金田一少年の事件簿

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金田一少年の事件簿
ジャンル 推理漫画
漫画
原作・原案など 天樹征丸
金成陽三郎
作画 さとうふみや
出版社 講談社
掲載誌 週刊少年マガジン
発表号 1992年45号 -
テンプレート - ノート
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金田一少年の事件簿』(きんだいちしょうねんのじけんぼ)は、原案→原作:天樹征丸、原作:金成陽三郎(case2巻まで)[1]、作画:さとうふみやによる日本漫画作品、及びこれを原作とする一連の作品群の総称。ミステリーを題材としている。略称は『金田一』。

週刊少年マガジン』(講談社)にて1992年(平成4年)から2001年(平成13年)まで連載された。2004年(平成16年)夏以降の第II期不定期連載、2012年(平成24年)から『20周年記念シリーズ』と題した一年間の通年連載を経て、2013年(平成25年)11月からは『金田一少年の事件簿R』(- リターンズ)と改題して連載されている。

概要[編集]

名探偵金田一耕助祖父に持つ高校生金田一一(きんだいち はじめ)が、幼馴染・七瀬美雪(ななせ みゆき)や親友・剣持勇警部ライバル明智健悟警視らと共に、遭遇する難事件を、祖父譲りの抜群の推理力で次々と解決していく物語。

本格的なミステリーを題材とした漫画の先駆け的な作品であり、推理漫画というジャンルを確立させたと評されている[誰によって?]。特徴としては多くの事件が連続殺人であり、さらにクローズド・サークルと呼ばれる「絶海の孤島」や「吹雪の山荘」などでの隔絶された状況下での事件が多い。また、他作品の探偵達と違い、主人公である一(はじめ)は推理力こそ優れているものの、捜査における専門的な知識(死体を調べて死亡推定時刻が解ったり、使用された薬物の特徴などが答えられる、など)は一般人と変わらないため、警察関係者等から聞かされたりして初めて知ることになる場合がほとんどである。

ほぼ毎回、犯人には「怪人名」とされる代名詞的な二つ名がついており、その不気味な名前をした犯人が登場人物の誰なのかを当てる醍醐味がある。また、事件の登場人物に覆面やマスク、あからさまな偽名などによる怪しい人物がいることが多いことも特徴である。

1995年(平成7年)、第19回講談社漫画賞少年部門受賞。単行本の発行部数は9000万部を突破している[2]。通常の単行本の他に文庫版、愛蔵版なども発売されている。

作品展開[編集]

1992年に連載を開始。その当初から、漫画内にすべての証拠が書かれているため、一(はじめ)の推理を聞く前に自ら推理することで犯人を予測する「真相当てクイズ」などの斬新な企画も並行して行われる。1995年の最初のドラマ化を皮切りに、その後も映画化・アニメ化などが精力的に行われ、原作者による小説版も出版されるなど、メディアミックス展開が何度もされている。第I期終了後も再ドラマ化、再アニメ化などがされている。

作品初期は殺人事件を題材とした長編のみが展開された。連載途中からは長編を軸としつつも、短編を織り交ぜたストーリーが扱われるようになり、傷害事件や誘拐事件、また犯罪の絡まぬパズルのような物語も扱われるようになった。

「速水玲香誘拐殺人事件」が終了したところで、それまでの19本の長編が"FILEシリーズ"としてまとめられた。それと同時に、中編や大長編を扱う"Caseシリーズ"が開始され、以後もそれまでと同様に、短編を織り交ぜる形での連載が進められた。この短編の中で、主人公のライバルである明智健悟警視を主人公とするシリーズも描かれた。

そして、2000年末から、最後の"Case"シリーズ及び第I期最終回「金田一少年の決死行」が描かれ、1992年から8年間続けられた連載が終了した。この終了は「第I期完結」とされており、再連載が当時から計画されていた事を窺わせる。

第I期連載終了後の2004年夏、同作者(天樹征丸&さとうふみや)による別連載作品『探偵学園Q』の連載を中断して第II期の最新作「吸血鬼(ヴァンパイア)伝説殺人事件」の短期連載が行われた。『探偵学園Q』終了後も短期集中連載の形を取りながら不定期的に新作を発表している。

登場人物[編集]

金田一 一(きんだいち はじめ)
本作の主人公。東京都不動山市に暮らす高校2年生。名探偵・金田一耕助を祖父に持つ。運動音痴で学業成績も最低だが、謎解きの際は鋭い勘を発揮し、IQは180と非常に高い。決め台詞は「ジッチャンの名にかけて! 」。
七瀬 美雪(ななせ みゆき)
本作のメインヒロイン。一の幼なじみで自宅も近い。才色兼備で学校では生徒会長を務め、ミステリー研究会と演劇部を掛け持ちしている。一とは互いに想い合っているが表面上は「友達以上、恋人未満」の関係に留まっている。
剣持 勇(けんもち いさむ)
警視庁刑事部捜査一課のたたき上げ刑事。階級は警部。一と出会った当初は生意気な奴と思っていたが、事件を通じてよき理解者となる。柔道が得意。妻と三人の子供、母親と暮らしている。
明智 健悟(あけち けんご)
警視庁刑事部捜査一課のキャリア刑事。階級は警視。容姿端麗で知識豊富。様々なことに秀でるエリートだが、自信過剰で嫌味な性格。一とは基本的に犬猿の仲だが、お互いの推理力は認めている。
速水 玲香(はやみ れいか)
人気アイドル。歌手でもあり作詞も手掛ける。事件を通じて知り合った一に好意を抱くようになり、美雪とライバル関係になる。
高遠 遙一(たかとお よういち)
別名「地獄の傀儡師」。「犯罪芸術家」を自称する連続殺人犯にして天才マジシャン。一と明智の共通の敵。

事件一覧[編集]

カッコ内の年月は『週刊少年マガジン』連載期間。

第I期[編集]

FILEシリーズ[編集]

1992年 - 1997年。正確には単行本時「ファイル○」とカタカナ表記であった。巻数の表記は第1巻がローマ数字、第2巻が初版のみローマ数字で重版から算用数字、第3巻以降は初版から算用数字。

  • ファイル1 オペラ座館殺人事件(1992年10月28日 - 12月2日 / 1 - 2巻 / 全6話)
美雪の頼みで孤島のホテル「オペラ座館」での演劇部合宿に参加した金田一であったが、そこで「オペラ座の怪人」に見立てた殺人が起きる。
  • ファイル2 異人館村殺人事件(1992年12月9日 - 1993年3月10日 / 2 - 3巻 / 全11話)
不動高校の同級生、時田若葉の結婚式に参加するため青森県の六角村を訪れた金田一と美雪。しかし村で惨劇が起きる。
  • ファイル3 雪夜叉伝説殺人事件(1993年3月17日 - 5月26日 / 3 - 4巻 / 全10話)
ドラマのエキストラとして雪山の山荘での撮影に参加した金田一。しかしそこで「雪夜叉」による連続殺人が起きる。
  • ファイル4 学園七不思議殺人事件(1993年6月2日 - 8月4日 / 4 - 5巻 / 全10話)
不動高校には、七不思議の七つ目を知った者は“放課後の魔術師”に殺されるという言い伝えがあり、ミステリー研究会が探ろうとするのだが…。
  • ファイル5 秘宝島殺人事件(1993年8月11日 - 10月20日 / 5 - 6巻 / 全10話)
財宝が眠るという島のツアーに参加する金田一と美雪は、それを巡る連続殺人事件に巻き込まれていく。
  • ファイル6 悲恋湖伝説殺人事件(1993年10月27日] - 1994年1月19日 / 6 - 7巻 / 全10話)
悲恋湖リゾートのモニターツアーに参加することになった金田一と美雪。すると、十年前に世間を震撼させた殺人鬼・ジェイソンのものと酷似した連続殺人が起こる。
  • ファイル7 異人館ホテル殺人事件(1994年1月26日 - 4月13日 / 8 - 9巻 / 全12話)
聖夜直前の函館のホテルを訪れた金田一と美雪。そこを舞台に殺人劇の幕が上がる…。
  • ファイル8 首吊り学園殺人事件(1994年4月27日 - 7月20日 / 9 - 10巻 / 全12話)
試験対策のため、美雪と共に通称「首吊り学園」と呼ばれる予備校の講習に参加する金田一。ところが試験中、謎の子守唄が流れ…。
  • ファイル9 飛騨からくり屋敷殺人事件(1994年8月3日 - 10月26日 / 11 - 12巻 / 全12話)
剣持警部の知り合いの住む「からくり屋敷」に招かれた金田一と美雪。ところがその晩「首狩り武者」の凶行が始まる…。
  • ファイル10 金田一少年の殺人(1994年11月9日 - 1995年3月1日 / 12 - 14巻 / 全14話)
真犯人の策略により殺人犯に仕立て上げられてしまった金田一。自らの無実を証明するため、逃亡しながら真相を探る。
  • ファイル11 タロット山荘殺人事件(1995年3月8日 - 6月14日 / 14 - 15巻 / 全14話)
アイドル速水玲香のはからいで雪山のタロット山荘へやってきた金田一と美雪。ここでタロットカードに見立てた殺人が起きる。
  • ファイル12 蝋人形城殺人事件(1995年6月28日 - 9月27日 / 16 - 17巻 / 全13話)
バルト城という古城で開催されるミステリーナイトに参加することになった金田一と美雪。姿を見せない殺人者・レッドラムの手によって、蝋人形と同じ状況で人が次々と殺されていく。
  • ファイル13 怪盗紳士の殺人(1995年10月18日 - 1996年1月24日 / 17 - 18巻 / 全13話)
高校でいじめられていた同級生・和泉さくらを助けたことから別荘へ招かれた金田一と美雪。しかしそこに名画を狙う「怪盗紳士」が現れ…。
  • ファイル14 墓場島殺人事件(1996年1月31日 - 4月17日 / 19 - 20巻 / 全11話)
金田一と美雪は不動高校のメンバーと旅行に行くことになった。しかし、着いた先は太平洋戦争の激戦地であった通称「墓場島」という島であった…。
  • ファイル15 魔術列車殺人事件(1996年4月24日 - 7月31日 / 20 - 21巻 / 全13話)
奇術団のメンバーが殺害される事件が発生。金田一は事件の黒幕「地獄の傀儡師」が仕掛ける死の罠に立ち向かう。
  • ファイル16 黒死蝶殺人事件(1996年8月7日 - 11月13日 / 22 - 23巻 / 全13話)
いつき陽介が金田一に見せて来た写真に写っていたのは、何と死んだはずの「あの男」の姿だった。真相を確かめるべく男の住む館へ向かうが、「不死蝶」による殺人が起きる。
  • ファイル17 仏蘭西銀貨殺人事件(1996年11月20日 - 1997年3月12日 / 23 - 25巻 / 全14話)
金田一と美雪は小学校時代の友人・高森ますみの参加するファッションショーを見に行くことに。しかし彼女はとんでもない事実を隠していた…。
  • ファイル18 魔神遺跡殺人事件(1997年3月19日 - 6月18日 / 25 - 26巻 / 全12話)
不動高校の先輩・宗像さつきに導かれ、魔陣村へ向かった金田一。しかしそこで神器の呪いと「凶鳥の命」による殺人が…。
  • ファイル19 速水玲香誘拐殺人事件(1997年9月3日 - 11月5日 / 26 - 27巻 / 全9話)
玲香が何者かに誘拐される。金田一は彼女を救出すべく行動するのだが…。

Caseシリーズ[編集]

1998年 - 2001年。FILEシリーズがコミック何冊にも分かれて途中から揃えにくいという事もあり、リニューアルされた。読者にとっては単行本を揃えやすい、読みやすいというメリットがあるが、一つの事件を単行本1冊分または2冊分にまとめなければならないため、ストーリーの長さが単行本1冊におさまる中編か、2冊分使い切る大長編かのどちらかに制限されてしまう事になった。

その結果、Case3やCase5はFILEシリーズを含めた全作品の中でも有数の長さを誇るスケールの大きい作品となり、これらに対する作者の自己評価も高い一方、描きたい内容が十分に描ききれなかったような作品も登場することになった。例えば、Case6についてのちに天樹征丸は『金田一少年の全事件簿』にて「もう少しページが欲しかった」と語っている。

また、Case3「天草財宝伝説殺人事件」より、金成陽三郎が原作者を降りている。

  • ファイル20 / Case1[3] 魔犬の森の殺人(1998年1月29日 - 4月1日 / Case1巻 / 全10話)
ひょんなことから山中の廃研究所に滞在中の、大学のオカルト研究会と一緒になった金田一たち一行。しかしそこで、伝説の魔犬「ケルベロス」によるかのような殺人が起きる…。
  • ファイル21 / Case2 銀幕の殺人鬼(1998年6月24日 - 8月26日 / Case2巻 / 全9話)
他校の映研の映画製作に参加することとなった金田一と美雪。しかしそこで、ホラー映画に見立てて部員が殺されていく…。
  • ファイル22 / Case3 天草財宝伝説殺人事件(1998年10月14日 - 1999年1月29日 / Case3上下巻 / 全13話)
天草諸島に眠る天草四郎の財宝発掘ツアーに参加した金田一達だったが、その財宝を狙うツアーの参加者が次々と殺されていく。
  • ファイル23 / Case4 雪影村殺人事件(1999年4月21日 - 6月30日 / Case4巻 / 全9話)
かつての友人の葬式に出席すべく田舎の漁師町に向かった金田一は、友人たちの心のすれ違いが生んだ悲しい事件に臨むことになる。
  • ファイル24 / Case5 露西亜人形殺人事件(1999年10月20日 - 2000年2月16日 / Case5上下巻 / 全15話)
死去した人気ミステリー作家の遺産相続ゲームに関わることになった金田一と美雪。その相続候補者が遺産相続の暗号になぞらえて次々と殺されていき…。
  • ファイル25 / Case6 怪奇サーカスの殺人(2000年4月12日 - 6月21日 / Case6巻 / 全9話)
ミス研合宿の下見にやってきた金田一たち。そこで怪物姿でショーを行うサーカス団と知り合うが…。
  • ファイル26 / Case7[4] 金田一少年の決死行[5](2000年8月23日 - 2001年1月1日 / Case7上下巻 / 全16話)
宿敵「地獄の傀儡師」を追って香港に渡った金田一。しかし、そこで殺人容疑をかけられ、遂には明智を刺した罪を着せられて逃亡者の身となる。

Short Fileシリーズ[編集]

1997年から長編のつなぎとなる形で開始。2 - 3回ほどで終わる話のシリーズで、短編集(KCデラックス版)に収録された。また、このシリーズは話数を「問題編」「解決編」という形で表現している。また、当初このシリーズの一部であった明智健悟を主人公としたエピソードはのちに「Akechi Fileシリーズ」として独立し、単独で単行本(KCデラックス版)が発行されるまでになる。

短編集第1巻 金田一少年の挑戦
  • 氷点下15度の殺意(1997年6月25日 - 7月9日)
  • 誰が女神を殺したか?(1997年7月16日 - 7月30日)
  • 明智警視の事件簿[6](1997年8月13日 - 8月27日)
  • 美雪とはじめのエトセトラ(描き下ろし)
  • KMR(総集編第4集描き下ろしの再録)
短編集第2巻 金田一少年の推理
  • 1/2の殺人者(1997年12月3日 - 12月10日)
  • 聖なる夜の殺人(1998年1月1日 - 1月22日)
  • 明智警視の事件簿2[6](1997年11月12日 - 19日)
  • 金田一少年の報酬(描き下ろし)
短編集第3巻 金田一少年の冒険
  • 鏡迷宮(ミラーラビリンス)の殺人(1998年5月13日 - 5月27日)
  • 金田一フミ誘拐事件(1998年6月3日 - 10日)
  • 明智少年の華麗なる事件簿[6](1998年4月15日 - 5月6日)
  • 金田一少年の怪奇事件簿(描き下ろし)
短編集第4巻 金田一少年の疾走
  • 金田一フミの冒険(1998年9月30日 - 10月7日)
  • 白銀に消えた身代金(1999年2月3日 - 10日)
  • フィルムの中のアリバイ(1999年3月17日 - 24日)
  • 殺人レストラン(1999年3月31日 - 4月14日)
  • 美少女探偵 金田一フミ(描き下ろし)
短編集第5巻 金田一少年の対決
  • 血染め(ブラッディ)プールの殺人(1999年7月28日 - 8月11日)
  • 亡霊学校殺人事件(1999年8月25日 - 9月29日)
  • 瞬間消失の謎(1999年10月6日 - 13日)
  • 美少女探偵 金田一フミ2(描き下ろし)
短編集第6巻 金田一少年の回想
  • 妖刀毒蜂殺人事件(2000年3月1日 - 15日)
  • 怪盗紳士からの挑戦状(2000年6月28日 - 7月12日)
  • 午前04:40の銃声(2000年7月19日 - 26日)
  • 女医の奇妙な企み(2000年8月2日 - 9日)
  • 美少女探偵 金田一フミ3(描き下ろし)

Akechi Fileシリーズ[編集]

金田一のライバルである明智警視を主人公としたシリーズ。高校生時代の話は「明智少年の華麗なる事件簿」、刑事になってからの話は「明智警視の優雅なる事件簿」に収録され、KCデラックス版より刊行された。このシリーズの各事件にタイトルが付けられたのはこれらの単行本に収録される時で、それまではシリーズ名に連番を付ける形であった。また、このシリーズのタイトルには英語の副題が付けられている。

明智少年の華麗なる事件簿
  • FILE1 明智少年最初の事件 / Farewell, My Dear Friend[7](1998年4月15日 - 5月6日)
  • FILE2 殺意の四重奏 / The Perfect Violinist Akechi[8](1998年9月9日 - 23日)
  • FILE3 幽霊剣士殺人事件 / The Pride Murder(1999年2月17日 - 3月3日)
  • スペシャルストーリー 健悟の部屋(描き下ろし)
明智警視の優雅なる事件簿
  • FILE1 証言パズル / The Murder Train[9](1997年8月13日 - 27日)
  • FILE2 殺人ポーカー / Unlucky Men in the Rain[10](1997年11月12日 - 19日)
  • FILE3 死者のチェックメイト / The Great Chess Player Akechi(1999年7月7日 - 21日)
  • FILE4 幽霊ホテル殺人事件 / The Encounter(2000年3月22日 - 4月5日)
  • スペシャルストーリー 明智警視 優雅なる朝の風景(描き下ろし)

第II期[編集]

新シリーズ(無印)[編集]

2004年 - 2011年。ほぼ年一の不定期・短期集中連載版、第II期シリーズ。短編を入れることにより、長さを調節しているものもある。20周年記念に開設された公式サイト、及び講談社漫画文庫版ではFILEシリーズからの通算(FILE27 - )としてカウントされている。

長編
  1. ファイル27 吸血鬼(ヴァンパイア)伝説殺人事件(2004年8月18日 - 10月13日 / KC1巻 / 全8話)
    旅に出た金田一に呼び出された美雪と剣持。廃墟ホテルにおいて、まるで吸血鬼に襲われたかのような事件が起きる。
  2. ファイル28 オペラ座館・第三の殺人(2005年9月14日 - 12月15日 / KC上下巻 / 全15話)
    美雪と剣持に呼び出され、オペラ座館へ向かうことになった金田一。閉館が決まったオペラ座館で、新たなる事件が幕を開ける…。
  3. ファイル29 獄門塾殺人事件(2006年4月12日 - 8月9日 / KC上下巻 / 全15話)
    「地獄の傀儡師」からの手紙により、厳格な学習塾の合宿に潜り込む金田一と美雪。明智も臨時講師として加わるが、危惧していた通りの連続殺人が発生する。
  4. ファイル30 雪霊伝説殺人事件(2007年1月17日 - 4月18日 / KC上下巻 / 全13話)
    ひょんなことから高額の遺産の相続権を得た金田一は、相続条件のため他の権利者達と共に雪山のロッジに泊まることになる。
  5. ファイル31 黒魔術殺人事件(2008年5月21日 - 7月9日 / KC1巻 / 全8話)
    旧友からの依頼を受け、軽井沢の別荘「蒲萄の館」に赴く金田一たち。しかしそこで、黒魔術で呪われたかのような殺人が起き…。
  6. ファイル32 剣持警部の殺人(2009年4月23日 - 7月22日 / KC上下巻 / 全12話)
    剣持が行方不明となり、同時に彼が捜査に携わった少年事件の関係者が次々に殺害されていく。剣持に嫌疑がかかる中、一は彼の無実を証明すべく奮闘する。
  7. ファイル33 錬金術殺人事件(2010年4月28日 - 7月28日 / KC上下巻 / 全13話)
    とあるきっかけでクイズ大会の番組に出場した金田一は美雪・玲香・その他の出場者やスタッフ達と共に決勝の舞台「恋琴島」に向かう。そこにあったのは生涯を錬金術の研究に費やした研究者・絵崎蔵人の研究施設で、島には絵崎の残した財宝が隠されているという。しかし、島では関係者が次々に殺害される事件が起こり、状況から玲香が犯人に仕立て上げられてしまう。
  8. ファイル34 ゲームの館殺人事件(2011年4月13日 - 6月8日 / KC1巻 / 全8話)
    友人達と遊園地に行った金田一・美雪は帰りのバスで何者かに眠らされ、目が覚めた時には廃病院に拉致されていた。そこで「ゲームマスター」による死の脱出ゲームが始まる…。
短編

不動高校学園祭殺人事件と「血溜之間」殺人事件はカラーページの都合からか、単行本では前後逆に収録されている。

  1. 海人漁伝説殺人事件(2007年4月6日 / アニメ「金田一少年の事件簿」DVDコレクターズBOX の「SPECIAL BOOKLET with BONUS DISC」収録 / 全1話 完全なギャグマンガである)
  2. 速水玲香と招かれざる客(2007年4月25日 - 5月9日 / KC「雪霊伝説殺人事件」下巻 / 全2話)
  3. 不動高校学園祭殺人事件(2007年11月7日 - 11月28日 / KC・下記「血溜之間殺人事件」と併録 / 全4話)
  4. 血溜之間殺人事件(2008年4月2日 - 4月23日 / KC・上記「不動高校学園祭殺人事件」と併録 / 全4話)
  5. 金田一少年の事件簿 中学生編 飛込プールの悪霊(月刊少年ライバル2009年7月号読切 / KC「剣持警部の殺人」下巻)
  6. 金田一少年の事件簿 中学生編 キャンプ場の“怪”事件(月刊少年ライバル2009年10月号読切 / KC「剣持警部の殺人」下巻)
  7. 高度1万メートルの殺人(2010年8月18日 - 9月1日 / KC「錬金術殺人事件」下巻 / 全3話)

新シリーズ(20周年記念シリーズ)[編集]

2012年 - 2013年。長編3編と短編1編が単行本5冊に収録された。

長編
  1. ファイル35 人喰い研究所(ラボ)殺人事件(2012年3月7日 - 5月23日 / KC『20周年記念』1 - 2巻 / 全11話)
    一と美雪は中学時代の元クラスメートにして科学の天才緑川繭に誘われ、青森県仁久井村を訪ねる。そこは昭和時代で時が止まったかのようなレトロな雰囲気の村だった。繭が所長を務める国立エネルギー研究所、またの名を「人喰い研究所(ラボ)」で、宿泊客が不可解な死を遂げる。これは「ヒトクイ」と呼ばれる連続自殺の始まりなのか…。
  2. ファイル36 香港九龍財宝殺人事件(2012年7月11日 - 10月17日 / KC『20周年記念』2 - 3巻 / 全12話)
    急遽スカウトを受けファッションショーに出ることになった美雪と共に香港に渡る一と佐木。しかし美雪は何者かに誘拐され、一は美雪と瓜二つの少女・ランと共に事件を追う。
  3. ファイル37 薔薇十字館殺人事件(2012年12月26日 - 2013年4月17日 / KC『20周年記念』4 - 5巻 / 全14話)
    一は逃亡中の高遠からのコンタクトを受け、彼に挑戦状を送りつけた謎の人物「ローゼンクロイツ」の正体を突き止めるため、共に「薔薇十字館」を訪れる。
短編
  1. 暗黒城殺人事件(2012年6月6日 - 6月20日 / KC『20周年記念』3 - 4巻 / 全3話)

R(リターンズ)[編集]

2013年11月から連載中。

長編
  1. ファイル38 雪鬼伝説殺人事件(2013年11月27日 - 2014年3月5日 / KC『R』1 - 2巻 / 全11話)
  2. ファイル39 亡霊校舎の殺人(2014年4月2日 - 7月2日 / KC『R』2 - 3巻 / 全12話)
  3. ファイル40 狐火流し殺人事件(2014年7月16日 - )

スピンオフ漫画[編集]

高遠少年の事件簿
本編を担当するさとうふみやが作画を担当。金田一のライバルである高遠遙一を主人公に、彼の高校生時代の出来事を描いたエピソード。2013年12月から2014年3月にかけて『マンガボックス』にて公開。のちに講談社コミックスにて単行本化された。
金田一少年の1泊2日小旅行
あわ箱作画。2014年4月より『マンガボックス』にて公開。
明智警部の事件簿
佐藤友生作画。『マガジンSPECIAL』2014年6月号より連載。
所轄署に配属されていた頃の明智を主人公としたエピソード。

短編漫画集などに収録された短編作品[編集]

  • 「共犯者X」
→短編集1巻に収録。のちに「迷い込んできた悪魔(デモン)」とともに、ノベルス6「雷祭殺人事件」に併録された。
  • 「迷い込んできた悪魔(デモン)」
→短編集2巻に収録。のちに「共犯者X」とともに、ノベルス6「雷祭殺人事件」に併録された。
  • 「金田一少年の悪夢」
→短編集3巻に収録。
  • 「旅の途中」
→『探偵学園Q』特設サイトにて限定公開され、後にガイドブック『金田一少年の全事件簿』に掲載された。

小説版[編集]

著者は原作者でもある天樹征丸。講談社マガジンノベルスより刊行。

マガジンノベルス版、講談社文庫版共に長らく絶版が続いていたが、「オペラ座館殺人事件」「鬼火島殺人事件」は2005年にマガジンノベルスより、「幽霊客船殺人事件」「電脳山荘殺人事件」は2004年に講談社ノベルスよりそれぞれ復刊された。2012年から2013年にかけて講談社漫画文庫より全作復刊された。発行部数は500万部を突破している[11]

「上海魚人伝説殺人事件」、「幽霊客船殺人事件」、「鬼火島殺人事件」の3作品が実写化[12]された他、アニメ版では「邪宗館殺人事件」を除く全作品が映像化されている。

作品リスト[編集]

1 金田一少年の事件簿
オペラ座館・新たなる殺人
1994年9月22日 ISBN 978-4-06-324301-7
2 金田一少年の事件簿
幽霊客船殺人事件
1995年4月17日 ISBN 978-4-06-324304-8
3 金田一少年の事件簿
電脳山荘殺人事件
1996年4月15日 ISBN 978-4-06-324311-6
4 金田一少年の事件簿
鬼火島殺人事件
1997年5月20日 ISBN 978-4-06-324320-8
5 金田一少年の事件簿
上海魚人伝説殺人事件
1997年11月5日 ISBN 978-4-06-324324-6
6 金田一少年の事件簿
雷祭殺人事件
1998年6月24日 ISBN 978-4-06-324329-1
7 金田一少年の事件簿
殺戮のディープブルー上巻
1999年7月26日 ISBN 978-4-06-324336-9
金田一少年の事件簿
殺戮のディープブルー下巻
1999年7月26日 ISBN 978-4-06-324337-6
8 金田一少年の事件簿
邪宗館殺人事件
2001年4月20日 ISBN 978-4-06-324343-7

書誌情報[編集]

講談社コミックス版[編集]

既刊は累計59巻(以下参照)。なお、Short FileシリーズとAkechi Fileシリーズは後述のデラックス版に収録され、Case3下巻の「殺意の四重奏」を除きコミックス版には収録されていない。

シリーズ名 / 作品名 発売期間 / 発売日 巻数 備考
FILEシリーズ 1993年 - 1997年 27
Caseシリーズ 1998年 - 2001年 10
第II期新シリーズ 2004年 - 2011年 14
20周年記念シリーズ 2012年 - 2013年 5
R(リターンズ) 2014年 - 2 続刊中。
高遠少年の事件簿 2014年5月 1

KCデラックス版[編集]

シリーズ名 / 作品名 発売期間 / 発売日 巻数 備考
金田一少年の事件簿 短編集 1998年 - 2000年 6 講談社漫画文庫版およびプラチナコミックス版(2010年発売)では全4巻分にまとめられた。
明智少年の華麗なる事件簿 2000年2月 1
明智警視の優雅なる事件簿 2000年5月 1
金田一少年の全事件簿 2006年3月 1 「オペラ座館・第三の殺人」までを網羅した公式ガイドブック。
金田一少年の推理クイズ 難事件に挑戦せよ! 2006年11月 1
極厚愛蔵版 金田一少年の事件簿 2008年 - 2009年 14 FILEシリーズ及びCaseシリーズの事件をまとめたもの。
金田一少年の推理クイズ 真犯人を見つけだせ! 2009年10月 1


講談社漫画文庫版[編集]

2004年 - 2005年(第I期)、及び2012年 - (第II期、小説版)。既刊は短編集、特別編、小説を含め累計49巻。内容は単行本版と同一だが、各巻一事件ずつにまとめ直されている(短編集を除く)。また、FILEシリーズとCaseシリーズが合わせた形で連番となり、上記Case1がFile20……Case7がFile26となっている。第II期はFile27以降として刊行されている。さらに各File毎に固有のロゴが使用されている。

  • File1 オペラ座館殺人事件(2004年8月4日
  • File2 異人館村殺人事件(2004年8月4日)
  • File3 雪夜叉伝説殺人事件(2004年8月4日)
  • File4 学園七不思議殺人事件(2004年8月4日)
  • File5 秘宝島殺人事件(2004年9月11日
  • File6 悲恋湖伝説殺人事件(2004年9月11日)
  • File7 異人館ホテル殺人事件(2004年10月8日
  • File8 首吊り学園殺人事件(2004年10月8日)
  • File9 飛騨からくり屋敷殺人事件(2004年11月12日
  • File10 金田一少年の殺人(2004年11月12日)
  • File11 タロット山荘殺人事件(2004年12月10日
  • File12 蝋人形城殺人事件(2004年12月10日)
  • File13 怪盗紳士の殺人(2005年1月12日
  • File14 墓場島殺人事件(2005年1月12日)
  • File15 魔術列車殺人事件(2005年2月10日
  • File16 黒死蝶殺人事件(2005年2月10日)
  • File17 仏蘭西銀貨殺人事件(2005年3月11日
  • File18 魔神遺跡殺人事件(2005年3月11日)
  • File19 速水玲香誘拐殺人事件(2005年4月12日
  • File20 魔犬の森の殺人(2005年4月12日)
  • File21 銀幕の殺人鬼(2005年5月12日
  • File22 天草財宝伝説殺人事件(2005年6月10日
  • File23 雪影村殺人事件(2005年7月12日
  • File24 露西亜人形殺人事件(2005年8月10日
  • File25 怪奇サーカスの殺人(2005年9月9日
  • File26 金田一少年の決死行(2005年10月12日
  • File27 吸血鬼(ヴァンパイア)伝説殺人事件(2012年1月12日)
  • File28 オペラ座館・第三の殺人(2012年2月10日)
  • File29 獄門塾殺人事件(2012年3月9日)
  • File30 雪霊伝説殺人事件(2012年4月12日)
  • File31 黒魔術殺人事件(2012年5月11日)
  • File32 剣持警部の殺人(2014年5月9日)
  • File33 錬金術殺人事件(2014年6月12日)
  • File34 ゲームの館殺人事件(2014年7月11日)
  • 短編集1 氷点下15度の殺意(2005年6月10日
  • 短編集2 鏡迷宮の殺人(2005年7月12日
  • 短編集3 殺人レストラン(2005年8月10日
  • 短編集4 怪盗紳士からの挑戦状(2005年9月9日
  • 短編集5 血溜之間殺人事件(2012年6月12日
  • 特別編 明智少年の華麗なる事件簿(2005年5月12日
  • 特別編 明智警視の優雅なる事件簿(2005年10月12日
  • 小説1 オペラ座館・新たなる殺人(2012年3月9日)
  • 小説2 幽霊客船殺人事件(2012年6月12日)
  • 小説3 電脳山荘殺人事件(2012年9月12日)
  • 小説4 鬼火島殺人事件(2012年12月12日)
  • 小説5 上海魚人伝説殺人事件(2013年1月11日)
  • 小説6 雷祭殺人事件(2013年2月8日)
  • 小説7 殺戮のディープブルー(2013年3月12日)
  • 小説8 邪宗館殺人事件(2013年4月12日)

メディアミックス[編集]

テレビドラマ[編集]

日本テレビ系でこれまで、初代(1995年 - 97年)、二代目(2001年)、三代目(2005年)、四代目(2013 - 14年)とキャスト及びスタッフを変えながら放送された。2014年連続シリーズのタイトルは『金田一少年の事件簿N(neo)』。主演はいずれもジャニーズ事務所所属タレントが担当。特に堂本剛主演の第1、2シリーズ(初代金田一)は当時高視聴率を記録し、1997年には映画化作品が公開された。

アニメ[編集]

1996年に初の劇場版アニメが公開された。テレビアニメシリーズが日本テレビ系列で1997年から2000年まで放送され、テレビドラマと同様に高視聴率を記録した。その後、2007年には2週間に渡ってアニメSPが放送され、2012年、2013年にはOAD化もされた。2014年4月から、『金田一少年の事件簿R(リターンズ)』として14年ぶりに再びTVシリーズ化されている。全てよみうりテレビ(ytv)東映アニメーション製作。

ゲーム[編集]

7本のゲームが発売されている。プレイステーション版の明智健悟とDS版(全員)を除き、声優はアニメ版とは異なる。セガサターン版は犯人側からの視点で描かれている。他にもハドソンからニンテンドウ64でゲームを出す予定だったが、延期の末発売中止となっている(後述のセガサターン版とは別内容)。また、SCRAPからリアル脱出ゲームとして開催された。

ウィンドウズプレイステーション[編集]

悲報島 新たなる惨劇(1996年11月29日発売)
オリジナルストーリー、シナリオ / 沢村光彦、檜木田正史
キャスト / 金田一一 - 岩永哲哉 / 七瀬美雪 - 宮村優子 / 剣持勇 - 高橋功 / いつき陽介、遠藤信、竹内灯妙 - 二又一成 / クリス・アインシュタイン、葉月マサキ - ならはしみき / 相田ヨネ - 山田美穂 / 東堂小百合 - 手塚ちはる / 葉月マユラ - 天野由梨 / 木暮条一郎、葉月光定、三村翔子、栗原真奈美、ニセマサキ

セガサターン[編集]

星見島 悲しみの復讐鬼(1998年1月15日発売)ハドソン
キャスト / 桂木なお・直木桂一 - 緒方恵美 / 阿佐桐卓也 - 置鮎龍太郎 / 金田一一 - 草尾毅 / 七瀬美雪 - 飯塚雅弓 / 剣持勇 - 土師孝也 / いつき陽介 - 藤原啓治 / 明智健悟 - 子安武人 / 速水玲香 - 倉田雅世 / 立花麻衣 - 金月真美 / 渚ちはる - 鈴木史華 / 立花由布 - 豊嶋真千子 / 立花華江 - さとうあい / 高木ちえ - 片岡富枝 / 大山孝志 - 三木眞一郎 / 竹村正彦 - 高戸靖広 / 久堂明子 - 根谷美智子 / 大山良介 - 鈴木淳 / 沢沼研 - 関智一 / 矢追つとむ - 肥後誠 / 阿佐桐剛 - 立木文彦 / 岡田淳子 - 兵藤まこ / 辰巳哲 - 大友龍三郎 / 辰巳伸也・角野幸夫 - 上田祐司 / 久堂進 - 坂口哲夫 / 立花光一 - 清川元夢 / 大山征二・司会者 - 泉尚摯 / 支配人・船員 - 高木渉 / チーフ - 石井康嗣 / 船長 - 鈴木泰明

プレイステーション[編集]

地獄遊園殺人事件(1998年3月26日発売)
オリジナルストーリー、シナリオ / 沢村光彦、檜木田正史
キャスト / 金田一一 - 岩永哲哉 / 七瀬美雪 - 宮村優子 / 剣持勇 - 高橋功 / 明智健悟 - 森川智之 / 佐木竜二 - 結城比呂 / 大門房枝 - 潘恵子 / 進身昌子 - 松井菜桜子 / 佐藤ハル - 青木和代 / 山瀬実里 - 三石琴乃 / 湯森真輝 - 笠原弘子 / 菅野千尋 - かないみか / 藤原弓彦 - 子安武人 / 哀川笑美 - 浅田葉子 / 皆本火世 - 荒木香恵 / 薗部晴香 - 幸田磨衣子 / 役柄不明 - 安達成彦 / クレジット未掲載:久我潤子 - 蒼井美幸 / 白石幸子 - 草地章江
青龍伝説殺人事件(1999年8月5日発売)
キャスト / 金田一一 - 岩永哲哉 / 七瀬美雪 - 宮村優子 / 剣持勇 - 大塚明夫 / 明智健悟 - 森川智之 / 北条理恵 - 山崎和佳奈 / 北川マリ - 川上とも子 / 城山昇 - 遠藤純一 / 星山博 - 小島敏彦 / 田中博道 - 田中正彦 / 南川泰三 - 島香裕 / 真田孝一 - 緑川光 / 相原ふさ子 - 渡辺美佐 / 村井敏行 - 室園丈裕 / 篠原金造 - 小山武宏 / 市川政雄 - 村井厚之 / 森山雅子 - 川崎恵理子 / 野口隆司 - 福田信昭 / 野口京子 - 沢海陽子 / 野口隆一郎 - 柊美冬 / 武笠行男 - 松岡文雄 / 大森芳樹 - 木村雅史

すべて講談社から発売。

ゲームボーイカラー[編集]

10年目の招待状(2000年12月16日発売)バンプレスト

ニンテンドーDS[編集]

名探偵コナン&金田一少年の事件簿 めぐりあう2人の名探偵2009年2月4日発売)バンダイナムコゲームス
金田一少年の事件簿 悪魔の殺人航海(2009年9月17日発売)クリエイティヴ・コア※年齢指定は「B」(12歳以上)。
キャスト / 金田一一 - 松野太紀 / 七瀬美雪 - 中川亜紀子 / 金田一二三 - 池澤春菜 / 剣持勇 / 明智健悟

ブラウザゲーム[編集]

GREE 金田一少年の事件簿(2010年12月21日公開) ドリコム  アイテム課金制

モバイルアプリ[編集]

ケータイサイト・講談社i にてアドベンチャーゲーム、ノベルゲーム、カルトクイズ、ミニゲームのアプリがダウンロード販売されている(会員)。2013年7月31日でサービス終了予定。

アドベンチャーゲーム
雪夜叉伝説殺人事件、悲恋湖伝説殺人事件、飛騨からくり屋敷殺人事件、首吊り学園殺人事件、異人館ホテル殺人事件、墓場島殺人事件、怪盗紳士の殺人、学園七不思議殺人事件、オペラ座館殺人事件-本編-、魔術列車殺人事件、露西亜人形殺人事件、ほか
ノベルゲーム、カルトクイズ、ミニゲーム
誰が女神を殺したか?、殺人ポーカー、明智少年 最初の事件、錬金術殺人事件、ブレイントレーニング

リアル脱出ゲーム[編集]

2012年11月に東京原宿にある常設スタジオ原宿ヒミツキチオブスクラップにて『リアル脱出ゲーム×金田一少年の事件簿 〜からくり館からの脱出・殺人ゲームの謎を解け!〜』が開催され、東京での開催期間中に全国各地を巡回した。参加者は重要な手がかりを入手後犯人の罠にかかりからくり館に閉じ込められ殺人予告宣告がある最中、様々な謎を解きながら1時間以内にからくり館から脱出することがクリア条件。

CDブック[編集]

2本のCDブックが発売されている。いずれも後にアニメ化されたが、声優はアニメ版とは異なる(悪魔組曲殺人事件の風倉百合恵役の折笠愛のみ、アニメでも同じ役を演じている)。

悪魔組曲殺人事件(1996年1月17日講談社(後にワンダーエンターテイメントより復刊、現在絶版))
ドラマ化とアニメ化がされた作品。extraCDとして、【ミセス金田一の事件簿】が同梱してある。
キャスト / 金田一一 - 関俊彦 / 七瀬美雪 - 氷上恭子 / 剣持勇 - 梅津秀行 / 御堂周一郎 - 筈見純 / 御堂優歌 - 小西寛子 / 夏岡猛彦 - 塩沢兼人 / 風倉百合恵 - 折笠愛 / マイケル・ヘンリー - 二又一成 / 金田一の母 / 紅亜理沙 - 川村万梨阿 / 椿陽造 - 小村哲生 / 車掌 - 千葉一伸
死神病院殺人事件(1997年4月21日講談社(後にワンダーエンターテイメントより復刊、現在絶版))
アニメ化された作品だが、トリックを含め、その内容は大きく変更されている。extraCDとして、【明智警視の華麗なる休日】が同梱してあり、こちらのストーリーもアニメ化されている。
キャスト / 金田一一 - 関俊彦 / 七瀬美雪 - 氷上恭子 / 剣持勇 - 梅津秀行 / 明智健悟 - 置鮎龍太郎 / 醍醐真紀 - 吉田古奈美 / 聖正映子 - 日高のり子 / 雪室憂一 - 飛田展男 / 聖正景太郎 - 丸山詠二 / 聖正公子 - 篠原恵美 / 聖正智明 - 田中秀幸 / 高沢和子 - 神宮寺弥生 / 木根淳也 - 檜山修之 / 愛河翔子 - 高瀬あやの / 捜査員 - 岩永哲哉

ミステリーツアー[編集]

JR西日本の企画によるミステリーツアー。ツアー参加者が手掛かりをもとに事件を推理する。2000年までに開催され2001年以降は名探偵コナンと北陸方面のみ探偵学園Qにバトンタッチし、終了した。

備考[編集]

金田一耕助について[編集]

主人公・(はじめ)の祖父である金田一耕助は、小説家横溝正史の創り出した推理小説の主人公である。この設定は、講談社の編集者が、主人公をモーリス・ルブランの小説の主人公・アルセーヌ・ルパンの孫と設定しているアニメ『ルパン三世』を見て思いついたという。作品の設定としては、金田一耕助は一の母方の祖父にあたる。

金田一耕助には孫以前に子供がいることを示す記述はない(『金田一少年の全事件簿』では、一(はじめ)自身がこの点に触れ、自分自身の存在に疑問を呈するかのような発言をしている)。そういったこともあり、一部で横溝の遺族側より抗議を受けたという報道がされていたが、第II期以降も含めて全シリーズに「金田一耕助」の名前が出ているため、真相は不明。制作サイド曰く、連載開始前に横溝の遺族に「挨拶」はしたと述べている[13]

なお、金田一耕助の女性関係に関しては諸説あり、最も有力とされるのは生涯独身で愛した女性は数人という説である。作中で愛したことをはっきりと描写された女性は2人(『獄門島』の鬼頭早苗と『女怪』の持田虹子)である。この他にも、探偵業を引退し帰国した後に結婚、余生を日本で送った説なども存在。

舞台設定が『八つ墓村』『犬神家の一族』を連想させる「飛騨からくり屋敷殺人事件」や、犯人が金田一耕助シリーズの一作のタイトルと同名の名前を名乗る「黒死蝶殺人事件」などの話もあるが、金田一耕助シリーズとして直接的に繋がる事件は存在しない。

オカルト関連の設定[編集]

ストーリー中、幽霊や妖怪、呪いといったオカルトが何らかの形で事件にかかわってきたり、あるいは犯人がそれらになぞらえることがある。事件のトリックや謎解きに超自然的なガジェットが用いられることはないものの、中には実際にそれらが存在すること自体は否定されない場合もある。

容疑者リスト[編集]

各話の事件発生後から真相直前の回の冒頭に表示される事件関係者のリスト。FILE1からFILE4までは死亡者のパネルが消えるようになっていたがFILE5以降からは死亡者が黒く塗り潰されるようになっている。「秘宝島殺人事件」、「タロット山荘殺人事件」、「剣持警部の殺人」は死亡者が発生しても黒く塗りつぶされていない。FILE19とCaseシリーズおよび「黒魔術殺人事件」、「錬金術殺人事件」では容疑者リストは表示されなかった。また、『吸血鬼伝説殺人事件』では初めてカラーで表示されている。一と美雪を除いて、警察官であってもリストアップされるが、再登場キャラクターはリストから除外される。

また、「獄門塾殺人事件」ではリストが初めて登場した時点で多数の犠牲者が出ており、これらは除外され、生存している人物のみがリストアップされていた。また、レギュラーキャラクターである村上草太がリストアップされるなど、先述した初期のパネルによく似たタイプとなっている。

さらに、アニメ版の「異人館ホテル殺人事件」では犯人がリストから漏れてしまう、ミス(とも考えられること)が起きている。

真相当てクイズ[編集]

File1の「オペラ座館殺人事件」から『週刊少年マガジン』誌上で行われている企画。FILEシリーズおよびCaseシリーズ(1 - 3)、新シリーズにおいて、読者が犯人・主要なトリックの推理を解決編の前の週に講談社に送り、当たった人の中から抽選で賞品が貰える。正答率は平均10 - 15%程度であったが、Case3「天草財宝伝説殺人事件」では、犯人を含む完全な真相を推理できた応募者が全応募者5324名の中でわずか3名だけだった。

トリックについて[編集]

制作サイドによると初期のトリックは、天樹、金成がそれぞれ考えたもの、編集部を含めた全員で考えたもの、推理小説から拝借(流用)したものがあったという。

流用に関しては、『週刊文春』1997年8月7日第30号に初期の幾つかのエピソード(「異人館村殺人事件」、「学園七不思議殺人事件」、「魔術列車殺人事件」)に過去のミステリ作品からのトリック流用を指摘された。この質問に対して編集部は「ミステリー作品は昔からトリックの流用が行われており問題はない」旨の回答を行った(実際に推理小説では和歌になぞらえ「本歌取り」とし、作者自身が前書きや後書きで触れたり、場合によっては原作者に許可を取るケースもある)。

しかし、「異人館村殺人事件」のトリックは『占星術殺人事件』の模倣[14]だとして、作者の島田荘司から同号上にて抗議を受ける。内容は「作家に使用の許可を取るべきが正当」「無断での映像化などはやめて欲しい」という旨のもの[15](講談社文庫 「21世紀本格宣言」に再録)。
その後、抗議を受けた「異人館村殺人事件」については単行本や公式キャラクター本などで出典明記と注意書きがされており、ドラマ版のソフトでは問題指摘後に欠番となった。

「魔犬の森の殺人」の登場人物について[編集]

「魔犬の森の殺人」に登場する「渡辺鐘」はタレントの渡辺鐘をモデルとしており、名前もそのままで顔も本人に似せて描かれている。これは、当時マガジンに掲載された企画が元となった一種のゲスト出演であった。

渡辺は漫才コンビ・ジャリズム時代に相方の山下しげのりとともにアニメ版に生徒役で声優として出演している。

他作品におけるパロディ[編集]

  • 本作の初代ドラマの監督が制作した『TRICK』では「謎はとべてすけた」、「フェルマーの名にかけて!」、「犯人はこの中におる!」などの本作の台詞パロディが見られた回が何度かある。また、主人公の山田が他の登場人物から「お前なんか金田一少年みたいやな」と突っ込まれたこともある。
  • 遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX』の万丈目準と『33分探偵』の鞍馬六郎も役者が本作の主人公を演じていたことから、決め台詞のパロディを口にしたことがある[16]
  • アニメ版『銀魂』第30話には本作のパロディ画が映された他、キャラクターが一と耕助と思わしき格好(コスプレ)をしているワンシーンもある。
  • コータローまかりとおる』シリーズにて主人公のコータローが「ジッチャンの名にかけて」と顔真似しながら言うシーンがある。

脚注[編集]

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  1. ^ 天樹征丸:FILEシリーズ(原案)「オペラ座館殺人事件」 - 「墓場島殺人事件」、Short Fileシリーズ - 新シリーズ(原作)、金成陽三郎:FILE、Short Fileシリーズ(原作)、Caseシリーズ「魔犬の森の殺人」 - 「銀幕の殺人鬼](脚本)。
  2. ^ 金田一少年の事件簿 : 誕生20周年で12年ぶり通年連載、毎日新聞デジタル、2012年3月3日。
  3. ^ 連載時は「FILE20」と記載されていた。
  4. ^ 連載時は「THE LAST CASE」と記載されていた。
  5. ^ 連載時は「金田一少年の最終事件」と記載されていた。
  6. ^ a b c 後のAkechi Fileシリーズ
  7. ^ 初収録は短編集3巻
  8. ^ 初収録はCase3下巻
  9. ^ 初収録は短編集1巻。
  10. ^ 初収録は短編集2巻。
  11. ^ 『金田一少年の事件簿 20周年記念シリーズ』第5巻より。
  12. ^ 主演は堂本剛(上海魚人伝説殺人事件)、松本潤(幽霊客船殺人事件)、山田涼介(鬼火島殺人事件)。
  13. ^ 週刊文春』1997年8月7日第30号。
  14. ^ 「魔術列車殺人事件」のメイントリックは事前に島田に許可を取っており、所々マイナーチェンジもされていたが、「異人館村殺人事件」ではそれがされていなかった。また、「異人館村殺人事件」が雑誌に掲載された時には「島田荘司に捧ぐ」という煽りがあったが、単行本化の際には触れられていなかった。
  15. ^ ただし、島田自身にも高木彬光エラリー・クイーン等と共通するトリックを用いた作品はある。
  16. ^ 鞍馬六郎を演じた堂本剛は初代金田一一役でもある。

外部リンク[編集]