012年11月28日[13] 第13話 - 第15話 1000303011 1000303012 1000303009 1000303013 梶裕貴、豊崎愛生 re acceleration image song sympathia
6 2012年12月26日[14] 第16話 - 第18話 1000303005 1000303006 1000303003 1000303007 梶裕貴、遠藤綾 re acceleration image song quest for genesis
7 2013年1月30日[15] 第19話 - 第21話 1000302999 1000303000 1000302997 1000303001 三澤紗千香、戸松遥 re acceleration image song feat.yashikin
8 2013年2月27日[16] 第22話 - 第24話 1000302993 1000302994 1000302991 1000302995 三澤紗千香、梶裕貴 re acceleration image song Fadeless Memories

映像特典[編集]

あくちぇる・わーるど。』は各巻の映像特典として収録の、あかりりゅりゅ羽作画の4コマ漫画のショートアニメ化作品。一部のキャラクターをちびキャラ化して繰り広げるパロディ作品。

スタッフ
  • 原作 - 川原礫+あかりりゅりゅ羽
  • 監督・キャラクターデザイン・演出・コンテ・作画監督 - 山川吉樹
  • 脚本 - 杉原研二
  • 美術 - スタジオ天神
  • 撮影 - 黒澤豊
  • 編集 - 坪根健太郎
  • 音響監督 - 明田川仁
  • アニメーション制作統括 - 松倉友二
  • プロデュース - ジェンコ
  • アニメーション制作 - J.C.STAFF
各話リスト
話数 作画
大塚舞、滝本祥子、山川吉樹
錦見楽、滝本祥子
坂本龍典、小松原聖、滝本祥子
飯田悟、滝本祥子
大塚舞、滝本祥子
井伊由紀、藤本泰史、滝本祥子
錦見楽、浦田幸博、滝本祥子
諸石康太

サウンドトラック[編集]

発売日 タイトル 規格品番
2012年7月25日 Accel World Original Soundtrack feat.大嶋啓之 1000312104
2012年8月29日 Accel World Original Soundtrack feat.ONOKEN 1000312103
2012年9月26日 Accel World Original Soundtrack feat.MintJam 1000313088

OVA[編集]

#EX01は『アクセル・ワールド -銀翼の覚醒-』の初回限定版同封。PS3版にはBD、PSP版にはDVDが同封された。時系列的には能美の一件後とされている。#EX02は『アクセル・ワールド -加速の頂点-』の初回限定版同封。倉崎楓子加入後の話。

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督 キャラクター作画監督 メカ作画監督 総作画監督
#EX01 Reverberation;残響 吉野弘幸 安藤正臣 岡山思菜子
下島誠
田畑壽之
青山正宣
黒田結花
愛敬由紀子
#EX02 Vacation;温泉 高橋健司 佐藤真人 亀谷響子 椛島洋介
中澤勇一
大塚あきら、小川エリ
小谷杏子、愛敬由紀子

ドラマCD[編集]

『アクセル・ワールド』+『ソードアート・オンライン』ドラマCD
2012年4月6日発売。

フィギュア[編集]

ねんどろいど 黒雪姫(発売元:グッドスマイルカンパニー
2012年9月発売
プラモデル Figure-rise 6 ブラック・ロータス(発売元:バンダイ ホビー事業部
2012年6月発売
プラモデル Figure-rise 6 ブラック・ロータス ダーククリアーVer.(販売元:アスキー・メディアワークス 製造元:バンダイ ホビー事業部)
2012年10月20・21日、「電撃20年祭」記念商品。後に電撃屋でネット通販、一部店舗に流通された。
figma ブラック・ロータス(発売元:マックスファクトリー、販売元:グッドスマイルカンパニー)
2012年11月発売
プラモデル Figure-rise 6 シルバー・クロウ(発売元:バンダイ ホビー事業部)
2012年7月発売
S.H.Figuarts シルバー・クロウ(発売元:バンダイ コレクターズ事業部
2012年8月発売
figma シルバー・クロウ(発売元:マックスファクトリー、販売元:グッドスマイルカンパニー)
2012年11月発売

Webラジオ[編集]

『アクセル・ワールド 〜加速するラジオ〜』のタイトルで、2012年3月18日から2013年4月1日まで、ラジオ大阪HiBiKi Radio Stationで配信された[17]

パーソナリティ

ゲスト

  • #12 梶裕貴(有田春雪 / シルバー・クロウ 役)
  • #14、録りおろし特別回 (Vol.3) 浅沼晋太郎(黛拓武 / シアン・パイル 役)
  • #23、#24 日高里菜(上月由仁子 / スカーレット・レイン 役)
  • #33 小林沙苗(能美征二 / ダスク・テイカー 役)
  • #44 川原礫(原作者)

関連商品

Vol 発売日 収録内容 最高位[要出典]
ラジオCD「アクセル・ワールド 〜加速するラジオ〜」
1 2012年6月27日 新規録り下ろし特別版+通常配信回 / #1〜#6 203位
2 2012年8月29日 新規録り下ろし特別版+通常配信回 / #7〜#16 248位
3 2012年12月26日 新規録り下ろし特別版+通常配信回 / #17〜#26 250位
4 2013年4月24日 新規録り下ろし特別版+通常配信回 / #27〜#38
5 2013年7月31日 新規録り下ろし特別版+通常配信回 / #39〜53

インターネット番組[編集]

三澤紗千香のアクセル全開! 世界会議』として、2012年4月から9月の最終月曜日にニコニコ生放送にて放送された。

ゲーム[編集]

コンシューマーゲーム[編集]

評価
ゲームレビュー
評価者 点数
週刊ファミ通 PSP: 25 (7,6,6,6) / 40(銀翼の覚醒)[18]
PS3: 28 (7,7,7,7) / 40(銀翼の覚醒)[19]

共にバンダイナムコゲームスより発売。PSPおよびPS3に対応。原作者監修のオリジナルストーリーによるシミュレーションゲームで、本編とは異なるストーリーで展開される。2部構成で、初回限定生産版にはそれぞれOVAや設定資料集が付属する。

アクセル・ワールド -銀翼の覚醒-
2012年9月13日発売。
内容的にはTVシリーズの追体験に近い形の内容だが、全体的な流れは本編とは異なる。作中時間軸は2047年1月から9月までの出来事[20]とされている。
アクセル・ワールド -加速の頂点-
2013年1月31日発売。
「銀翼の覚醒」終了後の2047年9月以降を描く。また、アニメ版では最終回に1シーンだけの出演だった謡が声付きで登場している。

他作品への登場[編集]

電撃文庫 FIGHTING CLIMAX
黒雪姫がプレイヤーキャラクターとして(ブラック・ロータスは技コマンド時のみ出現)、ハルユキ(シルバー・クロウ)がサポートキャラクターとして登場。

トレーディングカードゲーム[編集]

ヴァイスシュヴァルツ
2012年にブシロードから発売されているTCGヴァイスシュヴァルツ』のシュバルツサイドに参戦しており、トライアルデッキとブースターパックが発売されている。

備考[編集]

PASELA
カラオケボックスチェーンパセラにて2012年4月26日から5月25日の期間中、いくつかの店舗限定にてコラボルーム、コラボメニューが登場。
ロッテリア 2012年サマーキャンペーン
大手ファーストフードチェーン店ロッテリアの創業40周年を記念したキャンペーンのひとつ。この内、第2弾にアクセル・ワールドのBlu-ray & DVD発売を記念した『オリジナルドリンクカップ』と『オリジナル扇子』がドリンク付で販売された。
GigaFile(ギガファイル)便
無料大容量ファイル転送サービスのGigaFile便と2012年7月16日から7月23日の期間中コラボレーション。
GOOD SMILE CAFE in ワンホビ
2012年7月26日「アクセル・ワールド」から作品をイメージした『加速世界丼(アクセル・ワール丼)』(缶バッチつき)が発売された。
高円寺阿波踊り
2012年8月25日・26日に開催された東京高円寺阿波おどりのイメージポスターに起用されている(絵はアニメ版)。これを記念し、アニメ公式サイトのTOP絵も同年8月20日から期間限定でイメージポスターに使用した画像が使用された。
ナムコ×アクセル・ワールドキャンペーン
2012年7月28日から9月9日の期間にナムコのアミューズメントスポットに特製の駄菓子ブタメン、クレーンフィギュアが登場していた。
また、7月21日から9月19日の間ナムコ・ナンジャタウンにオリジナルフードメニュー等が登場。
キュアメイドカフェ アクセル・ワールドカフェ
キュアメイドカフェとQUEEN DOLCEの同時開催。2012年8月24日から9月2日まで開催。ハルユキや黒雪姫たちの限定メニューや、各アバターのイメージドリンクなどを楽しめるほか、『アクセル・ワールド』と『ソードアート・オンライン』の両作品がコラボしたメニューも登場。
グッ鉄カフェ アクセル・ワールドカフェ
グッドスマイル&カラオケの鉄人カフェで7月24日から9月30日までの間に開催。店内にはニコのアバター、スカーレット・レインのフィギュアや、それと同スケールで制作された巨大な強化外装「インビンシブル」の模型が設置されている。その他にも『アクセル・ワールド』をイメージしたコラボメニューの数々が提供されている。
コラボレーションスイーツ アクセル・ワールド
K-BOOKSが運営する洋菓子店Patisserie Swallowtail White Roseのコラボ企画。1月12日から1月20日の期間中K-BOOKS秋葉原新館にてTVアニメ「アクセル・ワールド」&「ソードアート・オンライン」とのコラボスイーツが販売された。
横浜市交通局
『アクセル・ワールド』と横浜市交通局がコラボレートしたオリジナル描き下ろしデザインの市営バス・地下鉄共通一日乗車券が2013年3月22・23の両日に発売された。1人2枚までとなっており、500枚限定で販売された。
鉄拳タッグトーナメント2
コラボではないが、OVA第2話にてハルユキが本作をプレイするシーンがある。
魔法科高校の劣等生
テレビアニメ中で作品の広告が掲示されているシーンがあり、作中では第108巻の刊行を控えている。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ ハッキングそのものは「高い技術レベルを必要とするコンピュータ利用」といった意味合いであり、善悪の要素を持たない。悪意・害意を伴うものは特にクラッキングという。
  2. ^ 事実だと知るのは知り合いの全損を実際に確認した者や一部の情報通ぐらいで、王である黒雪姫やニコも最近までは噂レベルの話としてしか認識していなかった。
  3. ^ 少なくとも配布から1年後の時点で既に人数は残り20人を切っていたとされる。
  4. ^ ただし、システムに「ポイント全損」と判定されるのは対戦終了後のポイント収支計算時であり、残りポイント0の状態で無制限中立フィールドから離脱してもすぐには全損とならず、誰かに申し込まれた対戦に勝利しポイントを獲得できれば全損を回避できる。
  5. ^ 東京23区には約60の戦域がある。
  6. ^ ローカルネットや有線直結通信ではこの限りでない。
  7. ^ チーム戦の参加人数は防衛側は何名でもよく(原作中に人数制限の記述は無い)、攻撃側は3人を下限として防衛側に合わせた人数での戦闘となる。つまり防衛側5名、攻撃側8名の場合、攻撃側メンバーはレベルの高い順に5名が自動抽出され、5vs5での戦闘となる。なお防衛側が2名以下の場合は、攻撃側は最低参加人数の3名が同様に抽出され、2名以下の防衛側に対して攻撃側3名での戦闘となる。
  8. ^ 明確な基準は不明だが、少なくとも、「テストやスポーツの公式試合に於ける加速の使用」は厳禁とされる。
  9. ^ 作中では「呪いのアイテム」としての面が強調される場合にこちらの呼び方をすることが多い。「システム的なアイテム」としての面が強調される場合は正式名で呼ばれる傾向がある。
  10. ^ レベルダウンの際にはそのレベルで獲得したボーナスも失うが、逆を言えば再度レベルアップすることでボーナスを選択し直すことが可能。なお、レベルダウンに至らずポイント減少のみで済めば、システムには状態異常として認識されるため、ライム・ベルの「シトロン・コール」でポイントを減らされる前の状態に回復させることができる。
  11. ^ コピー制限が無かった頃に加速適正者に対して、事前に何も説明することなくBBをインストールさせ、何も知らないレベル1の「子」に対して連続で対戦を仕掛けて初期100ポイントを全て奪う事例が「噂」として原作7巻に記載されている。"運営"がその対応としてコピー回数制限を導入し、結果として総数が約1000人に収束した可能性もある。
  12. ^ OVA第1話においてチユリが技を連発したためタクムが途中で息切れを起こしている。
  13. ^ なお、事実に気づく直前、一瞬ではあるが通常アバターの状態でブラック・ロータスの腕を展開(『あくちぇる・わーるど』での黒雪姫に似た状態)している。
  14. ^ 綸については、一瞬ではあるが第15話でそれらしい人物が確認できる。また、OVA第2話にも声なしで登場している。
  15. ^ 同作者の『ソードアート・オンライン』アニメ23話も同タイトルとなっている
  16. ^ 6月12日は#9のリピート放送。

出典[編集]

  1. ^ a b 「鉄拳タッグトーナメント2」6万2000本,「メダロット7」合計4万9000本,「新 絵心教室」3万5000本などの新作が発売された「週間販売ランキング+」”. 4Gamer.net (2012年9月19日). 2012年9月23日15:18閲覧。
  2. ^ 第15回電撃小説大賞・大賞を受賞した川原礫先生のインタビューをお届け!”. 電撃オンライン. アスキー・メディアワークス (2009年2月10日). 2009年5月13日00:54閲覧。
  3. ^ 「第20回電撃大賞」小説大賞、イラスト大賞、学校大賞の3部門で、史上最多応募総数7,523作品!”. アスキー・メディアワークス (2013年6月7日). 2013年6月8日閲覧。
  4. ^ TVアニメ『アクセル・ワールド』&『ソードアート・オンライン』の出演声優陣や放送時期などが明らかに!”. 電撃オンライン. アスキー・メディアワークス. 2011年12月10日閲覧。
  5. ^ 九里史生 (2011年1月25日). “old bbs→過去ログ→雑談スレ4→88番発言”. WordGear. 2013年7月27日閲覧。
  6. ^ BrainBurst2039Wiki”. 2013年7月27日閲覧。
  7. ^ 制作実績”. 有限会社オレンジ. 2014年3月1日閲覧。
  8. ^ 「アクセル・ワールド」加速ツアーにALTIMA、三澤紗千香が同乗”. おた☆スケ. にゅーあきば (2012年7月26日16:03). 2012年7月26日18:40閲覧。
  9. ^ アクセル・ワールド 1<初回限定版>”. ワーナー・ホーム・ビデオ. 2012年5月6日閲覧。
  10. ^ アクセル・ワールド 2<初回限定版>”. ワーナー・ホーム・ビデオ. 2012年5月6日閲覧。
  11. ^ アクセル・ワールド 3<初回限定版>”. ワーナー・ホーム・ビデオ. 2012年5月6日閲覧。
  12. ^ アクセル・ワールド 4<初回限定版>”. ワーナー・ホーム・ビデオ. 2012年5月6日閲覧。
  13. ^ アクセル・ワールド 5<初回限定版>”. ワーナー・ホーム・ビデオ. 2012年5月6日閲覧。
  14. ^ アクセル・ワールド 6<初回限定版>”. ワーナー・ホーム・ビデオ. 2012年5月6日閲覧。
  15. ^ アクセル・ワールド 7<初回限定版>”. ワーナー・ホーム・ビデオ. 2012年5月6日閲覧。
  16. ^ アクセル・ワールド 8<初回限定版>”. ワーナー・ホーム・ビデオ. 2012年5月6日閲覧。
  17. ^ 響 - HiBiKi Radio Station -「アクセル・ワールド 〜加速するラジオ〜」番組詳細”. 2014年3月11日閲覧。
  18. ^ 週刊ファミ通』2012年9月20日号、エンターブレイン、2012年8月、 79頁。
  19. ^ 『週刊ファミ通』2012年9月20日号、エンターブレイン、2012年8月、 80頁。
  20. ^ アクセル・ワールド -加速の頂点-のPV内ナレーションより。

外部リンク[編集]

第15回電撃小説大賞・大賞受賞作品
第14回 アクセル・ワールド
川原礫
第16回
ほうかご百物語
峰守ひろかず
幕末魔法士
田名部宗司