コードギアス 亡国のアキト

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コードギアス 亡国のアキト
第1章 翼竜は舞い降りた
第2章 引き裂かれし翼竜
第3章 輝くもの天より堕つ
第4章 憎しみの記憶から
監督 赤根和樹
脚本 赤根和樹
浅川美也
原作 サンライズ
大河内一楼
谷口悟朗
出演者 入野自由
坂本真綾
音楽 橋本一子
主題歌 坂本真綾『モアザンワーズ
製作会社 サンライズ
配給 ショウゲート
公開 第1章:2012年8月4日
第2章:2013年9月14日
第3章:2015年5月
第4章:2015年7月
上映時間 第1章:約50分
第2章:約60分
第3章:
第4章:
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
興行収入 第2章:1億5000万円[1]
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コードギアス 亡国のアキト』(コードギアス ぼうこくのアキト、CODE GEASS Akito the Exiled)は、日本アニメーション映画

概要[編集]

コードギアス 反逆のルルーシュ』と同じ世界を舞台としたスピンオフ作品。時系列は『反逆のルルーシュ』第一期と第二期『R2』の間に位置し、物語は『反逆のルルーシュ』であまり描かれなかったヨーロッパ方面の国家「E.U.」を舞台としている。

2009年12月5日に行われたイベントにおいてコードギアスシリーズの「新プロジェクト」の始動が告知され、その中の一つとして企画された。当初は『コードギアス GAIDEN 亡国のアキト』というタイトルだったが、2012年1月12日に行われた製作発表会において現在のタイトルに正式に決定した。全4章構成で、2012年8月4日に第1章が公開された。2013年9月14日に第2章が公開され観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第10位となっている[2]

登場するメカニックのうちナイトメアフレーム (KMF) は、『反逆のルルーシュ』『R2』ではほとんどアニメーターによる手描きだったが、本作ではオレンジが参加していることもあり、同社によるCG描画となっている。

ニュータイプエース』Vol.18(2013年2月発売)より小説版が連載中。作者は小太刀右京、イラストはU.G.Eが担当している。

キャッチコピーは第1章は「壊れた世界で 僕らは夢を見る」、第2章は「姿を現す宿敵、呪われしギアスの運命。そして少年たちは新たな戦場へ…」。

ストーリー[編集]

皇歴2017年、日本が神聖ブリタニア帝国に占領されてから7年が経過した。日本がブリタニアの植民地「エリア11」としてブリタニアからの圧政を受ける日々を送る中、時を同じくしてE.U.(ユーロピア共和国連合)も、ブリタニアとの激しい攻防を繰り返す中で徐々にその力を弱めていた。そんな中、E.U.はイレヴンの少年少女達によって構成される特殊部隊「wZERO」(ダブルゼロ)を編成する。しかし、「wZERO」の少年達は市民の戦死を避けたいE.U.の意向により、使い捨てとして最前線に送り出される運命にあった。「wZERO」に所属する日向アキトは、守るべき国も居場所もない状況の中、生存率の低い戦いに身を投じていく。

第1章「翼竜は舞い降りた」(THE WYVERN ARRIVES)
ペテルブルク奪還のためにユーロ・ブリタニア軍との戦闘に入ったE.U.軍132連隊は、その作戦に失敗したためにナルヴァで包囲され、彼らの脱出路を確保すべく「wZERO」部隊が投入される。司令官アノウが兵士らに強要した自爆作戦により、彼らが次々と命を落とす中で戦局は悪化していくが、アノウのやり方に異議を唱えた参謀のレイラ・マルカルによる司令官権限奪取とアキトの獅子奮迅の戦いにより、132連隊の撤退は成功。しかし、生還した兵士はアキトのみであった。ナルヴァ撤退作戦後、アキトは少尉から中尉に、レイラは「wZERO」の司令官にそれぞれ昇進。そして、佐山リョウ率いる成瀬ユキヤ香坂アヤノらイレヴンの少年グループがマフィアとの抗争に勝利後、スマイラス将軍誘拐作戦を決行するもアキトの働きによって全員が拘束され、戦闘員が不足している「wZERO」に入隊することとなる。一方、ユーロ・ブリタニア軍では聖四騎士団の1つである聖ミカエル騎士団総帥・ミケーレ・マンフレディが、その側近・シン・ヒュウガ・シャイングのギアスによって自害させられていた。
第2章「引き裂かれし翼竜」(THE WYVERN DIVIDED)
マンフレディの「自害」から1か月後、ユーロ・ブリタニア軍ではシンが聖ミカエル騎士団の新団長へ選出される。一方、「wZERO」はリョウ、ユキヤ、アヤノにアキトを加えた4人による戦闘部隊「ワイバァン隊」を結成するも、リョウ達の不信感は拭えないままであった。実際、「wZERO」にはロケットで成層圏からブリタニア軍背後に回り込み、E.U.のワルシャワ駐屯軍本隊を援護するという、またも無謀な作戦が強要されていた。その頃、リョウ達は脱走を試みるもレイラが自身も危険な戦場に立つことを宣言し、一旦は収束する。そしてロケットが発射され、「ワイバァン隊」4機、レイラ機、レイラが展開する無人機15機による部隊は、目的地への着陸に成功する。しかし、リョウ達の再度の反乱や聖ミカエル騎士団のアシュレイ・アシュラ率いるアシュラ隊の急襲により、アキトらは敵地で窮地に陥る。そんな中、アキトが「ブレインレイド」を発動させ、アシュラ隊を単機で翻弄すると共に、「ワイバァン隊」の3人を彼らに埋め込まれたニューロデバイスを通して精神的に従属させ、3人を操りながら戦況を優位に進めていく。しかし、アシュレイをあと一歩のところまで追い詰めたとき、シンの気配を感じ取ったアキトは動きを止めてしまう。同じくアキトの気配を感じ取ったシンはアキトのもとへ赴き、アキトの乗るアレクサンダの動きを四肢を切断することで無効化。それにより、ブレインレイドから解放されたリョウ達はその切り替えに対応できず、乗機を次々と撃破されてしまう。脱出したリョウや一人無事だったレイラはアキトとシンが邂逅している場面に遭遇し、彼らが幼少時に袂を分かった実の兄弟であることを知る。シンはアキトを自分の陣営に組み込もうとするが、レイラやリョウの妨害により失敗し、撤退していく。アキト達の働きにより、「ワイバァン隊」はレイラの決意通りに死者を出さず任務を達成するが、その後に敵軍の反抗に遭い、奪ったはずの領地は取り戻されてしまった。その頃、ユーロ・ブリタニア軍にはブリタニア本国から護衛の枢木スザクと共に、ルルーシュに瓜二つである軍師のジュリアス・キングスレイが派遣されていた。
第3章「輝くもの天より堕つ」(THE BRIGHTNESS FALLS)

登場人物[編集]

主要人物[編集]

日向 アキト(ひゅうが-)
声 - 入野自由(幼少時代:柚木涼香
本作の主人公。E.U.軍の特殊部隊「wZERO」に所属するパイロットで階級は中尉。感情をあまり表に出さずシニカルな表情を浮かべている事が多い。普段の振る舞いは冷静沈着で紳士的。指揮官であるレイラに対しては時折辛辣な発言をぶつけるものの、基本的には忠実に従い必要とあらば自らが楯となって守る。
レイラにジョークを言ったり戦死した仲間たちの墓を作るなど思いやりのようなものを見せる場面もある。現在E.U.に家族はおらず、戦う理由を「死ぬため」と語っている。
ナイトメアによる戦闘能力は非常に高く、可変型ナイトメア・アレクサンダによる変則的な攻撃でユーロブリタニア軍を一方的に蹂躙する。「死ね」と叫ぶことでシンにかけられたギアスを発動させ、ブレインレイドシステム(BRS)を利用して脳波の同調率の高い味方を操作しながら、人智を超えた狂戦士の如き戦いを行う。また、身体能力も非常に高い水準をもち、リョウが駆るグラスゴーとの戦闘ではガルドメアを囮かつ盾として利用し、直後に対物火器で片足の付け根を狙い撃ちして転倒させたあげく、頭部も破壊するという大胆ながらも現実的な戦法を実行した。ワィバァン隊に加わったリョウたちからは命を狙われることになる。
幼少期に生き別れた兄のシンから殺されそうになった過去を持つ。自分はそのときに一度「死んだ」と思っており、死ぬことに対する恐怖はない。戦場でシンと再会したことでに睨まれたのように硬直してしまうがリョウとE.U.軍により救われる。
レイラ・マルカル
声 - 坂本真綾
特殊部隊「wZERO」の参謀、後に「wZERO」の司令官に任命される少女。階級は少佐中佐(司令官任命に伴い昇進)。E.U.に亡命してきたブリタニア貴族を両親に持つが、12年前に死別し、貴族の血統を欲していたマルカル家の養女として育った。
他人をむやみに犠牲にする行為を嫌い、「イレヴンなら死んでも構わない」という国や軍の考えに反発する。普段は毅然とした表情を振舞っているが、マルカル家の義兄達(特に婚約者である三男のヨアン〈声 - 小西克幸〉)と顔を合わせた際は露骨に苦い表情を見せた。合気道有段者で、白兵戦ならば武器を持った相手を素手でねじ伏せる実力を持つ。また、KMFパイロットとしての技量もあるが、アキトらには劣っている。
テロリストとして自分やスマイラスを拉致しようとしたリョウたちをワイバァン隊に迎え入れる。また彼らを従わせるため、ドローン部隊の前線指揮を口実に作戦に参加。そこでアキトたち4人の「ブレインレイド」による戦闘とアキトとシンの再会を目撃する。
本編ではアキトにひとかたならぬ関心を抱き、小説版ではそういった面が強調されている。

ユーロピア共和国連合(E.U.)[編集]

wZERO部隊[編集]

ワイバァン隊[編集]
佐山 リョウ(さやま-)
声 - 日野聡
E.U.に住むイレヴンの青年。戦争により自分達を縛る世界を嫌って志を同じくする仲間達と共にゲットーを脱走、その途上で仲間の一部を失いながらも、自由に生きていくために殺人や強盗など非合法な手段を使いながらアンダーグラウンドで活動していた。その一環としてスマイラス将軍を誘拐しようとするが、アキトとレイラに阻止され捕縛、処罰との交換条件としてユキヤ、アヤノと共に准尉待遇で「wZERO」に加わる。
様々な手段でアンダーグラウンドを生き抜いてきた人間だが、純粋な一面も持っており、本質的には裏の無い性格。ユキヤとアヤノのことは特に大切に思っており、「自分たちの居場所」を探し求めている。戦場で捨て駒にされるためにレイラに拾われたと思っており反抗的でアキトとレイラの命を狙っていたが、アキトの「ブレインレイド」を受けた後、アキトにシンパシーのようなものを感じ、アキトをシンから救った。
第1章のエンディングでは、多くの仲間に慕われている様子が描かれている。
成瀬 ユキヤ(なるせ-)
声 - 松岡禎丞
リョウの仲間の少年。情報収集やハッキング、爆発物の扱いを得意とする。ナイトメア戦では狙撃手担当。
日本がブリタニアに占領されてからはアムステルダムのゲットーにいたが、他の旧日本人学生のいじめの対象となり、身体の至る所に傷を負っている。とりわけ目立つのが左手の傷。そのため人間不信となり、収容施設を爆破して逃走しアンダーグラウンドに身を落とした。そこでリョウ達と出会ったことで家族を得たように思い、信頼を寄せるようになる。
いつもどこか冷めたような態度をとっているように見えるが、それはその賢さ故に状況を常に客観的に見ているためであり、根は激情型。嫌いな人間を害することに躊躇が無い一方、リョウ達のような大切に思う人間を守るためならば、自分の命さえ投げ出すことを厭わない。アキトには「面白い」と強い関心を抱いており、時間稼ぎのためとはいえ自らの過去を明かすなどしている。
香坂 アヤノ(こうさか-)
声 - 日笠陽子
リョウの仲間の少女。刃物の扱いに長けている。所持している小太刀は祖父から譲り受けたものであり、彼女が持つ唯一の家族の遺品である。ナイトメア戦では近接戦担当。
姉が娼婦をしてまで育ててくれたが、それ故に姉は売国奴としてゲットーの同胞になぶり殺しにされた過去が小説版で明かされた。
三人組の中では一番年下。意地っ張りで、苛立ちや怒りといった感情をぶつけることが多い直情的な性格だが、美しい景色に感じ入るなど、素直な一面も持っている。彼女もまた、リョウ達のことを家族のように思っている。
第1章のエンディングでは、幼いアヤノと先述の小太刀を手にした祖父、そして姉の姿が描かれている。
司令部[編集]
クラウス・ウォリック
声 - 藤原啓治
「wZERO」の副司令を務める中年の男。執務室にグラビアモデルのポスターを貼って室内も散らかっており、よく酒を飲んでいるためだらしない印象を与えるが、レイラの指揮・業務のサポートは的確にこなしている。一方で理想論や正論が先走る傾向のあるレイラをたしなめもする。また、娘の買い物に付き合うなど子供想いな一面も持つ。
ソフィ・ランドル
声 - 甲斐田裕子
脳科学者。レイラにスカウトされ「wZERO」に協力する。アレクサンダに搭載されているBRSは研究の一環で、スロニム市街戦においてついにその理論が実証される。何らかの理由で植物状態となった夫がいる。
ジョウ・ワイズ
声 - 川田紳司
ソフィの助手。作戦中にさえアメを舐め続けるほどの甘党であり、レイラやソフィにお菓子を勧めることもあるが、大体において断られている。
アンナ・クレマン
声 - 茅野愛衣
アレクサンダの開発者でレイラの旧友。本職は昆虫学者。クロエとヒルダからは「ボス」と呼ばれている。ドラマCD『パリ、第8区の午後』では母親から結婚相手を紹介されているが、いずれも金儲けしか頭にない人種である等の理由で断っている。
ケイト・ノヴァク
声 - 小松未可子
ソフィの部下。
フェリッリ・バルトロウ
声 - 瀬戸麻沙美
ソフィの部下。
クロエ・ウィンケル
声 - 東山奈央
アンナの助手。アンナと共にE.U.軍に入隊する。
ヒルダ・フェイガン
声 - 早見沙織
アンナの助手。アンナと共にE.U.軍に入隊する。
サラ・デインズ
声 - 高森奈津美
オペレーター。
オリビア・ロウエル
声 - 伊瀬茉莉也
金髪の三つ編みお下げで、顔にそばかすの特徴をもつ女性オペレーター。
クロエとヒルダと異なり彼女は元々軍に籍を置いていた。
その他[編集]
ジィーン・スマイラス
声 - 石塚運昇
E.U.軍の将軍。レイラの父親とは親友で、彼の娘であるレイラを高く評価している。ナルヴァ作戦後アノウを「wZERO」の司令から外し、レイラを新しい司令として任命した。その後も「wZERO」の活動をサポートしている。
イレヴンを特に差別している人物ではないが、危機的状況の回避のためなら「wZERO」に危険な任務を押し付けたり、ゲットーにイレヴンが押し込められている現状を受容する、冷徹なリアリストの側面を持つ。
オスカー・ハメル
声 - 森久保祥太郎
少佐。ヴァイスボルフ城の警備隊長。部隊内におけるセキュリティ管理やトラブル処理を担当する。基本的に冷静だが、ワイバァン隊の生還の報せを受けた際には思わずガッツポーズをした。
イレヴンを旧日本人と呼び直すなど、特に差別意識も見られない。小説版ではレイラやクラウスと同様にナルヴァ作戦後のアキトの帰還手段の提供を渋る軍に頭を抱えるなど、少数派に位置し、実績を上げて軍の改革を目指していることが判明した。
ピエル・アノウ
声 - 鳥海浩輔
レイラの前任の「wZERO」司令官。イレヴンを露骨に差別し、ナルヴァ作戦にてアレクサンダ全機に自爆装置を装着させた張本人。しかし作戦中、少数の敵しか道連れにできないパイロット達を罵倒したことでレイラの怒りを買い、彼女に銃を向けたところ逆に組み伏せられた挙句、オスカー率いる警備隊に拘束される。その後、ワルシャワの補給部隊に左遷された。
イレヴンへの露骨な差別や丸腰のレイラに銃を向けるといった暴言や凶行のあまりの酷さに、部隊内で権限はあれども人望は乏しかったことが、オスカーに拘束される様子や司令部要員の反応から見て取れる。

神聖ブリタニア帝国[編集]

ユーロ・ブリタニア[編集]

シン・ヒュウガ・シャイング
声 - 松風雅也(少年時代:皆川純子
聖ミカエル騎士団の騎士。マンフレディ曰く「東洋の武士の血を引き継ぎし者」。マリアの義理の息子で、アリスとは義兄妹で許婚の関係。
実はアキトの兄であり、他者を操作する系統のギアスの持ち主。ギアスを行使する際には左目に紋章が浮かぶ。10年以上前にアキトを含め複数の子供たちをその力で死に至らしめたが、何故かアキトだけは殺せなかった。
マンフレディをギアスの効果で自害させ、聖ミカエル騎士団長の座を乗っ取る。その後、戦場にて再会したアキトを自分側に取り込もうとしたが、レイラやリョウの妨害により失敗。「いつか必ず迎えに行く」と言い残し撤退していった。
ジャン・ロウ
声 - 伊瀬茉莉也
シンの参謀。同じくシンの片腕とも言うべきアシュレイと対照的に運よりも技量を重んじる傾向があり、アシュレイとは確執が見られる。
オーガスタ・ヘンリ・ハイランド
声 - 菅生隆之
ヴェランス大公。ユーロ・ブリタニア宗主。
ミヒャエル・アウグストゥス
声 - 立木文彦
オーガスタの部下。
ミケーレ・マンフレディ
声 - 三宅健太
聖ミカエル騎士団長。ファルネーゼの親友。シンを兄弟のように思っていたが、兄弟について何らかのトラウマを持つシンの逆鱗に触れてしまい、ギアスにより自分の剣で自害させられ、騎士団長の座を奪われた。その死に様は、目の前のシンに血飛沫が飛び、床を血の海に変える壮絶なものであった。
元々は「ナイトオブラウンズ」の序列2位・ナイトオブツーだったが、自ら辞退しユーロ・ブリタニアに転籍した過去を持つ人物[3]
アンドレア・ファルネーゼ
声 - 子安武人
聖ラファエル騎士団長。マンフレディの親友。ナルヴァでの戦いでG-1ベースから指揮を執っていたが、アノウ指揮下の「wZERO」によるアレクサンダの自爆攻撃と、レイラによって自爆の制約を解かれたアキトの猛攻によって「ヴェルヘルム隊」を全滅させられるなどかなりの被害を被り、参謀達と共に戦場から離脱した。
その後、親友であるが故にマンフレディをよく知り、その自害に疑念を抱いている。
ゴドフロア・ド・ヴィヨン
声 - 武虎
聖ガブリエル騎士団長。
レーモンド・ド・サン・ジル
声 - 宮田光
聖ウリエル騎士団長。
アシュレイ・アシュラ
声 - 寺島拓篤
シンの部下。直属の部隊「アシュラ隊」を率いる好戦的な青年。
戦場で必要なものは運であると信じており、それを証明すべく部下達の前でロシアン・ルーレットを行い、更にジャンに銃を向けるといった凶行を行う。
アシュラ隊
アシュレイ・アシュラ配下の兵士達。7名が在籍している。
アラン・ネッケル
声 - 室元気
髪で片目が隠れている。
クザン・モントバン
声 - 花江夏樹
禿頭と刺青が特徴。
シモン・メリクール
声 - 井口祐一
中性的な顔立ちをしている。
フランツ・ヴァッロ
声 - 小野友樹
豪傑風な顔立ちをしている。
ヤン・マーネス
声 - 石川界人
サングラスをかけている。
ヨハネ・ファビウス
声 - 島崎信長
金髪の騎士然とした男性。暴走するアキトの猛攻にさらされたアシュレイを庇って攻撃を受け戦死する。
ルネ・ロラン
声 - 逢坂良太
民族風な赤い髪が特徴。
アリス・シャイング
声 - 石原夏織
シンの義妹で許嫁。
マリア・シャイング
声 - 能登麻美子
シンの継母。夫が引き取り、養子にしたシンを実の息子のように気にかけている。

本国[編集]

枢木スザク
声 - 櫻井孝宏
皇帝直属騎士ナイトオブセブン。ジュリアス警護のため彼と共にユーロ・ブリタニアに降り立つが、ジュリアスに対しては硬い表情を浮かべている。
小説版では少年時代の、父ゲンブを殺害した件について触れられている。
ジュリアス・キングスレイ
声 - 福山潤
本国からユーロ・ブリタニアに派遣された軍師。容姿はルルーシュ・ランペルージと瓜二つで、左目は大きな眼帯で覆われているが、両者の関係性は明かされていない。自信過剰な言動を隠しもしない高慢な性格。

その他の人物[編集]

C.C.
第1章のエンディングの中で幼い頃のレイラと接触しているらしき描写がある。
エリザベート
レイラがヴァイスボルフ城内で世話をしている黒猫。通称エリザ。
よくレイラの部屋を抜け出し城内を歩き回っていて、アキトやユキヤたちとも接触する。
藤堂鏡志朗(とうどう きょうしろう)
小説版に登場。ブリタニアの日本侵攻時、後に「厳島の奇跡」と呼ばれる勝利を収めるも他の防衛線が次々に破られていることから、自分の勝利は一時的な時間稼ぎでしかないと考えていた。また、一部の軍人や民間人がサクラダイトを用いた爆弾でブリタニア軍に自爆攻撃を仕掛ける「神風」について、受け入れがたい思いを抱く。
草壁徐水(くさかべ じょすい)
小説版に登場。ブリタニアの日本侵攻時、戦車隊の指揮官として戦場に立つが、新兵器のKMFが実戦では役に立たないと見なしていた。しかし、自身の搭乗する戦車をいとも容易くグラスゴーに無力化され、味方の戦車も次々とスクラップにされる様を見てKMFの脅威を思い知らされた。

登場兵器[編集]

E.U.の兵器[編集]

諸元
アレクサンダ Type-01
Alexander Type-01
形式番号 W0X Type-01
所属 wZERO部隊
製造 E.U.
生産形態 少数量産機
全高 4.39m
全備重量 6.73t
武装 WAW-04 30mmリニアアサルトライフル「ジャッジメント」×2
対KMF戦闘用トンファー×2
隠しナイフ「ウルナエッジ」×2
乗員人数 1名
搭乗者 日向アキト
アレクサンダ Type-02
Alexander Type-02
形式番号 W0X Type-02
所属 wZERO部隊
製造 E.U.
生産形態 少数量産機
武装 WAW-04 30mmリニアアサルトライフル「ジャッジメント」×2
各専用装備
乗員人数 1名
搭乗者 レイラ・マルカル
佐山リョウ
成瀬ユキヤ
香坂アヤノ
アレクサンダ
アンナを中心としてE.U.が独自開発した特殊作戦用KMF。試験運用もかねて“wZERO”専用機として配備された。独自の設計思想によって従来機よりも軽量化されており、それに加え耐衝撃に優れる高性能なフレームを使用しているため他の機体を圧倒する機動力と突破力を獲得している。「インセクト・モード」と呼ばれる四足歩行形態への変形機構を有しており、これによって被弾率が大きく下がるほか、機動性も向上するため敵性KMFにより素早く接近することが可能となっている。コクピット両側にはライフルなどの一部武装をマウントできるようになっており、変形状態でもそれらの使用を可能にしている。
脱出機構は搭載されておらず、離脱する場合はコクピットから出るしかない。
その高すぎる機動力ゆえ通常の操縦方法では本領を発揮できないため、パイロットはニューロデバイスと呼ばれるチップを体内に埋め込む必要がある。ニューロデバイスはパイロットの思考を数値化して機体に入力する装置で、これにより機体を自らの手足のように直感的に操作することが可能となる(ブレインレイドシステムと呼ばれる)。
インセクトモードは頭部の2本の突起が触角、人型とは前後逆となった脚が長大に発達したバッタの後脚のようになり、脚数が本物より1対少ない4脚ながら文字通り昆虫的な姿と動作を呈する。また、第1章エンディングでは設計者アンナが、壁にインセクトモードのアレクサンダの三面図が貼られた部屋でトノサマバッタ属の一種を何匹も飼育し愛でている姿が描かれており、本機開発のモチーフであることが示唆されている。
第2章では敵地への空挺降下作戦のため、背面に折り畳み式の翼による滑空降下ユニットが装着された。
アレクサンダ Type-01
初期型の機体。ナルヴァ作戦にて投入されたが、アノウ司令の独断で装備された自爆ユニットによる特攻で敵機を巻き込み次々に自爆したため、最終的に残ったのは唯一生還したアキト機のみとなっている。元来から機動性に長けるKMFであるが、第1章ではアキトの技量の高さと自爆ユニットの離脱などによって、より俊敏に動き回る面を見せた。
第2章では、パイロット(アキト)の精神を拡張・覚醒させて、僚機であるType-02の搭乗者たち(レイラを除く)の精神を侵し、自身と同じ状態に置いて操ることが可能な「ブレインレイド状態」に覚醒した。この状態に突入すると頭部マスクが開く。
アレクサンダ Type-02
Type-01アキト機を元に開発された少数量産機。カラーリングは白青のツートンカラーで、頭部形状は機体ごとに異なる。基本装備はType-01から継承されたリニアライフルで、他にはそれぞれ専用の武装が追加されている。
  • レイラ機:指揮官機。額部分が青に塗装され、アレクサンダ・ドローンを制御するためのアンテナが装備されている。
  • リョウ機:ミサイルポッドと対KMF戦闘用可変アックスを装備。
  • ユキヤ機:狙撃用の砲身が装備され、リニアライフルに取り付けることで長距離狙撃を可能とする。
  • アヤノ機:対KMF戦闘用ソード「ビーショップ・ロングレイ」を装備している。
アレクサンダ・ドローン
AIを搭載した無人機。カラーリングは茶色を基調としている。ベース機の性能を反映して機動性には優れているが、AIが不完全なため複雑な動作まではできない。このため、劇中ではレイラが自ら遠隔操作をする場面もあった。降下作戦で複数機が投入されたものの、全機撃墜され、うち1機がトロモ機関に渡りフローレンスに改造されている。
パンツァー・フンメル
E.U.軍で使われるKMF。詳細はコードギアスシリーズの機動兵器一覧を参照。
ガルドメア
E.U.軍で使われる警護用の機動兵器。旧式KMFであるグラスゴーにあっさり破壊されるなど、あくまで警護用であり、前線での使用を想定した設計はなされていない様子である。リョウ達がスマイラス将軍を誘拐しようとした際、アキトが迎撃のために使用した。
E.U.軍のKMF開発の過渡期に開発された機体であり、コクピットの構造等はKMFのインジェクションシートを意識しているが、その他の構造はKMFとは呼べない設計となっている。構造的には中華連邦軍の主力KMFである鋼髏に近く、E.U.軍では装甲車の様な扱いを受けている。全高も通常KMFより一回り小さい。
ただし小型ながらも火力はそれなりにあり、劇中では輸送車両のハッチの故障で車内から出られない状況を、アキトは中から銃撃して破壊するという荒業で乗り切っている。また、機動性はKMFと比較して特別劣ってはおらず、耐久性も被弾場所次第ではある程度保たれている点が、アキトの乗機が被弾した際の様子からうかがえる。
E.U.軍高高度観測気球
地上からは対空攻撃はおろか、目視すら困難な高度から地上の様子を正確に観測可能な気球。機体下部に高性能カメラユニットが装着されており、これで現地の状況を把握する。劇中では遠く離れた最前線にいるwZERO部隊の状況をヴァイスボルフ城の司令部でモニターするのに使われている。第2章ではヴァイスボルフ城から発進する様子が描かれた。

ブリタニアの兵器[編集]

ヴェルキンゲトリクス
シン・ヒュウガ・シャイング専用のKMF。カラーリングは金色をメインとしている。元々はマンフレディが発注した機体で、円卓の騎士に因んだ「サグラモール」という名前が付けられる予定であった[3]が、彼のユーロ・ブリタニアへの転籍に伴い機体番号と機体名が変更された。しかし、受領前に彼が自殺したため、後任であるシンに譲渡される。
脚部が蹄状になっているのが特徴。高速移動時には、ランドスピナーの他にケンタウロスのような姿になる変形機能を使用し、さらに高次元な攻撃を駆使することができる。装備は複数の歯車が組み合わさったような意匠の長斧。
機体名の由来はガリア戦争の英雄ウェルキンゲトリクス
グラックス
ジャン・ロウ専用のKMF。カラーリングは銀色をメインとしている。
外見はサザーランドに似た部分もあるが、脚部はヴェルキンゲトリクスと同様の蹄状で、ランドスピナーも蹄状の足のやや裏側に装備されている。
グロースター・ソードマン
グロースターの改修機。頭頂部の飾りや背中に羽織ったマントなど、中世の騎士を彷彿とさせる外観になっている。近接戦に重きが置かれ、コクピット両側にマウントされた剣を主な武装としている。
聖ラファエル騎士団機は青と銀、聖ミカエル騎士団(アシュラ隊)では赤と銀を基調としている。特に隊長機は胸部やマントに所属する騎士団の紋章が描かれるなど、外観が派手になっている。
グラスゴー
第1章冒頭の、ブリタニアの日本侵攻時にブリタニア軍のKMFとして複数が登場。その後、同章本編でリョウが搭乗。E.U.領内に闇ルートで入った本機を、所有していたマフィアを全滅させて奪い、スマイラス将軍誘拐の企てに使用した。警護にあたっていたガルドメア数機を倒すも、白兵戦を仕掛けたアキトにより沈黙させられる。使用武器は、アサルトライフルとピッケル。詳細はコードギアスシリーズの機動兵器一覧を参照。
リョウが搭乗するのに先がけて、ユキヤが認証キーに登録されたパイロットデータをリョウへと書き換えることで、本体の顔認証システムをパスして動かすことが可能となったが、元のパイロットの外観がグラストンナイツと同じ制服を身に着けていたことから、コーネリア配下の部隊から流出した品である模様。
サザーランド 聖ラファエル騎士団機
カラーリングは白と青紫のツートン。詳細はコードギアスシリーズの機動兵器一覧を参照。
サザーランド ユーロ・ブリタニア仕様
カラーリングは青紫と黒がメインで、若干赤を含む。基本的にはブリタニア本国や各エリアで使われているものと同様である。
リバプール
二足歩行の戦車型無人機。主武装はキャノン砲で、火力は優れているが無人機のため有人機のKMFより動きは遅い。
G-1ベース
指揮用陸戦艇。第1章ではナルヴァの戦いでファルネーゼと参謀達が青紫色の本艇を使用。第2章ではシンとジャンが赤色の本艇を使用。
列車砲
第2章で登場する巨大兵器。KMFには搭載不可能なサイズの大口径砲を装備し、射程距離と火力いずれにおいても強力である。その反面、機動性は皆無の様で、周囲には直衛部隊のKMFが複数展開していた。

用語[編集]

「wZERO」
ゲットーに収容されているイレヴンから志願者を募りE.U.が編成した特殊部隊。その実態は、E.U.市民から成るE.U.正規軍の軍人の命が失われることが、有権者からの支持の喪失につながるのを恐れるE.U.上層部(とりわけ四十人委員会の委員達)が、「E.U.市民の代わりに盾となって死んでくれ」と言わんばかりにイレヴンを使い捨ての駒として扱うものであり、生還率は0%に近いものとなっている。また、E.U.市民から戦死者が多く出ることによって厭戦ムードが広がり、戦争が長期化してしまうのを防ぐための生贄という側面もある。しかし、イレヴンを差別しないレイラが参謀から司令官へ昇格したことによってその状況に変化が生じる。
wの文字はワイバーン(wyvern、翼竜)に由来しており、隊章も鳥の翼を有するドラゴンが描かれている。レイラは元々部隊名も「ワイバァン隊」と命名しようとしたが、部隊名は記号的にという上層部の指示からwの頭文字を取って現在の名称となっている[4]。この部隊名は後に結成されたKMF部隊に与えられている。
神出鬼没に奇襲を仕掛けることから、かつての猛将ハンニバルになぞらえ、ブリタニア軍からは「ハンニバルの亡霊」と呼ばれ恐れられている。
ヴァイスボルフ城
wZERO部隊の基地。古城を基にしているが、内部は軍事施設として大幅に改修されている。
ブレインレイドシステム(BRS)
ニューロデバイスをパイロットに埋め込むことにより、機体を直感的に・手足の様に動かせるシステムでE.U.のナイトメア・アレクサンダに搭載されている。また、アレクサンダパイロットの意識をニューロデバイスを通して拡張・同調させることでパイロット同士の知覚情報を共有させることにより、戦場を正確に把握することも可能とする(ブレインレイド状態、ブレインレイドの状態と呼ばれる)。ただしこの状態を発動させるにはパイロット同士の高い適合率が必要であり、第1章のナルヴァ作戦ではその点が考慮されなかったため発動しなかった。第2章ではアキトをホストとして適合率の高いリョウ、ユキヤ、アヤノの間で発動した。その際ホストであるアキトにかかったギアスの影響もあってか精神や戦闘能力まで同調し、結果ユーロ・ブリタニアのアシュラ隊を圧倒した。発動条件・解除条件ともに未だ不明。本来はナイトメア操縦ではなく、人と人との脳波動が繋がりお互いを理解し合えるようにすることを理想としている。
敵性外国人
E.U.国内における、日本人改めイレヴンの区分。日本が、E.U.の敵国ブリタニアの版図に組み入れられたことで、E.U.当局は当時様々な事情でE.U.国内にいた日本人を敵国の人間と見なし、彼等をシテ島に建設したゲットーへ収容した。その後、ブリタニアとの戦いが激化する中、ゲットーで不自由な暮らしを送るイレブンに対して戦功があれば何らかの自由を与えるとの条件で志願者を募り、結果アキトを含む複数のイレヴンがwZERO部隊へ入隊するに至った[5]
しかしその一方で、佐山リョウ率いるグループのように、ゲットーでの不自由な暮らしを嫌って脱走した者も存在する。
後にパリ以外にもゲットーが建設されたことが判明し、成瀬ユキヤはアムステルダムのゲットー出身である。
革命歴
本作で初登場する、E.U.の紀年法。1789年のフランス革命をきっかけに貴族のアンシャン・レジームが倒された西暦1790年が革命歴1年になった。この物語の舞台となる年は、ブリタニアの皇歴2017年であると同時に、革命歴では228年である。
ユーロ・ブリタニア
ブリタニア貴族の中でも、ヨーロッパにルーツを持つ人々の総称。すなわち、E.U.の建国者たちによって先祖が故郷を追われた者たちである。旧英国王室をルーツとする神聖ブリタニア帝国では傍流に位置している。
ブリタニア皇帝シャルルの関心はエリア11に向いており、ヨーロッパ方面の関心が薄いため、対E.U.戦線における指揮権を委ねられている。「父祖の土地の奪還」を目的に戦争をしているため、ユーロ・ブリタニアの戦意は高い。また、ユーロ・ブリタニアと神聖ブリタニア帝国本国との間には、対E.U.戦争の進め方についての思惑に相違があるとされる。皇帝シャルルをはじめとするブリタニア本国の人間たちは、エリア11の現状を見てもわかるように、占領地の国土を破壊することや住民を虐殺することを厭わないのに対して、ユーロ・ブリタニアの人間たちは、「取り戻した」旧E.U.領は彼らにとっての「本国」になるため、都市や住民への被害はなるべく小さく抑えようとしている(傍流扱いされているユーロ・ブリタニアをブリタニア本国から独立させようと企てている人間さえ存在するとされる)。
聖四騎士団
ユーロ・ブリタニアが有する4つの騎士団(聖ラファエル騎士団、聖ミカエル騎士団、聖ガブリエル騎士団、聖ウリエル騎士団)のこと。なお、各騎士団長の実力は「ナイトオブラウンズ」に匹敵するとされる[3]

作品内容の緒変更点[編集]

先述のように、本作のタイトルは当初『コードギアス GAIDEN 亡国のアキト』とされていたが、2012年1月12日に『コードギアス 亡国のアキト』が正式タイトルであると発表された。

また2009年のリリース情報において、『亡国のアキト』の主人公アキトら「イレヴン」は、「地獄の欧州戦線」に送り込まれる「ナイトメア・デヴァイサー」(※ブリタニア軍特別派遣嚮導技術部におけるナイトメアパイロットの呼称)であるとされていた。しかし完成した脚本では、アキトらが属し差別や過酷な扱いを受けながら戦う組織はブリタニアではなく「EU」となっている。同時に「EU」自体の設定も、自治州が緩やかに結びついた「Euro Universe」(ユーロ・ユニバース)ではなく、300年前のフランス革命により成立し統一された政府と国号を有する国家「ユーロピア共和国連合」というものになった。が、主人公が所属陣営から差別と過酷な扱いを受けながら戦うという点は変わらない。このため、日本人に対する「イレヴン」という蔑称に関しても、日本に住んでおらず日本生まれでもない日系人も含めてその対象とされ、また、ブリタニア人以外の全ヨーロッパ人も日本人に対し差別心を持ちこの言葉を使っている、という設定に変更されている。

ただし、公式サイトの解説では依然として、「イレブン」について、「『エリア11』に住む日本人をブリタニア人が呼ぶときの呼び名」[6]と記されており、完成フィルムの脚本内容との間に混乱がみられる。

小説版に関しても作品補完小説とされているが、アニメと内容が異なる記述があり正しい補完となっているのか疑問が持たれている。

スタッフ[編集]

主題歌[編集]

モアザンワーズ
作詞 - 岩里祐穂 / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - 坂本真綾

各話リスト[編集]

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督 メカ作画監督 メカ総作画監督 公開日
第1章 翼竜は舞い降りた 赤根和樹
浅川美也
赤根和樹
田中孝行
田中孝行 前田清明、秋山由樹子
皆川一徳、辻繁人
- 2012年
8月4日
第2章 引き裂かれし翼竜 浅川美也
大野木寛
赤根和樹
安田賢司
日高政光
赤根和樹
鳥羽聰 皆川一徳、前田清明
波部崇、小暮昌広
小野早香
木村智 前田清明 2013年
9月14日

関連作品[編集]

ノベライズ版[編集]

角川コミックス・エースより刊行。著者は小太刀右京

  1. 2013年7月9日発売 ISBN 978-4041207758
  2. 2013年12月7日発売 ISBN 978-4041209394

BD / DVD[編集]

発売日 規格品番
BD初回版 BD通常版 DVD通常版
第1章 2013年1月29日 BCXA-0639 BCXA-0635 BCBA-4459

ドラマCD[編集]

第1章のBD初回限定版に封入特典として付属。

  • ドラマCD「パリ、第8区の午後」
第1章より少し前のパリ。レイラとアンナの語らいが描かれる。

コードギアス 亡国のアキト Sound Episode[編集]

コードギアス 亡国のアキト Sound Episode1
2013年9月11日発売。
  • 第1話 「レイラの個人面談」
脚本:浅川美也
司令となったレイラは責任感から部下たちと面談を行うが、なぜか空回りな展開になったあげく、ついにはアキトにすら面白がられる始末。
  • 第2話 「ヴァイスボルフ学園」
脚本:浅川美也
本編とは全く異なる世界の「ヴァイスボルフ学園」を舞台に、生徒会長レイラの取り巻き3人組であるリョウ、ユキヤ、アヤノが転校生のアキトを相手にあれやこれやの手を使って突っかかるが…。
  • 第3話 「見えない秋」
脚本:大野木寛
アキトがまだ敵性外国人のイレヴンであった少年時代。事故で目が見えないためにイレヴンとE.U.市民を区別しない少年フランシスとの一時の交流の話。

テレビ放送[編集]

第2章の上映を記念し、第1章を放送。『反逆のルルーシュ』『R2』に参画していた毎日放送が本作には参画していないこともあり、別系列局や独立局などでの放送となった。

放送地域 放送局 放送期間 放送日時 放送系列 備考
大阪府 テレビ大阪 2013年9月1日 日曜 25:40 - 26:40 テレビ東京系列
愛知県 テレビ愛知 日曜 27:10 - 28:10
香港 無綫電視 J2 2013年9月4日 - 9月11日 水曜 22:00 - 22:30 地上波放送 UTC+8
2回を分割放送
広東語&日本語放送
繁体字字幕あり
リピート放送あり
東京都 TOKYO MX 2013年9月7日 土曜 19:00 - 20:00 独立局
北海道 テレビ北海道 土曜 26:20 - 27:17 テレビ東京系列
日本全域 BS11 土曜 27:30 - 28:30 BS放送 ANIME+
神奈川県 tvk 2013年9月8日 日曜 26:30 - 27:30 独立局
福岡県 TVQ九州放送 日曜 27:00 - 28:00 テレビ東京系列

出典[編集]

  1. ^ 「2013年 日本映画・外国映画業界総決算」、『キネマ旬報(2月下旬決算特別号)』第1656号、キネマ旬報社2014年、 200頁。
  2. ^ 中居正広『ATARU』が『風立ちぬ』V9を阻止!【映画週末興行成績】シネマトゥデイ 2013年9月18日
  3. ^ a b c 『グレートメカニックDX.26』第26巻、双葉社、2013年9月、 単行本 ISBN 978-4-575-46476-4
  4. ^ アニメージュ』2012年9月号、徳間書店2012年8月10日、 89頁。
  5. ^ GEASSPROJECT (2013年1月26日). “【亡国のアキト】この作戦に参加した日本人少年兵たちの家族には…”. Twitter. 2013年6月24日閲覧。
  6. ^ GEASSPROJECT. “用語集”. コードギアス 亡国のアキト 公式サイト. 2013年6月24日閲覧。

外部リンク[編集]