朔
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朔(さく)とは、月と太陽の視黄経が等しくなること、また、その時刻のことである。現代的な定義での新月(しんげつ)と同義である。
地球から見て月と太陽が同じ方向となり、月から反射した太陽光が地球にほとんど届かないことと、強い太陽光の影響とで地上からは月が見えない。黄道と白道が極めて近いか重なる地点(月の交点)で朔となった場合に食である日食が起こる。日食時にのみ、新月の輪郭を見ることができる。
[編集] 朔日
朔の瞬間を含む日を朔日という。
陰暦(太陰太陽暦を含む太陰暦)では、朔日を月の始まる日「1日」とする。月の始まりは「月立ち(つきたち)」が転じて「ついたち」と言うため、朔日は「ついたち」と訓読みし、「朔」だけでも「ついたち」と読む。
時差が生じるため、朔日は世界中で同日ではない。
平朔と定朔は、朔日を何月の1日にするかのルールで、朔日となる日に違いはない。
[編集] 新月
新月は、本来は朔の後に初めて見える月のことである。陰暦二日までは月はほとんど見えないので、陰暦三日ごろの月(三日月)が新月となる。
初月(しょげつ)もこの新月と同じ意味である。「みかづき」の訓もある朏(ひ)も同様である。
精密な天体観測がなされる前は、この新月の日を月初としていた。「ついたち」も本来は、この新しく見える月を意味した。
この伝統的な意味での新月と区別するために、朔のことを暗月と呼ぶことがある。
[編集] 関連項目
- 進朔
- カレンデー Kalends(ローマ暦の1日)
- ロシュ・ホデシュ Rosh Hodesh(ユダヤ暦の1日)
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