もっけ

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もっけ
ジャンル 伝奇
漫画
作者 熊倉隆敏
出版社 講談社
掲載誌 アフタヌーンシーズン増刊
月刊アフタヌーン
発表期間 2000年8月 - 連載中
巻数 既刊7冊 以下続刊
その他 隔月連載
テレビアニメ
原作 熊倉隆敏
監督 西田正義
シリーズ構成 長津晴子
脚本 長津晴子
キャラクターデザイン 河口俊夫
アニメーション制作 マッドハウス
手塚プロダクション
製作 もっけ製作委員会
放送局 メ~テレ+他3局(放送局参照)
放送期間 2007年10月2日 - 2008年3月25日
話数 全26話
(その内2話はTV未放送でDVDに収録)
コピーライト表記 ©熊倉隆敏・講談社/
「もっけ」製作委員会
テンプレート使用方法 ノート
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もっけ』は、熊倉隆敏作の伝奇漫画、及びそれを原作としたテレビアニメ。現在単行本は第七巻まで刊行されている。2000年8月アフタヌーンシーズン増刊No.4 Summerで連載開始。アフタヌーンシーズン増刊がNo.14 初冬号(2002年10月)で休刊したため、2003年3月号より連載を『月刊アフタヌーン』に移し、現在、隔月連載中。

テレビアニメ化され2007年10月~2008年3月までメ~テレ他で放送された。

目次

[編集] 作品概要

闇雲に妖怪を退治する話ではなく、妖怪や自然との共存がテーマの牧歌的な話である。作品の舞台である神峯町は作者の出身地である栃木県の農村部であるといわれている。なお、この漫画は時系列がシャッフルされているため、次の話が前の話の過去のエピソードを描いている場合がある。

[編集] あらすじ

勿怪が見える姉・静流(しずる)と勿怪に憑かれやすい妹・瑞生(みずき)の姉妹が、妖怪絡みの事件を拝み屋を副業にしている祖父の助力と助言で乗り越えながら、少しずつ成長していく。

[編集] 登場人物

檜原静流(ひばら しずる)
川澄綾子
巫覡の家系の娘。第一話では中学二年生。現在、高校一年生。勿怪など、普通の人には見えないモノを見る見鬼霊視)の眼を持つが、勿怪を祓う能力はない。大人しく内向的な性格で、男子の間では人気が高い。勿怪を見た時の体験談を小説に変えて書くのが趣味で、所属している文芸部の部誌に発表している。困っている人を見捨てられないタイプで、しばしば自分からトラブルを背負い込むことがある。自分の霊能力や祖父の影響もあって、民俗学に詳しい。見鬼の能力の他に進路についても悩んでいたが、寮完備の高校に進学し、祖父のもとを離れる。
檜原瑞生(ひばら みずき)
声:水樹奈々
静流の妹。姉とは対照的で活発な性格。第一話では小学五年生。現在、中学一年生。勿怪に憑依されやすい憑坐(憑童)の能力を持つが、勿怪を見ることはできない。勿怪に取り憑かれると操られたり、体調を崩したりするため、祖父が作った護符を常に護身用に持ち歩いている。性格は明るく社交的で友人も多いが、すぐムキになるなど子供っぽさが残る。運動神経が良く、学校のマラソン大会では常に上位であり、中学生になってからは柔道を始めた。が苦手。
檜原の爺さん
声:堀勝之祐
静流と瑞生の母方の祖父。特異な能力を持つ2人の孫娘を親元から預かっている。本業の農業をやる傍ら、老齢のため依頼を受けるのを減らしているが、副業として拝み屋もしている。厳格な性格だが孫想いであり、自分の霊能力に悩む孫たちがひとり立ちできるよう、厳しくも温かくフォローをしている。民俗学に精通しており、地元の歴史民俗資料館で非常勤の顧問もしている。だいぶ前に妻(静流と瑞生の母方の祖母)を病気で亡くし(アニメでは存命、声:京田尚子)、男手一つで孫たちを育てている。
檜原千歳(ひばら ちとせ)
声:三石琴乃
静流と瑞生の母親。常人には無い檜原家の能力を継いだ娘たちが、凶悪な勿怪たちが跋扈している都会の生活に耐えられないため、やむを得ず娘たちを比較的安全な田舎の父の元に預け、都合のつく時に会いに来ている。父が娘たちに勿怪の知識などを教えるのを快く思っておらず、現実的な改善を望んでいる。
檜原の父さん
声:古川登志夫
静流と瑞生の父親。妻と違って、娘たちの霊能力を否定的には考えておらず、義父が勿怪の知識を教えることにも理解を示しており、娘たちを精神病者扱いしている両親や兄の一家との間に確執を抱えている。旧姓・宗像(むなかた)。漁村出身。
三毛さん(みけさん)
檜原家の飼い
日吉啓子(ひよし けいこ)
声:早水リサ
檜原家の隣に住む会社員。同居している家族に早く結婚相手を見つけろと説教されるのが悩みの種。静流と瑞生は祖父が留守の際、彼女の家にお世話になっている。幼い頃は体が弱く、檜原の老夫婦に世話になった。瑞生の体質のことは知らないが、何かと障害があることに幼い頃の自分を重ねるため同情的。
亜季(あき)
声:ゆかな
静流の中学時代の級友。
飯塚信乃(いいづか しの)
声:藤村知可
静流の中学時代の級友。中学時代は同じ文芸部員だった。
松永芙美(まつなが ふみ)
声:小笠原亜里沙
静流の中学時代の級友。オカルト好きで色んなネタを仕入れてくるが、飽きっぽい。行動派で、晴れ女なのが自慢。
葛城佐保(かつらぎ さほ)
声:桑島法子
静流の年上の友人。高校の文化祭で知り合った芙美の紹介で出会った。生真面目で深く物事を考えすぎるために視界を遮る煙々羅に包まれることがある。幽霊妖怪死後の世界などに対して強い興味を抱いていて、資料館での静流の祖父の勉強会に熱心に顔を出している。
御崎柊子(みさき とうこ)
静流の高校の級友。同じ寮に入り、成績も同程度。静流と同じように勿怪を見る眼を持ち、幼少の頃は宗教団体をしている実家で透視力者として祭り上げられていたが、今では実家に疎んじられ、寮生活を余儀なくされる。自分の霊能力を他人に覚られるのを嫌がり、高校内でも孤立している。同じ能力を持つ静流に交友を求められるが、情報交換以外の接触は拒絶している。父を何者かに殺害され、その父の遺体が原因でトラウマを負っている。
百瀬(ももせ)
静流の高校の級友。ぽっちゃりした体型で巨乳手芸部所属。一人っ子で、静流を姉のように慕っており、静流と共通の秘密を持つ御崎に敵意を抱いている。ある事件で静流から、御崎と私は見鬼だ、と告白されたが半信半疑でいる。
久佐子(ひさこ)、優(ゆう)、真樹(まき)
声:橋本まい(久佐子)、遠藤綾(優)
瑞生の小学時代からの同級生で、行動を共にする友人。
高津(たかつ)
声:釘宮理恵
瑞生の同級生で想い人。優たちも瑞生の恋心に気付いている。しかし瑞生は男勝りな性格なため、彼と喧嘩ばかりしている。
笠間(かざま)
声:斎藤千和
高津の友達。瑞生の小学時代からの同級生。
藤谷先生(ふじたに)
声:川瀬晶子
瑞生の小学時代の担任。
柴田(しばた)
瑞生の中学の同級生で、同じ女子柔道部員。瑞生とは対照的で、ひ弱で引っ込み思案な性格。
上村(かみむら)
声:大村香奈子
瑞生の中学の一年先輩で、同じ女子柔道部員(アニメでは小学時代の瑞生が通う柔道道場の先輩として登場)。先輩の威光を笠に着て下級生に好き放題するため、瑞生によく思われていない。柔道の素質があるらしく、練習にでなくともそれなりに強い。瑞生が柔道で打倒を目指している。根には持たない性格。
住職さん
檜原家の菩提寺住職。檜原の爺さんによく除霊の手伝いを頼む間柄で、静流と瑞生の霊能力の数少ない理解者。

[編集] テレビアニメ

2007年10月よりメ〜テレ制作、TOKYO MXABCで『メ〜テレ自社制作深夜アニメ枠』放映作品としては初の2クール放送となった。

2008年の時点で、ABCで放映された最後の深夜アニメとなっている。

[編集] スタッフ

  • 企画 - 鈴木篤志 (avex) 、丸山正雄(マッドハウス)、吉岡富夫(講談社)
  • エグゼクティブプロデューサー - 丸田順吾(マッドハウス)
  • プロデューサー - 高谷与志人 (avex) 、岩瀬安輝(マッドハウス)、針生雅行(講談社)
  • シリーズ構成 - 長津晴子
  • キャラクターデザイン・総作画監督 - 河口俊夫
  • 美術デザイン - 西田稔
  • 美術監督 - 柴田正人
  • 色彩設定 - 吉田めぐみ
  • 撮影監督 - 中村圭介 (T2studio)
  • 編集 - 内田渉
  • 音響監督 - 三間雅文(テクノサウンド)
  • 録音 - 山田富二男(トライスクルスタジオ)
  • 音響効果 - 緒方康恭(サウンドボックス
  • 録音スタジオ - アオイスタジオ
  • 音響制作 - テクノサウンド
  • 音響制作担当 - 嶌村京子、金井洋輔
  • 音楽 - 池頼広
  • 音楽プロデューサー - 飯泉朝一
  • 制作協力 - SKIPシティ 彩の国ヴィジュアルプラザ、(株)スキップシティ
  • アソシエイトプロデューサー - 二方由紀子(マッドハウス)
  • アシスタントプロデューサー - 折本金代、上間康弘
  • 番組プロデューサー - 水野政明(メ〜テレ)、西本崇史(メ〜テレ)
  • アニメーションプロデューサー - 宇田川純男、橋本信太郎(手塚プロダクション)
  • アニメーション制作協力
    • 北京写楽美術芸術品有限公司(第1・2・4・5・6・8・9・10・13・14・17・19・20・22・23話)
    • マジックバス(第3話)
    • G&Gディレクション(第7・15・16・24話)
    • トライパッド(第11・12・21話)
    • 株式会社KMU(第18話)
  • アニメーション制作 - マッドハウス、手塚プロダクション
  • 監督 - 西田正義
  • 制作 - メ〜テレ
  • 製作 - もっけ製作委員会(エイベックス・エンタテインメントマッドハウス講談社

[編集] 声の出演

  • メインキャラは登場人物の欄に記載。
  • 日吉のおばさん:佐藤智恵
  • クラスメイト:中塚玲
  • クラスメイト:寺谷美香
  • クラスメイト:佐々木日菜子
  • 各話ゲストキャラは各話リストの欄に記載。

[編集] 各話リスト

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督 ゲスト
1 ミコシ 長津晴子 西田正義 内田裕 -
2 ナガレイズナ 吉村文宏 瀬谷新二 イズナ:中尾隆聖
3 オクリモノ 熨斗谷充孝 小田裕康
清水恵蔵
亜季の兄:三木眞一郎
4 ワライヤミ 待田堂子 竹内啓雄 杉野昭夫 飯田朋子:名塚佳織
漫才A:伝坂勉
漫才B:仁科洋平
5 ヒヨリモウシ 長津晴子 鈴木卓夫 片山みゆき 高梨:中村悠一
高梨の友達:手塚裕介
審判:伝坂勉
相手チームA:逢坂力
相手チームB:中西英樹
相手チームC:仁科洋平
6 ケサランパサラン 谷村典子 内田裕 澤田:大塚周夫
7 ジャタイ 待田堂子 しのゆきひろ 宍倉敏 榎本:高山みなみ
久佐子の母:大村香奈子
8 ヤマウバ 谷村典子 吉村文宏 斉藤圭太
篠原隆
ヤマウバ:上村典子
深田麻美:石松千恵美
バスガイド:大竹裕子
9 エンエンラ 竹内啓雄 高柳久美子 -
10 カマイタチ 待田堂子 吉村文宏 瀬谷新二 カマイタチ:うえだゆうじ
子分:代永翼
11 ダイマナコ 谷村典子 牧野吉高 金子匡邦 ダイマナコ:龍田直樹
モノA:坂口候一
モノB:伝坂勉
子供A:西優子
子供B:寺谷美香
12 マジモノ 長野まりえ 野球部員:松尾大亮
バレー部員:新沼文那
13 マメオトコ 長津晴子 吉村文宏 中川航 マメオトコ:滝口順平
有田:阪口大助
柿本:古島清孝
14 ツエザクラ 株本毅 片山みゆき -
15 ミノムシ 待田堂子 しのゆきひろ 宍倉敏 家の人:森夏姫
サラリーマン:金野潤
16 ソラバヤシ 古関:竹内順子
クラスメイト:新沼文那
17 スダマガエシ 吉村文宏 斉藤圭太
篠原隆
木魅:野沢那智
日吉一真:石川寛美
日吉のおばあちゃん:津田匠子
18 バタバタ 長津晴子 北川正人 桜井木ノ実 大垣薫:かかずゆみ
薫の祖父:麻生智久
薫の父:伝坂勉
薫の母:大村香奈子
19 メクラベ 谷村典子 まつもとよしひさ 高柳久美子 骸骨:納谷六朗
コーチ:坂口候一
20 カミナリガリ 待田堂子 吉村文宏 片山みゆき 中原:森川智之
中原の母親:寺内よりえ
山本:志村知幸
中原(少年時代):小平有希
男:四宮豪
21 テオイモノ 谷村典子 牧野吉高 長野まりえ 合田:高垣彩陽
井之頭:山口眞弓
仲間:佐々木日菜子
22 イナバヤマ 待田堂子 鈴木卓夫 高柳久美子 猫又野沢雅子
23 ロクサン 谷村典子 長岡義孝 片山みゆき ロクサン:内海賢二
永澤怜子:平野綾
怜子の母:小林優子
怜子の祖母:小林美奈
24 オモカゲ 長津晴子 鈴木幸雄 宍倉敏 冬吾:雪野五月
00 トオリカゼ(DVD特典) 待田堂子 竹内啓雄 河口俊夫 -
00 ミツアシガエル(DVD特典)

[編集] 放送局

放送地域 放送局 放送期間 放送日時 放送区分 備考
中京広域圏 メ〜テレ 2007年10月2日 - 2008年3月25日 火曜 26時45分 - 27時15分 テレビ朝日系列 制作局
東京都 TOKYO MX 2007年10月7日 - 2008年3月16日 日曜 23時30分 - 24時00分 独立UHF局 アニフリ枠内
近畿広域圏 ABC 2007年10月10日 - 2008年4月2日 水曜 26時51分 - 27時21分 テレビ朝日系列 -
日本全域 AT-X 2007年12月26日 - 水曜 09時30分 - 10時00分 CS放送 リピート有り

[編集] 前後番組

メ〜テレ 自社制作深夜アニメ枠/ABC UHFアニメ枠/TOKYO MX アニフリ
前番組 番組名 次番組
もっけ
AT-X 水曜9:30/20:30、土曜14:30/24:30枠(30分1話)
もっけ

[編集] DVD

全9巻発売予定。

  • もっけ 其の壱(2008.1.25発売):1話「ミコシ」2話「ナガレイズナ」未放送「トオリカゼ」(初回限定版)
  • もっけ 其の弐(2008.2.22発売):3話「オクリモノ」4話「ワライヤミ」5話「ヒヨリモウシ」
  • もっけ 其の参(2008.3.28発売):6話「ケサランパサラン」7話「ジャタイ」8話「ヤマウバ」
  • もっけ 其の肆(2008.4.25発売):9話「エンエンラ」10話「カマイタチ」11話「ダイマナコ」
  • もっけ 其の伍(2008.5.23発売):12話「マジモノ」13話「マメオトコ」TV未放送話「ミツアシガエル」(予定)
  • もっけ 其の陸(2008.6.27発売):14話「ツエザクラ」15話「ミノムシ」16話「ソラバヤシ」(予定)
  • もっけ 其の漆(2008.7.25発売):17話「スダマガエシ」18話「バタバタ」19話「メクラベ」(予定)

※レンタルDVDでは、2話ずつの収録となっている模様。

[編集] 主題歌

オープニングテーマ

  • ココロの跡

 歌・作詞:小坂りゆ/作曲・編曲:酒井陽一

エンディングテーマ

  • パノラマ

 歌:橋本まい/作詞・作曲・編曲:かの香織

※「パノラマ」は2008年5月現在、発売予定無し。

[編集] 作者の出身高校関連

原作にて、栃木県立栃木高等学校の校門と校舎などが描かれている。第一高校の名前で登場する。実際の高校は男子校であるが、作品では男女共学校の扱いである。第5巻90ページに校門と校舎、校舎内の様子がある。同じ巻において、92ページの公園は、栃木市内のうずま公園である。栃木高校の図書館に単行本が蔵書として置かれている。また、作者の出身高校ではないが國學院大學栃木高等学校の校舎なども描かれている。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

他の言語