時空探偵ゲンシクン
| 時空探偵ゲンシクン | |
|---|---|
| ジャンル | ギャグアニメ、SFアニメ |
| アニメ | |
| 原作 | 園田英樹 |
| 監督 | 福富博 |
| シリーズ構成 | 園田英樹 |
| キャラクターデザイン | 大橋幸子 |
| 音楽 | 難波正司、増田俊郎 |
| アニメーション制作 | グループ・タック |
| 製作 | テレビ東京、サンリオ |
| 放送局 | テレビ東京系列 |
| 放送期間 | 1998年10月1日 - 1999年6月24日 |
| 話数 | 全39話 |
| テンプレート - ノート | |
| ウィキプロジェクト | アニメ |
| ポータル | アニメ |
『時空探偵ゲンシクン』(じくうたんてい ゲンシクン)は、園田英樹原作・脚本のテレビアニメ作品。1998年10月1日から1999年6月24日までテレビ東京系で放送された。
目次 |
概要 [編集]
『ファミ通ブロス』1998年1月号から先行的に漫画が連載された。作画は小倉あん子。全3巻。その後コミックボンボンでのタイアップも行われ、山中あきらにより同誌での漫画化もされた。
アメリカでもフォックス放送内の放送枠Fox Kids及びFOXファミリー・チャンネルにて『Flint the Time Detective』のタイトルで放送されていた。
かつてサンリオピューロランドのアトラクションのひとつ、『夢のタイムマシン』のアニメーションで流れていたことがあった。ナビゲーターと主題歌は奥菜恵が担当していた。
田中食品の「ゲンシクンふりかけ」が発売されており、番組スポンサーにも田中食品がついていた。しかし、テレビ東京系列の局が無く、他の局もネットしなかったため、本社のある広島県では放送されなかった。
ストーリー [編集]
タイムトラベルが出来るようになった時代・25世紀。ある日、時空保護局が何者かによって破壊されてしまい、時空モンスターが様々な過去の時代に飛ばされてしまう。
タマシティに住む少女・大和ソラは弟のトキオといっしょに化石発掘の課外授業を受けていた。化石はないかと調べて見ると不思議な生きている化石を発見する。叔父の大和博士に協力してもらい、復元してみると、なんとそれは原始時代に生きていた少年ゲンシとジクモンのラブラブだった。
ゲンシは時空保護局を破壊した張本人、時空犯罪者TPレディの攻撃を受けてしまい父親のオトタンと共に化石になっていた。復元されたゲンシは、友達思いで悪い奴は許さない正義感が認められ、時空探偵に任命された。
時空モンスターを保護し時空犯罪者を捕らえるのが時空探偵の使命。ゲンシは、武器になって生まれ変わったオトタン、ソラ、トキオ、そして同じ時空探偵の鳴神京一郎と協力し、時空モンスター保護とTPレディを追跡し、過去の時間を元に戻していくことになる。
登場人物 [編集]
- ゲンシ
- 声 - ゆきじ
- 本編の主人公。原始時代に生きていた少年。一見小学生にしか見えないが年齢は13歳。語尾に「ッチ」とつける。口癖は「イシイシウッホー」。小さな身体に想像のつかない怪力がある。それ以外にもチーター以上の走力と魚以上の泳力、ビルの5階から飛び降りても平気な頑丈な肉体を持つ。
- ラブラブと出会い、それを追ってやってきたTPレディに化石化されてしまう。その数十万年後、大和ソラの手によって掘り出され、大和博士に復元してもらった。イタズラ好きだが無邪気で純粋無垢な心を持ち、誰とでもすぐに友達になれる人柄をトキGに見出され、時空探偵に任命される。食いしん坊なところがあり、お腹が空くと動けなくなってしまう。現在はトキオやソラと共にタマシティのリバーサイド・ジュニアスクールに通っている。
- 復元された際にコンピューターのデータが流れ込んだため、現代の言葉が話せるほか、コンピューター並みの知識と計算力を持つ。
- オトタン
- 声 - 立木文彦
- ゲンシの父親。気合という言葉が好きな頑固一徹な性格をしている。ゲンシと共にTPレディに一個の化石にされ、数十万年後に大和博士に復元してもらう。ただ、人間そのものに復元できなかった上に石板となったので、ゲンシの武器として石斧に改造された。本人の体に蓄えられたエネルギーを用い、命中対象を化石化・解凍する「化石ビーム」を放つことができる。気合が高まると巨大化する。年寄りくさいが標準語で話せる。
- 大和トキオ(やまと トキオ)
- 声 - 森田千明
- タマシティのリバーサイド・ジュニアスクールに通う中学一年生。時空探偵になるのが夢。好奇心からゲンシと共に過去へと行く。
- 大和ソラ(やまと ソラ)
- 声 - 水樹奈々(本作品でテレビアニメデビュー)
- トキオの双子の姉で中学一年生。成績は優秀で運動神経も良い。トキオと共にゲンシについて過去へと行く。幼い頃トキオに毛虫を手渡されるイタズラをされて以来虫が苦手だったが、ムッシューによりチョウに変えられたことがきっかけで克服した。洗脳されたマスルンの能力で巨大化させられてワルスルと対決し、そのままTPレディ一味のタイムライドを投げ飛ばしたこともある。
- 大和博士(やまと はかせ)
- 声 - 佐藤政道
- 大和姉弟の叔父。時空保護局とも縁のある科学者で専門はオーパーツの研究。仲間の時空モンスターを送るなどの支援を行う。神宮寺レイを好いている。
- 神宮寺レイ(じんぐうじ レイ)
- 声 - 中島麻実
- 時空保護局の局員。ゲンシにジクモン回収の指令を与える。クールな一面があるが実は意外とお茶目。大和博士が憧れており「レイさん」と呼ばれているが、本人は呼ばれるのが嫌な様子。
- プテラ
- 声 - 西村ちなみ
- 通称「プーちゃん」。プテラノドンを模した小型ロボットで、過去現地におけるゲンシのサポート役である。「記憶消去光線」を出す機能を持ち、時空モンスターに出会った人達がその記憶に残さないように帰り際にそれを放射する役目を担う。保護色のように体の色を変化できる。
- 鳴神京一郎(なるがみ きょういちろう)
- 声 - 山口勝平
- ゲンシと同じ時空探偵の少年。ソラに好意を抱いており、陰ながらゲンシたちに助力する。キザでナルシストな性格だが、基本的にドジでいまいち格好がついていない。吸血鬼の血を引いており、青い肌を持つ。目を合わせた相手を催眠にかける能力を持ち、本人曰く「ちょっと人間離れしてる」らしい。持っているステッキから放つ光線で自身のマントをカーテンに変化させ、覆った相手をバニーガール姿にする。体力はさほどなく、ある程度の時間全力疾走して筋肉痛を起こした事も。
- タイムライドはキックボードの形をしている。
- TPレディ
- 声 - 冬馬由美
- 自分の為の世界を作る為に犯罪を行い、指名手配を受けるほどの時空犯罪者。名前のTPはタイム・ピルファー(Time Pilfer)の略。仮面の男に恋しており、彼の願いで時空モンスターを狙っていつもゲンシたちと対立する。基本的にヒステリックで我侭な性格だが、作戦立案の面に関してはややアバウトなところがある。また、「マッチ売りの少女」の結末に激怒し、その作者の生きていた時代に行った際には内容を改変させようとするなど情に熱い一面もあり、非道になり切れないタイプ。発射したジグモン光線で生物を生きたまま化石化する時空モンスター捕獲銃(通称ジグモン銃(じぐもんじゅう))を持ち、仮面の男から与えられた謎の道具「TPスタンプ」で時空モンスターを悪に染めて操る。25世紀では「愛野瞳(あいの ひとみ)」と名乗ってソラとトキオが通っている学校の担任の先生を務め、最終回までトキオ達に正体はバラしていなかった。少女時代は某国の王女であり、毎日英才教育を受けさせられたり、強制的に親の決めた相手とお見合いをさせられることに嫌気が刺してグレてしまい、そのまま家出をし、犯罪者の道を歩むことになった。ちなみに、少女時代の彼女の家にはイヌやネコのような姿の人造人間(厳密には改造生物)達が多数警備員として配備されている。
- タイムライドは招き猫をモデルとしていて、UFOの形体から巨大な戦闘ロボットへ変形する他、フロントから大砲を展開する。
- ダイナ
- 声 - 上田祐司
- TPレディの部下である人造人間(厳密には改造生物で、マイトも同様)で、語尾の「~でヤンス」が口癖。25世紀ではトキオ達が通っている学校の教頭として正体を隠している。元々は25世紀で研究されていた特別なウナギで、一切外を知らない不自由な生活をしていた。そこをTPレディに連れ出され、部下として人型に改造された。本人はそのことに深く感謝しており、その恩を返すために付き従う。エルドラに迂闊に手を出して黄金像にされるなど、やや間が抜けている。漫画版では正体はナマズであり、彼とマイトは子供時代のTPレディが露店で買った卵から生まれた。
- マイト
- 声 - 茶風林
- TPレディの部下の人造人間。25世紀ではトキオ達が通っている学校の校長として正体を隠している。ダイナと同じく元々は25世紀で研究されていた特別なカエルで、一切の外を知らない不自由な生活から助け出してくれたTPレディに報いるため、彼女に一途に従う。作戦立案に関してはTPレディよりはまともであり、一度彼女の作戦の問題点を指摘したが、逆切れした彼女から折檻された。
- トキG(ときじー)
- 声 - 鈴木勝美
- 「時間の国」において時間の流れを時空モンスターたちと管理する、時間保護局の最高長官。翼の生えたブタ型の空飛ぶ乗り物に乗っており、性格はいたって温厚。
- 仮面の男
- 声 - 森川智之
- 本作の黒幕。TPレディの好意を利用して時空モンスター収集の手駒とする。常に仮面をした長身の男の姿をしている。その正体はトキGと同じく、時間の流れを管理する「ヨミG(よみじー)」。しかしトキGとは異なり、彼が住むのは彼以外誰もいない、時の動かない世界「ヨミの国」で、彼自身もその影響で少年のままだった。それを変えるために時空モンスターの力を利用しようとしていた。戦闘時は刺した対象を石化させるサーベルを使用する。
タイムライド [編集]
25世紀でいうタイムマシンのこと。
- ライドン
- 時間保護局が支給したゲンシたちの新型タイムライド。恐竜がモデルになっていて、大和博士の自宅の地下にあるタイムホールから時空犯罪が起きた時代に飛ぶ。「記憶消去光線」が備わっているがプーちゃんがいるのであまり使われない。リモコン装置はゲンシの胸に巻かれたベルト。フロントにはモニターが仕込まれており、自動操縦も可能。
- 3基のエンジンのうち1つは小型のワープホールになっていて、卵状に化石化した時空モンスター、通称「モンスターエッグ」の出入り口。エッグが届いたときはニワトリの鳴き声のような音が鳴り、エッグの大きさに応じてホールの大きさも変わる。
時空モンスター [編集]
略して「ジクモン」とも呼ばれる不思議な生き物。元々は時間保護局で保護されていたがTPレディの攻撃により様々な時代に飛ばされてしまった。TPレディが持っているTPスタンプを押されてしまうと悪の心を植えつけられてTPレディの言いなりになり、しかもTPレディの鞭を受けるとバッド変化して悪い心を持った時空モンスターになってしまう。ゲンシたちが説得したり、時空モンスター自身が良心を取り戻さないとTPスタンプは消えない。また時空モンスター自身の正義の心が強くなるとスーパー変身して進化できる。ほとんどの時空モンスターは大和博士の研究所で保護をしている。
- ラブラブ
- 声 - 麻績村まゆこ
- ゲンシが最初に出会った時空モンスター。いつもゲンシに付いて回る。どんなに険悪な関係にある者同士でも仲良くさせる「ラブラブ光線」を河童の皿のような頭から放つことができる。ただし時間制限があり、使う度に効果が薄くなる。
- スーパー変身はできない。一度変身しようとしたこともあるが失敗している。
- アンモン
- 声 - 涌澤利香
- アンモナイトに似た時空モンスター。元はブラド・ツェペシュ伯爵の元にいたが、ひょんなことから京一郎に惚れ、共に暮らすようになった。非常に高い知能を持ち、人語を喋ることができる数少ない存在。京一郎が自分以外の女性にデレデレしているのを見るとすぐ嫉妬し、高所に立っている彼を突き落としたりする。
- バット変化するとヤドカリに似た「アンコーク」となり、無数の触手で相手の力を吸い取る。スーパー変身すると妖精にも似た美女「スーパーアンモン」となる。
- ハニハニ
- 時間保護局が最初に見つけた埴輪に似た時空モンスター。ヒミコ(声:野上ゆかな)の元に流れ着いていた。不思議な踊りで周囲の人間を同じように踊らせる能力を持つ。強い衝撃を受けると割れてしまう。
- バット変化は、土を食べ、体内で土器を精製してミサイルのように口から発射する(漫画のみ)「ハニワル」。スーパー変身「スーパーハニハニ」は、胸の赤い宝石から放つビームを浴びた者を強制的に躍らせる。
- エルドラ
- 頭部に羽がある小さなヘビの時空モンスター。16世紀・黄金時代の南米に流れ着いていた。頭についている宝石や口から発する光を浴びせたものを何でも黄金に変えてしまう。
- バッド変化は、宝石箱と合体したヘビの「ワルドラ」。スーパー変身は「スーパーエルドラ」。
- テイルン
- ヤツデのうちわを手にしたとても臆病な子狐の時空モンスター。平安京に流れ着いていた。童話本や絵巻物を入り口にして物語の中に入り込む能力を持つ。
- バッド変化は天狐のような顔に九本の尾を持つ「ワルルン」。スーパー変身は狐の顔をした山伏を思わせる「スーパーテイルン」。
- モスビー
- 声 - 山口勝平
- 1812年のロシアに流れ着いた、顔面だけのゾウの時空モンスター。鼻から吹雪を放射する能力を持つ。本編で最初にスーパー変身した。
- バッド変化はマンモスに似ている、鼻の先に棍棒を備えた「ワルビー」。スーパー変身は大きな耳から吹雪を放つ「スーパーモスビー」。
- ココロン
- 海賊の帽子をかぶったタマゴの姿の時空モンスター。コロンブスの元に流れ着いていた。訊かれた質問に○か×かのプラカードで答え、水を自在に操る能力を持つ。帽子を取ると動けなくなる。
- バッド変化は嵐を操ることができるドクロ顔の魚の姿をした「ワルココロン」。スーパー変身は左腕に魚の形をしたウォーターガンを備えた「スーパーココロン」。
- タネガン
- 両手に鉄砲を持った爆弾の姿をした時空モンスター。織田信長(声:石井康嗣)の元に流れ着いていた。豆鉄砲程度の弾丸を放ち、命中したものを泡の中に閉じ込める。
- バッド変化はヤドカリに似ていて、頭の先の銃口から発砲したり、口から出す光線を浴びたものをガラス球の中に閉じ込める「ワルガン」。スーパー変身は両腕にマシンガンを備えたロボット型の「スーパータネガン」。
- スフィン
- 紀元前のエジプトに流れ着いた、スフィンクスをモデルにした子猫の姿の時空モンスター。なぞなぞが大好きで、かぶっている帽子の飾りの蛇が出題し、正解される度に元気が無くなっていく。飾りの蛇のおかげで一応は人語を話すことが可能。
- バッド変化「ワルフィン」は身体の前半身と後半身が開く棺桶になっていて、内部に閉じ込めた対象を飢えさせてミイラにしてしまう。スーパー変身はケンタウロスに似た「スーパースフィン」。
- ホルルン
- キツツキのような姿をした時空モンスター。尻尾は鑿になっている。ロダン(声:石川寛美)の子供時代に流れ着いていた。嘴で人の手を突くと、絵が下手でも上手にすることができ、描かれた絵を突くと実体化させることができる。
- バッド変化はドリルの嘴を持つ「ワルホルルン」。スーパー変身は流線形な身体の鳥人「スーパーホルルン」。
- モナリス
- 老齢のレオナルド・ダ・ヴィンチ(声:内海賢二)の元に流れ着いたリスの時空モンスター。絵を描くことが大好きで、尻尾の先から様々な色の液体を分泌し、それで絵を描くほか、その液体を相手の体中に塗ることで相手をキャンバスの中に閉じ込める。
- バッド変化は、手のひらに似た大きな耳から絵の具のようなトリモチを発射する「ワルリス」。スーパー変身は「スーパーモナリス」。
- ネッケツ
- 野球のボールの身体に、ニワトリのような顔、トサカが五本指の手のひらのようになっている時空モンスター。野球が大好きで、ボールを自在に操ることができる。ベーブ・ルースの子供時代に流れ着いた。
- バッド変化は大きな野球のボールと合体したアンパイアのような「レイケツ」。スーパー変身は野球のユニフォームを着たバットとボールを武器にしている人型の「スーパーネッケツ」。涙脆い一面があり、マリアという少女の生き別れた上に記憶喪失になっていた母が、記憶を取り戻し再会した場面では普段の様子からは考えられないほど、大泣きをしていた。
- オモチャン
- サンタクロースのような時空モンスター。17世紀のフランスに流れ着いていた。子供が大好きで、尻尾の先端についた飾りの星から放つ光を浴びせた物を玩具に変える。
- バッド変化は骸骨顔のトナカイの姿の「ワルチャン」で、あらゆる物を遊園地のアトラクション型に変えて操る。スーパー変身は仮面を付けた正義のヒーローを思わせる容姿の「スーパーオモチャン」。
- ラルド
- 声 - 中島麻実
- TPレディの子供時代に流れ着いていた、エメラルドの甲羅を持つカメの時空モンスター。お腹のマークから放つ光を浴びたものを小さくして背中の甲羅に閉じ込める。リクガメ寄りなのか、泳ぎは苦手。
- バッド変化は背中の鋭利なダイヤモンドをミサイルのように連続発射する、「ワルラルド」。スーパー変身は全身を鎧で覆い、胸のマークから放つ光を浴びせて相手をエメラルドで固める「スーパーラルド」。
- レッドマン
- 20世紀の東京に流れ着いていた、三銃士をモデルにした、身体にトランプのマークを持つ、レッド(スペード)、ブルー(クローバー)、イエロー(ダイヤ)、ピンク(ハート)(声:涌澤利香)の4匹でチームを組んでいる時空モンスターで、ジャッカー電撃隊のような姿。どんな些細なことでも困っている人が眼の前にいると助けるために連携してあたるが、その時に周りに及ぶ迷惑は考えず、より事態が悪化することもある。
- バッド変化、スーパー変身共に合体して変身し、バッド変化は鎌を持った死神のような「アクマン」。スーパー変身はレッドが頭部、ブルーが右腕、イエローが脚部、ピンクが左腕を担当する、巨大な剣と盾を持った巨大ロボのような「スーパーレッドマン」。
- ウィング
- ライト兄弟の弟・オービル(声:大谷育江)の元に流れ着いていた、プロペラ戦闘機と鳥が融合したような時空モンスター。両手から小さな羽根を出し、付いたものは空を飛べるようになる。
- バッド変化は巨大な空中要塞のような「ワルイング」(声:佐藤政道)。スーパー変身はジェット機に似た「ジェットン」。
- モアイワ
- 大昔のイースター島に流れ着いていた、モアイ像のような時空モンスター。島の原住民からは神様と拝められていた。心優しい性格。
- バッド変化は頭からマグマを湧かせ、身体の岩を自在に操り、砕かれても何度でも再生できる「ワルイワ」。スーパー変身は、モアイ像の頭に岩石の巨体を持ち、踏み付けた大地からモアイ像を生やすことができる「スーパーモアイワ」。
- エレキン
- 平賀源内(声:鈴木琢磨)の元に流れ着いていた、エレキテルに手足が生えたような時空モンスター。電気を充電・放出したり、自身が動力源となって機械を動かすことができる。
- バッド変化はテレビと怪獣が合体したような姿の「ワルキン」。スーパー変身は手足が伸びて巨大化した「スーパーエレキン」。
- マスルン
- 紀元前4世紀オリンピアの街に流れ着いていた、ダンベルに手足が生えたような時空モンスター。体を鍛えることとスポーツが大好き。人の身体をマッサージすることで、どんなに非力な人でも筋肉隆々にできる。ただし、時間制限がある。TPレディに洗脳された際は、揉んだ相手を巨大化させていた。体は小さいがとても重い。
- バッド変化はエキスパンダー状の触手で敵を捕らえる「ワルスル」。スーパー変身はグラディエイターのような姿になる「スーパーマスルン」。
- ユニータ
- 声 - かかずゆみ
- 超時空を彷徨っていた、小さなペガサスの姿の時空モンスター。最初に出会った時はユニコーンに似た、人間とテレパシーで会話ができる「スーパーユニータ」だった。
- バッド変化は炎のたてがみの黒い馬「ワルファー」。
- リーフィー
- 花の姿をした時空モンスター。どんなところにでも花を咲かせることができる。6世紀のイギリスに流れ着いていた。
- バッド変化は、大きなバラと三首のドラゴンが合体したような容姿の「ワルリュー」。スーパー変身は首の周りに大きな花が咲いていて、その中心に顔がある女性型の「スーパーリーフィー」。
- ボウザン
- 武蔵坊弁慶(声:江川央生)の元に流れ着いていた、自身も弁慶がモデルの身形をした時空モンスター。薙刀や刀などの武器を使いこなす。
- バッド変化はずんぐりとした体形で複数の腕を持つ「ワルザン」。
- グースー
- バクのような姿に眠そうな目をした時空モンスター。アンデルセン(声:難波圭一)の元に流れ着く。尻尾の先のベルから出した音色で眠りに着かせ、夢の世界に連れて行く。
- バッド変化は相手を起こしたまま悪夢を見せる、「ワルグースー」。
- ミュージー
- 音符に羽根が生えた姿に、ラッパの口の時空モンスター。ベートーベン(声:真殿光昭)の元に流れ着いていた。音楽や演劇が大好き。口からはどんな音でも出すことができ、作曲もできる。
- バッド変化はパイプオルガンを背負ったカエルのような姿の「ワルミュージー」。スーパー変身の「スーパーミュージー」は持っている指揮棒の先端から楽譜を出して相手を縛り上げ、胸からエネルギー波を出す。
- コゼニー
- がま口財布とガマガエルが合体したような時空モンスター。紀伊国屋文左衛門(声:小野坂昌也)の元に流れ着いていた。たこ焼きが好物で、背中のがま口から自分が現在いる土地・時代に応じた通貨を出すことができる。
- バッド変化は、ディメトロドンのような姿で小判をミサイルのように投げ飛ばす「ワルゼニー」。
- ムッシュー
- 芋虫の姿に、虫眼鏡を持った時空モンスター。子供時代のファーブル(声:森久保祥太郎)の元に流れ着いていた。虫眼鏡から出す光線を浴びせたものを虫に変身させる。
- バッド変化は、口から吐き出す息で相手を虫にする骸骨の顔のカマキリ「ワルムッシュー」。
- ジャバ
- 水瓶と子象が合体したような姿の、耳のところに着いている翼で飛ぶこともできる時空モンスター。子供時代のマルコ・ポーロ(声:くまいもとこ)の元に流れ着いていた。鼻の先がじょうろになっていて、地下の水源を嗅ぎ付けて地上に引き出すほかに、体内の真水を噴射する。モスビーとは兄弟。
- バッド変化は、長い鼻の先から熱風を噴き出す「ワルジャバー」。スーパー変身は両手のひらから熱風を噴き出す「スーパージャバ」。
- ニオージャ
- 声 - 高木渉
- 仮面の男がTPレディに送った、仁王像のような姿の時空モンスター。ヨミの国で仮面の男によって生み出された存在で、四天王の一人。彼らはトキの国の時空モンスターと異なり、人語を話すことができる。普段はバッジになっている。一人称は「拙者」で語尾に「ニョ」と付ける。
- 隈取のような顔に黒い模様が浮き上がると、通常の倍の力を発揮する。
- デスダス
- 声 - 鈴木琢磨
- TPスタンプが変化した、ヨミの国の時空モンスター。骸骨のような姿。四天王の一人。語尾に「ダス」と付ける。一人称は「アタシ」。
- 時空モンスターの額に体のどこかで触れるとドクロマークが付き、バッド変化する。
- 失敗ばかりするTPレディたちを顎で使う。20世紀の東京の小学校で、生徒や京一郎を洗脳した。バッド変化すると目から出した赤い光で相手の動きを固めて封じ、人型の骨を操って地面に引きずり込ませたり、空を飛ぶこともできる。
- ナックル
- 胴着を着た小さな龍の時空モンスター。若手のエキストラ時代のブルース・リー(声:柏倉つとむ)の元に流れ着いていた。拳法の達人で、教えを乞うたリーに「お師匠様」と言われている。
- バッド変化は、東洋の龍「ワルナックル」。
- ドロン
- カボチャの頭に足が無い典型的なオバケの体の時空モンスター。白熱電球を製作中のエジソン(声:掛川裕彦)の元に流れ着いていた。怨霊のようなエクトプラズムを口から吐き出し、相手の顔面に貼り付けることもできる。悪戯が大好き。
- バッド変化は大きなカボチャの頭で、蔦を手足にしている「バッドロン」。
- カゲニン
- 巻物を背負い、ネズミがそのまま忍者になったような姿の時空モンスター。宮本武蔵(声:森川智之)の元に流れ着いていた。影分身の術が得意。
- バッド変化は忍者の頭領を思わせる「ワルカゲ」。
- コメット
- 声 - 中島麻美
- ゲンシ、オトタン、ラブラブ、プーちゃんの4人がヨミの国に向かう途中で出会った時空モンスター。頭部と持っているステッキの先端は星型になっている。泣いている人、悲しんでいる人を笑顔にする力を持つ。
- バッド変化は、脚部から緑色のクリスタルで出来たミサイルを放つ「ワルコメット」。スーパー変身は「スーパーコメット」。
- ナスカル
- 声 - 菅原祥子
- ヨミの国へ向かうゲンシたちを妨害するため現れた、ヨミの国の時空モンスター。四天王の紅一点。小鳥の容姿をしている。高飛車で性格が悪く、妨害を突破されたことを根に持っている。
- 3本の首を持ち、空気を踏むことで飛行ができるダチョウのような姿にバッド変化する。
- ゲラ
- 声 - 岩田光央
- ヨミの国の時空モンスターで四天王最後の一人。ナスカルの失敗の尻拭いのためにゲンシたちの前に現れた。キノコに似ていて、語尾に「ゲラ」と付ける。
- 口から小さなキノコの弾丸を放ち、最初に出会った時、ゲンシたちをテレビゲームのような迷宮に閉じ込めて倒そうとした。
- はにワニ
- 漫画版オリジナル時空モンスター。
- ウルフェン
- 漫画版オリジナル時空モンスター。
- ドリーモン
- 声 - 石塚運昇
- サンリオピューロランド・「夢のタイムマシン」上映版オリジナル時空モンスター。
スタッフ [編集]
- 原作・シリーズ構成 - 園田英樹(エンターブレイン『ファミ通ブロス』、講談社『コミックボンボン』連載)
- 監督 - 福富博
- 監督補佐 - 中島弘明
- キャラクターデザイン - 大橋幸子
- 設定美術 - 桑原悟、高橋麻穂、小川ひとみ
- 美術監督 - 長尾仁
- 色彩設定 - 鈴木元務
- 撮影監督 - 豊永安義
- 編集 - 古川雅士
- 音響監督 - 三間雅文
- 音響監督補 - 高寺雄
- 音楽 - 難波正司、増田俊郎
- 音楽プロデューサー - 川村明廣
- CGスーパーバイザー - 渡部健司
- CG色指定 - 人見利恵
- 3D CG - 大畑智也、水上美奈
- デジタルエフェクト - 高松玲子
- デジタルコンポジット - 大平幸輝、高塚真理子
- CG制作 - 旭プロダクション、D/MaxStudio
- エグゼクティブプロデューサー - 佐藤誠、野村高章
- アソシエイトプロデューサー - 山村真一
- アニメーションプロデューサー - 川人憲治郎
- プロデューサー - 斉藤郁、斎藤雄樹
- アニメーション制作 - グループ・タック
- アニメーション制作協力 - あにまる屋
- 製作 - テレビ東京、サンリオ
主題歌 [編集]
- オープニングテーマ「パワーなきもち」
- 作詞・作曲・編曲 - 田中遊梦 / 歌 - 朝倉ゆかり
- エンディングテーマ
各話リスト [編集]
| 話数 | サブタイトル | 脚本 | コンテ | 演出 | 作画監督 | 放送日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | イシイシウッホー! | 園田英樹 | 福冨博 | 中島弘明 | 大隈孝晴 | 1998年10月1日 |
| 2 | 邪馬台国でハニハニ? | 園田英樹 岡崎純子 |
山崎たかし | 1998年10月8日 | ||
| 3 | 黄金都市はキンキラキーン! | 志茂文彦 | 東海林真一 | 湖山禎崇 | 安田好孝 | 1998年10月15日 |
| 4 | かぐや姫がまっテイルン? | 早坂律子 | 高田耕一 | 諏訪昌夫 | 1998年10月22日 | |
| 5 | ひえひえモスビー | 園田英樹 岡崎純子 |
湖山禎崇 | 土屋浩幸 | 柳瀬雄之 | 1998年10月29日 |
| 6 | 新大陸はココロン | 志茂文彦 | 大庭秀昭 | 藤田宗克 | 1998年11月5日 | |
| 7 | タネガンで天下取り | 園田英樹 岡崎純子 |
森脇真琴 | 中嶋弘明 葛谷直行 |
大隈孝晴 | 1998年11月12日 |
| 8 | スフィンのなぞなぞ? | 早坂律子 | 増井壮一 | 山崎たかし | 山崎たかし 畑良子 |
1998年11月19日 |
| 9 | らくがきホルルン | 志茂文彦 | 飯島正勝 | 湖山禎崇 | 安田好孝 | 1998年11月26日 |
| 10 | ラブラブラプソディー | 早坂律子 | 高田耕一 | 諏訪昌夫 | 1998年12月3日 | |
| 11 | 燃えろ!ネッケツ | 園田英樹 岡崎純子 |
奥田誠治 | 土屋浩幸 | 柳瀬雄之 | 1998年12月10日 |
| 12 | アンモンってナニモン? | 早坂律子 | 大庭秀昭 | 藤田宗克 | 1998年12月17日 | |
| 13 | オモチャンのクリスマス | 志茂文彦 | 森脇真琴 | 木宮茂 | 大隈孝晴 | 1998年12月24日 |
| 14 | 訪問レディはTPレディ? | 園田英樹 岡崎純子 志茂文彦 早坂律子 |
山崎たかし | 1998年12月31日 | ||
| 15 | ヒーローはレッドマン | 早坂律子 | 湖山禎崇 | 安田好孝 | 1999年1月7日 | |
| 16 | モナリスのほほえみ | 園田英樹 岡崎純子 |
高田耕一 | 諏訪昌夫 | 1999年1月14日 | |
| 17 | とべ!とべ!ウイング | 志茂文彦 | 奥田誠治 | 御厨恭輔 | 藤原潤 | 1999年1月21日 |
| 18 | スーパー美女・アンモン | 早坂律子 | 大庭秀昭 | 藤田宗克 | 1999年1月28日 | |
| 19 | 大魔神モアイワ | 園田英樹 岡崎純子 |
森脇真琴 | 木宮茂 | 大隈孝晴 | 1999年2月4日 |
| 20 | エレキンのスーパーロボット対決 | 志茂文彦 | 久米一成 | 井之川慎太郎 | 林一哉 | 1999年2月11日 |
| 21 | オリンピックに出マスルン? | 園田英樹 岡崎純子 |
湖山禎崇 | 安田好孝 | 1999年2月18日 | |
| 22 | 激突!ゲンシVSオトタン | 志茂文彦 | 大庭秀昭 | 藤田宗克 | 1999年2月25日 | |
| 23 | 時の国のユニータ | 園田英樹 | 奥田誠治 | 御厨恭輔 | 飯村一夫 | 1999年3月4日 |
| 24 | TPレディのバッド変化? | 志茂文彦 | 坂田純一 | 高田耕一 | 諏訪昌夫 | 1999年3月11日 |
| 25 | リーフィーの魔法の森 | 園田英樹 岡崎純子 |
木宮茂 | 宗崎暢芳 | 1999年3月18日 | |
| 26 | うばわれたオトタン | 早坂律子 | 久米一成 | 井之川慎太郎 | 林一哉 | 1999年3月25日 |
| 27 | アンデルセンのグースー物語? | 園田英樹 | 湖山禎崇 | 安田好孝 | 1999年4月1日 | |
| 28 | 運命のミュージー | 志茂文彦 | 大庭秀昭 | 藤田宗克 | 1999年4月8日 | |
| 29 | コゼニーでもうかりまっか? | 奥田誠治 | 太田博光 | なかじまちゅうじ | 1999年4月15日 | |
| 30 | むしむしムッシュー | 園田英樹 | 高田耕一 | 諏訪昌夫 | 1999年4月22日 | |
| 31 | 嵐を呼ぶジャバ! | 志茂文彦 | 木宮茂 | 宗崎暢芳 | 1999年4月29日 | |
| 32 | 京一郎のバッド変化! | 園田英樹 | 本田一行 | 井之川慎太郎 | 林一哉 | 1999年5月6日 |
| 33 | 燃えよナックル怒りの鉄拳 | 志茂文彦 | 湖山禎崇 | 安田好孝 | 1999年5月13日 | |
| 34 | ドロンと発明王 | 園田英樹 | 大庭秀昭 | 藤田宗克 | 1999年5月20日 | |
| 35 | 武蔵対カゲニン | 園田英樹 岡崎純子 |
奥田誠治 | 太田博光 | 武内啓 | 1999年5月27日 |
| 36 | ヨミの国のナスカル | 高田耕一 | 諏訪昌夫 | 1999年6月3日 | ||
| 37 | ゲームマスター・ゲラ | 志茂文彦 | 木宮茂 | 大隈孝晴 | 1999年6月10日 | |
| 38 | 時間の国の大決戦! | 園田英樹 志茂文彦 |
久米一成 | 清水隆之 | 林一哉 | 1999年6月17日 |
| 39 | 時空の彼方へ | 中嶋弘明 | 安田好孝 | 1999年6月24日 | ||
漫画版 [編集]
コミックボンボンにて山中あきらにより漫画化された。タイトルは『時空探偵ゲンシクン、進め!ジクモン探偵団』。全6話。ストーリーの大筋は変わらないが、ほぼ全ての時空モンスターが人語を話すなどの相違点もある。また、作者の前作品『おきらく忍伝ハンゾー』のような独特の作風が随所に現れており、アニメとはまた違った雰囲気で展開する。その中でオトタンと大和博士が何かしら繋がる伏線があり、伏線の回収はされることはなかったが最終話で幾つかの答えのヒントがちりばめられており、伏線回収は読者に委ねられている。また、バッド変化した時空モンスターはアニメのように説得するのではなく、戦って倒すことで正気に戻すことが多い。
| テレビ東京系 木曜18:00枠 | ||
|---|---|---|
| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
|
時空探偵ゲンシクン
|
||