文豪ストレイドッグス

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文豪ストレイドッグス
ジャンル 異能力バトルアクション
漫画
原作・原案など 朝霧カフカ
作画 春河35
出版社 株式会社KADOKAWA
掲載誌 ヤングエース
レーベル 角川コミックス・エース
発表号 2013年1月号 - 連載中
巻数 既刊6巻(2014年12月現在)
小説
著者 朝霧カフカ
イラスト 春河35
出版社 株式会社KADOKAWA
レーベル 角川ビーンズ文庫
刊行期間 2014年4月1日 -
巻数 2巻
テンプレート - ノート
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文豪ストレイドッグス』(ぶんごうストレイドッグス)は、原作:朝霧カフカ・作画:春河35による日本漫画作品。『ヤングエース』2013年1月号より連載中。

概要[編集]

太宰治芥川龍之介中島敦といった文豪が擬人化(キャラクター化)[1]され、「人間失格」、「羅生門」、「月下獣」といったそれぞれのキャラクターに対応する異能力を用いて戦うアクション漫画である。

この作品が生まれたきっかけについて、原作者の朝霧は「文豪がイケメン化して能力バトルしたら絵になるんじゃないかと、編集と盛り上がったから」と述べている[2]。また、舞台が横浜市になったことについては作画担当の春河が自分が横浜の出身であるからとのこと[3]

全国書店員が選んだおすすめコミック2014で第11位[4]。単行本は2014年8月4日の第5巻の発売により、100万部を突破する[5]

2014年4月1日より、小説版の刊行が開始されている。

ストーリー[編集]

孤児院を追い出され、横浜市を放浪する少年・中島敦鶴見川に飛び込んで溺れかかっていた太宰治を助ける。それをきっかけに敦は太宰が所属する武装探偵社が追う巨大な虎の捜索を手伝うことになる。太宰と共に虎の出現を倉庫街で待つ敦に対して、太宰は敦こそが虎の正体だと告げる。実は敦は無意識のうちに虎に変身して徘徊しており、それゆえに孤児院を追い出されたのだった。敦は自分の能力を制御出来ず太宰に襲いかかるが、太宰は相手の能力を無効化する人間失格を発動して、敦を鎮静化させ、さらに敦が武装探偵社の社員になれるよう尽力する。

採用試験を経て武装探偵社に就職することになった敦だが、敦の就職後、武装探偵社はポートマフィアの襲撃を度々受けるようになる。実は敦には闇の世界で70億の懸賞金がかけられ、その懸賞金で裏社会を牛耳ろうとするポートマフィアの芥川龍之介が敦を狙っていたのである。

太宰はポートマフィアに潜入し、敦に多額の懸賞金がかけられた理由を知ろうとするが、一方で敦には芥川の魔の手が迫っていた。

登場人物[編集]

主要な登場人物はほとんど全員が文豪と同じ名前。各自の能力や人物設定も文豪自身のエピソードや作品にちなんだものが多い。

武装探偵社[編集]

中島敦(なかじま あつし)
孤児院を追い出された、18歳の少年。ホームレスとして横浜市を徘徊していたところ、鶴見川に飛び込んでいた太宰治を助けたことで自分の異能を知り、武装探偵社に勤めることになる。
孤児院では職員から虐待されており、そのことがトラウマになっている。孤児院で自分の存在を否定され続けたことから、逆に存在意義のない人間はいないと考えており、自分と境遇が似ている泉鏡花に優しく接し、同じくモンゴメリに対しても自分の力が及ばず彼女を倒す方法は思いついてもその後幸せに過ごせる方法が浮かばなかったことを悔いていた。好物は茶漬け。
性格は中島敦の小説『山月記』の主人公、李徴に似ている所が多いキャラクターである。
月下獣(げっかじゅう)
非常に大柄な白虎に変身する異能。その体は銃弾すら通らないほど頑丈になり、また身体の一部を切り落とされる等で失っていても、変身の際には猛スピードで自然に復元される。ただし、白虎に変身すると自身で制御できなくなる。
作中で能力の一部を引き出し肉体の強化と身体能力の向上(強化した部位が虎ような毛皮で覆われたり、目が獣のような瞳孔に変化するなどの特徴がある)、わずかだが治癒能力が作用するなど制御が可能になった。
能力名は上記の短編小説『山月記』から。
太宰治(だざい おさむ)
いつも笑顔を絶やさず、どこか掴みどころのない22歳の男性。常に羽織っている茶色のコートと腕や首などあちこちに包帯を巻いているのがトレードマーク。
とてもマイペースな性格だが、頭がキレる上に身のこなしもいいなど実力は折り紙つき。その前職は探偵社の七不思議と言われており、最初に当てた人が貰えるという懸賞金は70万にまで膨れ上がっている。
自殺マニアでことあるごとにあらゆる手段で自殺しようとするが、毎回必ず失敗してしまい結局死ぬことが出来ずにいる。曰く、死ぬまでに苦しむのは嫌とのことで、最近は特に美人の女性と心中したいと思っている。
実は元ポートマフィアの史上最年少幹部でマフィア時代は芥川龍之介の上司で中原中也の相棒であった。
人間失格(にんげんしっかく)
直接触れたありとあらゆる異能を無効化する異能。
能力名はキャラクターと同名の文豪、太宰治の中編小説から。
国木田独歩(くにきだ どっぽ)
銀縁メガネにジャケットを羽織らないスーツスタイルで身を包む、元数学教師の22歳の男性。常に手帳を持ちながら予定をたてて行動しており、予定外の事態に遭遇すると激怒する。
冗談の通じない杓子定規な性格で、最近では特にマイペースな相棒(太宰)に神経をかき乱されることが多く、太宰の冗談に騙されることもしばしば。
独歩吟客(どっぽぎんかく)
手帳に書き込んだものを具現化することが出来る異能。ただし手帳より大きなものを具現化することが出来ず、また具現化の際には頁を一枚消費する。
能力名はキャラクターと同名の文豪、国木田独歩の筆名の一つから。
江戸川乱歩(えどがわ らんぽ)
小柄で常にニヤニヤと笑みを浮かべ、ハンチング帽に茶色のスーツをだらしなく着崩した男。
刑事に面と向かって「警察は不要」という旨の発言をするなど、傲岸不遜で子供っぽいところもあるが下記の異能から探偵社では一目置かれた存在である。
また推理能力に優れる一方で一般常識は欠如しており、電車の乗り方も知らない。実は26歳。
超推理(ちょうすいり)
事件の情報を聞くだけで事件の真相がわかってしまう異能……とされているが、実は彼自身は異能力者ではなく、単に推理力が人一倍優れているだけである。
そのためか、(自称)異能者では一人だけ能力名が文豪の著作物に因んでいない。
与謝野晶子(よさの あきこ)
ボブカットに大きな蝶の髪飾りを着けて、明治・大正期に流行したような、所謂「ハイカラ」な服装に身を包んだ25歳の女性。武装探偵社では能力を活かして医務を担当しているが、彼女に治療されることを探偵たちは恐れている。
女性を蔑視する者や死を軽く考える者を嫌悪しており、そういった人間を見ると発言が凶暴になったり激昂したりする。
君死給勿(きみしにたもうことなかれ)[6]
異能の中でも珍しい治癒能力[7]で、外傷を跡形もなく完全に治療できる。ただし、瀕死の人間にしか使えないため、瀕死に至っていない怪我人を治癒するときは鉈などで解体するなどして一度瀕死の状態にしなければならない。
能力名はキャラクターと同名の文豪、与謝野晶子の詩から。
谷崎潤一郎(たにざき じゅんいちろう)
少し大きなTシャツと垂れ目が特徴的な、18歳で元学生の少年。探偵社では張り込みや依頼の聞き取りなど手代のような役割を担う。
常に妹のナオミと共に行動しているが、妹の過度な愛に当惑気味。ただし、彼女が撃たれた時や行方不明になった時は狼狽し行動が大胆になるなど、妹への思いは人一倍強い。
細雪(ささめゆき)
辺りに雪を降らせ、その空間内をスクリーンのようにして幻影を投影することが出来る異能。
能力名はキャラクターと同名の文豪、谷崎純一郎の長編小説から。
谷崎ナオミ(たにざき ナオミ)
潤一郎の妹。常にセーラー服を着用している。ブラザーコンプレックス丸出しで、兄に抱きついていることが多い。
異能を持たず、武装探偵社では事務員を務めている。[8]
モデルはおそらく谷崎純一郎の小説『痴人の愛』のヒロイン、ナオミ。
宮沢賢治(みやざわ けんじ)
幼い外見に麦わら帽子、農作業着を着込んだ14歳の少年。二ヶ月前まで「イーハトーヴォ村」という電気も電話もない処で牛を飼って生活していたらしい。
社長に勧誘されて探偵社に来た。そのため、金銭の概念がまだよく理解できておらず、物々交換ではだめなのかと敦に聞いていたほど。裏表のない明るい天然な性格で人気がある。しかし、中にはヤクザらしき知り合いがおり、彼らは賢治の異能を恐れている様子。
雨ニモマケズ(あめニモマケズ)
怪力と頑丈さを得る異能。だが万能ではなく、空腹のときにしか発現しない。
能力名はキャラクターと同名の文豪、宮沢賢治の詩から。
泉鏡花(いずみ きょうか)
和服姿の小柄で無表情がちな、14歳の美少女。実在の泉鏡花は男性だが、本作では女性として登場。
孤児だったところをポートマフィアに拾われ、芥川の指示に従い殺人に手を染める。既に35人を殺害しており、警察に逮捕されれば死罪は確実であると言われている。
芥川に襲われている敦を救出した後に、警察の追跡を逃れるため、対外的には福沢の孫という扱いで武装探偵社に入社。敦の部屋に同居することになる。
意外にも舌が肥えており、武装探偵社で尋問されたときには老舗の名店の湯豆腐を所望した。
夜叉白雪(やしゃしらゆき)
仕込み杖を持った白い甲冑武者姿の女性の幻影「夜叉白雪」を召喚する異能。鏡花だけではこの能力を操作出来ず、夜叉白雪は彼女が所持している携帯電話から聞こえる指示にのみ従う。瞬時に列車の壁をコマ切れにするなど、非常に高い戦闘能力を持つ。
福沢諭吉(ふくざわ ゆきち)
武装探偵社社長である和装の男性。
社員思いの性格で、敦がマフィアに誘拐されたときは、本業を中止してでも彼を救出するよう命じた。また、普段やる気が無い乱歩を一言でやる気にさせるといった、人心掌握術の扱いにも長けている模様。
人上人不造(ひとのうえにひとをつくらず)
詳細は不明。
能力名は同名の啓蒙思想家・教育者、福沢諭吉の著書『学問のすゝめ』の一節から。
春野綺羅子(はるの きらこ)
武装探偵社で事務員を努める女性。おっとりした性格で、組合の異能者に避難先を襲撃された時も葡萄酒やヘアアイロンの心配をし、ナオミをあきれさせた。猫好き。

ポートマフィア[編集]

芥川龍之介(あくたがわ りゅうのすけ)
常に黒い外套を纏っている無表情な男で、20歳のポートマフィア構成員。
樋口と共に首領直轄の遊撃隊所属であり武闘派組織「黒蜥蜴」を指揮する権限を持っていて、マフィアの命により敦を生け捕りにしようとする。殺人を躊躇なく実行するなど、冷酷非情な性格。
貧民街の浮浪児だったが、ポートマフィアの下部組織の構成員に仲間を殺され、単身、復讐に向かった際、太宰に見出され、太宰の部下となる。[9]太宰の部下だったときに彼に認められなかったことにこだわっており、彼に目をかけられている敦に嫉妬のような感情を抱いている。
妹がいる。[10]
羅生門(らしょうもん)
外套の端を、影のように不定形かつ何でも喰らう「黒獣」に変身させ操る異能。黒獣は空間を含むあらゆる物を喰らい、切り裂くことが出来る。
能力名はキャラクターと同名の文豪、芥川龍之介の短編小説から。
樋口一葉(ひぐち いちよう)
パンツスーツを着こなす芥川の後輩の女。芥川が重傷で敵対組織に拉致された時には単身で救出に向かうなど、先輩に対する忠誠度は高い。彼と共に首領直轄の遊撃隊に所属、武闘派組織「黒蜥蜴」を指揮する権限を持つ。
戦闘の際には拳銃で交戦するなど異能らしい異能を見せておらず、芥川のように部下を畏怖させるだけの能力を持っていないことに内心忸怩たる想いを抱いている。
広津柳浪(ひろつ りゅうろう)
武闘派組織「黒蜥蜴」百人長。黒いコートに色の薄いストールを巻き、片眼鏡を身に着けている50歳の男。
ポートマフィアの荷を横流しする組織を壊滅させるなど高い戦闘能力を誇るが、武装探偵社襲撃には失敗している。
芥川・樋口の指揮に従ってるが、自身や芥川のような能力を持たない樋口に内心では敬意を払っていなかった。しかし、彼女が単身で芥川の身柄奪還に向かった際にはその意気を評価し、彼女を援護している。
落椿(おちつばき)
指先で触れたものを斥力によって弾き飛ばすことが出来る異能。
能力名はキャラクターと同名の文豪、広津柳浪の小説作品から。
梶井基次郎(かじい もとじろう)
ポートマフィア構成員の28歳の男。金髪と黒グラスのゴーグル、襟にバッチを止めた袖がボロボロの白衣を羽織った派手な出で立ちをしている。隠密主義であるマフィアの構成員にもかかわらず指名手配犯として名の知られた爆弾魔。
一度与謝野を追い詰めるが、その際自らの『死』に対する探究心とそれに基づくある実験談を彼女に話したことで怒りを買い、異能で復活した与謝野によって殴り飛ばされた上で爆弾の解除法を(強制的に)喋らされるために「治療」された。
武装探偵社・ポートマフィア・『組合』間で争った際には、自らの異能を利用して『組合』の前線基地である豪華客船の爆破に成功している。
檸檬爆弾(レモネード)
レモン形の爆弾を具現化する異能と思われていたが、実際はレモン形爆弾による爆発のダメージを受けない能力。爆弾は全て彼の手作りである。
能力名はキャラクターと同名の文豪、梶井基次郎の短編小説『檸檬』から。
中原中也(なかはら ちゅうや)
ポートマフィア幹部で小柄な22歳。マフィア時代の太宰の元相棒。嫌いなものに太宰治をあげている。背は小さいがマフィアきっての体術使いでその蹴りは壁に大きく亀裂を入れるほど。一人で探偵社を粉砕するのに十分な戦力規模だと言われるほど、戦闘能力は高い。
ポートマフィアに潜入した太宰を追い詰めるも、彼の仕掛けた嫌がらせの一環で結果的に太宰を見逃すこととなった。
汚れつちまつた悲しみに(よごれつちまつたかなしみに)
触れたものの重力のベクトルと強さを操ることが出来る。
能力名はキャラクターと同名の文豪、中原中也の詩から。
尾崎紅葉(おざき こうよう)
着物を着ており、容姿、言葉遣いは遊女のような姿のポートマフィア幹部の女で26歳。泉鏡花同様、実在の人物は男性だが、本作では女性として登場。
ポートマフィア時代の鏡花の姉貴分で彼女を溺愛しており、鏡花を連れ戻すために白昼堂々彼女と敦を襲撃する。また自身も鏡花と同じように裏社会から逃げ出そうとした過去があるような描写があり、彼女の想いにも理解を示している。
金色夜叉(こんじきやしゃ)
鏡花と同じタイプの夜叉を使役する異能だが、こちらは自分の意思で操作できる。
能力名はキャラクターと同名の文豪、尾崎紅葉の未完小説から。
森鷗外(もり おうがい)
元医師のポートマフィア首領の男。外見は冴えない中年男性だが、時として相手に恐怖心を抱かせる表情をする時がある。
常に冷静沈着で、その時点の状況における最適解を導きだす。エリスという幼女を溺愛しており、側に置いている。
ヰタ・セクスアリス
詳細は不明。
能力名はキャラクターと同名の文豪、森鴎外の小説作品から。
織田作之助(おだ さくのすけ)
マフィアの最下級構成員で、ポートマフィア時代の太宰の友人。「絶対に人を殺さないマフィア」と言われ変わり者扱いをされていたが、激怒した際には凄まじい戦闘能力を見せた。
本人は太宰と共に関わった事件の際に死亡しており、太宰がマフィアと訣別する直接的な原因となった。好物は混ぜカレー。
天衣無縫(てんいむほう)
所謂予知能力で、5秒以上6秒未満の未来を観測する。
能力名はキャラクターと同名の文豪、織田作之助の短編小説から。
坂口安吾(さかぐち あんご)
マフィアの専属情報員。織田と同じく、マフィア時代の太宰の友人。
その正体は内務省異能特務課のエージェントで、ポートマフィアに潜り込み動向を監視。特務課に報告していた。能力は不明。

組合(ギルド)[編集]

北米の能力者集団。組合は政財界や軍の要職を努める人物たちによって構成されており、その圧倒的過ぎる勢力であるが故にかえって存在自身を疑われ、都市伝説とも言われている組織である。

フランシス・スコット・キー・フィッツジェラルド
『組合(ギルド)』団長。彼自身も多数の企業を経営する富豪。武装探偵社が持っている異能開業許可証を狙っている。
華麗なるフィッツジェラルド
詳細は不明だが、手に持った銃弾を投げて空中に放たれたクレーを撃ち落とすことが出来るなど、身体能力強化系の能力の模様。
能力名はキャラクターと同名のアメリカの文豪、F・スコット・フィッツジェラルドの長編小説『華麗なるギャツビー』から(ギャツビーは人名である)。
ルーシー・モード・モンゴメリ
孤児院出身の少女。19歳。組合では一度失敗しただけで組織から放逐されるので、「失敗できない」という重圧に耐えながら任務を遂行している。同じ孤児院出身ながら幸福そうに見える敦に怒りをぶつけた。
深淵の赤毛のアン
ターゲットを異空間に誘い込み、アンと名付けた人形に襲わせる異能。
アンとの鬼ごっこに敗れると、異空間に囚われる。異世界にはドアが存在し、そこから脱出することが出来るが、ドアから元の世界に戻ると異空間のことを忘れてしまう。
能力名はキャラクターと同名のアメリカの文豪、L・M・モンゴメリの長編小説『赤毛のアン』から。
マーガレット・ミッチェル
『組合』の従弟(アブレンティス)。日傘を差し、豪奢なドレスを着る女性。
武装探偵社・ポートマフィア・『組合』の戦争時、『組合』の拠点である豪華客船を守る任務を受けていたが、梶井の策略によって客船は爆破され、避難しようとしていた所を芥川によって強襲される。
一族の名誉を取り戻すために戦っていることを明かし、敗北や屈辱を知らない素振りを見せる芥川に激昂する。
風と共に去りぬ
風により物質を風化させることが出来るミッチェルの異能。
能力名はキャラクターと同名のアメリカの文豪、マーガレット・ミッチェルの長編小説から。
ナサニエル・ホーソーン
『組合』の職人(フェロークラフト)。メガネを掛けた牧師風の男性。
ミッチェルと共に豪華客船を守る任務を受けていたが、梶井の客船爆破を阻止することが出来ず、ポートマフィア側の刺客を迎え撃ちながら避難しようとしていた所を芥川に強襲される。
重傷を負った状態でホーソーンらの追撃に立候補した芥川に困惑するも、"何か"のために命を燃やす彼に「信仰」に近い物を感じ、その願い通り全力で戦うことを誓った。
緋文字(ひもんじ)
自身の血液を聖なる文字に変え、操るホーソーンの異能。弾丸の如く飛ばしたり、障壁を作る、敵を縛るといったことが可能。
能力名はキャラクターと同名のアメリカの文豪、ナサニエル・ホーソーンの小説作品から。

その他[編集]

アガサ・クリスティ
『時計塔の従騎士』近衛騎士長。
そして誰もいなくなった
詳細は不明。
能力名はキャラクターと同名のイギリスの文豪、アガサ・クリスティの長編小説から。
フョードル・ドストエフスキー
地下組織『死の家の鼠』頭目。
罪と罰
詳細は不明。
能力名はキャラクターと同名のロシアの文豪、フョードル・ドストエフスキーの長編小説から。

書誌情報[編集]

単行本[編集]

小説[編集]

プロモーション[編集]

ヤングエース』2013年9月号に、本作品の特別企画として小説家綾辻行人をキャラクター化したイラストが掲載された。能力は、相手を偶然不運な死に陥れるというもので、能力名は綾辻の作品にちなんだ「Another」。[19]

単行本3巻発売時には京極夏彦がキャラクター化され、POPなどとなり全国の書店に提出されている。能力は相手に憑物を落とし、落ちた憑物に応じて精神を病ませる「憑物落とし」。キャラクター化された綾辻と対決する漫画も公開された。[20]

コラボレーション企画第3弾として、ダン・ブラウンがキャラクター化された。能力は、無意識に詠まれる三行韻詩の解読により、33分後の未来を予測可能となる「インフェルノ」。[21]

コラボレーション[編集]

乙女パズルゲーム『ラヴヘブン』と2014年にコラボレーションイベントを開催することを発表され[22]、2014年9月10日メンテナンス終了後~2014年10月22日 メンテナンス入り前の期間中に「文豪ストレイドッグス」に登場する武装探偵社の人気キャラクターたちがラヴヘブンの世界に参戦[22]

コラボレーションイベントをクリアすると、イベント限定キャラクター「中島敦」「宮沢賢治」が入手できるほか、「太宰治」「国木田独歩」「江戸川乱歩」がコラボ限定召喚キャラクターとして登場する[22]

脚注[編集]

  1. ^ コミックナタリー - [Power Push 「文豪ストレイドッグス」イケメン文豪の誕生秘話を語る朝霧カフカ、春河35インタビュー (2/3)]”. コミックナタリー (2013年4月4日). 2014年5月3日閲覧。
  2. ^ 第1巻194頁「後書」
  3. ^ 第1巻表紙カバーの春河の言葉より
  4. ^ オンライン書店 Honya Club.com:発表!全国書店員が選んだおすすめコミック2014”. ホンヤクラブ. 2014年5月3日閲覧。
  5. ^ ピース又吉推薦。「こっちの太宰も悪くない。」 『文豪ストレイドッグス』最新巻ポスター解禁!!|株式会社KADOKAWAのプレスリリース”. PRTIMES (2014年8月1日). 2014年8月23日閲覧。
  6. ^ 初登場時は「キミシニタウコトナカレ」と歴史的仮名遣い風のルビがふられていたが、その後は「キミシニタウコトナカレ」と現代仮名遣い風のルビがふられている。
  7. ^ 第2巻8話、梶井基次郎のセリフより
  8. ^ 第4巻106 - 107ページの潤一郎のセリフより
  9. ^ 朝霧カフカ「掌編『心なき狗』」(単行本第6巻収録)より。なお、芥川の仲間を殺した構成員たちは芥川が太宰の部下になる見返りとして太宰に殺害された。
  10. ^ 朝霧カフカ「掌編『心なき狗』」(単行本第6巻収録)、166・169頁
  11. ^ 株式会社KADOKAWAオフィシャルサイト|文豪ストレイドッグス (1)”. KADOKAWA. 2014年5月3日閲覧。
  12. ^ 株式会社KADOKAWAオフィシャルサイト|文豪ストレイドッグス (2)”. KADOKAWA. 2014年5月3日閲覧。
  13. ^ 株式会社KADOKAWAオフィシャルサイト|文豪ストレイドッグス (3)”. KADOKAWA. 2014年5月3日閲覧。
  14. ^ 株式会社KADOKAWAオフィシャルサイト|文豪ストレイドッグス (4)”. KADOKAWA. 2014年5月3日閲覧。
  15. ^ 株式会社KADOKAWAオフィシャルサイト|文豪ストレイドッグス (5)”. KADOKAWA. 2014年8月4日閲覧。
  16. ^ 株式会社KADOKAWAオフィシャルサイト|文豪ストレイドッグス (6)”. KADOKAWA. 2014年12月4日閲覧。
  17. ^ 株式会社KADOKAWAオフィシャルサイト|文豪ストレイドッグス 太宰治の入社試験”. KADOKAWA. 2014年5月3日閲覧。
  18. ^ 株式会社KADOKAWAオフィシャルサイト|文豪ストレイドッグス 太宰治と黒の時代”. KADOKAWA. 2014年8月9日閲覧。
  19. ^ コミックナタリー - 「文豪ストレイドッグス」企画で綾辻行人が異能キャラに”. コミックナタリー (2013年8月3日). 2014年5月3日閲覧。
  20. ^ 鈍器のような文庫本が武器? 京極夏彦氏が文豪キャラ化、「文豪ストレイドッグス」3巻発売記念で - ねとらぼ”. ねとらぼ (2013年12月4日). 2014年5月3日閲覧。
  21. ^ コミックナタリー - 文豪SD企画で「ダ・ヴィンチ・コード」作者が異能力者に”. コミックナタリー (2013年12月22日). 2014年5月3日閲覧。
  22. ^ a b c 乙女パズル『ラヴヘブン』に武装探偵社の面々が参戦! 大人気コミック『文豪ストレイドッグス』とのコラボイベントが開催決定!”. アニメイトTVニュース (2014年9月4日). 2014年9月4日閲覧。

外部リンク[編集]