ラ・セーヌの星

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ラ・セーヌの星
ジャンル 戦闘美少女ヒロイン
アニメ
原作 エムケイ(金子満
総監督 大隅正秋
監督 出崎哲(第1話〜第26話)
富野喜幸(第27話〜第39話)
キャラクターデザイン 杉野昭夫
音楽 菊池俊輔
アニメーション制作 ユニマックス・創映社
放送局 フジテレビ
放送期間 1975年4月4日 - 12月26日
話数 全39話
漫画
作者 森村あすか
出版社 KKベストブック社
掲載誌 小学館の学年別学習雑誌
レーベル ビッグバードコミックス
巻数 全3巻
その他 不定期掲載
テンプレート - ノート 
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ラ・セーヌの星』(ラ・セーヌのほし)は、1975年4月4日から同年12月26日までフジテレビ系で放送されたテレビアニメ。制作はフジテレビ/ユニマックス/創映社(現・サンライズ)。全39話。

概要[編集]

1789年に勃発したフランス革命の頃のパリを舞台とし、美少女剣士の活躍を描く。主人公はシテ島で花屋の娘として育った美しい少女・シモーヌで、変装して「ラ・セーヌの星」を名乗り、闘う。主人公はオペラ座の歌姫を母に持ち、ルイ16世の妃マリー・アントワネットの異母妹であるという設定である。

放送と同時にアニメを元にした漫画小学館の学年別学習雑誌に連載された。 連載はすずき真弓、藤原栄子らによるもので、学年別に作者が違った。単行本は唯一、森村あすか版がKKベストブック社より刊行された。この森村版の復刻版コミックが2013年から2014年にかけて復刊ドットコムより上下巻で発売される[1]

当時ポピー社の着せ替え人形、セイカの学習ノートなどキャラクター商品も発売された。

もともとは当時連載中だった人気漫画『ベルサイユのばら』のアニメ化企画だったがオリジナル企画になり、『ベルサイユのばら』に加えて、手塚治虫の『リボンの騎士』の要素の入った作品となった[2]金子満が設立したエムケイの初作品である[3]

基本的に全てフィクションであるが、モーツァルトモンゴルフィエ兄弟オルレアン公とその私邸パレ・ロワイヤル、ナポレオンなど実在の人物・建物が登場すること、革命前夜から「バスティーユ牢獄(以下、作中の表現に従いバスチーユと表記)の襲撃」「国王・王妃の処刑」に至るまでの情勢の流れや、数々の史実・歴史的事件を物語の基盤としており、放送当時話題を呼んだ。「ラ・セーヌ」は“La Seine”でセーヌ川のことである。

作品の特徴[編集]

同じくフランス革命をテーマにした『ベルサイユのばら』が、どちらかと言えば貴族の側から見た革命を中心に描いたのに対し、本作品では主に民衆の側から、終盤で王妃側に視点が転換され、両者の生活事情・心情が深く詳細にわたり描写されている。

シモーヌの幼友達ミランは貴族を憎み、階級差別のない世の中をつくるため反乱を起こそうとして囚われる。彼はシモーヌとロベールの助けを受け一度は新大陸13植民地)へ渡るが、帰国後革命の主導者となり、ラストシーンではさらなる激化・暗い時代の到来を予言する。弾圧を受ける民衆、立ち上がる革命家たちの象徴的存在だった。

全体的に荒唐無稽なフィクションでありながら、歴史への考察は深い。前・中盤では典型的な勧善懲悪時代劇ドラマに限りなく近い手法で革命前夜のフランスにおける国王の絶対的権力や、貴族と平民、宗教と科学、“保守派や官憲”(ザラールに代表される愚直なまでに王政への忠誠を尽くした警察隊ら)と“新しいものや自由を求め挑戦する若者たち”(科学者・芸術家など様々な姿で現される)の対立といった構図を平易に表現した。「悪者」は一目でそれとわかる姿で描かれ、容赦なく斬り捨てられ、子ども向けアニメとしてはショッキングなシーンが連続する。

終盤、権謀術数に長けた黒幕が現れ、また革命で貴族と民衆の力が逆転することにより価値観が覆る。王妃も単なるわがままから贅沢した訳ではなく、国民の平穏な生活を望み、子を持つ母親として心痛する姿が描かれる。その中でラ・セーヌの星と黒いチューリップは正義の味方と言うよりアンチヒーローと呼ぶに相応しい、常に弱者に救いの手を差し延べる存在であり続ける。

シモーヌは普段おとなしく控えめな少女で従順そのものな淑女然としているのに対し、一度ラ・セーヌの星の姿になると一変、相手を問わず凛として雄々しく毅然とした強い態度を貫く。重厚なドレスからでも瞬時に戦闘時の衣装へ(その逆もある)早変わりする。 なお、挿入歌「剣士のシャシャシャ」に手袋を投げるというくだりがあり。これは決闘開始の合図として手袋を投げるのに基いているが、ラ・セーヌの星は手袋を着けていない。 また、ラ・セーヌの星が乗る白馬は最初ロベールから与えられたが、その後どこから現れどこへ去っていくのかは謎である。名前はつけられていない。ちなみにシモーヌが手懐けていたふくろうはコロー、ロバはタンタンという名である。

細かい考証としては、シモーヌがド・フォルジュ公爵に見出された時の年齢が15歳を過ぎたばかりの頃、その時渡米したミランが帰国するのが3年後、それから約5年後の最終回までシモーヌは大人びた表情にはなるが容貌がほとんど変わらないのに対し、実の父フランツ1世(作中ではロートリンゲン公と称す)の没年から国王・王妃の処刑までの年数、また開始から数年(シモーヌが修道院で何年を過ごしたかも不明。第5話では3年間学ぶと説明を受けてはいる)のちの物語に登場するモンゴルフィエ兄弟による気球の公開実験、モーツァルト交響曲第31番「パリ」の作曲時期などと照らし合わせると大きな矛盾が生じる。第27話以降では各歴史的事件の詳しい年代・日付が明確に示され、フランス革命の流れに完全に沿った形になった。

最終回、マリー・アントワネットが獄中で誰に託すこともなく手紙を書き残し、その内容は明かされないが、書簡「マリー・アントワネット最後の手紙」は実在し、今日も保管されている。これはルイ16世の妹エリザベート王女に宛てられたものであるが、「愛する妹よ」という呼びかけから始まるその内容は、本作を最後まで見た者には驚くべき内容となっている。

ストーリー[編集]

前編(第1話 - 第13話)[編集]

花屋の看板娘であったシモーヌは、貴族ド・フォルジュ公爵の目にとまり、フェンシングの訓練を受け剣術を叩き込まれる。ある日、王妃マリー・アントワネットは、深い確執のあるカトリーヌ夫人に競り勝つために、シモーヌの両親(実は養父母)が営む花屋に入手手困難な幻の薔薇を大量に注文する。パリ中の花問屋の協力により無事に花は集まるが、屈辱を受けた夫人の配下にシモーヌの両親は命を奪われ、孤児となったシモーヌはパンテモン修道院に入る。

ある夜、幼馴染のミランが政治犯としてバスチーユへ送られそうになる。そのとき、ド・フォルジュ公爵の息子ロベール(実は「黒いチューリップ」を名乗るアベンジャー)は、シモーヌに深紅の仮面(ドミノ)・濃紺のベレー帽レオタード・赤い裏地の黒マント乗馬ブーツを与える。シモーヌはそれらを身に纏い、公爵から譲り受けた「正義の剣」を持ち、白馬を駆り「ラ・セーヌの星」として戦うことを決意する。公爵が不慮の死を遂げる直前に、シモーヌは自分の出生に重大な秘密がある事を告げられ、ド・フォルジュ家の養女となる。この秘密を知り、シモーヌの抹殺を計画、また金や権力のため利用することを企む者たちが現れる。ラ・セーヌの星は宮殿内にいる貴族の姉への思いを秘めながら、黒いチューリップと共に、パリで暗躍していた強盗賊やザラール隊長を筆頭とする横暴な治安警察と戦う。

シモーヌは修道院を卒業した日の夜、ロベールに伴われ、兄妹として初めてベルサイユ宮殿での舞踏会に出席する。この時国王の命を狙う者がいた。射撃の名手で昔ロベールの訴えによってベルサイユを追放されたならず者シャルル・ド・バイエが送り込まれており、仕掛け花火の騒ぎに紛れて国王を射殺しようとする。ロベールは直前に気づきこれを阻止するが、敵の罠に嵌り、国王暗殺未遂の罪を着せられ、公爵の称号を剥奪される。ラ・セーヌの星となったシモーヌはシャルルをパレ・ロワイヤルまで追い詰めるが、シャルルはその場で狙撃され絶命、真相は闇の中となる。ド・フォルジュ家の領地は没収され、シモーヌは元のシテ島に戻り、再び花屋として生きることになる。

中編(第14話 - 第26話)[編集]

花売り娘に戻ったシモーヌだが、離れ離れになった義兄ロベールを慕う想いは強くなる。国王・王妃は贅の限りを尽くし、その命令は絶対であり、逆らう者は容赦なく弾圧を受けた。圧政の下、民衆は貧窮に陥っていく。混乱に乗じて私腹を肥やそうとする者や、ノートルダム寺院を乗っ取ろうとする悪党までが現れるようになった。権力に屈することなく自由を求め熱気球の研究を続ける兄弟や音楽に情熱を傾ける若者、命懸けで家族を守ろうとする父親たちとの触れ合いを通じて、シモーヌはパリ市民の実情をより深く理解するようになる。奇怪な技を使う敵が次々に現れ戦いは続く。しかしラ・セーヌの星が絶体絶命のピンチに陥った時には、どこからともなく黒いチューリップが幾度も救いに現れた(第16話と第18話)。やがてシモーヌは黒いチューリップの正体がロベールであることを知る(第16話)。

時は過ぎ、国外追放されていたロベールが秘密裏にパリへ戻った。無実の罪、ド・フォルジュ家の汚名をすすぐため着々と準備を進めていたロベールは、やっと実行犯シャルルの従者ラルゴの手がかりをつかんだ。しかし屋敷に戻ったところでザラールに捕われ、バスチーユへ護送されそうになる。その寸前、シモーヌの働きでラルゴの身柄がベルサイユの衛兵の手に渡り、自白によってロベールへの疑いは晴れた。国王暗殺首謀者は国王の従兄弟オルレアン公であることも白日の下となる。だがそれはさらなる陰謀の始まりに過ぎなかった。事態は急転へと向かう。

後編(第27話 - 第39話)[編集]

ド・フォルジュ家は再興するが、貴族の影の部分を知ったシモーヌは花屋での生活を選ぶ。ベルサイユではオルレアン公の審理が行われる。実は、オルレアン公を陥れ、他の貴族を思いのままにしようと企んだ真の黒幕は、国王の側近く仕えるド・モラール侯だったが、最後の証人ギボンが殺害され、真実は明かされぬまま終わる。一方、パリ市民はさらなる重税に苦しみ、その怒りは王政への信頼を失わせ、警官隊や軍隊を相手に暴動を起こすまでになっていた。折しもその頃、アメリカで人民による議会政治を学んだミランが帰国する。ザラールは、反抗分子として一度は捕らえたミランが不穏な市民を主導することを危惧し、抹殺しようとするが、またもラ・セーヌの星に阻止される。やがて三部会議会が召集され、ミランはド・モラールが送り込んだ対立候補を破り、市民の代表として出席するが、貴族と僧侶が市民代表を無視したため国王に抗議を唱え逮捕、バスチーユに投獄される。人々の怒りは爆発し、遂に武器をとり市民軍として監獄へ押しかける。ラ・セーヌの星の決死の救出もありバスチーユは陥落、とうとう革命が始まる。

一方ザラールは、ラ・セーヌの星と対決を重ねるうち、その正体がシモーヌであるとの確信を深め、ド・モラールと結託し、ミラン暗殺計画を漏らすことでラ・セーヌの星をおびき出す。だがド・モラールの真の目的は、ロベールがラ・セーヌの星と通じているのを確かめ、反逆の罪を着せ捕らえる事だった。真摯なロベールに篤く信頼を寄せていたマリー・アントワネットは、その真意を知りたい一心で、自ら危険を冒して牢獄へ潜入し、彼を救出する。ついに、王妃の間においてラ・セーヌの星=シモーヌはロートリンゲン公の娘・マリーの異母妹であることが明かされる。真実を知ったシモーヌは国民の敵と憎む王妃が姉という事実を受け入れ難く感じるが、マリーの孤独を知り、彼女を守れるのは自分だけだと覚悟を決める。

ド・モラールはスイス兵を擁して暴動の鎮圧と王一族の逃亡を計画するが、それは国民の怒りを増幅させるだけだった。ラ・セーヌの星は保身のため王家を利用したド・モラール、最後まで眼前に立ちはだかったザラールの両者との決着をつけるが、フェルゼン公によって国王一家の亡命は実行されてしまう(ヴァレンヌ事件)。ミランもシモーヌの出生の秘密を知って心を痛めるが、もはや指導者一人の意思では抑えられぬまでに革命の勢いは増していた。死刑が決まった国王と王妃はラ・セーヌの星の救出を拒み、最後まで誇りを捨てず断頭台に立つ。シモーヌとロベールは王の遺児マリー・テレーズルイ・シャルルを救い出し、新しい親子としてパリを去り、何処かへと旅立った。

登場人物[編集]

シモーヌ / ラ・セーヌの星
- 二木てるみ
マリー・アントワネットの異母妹であり、シテ島で花屋の娘として育った美しい少女。赤い仮面とマントを着けて変装し、「ラ・セーヌの星」と名乗って剣をふるい、横暴な貴族と闘う。
ロベール / 黒いチューリップ
声 - 広川太一郎
ダントン
声 - 野沢雅子
革命家のダントンとは別人。元サーカス団の少年で、全編を通して常にシモーヌの側にあった唯一の存在。
ザラール
声 - 小林清志
警備隊長としてラ・セーヌの星とたびたび対決する。
ド・フォルジュ公爵
声 - 寺島幹夫
ブリエル
声 - 藤城裕士
ド・フォルジュ家の従者。
ロートリンゲン公
声 - 宮内幸平
ハンス・カウニッツ
声 - 雨森雅司
ロートリンゲン公、ド・フォルジュの旧友だったが裏切る。
ミシェル
声 - 麻上洋子
修道院の寮友、一度だけラ・セーヌの星の身代わりになる。
クロジェール伯爵
声 - 細井重之
カトリーヌ夫人
声 - 小原乃梨子
かつてのルイ16世の妃候補。
ギボン
声 - 辻村真人(第13回でオルレアン公に扮した時の声は永井一郎
オルレアン公
声 - 池水通洋
ミラン
声 - 富山敬
シモーヌの友人。第1話でバスチーユ監獄に送られる。
シュロ
声 - はせさん治
パパ(養父ポール・ロラン)
声 - 北村弘一
ママ(養母リリアン・ロラン)
声 - 坪井章子
マリー・アントワネット
声 - 武藤礼子
ルイ16世
声 - 阪脩
ルイ・シャルル
声 - 松金よね子
マリー・テレーズ
声 - 小宮和枝
ド・モラール侯
声 - 八奈見乗児(第23回では藤城裕士)
ナレーター:広川太一郎

スタッフ[編集]

  • 企画 - ユニマックス
  • 原作 - エムケイ(金子満
  • チーフディレクター - 大隅正秋(第1話 - 第26話)
  • ディレクター補佐 - 出崎哲(第1話 - 第26話)
  • 総監督 - 大隈正秋(第27話 - 第39話)
  • 監督 - 富野喜幸(第27話 - 第39話)
  • キャラクターデザイン - 杉野昭夫
  • 音楽 - 菊池俊輔
  • 編集 - 鶴渕友彰
  • プロデューサー - 別所孝治、中村亮介、久保田栄一、岩崎正美
  • 制作主任 - 小森徹

主題歌[編集]

オープニングテーマ - 『ラ・セーヌの星』
作詞 - 保富康午 / 作曲・編曲 - 菊池俊輔 / 歌 - アレーヌ(第1話・第2話のみ堀江美都子)、コロムビアゆりかご会
エンディングテーマ - 『私はシモーヌ』
作詞 - 保富康午 / 作曲・編曲 - 菊池俊輔 / 歌 - アレーヌ(第1話・第2話のみ堀江美都子)、コロムビアゆりかご会

オープニングは断頭台に立つ王妃と群がる民衆の画にナレーションが重なり「マリーを殺せ!」という叫びの後、燃えあがる炎とともにタイトルとラ・セーヌの星が現れ、アレーヌが「エトワール・ラ・セーヌ」とフランス語でコールする(第1・2話は除く)という当時としては衝撃的なものである。

フランスを舞台にしているアニメであり、日本コロムビアの木村英俊の発案で歌もフランス人の女性歌手アレーヌが担当した。駐日フランス大使館とフランス観光協会の協力により、フランスのパリでオーディションが実施。8人の応募者の中からアレーヌが選ばれ、3日間の日本語の特訓を経て、現地で録音された。放送開始1ヶ月後にアレーヌは来日して、関東中心に6ヶ所でイベントが開催された[4]

堀江美都子は、適切なフランス人歌手が見つからなかった場合に備えた存在だった[5]。堀江の歌がオープニングテーマ・エンディングテーマとして、第1話・第2話のみに使用された。この堀江バージョンは当時は朝日ソノラマから発売され、後年コロムビア「堀江美都子 歌のあゆみ2」に収録された。現在の放送では、オープニングテーマのみアレーヌヴァージョンに差し替えて放送されている。

LPレコード[編集]

日本コロムビアより1975年6月に発売された。全作曲・編曲は菊池俊輔が担当。

収録曲
A面
  1. ラ・セーヌの星(作詞:保富康午、歌:アレーヌ・コロムビアゆりかご会)
  2. パリの花売り娘(作詞:保富康午、歌:アレーヌ・コロムビアゆりかご会)
  3. 剣士のシャシャシャ(作詞:中村忍、歌:堀江美都子)
  4. 泣くなシモーヌ(作詞:紫座るぶる、歌:堀江美都子)
  5. 進めパリのために(作詞:中村忍、歌:堀江美都子・こおろぎ'73・コロムビアゆりかご会)
B面
  1. 私はシモーヌ(作詞:保富康午、歌:アレーヌ・コロムビアゆりかご会)
  2. 愛のテーマ(作詞:中村忍、歌:堀江美都子)
  3. 黒いチューリップ(作詞:保富康午、歌:水木一郎
  4. ダントンマーチ(作詞:中村忍、歌:コロムビアゆりかご会)
  5. マリー・アントワネット(作詞:紫座るぶる、歌:堀江美都子)

後年(昭和50年代)ドラマ編というLPレコードが発売された。

音楽CD[編集]

収録曲目は1975年に発売されたLPレコードと同一。デジタル・リマスタリング5,000枚完全生産限定盤。

ANIMEX 1300 Song Collection No.2:ラ・セーヌの星」(オリジナルネーム「L'etoile de la Seine (Animex Series Limited Release)」)
コロムビアミュージックエンタテインメント 2005年4月27日発売

各話リスト[編集]

放送日 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督
1 1975年
4月4日
風の中の少女 吉野次郎 出崎哲 進藤満尾
2 4月11日 ベルサイユへの道 木谷梨男 奥田誠治 出崎哲
3 4月18日 謎のフェンシング 吉川惣司 林政行 進藤満尾
坂口尚二
4 4月25日 サン・ファの黒バラ 柳川創造
小田経堂
奥田誠治 出崎哲 進藤満尾
5 5月2日 ラ・セーヌの星誕生 柳川創造 矢沢則夫 進藤満尾
坂口尚二
6 5月9日 さようならミラン 木谷梨男 林政行 進藤満尾
7 5月16日 シモーヌの秘密 吉川惣司 奥田誠治 出崎哲 進藤満尾
坂口尚二
8 5月23日 ベルサイユの美女 松岡清治 進藤満尾
9 5月30日 哀しくて美しい友 馬嶋満 福村公 進藤満尾
坂口尚二
10 6月6日 クロジェールの黒い罠 林政行 進藤満尾
11 6月13日 オルゴールの秘密 硲健 奥田誠治 出崎哲 坂口尚二
12 6月20日 消え去ったメロディ 馬嶋満 進藤満尾
13 6月27日 ベルサイユの舞踏会 吉川惣司 進藤満尾
坂口尚二
14 7月4日 十字架の愛にかけた剣 馬嶋満 林政行 進藤満尾
15 7月11日 飛べよ気球パリの空へ 吉川惣司 奥田誠治 出崎哲 坂口尚二
16 7月18日 花祭りの聖少女 馬嶋満 福村公 進藤満尾
17 7月25日 消えたパンの秘密 林政行 坂口尚二
18 8月1日 アルプスの老騎士 硲健 奥田誠治 出崎哲 進藤満尾
19 8月8日 愛のシンフォニー《パリ》 吉川惣司 林政行 坂口尚二
20 8月15日 愛のパリ交響曲《第2楽章》 進藤満尾
21 8月22日 国境に燃えたサファーデ 硲健 奥田誠治 出崎哲 坂口尚二
22 8月29日 生命ある限り 馬嶋満 新村広 進藤満尾
23 9月5日 天使の黒い矢 吉川惣司 飛鳥勲 坂口尚二
24 9月12日 落ちた仮面 硲健 林政行 進藤満尾
25 9月19日 コルシカの赤い花 馬嶋満 新村広 出崎哲 坂口尚二
26 9月26日 帰って来たロベール 吉川惣司 奥田誠治 進藤満尾
27 10月3日 二人のオルレアン 林政行 坂口尚二
28 10月10日 懐しのミラン 出崎哲 研次郎 進藤満尾
29 10月17日 自由へのたたかい 馬嶋満 奥田誠治 寺田和男 坂口尚二
30 10月24日 議会への挑戦 飛鳥勲 研次郎 進藤満尾
31 10月31日 燃えるバスチーユ 吉川惣司 出崎哲 寺田和男 坂口尚二
32 11月7日 予期せぬ罠 阿佐みなみ 研次郎 進藤満尾
33 11月14日 王妃マリーの孤独 寺田和男 坂口尚二
34 11月21日 嵐の中の真実 出崎哲 進藤満尾
35 11月28日 ベルサイユの危機 馬嶋満 研次郎 坂口尚二
36 12月5日 運命の信任状 奥田誠治 寺田和男 進藤満尾
37 12月12日 明日なき逃亡 吉川惣司 出崎哲 坂口尚二
38 12月19日 愛と誇り 奥田誠治 研次郎 進藤満尾
39 12月26日 さらばパリ 阿佐みなみ 寺田和男 坂口尚二

映像媒体[編集]

1996年に第1回と最終回のみを収録したビデオソフトが発売された。

2012年10月24日メディアファクトリーより全話をDVD-BOX化し、上・下巻2ボックス(上巻:ZMSZ-8151、下巻:ZMSZ-8152、各巻4枚組)を同時に発売されている[6]。日本国内では初の全話映像ソフト化となる(海外では2007年にイタリアでDVD-BOXが発売されている)。

過去、Yahoo! 動画(現・GyaO!ストア)において有料オンライン配信された事があった。

スポンサー[編集]

本作は伊勢丹の一社提供番組であり、本放送ではオープニングの途中に伊勢丹のロゴが表示された[7]

なお、もともとこの時間帯はローカルセールス枠であり、関西地区の系列局である関西テレビではこの時間、コメディNo1他吉本興業所属芸人による自社制作バラエティスタジオ番組「爆笑寄席」~「爆笑家族」が放映されていたことに加え、親会社・阪急電鉄宝塚歌劇団が直前に同趣旨の『ベルサイユのばら』を上演していたためか、『ラ・セーヌの星』の同時ネットはなかった。関西での初放映はしばらくたってから独立UHF局(KBS京都サンテレビ)で行われ、その後、1980年代に読売テレビ日本テレビ系)で再放送されている。ちなみに、伊勢丹の店舗は関西では1997年に完成した京都駅ビルに伊勢丹とJR西日本との共同出資会社であるジェイアール西日本伊勢丹により『ジェイアール京都伊勢丹』が出店するまで存在しなかった。但し、関西テレビと同系(阪急東宝グループ)の阪急百貨店阪神百貨店との経営統合まで伊勢丹と業務提携関係にあった。

東海地方の系列局である東海テレビ丸栄が筆頭スポンサーでローカルクイズ番組が放映されたため、『ラ・セーヌの星』の同時ネットはなかった。東海での初放映はしばらくたってからテレビ愛知テレビ東京系)で放送されている。ちなみに、東海地方では三越伊勢丹ホールディングス(東海地方では三越名古屋栄本店、星が丘店の2店舗、いずれも旧・オリエンタル中村百貨店)が設立、名鉄百貨店が業務提携するまで存在していなかった。

開始当時系列局だった広島テレビも、当時は日本テレビ系とのクロスネットだったため、金曜19時00分台は『サザエさん』を遅れネットしていた関係上、ネットされていなかった。また、放送期間中にテレビ新広島が開局しているが、同局では本放送終了後に再放送枠で放送された。

福岡県基幹局でもあるテレビ西日本では、1975年10月から、半年遅れで開始された。

1989年にはテレビ東京系列で再放送され、最終回を7月14日(フランス革命からちょうど200年目)にあわせて放映されている。なお当時のテレビ東京の他局番組の再放送は、オープニングの制作クレジットはブルーバックに制作会社をテロップしていたが、本作はオープニングの後半が端折られて放送された。

脚注[編集]

  1. ^ 富野由悠季監督「ラ・セーヌの星」コミカライズ版が復刻 - コミックナタリー、2013年10月22日。
  2. ^ アニメージュ編集部編『TVアニメ25年史』徳間書店、1988年、p.57
  3. ^ 木村英俊『THEアニメ・ソング―ヒットはこうして作られた』角川書店、1999年、p.108
  4. ^ 木村英俊『THEアニメ・ソング―ヒットはこうして作られた』角川書店、1999年、pp.108-111
  5. ^ 木村英俊『THEアニメ・ソング―ヒットはこうして作られた』角川書店、1999年、pp.108-109
  6. ^ 富野由悠季監督の初期監督作品「ラ・セーヌの星」が初DVD化”. animeanime. アニメ!アニメ! (2012年7月18日16:21). 2012年9月13日07:45閲覧。
  7. ^ 『別冊宝島293 このアニメがすごい』宝島社、1997年、p.189
フジテレビ 金曜19時台前半枠
前番組 番組名 次番組
電人ザボーガー
※1975年1月以降は再放送、
日曜11:00へ移動
ラ・セーヌの星